JP2002207945A - カードシステムおよび釣り銭支払い方法 - Google Patents

カードシステムおよび釣り銭支払い方法

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JP2002207945A
JP2002207945A JP2001002228A JP2001002228A JP2002207945A JP 2002207945 A JP2002207945 A JP 2002207945A JP 2001002228 A JP2001002228 A JP 2001002228A JP 2001002228 A JP2001002228 A JP 2001002228A JP 2002207945 A JP2002207945 A JP 2002207945A
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Naruhiro Fujii
考洋 藤井
Sadao Fukaya
貞夫 深谷
Ichiro Tsutsuyama
一郎 筒山
Ken Ito
謙 伊藤
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Hitachi Ltd
Hitachi Systems and Services Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Systems and Services Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】物品購入時に発生する釣り銭のうち、特に現物
の釣り銭硬貨を発生させず、釣銭をカードに記録して次
回の物品購入時に充当するか、物品の購入なしで現金だ
けの支払い要求ができ、かつカードに印刷もでするよう
にする。 【解決手段】物品購入時に発生する釣り銭のうち、未払
いの釣り銭金額の累計を釣銭専用カードまたは釣銭/ポ
イント・共用カードに累計未払い釣銭額として記録し、
次回物品購入時に顧客より累計未払い釣銭額の全額、ま
たは一部分を購入代金に充当する要求があった場合は、
当該要求金額を支払うと同時に、釣銭専用カードまたは
釣銭/ポイント・共用カードに記録してある累計未払い
釣銭額から当該要求金額を減算するようにする。701
はプレ印刷領域、702は印字記録領域である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品購入時の割引
を提供するポイントカードシステムに関し、特に物品購
入時に発生する釣り銭の支払いを前記ポイントカードシ
ステムを利用して支払うカードシステムおよび釣り銭支
払い方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、顧客に物品価格の一定比率の割り
引きを提供するポイントカードシステムは、特開平06-2
66970号公報および特開平09-044732号公報に示されるよ
うに、売上高の規定割合をポイント数で表示して累計ポ
イント数をカードに記録および印字しておき、規定のポ
イント数に達したとき、商品券、割引券あるいは金券を
顧客に提供するとともに、提供したポイント数をカード
の累計から減算するシステムであった。しかし、上記の
システムでは、物品購入時に発生する釣り銭の支払い方
法については全く配慮されていなかった。したがって、
買い物をした場合、物品には必ず一定の消費税が課せら
れるため、殆どのケースで1円硬貨までの釣り銭が発生
する。数件の店で買い物をすると財布やポケットに入り
切れない程の硬貨が発生すると同時に、硬貨は紙幣に比
べて比量が高く、持ち運びに重くて大変困った問題とい
える。
【0003】一方、カードを使用した釣り銭の支払い方
法については、例えば特開平05-143836号公報に記載さ
れたカードを使用した釣り銭の支払い方法及びサービス
システムの提案がある。これによれば、カードを使用し
た釣り銭の支払い額をポイント数に変換して、従来の割
引ポイントに加算し、累計ポイントとしてカードに記録
するシステムである。上記システムの特徴は、(a)釣り
銭の支払い額をポイント数に変換して、売上げ総計のポ
イント数に加算してカードに記録すること、(b)残存ポ
イント数(合計ポイント数)を磁気記録するとともに、感
熱加工またはドットプリント等の印字手段により、合計
ポイント数を印字すること、である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、釣り銭の
支払い額をポイント数に変換して、ポイントカードの残
数に加算するシステムは提案されているが、それでも下
記のような問題がある。 (イ)顧客によっては、釣り銭の支払いを全部カード化せ
ずに、一部は現金で受け取り度いという要望も多いこ
と、(ロ)ポイント数が一定値に到達した時点で初めて商
品券、割引券あるいは金券に交換して顧客に渡すので
は、顧客が必要な時に受け取ることができず、不要なと
きに受け取ることも多いこと、(ハ)商品券,割引券ある
いは金券では、使用方法が限定されており、デパートで
しか使用できなかったり、取扱っていない商店があった
りすること、(ニ)従来のシステムでは、カードには磁
気記録を行い、別に印字手段でポイント数を印字してい
るので、印字用紙をなくしたり、カードだけしか見れな
い状態のときには、現在のポイント数の確認が不可能な
こと、等である。
【0005】本発明の目的は、上記従来の問題点をなく
し、物品購入時に発生する釣り銭のうち、特に現物の釣
り銭硬貨を発生させないようでき、顧客の希望により全
額ないし一部分を未払い釣り銭としてカードに記録で
き、カードに印字もでき、またいつでもカードのポイン
トを物品購入代金として使用できる便利なカードシステ
ムおよび釣り銭支払い方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のカードシステムは、従来のポイントカー
ドシステムで使用する顧客カードに、物品購入時に発生
する釣り銭のうち、未払いの釣り銭金額の累計を記憶す
ることを特徴としている。また、未払い釣り銭金額の
