JP2002203299A - バス運行予定報知システム及び方法 - Google Patents

バス運行予定報知システム及び方法

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JP2002203299A JP2000402961A JP2000402961A JP2002203299A JP 2002203299 A JP2002203299 A JP 2002203299A JP 2000402961 A JP2000402961 A JP 2000402961A JP 2000402961 A JP2000402961 A JP 2000402961A JP 2002203299 A JP2002203299 A JP 2002203299A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスの到着までの待ち時間や現在の位置を、
待ち合わせ中の乗客に的確に報知する。 【解決手段】 運行管理センタ11は、バスに設置され
たバスシステム31から供給されるバスの各停留所にお
ける着発を示す情報を収集し、また、バスダイヤを予め
記憶している。運行管理センタ11は、各運行系統につ
いて、最初の停留所については、前のダイヤに対する運
行の遅れに基づいて待ち時間を計算し、他の停留所につ
いては、そのバスが従前の停留所を発車した情報に基づ
いて、待ち時間を計算する。運行管理センタ11は、計
算した待ち時間を各停留所システム21に通知し、停留
所システム21は、通知された待ち時間を表示して、待
ち合わせ中の乗客に報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスが、バスの停
留所に到達する予定を報知する報知システムに関する。
また、本発明は、バスの遅れや進みなどのバスの運行の
バスダイヤとのずれを乗務員に報知するシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】停留所へのバスの到達予定時刻や、バス
の現在位置を報知するシステムがバス利用者に提供さ
れ、バスを待つ人の目安になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシステ
ムは、バスが前の停留所を通過したという情報に基づい
て、バスの到着予定を報知しているため、その報知の内
容が大まかで、信頼性に欠ける。また、バスの始発停留
所では、バスの到着予定を報知できない。
【0004】また、従来のバスの運行システムでは、バ
スが、バスダイヤに対して、進んでいるのか遅れている
のかを明確に知ることができず、乗務員が経験や勘か
ら、バスの進みや遅れを調整して運行していた。
【0005】また、バス中には、乗車希望者からの明示
の要求に従って停車し、或いは、その乗車希望者をピッ
クアップするものがある。しかし、従来、バスの乗車希
望者は、バスの通る道まで出て、バスを待って、手を挙
げなければならず、面倒であった。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、バスの運行予定、例えば、到着までの待ち時間
や現在の位置を、停留所で待つ人に的確に報知できるバ
ス運行予定報知システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、バスの実際の運行の、バスダイヤに対
する進みや遅れを運転手に報知できるバス運行予定報知
システムを提供することを目的とする。また、本発明
は、バスの乗車希望者の有無・位置を容易に判別して運
行することができるバス運行予定報知システムを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかるバス運行予定報知シ
ステムは、バスの運行状況を示す運行情報を収集する運
行情報収集手段と、収集した運行情報に基づいてバスの
運行予定情報を生成し、生成した運行予定情報を停留所
の報知手段に供給して報知させる運行管理手段と、より
構成されるバス運行予定報知システムであって、前記運
行管理手段は、バスのダイヤを記憶するダイヤ記憶手段
と、前記ダイヤ記憶手段に記憶されたバスダイヤと、前
記運行情報収集手段で収集した運行情報とに基づいて、
停留所に次のバスが到着するまでの予定時間を求め、求
めた予定時間を示す運行予定情報を停留所の報知手段に
より報知する運行予定情報生成手段を備えることを特徴
とする。
【0008】この構成によれば、運行予定情報、例え
ば、バス到着時刻、バス到着までの待ち時間などが待ち
合わせ中の乗客に報知される。従って、バス利用者は、
バスをどの程度待つ必要があるかを容易に判断できる。
【0009】前記運行予定情報生成手段は、例えば、前
記バスが停留所に到着するまでの待時間又は前記バスが
停留所に到着する時刻を求める。
【0010】前記運行予定情報生成手段は、バスの運行
系統の最初の停留所について、例えば、運行予定のバス
の前のダイヤ或いは折り返し前のダイヤでの運行状況、
例えば、遅れを判別し、判別した運行状況に基づいて、
前記運行予定情報を生成する。
【0011】前記運行予定情報生成手段は、任意の停留
所について、例えば、従前の停留所を通過したバスの情
報、例えば、到着時刻、発車時刻、通過時刻などに基づ
いて、前記運行予定情報を生成する。
【0012】前記運行予定情報生成手段は、例えば、任
