JP2002205335A - 基体に硬質の樹脂製品を溶着する方法、ウインドガラスの製造方法及びウインドガラス - Google Patents

基体に硬質の樹脂製品を溶着する方法、ウインドガラスの製造方法及びウインドガラス

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JP2002205335A
JP2002205335A JP2001324140A JP2001324140A JP2002205335A JP 2002205335 A JP2002205335 A JP 2002205335A JP 2001324140 A JP2001324140 A JP 2001324140A JP 2001324140 A JP2001324140 A JP 2001324140A JP 2002205335 A JP2002205335 A JP 2002205335A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価に、硬質の樹脂製品を基体に強固に接着
する。 【解決手段】 珪素を含む基体であるガラス基体20の
表面にシランカップリング剤を含むプライマー24を塗
布し、プライマー24の塗布部に硬質の樹脂製品である
ストッパ14を接触させ、ストッパ14を加圧しつつス
トッパ14のガラス基体20との接触部分以外の表面全
体に沿って前記表面全体に同時かつ直接に振動を加え
て、ガラス基体20にストッパ14を溶着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は珪素を含む材料で形
成された基体に硬質の樹脂製品を溶着する方法、ガラス
基体に硬質の樹脂製品が溶着されたウインドガラスの製
造方法及びこの方法により製造されたウインドガラスに
関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、ウインドガラス10
は車体の取付部11にウレタンシーラ12により接着さ
れ、ウインドガラス10の縁部に取付けられたウレタン
シーラ12が車内を気密に保つ。このウインドガラス1
0の所定の位置には予めストッパ14が接着されてお
り、このストッパ14が取付部11に形成された開口部
15に挿入されて、ウレタンシーラ12が硬化するまで
ウインドガラス10を所定の位置に仮止めする(実開平
6−32132号公報)。
【0003】従来、ストッパ14をウインドガラス10
に接着するには、ウレタン接着剤又は両面テープを使用
している。しかし、ウレタン接着剤は乾燥するのに時間
がかかるため、ウレタン接着剤が乾燥するまでウインド
ガラス10を置くためのスペース等が必要となり、コス
ト増の原因となる。これに対して両面テープを使用する
場合、特別の設備は不要であり、また安価である。しか
し、両面テープの接着力は弱いため、ウインドガラス1
0の重量がストッパ14に加えられたときに、ストッパ
14がウインドガラス10から取れるおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安価
に、硬質の樹脂製品を基体に強固に接着できる、基体に
硬質の樹脂製品を溶着する方法を提供することである。
【0005】また、本発明の別の目的は、安価に、スト
ッパのような硬質の樹脂製品がガラス基体に強固に溶着
されたウインドガラスの製造方法、及びこの方法により
製造されたウインドガラスを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
珪素を含む基体の表面にシランカップリング剤を含むプ
ライマーを塗布し、前記プライマーの塗布部に硬質の樹
脂製品を接触させ、前記樹脂製品を加圧するとともに前
記樹脂製品全体に振動を加えて、基体に硬質の樹脂製品
を溶着する方法である。
【0007】また、本発明の第2の態様は、珪素を含む
基体の表面にシランカップリング剤を含むプライマーを
塗布し、前記プライマーの塗布部に硬質の樹脂製品を接
触させ、前記基体が80℃以上にならないように前記樹
脂製品に振動を加えて、基体に硬質の樹脂製品を溶着す
る方法である。
【0008】本発明の第1又は第2の態様の反応機構は
以下のように推論される。プライマー中に含まれるシラ
