JP2002204338A - 両面画像読取装置 - Google Patents

両面画像読取装置

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JP2002204338A
JP2002204338A JP2000400971A JP2000400971A JP2002204338A JP 2002204338 A JP2002204338 A JP 2002204338A JP 2000400971 A JP2000400971 A JP 2000400971A JP 2000400971 A JP2000400971 A JP 2000400971A JP 2002204338 A JP2002204338 A JP 2002204338A
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Kazuhiko Hasegawa
和彦 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価な読取手段を用いて安定した搬送性能と高
画質の両面読取性能を備えた両面画像読取装置を提供す
る。 【解決手段】両面画像読取領域において、原稿第1の読
取部123と第2の読取部125とを搬送方向の上流側から下
流側に並べて配置し、第1の読取部123は固定とし、第
2の読取部125は読取面に対して略垂直方向に可動とす
る一方、第1の読取部123に対向する第1の白基準124を
第1読取部の読取面に対して略垂直方向に可動とし、第
2の読取部125に対向する第2の白基準126を固定とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿搬送手段によ
って搬送される原稿の、両面の画像を読み取る両面画像
読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、両面画像読取装置では、特開2000
−115452号公報に記載されているように、曲折した搬送
路のそれぞれの面に、2つの画像読取手段を固定配置す
るよう構成されたものが提案されている。
【0003】また、特開平10−190938号公報に記載され
ているように、2つの画像読取手段をほぼ相対する位置
に配置し、一方の画像読取手段を固定とし、他方の画像読
取手段を固定された画像読取手段へ付勢するよう構成さ
れたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た前者の従来例(特開2000−115452号公報)では、2つ
の画像読取手段の位置関係が原稿の搬送性能に大きく関
わっており、特に2つの画像読取面が平行でなく傾いた
場合、原稿がスムーズに搬送されず、ジャムを引き起こす
といった不都合があった。そして、それを回避するため
には、部品の寸法精度を厳しくしたり、調整機構を設ける
といった手段が必要となり、コストアップの原因となっ
ていた。
【0005】また、上記後者の従来例(特開平10−1909
38号公報)では、その構造上、ファクシミリやイメージ
スキャナといった画像読取装置に使用されており、コン
タクトイメージセンサに代表される汎用的な画像読取手
段を使うことができない。そのために専用の画像読取手
段を作製する必要があるが、それは多大なコストアップ
を招くことになる。
【0006】本出願に係る発明の目的は、安価な読取手
段を使用して、安定した搬送性能と高画質の両面読取性
能を備えた両面画像読取装置を、安価に提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、原稿搬送
手段によりシート原稿を読取領域に搬送する搬送路と、
前記搬送路の読取領域に前記シート原稿の搬送面にそれ
ぞれ対応して配置した第1および第2の読取手段とを有
し、前記第1および第2の読取手段は、それぞれ前記シ
ート原稿の搬送面を挟んだ両側に読取部に対して読取の
色基準となる色基準部を対向配置した構成の両面画像読
取装置において、前記第1および第2の読取手段は、前
記読取部と前記色基準部のいずれか一方を前記読取部の
画像読取面に対して略垂直方向に移動可能に支持したこ
とを特徴とする両面画像読取装置にある。
【0008】第2の発明は、上記第1の発明で、前記第
1の読取手段は、装置本体に対して読取部を固定支持
し、前記第2の読取手段は、読取部を画像読取面に対し
て略垂直方向に移動可能に支持し、シート原稿を前記第
1の読取手段の画像読取面へ向けて付勢するよう前記第1
の読取手段の色基準部を画像読取面に対して略垂直方向
に移動可能に設け、前記第2の読取手段の色基準部を前
記第1の読取手段の画像読取面と略同一面で固定し、前
