JP3225837U - サイドバッグ用取付テーブルおよびサイドバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドバッグに簡易テーブル機能を付加し、かつ、荷物の収納性や、積載性を損なうことのないサイドバッグ用取付テーブルを提供する。【解決手段】実施形態のサイドバッグ用取付テーブル1Aは、上面側に平らな面を有するテーブル本体11aと、テーブル本体11aの底面側に設けられた複数のサイドバッグ接続部12aとを備えている。サイドバッグ用取付テーブル1Aは、一対のサイドバッグ10Aを車幅方向に準じた間隔をあけ、各々を対向させて地面に立直させた状態で、かつ、テーブル本体11aを一対のサイドバッグ10Aの上面側に載置させた状態で、サイドバッグ2A及び3Aの各々の取付用ベルト接続部23a及び33aにサイドバッグ接続部12aを接続させて、テーブル形態で利用可能である。【選択図】図1

Description

本考案は、キャンプ等においてテーブルとして、主に鞍乗型車両に装備するサイドバッグを利用して、取付可能なサイドバッグ用取付テーブルおよびサイドバッグに関するものである。
自動二輪車等でのツーリング、キャンプ等の際に、例えば自動二輪車等の鞍乗型車両に荷物を積載する場合に、後部シートに収容ボックス、シートバッグ等の鞍乗型車両用シートバッグを取り付けて使用することが多くなっている。
なお、シートバッグにおいて、収納部と、収納部を開閉自在に覆う上蓋部と、第2の荷物を上蓋部又は収納部の表面側に保持可能な複数の装着ベルトとを備え、テ−ブル部に対して着脱可能な複数のテーブル脚部を収納空間に収納可能であり、複数の装着ベルトのいくつかを利用して後部シートへ取り付け可能であり、当該シートバッグを平地に置いた場合に上蓋部の閉状態においてテーブル部を開いて拡げ、複数のテーブル脚部をテーブル部に取り付けてテーブルの形態として利用可能であること等が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
実用新案登録第3221461号公報
バイクツーリングにおいて、例えばキャンプでの飲食等のために、簡易テーブルを利用する場合に、折畳み式、組立て式等の簡易テーブルをシートバッグ、サイドバッグ等に積載していた。しかしながら、簡易テーブルを積載する場合に、重量としても数kg程度あり、かつ、荷物としてはかさばる組立て式や折畳み式の簡易テーブルを荷物として積載する必要があった。
シートバッグに簡易テーブルを荷物として積載した場合に、荷物としてかさばるために、他の荷物を積載しないようにしたり、また、簡易テーブル自体を積載するのを止めて、キャンプ等での飲食等の際には地面にレジャーシートなどを敷いて、飲食等をするなど不便な体勢での状況等であった。
そこで、特許文献1等に示すシートバッグにおいて、簡易テーブルを含む構造のものが提案されている。しなしながら、特許文献1等に示すシートバッグは、簡易テーブルがシートバッグに取り付けられている構造であるため、このような簡易テーブルを利用するには、シートバッグ自体を、新たなシートバッグに変更する必要があった。
また、鞍乗型車両に装備するサイドバッグについては、特許文献1等に示すような簡易テーブルが存在しないため、バイクツーリング等において、簡易テーブルを利用する場合には、重量としても数kg程度あり、折り畳み可能であっても荷物としてはかさばる組立て式や、折り畳み式の簡易テーブルを荷物として積載する必要があった。
本考案が解決しようとする課題は、サイドバッグに簡易テーブル機能を付加し、かつ、簡易テーブル機能を付加した場合でも荷物の収納性や、積載性を損なうことのないサイドバッグ用取付テーブルおよびサイドバッグを提供することである。
上記課題を解決するために、本考案に係るサイドバッグ用取付テーブルは、鞍乗型車両の後部シートの車幅方向に装備可能な一対のサイドバッグに取付可能なサイドバッグ用取付テーブルである。当該サイドバッグ用取付テーブルは、上面側に平らな面を有するテーブル本体と、前記テーブル本体の底面側に設けられた複数のサイドバッグ接続部とを備え、前記一対のサイドバッグを前記車幅方向に準じた間隔をあけ、対向させて地面に立直させた状態で、かつ、前記テーブル本体を前記一対のサイドバッグの上面側に載置させた状態で、前記後部シートに取り付け可能なバッグ固定用取付ベルトのバッグ接続ベルトと着脱自在に接続可能な前記サイドバッグの各々の取付用ベルト接続部に前記サイドバッグ接続部を接続させて、テーブル形態で利用可能であることを特徴とする。
