JP2002207229A - 光信号を再生成する方法 - Google Patents
光信号を再生成する方法Info
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Abstract
再タイミングおよび再成形)光信号再生成を提供するた
めの単純、安価なデバイスの開発を可能にする方法およ
び装置を提供すること。 【解決手段】 光3Rリジェネレーションを提供するた
めの方法および装置は、1)少なくとも1つの光信号か
らエンコードされた光クロック信号を生成すること、
2)振幅調節されたクロック信号が生成されるように、
エンコードされたクロック信号を、リジェネレータの遅
延干渉セクションに導入すること、および振幅調節され
たクロック信号を出力することを含み、出力された振幅
調節されたクロック信号が、入力光信号に存在する情報
を保存する。
Description
に、光通信信号の波長変換および3R(再増幅(re-ampl
ification)、再タイミング(re-timing)および再成形(r
e-shaping))光信号再生成(regeneration)を提供する
ための方法および装置に関する。
するキャパシティの需要を満たすために、一定かつ許容
可能な光信号品質が、そのようなネットワーク全体につ
いて維持されなければならない。特に、3R(再増幅、
再タイミングおよび再成形)光信号リジェネレーション
を提供するための方法および装置は、光ファイバ、光コ
ンポーネントおよびそれを通しての光通信に関連する分
散、損失、クロストークおよび他の非線形性のために必
要とされる。
信信号の波長変換および3R(再増幅、再タイミングお
よび再成形)光信号再生成を提供するための単純、安価
なデバイスの開発を可能にする方法および装置を提供す
ることである。
リジェネレーションを提供する方法および装置(3R光
信号リジェネレータ)を開発した。本発明の方法は、特
に、再タイミングおよび再成形を提供するためによく適
しており、光増幅器との組合せで使用される場合、再増
幅も提供する。本発明による新規な方法および装置は、
1)少なくとも1つの光信号からエンコードされた光ク
ロック信号を生成すること、2)振幅調節されたクロッ
ク信号が生成されるように、リジェネレータの遅延干渉
(delayinterference)セクション中にエンコードされ
たクロック信号を導入すること、および3)振幅調節さ
れたクロック信号を出力することを含み、出力振幅調節
クロック信号は、入力光信号中に存在する情報を保存す
る。
び装置は、遙かに単純、安価なデバイスの開発を可能に
する。
う3R光信号リジェネレーションのコンセプトの概略図
が示されている。具体的には、入力信号(Pin)11
0は、再生成されたリジェネレーティッド(regenerate
d)信号(Preg)140が生成されるように、3R
リジェネレータ130の動作により、クロック信号(P
in)120にマップされる。これから分かるように、
このコンセプトは、再成形(reshaping)、再生成され
た信号140が、クロック信号120の一般的な形(ge
neral shape)を示す、再タイミング(retiming)、再
生成された信号140が、クロック信号120の一般的
タイミング(general timing)を示す、および代替的
に、増幅器の動作によりおよびクロック信号パワーを選
択的に選ぶことによる再増幅(reamplification)を含
む。同時波長変換がなされるところで、クロック信号1
20は、新しい所望の波長を示す。
3R信号リジェネレータ200が示されている。特に、
3R信号リジェネレータは、調節セクション210、カ
ップリングセクション220および遅延干渉(delay-in
terference)セクション230を含む。したがって、入
力信号(Pin)240は、カップリングセクション2
20に与えられ、クロック信号(Pclk)250は、
調節セクション210に与えられ、そして、遅延干渉セ
クション230に提供される。遅延干渉セクション23
0の出力は、所望の特性、特に、リタイム(retime)お
よびリシェープ(reshape)を示す再生成された信号
(Preg)260である。さらに、前述したように、
