JP2002205182A - レーザ切断加工におけるフレーム付きメタルマスクの保持装置 - Google Patents

レーザ切断加工におけるフレーム付きメタルマスクの保持装置

Info

Publication number
JP2002205182A
JP2002205182A JP2000401655A JP2000401655A JP2002205182A JP 2002205182 A JP2002205182 A JP 2002205182A JP 2000401655 A JP2000401655 A JP 2000401655A JP 2000401655 A JP2000401655 A JP 2000401655A JP 2002205182 A JP2002205182 A JP 2002205182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
metal mask
fixed
laser beam
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000401655A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yoshida
吉田  敬
Hironobu Sato
浩伸 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sharyo Ltd filed Critical Nippon Sharyo Ltd
Priority to JP2000401655A priority Critical patent/JP2002205182A/ja
Publication of JP2002205182A publication Critical patent/JP2002205182A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フレーム付きメタルマスクの外形寸法の精度が
悪くても簡便に加工表面に焦点位置を合わせて保持でき
る保持装置を提供する。 【解決手段】本発明は、フレーム付きメタルマスク15
をレーザ切断加工する場合の保持装置である。この装置
は、XYステージ9に固設される固定枠30と固定枠3
0に脱着可能でフレーム付きメタルマスク15の角部を
把持する押付具22を備えた取付枠20とからなり、裏
返しに置いた取付枠20にフレーム付きメタルマスク1
5を裏返しで嵌入させて押付具22で把持した後、これ
を固定枠30に取り付けるようにしたもので、簡便に精
度よく保持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ切断加工に
おける被加工物の保持装置に関し、特にフレーム付きメ
タルマスクを保持する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属板のレーザ切断加工装置は図1に示
すように、加工ヘッド3にレーザ発振器1から反射ミラ
ー2を介して入射されるレーザ光を集光する集光レンズ
4が内装され、下端にはノズル6が設けられている。ま
た、集光レンズ4の下部にはアシストガスAGの噴射圧
力から集光レンズ4を保護するための保護ガラス5が設
けられている。
【0003】被加工物WはX方向とY方向に移動可能な
XYステージ9上に設けた保持装置8に把持され、NC
制御装置10により、予め設定してある切断データに基
づいて制御され、所定の形状にならって移動するように
構成されている。なお、11はX軸駆動装置、12はY
軸駆動装置である。
【0004】ところで、近年、プリント配線板に表面実
装部品を取り付ける際には予めプリント配線板にクリー
ムはんだを印刷しており、この印刷に使用されるメタル
マスクをレーザ加工によって作られる場合が多くなって
いる。このメタルマスクはステンレスの薄板(板厚0.
1〜0.5mm)にレーザ光で所定のパターンに微細切
断したもので、レーザ加工後は図3に示すように、メタ
ルマスク15aをフレーム15bに張設している。
【0005】また、最近はフレーム15bにステンレス
の薄板を張設したもの(以下、フレーム付きメタルマス
クという)が販売されており、これをレーザ加工機のX
Yステージ9に保持して所定のパターンをレーザ加工す
ることも行われている。このフレーム付きメタルマスク
の保持は、一般にそのフレーム15b部をXYステージ
に係止具で固定するといった手段が採られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】レーザ加工によってメ
タルマスクを作る場合は、レーザ光をできるだけ小さく
集光させるとともに焦点位置が変動しないようにする必
要がある。しかしながら、このフレーム付きメタルマス
クは、フレームの形状(縦横および厚さ)の寸法精度が
悪く、また、平面度にもばらつきがあるので、従来一般
に行われているような保持手段では焦点位置が加工表面
からズレ易い。
【0007】このため、フレーム付きメタルマスクをX
Yステージに保持するのに多くの時間を要している。特
に、加工面を焦点距離に合わせて保持するのが難しく、
レーザ加工精度に直接影響するため、保持し直しを行う
ことが多いという問題がある。
【0008】なお、集光レンズを上下方向に移動させて
焦点位置を調整するのは面倒であり、フレーム付きメタ
ルマスクを保持する度に調整するのでは、品質にもバラ
ツキが出やすい。そこで、本発明は、フレーム付きメタ
ルマスクの寸法精度が悪くても簡便に加工表面に焦点位
置を合わせて保持できる保持装置を提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では次の手段を採った。即ち、加工ヘッドの
ノズルからレーザ光を照射するとともにアシストガスを
噴射し、NC制御装置からの指令で平面移動するXYス
テージに保持された被加工物を切断加工するレーザ切断
加工において、被加工物がフレーム付きメタルマスクで
あり、その保持装置は、XYステージに固設される固定
枠と該固定枠に脱着可能でフレーム付きメタルマスクの
角部を把持する押付具を備えた取付枠とからなり、裏返
しに置いた取付枠にフレーム付きメタルマスクを裏返し
で嵌入させて押付具で把持した後、これを固定枠に取り
付けるようにしたことを特徴としている。
【0010】ここで、フレーム付きメタルマスクは、枠
状のフレームにステンレスの薄板を張設したものを指し
ている。取付枠はフレーム付きメタルマスクが所定のサ
イズより若干大きくても嵌入できる程度のものとし、ま
た、取付枠の高さもフレーム付きメタルマスクの高さよ
り大きくする。
【0011】取付枠にフレーム付きメタルマスクを取り
付けるときは、取付枠を裏返しに置き、フレーム付きメ
タルマスクを裏返しにして嵌入する。そして、取付枠の
押付具でフレーム付きメタルマスクを把持して固定す
る。これにより、加工表面が取付枠の表面と簡便に一致
させることができる。
【0012】なお、取付枠の表面側に鍔をつけて、フレ
