JP2002203945A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パッケージサイズを縮小化出来、または同時
にテストの信頼性を向上できる半導体装置を提供するこ
と、及び外部出力用のピンを必要とせずにテストできる
半導体装置の製造方法を提供することにある。 【解決手段】 ベース基板30上の動作パッド31−1
は、ベース基板30裏面のピン32に電気的に接続され
ている。一方、ベース基板30上のテストパッド31−
2は半導体チップ20のテストパッド21−2に接続さ
れるのみであって、外部との入出力を行うようなピンに
接続されていない。そして、テスト時にはテストパッド
31−2に直接テスト装置のプローブを接触させること
により行うことを特徴としている。
にテストの信頼性を向上できる半導体装置を提供するこ
と、及び外部出力用のピンを必要とせずにテストできる
半導体装置の製造方法を提供することにある。 【解決手段】 ベース基板30上の動作パッド31−1
は、ベース基板30裏面のピン32に電気的に接続され
ている。一方、ベース基板30上のテストパッド31−
2は半導体チップ20のテストパッド21−2に接続さ
れるのみであって、外部との入出力を行うようなピンに
接続されていない。そして、テスト時にはテストパッド
31−2に直接テスト装置のプローブを接触させること
により行うことを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置及び
その製造方法に関するもので、特にテスト時における半
導体装置の破損を防止しつつ、半導体装置のサイズの縮
小化を実現するための技術に関するものである。
その製造方法に関するもので、特にテスト時における半
導体装置の破損を防止しつつ、半導体装置のサイズの縮
小化を実現するための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体装置を製品として出荷
する際には、半導体チップをパッケージに実装、封止
(パッケージング)した最終製品の形態で動作テストが
行われている。この最終テストは製品の信頼性を維持す
るために必要不可欠な工程である。しかし、本テストを
行うためにパッケージにはテストにのみ必要で、通常動
作には全く必要のない外部端子を設けなければならず、
パッケージサイズの縮小化のネックとなっていた。
する際には、半導体チップをパッケージに実装、封止
(パッケージング)した最終製品の形態で動作テストが
行われている。この最終テストは製品の信頼性を維持す
るために必要不可欠な工程である。しかし、本テストを
行うためにパッケージにはテストにのみ必要で、通常動
作には全く必要のない外部端子を設けなければならず、
パッケージサイズの縮小化のネックとなっていた。
【0003】従来の半導体装置について、図14
(a)、(b)を用いて説明する。図14(a)は半導
体装置(セラミック・パッケージ)の平面図であり、図
14(b)は(a)図におけるA−A’線に沿った断面
図である。
(a)、(b)を用いて説明する。図14(a)は半導
体装置(セラミック・パッケージ)の平面図であり、図
14(b)は(a)図におけるA−A’線に沿った断面
図である。
【0004】図示するように、半導体チップ200がセ
ラミックのベース基板300上に搭載されている。半導
体チップ200上には外部との接続を行うための複数の
パッド210が設けられている。このパッド210に
は、通常動作時の入出力のために必要となる動作パッド
210−1と、テストの際に必要となるテストパッド2
10−2とがある。一方、ベース基板300にも半導体
チップ200のパッド210に対応するパッド310が
設けられている。このベース基板側のパッド310も、
動作パッド310−1、テストパッド310−2とを有
している。そして、半導体チップ200の動作パッド2
10−1とベース基板300の動作パッド310−1と
がボンディングワイヤ400によって接続され、半導体
チップ200のテストパッド210−2とベース基板3
00のテストパッド310−2とがボンディングワイヤ
400によって接続されている。ベース基板300の動
作パッド310−1及びテストパッド310−2は、ベ
ース基板300裏面のピン(外部接続端子)320に電
気的に接続されている。そして、上記半導体チップ20
0、パッド310、ボンディングワイヤ400を被覆す
るようにして、保護用の樹脂500により気密封止する
ことで、半導体装置(セラミック・パッケージ)100
が形成されている。
ラミックのベース基板300上に搭載されている。半導
体チップ200上には外部との接続を行うための複数の
パッド210が設けられている。このパッド210に
は、通常動作時の入出力のために必要となる動作パッド
210−1と、テストの際に必要となるテストパッド2
10−2とがある。一方、ベース基板300にも半導体
チップ200のパッド210に対応するパッド310が
設けられている。このベース基板側のパッド310も、
動作パッド310−1、テストパッド310−2とを有
している。そして、半導体チップ200の動作パッド2
10−1とベース基板300の動作パッド310−1と
がボンディングワイヤ400によって接続され、半導体
チップ200のテストパッド210−2とベース基板3
00のテストパッド310−2とがボンディングワイヤ
400によって接続されている。ベース基板300の動
作パッド310−1及びテストパッド310−2は、ベ
ース基板300裏面のピン(外部接続端子)320に電
気的に接続されている。そして、上記半導体チップ20
0、パッド310、ボンディングワイヤ400を被覆す
るようにして、保護用の樹脂500により気密封止する
ことで、半導体装置(セラミック・パッケージ)100
が形成されている。
【0005】このように、従来の半導体装置において
は、半導体チップ200に設けられたパッド210は、
動作パッド210−1もテストパッド210−2もベー
ス基板300のピン320に接続されている。そして最
終テスト時の入出力は、半導体チップ200を樹脂封止
した後、このピン320を用いて行われる。すなわち、
図14(a)におけるB−B’線方向に沿った断面図で
ある図15に示すように、ベース基板300に設けられ
たパッド310は全てピン320に接続されており、パ
ッド310の総数が100個であれば、ピン320も当
然100本必要となる。
は、半導体チップ200に設けられたパッド210は、
動作パッド210−1もテストパッド210−2もベー
ス基板300のピン320に接続されている。そして最
終テスト時の入出力は、半導体チップ200を樹脂封止
した後、このピン320を用いて行われる。すなわち、
図14(a)におけるB−B’線方向に沿った断面図で
ある図15に示すように、ベース基板300に設けられ
たパッド310は全てピン320に接続されており、パ
ッド310の総数が100個であれば、ピン320も当
然100本必要となる。
【0006】上記従来の半導体装置の構造であると、半
導体装置は気密封止後の最終製品の形態でテストが行わ
れる。従って、信憑性の高いテスト結果を得ることが出
来る。しかし他方では下記に示すような問題点があっ
た。すなわち、 (1)テスト専用のピンを設けなければならず、パッケ
