JP2002205226A - 位置決めピン及び組立位置ずれ検知方法 - Google Patents

位置決めピン及び組立位置ずれ検知方法

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JP2002205226A
JP2002205226A JP2001003964A JP2001003964A JP2002205226A JP 2002205226 A JP2002205226 A JP 2002205226A JP 2001003964 A JP2001003964 A JP 2001003964A JP 2001003964 A JP2001003964 A JP 2001003964A JP 2002205226 A JP2002205226 A JP 2002205226A
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panel
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徹 中野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構体パネル等の組み立てに際し、パネルの取り
付け穴同士のずれ量とずれ方向の両方を同時にかつ容易
に検出する。 【解決手段】位置決めピン1の先端のテーパー部2をピ
ンの中心軸に対して偏心させて設け、ピン後端部にテー
パー部2の偏心方向を示す偏心位相マーカー6を印す。
パネルずれ量Zである組み立て対象のパネル7、8の取
り付け穴に位置決めピン1を挿入すると、ピンの回転位
相に対し許容ずれ幅が変化する。(a)ではパネルずれ
方向とピンの偏心方向が一致してピン先端部がパネル8
の上面に当たり挿入不可であるが、(b)の如く位置決
めピン1を180度回転させるとテーパー部2の回転位
相が変化しパネル8内に挿入できる。挿入深さYとテー
パー部2の傾斜度からパネルずれ量Zが検知でき、また
偏心位相マーカー6の矢印からパネルずれ方向がわか
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置決めピンに関
し、特に衛星等の構体パネル組み立てに際して、組み立
て再現性を維持するための位置決めピン及びその組立位
置ずれ検知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、構体パネル等の組み立てに際し
て、組み立て対象である2枚のパネルの組み立て再現性
を維持するために、それぞれのパネルに設けた位置決め
ピン穴の相対位置関係を一定に保つ目的で、先端にテー
パー部を有する位置決めピンが組み立て治具として用い
られている。この従来の位置決めピンは、ピン先端のテ
ーパー軸とピンの中心軸とが一致しており、軸対称形状
となっている。図7に従来の位置決めピンの構造を示
し、図8にその使用状態を示す。
【0003】従来の位置決めピンは、図7に示すよう
に、把持部34と円形のピン直胴部33があり、ピン直
胴部33の先端に円錐形のテーパー部32を有するもの
で、テーパー部32の軸心が把持部34、ピン直胴部3
3と同じ中心軸35に一致するように形成されて位置決
めピン31を構成している。
【0004】このような従来の位置決めピン31を用い
て、2枚のパネルを組み立てようとする使用状態を図8
に示す。
【0005】組み立て対象である上側のパネル7と下側
のパネル8のそれぞれの取り付け穴の間にパネルずれ量
Zaがあるものとする。この2枚のパネル7、8を正し
い位置関係に合わせ込む目的で上述した位置決めピン3
1を取り付け穴に挿入する。パネルずれ量Zaが位置決
めピン31のテーパー部32のテーパーより大きいと、
図8に示すようにピン先端部が下側のパネル8の上面に
突き当り、それ以上は挿入不可能となることでずれを生
じていることは検知できるが、ずれの方向を知ることが
できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の組み立
て治具としての位置決めピンでは、2枚のパネルの取り
付け穴の食い違い(ずれ量)が位置決めピンのテーパー
部のテーパーより大きくなると、ピンの挿入が不可能と
なり、食い違いの位相(ずれ方向)がわからず、またず