ーム付きメタルマスクのフレーム表面部が当接するよう
に構成してもよい。取付枠に設けられるフレーム付きメ
タルマスクの角部を把持する押付具は先端にL字状の隅
金具を付設した押しネジで行うのが簡便である。なお、
押付具は1個で十分であるが、複数個設けてもよい。ま
た、取付枠は複数用意してフレーム付きメタルマスクを
予め取り付けるようにすれば、レーザ加工機の稼働率を
高めることができる。
【0013】XYステージに固設される固定枠は、取付
枠と同形状として、嵌合するピンなどで取付枠の位置合
わせを行い、取付枠の固定も簡単な操作でできるものと
するのが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレーザ切断加工に
おけるフレーム付きメタルマスクの保持装置の実施形態
を図面に基づいて説明する。レーザ加工装置については
上記図1で説明したものと同じであり、説明は省略す
る。
【0015】フレーム付きメタルマスクの保持装置8は
図2に示すように、XYステージ9に固設された固定枠
30と、これに取り付けられる取付枠20とから構成さ
れている。取付枠20は、4個の枠部材20a,20
b,20c,20dで矩形にしたもので、その大きさは
枠内にフレーム付きメタルマスク15がゆるやかに嵌入
できる程度のものである。そして、枠内の対角のコーナ
ーにはL字状の隅金具21がそれぞれ設けられ、その一
つには枠内へ押し込む押付具22が設けられている。
【0016】また、外側には固定枠30の固定金具32
と係合する受金23が設けられている。固定枠30は、
取付枠20と同型であり、上面には取付枠20の四隅に
設けられたピン穴20fと係合するピン33が突設さ
れ、側面には取付枠20の受金23に係合する固定金具
32が設けられている。なお、この固定金具32は電動
で作動するようにしている。
【0017】次に、このように構成されたフレーム付き
メタルマスクの保持装置の作用について説明する。ま
ず、取付枠20にフレーム付きメタルマスク15を取り
付けるが、この作業はレーザ加工装置上ではなく、別の
所(平らな面があればどこでもよい)で行う。
【0018】取付枠20を裏返しにして平らな面に置
き、枠内にフレーム付きメタルマスク15を裏返し(加
工面を下面にする)にして嵌入させる。これにより、取
付枠20とフレーム付きメタルマスク15の表面は一致
する。次に、押付具22を操作して隅金具21をフレー
ム付きメタルマスク15の角部を押し付けてこれを把持
する。
【0019】なお、取付枠20は複数個用意し、それぞ
れフレーム付きメタルマスク15を張設しておく。次
に、取付枠20をレーザ加工機のXYステージ9に固設
された固定枠30にピン33がピン穴20fに挿通され
るように上方から載せる。なお、ピン33とピン穴20
fとの嵌合はゆるくなっており、容易に作業ができる。
そして、固定枠30の固定金具32を作動させて取付枠
20の受金23に係合させる。固定金具32には左右に
テーパー面があり、受金23のテーパー部に係合して自
動的に位置が合わせられるとともに取付枠20が固定枠
30に固定される。
【0020】レーザ切断加工が終わったら、固定金具3
2を作動させて取付枠20を固定枠30から取り外す。
そして、次に切断加工を行うフレーム付きメタルマスク
15が取り付けられた取付枠20を固定枠30に取り付
けて固定金具32を作動させて固定する。
【0021】一方、固定枠30から取り外した取付枠2
0は、押付具22を操作してフレーム付きメタルマスク
15の把持を解き、取り出す。そして、新たなフレーム
付きメタルマスク15を上記の手順で取り付ける。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザ切
断加工におけるフレーム付きメタルマスクの保持装置
は、XYステージに固設される固定枠と該固定枠に脱着
可能でフレーム付きメタルマスクの角部を把持する押付
具を備えた取付枠とからなり、裏返しに置いた取付枠に
フレーム付きメタルマスクを裏返しで嵌入させて押付具
で把持した後、これを固定枠に取り付けるようにしたの
で、フレーム付きメタルマスクの外形寸法の精度が悪く
ても集光レンズの位置を調整することなく簡便に加工表
面に焦点位置を合わせて保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属板のレーザ切断加工装置の全体構成を示す
正面図である。
【図2】本発明のフレーム付きメタルマスクの保持装置
の構成を示す斜視図である。
【図3】フレーム付きメタルマスクの構成を示す断面図
である。
【符号の説明】
1…レーザ発振器 2…反射ミラー 3…加工ヘッド 4…集光レンズ 5…保護ガラス 6…ノズル 8…保持装置 9…XYステージ 10…NC制御装置 11…X軸駆動装置 12…Y軸駆動装置 15…フレーム付きメタルマスク 15a…メタルマスク 15b…フレーム 20…取付枠 20a,20b,20c,20d…枠部材 20f…ピン穴 21…隅金具 22…押付具 23…受金 30…固定枠 32…固定金具 33…ピン AG…アシストガス W…被加工物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工ヘッドのノズルからレーザ光を照射す
    るとともにアシストガスを噴射し、NC制御装置からの
    指令で平面移動するXYステージに保持された被加工物
    を切断加工するレーザ切断加工において、被加工物がフ
    レーム付きメタルマスクであり、その保持装置は、XY
    ステージに固設される固定枠と該固定枠に脱着可能でフ
    レーム付きメタルマスクの角部を把持する押付具を備え
    た取付枠とからなり、裏返しに置いた取付枠にフレーム
    付きメタルマスクを裏返しで嵌入させて押付具で把持し
    た後、これを固定枠に取り付けるようにしたことを特徴
    とするレーザ切断加工におけるフレーム付きメタルマス
    クの保持装置。
JP2000401655A 2000-12-28 2000-12-28 レーザ切断加工におけるフレーム付きメタルマスクの保持装置 Pending JP2002205182A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000401655A JP2002205182A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 レーザ切断加工におけるフレーム付きメタルマスクの保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000401655A JP2002205182A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 レーザ切断加工におけるフレーム付きメタルマスクの保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002205182A true JP2002205182A (ja) 2002-07-23

