JP2002203044A - 電子カルテ運用方法及び装置 - Google Patents

電子カルテ運用方法及び装置

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JP2002203044A
JP2002203044A JP2000402051A JP2000402051A JP2002203044A JP 2002203044 A JP2002203044 A JP 2002203044A JP 2000402051 A JP2000402051 A JP 2000402051A JP 2000402051 A JP2000402051 A JP 2000402051A JP 2002203044 A JP2002203044 A JP 2002203044A
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Takamichi Yui
敬道 油井
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YUI CONSULTING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医師が患者毎の情報を電子的に能率よく入力
することができる。 【解決手段】 自由文編集入力機能に加えて、入力文羅
列候補からの選択入力機能により、医師が患者毎の情報
を入力するための、カルテ・テンプレートを予め定義し
て、カルテ・テンプレート定義格納部14に格納してお
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子カルテ運用方
法及び装置に係り、特に、医師が患者毎の情報を電子的
に能率よく入力することができる電子カルテ運用方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医師が患者を診察したり治療したりする
過程は、患者毎にカルテに記録され保存される。又この
ようなカルテを電子化し、運用することも見受けられ
る。これはカルテに従来筆記などで記載された情報を電
子的に入力することで、その管理や利用の省力化や自動
化を図るというものである。例えば大病院では患者を受
け付けてからカルテを手配し、又会計業務をする面など
で、電子カルテを導入することで省力化に貢献してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、医師の
作業改善という面では、試行錯誤的に適用されている水
準である。従来の電子カルテの運用は、手書きカルテに
比べて作業改善がされ難く、場合によっては医師の入力
に手間がかかるという問題がある。このため、個人経営
の医院などでは導入し難い。
【0004】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、医師が患者毎の情報を電子的に能率
よく入力することができる電子カルテ運用方法及び装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】まず、本願の第1発明の
電子カルテ運用方法は、自由文編集入力機能に加えて、
入力文羅列候補からの選択入力機能により、医師が患者
毎の情報を入力するための、カルテ・テンプレートを予
め定義しておくようにしたことにより、前記課題を解決
したものである。
【0006】又、前記電子カルテ運用方法において、前
記カルテ・テンプレート定義が、患者毎の個人情報を入
力するための少なくとも画面レイアウト定義に加え、診
療や治療の対象毎に発生する、主訴を示す情報、所見を
示す情報、及び診断を示す情報を入力するための、これ
ら情報毎の画面レイアウト定義を含むものであることに
より、医師が電子カルテを能率よく入力することができ
る。
【0007】更に、前記電子カルテ運用方法において、
前記カルテ・テンプレート定義を、前記自由文編集入力
機能による入力をするためのエディット・ボックス入力
という種別、又、前記入力文羅列候補選択入力機能によ
る入力をするための、ラジオ・ボタン入力という種別、
及びチェック・ボックス入力という種別を少なくとも含
