JP2002207073A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、並びにプログラム

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JP2002207073A
JP2002207073A JP2001003894A JP2001003894A JP2002207073A JP 2002207073 A JP2002207073 A JP 2002207073A JP 2001003894 A JP2001003894 A JP 2001003894A JP 2001003894 A JP2001003894 A JP 2001003894A JP 2002207073 A JP2002207073 A JP 2002207073A
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Jiyunichi Rekimoto
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    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/16Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using electromagnetic waves other than radio waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成を複雑にすることなく、ユーザに各種の
情報を提供することができるようにする。 【解決手段】 領域1の所定の位置に光ビーコン2−1
乃至2−5を配置し、それぞれの識別番号を光信号とし
て発生させる。領域1内のビデオカメラ4は、検出部5
において、各光ビーコンからの光信号を受信し、三角測
量の原理に基づいて、各光ビーコンの位置と、自分自身
の位置を検出する。ビデオカメラ4で撮像した画像に
は、検出された識別番号に対応する情報が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びにプログラムに関し、特に、簡単な構成
で、各種の情報を提供できるようにした、情報処理装置
および方法、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、拡張された現実(Augmente
d Reality)を双方向のシステムにして、より有効なユ
ーザインタフェースを提供することを、例えば、特開2
000−194726号公報として、先に提案した。
【0003】この先の提案においては、赤外線ビーコン
により、ユーザが、どの部屋に位置するのかを認識させ
るようにするとともに、その部屋のビデオカセットレコ
ーダに2次元バーコードを添付し、その2次元バーコー
ドを読み取ることで、どの部屋の、どの装置であるのか
を認識するようにして、そのビデオカセットに関する情
報がユーザに提供される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先の提
案においては、赤外線ビーコンを設ける以外に、2次元
バーコードをビデオカセットレコーダに添付する必要が
あるため、システムの構成が複雑になるばかりでなく、
システムをよりユーザにとって好ましいものに発展させ
ることが困難である課題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、構成を複雑にすることなく、ユーザに各種
の情報を提供する各種のシステムを、より容易に実現す
ることができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、所定の位置に配置された複数の発生装置が発生する
光信号を受信する受信手段と、受信手段が受信した信号
に基づいて、発生装置の識別情報と、発生装置の方向を
検出する検出手段とを備えることを特徴とする。
【0007】前記検出手段は、光信号を受光する方向に
対応する電圧を発生する光電変換手段を含むようにする
ことができる。
【0008】前記検出手段は、情報処理装置の位置もさ
らに検出するようにすることができる。
【0009】前記検出手段により検出された情報処理装
置の位置を表示する表示手段をさらに備えるようにする
ことができる。
【0010】前記検出手段により検出された識別情報に
基づき、それに対応するGUIを表示する表示手段をさら
に備えるようにすることができる。
【0011】本発明の第1の情報処理方法は、所定の位
置に配置された複数の発生装置が発生する光信号を受信
する受信ステップと、受信手ステップの処理で受信した
信号に基づいて、発生装置の識別情報と、発生装置の方
向を検出する検出ステップとを含むことを特徴とする。
【0012】本発明の第1のプログラムは、所定の位置
に配置された複数の発生装置が発生する光信号を受信す
る受信ステップと、受信手ステップの処理で受信した信
号に基づいて、発生装置の識別情報と、発生装置の方向
を検出する検出ステップとをコンピュータに実行させ