ンカップリング剤が空気中の水分により加水分解してシ
ラノールとなる。このシラノールが基体表面上のシラノ
ールと脱水縮合したり、基体表面のシラノールと水素結
合する。或いは、シランカップリング剤のアルコキシ基
が基体表面に吸着される。これによって、プライマーが
基体に接着される。一方、プライマーと樹脂製品とは、
振動による樹脂製品の溶融によって溶着される。
【0009】プライマーと基体とが化学反応によって接
着し、プライマーと樹脂製品とが溶着するため、樹脂製
品は基体に強固に固着される。従って、樹脂製品に力が
加えられたときでも、樹脂製品が基体から取れにくい。
【0010】また、溶着は短時間で行えるため、接着剤
を使用する場合に必要であった特別のスペースが不要で
あり、安価に樹脂製品を基体に溶着することができる。
【0011】本発明の第3の態様は、ガラス基体の所定
の位置にシランカップリング剤を含むプライマーを塗布
する工程と、前記ガラス基体のプライマーが塗布された
位置に硬質の樹脂製品を載置し、前記樹脂製品を加圧す
るとともに前記樹脂製品全体に振動を加えて、ガラス基
体に硬質の樹脂製品を溶着する工程と、前記ガラス基体
の縁部にモールを貼り付ける工程と、を備えたウインド
ガラスの製造方法である。
【0012】また、本発明の第4の態様は、ガラス基体
の所定の位置にシランカップリング剤を含むプライマー
を塗布する工程と、前記ガラス基体のプライマーが塗布
された位置に硬質の樹脂製品を載置し、前記樹脂製品を
加圧しつつ前記基体が80℃以上にならないように前記
樹脂製品に振動を加えて、ガラス基体に硬質の樹脂製品
を溶着する工程と、前記ガラス基体の縁部にモールを貼
り付ける工程と、を備えたウインドガラスの製造方法で
ある。
【0013】さらに、本発明の第5の態様は、前記ウイ
ンドガラスの製造方法により製造されたウインドガラス
である。
【0014】本発明の第3〜5の態様は、本発明の第1
又は第2の態様と同様に、安価に樹脂製品をガラス基体
に強固に溶着することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】まず、本発明の第1の実施の形態
の珪素を含む基体に硬質の樹脂製品を溶着する方法を説
明する。
【0016】本発明の第1の実施の形態では、珪素を含
む基体の表面にプライマーを塗布する。
【0017】ここで、珪素を含む基体は、ガラスのよう
な珪素を含むセラミックスで形成することができる。本
発明に使用できるガラスには、珪素ガラス、珪素を含む
水素結合ガラス、ケイ酸塩ガラス(例えば、ケイ酸ガラ
ス、ケイ酸アルカリガラス、ソーダ石灰ガラス、カリ石
灰ガラス、鉛(アルカリ)ガラス、バリウムガラス、ホ
ウケイ酸ガラス)のような酸化物ガラスが含まれる。
【0018】プライマーはシランカップリング剤を含
む。シランカップリング剤としては、ビニルトリエトキ
シシラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)シラ
ン、3―メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、2−
(3,4−エポキシシクロへキシル)エチルトリメトキ
シシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−
3−アミノプロピルメチルジメトキシンラン、3−アミ
ノプロピルトリエトキシシラン、N―フェニル−3−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロ
ピルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルトリメト
キシシラン等が挙げられる。
【0019】プライマーは、シランカップリング剤の
他、ポリアミド、エポキシ化合物及びPVCのような樹
脂製品の材料の溶解性パラメーターと同様の溶解性パラ
メーターを有する材料、並びにエタノールその他の溶剤
等を含むことができる。樹脂製品の材料の溶解性パラメ
ーターと同様の溶解性パラメーターを有する材料は、樹
脂製品とプライマーとの接着力を向上することができ
る。
【0020】塗布方法としては、刷毛やローラによる塗