意の停留所へのバスの到着予定について、その停留所と
その直前の停留所の間の距離に対する、バスからその停
留所への距離の割合と、両停留所間のバスの走行時間と
に基づいて前記運行予定情報を生成する。具体的には、
前記運行予定情報生成手段は、例えば、任意の停留所へ
のバスの到着予定について、その停留所とその直前の停
留所とを仮想線で結び、この仮想線にバスの位置から仮
想垂線を下ろし、前記仮想線の長さに対する前記仮想線
と前記仮想垂線との交点から停留所までの距離の割合
と、両停留所間のバスの走行時間とに基づいて求める。
停留所間のバスの走行時間は、例えば、直近の複数本の
バスの走行時間の平均値である。
【0013】各バスは、例えば、自己の現在位置を求め
る位置検出手段と、該位置検出手段が検出した現在位置
を前記運行予定情報生成手段に通知する手段とを備え、
前記運行予定情報生成手段は、通知された現在位置を用
いて前記運行予定情報を生成する。より具体的には、前
記運行情報収集手段は、バスが停留所に到着した時刻を
求める到着時刻検出手段とバスが停留所を発車した時刻
を求める発車時刻検出手段とを更に備え、前記到着時刻
検出手段は、バスのドアの開動作を検出し、開動作が行
われたことを契機として到着時刻を決定し、前記発車時
刻検出手段は、バスのドアの閉動作又は発車の音声案内
を検出し、ドアの閉動作又は発車の音声案内を契機とし
て発車時刻を決定する。この場合、バスの停留所の位置
を記憶する記憶手段と、バスの位置を求める位置検出手
段と、を更に備え、前記到着時刻検出手段が検出した到
着時刻を、位置検出手段が検出した位置の停留所への到
着時刻とし、前記発車時刻検出手段が検出した発車時刻
を、位置検出手段が検出した位置の停留所からの発車時
刻とするように構成してもよい。
【0014】各バスに設置され、該バスの位置を検出し
て前記運行管理手段に通知する自車位置検出手段をさら
に備え、前記運行管理手段は、前記自車位置検出手段か
ら通知されたバスの現在位置と、前記ダイヤ記憶手段に
記憶されたバスダイヤとを比較して、バスダイヤに対す
る運行の進み及び遅れを検出する手段と、検出結果をバ
スの乗務員に報知する手段と、を備えてもよい。
【0015】乗車希望者により所持され、乗車希望者の
位置を前記運行管理手段に通知する乗車希望通知手段を
さらに備え、前記運行管理手段は、前記乗車希望通知手
段からの通知に従って、乗車希望者を乗車させるバスを
判別する手段と、判別されたバスの乗務員に該乗車希望
者を乗車させるための停車を指示する指示手段と、を備
えてもよい。
【0016】バスの到着を乗車希望者に個別に通知する
手段を備えてもよい。
【0017】バスの到着を、到着予想時刻の所定時間前
に、各乗車希望者に通知する手段を備えてもよい。
【0018】さらに、この発明の第2の観点にかかるバ
ス運行予定報知方法は、バスの運行状況を示す運行情報
を収集し、収集した運行情報と予め登録されているバス
ダイヤに基づいてバスの運行予定情報を生成し、生成し
た運行予定情報を停留所の乗客に報知する、ことを特徴
とする。
【0019】コンピュータを、上記システムとして機能
させ、或いは、コンピュータに上記方法を実行させるた
めのプログラムを記録媒体に記録して、配布などするこ
とも可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
バス運行予定報知システムを図面を参照して説明する。
【0021】図1は、この実施の形態に係るバス運行予
定報知システムの構成を示す図である。図示するよう
に、このシステムは、ネットワークNW上に配置された
運行管理センタ11と、各停留所に配置された停留所シ
ステム21(211〜21m)と、各バスに設置された
バスシステム31(311〜31n)とから構成され
る。
【0022】バスシステム31は、図2に示すように、
GPS(グローバルポジショニングシステム)311
と、ドア開閉検出部312と、音声再生装置313と、
制御部314と、無線通信部315とから構成される。
【0023】GPS(グローバルポジショニングシステ
ム)311は、バスの現在位置を緯度・経度の形式で取
得し、制御部314に供給する。
【0024】ドア開閉検出部312は、バスのドアの開
閉操作を検出し、検出結果を制御部314に供給する。
【0025】音声再生装置313は、カセットテープレ
コーダなどから構成され、乗務員の指示に従って、バス
の発車案内等の音声を再生する。音声再生装置313へ
の乗務員による再生指示は制御部314にも供給され
る。無線通信部315は、運行管理センタ11との間で
無線通信を行う。無線通信の手法は任意であり、例え
ば、いわゆる携帯電話、PHS(パーソナルハンディフ
ォンシステム)、衛星通信、業務無線等のインフラを使
用することも可能である。
【0026】制御部314は、バスのID(識別情報)
を記憶し、タイマを備えている。制御部314は、GP
S311から提供されるバスの現在位置を示す現在位置
情報にバスのIDと時刻を付加して、例えば、(バスI
D,時刻,緯度,経度)の形式で、無線通信部315か
ら運行管理センタ11に周期的に送信する。
【0027】また、制御部314は、ドア開閉検出部3
12から供給されるドアの開閉動作を示す信号及び音声
再生装置313から供給される再生指示信号に従って、
バスの停留所への停車、停留所からの発車を示す停車・
発車信号を生成し、無線通信部315から送信する。即