む、医師入力形態の種別内から選択をすると共に、この
ように選択された医師入力形態種別による入力を提供す
るための電子カルテ表示画面上のレイアウト定義をする
ことによって行うようにしたことにより、様々な特徴の
前記カルテ・テンプレート定義をすることができる。
【0008】又、前記電子カルテ運用方法において、前
記カルテ・テンプレート定義を、前記自由文編集入力機
能による入力をするためのエディット・ボックス入力と
いう種別、又、前記入力文羅列候補選択入力機能による
入力をするためのリスト・ボックス入力という種別を少
なくとも含む、医師入力形態の種別内から選択をすると
共に、選択される医師入力形態種別による入力をするた
めの電子カルテ表示画面上の画面レイアウト定義をする
ことによって行うようにしたことにより、様々な特徴の
前記カルテ・テンプレート定義をすることができる。
【0009】更に、前記電子カルテ運用方法において、
少なくとも前記入力文羅列候補選択入力機能による入力
をするための前記医師入力形態種別に含まれる、医師が
患者に関する情報を入力するための入力文羅列候補を、
予め定義しておくと共に、個々の医師入力形態種別の定
義に際して適宜、これら入力文羅列候補定義を利用する
ようにしたことにより、医師のキー入力操作を削減する
ことができる。
【0010】又、前記電子カルテ運用方法において、前
記入力文羅列候補定義を、ツリー構造で保持するように
したことにより、前記入力文羅列候補定義を系統的に管
理できるだれでなく、電子カルテ入力時に該入力文羅列
候補定義を系統的に利用することができる。
【0011】更に、前記電子カルテ運用方法において、
前記ツリー構造を、レコード毎にブラザー・ポインタ及
びチャイルド・ポインタを設け、前記ブラザー・ポイン
タによって同一階層の次のレコードを示し、前記チャイ
ルド・ポインタによって1つ下の階層のレコードを示す
ことで実現するようにしたものである。
【0012】又、前記電子カルテ運用方法において、前
記ツリー構造を、前記医師入力形態種別に含まれる個々
の種別それぞれで、独立して設けるようにしたことによ
り、該医師入力形態種別の種類毎にカルテ・テンプレー
ト定義を独立して管理することができる。
【0013】次に、本願の第2発明の電子カルテ運用装
置は、患者毎の個人情報を入力するための少なくとも画
面レイアウト定義を格納すると共に、診療や治療の対象
毎に発生する、主訴を示す情報、所見を示す情報、及び
診断を示す情報を入力するための、これら情報毎の画面
レイアウト定義を格納するカルテ・テンプレート定義格
納部と、自由文編集入力機能による入力をするためのエ
ディット・ボックス入力という種別、又、入力文羅列候
補選択入力機能による入力をするための、ラジオ・ボタ
ン入力という種別、及びチェック・ボックス入力という
種別を少なくとも含む、医師入力形態の種別内から選択
をすると共に、このように選択された医師入力形態種別
による入力を提供するための電子カルテ表示画面上のレ
イアウト定義をして、これら選択及び定義の結果を前記
画面レイアウト定義として前記カルテ・テンプレート定
義格納部に書き込むカルテ・テンプレート定義編集機能
部と、医師が患者毎に入力する情報を格納する患者診察
結果格納部と、前記カルテ・テンプレート定義格納部に
格納されている情報を利用して電子カルテ表示画面を表
示すると共に、該表示を参照しながら医師が患者毎に入
力する情報を前記患者診察結果格納部に書き込む診察結
果入力編集機能部と、を備えるようにしたことにより、
前記課題を解決したものである。
【0014】以下、本発明の作用について、簡単に説明
する。
【0015】本発明においては、入力文羅列候補からの
選択入力機能により、医師が患者毎の、従来は紙カルテ
に筆記していた情報を電子カルテとして入力する。この
ため、医師の電子カルテ入力は、キーボードからの文字
入力よりは、マウスなどのポインティング手段を用いた
入力文羅列候補からの選択作業が中心になるため、手間
が省かれる。
【0016】又このような、入力文羅列候補は、医師が
カルテ・テンプレートとして予め定義しておく。従って
入力文羅列候補は、医師自身が使い易いように調製する