再生成された信号260は、任意的に、波長変換も示す
ことができる。
0は、クロック信号(Pclk)250の透過を可能に
しかつその屈折率が、入力信号(Pin)240で調節
されうる1つの媒体またはいくつかの異なる媒体を含
む。勿論、屈折率は、電圧変化、温度変化または電流注
入の手段により、非線形効果の手段により調節され得る
(即ち、屈折率は、強い光信号の存在において変化す
る)。
うる材料は、例えば、InGaAsP,InGaAlA
s,Ga,As等を含む半導体光増幅器(SOA)、ア
ブソーバ、光ファイバ、ガラス、カルコゲナイト(chal
cogenite)ガラス、半導体、クラシックベースド導波材
料、液体またはガスである。
づく1つの具現化は、以下のように動作し得る。入力信
号(Pin)240は、屈折率関連キャリア減少(depl
etion)効果を利用することにより、SOA中の媒体の
屈折率を調節する。代替的に、入力信号(Pin)24
0は、フォトダイオードに導かれて、光電流を生じる。
この光電流は、SOAに注入され、またはSOAの電圧
を変化させるために使用され、これは、SOA中のキャ
リア密度を変化させ、屈折率を調節する。さらに別の具
現化において、カー効果(Kerr-effect)が、入力信号
(Pin)240を加えることにより、図示しないファ
イバ中の屈折率を調節するために利用され得る。読者に
明らかであるように、多くの他の具現化も、容易に考え
られる。
20は、入力信号(Pin)240を、調節セクション
210中に直接的に導入し、または、代替的に、調節セ
クション210の屈折率を変化させるために使用され得
るように、入力信号(Pin)240を導入しかつ修正
する。1つの例示的実施形態において、カップリングセ
クション220は、入力信号(Pin)240を、クロ
ック信号(Pclk)250の信号パスに結合させる光
カプラを含むことができ、クロック信号(Pc lk)2
50は、ほぼ(generally)非線形材料の屈折率をその
結果として調節する。
セクション210の前、または調節セクション210と
遅延干渉セクション230との間に置かれ得る。別の実
施形態において、カップリングセクション220は、調
節セクション210と遅延干渉セクション230との間
に配置された光サーキュレータを含み得る。さらに別の
実施形態において、カップリングセクション220は、
光入力信号(Pin)240を信号電流に変換する光ホ
トディテクタを含み得る。この結果として得られる信号
電流は、調節セクション210に導入され、そこで、屈
折率を変化させる。
は、図示しない、光スプリッタ、光コンバイナおよびそ
れらの間の複数の光パスを含む。好ましくは、スプリッ
タおよびコンバイナは、同じデバイスであり得る。動作
において、遅延干渉セクション230は、クロック信号
(Pclk)250を2つの信号に分割するために使用
され、この2つの信号は、それらがコンバイナの動作に
よりその後再結合されるまで、光干渉パスに沿って異な
る時間伝播する。
クティブまたはディストラクティブの)を、2つの分割
信号間の相対移送関係に依存して、出力(Pconv)
260に導入する。光干渉パス中に配置される場合、移
送シフタおよび/または利得/吸収セクションは有利で
ある。光干渉パスを進む(traversing)分割信号のうち
の一方から生じる2つの分割信号の時間遅れΔtは、近
似的にΔt=N・Δt clkにより表される。ここで、
N=1,2,3...であり、導入される・Δt
clkは、実質的に、その後のクロック信号パルス間の
時間遅れである。
バイスの概略を示す。特に、図3は、λ1において入力
信号Pin310およびλ2においてクロック信号P
clk320を入力として受け入れ、その後、λ2にお
いて再生成された信号Pcon v330を出力する3R
信号リジェネレータ300を示す。動作において、入力
信号Pin310は、図3に明示的に示されていない調
節セクションの屈折率を、上述したプロセスのうちの1
つにより、直接的または間接的に調節し、これにより、
クロック信号Pclk320の位相Φcw346を調節
する。
clk320の位相を、ほぼ0より大きいがπよりあま
り大きくない量だけ調節するように適合されている。誘
導される位相シフトのライズタイム(rise time)は、