る。
【0013】本発明の情報処理装置および方法、並びに
プログラムにおいては、複数の発生装置が発生する光信
号が受信され、その受信信号に基づいて、発生装置の識
別情報と、発生装置の方向が検出される。
【0014】本発明の情報処理システムは、発生装置
が、自分自身を識別する識別情報を含む光信号を、他の
発生装置が光信号を発生するタイミングと重ならないよ
うに発生する発生手段を備え、情報処理装置が、発生手
段が発生する光信号を受信する受信手段と、受信手段が
受信した信号に基づいて、発生装置の識別情報と、発生
装置の方向を検出する検出手段とを備えることを特徴と
する。
【0015】本発明の第2の情報処理方法は、発生装置
の情報処理方法が、発生装置を識別する識別情報を含む
光信号を、他の発生装置が光信号を発生するタイミング
と重ならないように発生する発生ステップを含み、情報
処理装置の情報処理方法が、発生ステップの処理で発生
した光信号を受信する受信ステップと、受信ステップの
処理で受信した信号に基づいて、発生装置の識別情報
と、発生装置の方向を検出する検出ステップとを含むこ
とを特徴とする。
【0016】本発明の第2のプログラムは、発生装置の
プログラムが、発生装置を識別する識別情報を含む光信
号を、他の発生装置が光信号を発生するタイミングと重
ならないように発生する発生ステップを含み、情報処理
装置のプログラムが、発生ステップの処理で発生した光
信号を受信する受信ステップと、受信ステップの処理で
受信した信号に基づいて、発生装置の識別情報と、発生
装置の方向を検出する検出ステップとを含む。
【0017】本発明の情報処理システムおよび方法、並
びにプログラムにおいては、複数の発生装置が光信号を
発生し、情報処理装置が、その受信信号に基づいて、発
生装置の識別情報と、発生装置の方向を検出する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した情報処
理システムの構成例を表している。この構成例において
は、領域1の所定の位置に、光ビーコン2−1乃至2−
5(以下、これらの光ビーコンを個々に区別する必要が
ない場合、単に、光ビーコン2と称する)が配置されて
いる。光ビーコン2−1乃至2−5は、制御装置3に有
線または無線で接続されており、所定のタイミングで赤
外線信号を発生する。
【0019】各光ビーコン2−1乃至2−5より出射さ
れた赤外線信号は、ユーザが保持するビデオカメラ4に
取り付けられている検出部5により受信される。
【0020】光ビーコン2は、例えば、図2に示すよう
に構成されている。通信部21は、制御装置3と通信
し、所定のタイミングで駆動部22を制御し、IR(Infr
a Red)発生部23から赤外線信号を発生させる。記憶
部24は、その光ビーコン2の識別番号を記憶してい
る。この識別番号は、制御装置3から、通信部21を介
して供給されたものが、記憶部24に記憶させるように
することができる。あるいはまた、記憶部24に予め記
憶させるようにすることも可能である。駆動部22は、
記憶部24に記憶されている識別番号に基づいてIR発生
部23を制御し、所定の周波数の搬送波をパルス変調し
た赤外線信号を発生させる。
【0021】制御装置3は、例えば、図3に示すように
構成されている。CPU(Central Processing Unit)4
1は、ROM(Read Only Memory)42に記憶されてい
るプログラム、または記憶部48からRAM(Random Acc
ess Memory)43にロードされたプログラムに従って
各種の処理を実行する。RAM43にはまた、CPU41が各
種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜
記憶される。
【0022】CPU41、ROM42、およびRAM43は、バ
ス44を介して相互に接続されている。このバス44に
はまた、入出力インタフェース45も接続されている。
【0023】入出力インタフェース45には、キーボー
ド、マウスなどよりなる入力部46、CRT,LCDなどより
なるディスプレイ、並びにスピーカなどにより構成され
る出力部47、ハードディスクなどより構成される記憶
部48、モデム、ターミナルアダプタ、ネットワークイ
ンタフェースなどより構成される通信部49が接続され
ている。通信部49は、光ビーコン2、およびビデオカ
メラ4との通信処理を行う。
【0024】入出力インタフェース45にはまた、必要
に応じてドライブ50が接続され、磁気ディスク61、
光ディスク62、光磁気ディスク63、或いは半導体メ
モリ64などが適宜装着され、それらから読み出された
コンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部48に
インストールされる。
【0025】ビデオカメラ4は、例えば、図4に示すよ
うに構成されている。CPU81、ROM82、RAM83、バ
ス84、および入出力インタフェース85は、それぞ
れ、図3の制御装置3におけるCPU41、ROM42、RAM
43、バス44、および入出力インタフェース45と、
基本的に同様の機能を有するものであるので、その説明
