JP2002205672A - 二輪車用着脱自在型バッグ - Google Patents

二輪車用着脱自在型バッグ

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JP2002205672A
JP2002205672A JP2001004174A JP2001004174A JP2002205672A JP 2002205672 A JP2002205672 A JP 2002205672A JP 2001004174 A JP2001004174 A JP 2001004174A JP 2001004174 A JP2001004174 A JP 2001004174A JP 2002205672 A JP2002205672 A JP 2002205672A
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motorcycle
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Takafumi Miki
隆文 三木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、簡単に二輪車のサドル下の両脚
の間のフレーム部分に装着することができる上、二輪車
に確実に装着されるので不用意に落としたり、盗難され
たりするようなことはなく、またワンタッチで簡単に取
り外して手持ち用バッグとして使用できる二輪車用着脱
自在型バッグを提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、バッグ本体20Aの一面に二輪
車1のフレーム2の立パイプ4に係止させるための係止
部となる開孔29と、この開孔29に突入するキャッチ
部材40を有し、その隣り合う面に前記フレーム2の下
パイプ8に嵌め入れるための凹部24を形成して構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、自転車やバイク(単車)等の二
輪車のフレームの下パイプに跨るようにして立パイプに
係止させて取り付けることにより貴重品や小物入れとし
て使用し、また二輪車から取り外して手持ち用バッグと
しても使用し得る二輪車用着脱型バッグに関する。
【0002】
【従来の技術】買い物に出かけるとき、また役所や銀行
に出かけるときなど、財布や預金通帳、印鑑などの貴重
品を手持用バッグに入れてこれを持って二輪車に乗って
出かける人は多い。このようなとき、多くの人はショル
ダーバッグを肩に掛けて、またショルダーバッグや手持
ち用バッグを二輪車の前かごに入れて二輪車に乗る姿は
ごく普通に見られる。ところがこのような形態で出かけ
ていると、後ろからの二輪車に乗った者によるひったく
りに出会うことが少なくなく、細心の注意が必要とな
る。
【0003】このための対策としては、二輪車の前かご
に貴重品を収納したバッグを入れたその上から防犯用の
蓋やネットなどで覆うなどの方法がある。
【0004】しかしながら、例えば買い物帰りなどの時
のように、前かごいっぱいに買った物を入れている場合
には、前かごに蓋をしたり、防犯用ネットで覆ったりす
ることが出来ないことから、十分な防犯対策を施すこと
ができない。
【0005】このため、自転車に別途専用の容器などを
取り付けることが望まれる。従来、自転車に取り付ける
容器としては、実開平6−32284号公報に記載の
「自転車収納トランク」が提案されている。
【0006】この「自転車収納トランク」は、収納容体
と蓋体とを組み合せた形状が筒状である収納体に一組の
施錠装置を設けた収納体表面に反射材と取り付け部材を
設けて構成したもので、自転車のフレームの下パイプに
装着して使用するタイプのものと、フレームの立パイプ
に装着して使用するタイプのものとがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
実開平6−32284号公報に記載の「自転車収納トラ
ンク」は、自転車に固定して使用するものであるため、
財布や印鑑、預金通帳などのような貴重品をそのまま入
れると取り出す手間がかかるだけでなく、これらを取り