ージサイズが大きくなり、コスト高となる。
導体装置は気密封止後の最終製品の形態でテストが行わ
れる。従って、信憑性の高いテスト結果を得ることが出
来る。しかし他方では下記に示すような問題点があっ
た。すなわち、 (1)テスト専用のピンを設けなければならず、パッケ
ージサイズが大きくなり、コスト高となる。
【0007】気密封止された状態で半導体装置のテスト
を行うため、テストパッドに接続されたピンが必要不可
欠となる。しかし、テスト用のピンはテストのためだけ
に必要であり、通常動作には必要ない。一方、パッケー
ジサイズは総ピン数に大きく依存するという面を有して
いる。すなわち、本来の動作に全く必要のないピンのた
めに、パッケージサイズの縮小化が妨げられる。また、
テスト専用のピンをわざわざ設けなければならず、半導
体装置の高コスト化の原因ともなる。
を行うため、テストパッドに接続されたピンが必要不可
欠となる。しかし、テスト用のピンはテストのためだけ
に必要であり、通常動作には必要ない。一方、パッケー
ジサイズは総ピン数に大きく依存するという面を有して
いる。すなわち、本来の動作に全く必要のないピンのた
めに、パッケージサイズの縮小化が妨げられる。また、
テスト専用のピンをわざわざ設けなければならず、半導
体装置の高コスト化の原因ともなる。
【0008】(2)ユーザが半導体装置を実装する際に
は、動作用のピンのみならずテスト用のピンのハンダ付
けも行わなければならず、実装工程が煩雑になり、且つ
コスト高となる。
は、動作用のピンのみならずテスト用のピンのハンダ付
けも行わなければならず、実装工程が煩雑になり、且つ
コスト高となる。
【0009】(1)で説明したように、テスト用のピン
は通常動作に不必要なものである。しかし、実際にユー
ザが半導体装置を実装する際には動作用のピンと共にテ
スト用のピンについても所定の電位に接続する必要があ
る。これは、例え実際の動作時に入出力を行わないピン
であっても、電気的にフローティングな状態にしておく
ことは半導体装置の動作信頼性に悪影響を及ぼす原因と
もなるからである。従って、実動作に全く必要のないピ
ンであるにも関わらず、一定電位へのハンダ付け工程が
必要となる。そのため、ユーザ側での実装工程が煩雑化
し、製造コストが上昇する原因となる。
は通常動作に不必要なものである。しかし、実際にユー
ザが半導体装置を実装する際には動作用のピンと共にテ
スト用のピンについても所定の電位に接続する必要があ
る。これは、例え実際の動作時に入出力を行わないピン
であっても、電気的にフローティングな状態にしておく
ことは半導体装置の動作信頼性に悪影響を及ぼす原因と
もなるからである。従って、実動作に全く必要のないピ
ンであるにも関わらず、一定電位へのハンダ付け工程が
必要となる。そのため、ユーザ側での実装工程が煩雑化
し、製造コストが上昇する原因となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の半導体装置
は最終製品の形態でテストが行われる。従って、テスト
結果の信憑性を高めることが出来る一方で、次のような
問題点があった。すなわち、テスト専用のピンを設けな
ければならないため、パッケージサイズが大きくなり、
コスト高となる。更に、ユーザが半導体装置を実装する
際には、動作用のピンのみならずテスト用のピンのハン
ダ付けも行わなければならず、実装工程が煩雑になり、
且つコスト高となる、といった問題である。
は最終製品の形態でテストが行われる。従って、テスト
結果の信憑性を高めることが出来る一方で、次のような
問題点があった。すなわち、テスト専用のピンを設けな
ければならないため、パッケージサイズが大きくなり、
コスト高となる。更に、ユーザが半導体装置を実装する
際には、動作用のピンのみならずテスト用のピンのハン
ダ付けも行わなければならず、実装工程が煩雑になり、
且つコスト高となる、といった問題である。
【0011】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、パッケージサイズを縮小化出
来る半導体装置を提供することにある。
ので、その第1の目的は、パッケージサイズを縮小化出
来る半導体装置を提供することにある。
【0012】また、この発明の第2の目的は、パッケー
ジサイズを縮小化しつつ、テストの信頼性を向上できる
半導体装置を提供することにある。
ジサイズを縮小化しつつ、テストの信頼性を向上できる
半導体装置を提供することにある。
【0013】更に、この発明の第3の目的は、外部出力
用のピンを必要とせずにテストできる半導体装置の製造
方法を提供することにある。
用のピンを必要とせずにテストできる半導体装置の製造
方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る半導体装置は、通常動作時における
信号の入出力に使用される第1動作パッド群と、テスト
時における信号の入出力に使用される第1テストパッド
群とを有する半導体チップと、前記半導体チップを搭載
し、前記第1動作パッド群に電気的に接続されると共に
外部との入出力を行うための外部接続端子に接続される
第2動作パッド群と、前記第1テストパッド群に電気的
に接続されると共に前記外部接続端子に接続されない第
2テストパッド群とを有するパッケージとを具備するこ
とを特徴としている。
に、この発明に係る半導体装置は、通常動作時における
信号の入出力に使用される第1動作パッド群と、テスト
時における信号の入出力に使用される第1テストパッド
群とを有する半導体チップと、前記半導体チップを搭載
し、前記第1動作パッド群に電気的に接続されると共に
外部との入出力を行うための外部接続端子に接続される
第2動作パッド群と、前記第1テストパッド群に電気的
に接続されると共に前記外部接続端子に接続されない第
2テストパッド群とを有するパッケージとを具備するこ
とを特徴としている。
【0015】また、上記半導体装置において、前記第2
テストパッド群は前記第2動作パッド群よりも前記半導
体チップの外側へ延長された形状を有し、前記第2テス
トパッド群の前記半導体チップの近傍側が前記第1テス
トパッド群との接続を行うボンディング領域となり、外
側の領域は空き領域であっても良い。
テストパッド群は前記第2動作パッド群よりも前記半導
体チップの外側へ延長された形状を有し、前記第2テス
トパッド群の前記半導体チップの近傍側が前記第1テス
トパッド群との接続を行うボンディング領域となり、外
側の領域は空き領域であっても良い。
【0016】更に上記半導体装置において、前記パッケ
ージは、前記半導体チップが設置、接着されるベース基
板と、前記半導体チップ及び該ベース基板を被覆する第
1封止材とを備え、前記第1封止材は、第2封止材と第
3封止材との多層構造を有し、前記第2封止材は、前記
半導体チップ、前記第2動作パッド群、前記第2テスト
パッド群の一部、並びに前記第1、第2動作パッド群及
び第1、2テストパッド群とを電気的に接続する接続手
段を被覆し、前記第3封止材は、少なくとも前記第2封
止材から露出されている前記第2テストパッドの全てを
被覆するようにしてもよい。
ージは、前記半導体チップが設置、接着されるベース基
板と、前記半導体チップ及び該ベース基板を被覆する第
1封止材とを備え、前記第1封止材は、第2封止材と第
3封止材との多層構造を有し、前記第2封止材は、前記