れ量を知ることができないという問題がある。その理由
は、ピン先端の円錐形のテーパー部が軸対称に設けられ
ているため、ピンの回転位相がどうあれ一律に挿入可能
か、もしくは挿入不可能となるからである。
【0007】また、パネル取り付け穴の食い違い量が微
少でかつパネルが大きい場合には、修正方向を試行錯誤
で決定しなければならない。即ち、所定の位置に仮設置
した当該パネルに対し、上述した位置決めピンによりず
れ量を検知し、ずれの修正作業を行うが、食い違い方向
がわからないため、修正作業⇒位置決めピン挿入⇒ずれ
量検知⇒再修正作業の繰り返しが延々と続く可能性があ
り、これには非常に時間と労力を要するという問題があ
る。
【0008】本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑
み、パネルの取り付け穴同士のずれ量とずれ方向の両方
が同時にかつ容易に検出できる組み立て治具としての位
置決めピンを提供し、衛星等の構体パネルの組み立てに
際し、作業の効率を改善することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の位置決めピン
は、ピンの先端にテーパー部を有する位置決めピンにお
いて、前記テーパー部を前記ピンの中心軸に対して偏心
させて設け、組み立て対象であるパネル同士の取り付け
穴の食い違い方向と偏心位相の関係により挿入可能深さ
が変化しうるようにしたものである。
【0010】この位置決めピンにおいて、前記ピンの後
端部に前記テーパー部の偏心方向を示すマーカーを備え
ることにより、前記挿入可能深さ及び前記マーカーの示
す方向により前記パネル同士の取り付け穴の食い違い方
向が識別しうる。
【0011】また、2つの前記位置決めピンの2つの前
記マーカーの示す方向により、前記パネルにおける2つ
の取り付け穴の回転ずれ方向が識別しうる。
【0012】これらの位置決めピンにおいて、前記テー
パー部の長さを前記パネルの取り付け穴への挿入深さを
知る手段となるように設定してもよいし、また前記テー
パー部の形状を円形以外の非軸対称形状としてもよい。
【0013】また本発明の組立位置ずれ検知方法は、略
同じ位置にそれぞれ取り付け穴を有する2枚のパネルを
組み立てるに際し、上述したいずれかの位置決めピンを
用いて前記2枚のパネル同士の取り付け穴の食い違い方
向または回転ずれ方向を検知するものである。
【0014】この組立位置ずれ検知方法において、前記
食い違い方向または回転ずれ方向を修正した後、前記位
置決めピンを前記取り付け穴に挿入し、挿入方向に拘わ
らず挿入深さが少なくとも前記2枚のパネルの厚さ分で
あれば正しく修正がなされたと認識しうるものである。
【0015】上述したような位置決めピン及び組立位置
ずれ検知方法は、例えば衛星装置用組み立て治具に用い
られる。
【0016】このような本発明によれば、位置決めピン
の先端において、組み立て初期状態における位置決め誤
差の許容幅を与えるためのテーパー部分を、ピンの中心
軸に対して偏心させて設け、かつ位置決めピン後部に偏
心方向を示すマーカーを付加することにより、ピンの回
転位相に対して許容ずれ幅が変化する。従って、パネル
のずれ方向と偏心方向の関係により挿入可能深さが変化
するため、ピンの回転位相によって容易にパネルのずれ
方向及びずれ量の検出が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0018】図1(a)ないし(c)は本発明の第1の
実施の形態の位置決めピンの構造を示す正面図、下面
図、上面図、図2はこの位置決めピンを組み立て対象の
パネルに挿入する使用状態を示し、(a)は挿入不可状
態、(b)は挿入状態をそれぞれ示す断面図、図3はこ
の位置決めピンの他の使用状態を示し、(a)はパネル
同士の食い違い方向がわかる状態、(b)はパネル同士
の回転ずれ方向がわかる状態をそれぞれ示す平面図であ
る。
【0019】第1の実施の形態の位置決めピンの構成は
図1に示すようになっており、位置決めピン1は、円形
のピン直胴部3の後端部に把持部4があり、ピン直胴部
3の先端に円形のテーパー部2を有してなり、テーパー
部2の軸心が把持部4及びピン直胴部3の中心軸5に対
して偏心させて設けられた構成を有している。また把持