は、ここでは省略する。
【0026】入出力インタフェース85に接続されてい
る入力部86は、ボタン、スイッチなどにより構成さ
れ、必要に応じてユーザにより操作される。撮像部87
は、被写体を撮像する。表示部88は、撮像部87によ
り撮像された画像、または記録部89に記録された画像
などを表示する。通信部90は、制御装置3の通信部4
9と無線により通信を行う。
【0027】検出部5は、例えば、図5に示すように構
成されている。光学系101は、レンズを含み、光ビー
コン2より出射された赤外線信号をPSD(Position Sens
itive Detector)102に入射させる。PSD102は、
例えば、図6に示すように構成されている。
【0028】すなわち、PSD102は、P層112とN
層111との間に、I層113を有し、P層112の一
方の端部と他方の端部には、電極114と電極115
が、それぞれ設けられている。電極114と電極115
の所定の位置に、光(いまの場合、赤外線信号)が入射
されると、入射された光に対応する電荷が発生され、光
電流として電極113と電極115から出力される。光
電流が通過する抵抗層は、均一の抵抗値を有するように
構成されているため、電極114および電極115から
出力される光電流の値は、光の入射位置と電極114ま
たは電極115までの距離(抵抗値)に逆比例して分割
される。従って、電極114と電極115の出力電圧に
基づいて、電極114と電極115の間の光信号の入射
位置を特定することが可能となる。
【0029】図6に示される構成を2次元に配列するこ
とで、2次元上の光の入射位置を測定することが可能と
なる。
【0030】PSD102より出力された信号は、フィル
タ103に入射され、所定の周波数帯域(搬送波の周波
数帯域)の成分のみが抽出され、位置計測部104とID
復号部105に供給される。位置計測部104は、入力
された信号に基づいて、その光信号を発生した光ビーコ
ン2の位置(換言すれば、検出部5(ビデオカメラ4)
の位置)を計測する(その原理については、図7を参照
して後述する)。
【0031】ID復号部105は、入力された信号から識
別番号(ID)を復号する。
【0032】図7は、光ビーコン2が出力する赤外線信
号に基づいて、光ビーコン2の位置を検出する原理を表
している。上述したように、光ビーコン2は、自分自身
の識別番号に基づいて、所定の周波数の搬送波をパルス
変調して、赤外線信号として出力している。
【0033】この赤外線信号は、検出部5において、光
学系101を介してPSD102の所定の位置に入射され
る。PSD102は、入射された光に対応する電圧の信号
を出力する。フィルタ103は、光ビーコン2が出力す
る搬送波の周波数成分を抽出し、位置計測部104とID
復号部105に出力する。従って、位置計測部104と
ID復号部105には、光ビーコン2の識別番号に対応し
て変化するパルス信号が入力される。
【0034】ID復号部105は、このパルス信号を復号
することで、識別番号(ID)を復号する。
【0035】PSD102に対する光信号の入射位置は、
図1に示されるように、その光ビーコン2が、どの位置
に配置されているかによって異なる。図1の例において
は、光ビーコン2−2からの赤外線信号は、PSD102
の最も左側の位置に入射され、光ビーコン2−1からの
赤外線信号は、それより若干右側の位置に入射され、光
ビーコン2−5からの赤外線信号は、最も右側の位置に
入射される。
【0036】図8は、このうちの、光ビーコン2−1が
出射する赤外線信号と、光ビーコン2−5が出射する赤
外線信号が、それぞれPSD102の異なる位置に入射さ
れる様子を拡大して示している。上述したように、PSD
102が出力するパルス信号の電圧は、その光信号の入
射位置に対応して変化する。
【0037】例えば、PSD102が、光信号の入射位置
が、図8において、より左側であるとき、低い電圧を出
力し、より右側であるとき、高い電圧を出力するものと
すると、図9に示されるように、PSD102が出力する
電圧のピーク値は、光ビーコン2−1からの赤外線信号
を受信したとき、V1となり、より右側に位置する光ビ
ーコン2−5が出力する赤外線信号を受信したとき、V
5となる。電圧V5は、電圧V1より大きくなっている。
【0038】位置計測部104は、この電圧(ピーク電
圧)に基づいて、PSD102に対して入射された赤外線
信号の方向(光ビーコン2の方向)を検出する。また、
ID復号部105が復号する識別番号に基づいて、その赤
外線信号を発生した光ビーコン2を識別することができ
るので、結果的に、位置計測部103とID復号部105
により、どの光ビーコン2が、どの方向に位置するのか
を特定することができる。
【0039】そして、いわゆる三角測量の原理に基づい
て、例えば、水平面内において、少なくとも2つの方向
からの赤外線信号を受信することができれば、検出部5
の、その2つの光ビーコン2からの水平面内における相
対的な位置が求められる。同様に、垂直面内において、
少なくとも2つの方向からの赤外線信号を受信すること
で、垂直面内における位置が求められる。従って、3つ
