JP2002365682A - 全光学波長変換器、全光学再生器、全光学信号処理素子、及び、全光学変換方法 - Google Patents
全光学波長変換器、全光学再生器、全光学信号処理素子、及び、全光学変換方法Info
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- JP2002365682A JP2002365682A JP2002039565A JP2002039565A JP2002365682A JP 2002365682 A JP2002365682 A JP 2002365682A JP 2002039565 A JP2002039565 A JP 2002039565A JP 2002039565 A JP2002039565 A JP 2002039565A JP 2002365682 A JP2002365682 A JP 2002365682A
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Abstract
が可能な全光学波長コンバータ/リジェネレータを実現
することが本発明の課題である。 【解決手段】 本発明に係る遅延干渉全光学波長コンバ
ータは、波長λ1のパルス状入力信号Pinを波長λ2
の変換済み信号Pconvに変換する。入力信号の波長
と変換済み信号の波長とは相異なっても同一であっても
よい。本発明に係る装置は、パルス状入力信号を受信し
て変調部の一方の入力に供給する入力信号カップリング
ユニットを有している。変調部のもう一方の入力にはキ
ャリア信号Pcwが供給される。変調部の出力Pint
は遅延干渉部に供給される。遅延干渉部は、Pintを
一義的には振幅変調済み信号に変換する。部分的なある
いは完全な入力信号波長フィルタリングを実現できる波
長濾波素子あるいは装置は、変調部、カップリングユニ
ット、遅延干渉部の一部あるいは全体配置に統合された
ものの一部である。
Description
に、波長フィルタを有する全光学波長変換及び/あるい
は2R再生(再増幅及び/あるいは再整形)を実現する
方法及びその装置に関する。
は、波長分割多重化(WDM)光通信システムにおける
光学−電気−光学波長コンバータを代替するものとし
て、次第にその重要性を増している。この種のコンバー
タは、ある波長を他の波長に切り替える目的、あるい
は、劣化した信号を再生させる目的で必要とされる。
は、入力信号情報を非線型媒体によって連続波(cw)
信号上に転換する目的で、非線型媒体における入力信号
の効果を利用する。その後、cw信号(これは、新しい
波長である可能性がある)は入力信号の情報を担い、こ
の入力信号そのものはもはや用いられなくなる。cw及
び入力信号波の双方が同一の非線型媒体中に導入される
ため、それらは波長変換の後に分離されなければならな
い。この分離は、外部波長フィルタによってなされるこ
とも可能であるが、このような外部波長フィルタは製品
のコストを上昇させる。加えて、入力信号と変換された
信号とが同一の波長を有する場合(例えば、デバイスが
再生器(リジェネレータ)として用いられる場合など)
がある。このような場合には、外部フィルタは入力信号
と変換された信号とを分離することはできず、従って用
いられることはできない。加えて、外部波長フィルタ
は、変換された信号の波長が変化しないようなアプリケ
ーションに対してのみ適用可能である。なぜなら、外部
フィルタは、通常、単一の波長にのみ同調させられるか
らである。
術に係る上記問題点が解決され、技術的前進がなされ
る。本発明においては、遅延干渉全光学波長コンバータ
が用いられ、波長λ1におけるパルス状入力信号Pin
を波長λ2における変換済み信号Pconvに変換する
ように動作させられる。ここで、λ1及びλ2は相異な
った波長である。遅延干渉全光学波長リジェネレータも
同様であるが、パルス状入力信号Pinを波長変換済み
信号Pconvに再整形するように機能する。この際、
入力信号の波長と変換済み信号の波長とは相異なっても
同一であってもよい。本発明に係る装置は波長コンバー
タであって同時に波長リジェネレータでもありうるこ
と、及び、リジェネレータあるいはコンバータによって
実行される機能には他方の側面すなわち機能が含まれう
ること、に留意されたい。本発明に係るコンバータ/リ