半導体チップ、前記第2動作パッド群、前記第2テスト
パッド群の一部、並びに前記第1、第2動作パッド群及
び第1、2テストパッド群とを電気的に接続する接続手
段を被覆し、前記第3封止材は、少なくとも前記第2封
止材から露出されている前記第2テストパッドの全てを
被覆するようにしてもよい。
【0017】この発明に係る第1の半導体装置の製造方
法は、半導体ウェハに半導体素子を形成する工程と、前
記半導体ウェハを個々の半導体チップに分離する工程
と、前記半導体チップをベース基板上にダイボンディン
グする工程と、前記半導体チップの第1動作パッド群及
び第1テストパッド群を、前記ベース基板の第2動作パ
ッド群及び第2テストパッド群にそれぞれボンディング
ワイヤにより接続する工程と、前記第2テストパッド群
に直接テスト装置のプローブを接触させてテストを行う
工程と、前記半導体チップ及び前記ベース基板を気密封
止する工程とを具備することを特徴としている。
法は、半導体ウェハに半導体素子を形成する工程と、前
記半導体ウェハを個々の半導体チップに分離する工程
と、前記半導体チップをベース基板上にダイボンディン
グする工程と、前記半導体チップの第1動作パッド群及
び第1テストパッド群を、前記ベース基板の第2動作パ
ッド群及び第2テストパッド群にそれぞれボンディング
ワイヤにより接続する工程と、前記第2テストパッド群
に直接テスト装置のプローブを接触させてテストを行う
工程と、前記半導体チップ及び前記ベース基板を気密封
止する工程とを具備することを特徴としている。
【0018】また、この発明に係る第2の半導体装置の
製造方法は、半導体ウェハに半導体素子を形成する工程
と、前記半導体ウェハを個々の半導体チップに分離する
工程と、前記半導体チップをベース基板上にダイボンデ
ィングする工程と、前記半導体チップの第1動作パッド
群及び第1テストパッド群を、前記ベース基板の第2動
作パッド群及び第2テストパッド群にそれぞれボンディ
ングワイヤにより接続する工程と、前記ボンディングワ
イヤに直接に接触していない前記第2テストパッド群の
空き領域を除く前記ベース基板、及び前記半導体チップ
を気密封止する工程と、前記気密封止されていない前記
第2テストパッド群の前記空き領域に直接テスト装置の
プローブを接触させてテストを行う工程と、少なくとも
前記気密封止されていない前記第2テストパッド群の前
記空き領域を被覆するようにして気密封止を行う工程と
を具備することを特徴としている。
製造方法は、半導体ウェハに半導体素子を形成する工程
と、前記半導体ウェハを個々の半導体チップに分離する
工程と、前記半導体チップをベース基板上にダイボンデ
ィングする工程と、前記半導体チップの第1動作パッド
群及び第1テストパッド群を、前記ベース基板の第2動
作パッド群及び第2テストパッド群にそれぞれボンディ
ングワイヤにより接続する工程と、前記ボンディングワ
イヤに直接に接触していない前記第2テストパッド群の
空き領域を除く前記ベース基板、及び前記半導体チップ
を気密封止する工程と、前記気密封止されていない前記
第2テストパッド群の前記空き領域に直接テスト装置の
プローブを接触させてテストを行う工程と、少なくとも
前記気密封止されていない前記第2テストパッド群の前
記空き領域を被覆するようにして気密封止を行う工程と
を具備することを特徴としている。
【0019】上記第1、第2の半導体装置の製造方法に
おいて、前記テストを行う工程の後、前記第2テストパ
ッド群を共通に接続し、且つ一定の固定電位に接続され
る固定電位パッドに接続する金属配線層を形成する工程
とを更に備えていてもよい。
おいて、前記テストを行う工程の後、前記第2テストパ
ッド群を共通に接続し、且つ一定の固定電位に接続され
る固定電位パッドに接続する金属配線層を形成する工程
とを更に備えていてもよい。
【0020】上記構造の半導体装置によれば、テストパ
ッドに接続する外部接続端子をパッケージに設ける必要
が無いため、外部接続端子数を大幅に削減でき、パッケ
ージサイズの縮小化及び製造コストの削減を実現出来
る。また、外部接続端子数を削減できることから、それ
に伴う実装時のハンダ付け工程の簡略化及び実装工程の
低コスト化を実現できる。更に上記第1の半導体装置の
製造方法によれば、テストの外部接続端子を設けなくて
も、テスト装置のプローブを直接テスト用パッドに接触
させて信号の入出力を行うことによりテストを行うこと
が可能となる。
ッドに接続する外部接続端子をパッケージに設ける必要
が無いため、外部接続端子数を大幅に削減でき、パッケ
ージサイズの縮小化及び製造コストの削減を実現出来
る。また、外部接続端子数を削減できることから、それ
に伴う実装時のハンダ付け工程の簡略化及び実装工程の
低コスト化を実現できる。更に上記第1の半導体装置の
製造方法によれば、テストの外部接続端子を設けなくて
も、テスト装置のプローブを直接テスト用パッドに接触
させて信号の入出力を行うことによりテストを行うこと
が可能となる。
【0021】また、パッケージ側のテストパッドを動作
パッドよりも半導体チップの外側へ延長した形状とし、
テストパッドの半導体チップの近傍側で半導体チップと
のボンディングを行っている。そのため、上記第1の半
導体装置による効果を得られると共に、上記第1の半導
体装置の製造方法により、テストを行うことが出来る。
また、この半導体装置の製造方法におけるテスト工程
で、テスト装置のプローブにより動作パッドのボンディ
ングや半導体チップに損傷を与えることを防止でき、テ
ストの信頼性を向上できる。
パッドよりも半導体チップの外側へ延長した形状とし、
テストパッドの半導体チップの近傍側で半導体チップと
のボンディングを行っている。そのため、上記第1の半
導体装置による効果を得られると共に、上記第1の半導
体装置の製造方法により、テストを行うことが出来る。
また、この半導体装置の製造方法におけるテスト工程
で、テスト装置のプローブにより動作パッドのボンディ
ングや半導体チップに損傷を与えることを防止でき、テ
ストの信頼性を向上できる。
【0022】また、第2テストパッドの空き領域以外を
封止することにより、ほぼ完成製品でのテストを行うこ
とが出来、更に封止工程における動作パッドのボンディ
ングや半導体チップに損傷を与えることを防止でき、テ
ストの信頼性を向上できる。
封止することにより、ほぼ完成製品でのテストを行うこ
とが出来、更に封止工程における動作パッドのボンディ
ングや半導体チップに損傷を与えることを防止でき、テ
ストの信頼性を向上できる。
【0023】更に、テストパッドを金属配線層で共通接
続し、且つ一定の固定電位に接続することで、テストパ
ッドの電位は常時安定し、半導体装置の動作信頼性、安
定性を向上できる。
続し、且つ一定の固定電位に接続することで、テストパ
ッドの電位は常時安定し、半導体装置の動作信頼性、安
定性を向上できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、
共通する部分には共通する参照符号を付す。
を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、
共通する部分には共通する参照符号を付す。
【0025】この発明の第1の実施形態に係る半導体装
置及びそのテスト方法について図1(a)、(b)を用