出しているのを他人から見られる恐れがあるので極めて
不用心である。
【0008】又、このものは、取り出した貴重品を素手
で持ち歩くわけにもいかず、例えば手持ち用バッグなど
に入れ替えるのが通常と思われる。つまりこの種のトラ
ンクは貴重品を入れるものではなく、明細書における
「考案の効果」に記載されているように、雨衣や傘、地
図や小物を入れるためのものであることが明らかであ
る。
【0009】加えて、この種、トランクはその形状が筒
形状であるために、その中に入れるものも限られ、特に
フレームの下パイプに取り付けて使用するものは、自転
車の場合、走行中に足が引っ掛かり易く、危険であるう
え、自転車に乗降するとき、足を引っ掛け易く、危険で
あり、また、その際破損し易いなどの問題も有る。
【0010】本発明者はこのような課題を解決すべく、
貴重品を安全な状態で二輪車に取り付けて使用すること
ができる上、必要に応じて簡単に二輪車から取り外して
手持ち用バッグとして使用することができるバックにつ
き鋭意検討を重ねた結果、ついに本発明に係る二輪車用
着脱型バッグを完成するに至ったものである。
【0011】このような経緯を経て完成するに至った本
発明は、バッグ本体の一面に突出して形成した係止部を
二輪車のフレームの立パイプに係止させ、さらにこの係
止部を突出させているバッグ本体の面部の隣り合う面に
形成されている凹部をフレームの下パイプに嵌め入れて
固定、使用できるようにすることにより、財布や預金通
帳、印鑑などの貴重品をバッグごと二輪車のフレームの
安全で邪魔にならない両脚の間に係止させることができ
る上、必要に応じてワンタッチで取り外してそのまま手
持ちバッグとして使用することができる極めて有用な二
輪車用着脱自在型バッグを提供することを目的とするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに提案される本発明に係る二輪車用着脱自在型バッグ
は、バッグ本体の一面に二輪車のフレームの立パイプに
係止させるための係止部を有し、その隣り合う面に前記
フレームの下パイプに嵌め入れるための凹部が形成され
ていることを特徴とする。
【0013】最近の二輪車の多くは、フレームをサドル
下に位置する立パイプと、ハンドル及び前輪フォークを
支持している前パイプと、前パイプの下部と立パイプの
下部を連結している下パイプと、下パイプから後方に延
出して後輪を支持している後パイプとが溶接等により形
成されている。つまり、前パイプの上端部と立パイプの
上端とを前後に連結する水平の上パイプを設けていない
フレームが多い。本発明では、一般によく知られており
後方に向うに従って下方に傾斜した上パイプも下パイプ
と呼ぶことにし、以下において説明する下パイプは、特
段説明がない限り、この上段の下パイプをいうものとす
る。
【0014】本発明に係る二輪車用着脱自在型バッグ
は、必ずしも限定されるものではないが、二輪車のフレ
ームの立パイプに係止させ且つ下パイプの後部に跨るよ
うに係止させて、二輪車に取り付けることができる上、
必要に応じてワンタッチで取り外して手持ち用バッグと
して持ち運びすることができるものである。
【0015】本発明に用いられるバッグ本体は、必ずし
も材質、形状、大きさ、口の位置や形状などが限定され
るものではないが、少なくとも二輪車のフレームの立パ
イプに係止させて取り付けたときに二輪車を乗っている
人の両脚に当たるような大きさ及び形状のものは避けら
れる。このため、例えば好適な形状として、立パイプに
沿う形状の長四角形状のものが挙げられる。口の開閉
は、ジッパーとも呼ばれる線状ファスナーの他、マジッ
クテーブとも呼ばれる面状ファスナーなどで行われる。
【0016】本発明において、二輪車用着脱自在型バッ
グをこのような長四角形状のものについて説明すると、
二輪車に取り付けた姿勢から見て、前面又は上面がファ
スナーなどにより開閉自在な口が形成され、その後面が
立パイプに沿う面であり、この面に立パイプへの係止部
を有する。そしてこの面と隣り合う下面に下パイプに跨
る凹部が形成されている。この凹部の深さは下パイプに
しっかりと跨って係止できる深さであり、その上面は半
円弧面で形成されており、この半円弧面の直径は、一般