ジェネレータは、パルス状入力信号を受信してそれを変
調部の一方の入力に供給する入力信号カップリングユニ
ットを有している。変調部のもう一方の入力にはキャリ
ア信号Pcwが供給される。変調部の出力Pintは、
一般には位相変調済み信号であって振幅変調成分も有す
る可能性があるが、遅延干渉部に供給される。遅延干渉
部は、Pintを一義的には振幅変調済み信号に変換す
る。本発明に従って、部分的なあるいは完全な入力信号
波長フィルタリングを実現できる波長濾波素子あるいは
装置は、変調部、カップリングユニット、遅延干渉部の
一部あるいは全体配置に統合されたものの一部である。
置された波長コンバータ/リジェネレータの全体配置を
例示するブロック図である。以下の記述においては、こ
の配置は、入力の波長λ1と出力の波長λ2とが相異な
っている波長コンバータであるとして説明される。しか
しながら、本明細書においては、特記されない限り、入
力波長と出力波長とが同一であるリジェネレータとして
このような配置が用いられうることに留意されたい。
入力信号Pinは、カップリングユニット110を介し
て変調部120の第一入力に結合される。変調部120
は、一般には、光学的非線型媒体である。光入力111
で受信された連続波(cw)光信号Pcwは、同様に、
変調部120の第二入力に導かれる。非線型媒体とは、
光による直接的な影響あるいは光に関連する温度変化/
電圧変化/電流変化などの間接的な影響の下で、その光
学的特性、例えば屈折率/利得あるいは吸収など、を変
化させる材料である。このように、入力信号Pinは、
同時伝播するキャリア(cw)信号Pcwの位相、及
び、変調部の特定の配置に依存してその振幅、を変調す
る。入力パルス強度は、それがcw信号の位相をおよそ
±πだけ変調するように選択される。変調部120の出
力は、本明細書においてはPintで参照されるが、一
義的には位相変調済み信号である。この信号は変調部1
20から出力され、遅延干渉部130に供給される。遅
延干渉部130は、位相変調済みcw信号Pintを振
幅変調済み信号に変換するように配置されている。
には、例えばInGaAsP、InGaAlAs、Ga
Asあるいは他の能動化合物半導体などに基づく半導体
光増幅器(SOA)、ドープされたあるいはアンドープ
のSiO2、SixNyなどの受動半導体材料、結晶、
アブソーバ、光ファイバ、カルコゲナイトガラスなどの
ガラス類、プラスチックベースの導波路材料、及びある
種の液体及び気体などが含まれる。これらの材料は、変
調部あるいはその隣接する材料への光信号の直接あるい
は間接変調によって、屈折率及び/あるいは光学的利得
などの特性を変化させるという共通の性質を有してい
る。当業者は、所望の変調機能を実行するために用いら
れる他の材料を発見及び/あるいは利用することが可能
である。
特性を有する変調材料を実現する一つの可能な方法は、
入力信号を吸収するがcw信号に関しては(部分的ある
いは完全に)透明であるような材料を用いることであ
る。入力信号の吸収によって、cw信号に対する特性が
変化する、例えば屈折率が変化するような材料であるな
らば、当該材料はcw信号の変調に用いられうる。
を変調部120へ直接導入するため、あるいは、変調部
の屈折率を変化させる目的で利用されうるように当該入
力信号を導入して変更するために必要とされる。本発明
に従って、カップリングユニット110がフィルタリン
グ機能を実現するために必要とされる配置は、選択され
た特定の変調方式に基づいて変化する。例えば、光強度
と共にその屈折率が変化するような非線型媒体によって
変調部120が実装される場合には、カップリングユニ
ット110は、図2から図6に示されているように入力
信号を導入するように配置されうる。
211と遅延干渉部212との間に挿入されている。カ
ップラ210は双方向2入力2出力のカップラであっ
て、(a)入力信号を組み合わせ、及び、(b)組み合
わせた入力信号を二つの出力に対して等分するように配
置されている。この配置では、入力信号Pinは、入力
217を介して逆方向に伝播するようにカップラ210
に導入され、その出力の一方が変調部211への第一入
力として供給されて他方が出力214上の信号P nil
として破棄される。キャリア信号Pcwは、入力216
を介した変調部211への第二入力である。カップラ2