ち、バスの乗務員は、乗降客がいる場合には、停留所で
ドアを開く。また、停留所を発車する前にドアを閉め、
発車案内の再生を音声再生装置313に指示する。従っ
て、これらの動作を検出することにより、バスが停留所
に停車し、発車したことを検出できる。制御部314
は、これらの情報にバスのID(識別情報)と時刻と停
留所を特定する為のGPS情報とを付加して、例えば、
(バスID,到着時刻、発車時刻,緯度,経度)の形式
で無線通信部315から運行管理センタ11に送信す
る。
【0028】停留所システム21は、各停留所に設置さ
れ、図3に示すように、運行予定情報処理部211と、
表示装置212と、通信部213とを備える。
【0029】運行予定情報処理部211は、メモリとタ
イマとを備える。運行予定情報処理部211は、運行管
理センタ11からバスの運行情報を、通信部213を介
して受信し、受信した情報をメモリに記憶し、記憶内容
とタイマの計測時間に基づいて表示装置212を駆動す
る。バスの運行情報は、例えば、バスがその停留所に到
着するまでの予想待時間、或いは、バスの現在位置を示
す情報等を含む。表示装置212は、運行予定情報処理
部211の制御下に、バスの待時間等を停留所の待合客
に表示する。通信部213は、停留所システム21と運
行管理センタ11との間の通信を司る。
【0030】運行管理センタ11は、図4に示すよう
に、運行管理サーバ111と、バスダイヤDB(データ
ベース)112と、運行情報DB113と、地図情報D
B114と、表示装置115と、通信部116とを備え
る。
【0031】バスダイヤDB(データベース)112
は、図5に示すように、バスの運行系統毎に、停留所と
その位置(緯度、経度)、バスの識別情報(バスID)
とそのバスの直前の運行情報、各停留所の発着時刻等の
情報を示す運行ダイヤを記憶する。
【0032】運行情報DB113は、各バスシステム3
1から送信されてくる位置情報(いわゆる生データ)を
蓄積すると共に生データを加工して得られる図6に示す
ような各停留所における到着時刻と発車時刻とを示す情
報を記憶する。
【0033】地図情報DB114は、管轄区域内の地図
データを記憶する。表示装置115は、運行管理サーバ
111の制御下に、画像を表示する。通信部116は、
この運行管理センタ11と各停留所システム21との間
の通信及び各バスのバスシステム31との間の通信を司
る。
【0034】運行管理サーバ111は、各バスシステム
31から通知される現在位置情報と発着情報とを通信部
116を介して受信し、運行情報DB113に一旦蓄積
する。運行管理サーバ111は、さらに、運行情報DB
113に蓄積した情報を処理し、バスの運行系統毎に、
各停留所におけるバスの実際の発着時刻を求めて、図6
に示すように運行情報DB113に登録する。すなわ
ち、運行管理サーバ111は、バスのドアの開閉操作等
に基づいて生成された発着情報については、その位置情
報から停留所を特定し、その停留所に到着時刻と発車時
刻とを対応付けて登録する。運行管理サーバ111は、
発着情報が取得できない停留所については、運行情報か
ら、バスがその停留所を通過した時刻を求め、到着時刻
と発車時刻を登録する。
【0035】また、運行管理サーバ111は、各バスシ
ステム31から通知される位置情報と予めバスダイヤD
B112に記憶しているバスダイヤ情報と運行情報DB
113に登録されている運行情報に基づいて、各停留所
にバスが到達するまでの時間(待時間)を示す運行予想
情報を求めて、各停留所システム21に通知する。
【0036】ここで、運行管理サーバ111による運行
予定情報(待時間)を求める手法を説明する。前述のよ
うに、図5に示すバスダイヤDB112には、各停留所
の位置情報(緯度,経度)が登録されており、現在位置
情報により表されるバスの現在位置の緯度、経度から、
バスの停留所間の位置を知ることができる。そして、バ
スが両停留所間を移動するのに要する時間を按分するこ
とにより、次の停留所までの所用時間を求めることがで
きる。
【0037】具体的に説明すると、例えば、図7に示す
ように、バスの路線があり、その途中に第P停留所と第
P+1停留所が設置されており、バスが第P停留所から
第P+1停留所に向かって走行中であるとする。運行管
理サーバ111は、バスダイヤDB112から取得され
る停留所の位置(緯度,経度)AとBとを結ぶ仮想線L
を求める。次に、この仮想線Lにバスの現在位置から垂
線rを下ろす。そして、ラインLの、垂線rとの交点C
で分割された距離L1とL2とを求める。すると、バス
がL1/L×100%だけ第P停留所から第P+1停留
所に相対的に移動していることが分かる。
【0038】次に、運行管理サーバ111は、運行情報
DB113に登録されている運行情報(図6)を求め、
直近のn本、例えば、3本のバスの走行時間の平均値を
求める。例えば、バスが図6のバスID9654のバス
であり、Pを3とすると、第3停留所から第4停留所に
到達するまでに、過去3台のバスは、それぞれ、6分、
7分、8分を要している。従って、平均すると、7分を
要することが分かる。従って、仮に、L1/L×100
%=20%であれば、到達までの時間は7分×(100
%−20%)=5.6分であることが予想できる。
【0039】さらに、バスが第5停留所へ到着するまで
の時間(第5停留所の待ち時間)は、5.6分+第4停
留所での平均停車時間+第4停留所から第5停留所まで