累計を記憶する手段として、電子的記録等の不可視記
録、及び/またはカード自体への印字等の可視記録を行
うことを特徴としている。
【0007】本発明の釣り銭支払い方法は、未払い釣
り銭金額の累計から、物品購入時に代金として充当した
金額を減算するとともに、物品購入時に発生する釣り銭
のうち、未払いの釣り銭金額を規定の数値で除して得た
ポイント数を顧客カードのポイントに順次累計すること
を特徴としている。顧客より現金での支払い要請があ
った場合は、全額または一部を前記未払い釣り銭金額の
累計から減算し、現金で支払い、前記顧客よりさらに現
金での支払い要請があった場合は、ポイント数に相当す
る現金の全額、または一部の金額を、現金で支払い、当
該ポイント数を前記累計ボント数から減算するようにし
たことを特徴としている。累計未払釣銭の全額と全累
計ポイント数を物品購入代金に充当する場合には、累計
未払釣銭の全額と全累計ポイント数を現金に換算した金
額の合計から物品購入代金を減算した残額のうち、釣り
銭を現金で支払った残りの未払い釣銭金額を前記顧客カ
ードに記録し、かつ物品購入代金から代金に充当した全
累計ポイントの換算金額を差し引いた残額を規定の数値
で除して得たポイント数を累計ポイント数に加算し、加
算結果を顧客カードに記録することを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す
カード端末装置の制御ブロック図である。図1におい
て、図中100はカード端末装置、101はインターネ
ットに接続するための通信回線、102はトランスミッ
タ/レシーバ、103はカード端末装置100の中枢を
コントロールする制御部、104はカードの磁気記録媒
体に対して読取、書込みを行うカード・読取/書込部、
105はカードの読取/書込みを行うためのカード出入
口、106はカード自体に各種データを印字するカード
印字部、107は主記憶装置部、108はカード端末装
置から各種データを入力するためのキーボード部、10
9はカード端末装置の各種アプリケーションやデータベ
ースを格納する補助記憶装置部、110はカード端末装
置全体に電源を供給する電源部である。
【0009】本カード端末装置の特徴は、顧客カード
に、物品購入時に発生する釣り銭のうち、未払いの釣り
銭金額の累計を記憶するカード読取/書込部104と、
未払い釣り銭金額の累計を記憶する手段として、カード
自体への印字等の可視記録を行うカード印字部106
と、未払い釣り銭金額の累計から、物品購入時に代金と
して充当した金額を減算するとともに、物品購入時に発
生する釣り銭のうち、未払いの釣り銭金額を規定の数値
で除して得たポイント数を顧客カードのポイントに順次
累計する機能を備えた制御部103とを有することであ
る。
【0010】図2は、本発明で使用されるカードの外観
構造図である。図2において、200はカード、201
はカード自体に各種データを印字するためのカード印字
エリア、202はカードに各種情報を記録するためのカ
ード磁気記録媒体である。このように、本発明で使用さ
れるカードは、印字エリアと磁気記録エリアとが同一カ
ード上に設けられている点に特徴がある。
【0011】(第1の実施例)図3は、本発明の第1の
実施例を示すもので、図2における釣銭専用カードの磁
気記録フォーマット図である。本発明では、第1の実施
例として釣り銭だけを扱う釣り銭専用カードの取扱い方
法を説明し、第2の実施例として釣り銭とポイントの共
用カードの取扱い方法を説明する。図3において、30
0は釣銭専用カード記録フォーマット、301はカード
発行店の店番情報、302はカード発行年月日情報、3
03は顧客識別コード情報、304は最終取引年月日情
報、305は累計未払釣銭額情報である。
【0012】図4は、図2における釣銭専用カード自体
に印字するための印字記録フォーマット図である。図4
において、401は予め印字してある領域であるプレ印
刷エリア、402はカード印字エリアを示す。カード印
字エリアには、取引月日と釣り銭の繰り入れ、支払いの
記録が示されている。なお、Aは、釣り銭を購入代金に
充当、または現金支払に充当したことを示している。
【0013】図5および図6は、本発明の第1の実施例
を示す釣銭専用カードシステムにおける処理フローチャ
ートである。図5、図6において、501は取引発生・
検出処理ブロック、502はカード有無・検出処理ブロ
ック、503はカードデータ読取完了・判定処理ブロッ
ク、504は使用する各種カウンタやフラグをリセット
(初期化)した後、カードから読取った累計未払釣銭額
情報を累釣カウンタ(釣り銭累計カウンタの略)の支払
いへセットするカードデータ表示処理ブロック、505
は物品の購入取引が発生したか否かを検出する物品の購
入取引発生・検出処理ブロック、506は累計未払釣銭
額の一部、あるいは全額を物品購入代金に充当する顧客
要求が発生したか否かを検出する累計未払釣銭の購入代
金への充当要求発生・検出処理ブロック、507は未払
釣銭を使用することを示すAフラグをオンにし、かつ累
釣カウンタから充当金額を差引き更新処理を行う累釣カ
ウンタ更新処理ブロック、508は顧客からのお預り金
額と充当金額を加算して顧客側の現金を算出する現金合
計処理ブロック、509は充当要求が無かった場合にお
預り金額を金額カウンタへセットする充当要求無し時の
累釣カウンタ更新処理ブロックである。
【0014】510は金額カウンタから物品価格を差引
いて釣銭カウンタにセットする釣銭算出処理ブロック、
511は前記510で算出した釣銭額から実際に顧客に
支払った金額を差引いて残った金額、即ち未払釣銭が発
生したか否かを検出する当該取引での未払釣銭発生・検
出処理ブロック、512は釣銭カウンタの内容から実際
に手払いした金額を差引いた金額、即ち未払釣銭を釣銭
カウンタにセットし、かつ累釣カウンタへ加算する釣銭
カウンタ/累釣カウンタ更新処理ブロック、513は未
払釣銭が発生しなかった場合に釣銭カウンタをクリア
(ゼロをセット)する釣銭カウンタクリア処理ブロック、
514は累計未払釣銭額の一部、または全額を現金で支
払う顧客要求が発生したか否かを検出する累計未払釣銭
の現金払への充当要求発生・検出処理ブロックである。