いて説明する。図1(a)は半導体装置の平面図であ
り、図1(b)は(a)図におけるC−C’線に沿った
断面図である。なお、ここで用いる「パッケージ」と
は、半導体チップを取り囲む部材をあわせた総称であ
る。
置及びそのテスト方法について図1(a)、(b)を用
いて説明する。図1(a)は半導体装置の平面図であ
り、図1(b)は(a)図におけるC−C’線に沿った
断面図である。なお、ここで用いる「パッケージ」と
は、半導体チップを取り囲む部材をあわせた総称であ
る。
【0026】図示するように、半導体素子の形成された
半導体チップ20がプラスチックのベース基板30(セ
ラミックベース)上に搭載されている。この半導体チッ
プ20はベース基板30上にペーストによって接着され
ている。半導体チップ20上には外部との接続を行うた
めの複数のパッド21が設けられている。このパッド2
1には、通常動作時の入出力のために必要となる動作パ
ッド21−1(第1動作パッド群)と、テストの際に必
要となるテストパッド21−2(第1テストパッド群)
とがある。一方、ベース基板30にも半導体チップ20
のパッド21に対応するパッド31が設けられている。
このベース基板側のパッド31も、動作パッド31−1
(第2動作パッド群)、テストパッド31−2(第2テ
ストパッド群)とを有している。そして、半導体チップ
20の動作パッド21−1とベース基板30の動作パッ
ド31−1とがボンディングワイヤ40によって接続さ
れ、半導体チップ20のテストパッド21−2とベース
基板30のテストパッド31−2とがボンディングワイ
ヤ40によって接続されている。
半導体チップ20がプラスチックのベース基板30(セ
ラミックベース)上に搭載されている。この半導体チッ
プ20はベース基板30上にペーストによって接着され
ている。半導体チップ20上には外部との接続を行うた
めの複数のパッド21が設けられている。このパッド2
1には、通常動作時の入出力のために必要となる動作パ
ッド21−1(第1動作パッド群)と、テストの際に必
要となるテストパッド21−2(第1テストパッド群)
とがある。一方、ベース基板30にも半導体チップ20
のパッド21に対応するパッド31が設けられている。
このベース基板側のパッド31も、動作パッド31−1
(第2動作パッド群)、テストパッド31−2(第2テ
ストパッド群)とを有している。そして、半導体チップ
20の動作パッド21−1とベース基板30の動作パッ
ド31−1とがボンディングワイヤ40によって接続さ
れ、半導体チップ20のテストパッド21−2とベース
基板30のテストパッド31−2とがボンディングワイ
ヤ40によって接続されている。
【0027】ベース基板30の動作パッド31−1は、
ベース基板30裏面のピン(外部接続端子)32に電気
的に接続されている。一方、ベース基板のテストパッド
31−2は半導体チップ20のテストパッド21−2に
接続されるのみであって、外部との入出力を行うような
ピンに接続されていない。そして、上記半導体チップ2
0、パッド31、ボンディングワイヤ40を被覆するよ
うにして、保護用の封止樹脂50で封止することで、半
導体装置10が形成されている。
ベース基板30裏面のピン(外部接続端子)32に電気
的に接続されている。一方、ベース基板のテストパッド
31−2は半導体チップ20のテストパッド21−2に
接続されるのみであって、外部との入出力を行うような
ピンに接続されていない。そして、上記半導体チップ2
0、パッド31、ボンディングワイヤ40を被覆するよ
うにして、保護用の封止樹脂50で封止することで、半
導体装置10が形成されている。
【0028】上記構造の半導体装置の製造プロセスの大
まかな流れは、 (1)ウェハー工程 (2)ダイソート、裏面研削 (3)ダイシング (4)ダイ・ボンディング、ワイヤ・ボンディング (5)テスト (6)気密封止、外装処理、マーク の順で行われる。従来は、気密封止、外装処理の後でテ
スト工程を行うが、本構造の半導体装置の場合には、上
記(6)の気密封止を行う直前でテスト工程を行う。こ
のテスト工程が行われる段階での半導体装置の断面図を
図2に示す。図示するように、半導体チップ20、ボン
ディングワイヤ40等が露出された状態で、テスト装置
のプローブをテストパッド21−2に直接接触させるこ
とによりテストを行う。そして、テスト工程の後に気密
封止を行う。
まかな流れは、 (1)ウェハー工程 (2)ダイソート、裏面研削 (3)ダイシング (4)ダイ・ボンディング、ワイヤ・ボンディング (5)テスト (6)気密封止、外装処理、マーク の順で行われる。従来は、気密封止、外装処理の後でテ
スト工程を行うが、本構造の半導体装置の場合には、上
記(6)の気密封止を行う直前でテスト工程を行う。こ
のテスト工程が行われる段階での半導体装置の断面図を
図2に示す。図示するように、半導体チップ20、ボン
ディングワイヤ40等が露出された状態で、テスト装置
のプローブをテストパッド21−2に直接接触させるこ
とによりテストを行う。そして、テスト工程の後に気密
封止を行う。
【0029】上記のような半導体装置によれば、通常動
作に必要のないテスト用のピンを設けていないため、パ
ッケージサイズを縮小化することが出来、更に半導体装
置の低コスト化を実現できる。すなわち、図3の半導体
装置の断面図(図1におけるD−D’線に沿った断面図
に相当)に示すように、例えば動作パッド21−1を5
0個、テストパッド21−2を50個有するようなパッ
ケージの場合、従来は動作パッド用、テストパッド用と
をあわせて100個のピン32を必要としていた。しか
し、本実施形態に係る半導体装置であると、テストパッ
ドに接続するピンを必要としないので、総ピン数は従来
の半分である50個で足りることになる。また、半導体
装置のユーザ側では、テスト用のピンのハンダづけ工程
が不必要となり、実装工程の簡略化及び製品の製造コス
トを削減できる。
作に必要のないテスト用のピンを設けていないため、パ
ッケージサイズを縮小化することが出来、更に半導体装
置の低コスト化を実現できる。すなわち、図3の半導体
装置の断面図(図1におけるD−D’線に沿った断面図
に相当)に示すように、例えば動作パッド21−1を5
0個、テストパッド21−2を50個有するようなパッ
ケージの場合、従来は動作パッド用、テストパッド用と
をあわせて100個のピン32を必要としていた。しか
し、本実施形態に係る半導体装置であると、テストパッ
ドに接続するピンを必要としないので、総ピン数は従来
の半分である50個で足りることになる。また、半導体
装置のユーザ側では、テスト用のピンのハンダづけ工程
が不必要となり、実装工程の簡略化及び製品の製造コス
トを削減できる。
【0030】更に、気密封止工程の前に、テストパッド
に直接テスト装置のプローブを接触させてテストを行う
ことにより、テスト用のピンを有しない半導体装置でも
テストを行うことが出来る。
に直接テスト装置のプローブを接触させてテストを行う
ことにより、テスト用のピンを有しない半導体装置でも
テストを行うことが出来る。
【0031】この発明の第2の実施形態に係る半導体装
置及びそのテスト方法について、図4(a)、(b)を
用いて説明する。図4(a)は半導体装置の平面図であ
り、図4(b)は(a)図におけるE−E’線に沿った
断面図である。