使用される基礎になるプロセスに依存する。通常、P
in310信号のパルス幅により制限されるほとんど瞬
間的なプロセスであるが、誘導される位相の衰退は典型
的により遅い。
号は、遅延干渉セクションにガイドされ、そこで、それ
ぞれスプリッタ350およびコンバイナ370の動作に
より、分割されかつその後再結合される。分割信号は、
一方が遅延ループ360を含み、他方が位相シフタ36
5を含む少なくとも2つの別個のパス、即ち「アーム」
を進む。
rferometer)パスを通過するクロック信号は、カプラに
まず到達し、出力ポート380bにおいて「スイッチン
グウィンドウを開く」。クロック信号がより長い干渉計
パスを通過するときよりΔt後の時点において、位相差
は、リセットされ、出力ポート380におけるスイッチ
ングウィンドウは閉じる。第2の入力データパルスが続
く場合、スイッチングウィンドウは、より短い干渉計パ
スにおけるクロックの位相を再びセットすることにより
再びオープンされる。出力への結果のクロックパルスの
実質的なコンストラクティブおよびディストラクティブ
干渉を得るために、結果のクロックパルスΔtclkの
時間遅れと実質的に同じになるように、遅延時間Δtを
選ぶことが必要である。
カップリングユニットが具現化され得る多様な方法があ
る。図4(a)−(f)において、そのような多様な具
現化が示されている。図4(a)は、調節セクション4
20および遅延干渉セクション430の前に配置された
単純なコンバイナ(カプラ)410を示す。これは、入
力クロック信号および入力信号の両方を、コプロパゲー
ティングマナー(co-propagating manner)で調節セク
ションに結合することを許容する。
延干渉セクション430との間に配置されたカプラ41
0を示す。入力信号は、カウンタプロパゲーティングマ
ナー(counterpropagating manner)で導入される。好
都合なことに、制御信号からクロックを分離するために
フィルタが必要とされない。また、光アイソレータが、
望まれる場合、入力側において使用され得る。
延干渉セクション430との間に配置されたサーキュレ
ータ440を含む。サーキュレータ440は、入力信号
を、調節セクション420に導入する。サーキュレータ
440は、歪みなしに、クロック信号を遅延干渉セクシ
ョン430にマップする。
キュレータ440の両方を含む。クロック信号および入
力信号が、光カプラ410により導入される。この構成
は、遅延干渉セクション430からの反射が、再生成さ
れたパルスを含むサーキュレータ440により引き出さ
れることを仮定している。
420に導入するグレーティング420(a)を有する
本発明の3Rリジェネレータを示す。グレーティング4
20(a)は、調節セクション420の前または後のフ
ァイバまたは導波路中に配置され得る。
形媒体の電流(または電圧)の調節をするために使用さ
れ得るフォトダイオード450を含む。勿論、これらの
多くの他のタイプおよび変形が、可能であり、当業者に
自明である。
ェネレータの遅延干渉セクションの変形を示す。容易に
分かるように、干渉計遅延スキームは、異なる長さの光
パスを使用する、または代替的に、光信号の異なる部分
に対する異なる伝播速度を有する。例えば、それらは、
光カプラ、グレーティング、ミラー、偏光スプリッタ、
高次モードカプラの形の光スプリッタおよびコンバイナ
を含む。カプラは、例えば、対称または非対称分割子を
有することができ、または調節可能であり得る。
2つのカプラおよび異なる長さの2つの干渉アームによ
り形成される。図5(c)において、1つのカプラの後
には、2つの光ガイディング手段が続く。このガイディ
ング手段は、光がカプラに反射して戻されるように、反
射表面において終端されている。2つの光パスの長さは
異なる。図5(d)において、干渉計が示されており、
光の一部が、確立R1で反射して戻され、光の残りの部
分が、少し後に、確立R2で反射して戻される。
が、出力に干渉する。図5(e)において、クロック信
号が、所定の偏光状態で、複屈折(birefringement)ク
リスタルまたは他の材料中に導入される。異なる偏光を
有する2つの信号が、互いに所定の遅れを伴って材料を
でる。それらは、その後、同じ偏光状態に回転され、結