【0015】515は未払釣銭を使用することを示すA
フラグをオンにし、かつ累釣カウンタと釣銭カウンタか
らそれぞれ支払い金額を差引き更新処理を行う累釣カウ
ンタ更新処理ブロック、516はカードの磁気記録媒体
に保持している情報のうち、最終取引年月日に本日日付
を、累計未払釣銭額情報には累釣カウンタの内容を更新
するカードデータ更新処理ブロック、517は「取引/
月日」欄に本日日付を、「釣」欄に釣カウンタの内容
を、「累釣」欄には累釣カウンタの内容を印字するカー
ド印字処理ブロック、518は物品の購入取引が無い場
合、累計未払釣銭額の一部、または全額を現金で支払う
顧客要求が発生したか否かを検出する累計未払釣銭の現
金払への充当要求発生・検出処理ブロック、519は未
払釣銭を使用することを示すAフラグをオンにし、累釣
カウンタから要求金額を差引き、かつ要求金額にマイナ
ス符号を付けて釣銭カウンタにセットする釣銭カウンタ
/累釣カウンタ更新処理ブロック(購入しないで、現金
払いのみを要求した場合)、520はカードを使用しな
い取引のため、釣銭を算出して全額現金で支払う釣銭算
出処理ブロックである。このように、顧客は、カードが
ない場合には商品を購入した際に釣り銭を全額受け取る
ことになるが、カードがあれば、商品を購入しなくて
も、カードに蓄積されている釣り銭累計から現金払いだ
けを要求することができる。
【0016】(第2の実施例)図7は、本発明の第2の
実施例を示すもので、釣銭とポイントの両方を扱える釣
銭/ポイント・共用カードの記録フォーマット図であ
る。図7において、600は釣銭/ポイント・共用カー
ドの記録フォーマット、601はカード発行店の店番情
報、602はカード発行年月日情報、603は顧客識別
コード情報、604は最終取引年月日情報、605は累
計未払釣銭額情報、606は累計ポイント数情報を示
す。図7では、累計未払釣銭額情報605と累計ポイン
ト数情報606とが別枠で記録されている。それぞれは
独立して現金に換算することができる。
【0017】図8は、第2の実施例を示す釣銭/ポイン
ト・共用カードの印字フォーマット図である。図8にお
いて、701はプレ印刷エリア、702はカード印字エ
リアを示す。Aは、累計未払釣銭を購入代金に充当、ま
たは現金支払いに充当したことを示し、Bは累計ポイン
ト数を購入代金に充当、または現金支払いに充当したこ
とを示している。上記から明らかなように、累計未払釣
銭額と累計ポイント数のいつれからでも、あるいは両方
からでも、現金に換算して顧客に支払うことができる。
【0018】図9、図10および図11は、本発明の第
2の実施例を示す釣銭/ポイント・共用カードシステム
における処理フローチャートである。図9,図10,図
11において、801は取引発生・検出処理ブロック、
802はカード有無・検出処理ブロック、803はカー
ドデータ読取完了・判定処理ブロック、804は使用す
る各種カウンタやフラグをリセットした後、カードから
読取った累計未払釣銭額情報を累釣カウンタへセット、
および累計ポイント数情報を累点カウンタへセットする
カードデータ表示処理ブロック、805は物品の購入取
引が発生したか否かを検出する物品の購入取引発生・検
出処理ブロック、806は累計未払釣銭額の一部、ある
いは全額を物品購入代金に充当する顧客要求が発生した
か否かを検出する累計未払釣銭の購入代金への充当要求
発生・検出処理ブロック、807は未払釣銭を使用する
ことを示すAフラグをオンにし、かつ累釣カウンタから
充当金額を差引き更新処理を行う累釣カウンタ更新処理
ブロック、808は顧客からのお預金額と充当金額を加
算して顧客側の現金を算出する現金合計処理ブロックで
ある。
【0019】809は充当要求が無かった場合に、お預
り金額を金額カウンタへセットする充当要求無し時の累
釣カウンタ更新処理ブロック、810は金額カウンタか
ら物品価格を差引いて釣銭カウンタにセットする釣銭算
出処理ブロック、811は前記810で算出した釣銭額か
ら実際に顧客に支払った金額を差引いて残った金額、即
ち未払釣銭が発生したか否かを検出する当該取引での未
払釣銭発生・検出処理ブロック、812は釣銭カウンタ
の内容から実際に支払った金額を差引いた金額、即ち未
払釣銭を釣銭カウンタにセットし、かつ累釣カウンタへ
加算する釣銭カウンタ/累釣カウンタ更新処理ブロッ
ク、813は未払釣銭が発生しなかった場合に釣銭カウ
ンタをクリア(ゼロをセット)する釣銭カウンタクリア処
理ブロック、814は累計未払釣銭額の一部、または全
額を現金で支払う顧客要求が発生したか否かを検出する
累計未払釣銭の現金払への充当要求発生・検出処理ブロ
ック、815は未払釣銭を使用することを示すAフラグ
をオンにし、かつ累釣カウンタと釣銭カウンタからそれ
ぞれ支払い金額を差引き更新処理を行う釣銭カウンタ/
累釣カウンタ更新処理ブロックである。
【0020】816は累計ポイント数を物品購入代金に
充当する顧客要求が発生したか否かを検出する累計ポイ
ント数の購入代金への充当要求発生・検出処理ブロッ
ク、817は累計ポイントを使用することを示すBフラ
グをオンにし、かつ使用ポイント数を点カウンタ(点=
(売価×20%)÷10)にセットし、累点カウンタか
ら使用ポイント数を差引き更新処理を行う点カウンタ/
累点カウンタ更新処理ブロック、818は使用ポイント
数に相当する金額を算出して釣銭カウンタに加算するポ
イント相当額算出処理/釣銭カウンタ更新処理ブロッ
ク、819は当該取引におけるポイント数算定のため実
質売上金を算出する実質売上金算出処理ブロック、82
0は実質売上金からポイント数を算出し、累点カウンタ
へ加算し更新するポイント数算出処理/累点カウンタ更
新処理ブロックである。
【0021】821はポイント数の充当要求が無い場合
の物品価格に対するポイント数を算出する充当要求無し
時のポイント数算出処理ブロック、822はポイント数
の充当要求が無い場合、算出ポイントを点カウンタにセ
ットし、累点カウンタへ加算し更新する充当要求無し時
の点カウンタ/累点カウンタ更新処理ブロック、823
は累計ポイント数の一部、または全部を現金で支払う顧
客要求が発生したか否かを検出する累計ポイント数の現