部4の末端平面部には、テーパー部2の偏心方向を矢印
で示す偏心位相マーカー6が設けられている。このよう
に、ピン先端のテーパー部2を中心軸5に対して偏心さ
せることにより、位置決めピン1を回転させた場合に中
心軸5に対するテーパー部2のテーパー面の回転位相が
変化することとなる。
【0020】この位置決めピン1を用いて組み立て対象
のパネルの取り付け穴同士の食い違い方向(ずれ方向)
を検知する動作について、図2を参照して説明する。組
み立て対象である上側のパネル7と下側のパネル8のそ
れぞれの取り付け穴の間にはパネルずれ量Zがあるもの
とする。この2枚のパネル7、8の取り付け穴間のずれ
量を知る目的で、上述した組み立て治具としての位置決
めピン1を取り付け穴に挿入する。
【0021】図2(a)の状態は、上側のパネル7のず
れ方向と位置決めピン1のテーパー部2の偏心方向が一
致している状態であり、この場合はテーパー部2の先端
部が下側のパネル8の上面に突き当たり、それ以上は挿
入不可能である。ここで、テーパー部2を下側のパネル
8の取り付け穴内まで挿入させるためには、上述の偏心
したテーパー面の回転位相が変化することを利用し、位
置決めピン1を回転させればよい。すると、図2(b)
に示すように、テーパー部2を下側のパネル8内まで挿
入することができる。
【0022】図2(b)の状態は、位置決めピン1を回
転させた結果、テーパー部2の偏心したテーパー面の回
転位相が変化してテーパー部2が下側のパネル8の取り
付け穴内に挿入した状態で、上側のパネル7のずれ方向
とテーパー部2の偏心方向が180度ずれている状態を
示す。この場合、テーパー部2のテーパー面が下側のパ
ネル8の取り付け穴の端部に接触するところまで挿入可
能である。
【0023】このようにして偏心したテーパー部2は、
回転位相に対して許容ずれ幅が変化する。従って、パネ
ル7、8の取り付け穴同士のずれ方向と偏心方向の関係
により挿入可能深さが挿入可能深さの違いYで示すよう
に変化し、その挿入深さとテーパー部2の傾斜度からパ
ネルずれ量Zが検知できる。また、位置決めピン1の回
転位相により、パネル同士のずれ方向の検出も可能であ
る。
【0024】位置決めピン1の把持部4の末端平面部に
は偏心方向を示す偏心位相マーカー6が記されて印され
ているため、位置決めピン1を回転させて挿入深さを検
知するとともに、偏心位相マーカー6の示す矢印方向に
より、パネルのずれ方向を容易に検出することができ
る。
【0025】図3には、上述した第1の実施の形態の組
み立て治具としての位置決めピン1を2個用い、パネル
の2つの取り付け穴に同時に挿入してパネルの回転ずれ
方向を検知する他の使用状態を示している。
【0026】パネル7、8にはほぼ同じ位置にそれぞれ
2つの取り付け穴があるものとし、このパネル7、8を
組み付けるに際し、2つの取り付け穴にそれぞれ位置決
めピン1を挿入する。このとき、各々の位置決めピン1
を、最も深くまで挿入できる位相を探す。
【0027】この結果、図3(a)のようになれば、食
い違い方向9で示すように上側のパネル7が全体的に矢
印方向にずれていることがわかる。また、図3(b)の
ようになれば、回転ずれ方向10で示すように上側のパ
ネル7が矢印方向の回転ずれを生じていることがわか
る。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態の位置決
めピンについて説明する。図4(a)、(b)は第2の
実施の形態の位置決めピンの構造を示す正面図及び下面
図、図5はその使用状態を示す断面図である。
【0029】第2の実施の形態の位置決めピン11は、
図4に示すように、円形のピン直胴部13及びその後端
部の把持部14が同じ中心軸上にあり、この中心軸に対
し偏心した円形のテーパー部12がピン直胴部13の先
端に設けられ、テーパー部12の長さ寸法を組み立て対
象である2枚のパネルのうち、下側のパネルの厚さの9
0%程度の寸法になるように形成したものである。ま
た、ピン直胴部13のテーパー部12に近い部位には目
盛15が刻んである。目盛15は、テーパー部12の長
さ寸法を、例えば10mmのように、直接寸法表示する
ようにしてもよい。
【0030】その使用状態を示す図5のように、パネル
7、8の取り付け穴同士のずれ量とずれ方向を知るため