ことができる。該入力文羅列候補を本発明は具体的に限
定するものではないが、例えば後述するような、「発
熱」や、「3日ほど前から」など、カルテ記述で頻出す
る用語などとしてもよい。本発明では、入力文羅列候補
はポインティング手段を用いるなどして、手間をかけず
に電子カルテとして入力することができる。
【0017】又、本発明においては、このような入力文
羅列候補からの選択入力機能と共に、自由文編集入力機
能を備えるようにしている。従って、入力文羅列候補に
ないような特殊な事項も、該自由文編集入力機能によっ
て、キーボードから文字入力をすることにより電子カル
テとして必要な情報を入力することができる。
【0018】以上のように本発明によれば、入力文羅列
候補からの選択入力機能により、医師が患者毎の情報を
電子的に能率よく入力できると共に、特殊なカルテ記載
事項も、適宜自由文編集入力機能によって入力すること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明が適用される実施形態の電
子カルテ運用装置の構成を示すブロック図である。
【0021】本実施形態の電子カルテ運用装置1は、図
示されるように、カルテ・テンプレート定義編集機能部
12と、カルテ・テンプレート定義格納部14と、診察
結果入力編集機能部22と、患者診察結果格納部24と
を備えている。又適宜、診察結果出力機能部26を備え
る。このような本実施形態の電子カルテ運用装置1は、
例えば、米国マイクロソフト社製のOS(Operating S
ystem)である「Winsows2000(製品名)」
を搭載するパーソナル・コンピュータ装置において、ア
プリケーション・プログラムによって実現し、本発明の
電子カルテ運用方法及び装置を適用することができる。
【0022】なお、電子カルテ運用装置1は、パーソナ
ル・コンピュータ装置以外にも、例えば、ワーク・ステ
ーション装置その他のコンピュータ装置においても実施
することができる。又、そのコンピュータ装置における
OSとしては、上述の「Winsows2000」に限
定されるものではなく、米国マイクロソフト社製でパー
ソナル・コンピュータ装置用の他のOSを用いることも
可能であり、更には他のOSであってもよい。
【0023】なお、図1において、一点鎖線部分は、カ
ルテ・テンプレートを定義しこれをカルテ・テンプレー
ト定義格納部14に書き込む機能部分である。又二点鎖
線部分は、このように定義されているカルテ・テンプレ
ート定義格納部14の情報を利用しながら、医師が診察
や治療に際して電子カルテの情報を入力する機能部分で
ある。これら2つの機能部分は、別のパーソナル・コン
ピュータ装置に独立的に設けるようにしてもよい。
【0024】あるいは、これら機能部分のどちらか一
方、あるいは両方とも、ホスト・コンピュータ装置にお
いて実現し、LAN(Local Area Network)を経由し
て、医師が端末装置により利用するようにしてもよい。
情報を暗号化するなどして公衆回線を経由して、医師側
の端末装置を接続し利用するようにしてもよい。なお、
このようにホスト・コンピュータ装置において実現する
ことで、ASP(Application program Service Pro
vider)として本発明に係る業務サービスを提供するこ
とも可能である。
【0025】図1において、カルテ・テンプレート定義
格納部14は、患者毎の個人情報を入力するための少な
くとも画面レイアウト定義を格納する。又これと共に該
カルテ・テンプレート定義格納部14は、診療や治療の
対象毎に発生する、主訴を示す情報、所見を示す情報、
及び診断を示す情報を入力するための、これら情報毎の
画面レイアウト定義を格納する。
【0026】カルテ・テンプレート定義編集機能部12
は、自由文編集入力機能による入力をするためのエディ
ット・ボックス入力という種別、又、入力文羅列候補選
択入力機能による入力をするための、ラジオ・ボタン入
力という種別、チェック・ボックス入力という種別、及
びリスト・ボックス入力という種別を少なくとも含む、
医師入力形態の種別内から選択をすると共に、このよう
に選択された医師入力形態種別による入力を提供するた
めの、電子カルテ表示画面上のレイアウト定義をする。