10の出力218上の出力は、遅延干渉部212に供給
され、出力219上に所望の周波数変換済み出力219
が生成される。入力信号Pinは遅延干渉部には結合さ
れない。このように、遅延干渉部の出力においては、c
w信号Pcwを入力信号Pinから分離する目的での個
別のフィルタは必要とされない。しかしながら、光信号
源に対して伝播する擾乱光が存在しないことを保証する
目的での光アイソレータ(図示せず)が、cw信号及び
/あるいは入力信号を受信する入力216及び/あるい
は217において必要となる可能性がある。
導入するためのカップラとして光サーキュレータを用い
る、本発明に従った別の配置例が示されている。図2の
場合と同様、キャリア信号Pcwは入力224を介した
変調部222への第二入力である。サーキュレータ22
0は、さらに、変調部222の出力を遅延干渉部226
にも結合し、遅延干渉部226の出力が所望の変換済み
信号Pconvである。このように、波長λ1での入力
信号Pinが波長λ2を有する出力信号Pco nvに変
換される。
λ1が、例えばグレーティングあるいはプリズム236
をカップラとして用いて、キャリア信号Pcw入力23
8の伝播方向と垂直に(あるいはある角度を有して)導
入される。グレーティングあるいはプリズムは、変調部
232に直接接続されており、変調部232の出力を遅
延干渉部234に導く導波路に入力Pinがほとんどあ
るいは全く結合されない。
変調は、非線型効果ではなく電流変調によって実現され
る。この実施例では、センサ246(例えば、フォトダ
イオードなど)が、カップラかつ入力信号検出器として
用いられている。フォトダイオードの電流出力は、変調
部242を構成する非線型媒体に供給される。この実施
例においては、入力信号フィルタリングは、カップラそ
れ自体(すなわち、フォトダイオード)によって実現さ
れる。入力信号は、光信号としては変調部242に導か
れない。そのかわり、変調部に導入されたcw信号が、
センサ246から供給される電流、電圧、新たな光信
号、あるいは温度変化によって、間接的に変調される。
これらの電流、電圧、新たな光信号、あるいは温度変化
は、信号経路中に擾乱光信号を導入しない。
ツェンダー干渉計(MZI)配置を有するカップラユニ
ットが用いられている。変調部は、MZIの双方の腕2
52及び253を構成しており、それぞれが2×2の入
力及び出力カップラ250及び251に接続されてい
る。入力カップラ250は、その第一入力255で入力
信号Pinを受信し、その第二入力256でキャリア信
号Pcwを受信する。入力信号に関する波長フィルタと
して機能させるために、変換される信号(Pcw)がカ
ップラ251の第一出力257に結合されて遅延干渉部
254に導かれる一方、(変調部を変調する)入力信号
Pinはカップラ251の第二出力258に分岐させら
れてその後破棄されるように、位相、信号強度及びカッ
プラ分割比が選択されている。
ないその他のカップリングユニットも、フィルタリング
を実現する変調部あるいは遅延干渉部と組み合わせて用
いられうる。このようなカップリングユニットの2例が
図7及び図8に示されている。
いは非対称分割比を有するカップラ260が、cw信号
及び入力信号を変調部262に共伝播方式で結合する目
的で利用される。その後、変調部262の出力は、遅延
干渉部264に供給される。図8に示された方式におい
ては、cw信号及び入力信号は、カップラ270を用い
て変調部272に結合される。その後、変調部272の
出力は、サーキュレータ273に供給される。信号は、
サーキュレータから遅延干渉部274に伝播する。遅延
干渉部が図9から図11に示されているような配置のう
ちの一つを用いて実装されている場合には、波長変換済
み信号Pconvは反射されてサーキュレータに戻り、
個別の出力ポート275に結合される。
ングユニット110に関して様々な配置が可能であるこ
とが明らかである。前述されているように、カップリン
グユニット110の本質は、概述すれば、変調部120
の屈折率を変調して実質的にその利得あるいは吸収特性
を変調する目的で入力信号が用いられる、ということで
ある。
例、特に、図1に示された遅延干渉部130の実装に関
する実施例が示されている。概述すれば、遅延干渉部1
30は、図1の変調部120からの信号出力(以下、本