置及びそのテスト方法について、図4(a)、(b)を
用いて説明する。図4(a)は半導体装置の平面図であ
り、図4(b)は(a)図におけるE−E’線に沿った
断面図である。
【0032】図示するように、本実施形態に係る半導体
装置の構造はほぼ第1の実施形態で説明したものと同様
であるが、ベース基板30に設けられたパッド31にお
いて、テストパッド31−2の面積が動作パッド31−
1の面積より大きくなるようにして形成されている。且
つ、テストパッド31−2の形状は動作パッド31−1
よりも半導体チップ20の外側に向かって延長された形
状を有している。そして、半導体チップ20のテストパ
ッド21−2とボンディングされる領域は、動作パッド
31−1とほぼ同一列に位置するように設けられる。す
なわち、第1の実施形態では動作パッド31−1もテス
トパッド31−2もワイヤボンディングに必要な最小限
の面積を有しているに過ぎないが、本実施形態ではテス
トパッド31−2の面積が大きく、テストパッド31−
2のベース基板30縁部側はワイヤボンディングに必要
のない空き領域となっている。
装置の構造はほぼ第1の実施形態で説明したものと同様
であるが、ベース基板30に設けられたパッド31にお
いて、テストパッド31−2の面積が動作パッド31−
1の面積より大きくなるようにして形成されている。且
つ、テストパッド31−2の形状は動作パッド31−1
よりも半導体チップ20の外側に向かって延長された形
状を有している。そして、半導体チップ20のテストパ
ッド21−2とボンディングされる領域は、動作パッド
31−1とほぼ同一列に位置するように設けられる。す
なわち、第1の実施形態では動作パッド31−1もテス
トパッド31−2もワイヤボンディングに必要な最小限
の面積を有しているに過ぎないが、本実施形態ではテス
トパッド31−2の面積が大きく、テストパッド31−
2のベース基板30縁部側はワイヤボンディングに必要
のない空き領域となっている。
【0033】上記構造の半導体装置のテスト工程は、第
1の実施形態と同様に気密封止工程の前に行われ、テス
ト装置のプローブをテストパッド31−2に直接接触す
ることにより行う。そして図5の半導体装置の断面図に
示すように、プローブを上記テストパッド31−2の空
き領域に接触させる。
1の実施形態と同様に気密封止工程の前に行われ、テス
ト装置のプローブをテストパッド31−2に直接接触す
ることにより行う。そして図5の半導体装置の断面図に
示すように、プローブを上記テストパッド31−2の空
き領域に接触させる。
【0034】上記のような半導体装置によれば、第1の
実施形態同様、テスト用のピンを設けていないためにパ
ッケージサイズの縮小化及び半導体装置の低コスト化を
実現できる。更に、テスト工程時にプローブが接触され
るテストパッドに十分な面積を持たせ、且つ動作パッド
よりもパッケージ縁部側へ延長させた領域をプローブを
接触させる領域としている。そのため、プローブがボン
ディングワイヤを断線させたり、半導体チップを損傷さ
せることを防止できる。
実施形態同様、テスト用のピンを設けていないためにパ
ッケージサイズの縮小化及び半導体装置の低コスト化を
実現できる。更に、テスト工程時にプローブが接触され
るテストパッドに十分な面積を持たせ、且つ動作パッド
よりもパッケージ縁部側へ延長させた領域をプローブを
接触させる領域としている。そのため、プローブがボン
ディングワイヤを断線させたり、半導体チップを損傷さ
せることを防止できる。
【0035】この発明の第3の実施形態に係る半導体装
置及びそのテスト方法について、図6(a)、(b)を
用いて説明する。図6(a)は半導体装置の平面図であ
り、図6(b)は(a)図におけるF−F’線に沿った
断面図である。
置及びそのテスト方法について、図6(a)、(b)を
用いて説明する。図6(a)は半導体装置の平面図であ
り、図6(b)は(a)図におけるF−F’線に沿った
断面図である。
【0036】図示するように、本実施形態に係る半導体
装置は、第2の実施形態と同様にベース基板30のテス
トパッド31−2が動作パッド31−1よりも大きな面
積を有するようにして形成されている。そして、全体が
2層構造の樹脂51、52によって被覆された構造とな
っている。封止樹脂51(第2封止材)は、半導体チッ
プ20、動作パッド31−1、ボンディングワイヤ4
0、及びテストパッド31−2の一部を被覆するもので
あって、テストパッド31−2のボンディング領域以外
の空き領域が封止樹脂51から露出されている。そして
封止樹脂52(第3封止材)が、テストパッド31−2
の空き領域を含めた全面を被覆している。
装置は、第2の実施形態と同様にベース基板30のテス
トパッド31−2が動作パッド31−1よりも大きな面
積を有するようにして形成されている。そして、全体が
2層構造の樹脂51、52によって被覆された構造とな
っている。封止樹脂51(第2封止材)は、半導体チッ
プ20、動作パッド31−1、ボンディングワイヤ4
0、及びテストパッド31−2の一部を被覆するもので
あって、テストパッド31−2のボンディング領域以外
の空き領域が封止樹脂51から露出されている。そして
封止樹脂52(第3封止材)が、テストパッド31−2
の空き領域を含めた全面を被覆している。
【0037】上記構造の半導体装置のテスト工程は、大
まかには以下のようになる。すなわち、 (1)ウェハー工程 (2)ダイソート、裏面研削 (3)ダイシング (4)ダイ・ボンディング、ワイヤ・ボンディング (5)一部気密封止(樹脂51) (6)テスト (7)気密封止(樹脂52)、外装処理、マーク の順で行われる。図7に上記(6)テスト工程が行われ
る段階における半導体装置の断面図を示す。図示するよ
うにテスト工程は、封止樹脂51により半導体チップ2
0、動作パッド31−1、ボンディングワイヤ40、及
びテストパッド31−2の一部を被覆した状態におい
て、封止樹脂51に被覆されていないテストパッド31
−2のボンディング領域以外の空き領域に、テスト装置
のプローブを直接接触させることにより行う。
まかには以下のようになる。すなわち、 (1)ウェハー工程 (2)ダイソート、裏面研削 (3)ダイシング (4)ダイ・ボンディング、ワイヤ・ボンディング (5)一部気密封止(樹脂51) (6)テスト (7)気密封止(樹脂52)、外装処理、マーク の順で行われる。図7に上記(6)テスト工程が行われ
る段階における半導体装置の断面図を示す。図示するよ
うにテスト工程は、封止樹脂51により半導体チップ2
0、動作パッド31−1、ボンディングワイヤ40、及
びテストパッド31−2の一部を被覆した状態におい
て、封止樹脂51に被覆されていないテストパッド31
−2のボンディング領域以外の空き領域に、テスト装置
のプローブを直接接触させることにより行う。
【0038】上記のような半導体装置によれば、第1、
第2の実施形態で説明した効果を得られると同時に、テ
ストの信頼性を向上できる。なぜなら、本実施形態に係
る半導体装置によれば、半導体チップや動作パッド、ボ
ンディングワイヤ等が樹脂封止された、ほぼ最終製品形
態の状態でテストを行う。そのテスト後の気密封止工程
では、既にボンディングワイヤは封止樹脂により被覆さ
れているため、樹脂を流し込む際にボンディングワイヤ
に余計な応力を与えずに済む。よって、テスト後の気密