そうして、これら選択及び定義の結果を前記画面レイア
ウト定義として前記カルテ・テンプレート定義格納部に
書き込む。
【0027】患者診察結果格納部24は、医師が患者毎
に入力する情報を格納する。該患者診察結果格納部24
は、カルテ・テンプレート定義格納部14と同一のハー
ドウェアに実現したり、あるいは共通のデータベースと
して構成したりしてもよい。
【0028】又診察結果入力編集機能部22は、前記カ
ルテ・テンプレート定義格納部に格納されている情報を
利用して電子カルテ表示画面を表示する。又該診察結果
入力編集機能部22は、これと共に、該表示を参照しな
がら医師が患者毎に入力する情報を前記患者診察結果格
納部に書き込む。
【0029】診察結果出力機能部26は、患者診察結果
格納部24に格納されている情報を加工し、印刷したり
表示したりして提供する。例えば、特定条件で検索た
り、並べ替えたりするなどして、医師の医療上の判断
や、医療設備の運営に必要な患者診察結果格納部24の
情報を提供する。例えば、複数のインフルエンザ患者に
ついて症状の統計を集計することも可能である。
【0030】図2は、本実施形態において電子カルテを
入力する医師に対する表示例を示す画面レイアウト図で
ある。
【0031】この図において、各項の入力は次のように
する。即ち、「身長」、「体重」の項は、エディット・
ボックス入力により、その具体的な数値をキー入力す
る。「性別」の項は、ラジオ・ボタン入力により、男女
の区別を、ポインティング手段を用いて入力する。「ア
レルギーあり」の項はアレルギー有無を、「妊娠」の項
は妊娠の有無を、チェック・ボックス入力によりポイン
ティング手段を用いて入力する。アンダーラインが付さ
れた医師の診察に際して入力するための、「主訴」の
項、「所見」の項、「診断」の項は、いずれもリスト・
ボックス入力によりポインティング手段を用いて入力す
る。
【0032】なお上述のエディット・ボックス入力、ラ
ジオ・ボタン入力、チェック・ボックス入力、リスト・
ボックス入力は、いずれも医師入力形態種別とされ、電
子カルテにおいて医師が入力する際の入力形態である。
まず、エディット・ボックス入力は、本発明の自由文編
集入力機能に相当し、電子カルテとして医師が入力する
画面では、数値や文を入力する。ラジオ・ボタン入力、
チェック・ボックス入力、リスト・ボックス入力につい
ては、本発明の入力文羅列候補からの選択入力機能に相
当し、電子カルテとして医師が入力する画面では、それ
ぞれいわゆる、ラジオ・ボタン、チェック・ボックス、
リスト・ボックスとされる。これら自由文編集入力機能
や入力文羅列候補・選択入力機能や、これらの個々につ
いては、順次詳しく後述する。
【0033】図2のように医師が入力する電子カルテ表
示画面は、カルテ・テンプレート定義として、あらかじ
めカルテ・テンプレート定義編集機能部12によりカル
テ・テンプレート定義格納部14に登録されている。又
この電子カルテ表示画面のカルテ・テンプレート定義
は、カルテ・テンプレート定義編集機能部12を用いて
カルテ・テンプレート定義格納部14に既に登録されて
いる、エディット・ボックス入力、ラジオ・ボタン入
力、チェック・ボックス入力、及びリスト・ボックス入
力のカルテ・テンプレート定義を利用し、能率よく行う
ことができるようになっている。
【0034】以下、このようなカルテ・テンプレート定
義について説明する。
【0035】図3は、本実施形態におけるエディット・
ボックス入力のカルテ・テンプレートの定義に関する一
例のデータ構成図である。図4は、エディット・ボック
ス入力に関する表示例を示す画面レイアウト図である。
これら図3及び図4はいずれも、前述した図2における
「体重」の項のエディット・ボックス入力を一例として
いる。
【0036】まず、図3において、この「体重」の項で
は、カルテ・テンプレートの定義に関するデータのタグ
の名称は、「weight」である。そしてこの「体
重」の項を電子カルテ入力の際に表示する時には、エデ
ィット・ボックスの前に「体重」、後に「kg」の文字
列が付加される。又、該エディット・ボックスにおいて
入力する文字において、「最大文字数」、及び「サイズ