記第2の読取手段の画像読取面が前記第2の読取手段の
色基準部に当接するように付勢したことを特徴とする。
【0009】第3の発明は、上記いずれかの発明で、前
記第1の読取手段の色基準部は、前記シート原稿の搬送
面の上方に設けたことを特徴とする。
【0010】第4の発明は、上記いずれかの発明で、前
記第2の読取手段の色基準部は、前記第1の読取手段の
読取部を支持する支持手段に一体的に構成されているこ
とを特徴とする。
【0011】第5の発明は、上記いずれかの発明で、前
記第2の読取手段の読取部は、可撓性の弾性部材によっ
て支持されていることを特徴とする。
【0012】第6の発明は、上記第5の発明で、前記可
撓性の弾性部材は、前記第2の読取手段の読取部の読取
面と略同一面で連結されていることを特徴とする。
【0013】第7の発明は、上記第5または第6の発明
で、前記可撓性の弾性部材は、装置本体のグランドに連
結された導電性の板バネであることを特徴とする。
【0014】第8の発明は、上記いずれかの発明で、前
記第2の読取手段は、前記第1の読取手段に対してシー
ト原稿の搬送方向下流側に配置したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】(第lの実施の形態)以下、本発
明の第1の実施の形態を、図1ないし図3に基づいて説明
する。図1は、本発明の第1の実施の形態を表すファクシ
ミリ装置の斜視図である。図1において、ファクシミリ
装置1は、原稿Sを読み取るための読取部11と、読取部11
で読み取った画像や受信画像を記録紙に記録するための
記録部21と、ユーザが操作するための操作部31と、送受
信やコピー動作の制御を行う図示せぬ制御部によって構
成されている。そして、本発明の両面画像読取装置は、
読取部11に適用されている。
【0016】図2は、両面画像読取装置を適用した読取
部11の断面図で、同図に沿って、読取部11の構成および
動作を説明する。
【0017】オペレータが原稿Sを原稿台111にセットす
る。この時、原稿Sの先端位置が原稿ストッパ112によっ
て規制される。原稿Sがセットされると、原稿有無セン
サ113がそれを検知する。
【0018】オペレータが操作部31から読取開始を指示
すると、表面読取部123(第1の読取手段)が対向配置さ
れた表面白基準124(可動白基準)を読み取って表面の
白基準値に設定し、裏面読取部125(第2の読取手段)が
対向配置された裏面白基準126(固定白基準)を読み取
って裏面の白基準値に設定する。表面白基準とは、読取
手段の色基準となる白色で、本実施の形態では白色のシ
ート部材を示す。
【0019】図示せぬ駆動部が回転し、原稿ストッパ11
2が解除され、ピックアップローラ114が原稿Sを装置内
部へ送り込む。
【0020】分離ローラ115および逆転ローラ116によっ
て原稿Sが1枚ずつに分離され、最上位の原稿Sが上搬送
路15に沿って搬送される。原稿フィードセンサ117が原
稿Sの先端を検知すると、ピックアップローラ114による
送り込みが解除される。分離された原稿Sが、引抜きロ
ーラ118および引抜きローラ118に向けて付勢された引抜
きコロ119によって、U字形搬送路16へ搬送される。
【0021】搬送ローラ120および搬送ローラ120に
向けて付勢された搬送コロ121によって、原稿Sが下搬送
路17に沿って搬送される。
【0022】原稿エッジセンサ122が原稿Sの先端を検知
すると、そこから所定量搬送したところで表面読取部12
3による表面画像情報の読み取りを開始し、それより所
定量遅れて裏面読取部125による裏面画像情報の読み取
りを開始する。原稿エッジセンサ122が原稿Sの後端を検
知すると、そこから所定量搬送したところで表面読取部
123による表面画像情報の読み取りを終了し、それより
所定量遅れて裏面読取部125による裏面画像情報の読み
取りを終了する。
【0023】排紙ローラ127および排紙ローラ127に向け
て付勢された排紙コロ128が原稿Sを排紙トレイ129へと
排出する。
【0024】ところで、読取中の原稿Sの後端が分離ロ
ーラ115を通過すると、通常は次の原稿Sが連続的に搬送
される。しかし、原稿間の摩擦等により、連続的に搬送
されない場合がある。このような場合、原稿Sの読取中
に原稿フィードセンサ117が原稿Sの後端を検知し、原稿
有無センサ113が原稿有りを検知しているにもかかわら
ず、所定時間経過しても次の原稿Sの先端が原稿フィー
ドセンサ117によって検知されなければ、ピックアップ
ローラ114による原稿Sの送り込みが再開され、次の原稿
Sが搬送されるよう構成されている。
【0025】このようにして、原稿有無センサ113が原
稿無しを検知するまで同様の読取動作を繰り返す。