布方法、ディップコーティング法、スプレーコーティン
グ法等を使用することができる。
【0021】プライマーを迅速に乾燥させるために、プ
ライマーを塗布する前に基体をヒーターや温風等により
予め加熱することが好ましい。
【0022】次に、本発明の第1の実施の形態では、プ
ライマーの塗布部に硬質の樹脂製品を接触させる。硬質
の樹脂製品は塩化ビニル樹脂(PVC)又はポリブチレ
ンテレフタレート(PBT)等の熱可塑性樹脂で形成す
ることができる。
【0023】溶着時間を短縮するには、プライマーと樹
脂製品との間に溶着促進層を介在させることが好まし
い。溶着促進層は樹脂製品の材料との相溶性がよく、且
つ樹脂製品の材料より短時間で溶融する軟質の材料、例
えば、軟質ΡVC等で形成されることが好ましい。軟質
PVCは溶着を促進する他、衝撃吸収機能をも有する。
【0024】さらに、本発明の第1の実施の形態では、
樹脂製品を加圧しつつ振動させて樹脂製品を基体に溶着
する。ここで、溶着のときの周波数は適宜選択すること
ができる。一例として、20kHz以上の超音波、3〜
80MHzの高周波、100〜120Hzの周波数等を
使用することができる。
【0025】また、溶着のときの加圧力及び溶着時間は
実験等によって適宜選択することができる。
【0026】図1は加圧力を1.5kgf/cm2、ガ
ラスの温度を50℃、周波数を40kHzにそれぞれ設
定したときの超音波の溶着時間と溶着強度との関係を表
す。この図1から、3秒までは溶着時間が長いほど接着
強度が強くなるが、3秒を超えると溶着時間が長いほど
接着強度が低下することがわかる。これは、樹脂が約3
秒で溶融しており、3秒を超えて溶着を行うと、溶着時
の加圧によりホーンが溶融した樹脂に食い込んで、部分
的に樹脂の厚みが薄くなるためと考えられる。従って、
上記の条件の下では、強い接着強度及び低エネルギーの
点から、溶着時間は0.5〜3.0秒が適当であると考
えられる。
【0027】また、図2は、加圧力を1.5kgf/c
2、溶着時間を0.5秒、周波数を40kHzにそれ
ぞれ設定したときの、ガラスの温度と接着強度との関係
を表す。この図2から、約70℃まではガラスの温度が
高いほど接着強度は強くなるが、ガラスの温度が80℃
以上になると、ガラスの温度が70℃のときと比較して
接着強度が変わらないことがわかる。これは、ガラスの
温度が80℃以上になるとホーンの食い込みが生じるた
めと考えられる。従って、上記の条件の下では、ガラス
の温度は約70℃が最適と考えられる。
【0028】本発明の第1の実施の形態の珪素を含む基
体に硬質の樹脂製品を溶着する方法は、フロントガラス
に樹脂製ストッパを溶着する他に、昇降式ドアガラスに
樹脂製ガラスホルダを溶着する場合、フロントガラスに
インナリヤビュミラーの樹脂製ステーを溶着する場合、
高層建築の窓ガラスに樹脂製品を溶着する場合等に適用
することができる。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態のウイン
ドガラスの製造方法を説明する。
【0030】図3にはウインドガラス10用のガラス基
体20に溶着される硬質の樹脂製品であるストッパ14
が示されている。ストッパ14はPBT又は硬質PVC
で形成されており、略直方体状の基部14Aと基部14
Aの側面から水平に延出するアーム14B、14Cと、
基部14Aの上面から上方に延出する爪部14Dとで構
成されている。また、このストッパ14の底面は、溶着
を促進するため板状の軟質PVCシート22に接着され
ている。
【0031】本発明の第2の実施の形態では、図4に示
すように、まずガラス基体20の所定の位置にシランカ
ップリング剤を含むプライマー24を塗布する。
【0032】ガラス基体20に使用されるガラスには、
車両用ガラスとして公知のもの、例えば、合わせガラス
及び強化ガラスが含まれる。
【0033】また、シランカップリング剤及びこれを含
むプライマー24には前述のものを使用することができ
る。
【0034】プライマー24は所定の狭い範囲に選択的
に塗布されることが必要であるため、刷毛を使用するこ
とが好ましい。刷毛の材料としては公知のものを使用す
ることができるが、耐久性のよい合成繊維が好ましい。