(文字の大きさのポイント数)」は、図示されるように
例えばそれぞれ、「4」文字や、「4ポイント」になっ
ている。
【0037】又、このようなエディット・ボックス入力
のカルテ・テンプレートの定義は、本実施形態において
は、図4の画面のようにして入力して行う。この図にお
いては一例として、上述のような「weight」、
「体重」、「kg」、「4」、「4」の定義入力がなさ
れている。定義入力が完了した場合は、図中下方の「O
K」ボタンをポインティング手段にて押下する。
【0038】図5は、本実施形態におけるラジオ・ボタ
ン入力のカルテ・テンプレートの定義に関する一例のデ
ータ構成図である。図6は、ラジオ・ボタン入力に関す
る表示例を示す画面レイアウト図である。これら図5及
び図6はいずれも、前述の図2の「性別」の項のラジオ
・ボタン入力を一例としている。
【0039】まず、図5において、この「性別」の項で
は、カルテ・テンプレートの定義に関するデータのタグ
の名称は、「sex」である。そしてこの「性別」の項
を電子カルテ入力の際に表示する時には、図2のよう
に、それぞれ「男」の文字列、「女」の文字列が後に付
加された、2つのラジオ・ボタンが表示される。なお、
「性別」の項の入力文羅列候補選択入力に対する、
「男」や「女」の定義を、入力文羅列候補定義とする。
【0040】又、このようなラジオ・ボタン入力のカル
テ・テンプレートの定義は、本実施形態においては、図
6の画面のようにして入力して行う。この図においては
一例として、上述のような「sex」の定義入力、又、
「ラジオ・ボタン一覧」にある「男」や「女」の定義入
力がなされている。「ラジオ・ボタン一覧」に列挙され
るものはラジオ・ボタン名である。定義入力が完了した
場合は、図中下方の「OK」ボタンをポインティング手
段にて押下する。
【0041】図7は、本実施形態におけるチェック・ボ
ックス入力のカルテ・テンプレートの定義に関する一例
のデータ構成図である。図8は、チェック・ボックス入
力に関する表示例を示す画面レイアウト図である。これ
ら図7及び図8はいずれも、前述の図2の「アレルギー
あり」の項のチェック・ボックス入力を一例としてい
る。
【0042】まず、図7において、この「アレルギーあ
り」の項では、カルテ・テンプレートの定義に関するデ
ータのタグの名称は、「allergy」である。そし
てこの「アレルギーあり」の項を電子カルテ入力の際に
表示する時には、図2のように、「アレルギーあり」の
文字列が後に付加されたチェック・ボックスが表示され
る。なお、「アレルギーあり」の項の入力文羅列候補選
択入力に対する、「アレルギーあり」の定義は、入力文
羅列候補定義である。
【0043】又、このようなチェック・ボックス入力の
カルテ・テンプレートの定義は、本実施形態において
は、図8の画面のようにして入力して行う。この図にお
いては一例として、上述のような「allergy」の
定義入力、又、「チェック・ボックス一覧」にある「ア
レルギーあり」の定義入力がなされている。「チェック
・ボックス一覧」に列挙されるものはチェック・ボック
ス名である。定義入力が完了した場合は、図中下方の
「OK」ボタンをポインティング手段にて押下する。
【0044】なお、図9は、本実施形態におけるチェッ
ク・ボックス入力のカルテ・テンプレートの定義に関す
る一例のデータ構成図である。該図9の場合は、医師の
電子カルテ入力の際には、「花粉」、「卵」、「そば」
のそれぞれの文字列が後に付加された、3つのチェック
・ボックスが表示される。
【0045】ラジオ・ボタン入力は、択一選択的入力に
用いるため、複数の択一選択候補、即ち前述した「ラジ
オ・ボタン一覧」において複数のものを定義する必要が
ある。これに対して、チェック・ボックス入力は、この
ような択一選択的入力ではなく、個々に選択される性質
のものであり、一般的な考え方では個々に定義するもの
である。しかしながら、電子カルテの場合は本実施形態
のごとく、上述の図9の「チェックボックス一覧」にお
いて、「花粉」、「卵」、「そば」のように、複数のチ
ェック・ボックス入力をグループ化して定義しておく
と、このような定義を他のカルテ・テンプレート定義に