【0026】次に、読取部11のユニット構成について説
明する。
【0027】図2において、読取部11は、上搬送ガイド
ユニット12、中搬送ガイドユニット13、下搬送ガイドユ
ニット14で構成されている。
【0028】上搬送ガイドユニット12は、前述した原稿
ストッパ112、原稿有無センサ113、ピックアップローラ
114、分離ローラ115、原稿フィードセンサ117、引抜き
コロ119が、上搬送路15およびU字形搬送路16の一部を構
成する上搬送フレーム130に取り付けられ、上搬送カバ
ー131によって蓋がされるよう構成されている。
【0029】中搬送ガイドユニット13は、前述した逆転
ローラ116、引抜きローラ118、搬送コロ121、表面白基
準124、裏面読取部125、排紙コロ128が、U字形搬送路16
の一部および下搬送路17を構成する中搬送フレーム132
に取り付けられ、上搬送路15およびU字形搬送路16の一
部を構成する中搬送カバー133によって蓋がされるよう
構成されている。
【0030】下搬送ガイドユニット14は、前述した搬送
ローラ120、原稿エッジセンサ122、表面読取部123、裏
面白基準126、排紙ローラ127が下搬送フレーム134に取
り付けられ、U字形搬送路16の一部および下搬送路17を
構成する下搬送カバー135によって蓋がされるよう構成
されている。
【0031】そして、下搬送ガイドユニット14は、ファ
クシミリ装置1に対して固定的に取り付けられ、上搬送
ガイドユニット12および中搬送ガイドユニット13は、下
搬送ガイドユニット14に対して回転自在に支持されてい
る。
【0032】次に、本実施の形態の特徴である表面読取
部123、表面白基準124、裏面読取部125、裏面白基準126
の詳細な構成について、図3の部分拡大図に沿って説明す
る。
【0033】同図において、表面読取部123は、コンタク
トイメージセンサに代表される汎用的な読取手段であ
り、画像読取面123aを規定するコンタクトガラス123b上
に密着された原稿Sを、光源123cにより照明し、原稿Sか
らの反射光を短焦点結像レンズ123dにより光電変換素子
123eに結像し、光電変換素子123eが原稿Sの画像情報で
ある光信号を電気信号に変換して読取を行う。
【0034】そして、コンタクトガラス123b、光源123
c、短焦点結像レンズ123dおよび光電変換素子123eはセ
ンサ筐体123fに一体的に収納されており、さらに、セン
サ筐体123fは、画像読取面123aが搬送ローラ120の原稿
狭持点Aと排紙ローラ127の原稿狭持点Bを結んだ平面
と略同一になるよう、表面読取部ホルダ136によって固
定支持されている。
【0035】表面白基準124は、固定された取付板124a
と、取付板124aに上流側が貼り付けられた白色の可撓性
シート材124bと、可撓性シート材124bの下流側自由端に
貼り付けられた金属板124cから構成されており、金属板
124cの自重によって原稿Sを表面読取部123の画像読取面
123aに付勢するよう構成されている。
【0036】裏面読取部125は、表面読取部123と同様に
コンタクトイメージセンサに代表される汎用的な読取手
段であり、画像読取面125aを規定するコンタクトガラス
125b上に密着された原稿Sを、光源125cにより照明し、
原稿Sからの反射光を短焦点結像レンズ125dにより光電
変換素子125eに結像し、光電変換素子125eが原稿Sの画
像情報である光信号を電気信号に変換して読取を行う。
【0037】そして、コンタクトガラス125b、光源125
c、短焦点結像レンズ125dおよび光電変換素子125eはセ
ンサ筐体125fに一体的に収納されており、さらに、セン
サ筐体125fは、中搬送フレーム132に対し回転自在に支
持された裏面読取部ホルダ137に取り付けられ、自重に
よって画像読取面125aが裏面白基準126に付勢されるよ
う構成されている。
【0038】ここで、裏面読取部125の可動範囲は原稿S
の厚さ+α程度の微小範囲で十分であり、その範囲内で
は画像読取面125aに対し略垂直方向へ変位するといえ
る。
【0039】なお、図4に示すように、裏面読取部125を
中搬送フレーム132に対し、画像読取面125aに対して直
交する方向にスライドするよう構成し、画像読取面125a
に対して完全に垂直方向へ変位するよう構成することも
可能である。
【0040】裏面白基準126は、表面読取部ホルダ136と
一体構成された裏面白基準貼付部126aに白色の可撓性シ
ート材126bが貼り付けられ、裏面読取部125の画像読取
面125aの当接する面が、表面読取部123の画像読取面123
aと略同一、すなわち搬送ローラ120の原稿狭持点Aと排
紙ローラ127の原稿狭持点Bを結んだ平面と略同一にな