また、本考案に係るサイドバッグは、鞍乗型車両の後部シートの車幅方向に装備可能な一又は一対のサイドバッグである。当該サイドバッグは、当該サイドバッグの上部に載置可能に固定できるサイドバッグ用取付テーブルと、上面部と底面部とが平行形状で、かつ、地面上で立直可能な開閉自在の箱型形状ケースと、前記鞍乗型車両の後部シートに取り付けられるバッグ固定用取付ベルトのバッグ接続ベルトに接続可能な取付用ベルト接続部と、を備えている。前記サイドバッグ用取付テーブルは、上面側に平らな面を有するテーブル本体と、前記サイドバッグの前記取付用ベルト接続部と着脱自在に接続可能なサイドバッグ接続部と、を備え、前記一又は一対のサイドバッグを前記車幅方向に準じた間隔をあけ、前記一のサイドバッグと対となるサイドバッグと又は前記一対のサイドバッグの各々を対向させて地面に立直させた状態で、かつ、前記テーブル本体を当該対向させた一対のサイドバッグの上面側に載置させた状態で、当該対向させた一対のサイドバッグの各々の取付用ベルト接続部に前記サイドバッグ接続部を接続させて、テーブル形態で利用可能とし、前記サイドバッグ用取付テーブルを当該対向させた一対のサイドバッグから取り外した場合に、前記サイドバッグ用取付テーブルを前記箱型形状ケースの収納空間に前記サイドバッグ用取付テーブルを収納可能であることを特徴とする。
本考案に係るサイドバッグ用取付テーブルおよびサイドバッグによれば、サイドバッグに簡易テーブル機能を付加し、かつ、簡易テーブル機能を付加した場合でも荷物の収納性や、積載性を損なうことがない。
本考案に係る実施形態のサイドバッグ用取付テーブルおよびサイドバッグの構成の一例を示す斜視図である。 図1(a)及び(b)に示すサイドバッグ用取付テーブルの平面図、側面図及び底面図である。 図1(a)及び(b)に示すサイドバッグの左右側から俯瞰した斜視図である。 図1(a)及び(b)に示すサイドバッグ用取付テーブルのサイドバッグへの取り付け方法を説明する図である。 実施形態のサイドバッグ用取付テーブルの利用方法の一例を示す図である。 実施形態のサイドバッグ用取付テーブルのサイドバッグへの収納方法を説明する図である。 鞍乗型車両の後部シートへの実施形態のサイドバッグ取り付け状態の一例を示す図である。 鞍乗型車両の後部シートへの実施形態のサイドバッグ取り付け及び後部シートからの取り外し方法の一例を示す図である。
以下、本考案に係る実施形態のサイドバッグ用取付テーブルおよびサイドバッグについて、図面を参照して具体的に説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。以降で説明する実施形態はいずれも、鞍乗型車両(自動二輪車、自動三輪車等)の後部シートに取り付け可能なサイドバッグの一例をとりあげて説明する。以降では、はじめに、本考案に係るサイドバッグ用取付テーブルおよびサイドバッグの実施形態の構成例について説明し、次に、実施形態のサイドバッグ用取付テーブルの取付方法、使用方法等について説明する。
[実施形態]
以下、本考案に係るサイドバッグ用取付テーブルおよびサイドバッグの実施形態の構成について、図1乃至図8を用いて説明する。実施形態の一対のサイドバッグ10Aは、例えば後述する図7及び8に示すような二輪自動車(オートバイ、スクーター)、三輪自動車等の鞍乗型車両9Aの後部シート8Aに装備可能なサイドバッグである。
ここで、図1〜図6は、実施形態のサイドバッグ用取付テーブル1Aおよび一対のサイドバッグ10Aの構成等を示す図である。詳しくは、図1は、本考案に係る実施形態のサイドバッグ用取付テーブル1Aおよびサイドバッグ2A及び3Aの構成の一例を示す斜視図である。図2は、図1(a)及び(b)に示すサイドバッグ用取付テーブル1Aの平面図、側面図及び底面図である。図3は、図1(a)及び(b)に示すサイドバッグ2Aの左右側から俯瞰した斜視図である。
図4は、図1(a)及び(b)に示すサイドバッグ用取付テーブル1Aの一対のサイドバッグ10Aへの取り付け方法を説明する図であり、図5は、サイドバッグ用取付テーブル1Aの利用方法の一例を示す図である。図6(a)及び(b)は、サイドバッグ用取付テーブル1Aのサイドバッグ2Aへの収納方法を説明する図である。
また、図7は、鞍乗型車両9Aの後部シート8Aへのサイドバッグ取り付け状態の一例を示す図であり、図8は、鞍乗型車両9Aの後部シート8Aへのサイドバッグ取り付け及び後部シート8Aからのサイドバッグ取り外し方法の一例を示す図である。
以降では、図1乃至図6を参照しながら、実施形態のサイドバッグ用取付テーブル1Aおよび一対のサイドバッグ10Aの構成等について説明し、さらに、図7及び図8等を参照しながら鞍乗型車両9Aへのサイドバッグ2A及び3Aの取り付け方法等の一例について説明する。
図1等に示す実施形態の一対のサイドバッグ10Aは、図7に示すような鞍乗型車両9Aの後部シート8Aに装備可能なサイドバッグ2A及び3Aである。サイドバッグ2A及び3Aは、例えば鞍乗型車両9Aの後部シート8Aの左右側に装備可能な箱型形状に形成されている。以降において、実施形態の一対のサイドバッグ10Aの構成の一例として、図1乃至図8に示す箱型形状のサイドバッグ2A及び3Aを用いて説明する。
図1(a)及び(b)に示す実施形態のサイドバッグ用取付テーブル1Aは、例えば図7等に示す鞍乗型車両9Aの後部シート8Aの車幅方向に装備可能な一対のサイドバッグ10Aに取付可能である。実施形態のサイドバッグ用取付テーブル1Aは、図1及び図2に示すように、上面側に平らな面を有するテーブル本体11aと、テーブル本体11aの底面側に設けられた複数のサイドバッグ接続部12aとを備えている。