の多くの自転車の場合、フレームの下パイフの直径が約
25mm程度であることから、この径よりも僅かながら
若干大きい程度であることが望ましい。
【0017】本発明に係る二輪車用着脱自在型バッグ
(以下、バッグと略称する。)において、係止部はパッ
グを二輪車のフレームの立パイプに係止させるためにあ
り、この係止部は例えば前述した凹部が形成された面と
隣り合う後面の左右中央の上寄りの個所に位置する。こ
の係止部は2種のものに大別され、いずれのものを用い
ても良いのである。
【0018】係止部の1種については、バッグ本体に対
して着脱自在な構造を有するもので、例えばバッグ本体
の面部に形成された開口又は凹溝よりなる開口部と、当
該口部に対して着脱自在なキャッチ部材とによって構成
されているものが挙げられる。この種のものは、バッグ
の着脱が極めて容易であり、しかも確実に二輪車に取り
付けることができる上、バッグを二輪車から取り外して
手持ち用バッグとして使用するときにキャッチ部材が外
れているので使い勝手が良い。
【0019】この開口よりなる開口部は、次述する舌片
に対応する大きさを有し、その内部が上方に向けられて
いる。バッグの使用方法は、先ず舌片を前方に向けてキ
ャッチ部材を二輪車のフレームの立パイプに嵌め込んで
固定させる。そしてこのキャッチ部材の舌片にバッグ本
体の口部を上方から嵌め入れるだけでよく、この嵌め入
れたときにバッグ本体下部の凹部をフレームの下パイプ
の後部に跨るようにバッグ全体を下方に押し付けるだけ
でよいのである。
【0020】なおキャッチ部材のキャッチ部分に代えて
舌片を立パイプにバンド止めするタイプのもの、舌片を
突出させた取付部材を立パイプに挟み付けてネジ止めし
て固定するタイプのものを用いても良いのである。
【0021】これに対し、凹溝よりなる開口部は、舌片
の両側に挟み入れる形状を有し、この開口部はバッグ本
体の後面に固定されたものである。
【0022】係止部のもう1種は、バッグ本体に固定さ
せた折り畳み自在のもので、例えばC型キャッチなどの
キャッチ部をバッグ本体の後面に形成した凹部内の後退
させた位置から後方に向けて起こすことができるように
したもの、C型キャッチなどのキャッチ部をバッグ内の
後退させた位置から前方の口のファスナーを開けた部分
の外に向けて起こすことができるようにしたものなどが
挙げられる。この種の係止部は、キャッチ部を二輪車に
常時固定する必要がないので、所望の二輪車に速やかに
係止させることができる利点がある。
【0023】バッグ本体の下面に形成されている凹部
は、バッグ本体の中央の前後方向に形成された二輪車の
フレームの下パイプに嵌まる大きさのもので、この凹部
内に下パイプの後部が位置するように、バッグを下パイ
プに跨げさせると、バッグの姿勢は安定する。
【0024】なおバッグを手持ち用バッグとして使用す
るときに見栄えが良いように前記凹部をバッグの上面に
も形成しても良く、この他、バッグに手提げ用の把手な
どを設けても良いのである。
【0025】このようにしてバッグを二輪車のフレーム
の立パイプの前に取り付けると、バッグはその前後が係
止部で係止されており、その左右は下部の凹部が下パイ
プに跨るようにして止められている結果、安定、且つ確
実に取り付けられた状態になる。
【0026】これら本発明に係るバッグは、その使用に
おいて、人目につきにくい両脚の間の邪魔にならない立
パイプの前に取り付けることができるので、ひったくり
に出会うようなこともないのである。しかもその取付状
態において、立パイプと下パイプに支持されているの
で、簡単に外れ落ちることも無い。一方、二輪車を降り
てバッグを二輪車から取り外して手持ち用バッグとして
使用するときにはワンタッチで二輪車から取り外すこと
ができるので極めて便利である。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の目的及び構成は以上の通
りであり、以下、本発明に係る二輪車用着脱自在型バッ
グを自転車に適用した場合につき、その具体的な構成を
添付図面に示す実施例に沿って詳述する。尚、以下にお
いて、二輪車用着脱自在型バッグを自転車に適用した場