るよう構成されている。
【0041】このような構成とすることにより、表面読
取部123と裏面白基準126は高精度で位置決めすることが
可能であり、それはすなわち、何ら複雑な機構や調整を
することなく、表面読取部123の画像読取面123aと裏面読
取部125の画像読取面125aを高精度で略同一面に構成で
きることを意味する。
【0042】以上のような構成によって、原稿Sはジャム
等の搬送不良を起こすことなく搬送され、表面読取部123
の画像読取面123aと裏面読取部125の画像読取面125aを
両面共に原稿Sと確実に密着させることができ、焦点ズレ
などの読取不良を起こすことなく読み取ることができる
ようになる。
【0043】なお、本実施の形態では裏面読取部125を
自重により裏面白基準126へ付勢する構成としたが、裏面
読取部125の重量によってはバネ等で付勢力を調整して
も、同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0044】(第2の実施の形態)図5は、本発明の第2
の実施の形態を表す裏面読取部125の部分拡大図であ
る。
【0045】同図において、裏面読取部125のセンサ筐体
125fは、図示せぬ装置本体のグランドに連結された導電
性の板バネ138によって画像読取面125aに対し略垂直方
向へ変位可能に弾性的に支持され、画像読取面125aが裏
面白基準126に付勢されるよう構成されている。
【0046】このような構成とすることにより、図3お
よび図4で示すような支持方法に比べて嵌合部の取付ガ
タがないため、裏面読取部125が搬送方向にずれること
がなく、高解像度の読み取りが行える。
【0047】さらに、画像読取面125aと原稿Sとの摩擦
により静電気が発生するが、装置本体のグランドに連結
された導電性の板バネ138で裏面読取部125を支持したこ
とにより、他の部品を追加することなく裏面読取部125
に蓄積される静電気を装置本体のグランドへ逃がすこと
ができ、コストダウンを図ることができる。
【0048】(第3の実施の形態)図7は、本発明の第3
の実施の形態を表す裏面読取部125の部分拡大図であ
る。
【0049】同図において、裏面読取部125のセンサ筐体
125fは、図示せぬ装置本体のグランドに連結された導電
性の板バネ139によって画像読取面125aに対し略垂直方
向へ変位可能に弾性的に支持され、画像読取面125aが裏
面白基準126に付勢されるよう構成されている。
【0050】そして、板バネ139は画像読取面125aと略
同一面で連結支持されているので、以下効果が得られ
る。
【0051】すなわち、原稿Sを搬送する際に、画像読取
面125aと原稿Sとの摩擦により搬送方向下流側に向かっ
て摩擦力Fが発生するが、通常、この摩擦力Fは小さいた
め、裏面読取部125に対する影響はほとんどない。
【0052】しかし、静電気等の影響で摩擦力Fが異常
に大きくなることがある。
【0053】この場合、図6に示す第2の実施の形態の構
成では、画像読取面125aを搬送方向に移動させるような
モーメントが発生し、板バネ138が撓んで読取位置がずれ
ることも考えられるが、本第3の実施の形態では板バネ1
39が画像読取面125aと略同一面で連結支持されているた
め、画像読取面125aを搬送方向に移動させるようなモー
メントは発生しない。
【0054】したがって、画像読取面125aに作用する摩
擦力Fによって板バネ139が撓み、読取位置がずれるとい
う不具合はなく、高解像度の読み取りが行える。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
から第8の発明によれば、コンタクトイメージセンサに
代表される汎用的で安価な読取手段を使用し、原稿を安
定して搬送することができ、焦点ズレなどの読取不良が
ない高画質の両面読み取りを行うことができる両面画像
読取装置を、安価に提供することが可能となる。
【0056】また、第4〜第7の発明によれば、さらに
以下効果が得られる。
【0057】本出願に係る第4の発明によれば、何ら複
雑な機構や調整をすることなく、第1の読取手段の画像読
取面と第2の読取手段の画像読取面を、高精度で略同一
面に構成することができ、コストダウンを図ることがで
きる。
【0058】本出願に係る第5の発明によれば、第2の読
取手段の取付ガタをなくし、原稿搬送時における第2の
読取手段のズレを防止することにより、高解像度の読み
取りを行うことが可能となる。
【0059】本出願に係る第6の発明によれば、第2の
読取手段に働く摩擦力によるモーメントをなくし、原稿
搬送時における第2の読取手段のズレを防止することに
より、高解像度の読み取りを行うことが可能となる。
【0060】本出願に係る第7の発明によれば、他の部