図1(a)に示すように、一対のサイドバッグ10Aを車幅方向に準じた間隔をあけ、サイドバッグ2A及び3Aの各々を対向させて地面に立直させた状態とする。次に、図1(b)に示すように、サイドバッグ2A及び3Aの各々の取付用ベルト接続部23a及び33aにサイドバッグ用取付テーブル1Aのサイドバッグ接続部12aを接続させて、一対のサイドバッグ10Aの立直させた状態で、かつ、テーブル本体11aを一対のサイドバッグ10Aの上面側に載置させて固定した状態で、テーブル形態で利用可能である。
好ましくは、サイドバッグ用取付テーブル1Aは、当該サイドバッグ用取付テーブル1Aを一対のサイドバッグ10Aから取り外した場合に、当該サイドバッグ用取付テーブル1Aを一対のサイドバッグ10Aのうちの少なくともいずれか片方のサイドバッグ2A又は3Aの収納空間に収納可能である。
実施形態のサイドバッグ2A又は3Aは、図1(a)及び(b)に示すように、一対のサイドバッグ10Aの上部に載置可能に固定できるサイドバッグ用取付テーブル1Aと、箱型形状ケース(上ケース21a及び下ケース22a、又は、上ケース31a及び下ケース32a)と、鞍乗型車両9Aの後部シート8Aに取り付けられるバッグ固定用取付ベルト4Aのバッグ接続ベルト(前方バッグ接続ベルト41a及び後方バッグ接続ベルト42a)に接続可能な取付用ベルト接続部23a又は33aと、を備えている。
箱型形状ケース(上ケース21a及び下ケース22a、又は、上ケース31a及び下ケース32a)は、上面部と底面部とが平行形状で、かつ、地面上で立直可能な開閉自在である。なお、箱型形状ケースは、図1等に示すような側面側から視て長方形状でなくてもよく、上面部と底面部とが平行形状である立直可能であれば、前方又は後方側が丸型形状、略三角形状、多角形状等でもよい。
サイドバッグ用取付テーブル1Aは、図1(a)に示すように、上面側に平らな面を有するテーブル本体11aと、サイドバッグ2A及び3Aの取付用ベルト接続部23a及び33aと着脱自在に接続可能なサイドバッグ接続部12aと、を備えている。
例えば、図2等に示すサイドバッグ用取付テーブル1Aの一例において、複数のサイドバッグ接続部12aは、一方の片端側に雄型バックル121a(又は雌型バックル)を有する短手ベルト122aからなり、当該短手ベルト122aの他方の片端側に留めボタン123aによりテーブル本体11aに設けられた貫通孔110aに貫通して留められる。
一対のサイドバッグ10Aを車幅方向に準じた間隔をあけ、サイドバッグ2A及び3Aの各々を対向させて地面に立直させた状態で、かつ、テーブル本体11aを一対のサイドバッグ10Aの上面側に載置させた状態で、サイドバッグ2A及び3Aの各々の取付用ベルト接続部23a及び33aにサイドバッグ接続部12aを接続させて、テーブル形態で利用可能である。
実施形態のサイドバッグ2A又は3Aには、サイドバッグ用取付テーブル1Aをサイドバッグ2A及び3Aから取り外した場合に、サイドバッグ用取付テーブル1Aを箱型形状ケース(上ケース21a及び下ケース22a、又は、上ケース31a及び下ケース32a)の収納空間にサイドバッグ用取付テーブル1Aを収納可能である。
実施形態のサイドバッグ2A及び3Aは、例えば図7及び図8に示すような鞍乗型車両9Aの後部シート8Aの左右に装備可能な一対のサイドバッグ10A(図1等に示す左側サイドバッグをサイドバッグ2Aとし、右側サイドバッグをサイドバッグ3Aと称す)である。
図1(a)に示すように、一対(左右)のサイドバッグ10Aを装備した後部シート8Aから取り外した後、車幅方向に準じた間隔をあけ、一方のサイドバッグ2Aと他方のサイドバッグ3Aとを対向させて地面に立直させる。
さらに、図1(b)に示すように、一対のサイドバッグ10Aを立直させた状態で、かつ、テーブル本体11aを上面側に載置させた状態で、左右のサイドバッグ2A及び3Aの各々の取付用ベルト接続部23a及び33aを、サイドバッグ用取付テーブル1Aのサイドバッグ接続部12aに接続させて、テーブル形態で利用可能とするものである。
サイドバッグ用取付テーブル1Aを一対のサイドバッグ10Aから取り外した場合に、当該サイドバッグ用取付テーブル1Aを一対のいずれかのサイドバッグ2A又は3Aの収納空間(例えば、図6に示すサイドバッグ2Aの上ケース収納空間28a又は下ケース収納空間29a)に収納可能である。
テーブル本体11aは、略長方形状の薄い平板(薄板構造)である。平板の材料は、軽量で硬質の材料からなり、例えばアルミニウム材、硬質のプラスチィック材等である。また、平板の形状・大きさは、サイドバッグ2A又は3Aの収納空間に収納可能なサイズである。図2(a)乃至(c)の例では、1枚の平板によるテーブル本体11aの構造例を図示しているが、例えば折畳み可能な板、ジョイント構造を有する複数の板をジョイント可能な平板の組合せであってもよい。
図1(a)に示すサイドバッグ用取付テーブル1Aの底面側には、例えば図2(b)及び(c)に示すように、4つのサイドバッグ接続部12aが取り付けられている。サイドバッグ接続部12aの各々には、短手ベルト122aの一方の片端側に雄型バックル121aが取り付けられ、図2(b)及び(c)に示すように、短手ベルト122aの他方の片端側に留め具により固定される。