合につき説明するが、敢えて、二輪車として表現、説明
する。
【0028】添付図面は図1から図15まであり、この
うち図1は本発明に係る二輪車用着脱自在型バッグの使
用状態を示す斜視図、図2から図10図までは本発明の
第1実施例に係る二輪車用着脱自在型バッグに関する図
であり、図11図及び図12は他の実施例を示してお
り、図13から図15までは更に他の実施例に係る二輪
車用着脱自在型バッグに関する図である。以下、各実施
例毎に詳述する。
【0029】図1に示す二輪車1は一般に多く使用され
ているタイプのもので、この二輪車1のフレーム2は、
サドル3下に位置する立パイプ4と、前輪12を支持し
ているフォーク6及びハンドル5を支持している前パイ
プ7と、この前パイプ7と立パイプ4とを連結している
上下2本の下パイプ8,9と、下パイプ9と立パイプ4
との連結部分から後方に向けて突出して後輪10を支持
している後パイプ11とが溶接等により接合、形成され
ている。
【0030】本発明の各実施例による二輪車用着脱自在
型バッグ20は、二輪車1における立パイプ4と上段の
下パイプ8によって支持されるように当該二輪車1に取
り付けられて使用するものである。
【0031】この二輪車1における立パイプ4は、サド
ル3の下方に位置し、しかも人が二輪車1を乗っている
ときには両脚の間に隠れて位置するので、人目につき難
く、しかも両脚の間に挟まれている結果、ひったくりに
出会い難い位置にある。
【0032】このような特徴を有する本発明の1形態で
ある第1実施例に係る二輪車用着脱自在型バッグ(以
下、第1実施例のバッグと略称する。)について説明す
る。
【0033】図2ないし図10に示す第1実施例のバッ
グ20は、バッグ本体20Aと、バッグ本体20Aの後
面に着脱自在に支持されて当該バッグ本体20Aを前記
立パイプ4に装着するための係止部よりなるキャッチ部
材40とによって構成されている。
【0034】バッグ本体20Aは、二輪車1に取り付け
たときの向きを基準にして、上下高さが約24cm程
度、前後幅が約11cm程度、左右幅が約9cm程度の
大きさを有し、上面21及び下面22のそれぞれ中央に
は前後方向に向けた凹部23,24が形成された略箱形
状を有し、その外面がキャンバス生地Vで形成され、図
8に示すように、前面26を残す内壁に箱形状を維持さ
せる補強材27が固定され、前面26の中央に線状ファ
スナー28が縫合されてこの線状ファスナー28の操作
部28aにより開閉する開閉口(口)29が形成され、
上面21の左右中央端にまたがってキャンバス生地Vで
形成された把手33が取り付けられたものからなる。そ
して、図2に示すように、前記後面30の中央上部個所
に後述するキャッチ部材40の舌片41が突入する長孔
29が形成されている。
【0035】前記凹部23,24のうちバッグ本体20
Aの下面22に形成されている凹部24は、前述した上
段の下パイプ8に丁度嵌まる径、つまり約25mmであ
り、その長さは下面20の前後に抜ける長さであり、そ
の深さは約25mmであり、後面視逆U字形状を有す
る。
【0036】バッグ本体20Aの上面21に形成された
凹部23は、前記凹部24と同形状を有するが、見栄え
のパランスを良くするためにこの凹部24に合せて形成
しただけのものである。
【0037】これら凹部23,24は、バッグ本体20
Aの内壁を形成している前記補強材27によりその形が
作られ、しかも強固に形成されている。
【0038】前記線状ファスナー28の開閉方向は、そ
の操作部28aを上方に引き上げると閉じ、下方に引き
下げると開く。このため不用意にバッグ20の下側から
開いてバッグ20の中に入れてある貴重品などが落ちる
というようなことはないように設計されている。
【0039】又、図2及び図8に示すように、バッグ本
体20Aの後面30に形成されている長孔形状の開孔2
9のすぐ奥の隙間位置にはキャッチ部材40の舌片41
をガイドするガイド板35が固定されている。尚、図9
に示すように、36はこの舌片41が突入する空間であ
る。
【0040】前記キャッチ部材40は、若干の弾性力を
保有する合成樹脂製のC型キャッチ42の基部に舌片4
1を上方に向けて突出形成したものからなり、このC型