の平均走行時間で、求めることができる。
【0040】この手法では、停留所間を直線で近似する
ため計算が容易であり、多数のバスと多数の停留所を有
するバスの予定時刻の計算に適切である。但し、バスの
経路は直線ではないため近似値となってしまう。しか
し、通常、停留所の間隔はそれほど大きく無く、実運用
上の誤差はほとんど発生しない。
【0041】運行管理サーバ111は、さらに、地図情
報DB114に登録されている地図を表示装置115に
表示し、さらに、各バスシステム31から通知されるそ
のバスの現在位置情報に基づいて、各バスの現在位置を
地図上に表示する。
【0042】上記構成のバス運行システムは、図3に示
すように、各停留所システム21の表示装置212上
に、運行予定情報(次のバスが到着までの時間(待時
間))を表示するためのシステムである。以下、その動
作を説明する。
【0043】まず、図2に示す各バスのバスシステム3
1の制御部314は、一定時間間隔で、GPS311が
取得した位置情報にバスIDと時刻情報を付加して、例
えば、(バスID,時刻,緯度,経度)を無線通信部3
15を介して無線送信する。運行管理サーバ111は、
この情報を通信部116を介して受信し、運行情報DB
113に格納する。
【0044】また、各バスシステム31の制御部314
は、バスのドアが開閉され、発車の音声ガイダンスの再
生が指示された場合には、バスIDと到着時刻と発車時
刻とその時のGPS信号と時刻情報を、例えば、(バス
ID,到着時刻(ドアが開いた時刻)、発車時刻(ドア
が閉じた時刻又は発車アナウンスが流れた時刻),緯
度,経度)の形式で無線送信する。運行管理サーバ11
1は、この情報を通信部116を介して受信して、緯度
と経度により特定される位置にある停留所にその情報を
対応付けて、図6に示すように運行情報DB113に記
憶する。また、例えば、第3停留所の発着情報を取得で
きたが、第2停留所の発着情報を取得できなかった場合
には、蓄積している現在位置データから、バスが第2停
留所を通過した時刻を求めて運行情報DB113に登録
する。
【0045】また、運行管理サーバ111は、地図情報
DB114に登録されている地図情報を読み出して表示
装置115に表示させ、さらに、この地図上でバスの位
置を表示する。
【0046】一方、運行管理サーバ111は、定期的
に、例えば、割り込み処理などにより、図8に示す処理
を行い、各停留所における待ち時間を求める。
【0047】まず、運行系統番号iを1にセットし(ス
テップS11)、次に、停留所番号jを1にセットする
(ステップS12)。次に、停留所番号jが1であるか
否かを判別する(ステップS13)。
【0048】停留所番号jが1である場合には、第2番
目以降の停留所と異なり、バスの到着時刻の予想に前の
停留所の発車時刻などを利用できない。そこで、第1番
目の停留所については、図9に示す処理(ステップS1
4)を実行する。
【0049】まず、バスダイヤから、次に、その停留所
に到着する予定のバスのIDを取得する(ステップS2
1)。次に、そのIDで特定されるバスの現在の運行状
況を判別し、そのバスが現在走行中の運行系統の終点の
停留所にどの程度遅れて到着するかを求める(ステップ
S22)。続いて、その終点からこの第1停留所までの
回送時間をバスダイヤDB112から求める(ステップ
S23)。
【0050】続いて、ステップS22で求めた現在運行
中の運行系統の終点の停留所に到着する時刻に、ステッ
プS23で求めた回送時間を加算し、さらに、必要に応
じて、車両検査時間などを加算して、この第1停留所に
そのバスが到着できる最も速い時刻を求める(ステップ
S24)。次に、ステップS24で求めた最も速い時刻
が、バスダイヤで定まる到着時刻の到来以前になるか、
あるいは経過後になるかを判別する(ステップS2
5)。
【0051】バスが現実に到着できる最も早い時刻が、
バスダイヤで定まる到着時刻の到来以前になる場合に
は、バスダイヤが示す到着時刻Tと現在時刻Tとを
比較して、バス到着までの時間(T−T)を求め、
これを待ち時間とする(ステップS26)。例えば、バ
スが現実に到着できる最も早い時刻が10:10である
と予想され、バスダイヤで定まる到着時刻が10:20
で、現在時刻が10:05ならば、待時間は15分とな
る。
【0052】一方、バスが現実に到着できる最も早い時
刻が、バスダイヤで定まる到着時刻の経過後になる場合
には、到着できる最も早い時刻Tと現在時刻Tとを
比較して、バス到着までの時間(T−T)を求め、
これを待ち時間とする(ステップS27)。例えば、バ
スダイヤで定まる到着時刻が10:20であるにもかか
わらず、現在の運行が遅れており、バスが現実に到着で
きる最も早い時刻が10:30であると予想され、現在
時刻が10:05ならば、待時間は25分となる。
【0053】上述した待時間の算出に続いて、図8に示
すように、運行管理サーバ111は、ステップS14で
求めた待時間を示す運行予定情報を第i運行系統の第1
停留所の停留所システムに送信する(ステップS1
6)。この際、ダイヤで定まる時刻より遅れる場合に
は、その理由も添付する。
【0054】図2に示すように、第1停留所の停留所シ
ステム21の運行予定情報処理部211は、この情報を
通信部213を介して受信し、受信情報を内部メモリに
記憶する。続いて、表示装置212を制御し、例えば、
「第i運行系統のバスの到着まで、あと5分です。もう