の光ビーコン2からの赤外線信号を異なる方向から受信
することができれば、それらに対する検出部5の、相対
的な3次元上の位置が求められる。
【0040】さらに、光ビーコン2の絶対的な位置がわ
かっている場合には、検出部5(ビデオカメラ4)の絶
対的位置も検出することが可能となる。この位置情報
は、ビデオカメラ4の記録部89に予め記録しておく
か、または必要に応じて制御装置3と通信し、取得させ
るようにすることができる。
【0041】ただし、複数の光ビーコン2が同時に光信
号を出力すると、PSD102に同時に光信号が入射され
るので、両者が干渉し、いずれの光信号が受信されたの
かを識別することが困難になる。
【0042】そこで、制御装置3のCPU41は、通信部
49を介して光ビーコン2の通信部21と通信し、図1
0に示されるように、各光ビーコン2が赤外線信号を出
力するタイミングが重ならないように制御する。すなわ
ち、図10の例においては、光ビーコン2−1乃至2−
5が、図10(A)乃至図10(E)に示されるよう
に、順次異なるタイミングで、赤外線信号を発生するよ
うに制御される。
【0043】次に、図11のフローチャートを参照し
て、検出部5の処理について説明する。PSD102は、
光ビーコン2からの光信号を受信するまで待機し、光信
号を受信したとき、その受信した光信号を光電変換す
る。この光電変換された信号は、フィルタ103に入力
され、所定の搬送波成分のみが抽出される。フィルタ1
03より出力された信号は、位置計測部104とID復号
部105に入力される。
【0044】位置計測部104に入力される信号の電圧
は、上述したように、PSD102に入射される赤外線信
号の位置によって変化する。そこで、位置計測部104
は、この電圧に基づいて、光ビーコン2のPSD102か
らの方向を、ステップS2において検出する。
【0045】ステップS3において、ID復号部105
は、入力されたパルス信号を復号することで、識別番号
(ID)を検出する。
【0046】以上のようにして、例えば、光ビーコン2
−1からの赤外線信号が受光された場合、その方向と識
別番号が検出されることになる。
【0047】次に、ステップS4において、位置計測部
104は、ステップS2,S3の処理で得られた方向と
識別番号から、検出部5の位置を演算することができる
か否かをステップS4において判定し、演算できないと
判定した場合には、ステップS1に戻り、再びステップ
S2,S3の処理が実行される。これにより、例えば、
光ビーコン2−5からの赤外線信号が受信されると、位
置計測部104により、その方向が検出されるととも
に、ID復号部105により、その識別番号が検出され
る。
【0048】このようにして、少なくとも2つの光ビー
コン2の方向が検出されると、三角測量の原理に基づい
て、位置計測部104は、検出部5の光ビーコン2−1
と光ビーコン2−5に対する相対的な位置を演算するこ
とが可能となる。そこで、ステップS4からステップS
5に進み、位置計測部104は、検出部5の、水平面内
または垂直面内の相対的な位置を三角測量の原理に基づ
いて演算する。
【0049】その後、処理はステップS1に戻り、それ
以降の処理が繰り返し実行され、光ビーコン2に対す
る、3次元上の検出物5の位置(検出部5に対する、3
次元上の各光ビーコン2の位置)が検出される。
【0050】以上のようにして、検出部5は、自分自身
(ビデオカメラ4)の位置(光ビーコン2の位置)を常
に検出する処理を繰り返し実行している。
【0051】次に、ビデオカメラ4の表示処理につい
て、図12のフローチャートを参照して説明する。
【0052】ステップS11において、CPU81は、撮
像部87を制御し、被写体を撮影させる。撮影された結
果得られた画像データは、RAM83に供給され、記憶さ
れるとともに、そこから読み出され、表示部88に出力
され、表示される。
【0053】次に、ステップS12において、CPU81
は、検出部5が出力する光ビーコン2の位置を、ステッ
プS11で撮像し、表示した表示画面の座標に変換す
る。そして、ステップS13において、CPU81は、光
ビーコンの位置が表示画面内に存在するか否かを判定す
る。光ビーコン2の位置が表示画面内に存在しない場合
には、ステップS11に戻り、それ以降の処理が繰り返
し実行される。
【0054】ステップS13において、光ビーコン2の
位置が表示画面内に位置すると判定された場合、ステッ
プS14に進み、CPU81は、その光ビーコンの識別番
号に対応する情報を取得する処理を実行する。すなわ
ち、このとき、CPU81は、通信部90を制御し、検出
部5により検出された光ビーコンの識別番号を、制御装
置3に送信して、それに対応する情報の送信を要求す
る。
【0055】制御装置3のCPU41は、通信部49を介
してこの要求を受けたとき、図13のステップS21に
おいて、情報提供の要求を受けたと判定し、ステップS
22において、記憶部48に記憶されている識別番号に
対応する情報を読み出し、通信部49からビデオカメラ
4に送信する処理を実行する。
【0056】すなわち、制御装置3の記憶部48には、
例えば、図14に示されるように、各光ビーコン2−1