短手ベルト122aの片端側の留め具として、例えば、留めボタン123aが短手ベルト122aの片端側を貫通すると共に、テーブル本体11aに設けられた複数の貫通孔110aに固定されている。留めボタン123aは、例えばカシメ金具、合成ゴム等が用いられる。また、以上のような留め具だけでなく、テーブル本体11aの底面側に、複数のU字状(アーチ形状)のベルト留め輪が設けられて、短手ベルト122aの一方の片端側がベルト留め輪に端部処理が施されて接続されてもよい。
なお、図2(b)及び(c)の例では、4本の短手ベルト122aを用いているが、例えば、長手方向に沿って2本の長手ベルトを用いて、各々の長手ベルトの両端部側に2つの雄型バックル121aを設ける構成であってもよい。また、サイドバッグ接続部12aには、雄型バックル121aを用いているが、バックル方式以外の接続手段として、サイドバッグ側の接続手段に応じて、それに対応した係止具又は係合具等であってもよい。
図3(a)及び(b)に、図1(a)及び(b)に示すサイドバッグ2Aの左右側から俯瞰した斜視図を示す。なお、図1(a)及び(b)に示すサイドバッグ3Aは、図3に示すサイドバッグ2Aと左右対称な構造である。以下、図1及び図3等に示す実施形態のサイドバッグ2Aの構造の一例について、説明する。
サイドバッグ2Aは、上ケース21a及び下ケース22aの上面部と、上ケース21a及び下ケース22aの底面部とが平行形状である。好ましくは、サイドバッグ2Aにおいて、図1及び図3等に示すような上面部と底面部とが平行形状である立直可能な箱型形状ケースである。箱型形状ケースは、例えば上ケース21aと下ケース22aとの一部を接合した構造である。上ケース21aと下ケース22aとは、開閉チャック部211aのチャック構造により開閉自在とされる。
なお、図1及び図3等は、サイドバッグ2A及び3Aが地面に立直した状態の図であり、上面部とは、地面に立直した場合の箱型形状ケースの上面側の部分であり、例えば本図等においてサイドバッグ2Aのハンドグリップ25aが取り付けられた面側である。また、底面部とは、地面に立直した場合の箱型形状ケースの底面側(地面に接触する面側)の部分であり、本図等においてサイドバッグ2Aのハンドグリップ25aが取り付けられた面側と反対方向の面側である。
面ファスナー225aは、後述する図7(b)に示すような後部シート8Aを覆うフラップ321aと接合するための面接触型の係合材である。例えば、フラップ221aの面ファスナー225aとフラップ321aとの接合と、フラップ321aの面ファスナー325aとフラップ221aとの接合とが、後部シート8Aに装備された左右のサイドバッグ2A及び3Aの取り付け状態を補強するような構造とされている。
後部シート8Aに取り付けられたバッグ固定用取付ベルト4Aが、フラップ221aのベルト挿通孔222a及びフラップ321aのベルト挿通孔322aを通って、サイドバッグ2A及び3Aの前方側の雌型バックル231a及び331aと、後方側の雌型バックル231a及び331aへ接続される。
バッグ下部固定具223aは、下ケース22aの下部の内側角付近に設けられる。バッグ下部固定具223aの用途は、サイドバッグ2Aをバッグ固定用取付ベルト4Aにより後部シート8Aに取り付けた際に、例えば図7(a)に示すように、さらに後部シート8Aを支持する後部車体等のフレームのいずれかに固定ベルトの一方に掛け、他の一方をバッグ下部固定具223aに掛けることにより、サイドバッグ2Aの後部シート8Aへの取付状態を補強するものである。
Dリング224aは、下ケース22a上部の前面側と後面側に設けられるリング状の係止具である。Dリング224aは、例えば利用者がサイドバッグ2Aをショルダーバッグとして利用する場合に、肩掛けベルトの係止具側を係止するために用いられる。
取付用ベルト接続部23aは、箱型形状ケースの上面側に設けられた、少なくともバッグ固定用取付ベルト4Aと接続可能な接続部材である。例えば、取付用ベルト接続部23aにおいて、図4(b)に示すような短手長のバックルベルト233aの中央部分付近が、下ケース22aの上面側にベルト固定具234aにより固定されている。固定されたバックルベルト233aの両端側には、雌型バックル231aと雌型バックル232aとが設けられている。雌型バックル231aは、バッグ固定用取付ベルト4Aの雄型バックル411a及び421a、サイドバッグ用取付テーブル1Aのサイドバッグ接続部12aの雄型バックル121aと、着脱可能に接続できる。
コンプレッションベルト24aは、上ケース21aの下ケース22aからのオープン状態に解除、及び、上ケース21aの下ケース22aへのクローズ状態にロックするためのベルト締結・解除のための部材である。コンプレッションベルト24aの一端側は、例えば下ケース22aの下部側に接続され、もう一端側には雄型バックルを有するコンプレッションベルトバックル241aが設けられている。