しばらくお待ちください。」或いは「到着予定のバスが
遅れており、到着まで、あと20分ほどお待ちくださ
い。」等のメッセージを合成して、表示する。運行予定
情報処理部211は、タイマにより経過時間を計測し、
所定時間、例えば、1分経過する度に、表示している待
時間を更新する。
【0055】一方、運行管理サーバ111は、図8に示
すように、ステップS16で運行予定情報を送信する
と、次に、第i系統のバス運行路線について、停留所番
号が最終番号に到達したか否かを判別する(ステップS
17)。到達していないと判断すれば、第i系統の次の
停留所について運行予定情報を求める処理を行うため
に、jを+1して(ステップS18)、ステップS13
にリターンする。
【0056】ステップS13において、停留所番号jが
2以上である(すなわち、停留所が始発の停留所ではな
い)と判別された場合には、処理は、ステップS15に
進む。ステップS15において、バスダイヤと実際の運
行データに基づいた待時間を、図7を参照して説明した
ように求める。
【0057】例えば、バスが、位置情報により、第j−
1番目の停留所と第j番目の停留所の間で、30%の位
置を走行しているタイミングでは、j番目の停留所での
待ち時間は、残りの70%を走行するために要する時間
である。また、j+1番目の停留所の待ち時間は、第j
番目の停留所の待時間に、第j番目の停留所から第j+
1番目の停留所への走行時間を加算した値である。
【0058】運行管理サーバ111は、前述のように、
求めた待時間を示す運行予定情報を、第i運行系統の第
j番目の停留所の停留所システム21に通知する(ステ
ップS16)。第j停留所の停留所システム21は、こ
の運行予定情報を表示装置212に表示して、待ち合わ
せ中の乗客にバス到着までの待時間を報知する。
【0059】なお、第2停留所、第3停留所等について
は、ステップS14の処理による予想とステップS15
の処理による予想とを併用してもよい。
【0060】次に、第i系統のバス運行路線について、
停留所が最終番号に到達したか否かを判別し(ステップ
S17)、到達していなければ、第i系統の次の停留所
について、同様の処理を行うために、jを+1して(ス
テップS18)、ステップS13にリターンする。一
方、ステップS17で、停留所番号jが最終番号に到達
したと判別されると、次の運行系統について、同様の処
理を行うために、運行系統番号iを+1して(ステップ
S20)、ステップS12にリターンし、同様の処理を
繰り返す。
【0061】以上説明したように、この実施の形態のバ
ス運行予定報知システムによれば、各停留所の待合客に
バスが到着するまでの待時間を報知することができる。
しかも、報知の根拠として、前の停留所の発着の情報だ
けでなく、バスダイヤを使用しているため、始発停留所
でも、バスの到着までの時間を報知することが可能とな
る。
【0062】さらに、バスに配置したGPSにより取得
した情報に基づいて、バスの現在位置を判別しているの
で、バスの現在位置をリアルタイムに求めることがで
き、予想を正確に行うことが可能となる。
【0063】さらに、GPSだけでなく、バスの停留所
への停車をドアの開閉・音声ガイダンスの再生等により
判別しているので、GPSの誤差や、停留所前後の交差
点での信号待を停留所への到着として捉えることの防
止、違法駐車などに起因する停留所から離れた位置での
一時停車による誤判定などを防止することができる。
【0064】上記実施の形態においては、バスにGPS
を配置してバスの現在位置を求めたが、現在位置を取得
する手法は任意である。例えば、各停留所に、通過する
バスと交信してバスIDを判別するシステムを配置し、
このシステムで取得したバスIDを運行管理センタ11
に通知するようにしてもよい。また、このようなシステ
ムとGPSによる位置情報とを併用してもよい。或い
は、PHSのどの基地局が電波を受信できるかによる位
置情報の取得、携帯電話のどの基地局がどの程度の強度
の電波を受信できるかによる位置情報の取得などの手法
を用いてもよい。
【0065】(第2の実施の形態)運行管理センタ11
の運行管理サーバ111が、バスダイヤにより規定され
てるバスの位置と実際のバスの位置とを比較して、この
比較結果をバスの乗務員に通知するようにしてもよい。
【0066】この場合、運行管理サーバ111は、バス
システム31からバスの現在位置(緯度、経度)を受信
すると、バスダイヤDB112に記憶されているバスダ
イヤで規定される現在の予定位置(緯度,経度)と比較
する。そして、バスのバスダイヤに対する進み又は遅れ
とその程度を求め、求めた程度を示す情報を通知先のバ
スの宛先を付してバスシステム31に無線送信する。バ
スシステム31の制御部314は、無線通信部315を
介して、運行管理サーバ111からの情報を受信し、例
えば、GPS311の表示画面或いは専用の表示画面
(図示せず)に現在の運行状況(進み、遅れ、その程
度)を表示する。これにより、乗務員は、バスの進みや
遅れを意識した運行が可能となる。
【0067】なお、バスシステム31の制御部314の
メモリにバスダイヤを格納しておき、GPS311で取
得した位置情報とバスダイヤとを比較することにより、
制御部314が、バスのバスダイヤに対する進み又は遅
れとその程度を求め、求めた程度を表示装置に表示する
ようにしてもよい。
【0068】(第3の実施の形態)バスの中には、身体
障害者の要望に応じて停車したり、自由乗車区間などを