乃至2−5の識別番号(ID)に対応して、情報が登録さ
れている。CPU41は、この情報を読み出し、通信部4
9を制御して、ビデオカメラ4に送信させる。
【0057】ビデオカメラ4のCPU81は、通信部90
を介して、この情報を受信すると、ステップS15にお
いて、光ビーコン2のその位置に対応する点の座標に基
づいて、RAM83に、その情報を書き込み、それを読み
出して表示部88に表示させる。
【0058】これにより、例えば、図15に示されるよ
うな光ビーコン2の識別番号に対応する情報が表示部8
8に表示されている撮像画像に重畳表示される。図15
の例においては、撮像部87より撮像されたビルの入口
131の上方に、提供された情報(この例の場合、メッ
セージ)が、画像132として表示されている。この表
示例においては、光ビーコン2−1の識別番号「000
1」に対応する情報として提供された「SSS(株)の
入口です」のメッセージが表示されている。
【0059】その後、ステップS11に戻り、それ以降
の処理が繰り返し実行される。
【0060】なお、重畳表示される情報は、ビデオカメ
ラ4の記録部89に予め記憶させておくこともできる。
【0061】以上においては、光ビーコン2の識別番号
(光ビーコン2の位置)に対応して、各種の情報をユー
ザに提供するようにしたが、領域1の内部に位置するユ
ーザに対して携帯端末を所持させ、その携帯端末に、ユ
ーザの現在位置を表示させるようにすることも可能であ
る。
【0062】図16は、このような場合に用いられる携
帯端末151の構成例を表している。CPU161、ROM1
62、RAM163、バス164、および入出力インタフ
ェース165は、図3の制御装置3のCPU41乃至入出
力インタフェース45と同様の機能を有するものであ
る。
【0063】入出力インタフェース165に接続されて
いる入力部166は、例えば、タブレット等により構成
され、LCD等により構成される表示部167の上面に配
置される。ユーザは、図示せぬペンなどを用いて、入力
部166を操作することで、各種の情報を入力する。こ
の入力部166は、透明な部材により構成され、裏側に
配置されている表示部167の表示をユーザに視認させ
る。記憶部168は、半導体メモリなどにより構成さ
れ、必要な情報が適宜記憶される。
【0064】検出部169は、上述した検出部5と同様
の構成を有するものである。通信部170は、制御装置
3との通信を行う。
【0065】入出力インタフェース165には、図3の
制御装置3と同様に、ドライブ171が接続され、磁気
ディスク181、光ディスク182、光磁気ディスク1
83、または半導体メモリ184などが適宜装着され、
プログラム等がロードされる。
【0066】次に、携帯端末151の処理について、図
17のフローチャートを参照して説明する。最初にステ
ップS31において、CPU161は、検出部169の出
力から現在位置を取得する。すなわち、この例の場合、
記憶部168に、領域1の地図データが予め記憶されて
いる。この地図データには、光ビーコン2−1乃至2−
5の位置も予め登録されている。CPU161は、ステッ
プS31において、検出部169の出力から携帯端末1
51の光ビーコン2−1乃至2−5に対する相対的な現
在位置を取得すると、ステップS32において、その相
対的位置を領域1内の地図上の座標に変換する処理を実
行する。
【0067】CPU161は、ステップS33において、
ステップS32で変換した地図上の現在位置のマークM
1を、RAM163に記憶されている、上記位置の地図デ
ータ上に多重記録させる。この地図データがRAM163
から読み出され、表示部167に出力され、表示され
る。これにより、例えば、図18に示されるように、自
分自身の現在位置がマークM1として、表示部167の
地図上に表示される。
【0068】次に、ステップS34において、CPU16
1は、自分自身の現在位置を領域1内に位置する他のユ
ーザの携帯端末151に対して送信させる。すなわち、
このとき、CPU161は、通信部170を制御し、自分
自身の現在位置を、領域1内に位置する他の携帯端末1
51に送信するように、制御装置3に要求する。制御装
置3のCPU41は、通信部49を介してこの要求を受け
取ると、その携帯端末151の現在位置を、通信部49
を介して領域1内に位置する他の携帯端末151に送信
させる。
【0069】同様の処理が、他の携帯端末151におい
ても行われる。その結果、他の携帯端末151から、そ
の現在位置が送信されてくる。
【0070】そこで、ステップS35において、携帯端
末151のCPU161は、制御装置3を介して、他の携
帯端末151から、その現在位置が送信されてきたか否
かを判定し、送信されてきた場合、これを受信し、ステ
ップS36において、その携帯端末151の現在位置
を、RAM163上に描画し、それを読み出して、表示部
167に表示させる。
【0071】このようにして、図18に示されるよう
に、他の携帯端末151の現在位置がマークM2として
表示される。
【0072】その後、処理はステップS31に戻り、そ
れ以降の処理が繰り返し実行される。
【0073】このようにして、各ユーザは、領域1内