金払への充当要求発生・検出処理ブロック、824は累
計ポイントを使用することを示すBフラグをオンにし、
かつ使用ポイント数を点カウンタおよび累点カウンタか
ら差引き更新処理を行う点カウンタ/累点カウンタ更新
処理ブロック、825は使用ポイント数相当の金額を算
出してディスプレイ表示するポイント相当額算出処理ブ
ロック、826は累計未払釣銭額の一部、または全額を
現金で支払う顧客要求が発生したか否かを検出する累計
未払釣銭の現金払への充当要求発生・検出処理ブロック
(購入取引無し時)、827は未払釣銭を使用することを
示すAフラグをオンにし、かつ要求金額をそれぞれ、累
釣カウンタからは減算し、釣銭カウンタへは加算する釣
銭カウンタ/累釣カウンタ更新処理ブロック(購入取引
無し時)、828は累計ポイント数の一部、または全部
を現金で支払う顧客要求が発生したか否かを検出する累
計ポイント数の現金払への充当要求発生・検出処理ブロ
ック(購入取引無し時)である。
【0022】829は累計ポイントを使用することを示
すBフラグをオンにし、使用ポイント数にマイナス符号
を付けてそれぞれ、点カウンタと累点カウンタに加算
し、更新処理を行う点カウンタ/累点カウンタ更新処理
ブロック(購入取引無し時)、830は使用ポイント数相
当の金額を算出してディスプレイ表示するポイント相当
額算出処理ブロック(購入取引無し時)、831はカード
の磁気記録媒体に保持している情報のうち、最終取引年
月日に本日日付を、累計未払釣銭額情報には累釣カウン
タの内容を、累計ポイント数情報には累点カウンタの内
容を更新するカードデータ更新処理ブロック、832は
「取引/月日」欄に本日日付を、「釣」欄に釣カウンタ
の内容を、「累釣」欄には累釣カウンタの内容を、
「点」欄には点カウンタの内容を、「累点」欄には累点
カウンタの内容を印字するカード印字処理ブロック、8
33はカードを使用しない取引のため、釣銭を算出して
全額現金で支払う釣銭算出処理ブロックを示す。
【0023】図12は、釣銭/ポイント・共用カードシ
ステムにおけるカード取引例を示す図であって、図8の
カード印字例の詳細内容に対応するものである。例え
ば、10月15日の例では、A,Bの両フラグがオンで
あり、12,380円の商品を購入して、現金5,00
0円と累計未払釣銭の全額2,760円と全累計ポイン
ト数を現金に換算した値7,390円の合計値15,1
50円から商品の代価を差し引いた残り額は2,770
円となる。このうち、顧客の要求により、2,000円
を現金支払いに当て、770円を未払いとしてカードへ
記録した。また、実質売上金に対するポイント数は、1
2,380円−7,390円=4,990円をポイント
数に換算すると、4,990×0.2÷10=100と
なり、累点100が記録された。
【0024】図13、図14および図15は、本発明の
一実施例を示す釣銭/ポイント・共用カードシステムに
おける釣銭のポイント数変換処理フローチャートであ
る。図13において、1は取引発生・検出処理ブロッ
ク、2はカード有無・検出処理ブロック、3はカードデ
ータ読取完了・判定処理ブロック、4は使用する各種カ
ウンタやフラグをリセットした後、カードから読取った
累計ポイント数情報を累点カウンタへセットするカード
データ表示処理ブロック、5は物品の購入取引が発生し
たか否かを検出する物品の購入取引発生・検出処理ブロ
ックである。図14において、11は当該取引での未払
釣銭発生・検出処理ブロック、12は釣銭カウンタの内
容から実際に手払いした金額を差引いた金額、即ち未払
釣銭を算出する未払釣銭算出処理ブロック、13は当該
取引で発生した未払釣銭額からポイント数を算出するポ
イント算出処理ブロック、14は未払釣銭が発生しなか
った場合に釣銭カウンタをクリア(ゼロをセット)する釣
銭カウンタクリア処理ブロックである。
【0025】16は累計ポイント数を物品購入代金に充
当する顧客要求が発生したか否かを検出する累計ポイン
ト数の購入代金への充当要求発生・検出処理ブロック、
17は累計ポイントを使用することを示すBフラグをオ
ンにし、かつ使用ポイント数を点カウンタおよび累点カ
ウンタから差引き更新処理を行う点カウンタ/累点カウ
ンタ更新処理ブロック、18は使用ポイント数に相当す
る金額を算出して釣銭カウンタに加算するポイント相当
額算出処理/釣銭カウンタ更新処理ブロック、19は当
該取引におけるポイント数算定のため実質売上金を算出
する実質売上金算出処理ブロック、20は実質売上金か
らポイント数を算出し、累点カウンタへ加算し更新する
ポイント数算出処理/累点カウンタ更新処理ブロック、
21はポイント数の充当要求が無い場合の物品価格に対
するポイント数を算出する充当要求無し時のポイント数
算出処理ブロック、22はポイント数の充当要求が無い
場合、算出ポイントを点カウンタにセットし、累点カウ
ンタへ加算し更新する充当要求無し時の点カウンタ/累
点カウンタ更新処理ブロックである。
【0026】図15において、23は累計ポイント数の
一部、または全部を現金で支払う顧客要求が発生したか
否かを検出する累計ポイント数の現金払への充当要求発
生・検出処理ブロック、24は累計ポイントを使用する
ことを示すBフラグをオンにし、使用ポイント数にマイ
ナス符号を付けてそれぞれ、点カウンタと累点カウンタ
に加算する点カウンタ/累点カウンタ更新処理ブロッ
ク、25は使用ポイント数相当の金額を算出してディス
プレイ表示するポイント相当額算出処理ブロック、28
は累計ポイント数の一部、または全部を現金で支払う顧
客要求が発生したか否かを検出する累計ポイント数の現
金払への充当要求発生・検出処理ブロック(購入取引無
し時)、29は累計ポイントを使用することを示すBフ
ラグをオンにし、使用ポイント数にマイナス符号を付け
てそれぞれ、点カウンタと累点カウンタに加算する点カ
ウンタ/累点カウンタ更新処理ブロック(購入取引無し
時)、30は使用ポイント数相当の金額を算出してディ
スプレイ表示するポイント相当額算出処理ブロック(購
入取引無し時)、31はカードの磁気記録媒体に保持し
ている情報のうち、最終取引年月日に本日日付を、累計
ポイント数情報には累点カウンタの内容を、更新するカ
ードデータ更新処理ブロック、32は「取引/月日」欄