設けて、乗客の合図により停車して乗客をピックアップ
するシステムのものがある。このような場合に、乗客を
容易にピックアップできるバスシステムを次に説明す
る。
【0069】このシステムでは、乗客は、図10に示す
ような、GPS機能411と通常の携帯電話機能である
通信部412とを備える携帯電話41を保持する。ま
た、運行管理センタ11には、携帯電話41からの通信
が可能な所定の電話番号が割り当てられている。
【0070】バスを利用しようとする乗客が携帯電話4
1を操作して特定の電話番号を発呼すると、通信部41
2を介して運行管理サーバ111にその乗客の位置情報
(緯度,経度)が通知される。運行管理サーバ111
は、運行情報DB113に登録されている各バスの運行
状況からその乗客をピックアップするのに適したバスを
選択する。この選択の手法としては、例えば、最も近い
位置にいること、バスダイヤで規定する予定よりも先を
走っているバスなどの一定の基準に合致するものとす
る。
【0071】運行管理サーバ111は、乗客のピックア
ップに適したバスを判別すると、乗客の位置情報と停止
の指示にバスのアドレスを付して、バスシステム31に
送信する。指定されたバスのバスシステム31はこの情
報を受信し、待ち合わせ中の乗客の位置を地図に合成し
て表示する。乗務員は、この表示を参照して、容易に、
乗客をピックアップすることができる。
【0072】なお、バスを利用しようとする乗客から運
行管理センタ11に乗車希望を通知する手法は、携帯電
話に限定されず、電子メールなどでもよい。例えば、電
子メールで、「中野区の構造計画屋さんの前で乗車希
望」というようなメールを所定のメールアドレスに送信
する。運行管理サーバ111は、所定宛先宛の電子メー
ルを受信・解析し、一定基準で選択した適切なバスのバ
スシステム31に転送する。電子メールの転送を受けた
バスシステム31は、そのメールを表示して乗務員に伝
える。
【0073】さらに、これらの乗車希望者に待時間を通
知できるようにしてもよい。この場合、運行管理サーバ
111は、例えば、図11(a)に示すように、このサ
ービスを受ける人の情報を予め登録しておく。登録情報
は、例えば、個人を特定する情報、連絡先、及び、何分
前に連絡を希望するか等の情報である。例えば、身体障
害者は、その障害の程度により、乗車準備に要する時間
が異なる。また、停留所までの距離によっても準備に要
する時間が異なる。そこで、乗車希望者より、バスが到
着する何分程度前に連絡を希望するかをあらかじめ登録
しておくことが望ましい。
【0074】利用者は、乗車を希望するバスの種類(運
行系統,乗車希望位置、行き先等)やおおよその乗車希
望時刻を電話、電子メールなどで運行管理センタ11に
通知する。運行管理センタ11の運行管理サーバ111
は、通知を受け付け、例えば、図11(b)に示すよう
に任意のメモリなどに登録する。
【0075】運行管理サーバは111は、割り込み処理
等により、図12に示す処理を実行する。まず、運行管
理サーバは、図11(b)の登録希望者リストの行を示
すポインタiを初期化し(ステップS31)、次に第i
番目の乗車希望者の希望条件を抽出し、登録されている
準備要時間後に乗車希望位置(停留所など)に到着する
バスが存在するか否かを判別する(ステップS32)。
ステップS32で、乗客からの希望に該当するバスが存
在していると判断した場合には、図11(a)に示す利
用者登録で予め登録されている宛先に音声電話で或いは
電子メールで、例えば、「10:15分頃に近所のBB
停留所に到着します」或いは「あと15分程でご希望の
DD商店の前に到着します」等のメッセージを送信する
(ステップS33)。
【0076】その後、その乗車希望に関する情報を図1
1(b)に示すリストから削除し、(ステップS3
4)、リスト上に次の乗車希望が存在するか否か判別す
る(ステップS35)。存在する場合には、ステップS
32にリターンして同様の処理を繰り返す。
【0077】一方、ステップS35で、リスト上に次の
乗車希望がいない場合には、処理を終了する。
【0078】また、ステップS32で、該当するバスが
存在していないと判断した場合には、ポインタiを+1
して(ステップS36)、ステップS32にリターンす
る。
【0079】このような構成によれば、バスの乗車希望
者にバスの到着より登録されている準備要時間前に通知
することができ、身体障害者や高齢者のバスの利用を容
易にすることができる。また、幼稚園の送迎バスや、ス
クールバスなどについても、引き取りの父兄に対して予
め登録してある停留所への到着時刻を予告する際などに
も利用できる。
【0080】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、バスの到達予定時刻を利用者に通知することがで
き。バスの利用をより快適なものとすることができる。
【0081】なお、上述した実施の形態では、運行管理
センタ11と停留所システム21との間の通信がネット
ワークNWを介して行われる構成について説明した。
が、ネットワークNWを介するのでなく、バスシステム
31との通信と同様、無線通信を介して運行管理センタ
11と停留所システム21との間の通信が行われる構成
としてもよい。
【0082】この発明のシステムは、専用のシステムに
よらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能