で、相互の現在位置を知ることができる。
【0074】図19は、他の実施の形態を表している。
この実施の形態においては、リモートコマンダ204が
検出部205を有している。この検出部205は、図5
に示した検出部5と同様の構成とされている。
【0075】そして、リモートコマンダ204は、ウェ
ブテレビジョン受像機201、ビデオカセットレコーダ
(VCR)202、およびファクリミリ装置203の3つ
の装置に対して共用されるようになされている。
【0076】また、VCR202は、例えば図20に示さ
れるように、リモートコマンダ204からの赤外線信号
を受光するIR受信部211の他に、IR発生部212を有
しており、このIR発生部212は、図1における光ビー
コン2と同様の機能を有している。
【0077】図21は、VCR202のより詳細な内部の
構成例を表している。CPU221乃至入出力インタフェ
ース225は、図3におけるCPU41乃至入出力インタ
フェース45と同様の機能を有するものである。
【0078】入力部226は、スイッチ、ボタンなどに
より構成され、ユーザにより操作される。表示部227
は、LCD等により構成され、各種のメッセージなどを表
示する。記録再生部228は、装着されているビデオカ
セットの磁気テープに対して画像信号を記録または再生
する。通信部229は、例えば、IEEE1394高速シリ
アルバス等のネットワークを介して、ウェブテレビジョ
ン受像機201やファクシミリ装置203と通信する。
【0079】リモートコマンダ204は、例えば、図2
2に示されるように構成される。このCPU261乃至入
出力インタフェース265も、図3におけるCPU41乃
至入出力インタフェース45と基本的に同様の機能を有
している。
【0080】入力部266は、スイッチ、ボタンなどの
他、透明なタブレットにより構成され、ユーザにより操
作される。表示部267はLCD等により構成され、ユー
ザに対して各種のGUI(Graphical User Interface)を
適宜表示する。記憶部68は、半導体メモリなどにより
構成され、必要なデータを適宜記憶する。IR発生部26
9は、入力部266がユーザにより操作されたとき、そ
の操作に対応する赤外線信号をVCR202のIR受信部2
11に向けて出力する。
【0081】なお、図示は省略するが、ウェブテレビジ
ョン受像機201およびファクシミリ装置203も同様
に、リモートコマンダ204からの赤外線信号を受信す
るIR受信部と、それぞれの識別番号を含む赤外線信号を
出力するIR発生部とを有している。
【0082】次に、図23のフローチャートを参照し
て、リモートコマンダ204のGUI表示処理について説
明する。ステップS51において、CPU261は、検出
部205の出力をモニタし、ウェブテレビジョン受像機
201、VCR202、またはファクシミリ装置203か
ら、赤外線信号を受信するまで待機する。赤外線信号を
受信したと判定した場合、CPU261は、ステップS5
2に進み、受信した赤外線信号信号に基づいて、正面の
方向に位置する装置が、ウェブテレビジョン受像機20
1、VCR202、またはファクシミリ203のいずれで
あるのかを判定する。
【0083】ステップS52において、正面の方向に位
置する装置がなんであるのかは、PSD102のほぼ中央
に入射される赤外線信号の識別番号から判定することが
できる。記憶部268には、ウェブテレビジョン受像機
201、VCR202、およびファクシミリ装置203の
識別番号が予め登録されている。CPU261は、PSD10
2のほぼ中央から入射される赤外線信号に含まれる識別
番号が、予め記憶している3つの装置の識別番号のいず
れであるのかを判定することで、正面の方向に位置する
装置を判定する。
【0084】そして、ステップS53において、CPU2
61は、正面の方向に位置する装置を制御するためのGU
Iを表示部267に表示させる。
【0085】例えば、図24に示されるように、VCR2
02がリモートコマンダ204の正面に位置する場合に
は、リモートコマンダ204のCPU261は、その表示
部267に、VCR202を制御するためのGUIを表示させ
る。図24の例においては、VCR202に対して、高速
巻き戻し、逆方向再生、停止、再生、早送りの指令を入
力するためのボタンが、GUIとして表示されている。
【0086】以上のようにして、正面に配置されている
装置のGUIが表示された状態で、ユーザがリモートコマ
ンダ204を操作した場合の処理について、図25のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0087】CPU261は、ステップS61において、
表示部267に表示されているGUIに対して入力があっ
たか否かを判定する。すなわち、ユーザは、例えば、図
24に示されているように、表示部267に表示されて
いるGUIの中から、VCR202に再生を指令したい場合、
再生ボタンを操作する。この操作は、入力部266によ
り検知され、CPU261に通知される。
【0088】CPU261は、ステップS61において、G
UIに対して入力があったと判定した場合、ステップS6