に本日日付を、「点」欄には点カウンタの内容を、「累
点」欄には累点カウンタの内容を印字するカード印字処
理ブロック、33はカードを使用しない取引のため、釣
銭を算出して全額現金で支払う釣銭算出処理ブロックを
示す。
【0027】(請求項1〜4による第1の実施例)次
に、請求項1,2,3,4の実現方法として、釣銭専用
カードシステム(第1の実施例)、および釣銭/ポイン
トカード・共用システム(第2の実施例)の2つのシス
テムについて具体的に説明する。先ず、釣銭専用カード
システム(第1の実施例)について、特に物品購入時に
発生した未払釣銭の記録方法、物品の購入代金への充当
方法、現金支払い方法について、物品購入が発生する場
合と発生しない場合に分けて説明する。
【0028】図5のカード有無・検出処理ブロック50
2によりカード「無し」を検出した場合は、図6の釣銭
算出処理ブロック520により、従来の物品購入手順で
処理され、物品購入の都度、釣銭が増えて行くことを示
す。以下、カード「有り」について説明する。物品購入
が発生する場合は、物品の購入取引発生・検出処理ブロ
ック505により「YES」側の処理に分岐し、累計未払
釣銭の購入代金への充当要求発生・検出処理ブロック5
06によって未払釣銭を代金の一部に使用する要求があ
る場合は、「YES」側、即ち507,508,510の
処理ブロックが実行される。これにより累釣カウンタか
らは充当金額が差引かれて更新され、釣銭カウンタには
釣銭がセットされる。未払釣銭を代金に充当する要求が
無い場合は、509の処理ブロックが実行され、お預か
り金額が金額カウンタにセットされる。
【0029】なお、累釣カウンタは変更されない。当該
取引での未払釣銭発生・検出処理ブロック511によ
り、未払釣釣銭が発生した場合は「YES」側の512処
理ブロックが実行され、累釣カウンタには未払釣銭額が
加算され、釣銭カウンタは未払釣銭額を保持する。例え
ば図4(取引の詳細内容は図12を参照)の8月5日付け
の取引例で、発生釣銭は\2,200で、このうち、\2,000を
現金で支払い、残金\200は未払釣銭となる。未払釣銭が
発生しない場合は「NO」側の513の処理ブロックが実
行され、釣銭カウンタにはゼロがセットされる。累計未
払釣銭の現金払への充当要求発生・検出処理ブロック5
14により累計未払釣銭の一部、または全額を現金で支
払う要求が発生した場合は「YES」側の515の処理ブ
ロックが実行され、未払釣銭を使用したことを示すAフ
ラグをセットし、累釣カウンタと釣銭カウンタから要求
金額を差引いて更新する。現金支払い要求が無い場合は
累釣カウンタと釣銭カウンタは更新されない。
【0030】カードデータ更新処理ブロック516によ
り、カードの磁気記録媒体の情報のうち、最終取引年月
日情報は本日日付で、累計未払釣銭額情報は累釣カウン
タの内容でそれぞれ更新し、カード印字処理ブロック5
17により、「取引/月日」欄に本日日付を、「釣」欄
には釣銭カウンタの内容を、「累釣」欄には累釣カウン
タの内容を、それぞれカードに印字し、取引は終了す
る。次に、図5に戻って、前記物品の購入取引発生・検
出処理ブロック505により、物品購入が発生しない場
合は、「NO」側の処理に分岐し、図6の累計未払釣銭の
現金払への充当要求発生・検出処理ブロック518によ
り、累計未払釣銭の一部、または全額を現金で支払う要
求が発生した場合は「YES」側の519の処理ブロック
が実行され、未払釣銭を使用したことを示すAフラグを
セットし、累釣カウンタから要求金額を差引き、かつ要
求金額にマイナス符号を付けて釣銭カウンタにセット
し、それぞれ更新する。
【0031】続いてカードデータ更新処理ブロック51
6により、カードの磁気記録媒体の情報のうち、最終取
引年月日情報は本日日付で、累計未払釣銭額情報は累釣
カウンタの内容で、それぞれ更新し、カード印字処理ブ
ロック517により、「取引/月日」欄に本日日付を、
「釣」欄には釣銭カウンタの内容を、「累釣」欄には累
釣カウンタの内容を、それぞれカードに印字し、取引は
終了する。累計未払釣銭の現金払への充当要求発生・検
出処理ブロック518により、累計未払釣銭の支払い要
求が発生しなかった場合は「NO」側に分岐し、何ら取引
は発生せず、顧客にカードを返却し、取引は終了する。
【0032】(請求項1〜4による第2の実施例)次
に、釣銭/ポイントカード・共用システム(第2の実施
例)について、特に物品購入時に発生した未払釣銭とポ
イント数の記録方法、物品の購入代金への未払釣銭とポ
イント数の充当方法および現金支払い方法について、物
品購入が発生する場合と発生しない場合に分けて説明す
る。図9のカード有無・検出処理ブロック802により
カード「無し」を検出した場合は、図11の釣銭算出処
理ブロック833により、従来の物品購入手順で処理さ
れ、物品購入の都度、釣銭が増えて行くことを示す。以
下、カード「有り」について説明する。物品購入が発生
する場合は、物品の購入取引発生・検出処理ブロック8
05により「YES」側の処理に分岐し、累計未払釣銭の
購入代金への充当要求発生・検出処理ブロック806に
よって未払釣銭を代金の一部に使用する要求がある場合
は、「YES」側、即ち807,808,810の処理ブ
ロックが実行される。充当する要求が無い場合は、累釣
カウンタは変更されない。
【0033】図10において、当該取引での未払釣銭発
生・検出処理ブロック811により、未払釣銭が発生し
た場合は「YES」側の812の処理ブロックが実行さ
れ、累釣カウンタには未払釣銭額が加算され、釣銭カウ
ンタは未払釣銭額を保持する。例えば、図4(取引の詳
細内容は図12を参照)の8月5日付けの取引例で、発
生釣銭は\2,200で、このうち、\2,000を現金で支払い、
残金\200は未払釣銭となる。図10で、未払釣銭が発生
しない場合は「NO」側の813の処理ブロックが実行さ
れ、釣銭カウンタにはゼロがセットされる。累計未払釣
銭の現金払への充当要求発生・検出処理ブロック814
により累計未払釣銭の一部、または全額を現金で支払う
要求が発生した場合は「YES」側の815の処理ブロッ
クが実行され、未払釣銭を使用したことを示すAフラグ