である。例えば、コンピュータに上述の動作を実行する
ためのプログラムを格納した媒体(フロッピー(登録商
標)ディスク、CD−ROM等)から該プログラムをイ
ンストールすることにより、上述の処理を実行する運行
管理サーバ111等を構成することができる。なお、上
述の機能を、OSが分担又はOSとアプリケーションの
共同により実現する場合等には、OS以外の部分のみを
媒体に格納してもよい。
【0083】なお、搬送波にプログラムを重畳し、通信
ネットワークを介して配信することも可能である。例え
ば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に該プログラ
ムを掲示し、これをネットワークを介して配信してもよ
い。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下
で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行させ
ることにより、上述の処理を実行することができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、バスの運行を円滑に行い、かつ、バスを待ち合わせ
中の乗客の不便を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るバス運行予定報知シス
テムの構成を示す図である。
【図2】図1に示すバスシステムの構成を示す図であ
る。
【図3】図1に示す停留所システムの構成を示す図であ
る。
【図4】図1に示す運行管理センタの構成を示す図であ
る。
【図5】バスダイヤDBに登録されるバスダイヤの一例
を示す図である。
【図6】運行情報DBに登録される運行データの例を示
す図である。
【図7】バスの到着予定時刻を求める方法を説明する図
である。
【図8】運行管理サーバの動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図9】第1停留所でのバスの待ち時間を求める処理を
説明するフローチャートである。
【図10】GPS機能付携帯電話の構成の一例を示す図
である。
【図11】乗車希望登録とバス到着通知を説明するため
の図である。
【図12】登録されている乗客に対するバス到着通知を
説明するための図である。
【符号の説明】
11 運行管理センタ 21 停留所システム 31 バスシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高森 貴久 東京都中野区本町4丁目38番13号 株式会 社構造計画研究所内 (72)発明者 高畑 寛 東京都港区三田1丁目4番28号 エヌイー シーテクノサービス株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA16 AA21 BB15 CC12 FF01 FF05 FF13 FF18 FF22 FF25 FF32

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バスの運行状況を示す運行情報を収集する
    運行情報収集手段と、収集した運行情報に基づいてバス
    の運行予定情報を生成し、生成した運行予定情報を停留
    所の報知手段に供給して報知させる運行管理手段と、よ
    り構成されるバス運行予定報知システムであって、 前記運行管理手段は、バスのダイヤを記憶するダイヤ記
    憶手段と、前記ダイヤ記憶手段に記憶されたバスダイヤ
    と、前記運行情報収集手段で収集した運行情報とに基づ
    いて、停留所に次のバスが到着するまでの予定時間を求
    め、求めた予定時間を示す運行予定情報を停留所の報知
    手段により報知する運行予定情報生成手段を備える、 ことを特徴とするバス運行予定報知システム。
  2. 【請求項2】前記運行予定情報生成手段は、前記バスが
    停留所に到着するまでの待時間又は前記バスが停留所に
    到着する時刻を求める、ことを特徴とする請求項1に記
    載のバス運行予定報知システム。
  3. 【請求項3】前記運行予定情報生成手段は、バスの運行
    系統の最初の停留所について、運行予定のバスの前のダ
    イヤでの運行状況を判別し、判別した運行状況に基づい
    て、前記運行予定情報を生成する、ことを特徴とする請
    求項1又は2に記載のバス運行予定報知システム。
  4. 【請求項4】前記運行予定情報生成手段は、最初の停留
    所について、ダイヤの折り返し前のバスの運行状況を判
    別し、判別した運行状況に基づいて、前記運行予定情報
    を生成する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    バス運行予定報知システム。
  5. 【請求項5】前記運行予定情報生成手段は、バスの運行
    系統の最初の停留所について、運行予定のバスの前のダ
    イヤでの遅れを判別し、判別した遅れに基づいて、到着
    までの予定時間を求める、ことを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか1項に記載のバス運行予定報知システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記運行予定情報生成手段は、任意の停留