コンプレッションベルト24aは、箱型形状ケースの底面側又は側面側から上面側に架け渡されて、取付用ベルト接続部23aの一端側の雌型バックル232aにコンプレッションベルトバックル241aが着脱自在に接続可能とされる。ベルトガイド212aは、箱型形状ケースの側面側(図3(a)等に示す上ケース21aの側面側)において、コンプレッションベルト24aの一部を留めるための留め具である。
ハンドグリップ25aは、後部シート8Aから取り外されたサイドバッグ2Aを移動可能に持ち運ぶための把持部分である。ハンドグリップ25aは、例えば下ケース22aの上面部分に取り付けられている。
例えば、箱型形状ケースとして、上ケース21aがABS樹脂製などのハードケースタイプと、下ケース22aがナイロン製の場合において、サイドバッグ2Aのケースが地面に置かれた際に自立可能である。また、例えば、上ケース21a及び下ケース22aがナイロン製、皮革製等のソフトケース等の場合においても、ケース内に強固なフレーム枠、骨組み等が組み込まれて自立可能である。
(テーブル取付方法)
実施形態のサイドバッグ用取付テーブル1Aは、例えば図7及び図8に示すような鞍乗型車両9A(自動二輪車、自動三輪車等)の後部シート8Aに装備可能なサイドバッグ2A及び3Aに取り付け可能である。サイドバッグ2A及び3Aを鞍乗型車両9Aの後部シート8Aから取り外した後に、サイドバッグ用取付テーブル1Aを容易に取り付け可能であり、また、サイドバッグ用取付テーブル1Aを容易に取り外し可能である。サイドバッグ2A及び3Aは、地面に置いて自立するサイドバッグである。
例えば、鞍乗型車両9Aの後部シート8Aから取り外したサイドバッグ2A及び3Aを、食事、キャンプ場所等の地面に置いて、サイドバッグ2A及び3Aの間隔(車幅方向に準じた間隔)を空けて、各々を対向させて地面に立直させるだけで、以降で説明するテーブル取り付け方法により、サイドバッグ用取付テーブル1Aのテーブル脚部として、サイドバッグ2A及び3Aを利用可能である。
ここで、図4(a)及び(b)に示すサイドバッグ用取付テーブル1Aのサイドバッグ2A及び3Aへの取り付け方法を説明する。
(1)例えば、図8(a)及び(b)に示すように、左右両方のサイドバッグ2A及び3Aを後部シート8Aから取り外して、図1(a)に示すように、地面へ左右両方のサイドバッグ2A及び3Aを、間隔をあけて地面等に置く。
(2)サイドバッグ用取付テーブル1Aの底面側には、図2に示すように、4つのサイドバッグ接続部12aが取り付けられている。サイドバッグ接続部12aの各々には、短手ベルト122aの一方の片端側に雄型バックル121aが取り付けられ、短手ベルト122aの他方の片端側に留めボタン123aがテーブル本体11aに設けられた貫通孔110aに固定されている。
(3)サイドバッグ用取付テーブル1Aを左右のサイドバッグ2A及び3Aに取り付ける方法として、最初に、例えば図4(a)に示すように、一方のサイドバッグ3Aの2つの取付用ベルト接続部33aの雌型バックル331aへ、サイドバッグ用取付テーブル1Aの一方の片端側の2つのサイドバッグ接続部12aの雄型バックル121aを接続する。
(4)次に、例えば図4(b)に示すように、もう一方のサイドバッグ2Aの2つの取付用ベルト接続部23aの雌型バックル231aへ、サイドバッグ用取付テーブル1Aのもう一方の片端側の2つのサイドバッグ接続部12aの雄型バックル121aを接続する。
(5)以上のようなサイドバッグ用取付テーブル1Aの取り付け方法により、図1(b)に示すように、左右のサイドバッグ2A及び3Aの上部に載置されて、サイドバッグ用取付テーブル1Aが固定される。
(テーブル使用方法)
図5は、サイドバッグ用取付テーブル1Aの利用方法の一例を示す図である。図5に示す一対のサイドバッグ10Aは、図1(b)に示す構成と同様に、左右のサイドバッグ2A及び3Aと、サイドバッグ用取付テーブル1Aとから構成されている。
左右のサイドバッグ2A及び3Aを車幅方向に準じた間隔をあけ、各々を対向させて地面に立直させた状態で、かつ、テーブル本体11aを一対のサイドバッグ10Aの立直させた状態での上面側に載置させた状態で、テーブル本体11aの4つのサイドバッグ接続部12aをサイドバッグ2A及び3Aの各々の取付用ベルト接続部23a及び33aに接続させて固定できるため、サイドバッグ用取付テーブル1Aの上面側をテーブル形態で利用可能である。
例えば、図5に示すようなテーブル利用形態の状態である一対のサイドバッグ10Aの上部において、サイドバッグ2A及び3Aの雌型バックル231a及び331a側と、サイドバッグ用取付テーブル1Aの雄型バックル121a側とが接続されて固定されているので、サイドバッグ用取付テーブル1A上に皿、ボトル、フォーク、スプーン等を載せても、テーブル本体11aが両サイドバッグ2A及び3Aの上部からずれ難い。
以上により、サイドバッグ用取付テーブル1Aを取り付けた一対のサイドバッグ10Aに対して、図5に示すように、皿、ボトル、スプーン、フォーク等の食器具などを、テーブル本体11aに安定的に置くことができる。