キャッチ42は二輪車1における立パイプ4に付勢力を
もって嵌め付けることができるように構成されている。
舌片41はその上部を僅かながら前方に向くように傾斜
させて突出している。
【0041】このように形成されたキャッチ部材40と
バッグ本体20Aの開孔29との組み合わせからなるも
のが係止部となる。
【0042】次に、第1実施例に係るバッグ20の取付
手順を説明する。先ず、図9に示すようにキャッチ部材
40をバッグ本体20Aから外して、これを二輪車1に
おける立パイプ4に舌片41を前方に向けて押し込む。
このようにすると、キャッチ部材20は自身の付勢力に
よって立パイプ4に装着される。
【0043】続いて、図10に示すように、キャッチ部
材40の舌片41がバッグ本体20Aの後面30に形成
されている開孔29内に入るようにバッグ本体20Aを
手で持って上方から嵌め込むとバッグ本体20Aの後部
が固定される。そして、このバッグ本体20Aを下方に
押し込むと、バッグ本体20Aの下面22に形成されて
いる凹部24に二輪車1における下パイプ8が入り込
み、バッグ本体20Aがこの下パイプ8に跨るようにし
てその下部が固定され、これで二輪車1への取り付けは
終了する。
【0044】図11は、バッグ本体20Aを二輪車1に
おける立パイプ4に取り付ける係止部の他の実施例を示
しており、この係止部は、バッグ本体20Aの後面30
の中央上部個所に固定され、しかも後述する舌片41が
嵌入するガイド部材50と、C形キャッチ43の基部に
上方に向けて突出させた舌片41と、このC型キャッチ
43の左右前端にネジ44とナット45・45を用い
て、前記立パイプ4に固定するための座43a,43a
とが形成された装着部材40Aとによって構成されてい
る。
【0045】図12は、バッグ本体20Aを二輪車1に
おける立パイプ4に取り付けるための係止部のさらなる
他の実施例を示しており、この係止部は、バッグ本体2
0Aの後面30の中央上部個所において下方に向けて突
出させた舌片53と、C形キャッチ43の基部にこの舌
片53が突入する開孔46aが形成された受部46とか
ら形成されており、このC型キャッチ43はその左右前
端にネジ44とナット45・45を用いて二輪車1にお
ける立パイプ4に固定するための座43a,43aとが
形成された装着部材40Bとによって構成される。
【0046】これらの他の実施例による係止部は、前述
した係止部と異なり、係止部が二輪車1における立パイ
プ4に常時固定されているので、紛失したり、いたずら
で盗まれたり、捨てられたりするようなことはないので
ある。
【0047】図13〜図15は、本発明の更に他の実施
例に係る二輪車用着脱自在型バッグ201を示してお
り、この実施例のバッグ201を構成しているバッグ本
体20Aは前述した第1実施例のバッグ本体20Aと共
通するので、共通する個所には同一符号を付し、これに
ついての詳しい説明は省略する。
【0048】本実施例における係止部40Dは、バッグ
本体20Aの線状ファスナー28の上部を開けた部分か
らC型キャッチ47を回動、突出させることができるよ
うに構成されている。
【0049】即ち、このC型キャッチ47の基部は、左
右に広げて形成された支持部材48の両端を、バッグ本
体20A内の上部に固定された固定板50の左右前端部
近傍個所にピン49,49で枢着して構成されてなるも
ので、この左右のピン49,49を支点として支持部材
48とともにC型キャッチ47が収納・突出するように
回動自在に形成されている。なおバッグ本体20Aの前
面26の上部片側にはフック61を端部に固定したベル
ト60の一端が固定されており、このベルト60を線状
ファスナー28越しに渡して前記フック61を側方の鳩
目62に止めることにより線状ファスナー28の操作部
28aが不用意に下方にずれて開かないように構成され
ている。またこの方法とは別に、線状ファスナー28の
操作部28aを上方で図示しないフックで引っ掛けてズ
レ落ちないようにしても良いのである。
【0050】このように構成すると、前記係止部40D
は常にバッグ201と一体となっているので、紛失した
り、いたずらされたりしないのである。
【0051】
【発明の効果】以上説明した本発明に係る二輪車用着脱