おいて利用することが容易になり、又定義内容の把握が
し易くなる。図9の「チェックボックス一覧」にあるも
のは、いずれもアレルギーに関するものであり、グルー
プ化により、カルテ・テンプレート定義していくことが
容易になり、又定義内容が判り易くなる。
【0046】図10は、本実施形態におけるリスト・ボ
ックス入力のカルテ・テンプレートの定義に関する一例
のデータ構成図である。図11は、リスト・ボックス入
力に関する表示例を示す画面レイアウト図である。これ
ら図10及び図11はいずれも、前述の図2の「主訴」
の項のリスト・ボックス入力を一例としている。しかし
ながら、これらの図では、選択項目に若干の相違がある
が、いずれも定義した選択項目が医師の電子カルテ入力
に際して表示される。
【0047】まず、図10において、この「主訴」の項
では、カルテ・テンプレートの定義に関するデータのタ
グの名称は、「shuso」である。電子カルテ入力時
にアンダーラインが付与されて表示されるのは、無選択
状態の文字として定義されている、「主訴」である。
又、該「主訴」の文字のクリック時に表示されるのは、
「選択項目」として定義されているものであり、この図
10では、一例として4つの「選択項目」が定義されて
いる。又、これらの定義は、図11のような表示画面に
より行う。なお図11では、一例として10個の「選択
項目」が定義されている。又、図11において定義入力
が完了した場合は、図中下方の「OK」ボタンをポイン
ティング手段にて押下する。なお、「主訴」の項の入力
文羅列候補選択入力において、1つ又は複数の「選択項
目」の定義は、入力文羅列候補定義である。
【0048】リスト・ボックス入力によるカルテ・テン
プレートの定義を用いて電子カルテを定義すると、ま
ず、この「主訴」の項を電子カルテ入力の際に最初に
は、図2のように、アンダーラインが付与された「主
訴」の文字列が表示される。又、該アンダーラインの
「主訴」の文字をポインティング手段でクリックする
と、定義登録してある複数の選択項目が表示される。例
えば図11のような複数の選択項目の場合は、図12の
ような画面表示になる。
【0049】次に、図13は、別のリスト・ボックス入
力に関する表示例を示す画面レイアウト図である。この
図では、前述の「主訴」の項に関連する、「いつから」
の項のリスト・ボックス入力となっている。
【0050】図13において、この「いつから」の項で
は、カルテ・テンプレートの定義に関するデータのタグ
の名称は、「itsukara1」である。電子カルテ
入力時にアンダーラインが付与されて表示されるのは、
無選択状態の文字として定義されている、「いつから」
である。又、該「いつから」の文字のクリック時に表示
されるのは、「選択項目」として定義されているもので
あり、この図13では、「今日から」や「昨日から」な
ど、一例として6つの「選択項目」が定義されている。
又、定義入力が完了した場合は、図中下方の「OK」ボ
タンをポインティング手段にて押下する。
【0051】リスト・ボックス入力によるカルテ・テン
プレートの定義を用いて電子カルテを定義すると、ま
ず、この「主訴」の項を電子カルテ入力の際に最初に
は、図2のように、アンダーラインが付与された「主
訴」の文字列が表示される。又、該アンダーラインの
「主訴」の文字をポインティング手段でクリックする
と、定義登録してある複数の選択項目が表示される。例
えば図11のような複数の選択項目の場合は、図12の
ような画面表示になる。
【0052】以上のようにリスト・ボックス入力に関し
て本実施形態では、カルテ・テンプレートの定義を階層
化することが可能である。階層化が含まれるカルテ・テ
ンプレートの定義についてまとめると以下のとおりであ
る。
【0053】A1.リスト・ボックス入力のカルテ・テ
ンプレート編集中に、選択項目の1つ、例えば図11に
おいて「発熱」を選択して、その画面の右下側にある
「次の階層へ進む」を押す。すると、新しいカルテ・テ
ンプレート定義の、新しいカルテ・テンプレートシート
を定義するための画面が表示される。該シートは「発
熱」などをリストから選んだ後に画面に表示される、選
択結果を編集するためのものである。具体的には、図1