従来、バイクツーリング・キャンプ等に出かけた際に、折畳みテーブル等をサイドバッグに収納していない場合に、皿、ボトル、カップ等を地面に直接置くか、もしくは、ビニールシートを敷いてその上に置く等をしていた。または、シートバッグ、サイドバッグ等の収納空間に収納する荷物を工夫又は収納する他の荷物を制限して(小さな荷物・キャンピング道具等に変更等)、折畳みテーブル等を収納していた。
(テーブル収納方法)
一方、本実施形態のサイドバッグ用取付テーブル1Aおよびサイドバッグ2A又は3Aでは、図6に示すように、サイドバッグ用取付テーブル1Aを収納する場合に、荷物の収納性や、積載性を損なうことがない。ここで、図6に示すサイドバッグ用取付テーブル1Aのサイドバッグ2A又は3Aへの収納方法について説明する。
サイドバッグ用取付テーブル1Aが一対のサイドバッグ10Aから取り外された場合に、サイドバッグ用取付テーブル1Aは、左右いずれかの片方のサイドバッグ2A又は3Aへ収納可能な大きさ・形状である。図2の例では、1枚の平板によるテーブル本体11aの構造例を図示しているが、例えばジョイント構造を有する2枚の板をジョイント可能な平板の組合せからなるテーブル本体とした場合、2枚の板のそれぞれを分離して、その各々をサイドバッグ2A及び3Aへ収納してもよい。
例えば、図6(a)及び(b)に示すように、サイドバッグ用取付テーブル1Aは、片方のサイドバッグ2Aの上ケース21aの裏側(後部シート8Aの車体部分に面しない側面の裏側)の上ケース収納空間28aに収納することができ、他の荷物の収納の邪魔にならない。なお、例えばサイドバッグ用取付テーブル1Aを、片方のサイドバッグ2Aの下ケース22aの底側(後部シート8Aの車体部分に面する側面側)に収納すると、鞍乗型車両9Aの後部シート8Aの車体部分に下ケース22aの底部分を過渡に接触させる恐れがある。
また、後部シート8A側フレームの凸部分に下ケース22aの底側の凹みとなるような柔軟な構造とされているため、サイドバッグ2Aの下ケース22aの底側に収納することを避けるようにするには、好ましくは、サイドバッグ用取付テーブル1Aは、例えば図6(b)に示すような上ケース21a裏側の上ケース収納空間28aに収納できるサイズである。
図6(a)及び(b)に示す上ケース21a側の上ケース収納空間28aでは、サイドバッグ用取付テーブル1Aを上ケース21a側の上ケース収納空間28aに収納する例であり、例えば第1ホルダーベルト26a及び第1メッシュホルダー261aと、第2ホルダーベルト27a及び第2メッシュホルダー271aとにより、収納物を固定又は半固定できるようにされている。
具体的には、上ケース21a側の上ケース収納空間28aに収納された収納物は、第1第1メッシュホルダー261a及び第2メッシュホルダー271aにより上ケース21aの内側の上面側を覆われて、第1ホルダーベルト26aと第2ホルダーベルト27aを調整して接続することにより、収納物を固定又は半固定できるようにされている。なお、図6の例では、サイドバッグ2Aへサイドバッグ用取付テーブル1Aを収納する一例を示したが、他方のサイドバッグ3Aへサイドバッグ用取付テーブル1Aを収納してもよい。
(テーブル取付可能なサイドバッグについて)
図7は、鞍乗型車両9Aの後部シート8Aへの実施形態のサイドバッグ取り付け状態の一例を示す図である。また、図8は、鞍乗型車両9Aの後部シート8Aへの実施形態のサイドバッグ取り付け及び後部シート8Aからの実施形態のサイドバッグ取り外し方法の一例を示す図である。
なお、図7(a)に示す鞍乗型車両9Aは、車両の後方側から後部シート8Aを俯瞰した図であり、後部シート8Aに装備された左右のサイドバッグ2A及び3Aの取り付け状態を示す一例である。また、図7(b)は、後部シート8Aに装備された左右のサイドバッグ2A及び3Aの取り付け状態を上方方向から俯瞰した図である。
さらに、図8(a)は、左右のサイドバッグ2A及び3Aを後部シート8Aに装備するためのバッグ固定用取付ベルト4Aの取り付け方法及び取り外し方法を説明するための上方方向から俯瞰した図であり、図8(b)は、同じく右後方方向から俯瞰した図である。
実施形態のサイドバッグ2A及び3Aは、後部シート8Aへの装備状態において、図7及び図8に示すように、バッグ固定用取付ベルト4Aにより後部シート8Aに取り付けられている。バッグ固定用取付ベルト4Aは、図8(a)及び(b)に示すように、ベース部材40aと、ベース部材40aに接続されている前方バッグ接続ベルト41aと、後方バッグ接続ベルト42aと、シート巻付ベルト43aとから構成されている。
前方バッグ接続ベルト41aは、図8(a)及び(b)に示すように、ベース部材40aの前方側(後部シート8Aの前側とする)にベルトの中央部分が接続され、後方バッグ接続ベルト42aは、ベース部材40a後方側(後部シート8Aの後側とする)にベルトの中央部分が接続されている。また、シート巻付ベルト43aは、ベース部材40aの中央側に、後部シート8Aを巻き付け固定可能なように接続されている。