自在型バッグによれば、バッグ本体の一面から突出させ
た係止部を二輪車のフレームの立パイプに係止させ、さ
らにこの係止部を突出させているバッグ本体の面部の隣
り合う面に形成されている凹部をフレームの下パイプに
嵌め入れることによって、簡単に二輪車に装着でき、し
かもその装着個所がサドル下の両脚の間に位置する個所
であるため、このパッグ内に財布や預金通帳、印鑑など
の貴重品を入れても、他人に気付かれることは少なく、
しかもひったくりされることもないのである。しかも二
輪車に確実に装着されるので不用意に落としたりするよ
うなことはなく、またワンタッチで簡単に取り外して手
持ち用バッグとして使用できるなどの効果を奏するので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る二輪車用着脱自在型バッ
グを二輪車(自転車)に装着した状態を示す斜視図であ
る。
【図2】図2は、本発明の第1実施例に係る二輪車用着
脱自在型バッグの後面側から見た斜視図である。
【図3】図3は、同じくその正面図である。
【図4】図4は、同じくその後面図である。
【図5】図5は、同じくその右側面図である。
【図6】図6は、同じくその要部平面図である。
【図7】図7は、同じくその底面図である。
【図8】図8は、同じくその側面断面図である。
【図9】図9は、本発明の第1実施例に係る二輪車用着
脱自在型バッグの取付手法を示す側面図である。
【図10】図10は、同じくその取付後の状態を示す側
面断面図である。
【図11】図11は、他の実施例による係止部を示す要
部斜視図である。
【図12】図12は、さらなる他の実施例による係止部
を示す要部斜視図である。
【図13】図13は、本発明の更に他の実施例に係る二
輪車用着脱自在型バッグを示す斜視図である。
【図14】図14は、同じくその側面断面図である。
【図15】図15は、同じくその平面断面図である。
【符号の説明】
1 二輪車(自転車) 2 フレーム 4 立パイプ 8 下パイプ 20 二輪車用着脱自在型バッグ 20A バッグ本体 23,24 凹部 28 線状ファスナー 29 開孔 40 キャッチ部材 41 舌片 42 C型キャッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッグ本体の一面に二輪車のフレームの
    立パイプに係止させるための係止部を有し、その隣り合
    う面に前記フレームの下パイプに嵌め入れるための凹部
    が形成されていることを特徴とする二輪車用着脱自在型
    バッグ。
  2. 【請求項2】 二輪車のフレームの立パイプに係止させ
    るための係止部が、バッグ本体の面部に形成された開口
    又は凹溝よりなる開口部と、この開口部に対して着脱自
    在なキャッチ部材とによって構成されている請求項1に
    記載の二輪車用着脱自在型バッグ。
  3. 【請求項3】 キャッチ部材は開口部に突入して係止す
    る舌片と、立パイプへの係止が自在なC型キャッチとで
    構成されたものである請求項2に記載の二輪車用着脱自
    在型バッグ。
  4. 【請求項4】 二輪車のフレームの立パイプに係止させ
    るための係止部が、バッグ本体の面部に形成された開口
    又は凹溝よりなる開口部と、この開口部に対して着脱自
    在なバンド部材とによって構成されている請求項1に記
    載の二輪車用着脱自在型バッグ。
  5. 【請求項5】 バンド部材は開口部に突入して係止する
    舌片と、立パイプに装着するためのバンドとで構成され
    たものである請求項4に記載の二輪車用着脱自在型バッ
    グ。
  6. 【請求項6】 二輪車のフレームの立パイプに係止させ
    るための係止部が、二輪車に取り付ける場合にはバッグ
    本体から突出し、手持ち用バッグとして使用するときに
    はバッグ本体内又はバッグに形成した凹部内に折り畳ん
    で或いは後退させて収納できる構造のものである請求項
    1又ないし5のいずれか1項に記載の二輪車用着脱自在
    型バッグ。
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