品を追加することなく第2の読取手段に蓄積される静電
気を装置本体のグランドへ逃がすことができ、コストダ
ウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を表すファクシミリ
装置の斜視図
【図2】図1の読取部の断面図
【図3】図1の読取部の部分拡大図
【図4】第1の実施の形態の変形例を示す読取部の部分
【図5】本発明の第2の実施の形態を表す読取部の部分
拡大図
【図6】本発明の第2の実施の形態の変形例を表す読取
部の部分図
【図7】本発明の第3の実施の形態を表す読取部の部分
拡大図
【符号の説明】
123:表面読取部(第1の読取手段) 124:表面白基準(色基準部) 125:裏面読取部(第2の読取手段) 126:裏面白基準(色基準部) 136:表面読取部ホルダ(支持手段) 138、139:板バネ(弾性部材)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿搬送手段によりシート原稿を読取領
    域に搬送する搬送路と、前記搬送路の読取領域に前記シ
    ート原稿の搬送面にそれぞれ対応して配置した第1およ
    び第2の読取手段とを有し、前記第1および第2の読取
    手段は、それぞれ前記シート原稿の搬送面を挟んだ両側
    に読取部に対して読取の色基準となる色基準部を対向配
    置した構成の両面画像読取装置において、 前記第1および第2の読取手段は、前記読取部と前記色
    基準部のいずれか一方を前記読取部の画像読取面に対し
    て略垂直方向に移動可能に支持したことを特徴とする両
    面画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の読取手段は、装置本体に対し
    て読取部を固定支持し、前記第2の読取手段は、読取部
    を画像読取面に対して略垂直方向に移動可能に支持し、
    シート原稿を前記第1の読取手段の画像読取面へ向けて
    付勢するよう前記第1の読取手段の色基準部を画像読取
    面に対して略垂直方向に移動可能に設け、前記第2の読
    取手段の色基準部を前記第1の読取手段の画像読取面と
    略同一面で固定し、前記第2の読取手段の画像読取面が
    前記第2の読取手段の色基準部に当接するように付勢し
    たことを特徴とする請求項1に記載の両面画像読取装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の読取手段の色基準部は、前記
    シート原稿の搬送面の上方に設けたことを特徴とする請
    求項1または2に記載の両面画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の読取手段の色基準部は、前記
    第1の読取手段の読取部を支持する支持手段に一体的に
    構成されていることを特徴とする請求項1、2または3
    に記載の両面画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の読取手段の読取部は、可撓性
    の弾性部材によって支持されていることを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれかに記載の両面画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記可撓性の弾性部材は、前記第2の読
    取手段の読取部の読取面と略同一面で連結されているこ
    とを特徴とする請求項5に記載の両面画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記可撓性の弾性部材は、装置本体のグ
    ランドに連結された導電性の板バネであることを特徴と
    する請求項5または6に記載の両面画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の読取手段は、前記第1の読取
    手段に対してシート原稿の搬送方向下流側に配置したこ
    とを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の両
    面画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007180844A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Canon Inc 画像読取装置および画像形成装置

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