封止工程でボンディングワイヤを断線させる等の問題が
発生することを防止出来るからである。
第2の実施形態で説明した効果を得られると同時に、テ
ストの信頼性を向上できる。なぜなら、本実施形態に係
る半導体装置によれば、半導体チップや動作パッド、ボ
ンディングワイヤ等が樹脂封止された、ほぼ最終製品形
態の状態でテストを行う。そのテスト後の気密封止工程
では、既にボンディングワイヤは封止樹脂により被覆さ
れているため、樹脂を流し込む際にボンディングワイヤ
に余計な応力を与えずに済む。よって、テスト後の気密
封止工程でボンディングワイヤを断線させる等の問題が
発生することを防止出来るからである。
【0039】この発明の第4の実施形態に係る半導体装
置及びそのテスト方法について、図8を用いて説明す
る。図8は半導体装置の平面図である。
置及びそのテスト方法について、図8を用いて説明す
る。図8は半導体装置の平面図である。
【0040】図示するように、本実施形態に係る半導体
装置は、上記第3の実施形態で説明した半導体装置にお
いて、封止樹脂51から露出されたテストパッド32−
2を金属配線層33により共通に接続し、その金属配線
層33を、電源電位VDDまたは接地電位GNDのパッ
ド34に接続したものである。
装置は、上記第3の実施形態で説明した半導体装置にお
いて、封止樹脂51から露出されたテストパッド32−
2を金属配線層33により共通に接続し、その金属配線
層33を、電源電位VDDまたは接地電位GNDのパッ
ド34に接続したものである。
【0041】上記構造の半導体装置の製造プロセスにつ
いて、図9乃至図12を用いて説明する。図9乃至図1
2は半導体装置の製造工程を順次示す斜視図である。図
面の簡単化のため半導体チップ上のパッドの記載を省略
している。
いて、図9乃至図12を用いて説明する。図9乃至図1
2は半導体装置の製造工程を順次示す斜視図である。図
面の簡単化のため半導体チップ上のパッドの記載を省略
している。
【0042】まず図9に示すように、動作パッド31−
1、テストパッド31−2及びピンの設けられたベース
基板30上に半導体チップ20をペーストにより接着、
搭載する。そして、半導体チップ20のパッドとベース
基板30上のパッドとの間のワイヤボンディングを行
う。
1、テストパッド31−2及びピンの設けられたベース
基板30上に半導体チップ20をペーストにより接着、
搭載する。そして、半導体チップ20のパッドとベース
基板30上のパッドとの間のワイヤボンディングを行
う。
【0043】次に図10に示すように、半導体チップ2
0、動作パッド31−1、テストパッド31−2のボン
ディングエリア、及びボンディングワイヤ40を被覆す
るようにして、樹脂51による気密封止を行う。
0、動作パッド31−1、テストパッド31−2のボン
ディングエリア、及びボンディングワイヤ40を被覆す
るようにして、樹脂51による気密封止を行う。
【0044】そして、第3の実施形態で説明したように
樹脂51から露出されたテストパッド31−2にテスト
装置のプローブを直接に接触させてテストを行う。
樹脂51から露出されたテストパッド31−2にテスト
装置のプローブを直接に接触させてテストを行う。
【0045】上記テスト工程後、図11に示すように、
樹脂51から露出されたテストパッド31−2を金属配
線層33により共通に接続する。そして、この金属配線
層33を、電源電位VDDまたは接地電位GND用のピ
ンに接続されたパッド34(図示せず)に接続する。
樹脂51から露出されたテストパッド31−2を金属配
線層33により共通に接続する。そして、この金属配線
層33を、電源電位VDDまたは接地電位GND用のピ
ンに接続されたパッド34(図示せず)に接続する。
【0046】その後、図12に示すように、全体を再度
樹脂52により封止する事により半導体装置を完成す
る。
樹脂52により封止する事により半導体装置を完成す
る。
【0047】本実施形態に係る半導体装置によれば、テ
ストパッドの電位を安定にする事が出来る。そのため、
第3の実施形態で説明した効果に加えて更に半導体装置
の動作信頼性を向上できる。
ストパッドの電位を安定にする事が出来る。そのため、
第3の実施形態で説明した効果に加えて更に半導体装置
の動作信頼性を向上できる。
【0048】なお、本実施形態において、パッケージ上
のパッド34については、電源電位VDDまたは接地電
位GND用のピンに接続される動作パッド31−1を流
用しても構わないし、テストパッド32−2の全てが同
一の電位にされる必要もない。重要なことは電源電位V
DDであるか接地電位GNDであるかということではな
く、常時一定に固定された電位であることだからであ
る。また、電位がフローティングになることで不具合が
生じさせるのは、全てのテストパッド32−2ではな
く、特に入力用のテストパッドについてである。である
から、電位を固定するのは入力用のテストパッドのみと
し、出力用のテストパッドについてはフローティングの
ままとしても構わない。
のパッド34については、電源電位VDDまたは接地電
位GND用のピンに接続される動作パッド31−1を流
用しても構わないし、テストパッド32−2の全てが同
一の電位にされる必要もない。重要なことは電源電位V
DDであるか接地電位GNDであるかということではな
く、常時一定に固定された電位であることだからであ
る。また、電位がフローティングになることで不具合が
生じさせるのは、全てのテストパッド32−2ではな
く、特に入力用のテストパッドについてである。である
から、電位を固定するのは入力用のテストパッドのみと
し、出力用のテストパッドについてはフローティングの
ままとしても構わない。
【0049】上記第1乃至第4の実施形態で説明したよ
うに、本発明によれば、パッケージサイズを縮小化出
来、且つテストの信頼性を向上でき、また、外部出力用
のピンを必要としない半導体装置のテスト方法を提供す
ることが出来る。特に近年のパッケージの多ピン化傾向
から、テスト用のピンを必要としないことは、パッケー
ジサイズの縮小化及び低コスト化に多大な貢献をする。
うに、本発明によれば、パッケージサイズを縮小化出
来、且つテストの信頼性を向上でき、また、外部出力用
のピンを必要としない半導体装置のテスト方法を提供す
ることが出来る。特に近年のパッケージの多ピン化傾向
から、テスト用のピンを必要としないことは、パッケー
ジサイズの縮小化及び低コスト化に多大な貢献をする。
【0050】なお、この発明の主旨は、テスト用のピン
を設けない代わりに、テスト装置のプローブを直接テス
トパッドに接触させることによりテストを行うというと
ころにある。よって、上記第1乃至第4の実施形態でパ
ッケージの例として挙げたPGA(Pin Grid Array)及
びセラミック・パッケージにのみこの発明が適用できる
のではなく、プラスチック・パッケージやDIP(Dual
Inline Package)、TAB(Tape Automated Bondin
g)を利用したTCP(Tape Carrier Package)、BG
A(Ball Grid Array)、CSP(Chip Sized Packag
e)、更にはマルチチップモジュール等の様々な半導体
パッケージに広く適用できることは言うまでもない。図
13には本実施形態の変形例として、リードフレームを
用いたプラスチック・パッケージの斜視図(内部構造)