に位置決めピン11を挿入したとき、テーパー部12が
下側のパネル8の取り付け穴内に本当に挿入されたか否
かがわからない場合に、テーパー部12の長さ寸法と2
枚のパネル7、8の厚さの合計寸法を知っていれば、目
盛15の位置からテーパー部12の挿入深さを判断する
ことができる。図5では、テーパー部12が下側のパネ
ル8に完全に挿入されたとき、目盛15が上側のパネル
7の上面とほぼ同じ位置まで来た状態を示しており、こ
のように目盛15の位置から挿入深さをほぼ推定でき、
挿入深さを知る手がかりとすることができる。
【0031】図6には、本発明の第3の実施の形態の位
置決めピンの構造を正面図及び下面図で示している。
【0032】第3の実施の形態の位置決めピン21は、
円形のピン直胴部23及びその後端部の把持部24が同
じ中心軸上にあり、この中心軸に対し偏心したテーパー
部22がピン直胴部23の先端に設けられているが、テ
ーパー部22の形状に特徴をもたせたものである。上述
した第1及び第2の実施の形態の位置決めピンでは、テ
ーパー部の断面形状を円形としたが、第3の実施の形態
の位置決めピン21ではテーパー部22の断面形状を楕
円形としたものである。この場合も第1及び第2の実施
の形態と同様に、組み立て対象のパネルの取り付け穴同
士に挿入したとき、その回転位相と挿入深さからパネル
のずれ量とずれ方向を検知することができる。またテー
パー部22の断面形状として、楕円形に限定することな
く、円形以外の非軸対称形状のいずれかを用いるように
してもよい。
【0033】上述したような、組み立て治具としての第
1ないし第3の実施の形態の位置決めピン1、11、2
1を用いて、パネルの取り付け穴同士のずれ量とずれ方
向を検知した結果に基づき、パネルの組み付けの修正作
業を行う。この修正作業(組立作業をも含む)の手順
を、衛星装置用の構体パネルの組み付けの場合を例とし
て説明すると、 手順1: パネル支持治具、クレーン等で、当該パネル
を所定の位置に仮設置する。
【0034】手順2: 位置決めピンを用いて仮設置の
ずれ量とずれ方向を検出する。
【0035】手順3: 支持治具、クレーン等を操作し
て、ずれを修正する。
【0036】手順4: 位置決めピンが当該パネル内に
完全に挿入したところで修正完了と判断し、ボルト締め
を行い本組み付けとする。このように、ずれ量とずれ方
向の修正が、手順2⇒手順3の一度の作業にて可能とな
り、修正作業を繰り返して行う必要がない。
【0037】この修正作業において、手順4の位置決め
ピンの挿入が可能となる段階で、位置決めピンがその挿
入方向に拘わらず挿入深さが少なくとも2枚のパネルの
合計の厚さ分になれば(例えば、上述の第2の実施の形
態の目盛15を手がかりにして判断し)、修正作業が正
しくなされたものと認識することができ、高精度な組み
付け位置決めを効率良く行うことができる。
【0038】
【発明の効果】第1の効果は、組み立て治具としての位
置決めピンにおいて、パネルの取り付け穴同士のずれ量
とずれ方向の両方が同時にかつ容易に検出可能となるた
め、修正作業が高精度でかつ短時間にて行え、作業効率
が改善されることである。
【0039】その理由は、ピン先端のテーパー部を偏心
させて設けることにより、ピンの回転位相によりパネル
のずれ方向と挿入可能深さが変化するからである。
【0040】第2の効果は、2つの位置決めピンを同時
に使用することで、組み付けようとするパネル全体のず
れ方向が容易に検出可能となることである。
【0041】その理由は、2つの位置決めピンが示す変
位方向が同時に検出でき、2つの変位方向から回転ずれ
を含むパネル全体のずれ方向が検出可能となるからであ
る。
【0042】第3の効果は、位置決めピンのパネル内へ
の挿入深さを知ることができ、修正作業の効率化がはか
れることである。
【0043】その理由は、位置決めピンのテーパー部の
長さをパネル内への挿入深さがわかる長さに設定するこ
とにより、テーパー部がパネル内に完全に挿入したとき
修正作業が正しくなされたものと認識できるからであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の位置決めピンの構
造を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は