1において「発熱」を選択し「次の階層へ進む」を押し
た場合、例えば図13のような別のリスト・ボックス入
力のカルテ・テンプレート定義をするための画面が表示
される。
【0054】A2.表示された画面により、新しいカル
テ・テンプレートシートを定義し、新しいリスト・ボッ
クス入力を追加する。例えば、図13の内容で「itsuka
ra1」というリスト・ボックス入力のカルテ・テンプレ
ートシートを、カルテ・テンプレートの定義として加え
る。該リスト・ボックス入力は「主訴」のリスト・ボッ
クス入力から「発熱」を選んだ結果として表示される。
【0055】A3.上述の場合は、別のリスト・ボック
ス入力が下の階層になるように追加したが、エディット
・ボックス入力や、チェック・ボックス入力や、ラジオ
・ボタン入力のカルテ・テンプレート定義を、リスト・
ボックス入力の下の階層に配置することもできる。又、
「いつから」の選択項目、例えば図13の「今日から」
に対して更に下の階層を定義し、更に階層化することも
できる。
【0056】A4.以上のように本実施形態では、医師
などの本実施形態の利用者が、リスト・ボックス入力か
ら選択した結果に多様性をもたせることができ、柔軟な
電子カルテ作成をマウスなどのポインティング手段のク
リックだけで行うことができるため、操作性が向上す
る。
【0057】図14は、本実施形態において医師の電子
カルテ入力時に主訴に関する情報を順次入力していった
場合の表示例を示す画面レイアウト図である。
【0058】この図14においては、図2の表示画面で
「主訴」として「発熱」を入力した後に、図13におい
て定義した「いつから」の項を入力する状態を示してい
る。本実施形態においては、このように定義に従ってポ
インティング手段を主として用いて、関連情報を順次能
率よく入力することができる。
【0059】図15は、本実施形態における入力文羅列
候補定義のツリー構造の定義を示す線図である。
【0060】この図において、又続く図16〜図23に
おいて「def」の付されたボックスは、入力文羅列候
補選択入力の定義レコードや、入力文羅列候補定義の定
義レコードである。又破線矢印は、同一階層の他の定義
レコードを指し示すブラザー・ポインタ(兄弟ポイン
タ、厳密には弟ポインタ)である。一点鎖線矢印は、1
つ下にある階層の他の定義レコードを指し示すチャイル
ド・ポインタ(子ポインタ)である。本実施形態におい
ては、このようなブラザー・ポインタやチャイルド・ポ
インタを用いて、ツリー構造で入力文羅列候補選択入力
や入力文羅列候補定義を保存し管理している。例えば図
16などは、このようなツリー構造の一例である。
【0061】図17は、本実施形態のこのようにツリー
構造になっている入力文羅列候補定義の既存のものに対
する、新たな入力文羅列候補定義の追加を示す線図であ
る。
【0062】図17において既存は定義レコードdef
−Aまでとする。そうして新たに定義レコードdef−
Bやdef−Cを追加する場合は、これら定義レコード
def−Bやdef−Cの登録と共に、これらに関する
定義レコードdef−A〜def−Cのブラザー・ポイ
ンタやチャイルド・ポインタを適正に設定していけばよ
い。
【0063】図18〜図20は、この順に、本実施形態
のこのようにツリー構造になっている入力文羅列候補定
義の既存のものに対する、新たな入力文羅列候補定義の
挿入を示す線図である。
【0064】図18において既存は定義レコードdef
−A〜def−Dまでとする。そうして新たに定義レコ
ードdef−Eを追加する場合は、挿入する定義レコー
ドdef−Eの登録と共に、図19に示すようにこれら
に関する定義レコードdef−A及びdef−Eのブラ
ザー・ポインタを適正に設定する。すると、図20のよ
うに、目的箇所に目的の定義レコードdef−Eを、追
加挿入することができる。
【0065】図21〜図23は、この順に、本実施形態
のこのようにツリー構造になっている入力文羅列候補定
義からの入力文羅列候補定義の削除を示す線図である。
【0066】図21において既存は定義レコードdef
−A〜def−Dまでとする。そうして定義レコードd
ef−Bを削除する場合は、図22に示すようにこれに
関する定義レコードdef−A及びdef−Bのブラザ