ここで、図7(b)に示す後部シート8Aに装備された左右のサイドバッグ2A及び3Aの取り付け状態では、バッグ固定用取付ベルト4Aと左右のサイドバッグ2A及び3Aの取付用ベルト接続部23a及び33aとが接続されている。このバッグ固定用取付ベルト4Aとの接続状態において、前方バッグ接続ベルト41a及び後方バッグ接続ベルト42aが、フラップ221aのベルト挿通孔222a及びフラップ321aのベルト挿通孔322aを通って、サイドバッグ2A及び3Aの前方側の雌型バックル231a及び331aと、後方側の雌型バックル231a及び331aへ接続されている。
また、フラップ221aの面ファスナー225aとフラップ321aとの接合と、フラップ321aの面ファスナー325aとフラップ221aとの接合とが、後部シート8Aに装備された左右のサイドバッグ2A及び3Aの取り付け状態を補強するような構造とされている。
なお、図1乃至図8の例では、サイドバッグ2A及び3Aにおいて、各々のフラップ221aとフラップ321aとが分離した構造の例を示したが、例えばフラップ221aとフラップ321aとが連接した構造(サイドバッグ2Aとサイドバッグ3Aとが一体型の構造)である、一対のサイドバッグ10Aであってもよい。
バッグ固定用取付ベルト4Aは、図8に示すように、ベース部材40aが後部シート8Aに載置されて、後部シート8Aにシート巻付ベルト43aが巻き付けられて固定される。バッグ固定用取付ベルト4Aでは、前方バッグ接続ベルト41aと、後方バッグ接続ベルト42aとに、左右のサイドバッグ2A及び3Aの取付用ベルト接続部23a及び33aとが接続される。
具体的な接続方法の一例として、例えば前方バッグ接続ベルト41aの雄型バックル411aが、フラップ221aのベルト挿通孔222a及びフラップ321aのベルト挿通孔322aを通って、サイドバッグ2A及び3Aの前方側の雌型バックル231a及び331aへ接続される。また、後方バッグ接続ベルト42aの雄型バックル421aが、フラップ221aのベルト挿通孔222a及びフラップ321aのベルト挿通孔322aを通って、サイドバッグ2A及び3Aの後方側の雌型バックル231a及び331aへ接続される。
以上のようなバッグ固定用取付ベルト4Aのバッグ接続ベルト(前方バッグ接続ベルト41a及び後方バッグ接続ベルト42a)と、着脱自在に接続可能なサイドバッグ2A及び3Aの各々の取付用ベルト接続部23a及び33aに対して、図2等に示すサイドバッグ用取付テーブル1Aのサイドバッグ接続部12aを接続させることにより、テーブル本体11aをサイドバッグ2A及び3Aの上面側に固定することができる。これにより、サイドバッグ2A及び3Aをテーブル脚部として、サイドバッグ用取付テーブル1Aをテーブル形態で利用することができる。
なお、これらの雄型及び雌型バックルの関係は、逆であってもよく、また、前方バッグ接続ベルト41aと後方バッグ接続ベルト42aとが、前後方向にクロスした取付ベルト等であってもよい。すなわち、図7及び図8に示す例は、一例の構造で有り、サイドバッグ2A及び3Aと、バッグ固定用取付ベルト4Aとの接続部材が相互に着脱可能に接続でき、後部シート8Aに取り付けて固定できる構造であれば、本実施形態のサイドバッグ用取付テーブル1A、又は、その変型例の構造で、簡易テーブルの接続方法の適用が可能である。
以上説明したように、実施形態のサイドバッグ用取付テーブル1Aおよび一対のサイドバッグ10Aは、例えば、
(i)サイドバッグ用取付テーブル1Aが、両サイドバッグ2A及び3Aへ載置できる簡易なテーブル構造であること
(ii)サイドバッグ2A及び3Aのバッグ固定用取付ベルト4Aと接続固定する接続バックルを利用して、サイドバッグ用取付テーブル1Aを着脱可能に取り付けることができ、取り付け時にテーブル本体11aを固定できること
(iii)サイドバッグ2A及び3Aの間隔を空けて、地面に立直させるだけで、サイドバッグ用取付テーブル1Aを簡易テーブルとして使用可能であること
(iv)サイドバッグ用取付テーブル1Aが、一方のサイドバッグ2A又は3Aへコンパクトに収納可能であること
等の特徴を有するものである。
以上のような特徴の他にも、利用者側に対して、実施形態のサイドバッグ2A又は3Aは、例えば販売形態として、一対のサイドバッグ10A(左右のサイドバッグ2A及び3A)と、サイドバッグ用取付テーブル1Aとをセットとしての販売だけでなく、左右のサイドバッグ2A及び3Aをセットで販売し、又は、紛失・損傷等のために左右のサイドバッグ2A又は3Aを、各々単独販売することもできる。そのような場合にも、サイドバッグ用取付テーブル1Aを、別売り等でオプション販売可能とすれば、既にサイドバッグ2A及び3Aを購入利用している利用者にとっては、新規に購入する必要がないため、利用者にとっても、コスト的な負担が大幅に減る。
以上説明したように、本実施形態のサイドバッグ用取付テーブルおよびサイドバッグによれば、サイドバッグに簡易テーブル機能を付加し、かつ、簡易テーブル機能を付加した場合でも荷物の収納性や、積載性を損なうことがない。
[他の実施形態]