上面図である。
【図2】第1の実施の形態の位置決めピンを組み立て対
象のパネルに挿入する使用状態を示し、(a)は挿入不
可状態、(b)は挿入状態をそれぞれ示す断面図であ
る。
【図3】第1の実施の形態の位置決めピンの他の使用状
態を示し、(a)はパネル同士の食い違い方向がわかる
状態、(b)はパネル同士の回転ずれ方向がわかる状態
をそれぞれ示す平面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の位置決めピンの構
造を示す(a)は正面図、(b)は下面図である。
【図5】第2の実施の形態の位置決めピンの使用状態を
示す断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の位置決めピンの構
造を示す(a)は正面図、(b)は下面図である。
【図7】従来の位置決めピンの構造を示す(a)は正面
図、(b)は下面図である。
【図8】従来の位置決めピンの使用状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1,11,21,31 位置決めピン 2,12,22,32 テーパー部 3,13,23,33 ピン直胴部 4,14,24,34 把持部 5,35 中心軸 6 偏心位相マーカー 7,8 パネル 9 食い違い方向 10 回転ずれ方向 15 目盛

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピンの先端にテーパー部を有する位置決
    めピンにおいて、前記テーパー部を前記ピンの中心軸に
    対して偏心させて設け、組み立て対象であるパネル同士
    の取り付け穴の食い違い方向と偏心位相の関係により挿
    入可能深さが変化しうることを特徴とする位置決めピ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記ピンの後端部に前記テーパー部の偏
    心方向を示すマーカーを備え、前記挿入可能深さ及び前
    記マーカーの示す方向により前記パネル同士の取り付け
    穴の食い違い方向が識別しうることを特徴とする請求項
    1記載の位置決めピン。
  3. 【請求項3】 2つの前記位置決めピンの2つの前記マ
    ーカーの示す方向により、前記パネルにおける2つの取
    り付け穴の回転ずれ方向が識別しうることを特徴とする
    請求項2記載の位置決めピン。
  4. 【請求項4】 前記テーパー部の長さを前記パネルの取
    り付け穴への挿入深さを知る手段となるように設定した
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに
    記載の位置決めピン。
  5. 【請求項5】 前記テーパー部の形状を円形以外の非軸
    対称形状としたことを特徴とする請求項1ないし請求項
    4のいずれかに記載の位置決めピン。
  6. 【請求項6】 略同じ位置にそれぞれ取り付け穴を有す
    る2枚のパネルを組み立てるに際し、請求項1ないし請
    求項5のいずれかに記載の位置決めピンを用いて前記2
    枚のパネル同士の取り付け穴の食い違い方向または回転
    ずれ方向を検知することを特徴とする組立位置ずれ検知
    方法。
  7. 【請求項7】 前記食い違い方向または回転ずれ方向を
    修正した後、前記位置決めピンを前記取り付け穴に挿入
    し、挿入方向に拘わらず挿入深さが少なくとも前記2枚
    のパネルの厚さ分であれば正しく修正がなされたと認識
    しうることを特徴とする請求項6記載の組立位置ずれ検
    知方法。
  8. 【請求項8】 衛星装置用組み立て治具に用いることを
    特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の
    位置決めピン及び組立位置ずれ検知方法。
JP2001003964A 2001-01-11 2001-01-11 位置決めピン及び組立位置ずれ検知方法 Withdrawn JP2002205226A (ja)

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