【0035】プライマー24を迅速に乾燥させるため
に、プライマー24を塗布する前にガラス基体20を予
め温風等により加熱することが好ましい。
【0036】次に、本発明の第2の実施の形態では、図
3及び図5に示すように、ガラス基体20のプライマー
24が塗布された位置にストッパ14を載置し、ストッ
パ14を加圧しつつ振動させて、ガラス基体20にスト
ッパ14を溶着する。
【0037】ここで、使用する周波数、加圧力及び溶着
時間は適宜選択することができる。
【0038】次いで、本発明の第2の実施の形態では、
図5及び図6に示すように、ガラス基体20の縁部にモ
ール13を貼り付ける。
【0039】モール13は、モールの材料として従来公
知のもので形成することができる。
【0040】モール13の貼付けには接着剤及び接着テ
ープ等を使用することができる。
【0041】図5には第2の実施の形態の方法により製
造されたウインドガラス10が示されている。このウイ
ンドガラス10では、ストッパ14は、ガラス基体20
の角近傍に溶着されている。
【0042】図7から図13には、上記の方法に使用で
きる溶着装置30が示されている。図7に示すように、
溶着装置30は上方に配置された支持台32と、バラン
サー34と、溶着部36と、超音波発生器38(図8)
と、操作スイッチ40(図8)と、コントローラ41
(図13)とを備えている。
【0043】図7に示すように、バランサー34は、略
円筒状で外周の下端部に開口(図示省略)が形成された
本体42Aと、本体42Aの上部から真上に延びるロッ
ド状の支持部42Bとを備えている。本体42Aの内部
には常時ワイヤを巻取方向に付勢するワイヤ巻取器(図
示省略)及びこのワイヤ巻取器に巻き取られたワイヤ4
4が収容されている。ワイヤ44の一端は本体42Aに
形成された開口から露出しており、ワイヤ44を下方に
引っ張ると、ワイヤ巻取器が自動的にワイヤ44を巻き
取るようになっている。
【0044】支持台32は水平に配置された筐体状のエ
アシリンダ46を備えており、エアンリンダ46の両端
部はエアシリンダ46の軸方向と直交する方向に配置さ
れた一対の板48A、48Bに連続している。エアシリ
ンダ46の下部には軸方向に沿って図示しないスリット
が形成されており、バランサー34の支持部42Bの上
端部がこのスリットを貫通してエアシリンダ46内に収
容されている。また、エアシリンダ46の上面の両端部
近傍の位置には開口が形成されており、これらの開口に
はエアホース50A、50Bが取付けられている。エア
ホース50A、50Bはソレノイドバルブ52を介して
第1エアー源54に接続されており、エアホース50
A、50Bからエアシリンダ46内にエアーを送ること
により、バランサー34がエアシリンダ46に沿って移
動できるようになっている。また、エアホース50A、
50Bが取付けられた開口より中央側、且つエアシリン
ダ46の内側にはバランサー34の位置を検出するため
のリミットスイッチ56A、56Bが設けられている。
【0045】一方、バランサー34の本体42Aから露
出したワイヤ44の端部は溶着部36と連結しており、
これによって溶着部36を図7に実線で示される上方の
位置(待機位置)から下方の位置まで移動できると共
に、バランサー34の水平移動に伴って溶着部36を水
平に移動できるようになっている。
【0046】溶着部36の上端部及びバランサー34の
下端部には、溶着部36の上端部とバランサー34の下
端部との間隔が所定値以下になったことを検出する近接
スイッチ37A、37Bが取付けられており、これによ
り溶着部36が下方の位置から待機位置に戻ったことを
確認できるようになっている。
【0047】図9に示すように、溶着部36は、垂直に
配置された円筒状のロアケース58を備えており、ロア
ケース58の上端部及び中央部からは一対の板状のベー
ス60A、60Bが水平に延出している。ベース60
A、60Bには、真上から見たときに同じ位置に円形の
穴が形成されており、これらの穴の径と略同じ外径を有
する略円筒状の溶着ガン62がこれらの穴を貫通し、こ
の溶着ガン62がロアケース58と平行になるようにベ
ース60A、60Bに支持されている。
【0048】溶着ガン62は、電気的な振動を機械的な
超音波振動に変換する円柱状のコンバータ64と、コン