合されて、それらが、コンストラクティブまたはディス
トラクティブに干渉できるようになる。
発明の3Rリジェネレータを示す。具体的には、リジェ
ネレータ600は、調節セクション610、入力信号カ
ップリングユニットおよび遅延干渉セクション630を
含み、この遅延干渉セクション630は、複屈折ファイ
バ、位相シフタ634およびポラライザ(polarizer)
636を有する。複屈折ファイバ632は、異なる偏光
の光に対して、異なる群速度(group velocity)を示す
偏光モード分散ファイバであり得る。
を決定する。図6から分かるように、調節セクション6
10から遠いファイバの一方の端部に、位相シフティン
グエレメント634が設けられている。この位相シフタ
は、ハーフウェーブプレート(half-wave plate)、偏
光コントローラまたは別の適切なエレメントであり得
る。より詳細には、ファイバを通過する光のほぼ半分が
出力に結合されるように配置されたポラライザが設けら
れる。
タ、ウェーププレートまたはポラライザが、調節セクシ
ョンと遅延セクションとの間に挿入されることができ、
これにより、より安定な動作を確かにする。一般に、安
定な動作を確かにするために、ユニットの全体または一
部を温度制御することが望ましい。入力信号は、カウン
タプロパゲーティング動作において、SOAに結合され
得る。そのような構成のうちの一例は、図6(b)に示
されている。
通信信号の波長変換および3R(再増幅、再タイミング
および再成形)光信号再生成を提供するための単純、安
価なデバイスの開発を可能にする方法および装置を提供
することができる。
記載した番号がある場合は、本発明の一実施例の対応関
係を示すものであって、本発明の範囲を限定するものと
解釈すべきではない。
ェネレーションのコンセプトを示す図。
ータを示す図。
示す図。
な形を示す図。
を示す図。
施形態を示す図。
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくとも1つの入力光信号からある位
相および振幅のエンコードされたクロック信号を生成す
るステップと、 振幅調節されたクロック信号が生成されるように、リジ
ェネレータの遅延干渉セクションに前記エンコードされ
たクロック信号を導入するステップと、 前記振幅調節されたクロック信号を出力するステップと
を有し、 前記出力された振幅調節されたクロック信号が、前記入
力光信号中に存在する情報を保存することを特徴とする
光信号を再生成する方法。 - 【請求項2】 前記遅延干渉が、N個の、前記エンコー
ドされたクロック信号を少なくとも2つの光信号に分割
するステップ、および別の信号からの量Δtだけ前記エ
ンコードされた信号のうちの1つを遅延させるステップ
を含み、 Δt≒N*Δtclkであり、Δtclkは、後続のク
ロック信号パルス間で測定されるクロックパルス時間遅
れであり、Nは整数であることを特徴とする請求項1記
載の方法。 - 【請求項3】 前記振幅調節されたクロック信号を光学
的に増幅するステップをさらに有することを特徴とする
請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 前記振幅調節されたクロック信号を偏光
させるステップをさらに有することを特徴とする請求項
2記載の方法。 - 【請求項5】 前記遅延干渉セクションは、位相シフタ
と光学的に通信する複屈折ファイバを含むことを特徴と
する請求項2記載の方法。 - 【請求項6】 前記遅延干渉セクションは、前記位相シ
フタと光学的に通信するポラライザをさらに含むことを
特徴とする請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 前記生成するステップが、入力光信号
を、光リジェネレータのカップリングセクションに与え
るステップと、 クロック信号を、前記光リジェネレータの調節セクショ
ンに与えるステップとをさらに含むことを特徴とする請
求項1記載の方法。 - 【請求項8】 前記カップリングセクションが、フォト
ダイオードを含むことを特徴とする請求項7記載の方
法。
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