2に進み、その入力に対応する赤外線信号をIR発生部2
69から発生させる。
【0089】このIR発生部269から出力された赤外線
信号は、正面に配置されている装置のIR受信部により受
信される。図24の例の場合、この赤外線信号は、VCR
202のIR受信部211により受信される。
【0090】VCR202のCPU221は、IR受信部211
から、リモートコマンダ204の赤外線信号を受信する
と、それが、例えば、再生を指令するものであれば、記
録再生部228を制御し、装着されているビデオカセッ
トを再生させる。その再生信号は、例えば、ウェブテレ
ビジョン受像機201に供給され、表示される。
【0091】以上のようにして、この例では、表示部2
67に、正面に対向している装置を操作するためのGUI
が表示されるので、ユーザは、リモートコマンダ204
を、制御したい装置に向けるだけでよく、操作性が向上
する。
【0092】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることもできる。
【0093】一連の処理をソフトウエアにより実行させ
る場合には、そのソフトウエアを構成するプログラム
が、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用の
パーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒
体からインストールされる。
【0094】この記録媒体は、例えば図3または図16
に示すように、装置本体とは別に、ユーザにプログラム
を提供するために配布される、プログラムが記録されて
いる磁気ディスク61,181(フロッピディスクを含
む)、光ディスク62,182(CD-ROM(Compact Disk-
Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含
む)、光磁気ディスク63,183(MD(Mini-Dis
k)を含む)、もしくは半導体メモリ64,184など
よりなるパッケージメディアにより構成されるだけでな
く、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供さ
れる、プログラムが記録されているROM42や、記憶部
48に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0095】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0096】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0097】
【発明の効果】以上の如く、本発明の情報処理装置およ
び方法、並びにプログラムによれば、複数の発生装置が
発生する光信号を受信し、受信した信号に基づいて、発
生装置の識別情報と、発生装置の方向を検出するように
したので、構成を複雑にすることなく、各種の情報をユ
ーザに提供することが可能な情報処理装置を実現するこ
とが可能となる。
【0098】また、本発明の情報処理システムおよび方
法、並びにプログラムによれば、複数の発生装置から光
信号を発生させ、情報処理装置に、受信した信号に基づ
いて、発生装置の識別情報と、発生装置の方向を検出さ
せるようにしたので、構成を複雑にすることなく、各種
の情報をユーザに提供することが可能な情報処理システ
ムを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報処理システムの構成例を
示す図である。
【図2】図1の光ビーコンの構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】図1の制御装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】図1のビデオカメラの構成例を示すブロック図
である。
【図5】図1の検出部の構成例を示すブロック図であ
る。
【図6】図5のPSDの構成例を示す図である。
【図7】図5の検出部のID復号の処理を説明する図であ
る。
【図8】図5の検出部の位置検出動作を説明する図であ
る。
【図9】図8のPSDが出力する波形を示す図である。
【図10】図1の制御装置の各光ビーコンの光信号送信
のタイミングの制御を説明する図である。
【図11】図1の検出部の処理を説明するフローチャー
トである。
【図12】図1のビデオカメラの処理を説明するフロー
チャートである。
【図13】図1の制御装置の処理を説明するフローチャ
ートである。
【図14】識別番号に対応する情報の例を示す図であ
る。
【図15】図12のステップS15における表示例を示
す図である。
【図16】携帯端末の構成例を示すブロック図である。
【図17】図16の携帯端末の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図18】図17のステップS36における表示例を示
す図である。
【図19】本発明の他の情報処理システムの構成例を示
す図である。
【図20】図19のVCRの構成を示す図である。