をセットし、累釣カウンタと釣銭カウンタから要求金額
を差引いて更新する。現金支払い要求が無い場合は累釣
カウンタと釣銭カウンタは更新されない。
【0034】次に、累計ポイント数の購入代金への充当
要求発生・検出処理ブロック816により、累計ポイン
ト数の一部、または全部を代金の一部に充当する要求が
ある場合は、「YES」側、即ち817,818,81
9,820の処理ブロックが実行される。これにより、
ポイント数を使用したことを示すBフラグをセットし、
使用ポイント数に相当する金額を算出してディスプレイ
表示すると同時に、物品価格から差引いて実質売上金を
算出して当該売上額に対する割引ポイント数を算出する
(充当したポイント数相当の金額は一般に割引対象金額
からは外されるため)。
【0035】この処理により、使用ポイント数にマイナ
ス符号を付けて点カウンタにセットし、使用ポイント数
相当の金額が釣銭カウンタに加算され、かつ当該取引で
発生した新しいポイント数が累点カウンタと点カウンタ
に加算される。結局、点カウンタと累点カウンタには、
マイナス符号付使用ポイント数と新しいポイント数との
和が加算される。なお、ディスプレイ表示されたポイン
ト相当額は、顧客が尋ねられたときに参考として口頭で
案内する。累計ポイント数の購入代金への充当要求発生
・検出処理ブロック816により、累計ポイント数を充
当する要求が無かった場合は、「NO」側の821,82
2の処理ブロックが実行され、物品価格に対する割引ポ
イント数を算出して点カウンタにセットし、かつ算出し
た割引ポイント数を累点カウンタに加算して、それぞれ
のカウンタの内容を更新する。
【0036】次に、図11において、累計ポイント数の
現金払への充当要求発生・検出処理ブロック823によ
り、累計ポイント数の一部、または全部を現金支払いに
充当する要求がある場合は、「YES」側、即ち824,
825の処理ブロックが実行される。これにより、ポイ
ント数を使用したことを示すBフラグをセットし、使用
ポイント数に相当する金額を算出してディスプレイに表
示する。この処理により、使用ポイント数にマイナス符
号を付けて、点カウンタと累点カウンタに加算し、それ
ぞれのカウンタを更新する。なお、ディスプレイ表示さ
れた金額は、この表示金額に従って顧客に現金で支払
う。次に、カードデータ更新処理ブロック831によ
り、カードの磁気記録媒体の情報のうち、最終取引年月
日情報は本日日付で、累計未払釣銭額情報は累釣カウン
タの内容で、累計ポイント数情報は累点カウンタの内容
で、それぞれ更新し、カード印字処理ブロック832に
より、「取引/月日」欄に本日日付を、「釣」欄には釣
銭カウンタの内容を、「累釣」欄には累釣カウンタの内
容を、「点」欄には点カウンタの内容を、「累点」欄に
は累点カウンタの内容を、それぞれカードに印字出力
し、取引は終了する。
【0037】次に、図9において、前記物品の購入取引
発生・検出処理ブロック805により、物品購入が発生
しない場合は、「NO」側の処理に分岐し、図11の累計
未払釣銭の現金払への充当要求発生・検出処理ブロック
826により、累計未払釣銭の一部、または全額を現金
で支払う要求が発生した場合は「YES」側の827処理
ブロックが実行され、未払釣銭を使用したことを示すA
フラグをセットし、累釣カウンタから要求金額を差引
き、かつ要求金額にマイナス符号を付けて釣銭カウンタ
にセットし、それぞれ更新する。続いてカードデータ更
新処理ブロック831により、カードの磁気記録媒体の
情報のうち、最終取引年月日情報は本日日付で、累計未
払釣銭額情報は累釣カウンタの内容で、累計ポイント数
情報は累点カウンタの内容で、それぞれ更新し、カード
印字処理ブロック832により、「取引/月日」欄に本
日日付を、「釣」欄には釣銭カウンタの内容を、「累
釣」欄には累釣カウンタの内容を、「点」欄には点カウ
ンタの内容を、「累点」欄には累点カウンタの内容を、
それぞれカードに印字出力し、取引は終了する。
【0038】図11において、累計未払釣銭の現金払へ
の充当要求発生・検出処理ブロック826により、累計
未払釣銭の支払い要求が発生しなかった場合は「NO」側
に分岐し、累計ポイント数の現金払への充当要求発生・
検出処理ブロック828により、累計ポイント数の一
部、または全部を現金支払いに充当する要求がある場合
は、「YES」側、即ち829,830の処理ブロックが
実行される。これにより、ポイント数を使用したことを
示すBフラグをセットし、使用ポイント数に相当する金
額を算出してディスプレイに表示する。この処理によ
り、使用ポイント数にマイナス符号を付けて、点カウン
タと累点カウンタに加算し、それぞれのカウンタを更新
する。なお、ディスプレイ表示された金額は、この表示
金額に従って顧客に現金で支払う。
【0039】次に、図11において、カードデータ更新
処理ブロック831により、カードの磁気記録媒体の情
報のうち、最終取引年月日情報は本日日付で、累計未払
釣銭額情報は累釣カウンタの内容で、累計ポイント数情
報は累点カウンタの内容で、それぞれ更新し、カード印
字処理ブロック832により、「取引/月日」欄に本日
日付を、「釣」欄には釣銭カウンタの内容を、「累釣」
欄には累釣カウンタの内容を、「点」欄には点カウンタ
の内容を、「累点」欄には累点カウンタの内容を、それ
ぞれカードに印字出力し、取引は終了する。累計ポイン
ト数の現金払への充当要求発生・検出処理ブロック82
8により、累計ポイント数を使用する要求が無かった場
合は、「NO」側に分岐し、何ら取引は発生せず、顧客に
カードを返却し、取引は終了する。
【0040】(請求項5による第2の実施例)請求項5
による釣銭からポイントへの変換方法を、釣銭/ポイン
トカード・共用システム(第2の実施例)について具体
的に説明する。図13〜図15は、図9〜図11におい
て、処理ブロック806〜815及び826,829を
削除し、処理ブロック805と816との間に処理ブロ
ック11,12,13,14を追加することにより作成
したものである。図13において、物品の購入取引発生
・検出処理ブロック5により、物品購入が発生する場合
は、「YES」側の処理に分岐し、図14の未払釣銭発生