    所について、従前の停留所を通過したバスの情報に基づ
    いて、前記運行予定情報を生成する、ことを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載のバス運行予定報
    知システム。
  7. 【請求項7】前記運行予定情報生成手段は、任意の停留
    所へのバスの到着予定について、その停留所とその直前
    の停留所の間の距離に対する、バスからその停留所への
    距離の割合と、両停留所間のバスの走行時間とに基づい
    て前記運行予定情報を生成する、ことを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれか1項に記載のバス運行予定報知シ
    ステム。
  8. 【請求項8】前記運行予定情報生成手段は、任意の停留
    所へのバスの到着予定について、その停留所とその直前
    の停留所とを仮想線で結び、この仮想線にバスの位置か
    ら仮想垂線を下ろし、前記仮想線の長さに対する前記仮
    想線と前記仮想垂線との交点から停留所までの距離の割
    合と、両停留所間のバスの走行時間とに基づいて前記運
    行予定情報を生成する、ことを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれか1項に記載のバス運行予定報知システム。
  9. 【請求項9】バスの運行実績を求めて記憶する手段を更
    に備え、 前記運行予定情報生成手段は、複数本のバスの、停留所
    とその直前の停留所との間の走行時間の平均値を前記走
    行時間として使用する、ことを特徴とする請求項1乃至
    8のいずれか1項に記載のバス運行予定報知システム。
  10. 【請求項10】各バスは、自己の現在位置を求める位置
    検出手段と、該位置検出手段が検出した現在位置を前記
    運行予定情報生成手段に通知する手段とを備え、 前記運行予定情報生成手段は、通知された現在位置を用
    いて前記運行予定情報を生成する、ことを特徴とする請
    求項7又は8に記載のバス運行予定報知システム。
  11. 【請求項11】前記運行情報収集手段は、バスが停留所
    に到着した時刻を求める到着時刻検出手段とバスが停留
    所を発車した時刻を求める発車時刻検出手段とを更に備
    え、 前記到着時刻検出手段は、バスのドアの開動作を検出
    し、開動作が行われたことを契機として到着時刻を決定
    し、 前記発車時刻検出手段は、バスのドアの閉動作又は発車
    の音声案内を検出し、ドアの閉動作又は発車の音声案内
    を契機として発車時刻を決定する、ことを特徴とする請
    求項1乃至10のいずれか1項に記載のバス運行予定報
    知システム。
  12. 【請求項12】バスの停留所の位置を記憶する記憶手段
    と、バスの位置を求める位置検出手段と、を更に備え、 前記到着時刻検出手段が検出した到着時刻を、前記位置
    検出手段が検出した位置の停留所への到着時刻とし、 前記発車時刻検出手段が検出した発車時刻を、前記位置
    検出手段が検出した位置の停留所からの発車時刻とす
    る、ことを特徴とする請求項11に記載のバス運行予定
    報知システム。
  13. 【請求項13】各バスに設置され、該バスの位置を検出
    して前記運行管理手段に通知する自車位置検出手段をさ
    らに備え、 前記運行管理手段は、前記自車位置検出手段から通知さ
    れたバスの現在位置と、前記ダイヤ記憶手段に記憶され
    たバスダイヤとを比較して、バスダイヤに対する運行の
    進み及び遅れを検出する手段と、検出結果をバスの乗務
    員に報知する手段と、を備えることを特徴とする請求項
    1乃至12のいずれか1項に記載のバス運行予定報知シ
    ステム。
  14. 【請求項14】乗車希望者により所持され、乗車希望者
    の位置を前記運行管理手段に通知する乗車希望通知手段
    をさらに備え、 前記運行管理手段は、前記乗車希望通知手段からの通知
    に従って、乗車希望者を乗車させるバスを判別する手段
    と、判別されたバスの乗務員に該乗車希望者を乗車させ
    るための停車を指示する指示手段と、を備えることを特
    徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のバス
    運行予定報知システム。
  15. 【請求項15】バスの到着を乗車希望者に個別に通知す
    る手段を備えることを特徴とする請求項1乃至14のい
    ずれか1項に記載のバス運行予定報知システム。
  16. 【請求項16】バスの到着を、到着予想時刻の所定時間
    前に、各乗車希望者に通知する手段を備えることを特徴
    とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載のバス運
    行予定報知システム。
  17. 【請求項17】バスの運行状況を示す運行情報を収集
    し、 収集した運行情報と予め登録されているバスダイヤに基
    づいてバスの運行予定情報を生成し、 生成した運行予定情報を停留所の乗客に報知する、 ことを特徴とするバス運行予定報知方法。
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