を示している。
を設けない代わりに、テスト装置のプローブを直接テス
トパッドに接触させることによりテストを行うというと
ころにある。よって、上記第1乃至第4の実施形態でパ
ッケージの例として挙げたPGA(Pin Grid Array)及
びセラミック・パッケージにのみこの発明が適用できる
のではなく、プラスチック・パッケージやDIP(Dual
Inline Package)、TAB(Tape Automated Bondin
g)を利用したTCP(Tape Carrier Package)、BG
A(Ball Grid Array)、CSP(Chip Sized Packag
e)、更にはマルチチップモジュール等の様々な半導体
パッケージに広く適用できることは言うまでもない。図
13には本実施形態の変形例として、リードフレームを
用いたプラスチック・パッケージの斜視図(内部構造)
を示している。
【0051】図示するように、半導体チップ20がリー
ドフレーム60のダイパッド61上に搭載されている。
半導体チップ20に設けられた動作パッド及びテストパ
ッド(図示せず)はリードフレーム60のインナーリー
ド62にワイヤボンディングされている。そして、半導
体チップ20の動作パッドに接続されたインナーリード
62のみがアウターリード63に接続され、半導体チッ
プ20、ボンディングワイヤ40、ダイパッド61、及
びインナーリード62を被覆するようにして封止樹脂5
3が設けられている。このように、パッケージ側の動作
パッド、テストパッドはパッドとして明確に存在する必
要はなく、そのように機能するものであればよい。本例
の場合、インナーリードが動作パッド及びテストパッド
に相当することになり、上記第1乃至第4の実施形態で
説明した効果を得ることが出来る。
ドフレーム60のダイパッド61上に搭載されている。
半導体チップ20に設けられた動作パッド及びテストパ
ッド(図示せず)はリードフレーム60のインナーリー
ド62にワイヤボンディングされている。そして、半導
体チップ20の動作パッドに接続されたインナーリード
62のみがアウターリード63に接続され、半導体チッ
プ20、ボンディングワイヤ40、ダイパッド61、及
びインナーリード62を被覆するようにして封止樹脂5
3が設けられている。このように、パッケージ側の動作
パッド、テストパッドはパッドとして明確に存在する必
要はなく、そのように機能するものであればよい。本例
の場合、インナーリードが動作パッド及びテストパッド
に相当することになり、上記第1乃至第4の実施形態で
説明した効果を得ることが出来る。
【0052】なお、本願発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構
成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が
解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発
明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合に
は、この構成要件が削除された構成が発明として抽出さ
れうる。
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構
成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が
解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発
明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合に
は、この構成要件が削除された構成が発明として抽出さ
れうる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、パッケージサイズを縮小化出来る半導体装置を提供
できる。
ば、パッケージサイズを縮小化出来る半導体装置を提供
できる。
【0054】また、パッケージサイズを縮小化しつつ、
テストの信頼性を向上できる半導体装置を提供できる。
テストの信頼性を向上できる半導体装置を提供できる。
【0055】更に、外部出力用のピンを必要とせずにテ
ストできる半導体装置の製造方法を提供できる。
ストできる半導体装置の製造方法を提供できる。
【図1】この発明の第1の実施形態に係る半導体装置の
(a)図は平面図、(b)図は(a)図のC−C’線に
沿った断面図。
(a)図は平面図、(b)図は(a)図のC−C’線に
沿った断面図。
【図2】この発明の第1の実施形態に係る半導体装置の
テスト方法について説明するためのもので、半導体装置
の断面図。
テスト方法について説明するためのもので、半導体装置
の断面図。
【図3】この発明の第1の実施形態に係る半導体装置に
よる効果について説明するためのもので、図1(a)の
D−D’線に沿った断面図。
よる効果について説明するためのもので、図1(a)の
D−D’線に沿った断面図。
【図4】この発明の第2の実施形態に係る半導体装置の
(a)図は平面図、(b)図は(a)図のE−E’線に
沿った断面図。
(a)図は平面図、(b)図は(a)図のE−E’線に
沿った断面図。
【図5】この発明の第2の実施形態に係る半導体装置の
テスト方法について説明するためのもので、半導体装置
の断面図。
テスト方法について説明するためのもので、半導体装置
の断面図。
【図6】この発明の第3の実施形態に係る半導体装置の
(a)図は平面図、(b)図は(a)図のF−F’線に
沿った断面図。
(a)図は平面図、(b)図は(a)図のF−F’線に
沿った断面図。
【図7】この発明の第3の実施形態に係る半導体装置の
テスト方法について説明するためのもので、半導体装置
の断面図。
テスト方法について説明するためのもので、半導体装置
の断面図。
【図8】この発明の第4の実施形態に係る半導体装置の
平面図。
平面図。
【図9】この発明の第4の実施形態に係る半導体装置の
第1の製造工程の斜視図。
第1の製造工程の斜視図。
【図10】この発明の第4の実施形態に係る半導体装置
の第2の製造工程の斜視図。
の第2の製造工程の斜視図。
【図11】この発明の第4の実施形態に係る半導体装置
の第3の製造工程の斜視図。
の第3の製造工程の斜視図。
【図12】この発明の第4の実施形態に係る半導体装置
の第4の製造工程の斜視図。
の第4の製造工程の斜視図。
【図13】この発明の実施形態の変形例に係る半導体装
置の斜視図。
置の斜視図。
【図14】従来の半導体装置の(a)図は平面図、
(b)図は(a)図のA−A’線に沿った断面図。
(b)図は(a)図のA−A’線に沿った断面図。
【図15】従来の半導体装置のピン数にについて示して
おり、図13(a)のB−B’線に沿った半導体装置の
断面図。
おり、図13(a)のB−B’線に沿った半導体装置の
断面図。
10、100…半導体装置 20、200…半導体チップ 21、30、34、210、300…パッド 21−1、31−1、210−1、310−1…動作パ
ッド 21−2、31−2、210−2、310−2…テスト
パッド 30、300…ベース基板 32、320…ピン 33…金属配線層 40、400…ボンディングワイヤ 50、51、52、500…封止樹脂 60…リードフレーム 61…ダイパッド 62…インナーリード 63…アウターリード