・検出処理ブロック11が実行される。未払釣銭発生・
検出処理ブロック11により、未払釣銭が発生した場合
は「YES」側の12の処理ブロックが実行され、釣銭カ
ウンタから実際に手払いした金額を差引いた残りの金
額、即ち、未払釣銭額が釣銭カウンタに保持される。ポ
イント算出処理ブロック13により、未払釣銭額に相当
する金額が算出され、算出されたポイント数は点カウン
タと累点カウンタに加算され、それぞれのカウンタが更
新される。
【0041】未払釣銭が発生しない場合は「NO」側の1
4の処理ブロックが実行され、釣銭カウンタにはゼロが
セットされる。以下、処理フローは、前述の図9〜図1
1の動作説明と同様のため説明は省略する。ただし、未
払釣銭はすべてポイントに変換されて無くなるため、カ
ードデータ更新処理ブロック31とカード印字処理ブロ
ック32に記したように、カードの磁気媒体への累計未
払釣銭額情報の更新と、「釣」欄と「累釣」欄へのカー
ド印字は発生しない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
物品購入時に発生した釣銭は、顧客の希望により、全額
または一部分を未払い釣銭としてカードに記録され、次
回購入時に未払い釣銭の全額、または一部分を物品購入
代金に充当できるため、顧客に返金される釣銭を物理的
に無くすことができる。また、顧客の希望により物品を
購入しなくても、全額ないし一部分の支払を受けること
ができ、また物品を購入したときには、未払い釣り銭と
してカードに印字もでき、またいつでもカードのポイン
トを物品購入代金として使用できるので、便利なカード
システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカード端末装置の制御
ブロック図である。
【図2】図1におけるカードの外観構造図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す釣銭専用カードの
記録フォーマット図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示す釣銭専用カードの
印字フォーマット図である。
【図5】本発明の第1の実施例を示す釣銭専用カードシ
ステムのカード処理フローチャート(1)である。
【図6】同じく釣銭専用カードシステムのカード処理フ
ローチャート(2)である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す釣銭/ポイント・
共用カードの記録フォーマットである。
【図8】本発明の第2の実施例を示す釣銭/ポイント・
共用カードの印字フォーマット図である。
【図9】本発明の第2の実施例を示す釣銭/ポイント・
共用カードシステムのカード処理フローチャート(1)
である。
【図10】同じく釣銭/ポイント・共用カードシステム
のカード処理フローチャート(2)である。
【図11】同じく釣銭/ポイント・共用カードシステム
のカード処理フローチャート(3)である。
【図12】本発明の一実施例を示す釣銭/ポイント・共
用カードシステムにおけるカード取引例の説明図であ
る。
【図13】本発明の一実施例を示す釣銭のポイント数変
換処理フローチャート(1)である。
【図14】本発明の一実施例を示す釣銭のポイント数変
換処理フローチャート(2)である。
【図15】本発明の一実施例を示す釣銭のポイント数変
換処理フローチャート(3)である。
【符号の説明】
100:カード端末装置、101:通信回線、102:
トランスミッタ/レシーバ、103:制御部、104:
カード・読取/書込部、105:カード出入口、10
6:カード印字部、107:主記憶部(RAM)、108:
キーボード部、109:補助記憶部(HDD)、110:電
源部、200:カード、101:カード印字エリア、2
02:カード磁気記憶媒体、300:釣銭専用カードの
記録フォーマット、301:カード発行店の店番情報、
302:カード発行年月日情報、303:顧客識別コー
ド情報、304:最終取引年月日情報、305:累計未
払釣銭額情報、401:プレ印刷エリア、402:カー
ドデータ印字エリア、501:取引発生・検出処理ブロ
ック、502:カード有無・検出処理ブロック、50
3:カードデータ読取完了・判定処理ブロック、50
4:カードデータ表示処理ブロック、505:物品の購
入取引発生・検出処理ブロック、506:累計未払釣銭
の購入代金への充当要求発生・検出処理ブロック、50
7:累釣カウンタ更新処理ブロック、508:現金合計
処理ブロック、509:充当要求無し時の累釣カウンタ
更新処理ブロック、510:釣銭算出処理ブロック、5
11:当該取引での未払釣銭発生・検出処理ブロック、
512:釣銭カウンタ/累釣カウンタ更新処理ブロッ
ク、513:釣銭カウンタクリア処理ブロック、51
4:累計未払釣銭の現金払への充当要求発生・検出処理
ブロック、515:累釣カウンタ更新処理ブロック、5
16:カードデータ更新処理ブロック、517:カード
印字処理ブロック、518:累計未払釣銭の現金払への
充当要求発生・検出処理ブロック、519:釣銭カウン
タ/累釣カウンタ更新処理ブロック(購入取引無し時)、
520:釣銭算出処理ブロック、600:釣銭/ポイン
ト・共用カードの記録フォーマット、601:カード発
行店の店番情報、602:カード発行年月日情報、60
3:顧客識別コード情報、604:最終取引年月日情
報、605:累計未払釣銭額情報、606:累計ポイン
ト数情報、701:プレ印刷エリア、702:カードデ
ータ印字エリア、801:取引発生・検出処理ブロッ
ク、802:カード有無・検出処理ブロック、803:
カードデータ読取完了・判定処理ブロック、804:カ
ードデータ表示処理ブロック、805:物品の購入取引
発生・検出処理ブロック、806:累計未払釣銭の購入
代金への充当要求発生・検出処理ブロック、807:累
釣カウンタ更新処理ブロック、808:現金合計処理ブ
ロック、809:充当要求無し時の累釣カウンタ更新処
理ブロック、810:釣銭算出処理ブロック、811:
当該取引での未払釣銭発生・検出処理ブロック、81
2:釣銭カウンタ/累釣カウンタ更新処理ブロック、8
13:釣銭カウンタクリア処理ブロック、814:累計