バータ64の下部に接続されたホーン66とを備えてい
る。コンバータ64は超音波用ケーブル(又は高周波用
ケーブル)68を介して超音波発生器38(図8)に接
続されている。一方、図7から図12に示すように、ホ
ーン66は直方体状の第1基部70と、第1基部70の
下端に連続し、第1基部70より小さい直方体状の第2
基部72とを備えている。
【0049】図10から図12に示すように、第2基部
72の底部には樹脂製品であるストッパ14の形状に対
応する凹部72Aが形成されている。また、ホーン66
には、凹部72Aの上部から真上に向かって第1穴72
Bが形成され、第1穴72Bの上端部と交差する水平の
第2穴72Cが形成されている。図9に示すように、第
2穴72Cには吸着用ホース74が取付けられており、
吸着用ホース74は、エジェクター76及びソレノイド
バルブ78を介して第2エアー源80に接続されてい
る。これにより、ストッパ14をガラス基体20上に位
置決めするときにホーン66にストッパ14を吸着させ
ることができるようになっている。
【0050】ロアケース58の下部には、シャフト82
がその下端がロアケース58から露出するように挿入さ
れており、シャフト82の下端部には、ガラス基体20
を載置するための支持台であるベース84が、このベー
ス84がホーン66の下方に配置されるように水平に取
付けられている。また、ベース84には、ガラス基体2
0のプライマー24の塗布部がホーン66の真下に配置
されたときにガラス基体20の縁部20A(図5)と当
接する位置に、位置決め用の延出部88が真上に向かっ
て形成されている。この延出部88はガラス基体20が
延出部88と当接したことを検出するためのマイクロス
イッチ90を備えている。さらに、ベース84の先端部
にはホーン66がガラス基体20を押圧したときに衝撃
を吸収するためのウレタンパッド86が固着されてい
る。
【0051】一方、シャフト82の上端部はシリンダロ
ッド92に連結されている。シリンダロッド32は、そ
の上端部がロアケース58から露出するようにロアケー
ス58内に挿入されている。このシリンダロッド92の
上端部には、径方向に延出しロアケース58の内径より
も大きい径を有するフランジ(図示省略)が形成されて
おり、これによりシリンダロッド92がロアケース58
の上端で係止されるようになっている。シリンダロッド
92の上方には、ベース60Aの上面に取付けられ、シ
リンダロッド92のフランジの径よりも大きい径を有す
る円柱状の凹部(図示省略)が内部に形成された箱状の
アッパケース94が配置されている。
【0052】アッパケース94の側壁94Aには、上端
部近傍、下端部近傍にそれぞれ貫通穴が形成されてい
る。これらの貫通穴はエアホース96A、96Bに接続
され、エアホース96A、96Bはソレノイドバルブ9
8を介して第3エアー源100に接続されていて、エア
ホース96A、96Bを介してアッパケース94にエア
ーを送ることによって、シリンダロッド92を上下に移
動できるようになっている。また、シリンダロッド92
の上下移動に伴ってシャフト82が上下移動し、これに
よりベース84が上下移動して、ベース84とホーン6
6との間にガラス基体20を挟持できるようになってい
る。
【0053】また、アッパケース94には、シリンダロ
ッド92が移動した距離、換言すれば、ベース84とホ
ーン66との間の距離を測定するためのマグネスケール
102が取付けられている。
【0054】さらに、図8に示すように、ホーン66の
近傍には溶着によって発生するガスを吸引するためのガ
ス吸引ダクト104の一端が、溶着ガン62と一体的に
移動できるように配置されている。ガス吸引ダクト10
4の他端はバキューム式吸引装置106に接続されてい
る。吸引装置106は、エジェクタ108、エジェクタ
108に連結されたソレノイドバルブ110、エジェク
タ108に連結され且つ一端が開放された管112及び
ソレノイドバルブ110に連結された第4エアー源11
4を備え、吸引装置106の内部には排ガス中の塩素等
を吸着するための活性炭が装填されている。
【0055】溶着部36は、また、ロアケース58及び
溶着ガン62を覆うガス散乱防止のためのカバー116