明細書の記述においては、中間信号Pintと呼称す
る)を二つの信号に分割し、これら二つの信号を、それ
らがコンバイナにおいて再び組み合わせられるまで、相
異なった時刻で(例えば、相異なった光学長を有する光
干渉経路に沿って)伝播させるように機能する。その
後、コンバイナは、この分割された信号間の相対的な位
相関係に依存して、強め合うあるいは弱め合う干渉を起
こし、出力を生成する。干渉経路内のどこかに位相シフ
タあるいは/及び利得/吸収部が存在することが望まし
い。
る前に、この部分で用いられるスプリッタ及びコンバイ
ナが、各々、固定対称あるいは非対称カップラでありう
ることに留意されたい。これらは、必要な場合には、同
調可能なものでもありうる。従って、以下の記述におい
ては、通常の遅延線が示されている場合においても、明
示されていない他の素子、例えば利得あるいは吸収素子
もしくは干渉計の腕における信号強度を適合させる目的
の他のカップラなど、が含まれうることに留意された
い。
いくつかの遅延干渉計配置が図9から図11に示されて
いる。これらの実施例においては、例えば光学カップ
ラ、グレーティング、ミラー、偏光スプリッタ、高次モ
ードカップラなどの形態を有する光スプリッタ及びコン
バイナが、干渉計の腕の少なくとも一方における位相制
御部あるいは吸収/利得媒体と共に、あるいはキャリア
信号の一部に関して、用いられている。詳細に述べれ
ば、図9に示された方式においては、カップラ310が
入力Pintを二つに分割し、それぞれが二つの光導波
手段312及び314に供給され、そのぞれが部分反射
表面316、318によって終端されている。光導波手
段314及び/あるいは312は、位相シフタ319を
含んでいる。この配置では、Pintのうちのcw光部
分はカップラ310へ反射され、Pi ntのうちの入力
信号波長を有する部分は反射層を超えて伝播し、後に破
棄される。カップラ310において再び組み合わせられ
た後方反射光は、図9において信号Pconvによって
示されているように、遅延干渉部から出力される。この
カップリングは、図には明示されてはいないが、遅延干
渉部130と変調部120との間に配置されたスプリッ
タ、サーキュレータ、あるいは同様の素子によってなさ
れる。図10は、カップラ310と同様のカップラ32
0、位相シフタ319と同様の位相シフタ329、光導
波手段312及び314と同様の二つの光導波手段32
2及び324を含んでいる点で図9と同様である。光導
波手段322及び324は、プレーナ型光導波路チップ
上に形成された導波路であることが望ましい。この配置
では、個別の反射表面316及び318の代わりに、単
一のミラー326が用いられている。
手段によって相互接続された二つの部分反射領域を有す
る干渉計330が、入力光Pintのうちの一部が反射
率R1で反射され、残りの部分が時間的に少し遅れて反
射率R2で反射されるように構成されている。Pint
のうちの入力信号を表わす部分は、後方に反射されるこ
となくグレーティングを通過する。従って、Pintの
うちの後方に反射された部分が干渉を起こして出力を生
成する。この場合においても、出力光Pcon vは、図
9及び図10に関連して記述されたものと同一の方式に
よって出力される。一般に、光導波手段が位相シフト機
能を実現するように構成されていることが望ましい。
波長フィルタリングカップリングユニット110と組み
合わせて波長フィルタリングを実現することが可能な遅
延干渉部130の別の配置が、図12から図15に示さ
れている。図12は、入力カップラ340、相異なった
光学長を有する二つの干渉系の腕342、344、及び
出力カップラ345を有する干渉計を示している。この
図においては、位相シフタ349は干渉計の腕344内
に配置されているが、干渉計の双方の腕に位相シフタを
含めたり、他方の腕(腕342)内にのみ位相シフタを
配置したりすることも可能である。この配置において
は、出力Pconvはカップラ345の出力から導出さ
れる。
された干渉計を示している。その入力にはスプリッタ3
52が配置されており、出力には第二のスプリッタ35
4が配置されている。光の一部はミラー351及び35
2によって反射されるが他の部分はそうではないため、
干渉計の一方の腕は他方よりも長い。光経路には、付加