以上、本実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、考案の範囲を限定することは意図していない。また、例えば実施形態のなかのいくつか特徴を組み合わせてもよい。さらに、本実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、考案の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態やその変形には、考案の範囲や要旨に含まれると同様に、実用新案登録請求の範囲に記載された考案とその均等の範囲に含まれるものである。
1A…サイドバッグ用取付テーブル、2A、3A…サイドバッグ、4A…バッグ固定用取付ベルト、8A…後部シート、9A…鞍乗型車両、10A…一対のサイドバッグ、11a…テーブル本体、110a…貫通孔、12a…サイドバッグ接続部、121a…雄型バックル、122a…短手ベルト、123a…留めボタン、21a、31a…上ケース、211a、311a…開閉チャック部、212a、312a…ベルトガイド、22a、32a…下ケース、221a、321a…フラップ、222a、322a…ベルト挿通孔、223a、323a…バッグ下部固定具、224a、324a…リング、225a、325a…面ファスナー、23a、33a…取付用ベルト接続部、231a、331a…雌型バックル、232a、332a…雌型バックル、233a、333a…バックルベルト、234a、334a…ベルト固定具、24a、34a…コンプレッションベルト、241a、341a…コンプレッションベルトバックル、25a、35a…ハンドグリップ、26a…第1ホルダーベルト、261a…第1メッシュホルダー、27a…第2ホルダーベルト、271a…第2メッシュホルダー、28a…上ケース収納空間、29a…下ケース収納空間、40a…ベース部材、41a…前方バッグ接続ベルト、411a、421a…雄型バックル、42a…後方バッグ接続ベルト、43a…シート巻付ベルト

Claims (4)

  1. 鞍乗型車両の後部シートの車幅方向に装備可能な一対のサイドバッグに取付可能なサイドバッグ用取付テーブルであって、
    上面側に平らな面を有するテーブル本体と、
    前記テーブル本体の底面側に設けられた複数のサイドバッグ接続部とを備え、
    前記一対のサイドバッグを前記車幅方向に準じた間隔をあけ、対向させて地面に立直させた状態で、かつ、前記テーブル本体を前記一対のサイドバッグの上面側に載置させた状態で、前記後部シートに取り付け可能なバッグ固定用取付ベルトのバッグ接続ベルトと着脱自在に接続可能な前記サイドバッグの各々の取付用ベルト接続部に前記サイドバッグ接続部を接続させて、テーブル形態で利用可能である
    ことを特徴とするサイドバッグ用取付テーブル。
  2. 前記サイドバッグ用取付テーブルを前記一対のサイドバッグから取り外した場合に、前記サイドバッグ用取付テーブルを前記一対のサイドバッグの少なくともいずれかの前記サイドバッグの収納空間に収納可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載のサイドバッグ用取付テーブル。
  3. 複数の前記サイドバッグ接続部の各々は、一方の片端側に雄型又は雌型バックルを有する短手ベルトであり、当該短手ベルトの他方の片端側が留め具により前記テーブル本体の前記底面側に固定された
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のサイドバッグ用取付テーブル。
  4. 鞍乗型車両の後部シートの車幅方向に装備可能な一又は一対のサイドバッグであって、
    当該サイドバッグの上部に載置可能に固定できるサイドバッグ用取付テーブルと、
    上面部と底面部とが平行形状で、かつ、地面上で立直可能な開閉自在の箱型形状ケースと、
    前記鞍乗型車両の後部シートに取り付けられるバッグ固定用取付ベルトのバッグ接続ベルトに接続可能な取付用ベルト接続部と、を備え
    前記サイドバッグ用取付テーブルは、
    上面側に平らな面を有するテーブル本体と、
    前記サイドバッグの前記取付用ベルト接続部と着脱自在に接続可能なサイドバッグ接続部と、を備え、
    前記一又は一対のサイドバッグを前記車幅方向に準じた間隔をあけ、前記一のサイドバッグと対となるサイドバッグと又は前記一対のサイドバッグの各々を対向させて地面に立直させた状態で、かつ、前記テーブル本体を当該対向させた一対のサイドバッグの上面側に載置させた状態で、当該対向させた一対のサイドバッグの各々の取付用ベルト接続部に前記サイドバッグ接続部を接続させて、テーブル形態で利用可能とし、
    前記サイドバッグ用取付テーブルを当該対向させた一対のサイドバッグから取り外した場合に、前記サイドバッグ用取付テーブルを前記箱型形状ケースの収納空間に前記サイドバッグ用取付テーブルを収納可能である
    ことを特徴とするサイドバッグ。

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