を備え、カバー116には作業者が溶着部36を下方に
引っ張るときに握るための把手(図示省略)が取付けら
れている。
【0056】操作スイッチ40は、作業者の一方の手が
カバー116に取付けられた把手を握り且つ他方の手が
ホーン66とウレタンパッド86の間に位置していると
きにはこの他方の手が届かないが、一方の手がカバー1
16に取付けられた把手を握り且つ他方の手がホーン6
6とウレタンパッド86の間に位置していないときに
は、把手を握っていない手が届く位置に配置されてい
る。
【0057】図13に示すように、コントローラ41は
CPU、メモリ及びタイマー等を備え、溶着ガン62の
コンバータ64に接続された超音波発生器38、溶着部
36のマイクロスイッチ90、溶着部36のマグネスケ
ール102、操作スイッチ40、第3エアー源100、
ソレノイドバルブ98に接続されている。
【0058】上記構成の溶着装置30の下方はガラス基
体20の溶着位置となっており、上面の所定の位置にプ
ライマー24が塗布されたガラス基体20をこの溶着位
置に搬送すると共にストッパ14が溶着されたガラス基
体20をこの溶着位置から次の作業位置に搬送するため
のコンベア(図示省略)が設けられている。ガラス基体
20は、溶着位置に配置されたときにガラス基体20の
プライマー24が塗布された側の端部20A(図5)が
作業者の近くに配置されるように搬送される。また、溶
着装置30は、エアシリンダ46の軸方向がコンベアの
搬送路と略直交するように且つ、ガラス基体20が溶着
位置に配置されたときに、作業者側に配置されたリミッ
トスイッチ(本実施の形態ではリミットスイッチ56A
が作業者の近くに配置されているものとする)が、ガラ
ス基体20のプライマー24が塗布された位置の真上よ
りも作業者と反対側に配置されるように配置されてい
る。
【0059】図14には、コントローラ41の制御ルー
チンを説明するためのフローチャートが示されている。
【0060】図示しない電源をオンにすると、吸引装置
106に接続された第4エアー源114(図8)及び吸
着用ホース74に接続された第2エアー源80(図9)
が駆動して、排気と吸引が開始される。次いで、溶着位
置にガラス基体20が配置されると、エアシリンダ46
(図7)にエアーが送られてバランサー34及び溶着部
36が、作業者側に配置されたリミットスイッチ56A
の真下に配置されて、この制御ルーチンが開始される。
【0061】作業者は、カバー116(図8)に取付け
られた図示しない把手を介して図7の実線で示される待
機位置から斜め下方側(作業者側)に溶着部36を引っ
張り、ストッパ14をホーン66の下端部に吸着させ
る。次いで、作業者がガラス基体20のプライマー24
の塗布部をホーン66とウレタンパッド86との間に挟
むように且つガラス基体20の端部20Aが延出部88
に当接するようにガラス基体20に溶着ガン62を取付
る。これによりマイクロスイッチ90がオンになる。
【0062】ステップ150では、マイクロスイッチ9
0がオンになっているか否かを判定し、マイクロスイッ
チ90がオンになっていないときには待機する。一方、
マイクロスイッチ90がオンになっているときにはステ
ップ152に進み、ソレノイドバルブ98を開けて、エ
アーがエアホース96B(図9)からアッパケース94
に注入されエアホース96Aから排出されるように第3
エアー源100を駆動して、ベース84を上へ移動させ
る。
【0063】次のステップ154では、マグネスケール
102からベース84とホーン66との間の距離kを取
り込み、距離上が予め設定された値L0(ガラス基体2
0の厚みとウレタンパッド86の厚みとの和)以下であ
るか否か、換言すれば、ガラス基体20とホーン66又
はウレタンパッド86との間に異物が挟まっているか否
かを判定する。ステップ154の判定が否定されると、
ステップ156でベース84の移動を開始してから所定
時間(ベース84が、図9の位置から、ウレタンパッド
86とホーン66との間の距離がガラス基体20の厚み
と等しくなる位置まで移動するのに必要な時間)が経過
しているか否かを判定する。
【0064】ステップ156の判定が否定されるとステ
ップ152に戻る。また、ステップ156の判定が肯定
されると、ステップ158で、エアーがエアホース96