ッド 21−2、31−2、210−2、310−2…テスト
パッド 30、300…ベース基板 32、320…ピン 33…金属配線層 40、400…ボンディングワイヤ 50、51、52、500…封止樹脂 60…リードフレーム 61…ダイパッド 62…インナーリード 63…アウターリード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F038 BE05 BE07 5F067 AA01 AA19 AB02 BB15
Claims (11)
- 【請求項1】 通常動作時における信号の入出力に使用
される第1動作パッド群と、テスト時における信号の入
出力に使用される第1テストパッド群とを有する半導体
チップと、 前記半導体チップを搭載し、前記第1動作パッド群に電
気的に接続されると共に外部との入出力を行うための外
部接続端子に接続される第2動作パッド群と、前記第1
テストパッド群に電気的に接続されると共に前記外部接
続端子に接続されない第2テストパッド群とを有するパ
ッケージとを具備することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記第2テストパッド群は前記第2動作
パッド群よりも前記半導体チップの外側へ延長された形
状を有し、 前記第2テストパッド群の前記半導体チップの近傍側が
前記第1テストパッド群との接続を行うボンディング領
域となり、外側の領域は空き領域となっていることを特
徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記パッケージは、前記半導体チップが
設置、接着されるベース基板と、 前記半導体チップ及び該ベース基板を被覆する第1封止
材とを備えることを特徴とする請求項1または2記載の
半導体装置。 - 【請求項4】 前記第1封止材は、第2封止材と第3封
止材との多層構造を有し、 前記第2封止材は、前記半導体チップ、前記第2動作パ
ッド群、前記第2テストパッド群の各々の一部、並びに
前記第1、第2動作パッド群及び第1、2テストパッド
群とを電気的に接続する接続手段を被覆し、 前記第3封止材は、少なくとも前記第2封止材から露出
されている前記第2テストパッド群の全てを被覆するこ
とを特徴とする請求項3記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記ベース基板は、リードフレーム、T
ABテープ、セラミックベースからなるグループのうち
のいずれか1つの一部であることを特徴とする請求項3
または4記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記第1、第2テストパッド群は一定電
位に固定されていることを特徴とする請求項1乃至5い
ずれか1項記載の半導体装置。 - 【請求項7】 前記パッケージ内に設けられ、一定の固
定電位に接続される前記外部接続端子に接続される固定
電位パッドと、 前記パッケージ内に設けられ、前記第2テストパッド群
の前記空き領域を共通に接続し、且つ前記固定電位パッ
ドに接続される金属配線層とを更に備えることを特徴と
する請求項1乃至6いずれか1項記載の半導体装置。 - 【請求項8】 前記固定電位パッドは、一定の固定電位
に接続される前記第2動作パッドであることを特徴とす
る請求項7記載の半導体装置。 - 【請求項9】 半導体ウェハに半導体素子を形成する工
程と、 前記半導体ウェハを個々の半導体チップに分離する工程
と、 前記半導体チップをベース基板上にダイボンディングす
る工程と、 前記半導体チップの第1動作パッド群及び第1テストパ
ッド群を、前記ベース基板の第2動作パッド群及び第2
テストパッド群にそれぞれボンディングワイヤにより接
続する工程と、 前記第2テストパッド群に直接テスト装置のプローブを
接触させてテストを行う工程と、 前記半導体チップ及び前記ベース基板を気密封止する工
程とを具備することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項10】 半導体ウェハに半導体素子を形成する
工程と、 前記半導体ウェハを個々の半導体チップに分離する工程
と、 前記半導体チップをベース基板上にダイボンディングす
る工程と、 前記半導体チップの第1動作パッド群及び第1テストパ
ッド群を、前記ベース基板の第2動作パッド群及び第2
テストパッド群にそれぞれボンディングワイヤにより接
続する工程と、 前記ボンディングワイヤに直接に接触していない前記第
2テストパッド群の空き領域を除く前記ベース基板、及
び前記半導体チップを気密封止する工程と、 前記気密封止されていない前記第2テストパッド群の前
記空き領域に直接テスト装置のプローブを接触させてテ
ストを行う工程と、 少なくとも前記気密封止されていない前記第2テストパ
ッド群の前記空き領域を被覆するようにして気密封止を
行う工程とを具備することを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項11】 前記テストを行う工程の後、 前記第2テストパッド群を共通に接続し、且つ一定の固
定電位に接続される固定電位パッドに接続する金属配線
層を形成する工程を更に備えることを特徴とする請求項
9または10記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000400831A JP2002203945A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000400831A JP2002203945A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002203945A true JP2002203945A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=18865349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000400831A Pending JP2002203945A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002203945A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017092212A (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-25 | 株式会社東芝 | 半導体装置およびその製造方法 |
-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000400831A patent/JP2002203945A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017092212A (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-25 | 株式会社東芝 | 半導体装置およびその製造方法 |
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