素子356が(腕の一方あるいは双方に)存在する。こ
の素子は、位相適応などを実現する。
成された干渉計を示している。結晶366に導かれる入
力光Pintは、偏光素子360によって二つの偏光を
実現するように調節されている。一方の偏光は、結晶内
では他方よりもより高速に伝播する。複屈折結晶366
の出力では、光は第二の偏光子362に導かれ、コンバ
イナ364において再び組み合わせられて単一偏光を有
する信号が生成される。付加的な位相シフタ及びアダプ
タが光経路中に配置されうる。
されたものと同様の遅延干渉部が含まれている。但し、
こちらでは、複屈折ファイバ370(例えば、PMファ
イバ)が複屈折媒体として用いられている。この実施例
においては、位相シフタ374及び偏光子372は、光
経路内に直接配置される。
いては、入力信号波長に同調させられたフィルタ440
が、変調部420と遅延干渉部430との間に配置され
ている。フィルタ440は、選択グレーティングフィル
タ、ファブリー−ペローフィルタあるいは単に入力信号
波長を主に吸収する選択吸収体などである。このフィル
タは、基本モード光を高次モード光から分離する高次モ
ードフィルタによっても実装されうる。特に、J. Leuth
oldらによってOptics Letters第21巻第11号第83
6−838頁(1996年6月)に記述された所謂MM
Iフィルタや、J. LeutholdらによってJ. of Lightwave
Technologies第16巻第7号第1228−1239頁
(1998年7月)に記述された所謂MMI−コンバー
タ−コンバイナを用いることも可能である。このような
実装においては、入力信号は一次モード光としてデバイ
スに結合され、一方、cw光は基本モードとしてデバイ
スに結合される。一次モード光は、これらの特別なMM
Iを用いることによって、容易に分離されうる。変調部
と遅延干渉部との間のフィルタの実装は、全素子が単一
のチップに完全に集積化される場合には、極めて費用有
効性の高いものとなる。
図9から図15に示された配置との間の種々の組み合わ
せに関する相互機能性を例示した表である。この表にお
いては、“X”は、本発明の原理に従って、図2から図
8に示されたカップリングユニット110のうちの一つ
が図9から図15に示された遅延干渉部130のうちの
一つと組み合わせて用いられた場合に満足できる結果を
実現する配置を示している。同様に、“X”が存在しな
いものは、企図された結果を得るためにはその組み合わ
せが推奨されないあるいは適さないことを示している。
係る配置の動作と親出願に係る発明配置の動作とを比較
し、本発明が親出願に関する継続であることを明示する
ための模式図である。図18及び図19の双方におい
て、素子の同一配置が示されている。変換あるいは再生
されるべき入力信号Pinは、カップリングユニット6
10を介して変調部620に供給され、その出力が、不
等光学長を有する二つの腕631、633を含む遅延干
渉部630に供給される。遅延干渉部630には、それ
ぞれ入力カップラ及び出力カップラ632、634及び
位相シフタ636が含まれており、これらは、図4及び
図12に示されたものと同様のものである。図18及び
図19に示された配置は、図18の配置では変調部62
0への入力が所望の出力波長を有するcwキャリア信号
Pcwであるのに対し、図19に示された配置の場合に
は変調部620への入力が双方の場合の入力信号Pin
と同一の周期Tbitを有するクロック信号Pclkで
ある、という点で区別される。
の著しい差異は、図19に示された配置が適切に動作す
るためには、干渉部630の腕631及び633におけ
る光学経路長差によって導入される遅延が、ビットレー
トTbitの整数倍でなければならないことである。こ
の要請は、図18に示された本発明に係る配置に関して
は当てはまらない。図18に示された配置においては、
腕631及び633における光学経路長差は任意量でよ
く、ビットレートTbitを有する時間スロット間の間
隔より小さく選択されることが望ましい。
の著しい差異は、図18に示された配置においては、新
たな(出力)信号波長となる単純なcw信号Pcwがデ
バイスに入力されるということである。他方、図19に
示された配置においては、新たな信号波長となる一連の
クロックパルスがデバイスに入力されなければならな