A(図8)からアッパケース94に注入されエアホース
96Bから排出されるように第3エアー源100を所定
時間駆動させて、ベース84を図9の位置まで下げ、ス
テップ152に戻る。
【0065】一方、ステップ154の判定が肯定される
と、ステップ160で第3エアー源100を停止し、ソ
レノイドバルブ98を閉じて、ベース84の移動を停止
し、ステップ162に進む.作業者は、ガラス基体20
がホーン66とウレタンパッド88との間に挟持される
と、把手を握った手とは反対側の手で操作スイッチ40
を押すと共に、把手を離す。
【0066】ステップ162では、操作スイッチ40が
押されたか否かを判定し、判定が否定された場合には待
機し、判定が肯定された場合にはステップ164で、操
作スイッチ40が押された時から所定時間経過後に、所
定時間超音波発生器38に超音波を発振させる。
【0067】超音波発振器38が発振した電気信号は溶
着ガン62のコンバータ64に送られて、コンバータ6
4によって機械的な超音波振動に変換される。この機械
的な超音波振動はホーン66を介して、ストッパ14の
底面に接着された軟質PVCシート22及びガラス基体
20に伝えられる。これにより、軟質PVCシート22
とガラス基体20との間に摩擦熱が生じ、軟質PVCシ
ート22が溶融する。ホーン66の振動が停止すると軟
質PVCシート22が固まって、ガラス基体20とスト
ッパ14とが接着される。
【0068】次のステップ166では、所定時間ソレノ
イドバルブ98を開けて、エアーがエアホース96Aか
らアッパケース94に注入されエアホース96Bから排
出されるように第3エアー源100を所定時間駆動させ
て、ベース84を図9の位置まで下げ、制御ルーチンは
終了する。
【0069】溶着が完了すると、エアシリンダ46にエ
アーが送られてバランサー34及び溶着部36が、リミ
ットスイッチ56Aより作業者側に配置される。これに
より、溶着部36がガラス基体20から離れ、自重によ
り図7の破線で示される位置に戻ると同時にバランサー
34内のワイヤ巻取器がワイヤ44を巻き取って溶着部
36を待機位置まで引き上げる。次いで、エアシリンダ
46にエアーが送られてバランサー34及び溶着部36
がリミットスイッチ56B側(作業者から離れた側)に
水平に移動する。
【0070】この溶着装置30は超音波を利用すること
によって、短時間且つ部分的な溶着が可能であるため、
ストッパ14の熱による変形を防止することができる。
また、ホーン66とウレタンパッド86との間にガラス
基体20を挟持することにより、作業者が溶着の間溶着
ガン62を離すことが可能となり、作業者が他の作業を
行うことが可能となると共に、超音波が作業者に作用す
ることを回避することができる。また、溶着部36は溶
着作業の間のみ作業者の近くに配置されるため、溶着部
36が作業者の作業を妨害することがなく、作業効率を
上げることができる。また、マグネスケール102によ
ってホーン66とベース84Cとの間の距離を図ってお
り、ガラス基体20とホーン66又はウレタンパッド8
6との間に異物が挟まっているときに溶着が行われるこ
ともない。さらに、吸引装置106に装填された活性炭
によって溶着作業中に発生するガス中に含まれる塩素等
を吸着するため、排ガスが環境に悪影響を及ぼすことも
ない。また、溶着ガン62はバランサー34によって支
持されており、作業者に溶着ガン66の重量が殆ど加わ
らないため、溶着作業を容易にすることができる。
【0071】この溶着装置30では、エアーにより各部
材を移動しているが、ソレノイド等の移動手段を使用し
てもよい。
【0072】また、この溶着装置30では、エアーによ
りストッパ14を吸引しているが、摩擦電荷等を利用し
てストッパ14を吸引してもよい。
【0073】さらに、溶着装置30では、ホーン66と
ベース84との間の距離を検出するセンサとして、マグ
ネスケール102を使用しているが、位置センサとして
公知のものを使用することができる。
【0074】また、溶着装置30は一つの溶着部36を
備えているが、作業者の左右に溶着部36を設け、一方
の溶着部36が溶着を行っているときに、作業者に他方
の溶着部36をガラス基体20に取り付けさせて作業効