Family

ID=18866056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000401655A Pending JP2002205182A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 レーザ切断加工におけるフレーム付きメタルマスクの保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002205182A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010012518A (ja) * 2008-06-03 2010-01-21 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd レーザー加工機および枠付ワーク用治具
CN104209654A (zh) * 2013-06-01 2014-12-17 昆山允升吉光电科技有限公司 一种掩模板制作方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010012518A (ja) * 2008-06-03 2010-01-21 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd レーザー加工機および枠付ワーク用治具
JP2013215808A (ja) * 2008-06-03 2013-10-24 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd レーザー加工機
CN104209654A (zh) * 2013-06-01 2014-12-17 昆山允升吉光电科技有限公司 一种掩模板制作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4218209B2 (ja) レーザ加工装置
US5459941A (en) Registration system
JP3425425B2 (ja) 極薄金属板のレーザ切断加工装置
KR100490274B1 (ko) 스크린 인쇄 장치 및 스크린 제판 셋트 방법
JP5495869B2 (ja) レーザー加工溝の確認方法
JP2002205182A (ja) レーザ切断加工におけるフレーム付きメタルマスクの保持装置
JP2012232316A (ja) レーザー加工装置
KR100541275B1 (ko) 인쇄제판용 판재의 자동 절단장치 및 그 방법
JPH09307289A (ja) チップマウント装置
JP2004130342A (ja) 板状体の両面加工装置
JP2003103388A (ja) 極薄金属板のレーザ切断加工装置
JP5372429B2 (ja) 板状物の分割方法
JPH05261572A (ja) レーザマーキング装置
JP2003126984A (ja) レーザ加工機におけるフレーム付きメタルマスクの保持装置
JP3910008B2 (ja) 極薄金属板のレーザ切断加工装置
JP2002126889A (ja) レーザ切断加工における極薄板金属板の保持装置
JP2002192372A (ja) レーザ切断加工における極薄板金属板の保持装置
JP2002178188A (ja) レーザ切断加工における極薄板金属板の保持装置
JP2002248588A (ja) レーザ切断加工における極薄金属板の保持装置
JP2596394B2 (ja) レーザ半田付け装置
JPH06152036A (ja) レーザー処理装置および処理方法
JPH05206624A (ja) デバイスをプリント板にはんだ付けする方法および装置
JPS6082288A (ja) レ−ザ加工装置
JP2010051986A (ja) レーザ加工装置
JP3393353B2 (ja) 電子部品ボンデイング装置