【図21】図19のVCRの内部の構成例を示すブロック
図である。
【図22】図19のリモートコマンダの構成例を示すブ
ロック図である。
【図23】図19のリモートコマンダのGUI表示処理を
説明するフローチャートである。
【図24】図23のステップS53における表示例を示
す図である。
【図25】図19のリモートコマンダの装置制御処理を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】 1 領域, 2−1乃至2−5 光ビーコン, 3 制
御装置, 4 ビデオカメラ, 5 検出部, 101
光学系, 102 PSD, 103 フィルタ, 1
04 位置計測部, 105 ID復号部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の位置に配置された複数の発生装置
    が発生する光信号を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した信号に基づいて、前記発生装置
    の識別情報と、前記発生装置の方向を検出する検出手段
    とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記光信号を受光する
    方向に対応する電圧を発生する光電変換手段を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記情報処理装置の位
    置もさらに検出することを特徴とする請求項1に記載の
    情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段により検出された前記情報
    処理装置の位置を表示する表示手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段により検出された前記識別
    情報に基づき、それに対応するGUIを表示する表示手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理装置。
  6. 【請求項6】 所定の位置に配置された複数の発生装置
    が発生する光信号を受信する受信ステップと、 前記受信手ステップの処理で受信した信号に基づいて、
    前記発生装置の識別情報と、前記発生装置の方向を検出
    する検出ステップとを含むことを特徴とする情報処理方
    法。
  7. 【請求項7】 所定の位置に配置された複数の発生装置
    が発生する光信号を受信する受信ステップと、 前記受信手ステップの処理で受信した信号に基づいて、
    前記発生装置の識別情報と、前記発生装置の方向を検出
    する検出ステップとをコンピュータに実行させるプログ
    ラム。
  8. 【請求項8】 所定の位置に配置された複数の発生装置
    と、前記発生装置が発生する光信号を受信する情報処理
    装置とにより構成される情報処理システムにおいて、 前記発生装置は、 自分自身を識別する識別情報を含む光信号を、他の発生
    装置が光信号を発生するタイミングと重ならないように
    発生する発生手段を備え、 前記情報処理装置は、 前記発生手段が発生する光信号を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した信号に基づいて、前記発生装置
    の識別情報と、前記発生装置の方向を検出する検出手段
    とを備えることを特徴とする情報処理システム。
  9. 【請求項9】 所定の位置に配置された複数の発生装置
    と、前記発生装置が発生する光信号を受信する情報処理
    装置とにより構成される情報処理システムの情報処理方
    法において、 前記発生装置の情報処理方法は、 前記発生装置を識別する識別情報を含む光信号を、他の
    発生装置が光信号を発生するタイミングと重ならないよ
    うに発生する発生ステップを含み、 前記情報処理装置の情報処理方法は、 前記発生ステップの処理で発生した光信号を受信する受
    信ステップと、 前記受信ステップの処理で受信した信号に基づいて、前
    記発生装置の識別情報と、前記発生装置の方向を検出す
    る検出ステップとを含むことを特徴とする情報処理方
    法。
  10. 【請求項10】 所定の位置に配置された複数の発生装
    置と、前記発生装置が発生する光信号を受信する情報処
    理装置を制御するコンピュータに実行させるプログラム
    において、 前記発生装置のプログラムは、 前記発生装置を識別するする識別情報を含む光信号を、
    他の発生装置が光信号を発生するタイミングと重ならな
    いように発生する発生ステップを含み、 前記情報処理装置のプログラムは、 前記発生ステップの処理で発生した光信号を受信する受
    信ステップと、 前記受信ステップの処理で受信した信号に基づいて、前
    記発生装置の識別情報と、前記発生装置の方向を検出す
    る検出ステップとを含むことを特徴とするプログラム。
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