い。遅延干渉部は、二つの先行するクロック信号間で強
め合うあるいは弱め合う干渉を起こすように用いられ、
クロック信号は、遅延干渉部のいずれかの出力に導かれ
ることになる。
は、出力パルスの幅は、遅延干渉部630の腕631及
び633の差によって導入される遅延Δtdによって主
に決定される。一方、図19に示された配置において
は、出力パルスの幅は、入力クロック信号Pclkを構
成するパルスの幅Δtclkによって決定される。
もので,この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。
力信号を出力信号から完全に分離することが可能な全光
学波長コンバータ/リジェネレータが提供される。
記載した番号がある場合は、本発明の一実施例の対応関
係を示すものであって、本発明の範囲を限定するものと
解釈すべきではない。
ータの全体的な配置を示すブロック図。
を実現するために用いられる種々の実施例のうちに一つ
を示す図。
を実現するために用いられる種々の実施例のうちに一つ
を示す図。
を実現するために用いられる種々の実施例のうちに一つ
を示す図。
を実現するために用いられる種々の実施例のうちに一つ
を示す図。
を実現するために用いられる種々の実施例のうちに一つ
を示す図。
を実現するために用いられる種々の実施例のうちに一つ
を示す図。
を実現するために用いられる種々の実施例のうちに一つ
を示す図。
ために用いられる種々の実施例のうちに一つを示す図。
るために用いられる種々の実施例のうちに一つを示す
図。
るために用いられる種々の実施例のうちに一つを示す
図。
るために用いられる種々の実施例のうちに一つを示す
図。
るために用いられる種々の実施例のうちに一つを示す
図。
るために用いられる種々の実施例のうちに一つを示す
図。
るために用いられる種々の実施例のうちに一つを示す
図。
発明の実施例を模式的に示す図。
み合わせにおいて利用可能なものを示す表。
発明の動作との比較を模式的に示す図。
発明の動作との比較を模式的に示す図。
Claims (14)
- 【請求項1】 波長λ1を有するパルス状入力信号P
inを波長λ2を有する波長変換済み信号Pconvに
変換するように配置された遅延干渉全光学波長変換器に
おいて、このときλ1とλ2とは異なっており、当該波
長変換器が、 A.第一入力に供給された信号で第二入力に供給された
波長λ2を有するキャリア信号Pcwを変調するように
配置された変調部と、 B.前記パルス状入力信号Pinを受信してそれを前記
変調部の一方の入力に供給する入力信号カップリングユ
ニットと、 C.前記変調部の出力Pintを受信しPintを主に
位相変調された信号から主に振幅変調された信号に変換
する遅延干渉部と、 D.前記入力信号Pinの前記波長λ1を有する信号部
分を少なくともフィルタリングする波長フィルタリング
素子とを有することを特徴とする全光学波長変換器。 - 【請求項2】 前記波長フィルタリング素子が前記変調
部に含まれていることを特徴とする請求項1に記載の全
光学波長変換器。 - 【請求項3】 前記変調部が、波長λ2を有する入力信
号のフィルタリングよりもより高い程度まで波長λ1を
有する入力信号をフィルタリングするように配置されて
いることを特徴とする請求項2に記載の全光学波長変換
器。 - 【請求項4】 前記変調部Aが、波長λ1を有する前記
入力信号が波長λ2を有する前記キャリア信号と同程度
あるいはそれ以上の強度を有する場合に前記キャリア信
号に対して実質的に透明になるように配置された吸収材
料を含むことを特徴とする請求項2に記載の全光学波長
変換器。 - 【請求項5】 前記カップリングユニットBが前記変調
部と前記遅延干渉部との間に配置されており、前記入力
信号Pinが前記カップリングユニットBに対して前記
キャリア信号Pcwと反対方向に伝播するように入力さ
れることを特徴とする請求項1に記載の全光学波長変換
器。 - 【請求項6】 前記カップリングユニットBが、前記入
力信号Pinの受信に応答して前記変調部に電気信号を
供給するように配置されたフォトダイオードであること
を特徴とする請求項1に記載の全光学波長変換器。 - 【請求項7】 前記波長フィルタリング素子Dが、前記
変調部と前記遅延干渉部との間に配置された個別のフィ
ルタであることを特徴とする請求項1に記載の全光学波