率をさらに向上させてもよい。
【0075】
【発明の効果】本発明は、上記構成としたので、安価
に、硬質の樹脂製品を基体に強固に接着できる、基体に
硬質の樹脂製品を溶着する方法を提供することができ
る。
【0076】また、本発明は、上記構成としたので、安
価に、ストッパのような硬質の樹脂製品がガラス基体に
強固に溶着されたウインドガラスの製造方法、及びこの
方法により製造されたウインドガラスを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は加圧力、ガラスの温度及び周波数を一定
にしたときの超音波の溶着時間と溶着強度との関係を表
すグラフである。
【図2】図2は加圧力、溶着時間及び周波数を一定にし
たときのガラスの温度と接着強度との関係を表すグラフ
である。
【図3】図3は本発明に使用されるストッパの斜視図で
ある。
【図4】図4は図3のストッパとプライマーが塗布され
たガラス基体との断面図である。
【図5】図5は図3のストッパ及びモールがガラス基体
に取付けられたウインドガラスの斜視図である。
【図6】図6は車体に取付けられたウインドガラスの断
面図である。
【図7】図7は本発明の第1の実施の形態の方法に使用
される溶着装置の概略構成を示す斜視図である。
【図8】図8は図7の溶着装置の溶着部を拡大した斜視
図である。
【図9】図9は図8の溶着部の部分断面図である。
【図10】図10は図9の溶着部のホーンの側面図であ
る。
【図11】図11は図10のホーンの正面図である。
【図12】図12は図10のホーンにストッパが吸着さ
れたときのホーンの第2基部の端面図である。
【図13】図13は図7の溶着装置のブロック図であ
る。
【図14】図14は図7の溶着装置のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 ウインドガラス 13 モール 14 ストッパ(樹脂製品) 20 ガラス基体(珪素を含む基体) 22 軟質PVCシート(溶着促進層) 24 プライマー 30 溶着装置 36 溶着部 66 ホーン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 珪素を含む基体の表面にシランカップリ
    ング剤を含むプライマーを塗布し、前記プライマーの塗
    布部に硬質の樹脂製品を接触させ、前記樹脂製品を加圧
    するとともに前記樹脂製品全体に振動を加えて、基体に
    硬質の樹脂製品を溶着する方法。
  2. 【請求項2】 珪素を含む基体の表面にシランカップリ
    ング剤を含むプライマーを塗布し、前記プライマーの塗
    布部に硬質の樹脂製品を接触させ、前記基体が80℃以
    上にならないように前記樹脂製品に振動を加えて、基体
    に硬質の樹脂製品を溶着する方法。
  3. 【請求項3】 前記プライマーと前記樹脂製品との間に
    溶着促進層を介在させる請求項1又は2の基体に硬質の
    樹脂製品を溶着する方法。
  4. 【請求項4】 ガラス基体の所定の位置にシランカップ
    リング剤を含むプライマーを塗布する工程と、 前記ガラス基体のプライマーが塗布された位置に硬質の
    樹脂製品を載置し、前記樹脂製品を加圧するとともに前
    記樹脂製品全体に振動を加えて、ガラス基体に硬質の樹
    脂製品を溶着する工程と、 前記ガラス基体の縁部にモールを貼り付ける工程と、 を備えたウインドガラスの製造方法。
  5. 【請求項5】 ガラス基体の所定の位置にシランカップ
    リング剤を含むプライマーを塗布する工程と、 前記ガラス基体のプライマーが塗布された位置に硬質の
    樹脂製品を載置し、前記樹脂製品を加圧しつつ前記基体
    が80℃以上にならないように前記樹脂製品に振動を加
    えて、ガラス基体に硬質の樹脂製品を溶着する工程と、 前記ガラス基体の縁部にモールを貼り付ける工程と、 を備えたウインドガラスの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のウインドガラス
    の製造方法により製造されたウインドガラス。
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