未払釣銭の現金払への充当要求発生・検出処理ブロッ
ク、815:釣銭カウンタ/累釣カウンタ更新処理ブロ
ック、816:累計ポイント数の購入代金への充当要求
発生・検出処理ブロック、817:点カウンタ/累点カ
ウンタ更新処理ブロック、818:ポイント相当額算出
処理/釣銭カウンタ更新処理ブロック、819:実質売
上金算出処理ブロック、820:ポイント数算出処理/
累点カウンタ更新処理ブロック、821:充当要求無し
時のポイント数算出処理ブロック、822:充当要求無
し時の点カウンタ/累点カウンタ更新処理ブロック、8
23:累計ポイント数の現金払への充当要求発生・検出
処理ブロック、824:点カウンタ/累点カウンタ更新
処理ブロック、825:ポイント相当額算出処理ブロッ
ク、826:累計未払釣銭の現金払への充当要求発生・
検出処理ブロック、827:釣銭カウンタ/累釣カウン
タ更新処理ブロック(購入取引無し時)、828:累計ポ
イント数の現金払への充当要求発生・検出処理ブロッ
ク、829:点カウンタ/累点カウンタ更新処理ブロッ
ク(購入取引無し時)、830:ポイント相当額算出処理
ブロック(購入取引無し時)、831:カードデータ更新
処理ブロック、832:カード印字処理ブロック、83
3:釣銭算出処理ブロック(カード無し時)、1:取引発
生・検出処理ブロック、2:カード有無・検出処理ブロ
ック、3:カードデータ読取完了・判定処理ブロック、
4:カードデータ表示処理ブロック、5:物品の購入取
引発生・検出処理ブロック、11:当該取引での未払釣
銭発生・検出処理ブロック、12:未払釣銭算出処理ブ
ロック13:ポイント算出処理ブロック、14:釣銭カ
ウンタクリア処理ブロック、16:累計ポイント数の購
入代金への充当要求発生・検出処理ブロック、17:点
カウンタ/累点カウンタ更新処理ブロック、18:ポイ
ント相当額算出処理/釣銭カウンタ更新処理ブロック、
19:実質売上金算出処理ブロック、20:ポイント数
算出処理/累点カウンタ更新処理ブロック、21:充当
要求無し時のポイント数算出処理ブロック、22:充当
要求無し時の点カウンタ/累点カウンタ更新処理ブロッ
ク、23:累計ポイント数の現金払への充当要求発生・
検出処理ブロック、24:点カウンタ/累点カウンタ更
新処理ブロック、25:ポイント相当額算出処理ブロッ
ク、28:累計ポイント数の現金払への充当要求発生・
検出処理ブロック、29:点カウンタ/累点カウンタ更
新処理ブロック(購入取引無し時)、30:ポイント相当
額算出処理ブロック(購入取引無し時)、31:カードデ
ータ更新処理ブロック、32:カード印字処理ブロッ
ク、33:釣銭算出処理ブロック(カード無し時)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/12 321 G07G 1/12 321L 351A 351 G06K 19/00 U (72)発明者 深谷 貞夫 東京都大田区大森北三丁目2番16号 株式 会社日立システムアンドサービス内 (72)発明者 筒山 一郎 東京都大田区大森北三丁目2番16号 株式 会社日立システムアンドサービス内 (72)発明者 伊藤 謙 東京都大田区大森北三丁目2番16号 株式 会社日立システムアンドサービス内 Fターム(参考) 3E042 CB05 CC01 CC02 CE01 5B035 BB02 BC00 5B058 CA31 KA01 KA05 KA12 YA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品購入時の割引金額をポイント数に変
    換して顧客カードに順次加算記録し、規定ポイント数以
    上に達したときに、前記ポイント数に相当する金額を物
    品購入代金として充当できるポイントカードシステムに
    おいて、 前記顧客カードを挿入し、該顧客カードに物品購入時に
    発生する釣り銭のうち、未払いの釣り銭金額の累計を記
    録する手段を設けることを特徴とするカードシステム。
  2. 【請求項2】 前記未払い釣り銭金額の累計を記録する
    手段として、電子的記録等の不可視記録、およびカード
    自体への印字等の可視記録を行うことを特徴とする請求
    項1に記載のカードシステム。
  3. 【請求項3】 物品購入時の割引金額をポイント数に変
    換して顧客カードに順次加算記録し、規定ポイント数以
    上に達したときに、前記ポイント数に相当する金額を物
    品購入代金として充当でき、かつ未払いの釣り銭も該顧
    客カードに記録する釣り銭支払い方法であって、 未払い釣り銭金額の累計から、物品購入時に代金として
    充当した金額を減算するとともに、物品購入時に発生す
    る釣り銭のうち、未払いの釣り銭金額を規定の数値で除
    して得たポイント数を顧客カードのポイントに順次累計
    することを特徴とする釣り銭の支払い方法。
  4. 【請求項4】 物品購入の有無にかかわらず、顧客より
    現金での支払い要請があった場合は、要請された全額ま
    たは一部を前記未払い釣り銭金額の累計から減算し、現
    金で支払い、 前記顧客よりさらに現金での支払い要請があった場合
    は、ポイント数に相当する現金の全額、または一部の金
    額を、現金で支払い、当該ポイント数を累計ポイント数
    から減算することを特徴とする請求項3記載の釣り銭の
    支払い方法。
  5. 【請求項5】 累計未払釣銭の全額と全累計ポイント数
    を物品購入代金に充当する場合には、累計未払釣銭の全
    額と全累計ポイント数を現金に換算した金額の合計から
    物品購入代金を減算した残額のうち、釣り銭を現金で支
    払った残りの未払い釣銭金額を前記顧客カードに記録
    し、かつ物品購入代金から代金に充当した全累計ポイン
    トの換算金額を差し引いた残額を規定の数値で除して得
    たポイント数を累計ポイント数に加算し、加算結果を顧
    客カードに記録することを特徴とする釣り銭支払い方
    法。
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