長変換器。 - 【請求項8】 前記遅延干渉部が、前記変調部の前記信
号出力を第一及び第二信号に分割し、前記第一信号を前
記第二信号に対して相対的に遅延させ、前記遅延させら
れた第一信号を前記第二信号と再び組み合わせるように
配置されていることを特徴とする請求項1に記載の全光
学波長変換器。 - 【請求項9】 前記遅延干渉部が、前記変調部の前記信
号出力とその遅延させられたものとの間の相対的な位相
関係に依存して強め合うあるいは弱め合う干渉を起こす
ように配置されていることを特徴とする請求項1に記載
の全光学波長変換器。 - 【請求項10】 パルス状入力信号Pinを変換済み信
号Pconvに再整形するように配置された遅延干渉全
光学再生器において、このとき前記入力信号の波長と前
記変換済み信号の波長とは同一であり、当該再生器が、 A.第一入力に供給された信号で第二入力に供給された
キャリア信号Pcwを変調するように配置された変調部
と、 B.前記パルス状入力信号Pinを受信してそれを前記
変調部の一方の入力に供給する入力信号カップリングユ
ニットと、 C.前記変調部の出力Pintを受信しPintを主に
位相変調された信号から主に振幅変調された信号に変換
する遅延干渉部と、 D.前記入力信号Pinの波長とは異なった波長を有す
る信号部分を少なくともフィルタリングする波長フィル
タリング素子とを有することを特徴とする全光学再生
器。 - 【請求項11】 波長λ1を有するパルス状入力信号P
inを波長λ2を有する波長変換済み信号Pconvに
変換するように配置された集積化光学再生器において、
このときλ1とλ2とは異なっており、当該再生器が、 A.波長λ2を有するキャリア信号Pcwを前記パルス
状入力信号Pinで変調するように配置された変調部
と、 B.前記パルス状入力信号Pinを前記変調部に光学的
に結合するカップラと、 C.前記変調部の主に位相変調された信号から主に振幅
変調された信号に変換する遅延干渉部と、を有してお
り、当該再生器が、さらに、当該再生器を通過した波長
λ1を有する光信号の部分を少なくともフィルタリング
するように配置されていることを特徴とする全光学再生
器。 - 【請求項12】 入力信号Pinの再整形されて時間変
更されたものを表わす出力信号Poutを生成する集積
化全光学信号処理素子において、当該信号処理素子が、 A.キャリア信号Pcwを前記入力信号Pinで位相変
調することによって中間出力Pintを生成する変調器
と、 B.前記中間出力Pintを振幅変調済み信号に変換す
る目的で当該中間出力P intの一部を当該中間出力P
intを遅延させたものの一部と組み合わせる遅延干渉
素子と、を有しており、前記変調器あるいは前記遅延干
渉素子が、前記出力信号Poutから不要な波長成分を
除去するように配置されたフィルタを含むことを特徴と
する全光学信号処理素子。 - 【請求項13】 波長λ1を有するパルス状入力信号P
inを波長λ2を有する波長変換済み信号Pconvに
変換する全光学変換方法において、このときλ1とλ2
とは異なっており、当該方法が、 A.波長λ2を有するキャリア信号Pcwを前記パルス
状入力信号Pinで変調することによって変調済み信号
Pintを生成するステップと、 B.前記変調済み信号Pintを主に位相変調された信
号から主に振幅変調された信号に変換するステップと、 C.前記入力信号Pinの波長λ1を有する前記振幅変
調された信号の部分を少なくとも除去する目的で前記振
幅変調された信号をフィルタリングステップと、を有す
ることを特徴とする全光学変換方法。 - 【請求項14】 集積化光学再生器において波長λ1を
有するパルス状入力信号Pinを波長λ2を有する波長
変換済み信号Pconvに変換する全光学変換方法にお
いて、このときλ1とλ2とは異なっており、当該方法
が、 A.波長λ2を有するキャリアを前記パルス状入力信号
Pinで変調するステップと、 B.前記変調器の主に位相変調された出力を主に振幅変
調された信号に変換するステップと、を有しており、前
記方法が、さらに、 C.前記再生器を通過した波長λ1を有する光信号の成
分を少なくともフィルタリングするステップとを有する
ことを特徴とする全光学変換方法。
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