ー・ポインタを適正に設定する。その後、図20のよう
に、削除する定義レコードdef−Bを抹消する。する
と、定義レコードdef−Bを、適切に削除することが
できる。
【0067】次に図24は、本実施形態における自由文
編集入力機能の固定テキスト入力に関するカルテ・テン
プレート定義のデータ構造図である。図25は、エディ
ット・ボックス入力に関するカルテ・テンプレート定義
のデータ構造図である。図26は、ラジオ・ボタン入力
に関するカルテ・テンプレート定義のデータ構造図であ
る。図27は、チェック・ボックス入力に関するカルテ
・テンプレート定義のデータ構造図である。図28は、
リスト・ボックス入力に関するカルテ・テンプレート定
義のデータ構造図である。
【0068】これらにおいては、まず、固定テキスト・
パーツ・ラベル、エディット・ボックス・パーツ・ラベ
ル、ラジオ・ボタン・パーツ・ラベル、チェック・ボッ
クス・パーツ・ラベル、リスト・パーツ・ラベルと称す
る、これらカルテ・テンプレート定義を検索するための
ラベルが付与されている。又、自由文編集入力機能の固
定テキスト入力以外の、即ち、エディット・ボックス入
力、ラジオ・ボタン入力、チェック・ボックス入力、リ
スト・ボックス入力については、カルテ・テンプレート
定義を再利用可能であり、再利用のために図示されるよ
うな再利用用ラベルをデータ構造として有している。
【0069】そうして、まず図25のエディット・ボッ
クス入力については、前述した図3や図4で登録するデ
ータが格納されている。即ち、前述したエディット・ボ
ックスの前の文字列に相当するボックス前テキスト・デ
ータ、前述したエディット・ボックスの後の文字列に相
当するボックス後テキスト・データである。又、前述し
た該エディット・ボックスにおいて入力する文字の「最
大文字数」及び「サイズ」は、エディット・ボックス・
オブジェクト・データに含まれる。
【0070】次に、図26のラジオ・ボタン入力につい
ては、前述した図5や図6で登録するデータが格納され
ている。即ち、前述した「ラジオ・ボタン一覧」にある
個々の文字列(ラジオ・ボタン名)に相当するキャプシ
ョン・データが格納されている。又、○印のラジオ・ボ
タンのマークを画面表示するための、その形状や画面上
の表示箇所を得るための情報は、ラジオ・ボタン・オブ
ジェクト・データに含まれる。
【0071】次に、図27のチェック・ボックス入力に
ついては、前述した図7や図8で登録するデータが格納
されている。即ち、前述した「チェック・ボックス一
覧」にある個々の文字列(チェック・ボックス名)に相
当するキャプション・データが格納されている。又、□
印のチェック・ボックスのマークを画面表示するため
の、その形状や画面上の表示箇所を得るための情報は、
チェック・ボックス・オブジェクト・データに含まれ
る。
【0072】最後に、図28のリスト・ボックス入力に
ついては、前述した図10や図11や図13で登録する
データが格納されている。即ち、前述した「選択項目一
覧」にある個々の文字列(選択項目名)に相当する選択
項目テキスト・データが格納されている。これら選択項
目テキスト・データは、順次、ブラザー・ポインタやチ
ャイルド・ポインタが指し示す。電子カルテ入力の際
に、1つのボックス内で同時に表示される「選択項目」
については、順次ブラザー・ポインタが指し示す。一
方、前述した「発熱」のリスト・ボックス入力に対する
「いつから」のリスト・ボックス入力のように階層が1
つ下の場合は、チャイルド・ポインタが指し示す。又、
リスト・ボックスを画面表示するための、その形状や画
面上の表示箇所を得るための情報は、リスト・ボックス
・オブジェクト・データに含まれる。
【0073】図29は、本実施形態におけるカルテ・テ
ンプレート定義の処理を示すフローチャートである。
又、図30は、該カルテ・テンプレート定義処理におい
て符号510で示されるエディット・ボックス編集を示
すフローチャートである。図31は、該カルテ・テンプ
レート定義処理において符号518で示される選択項目
の編集を示すフローチャートである。なお、図29にお
いて符号512及び符号514は、サブルーチンではな
く繰り返し処理を示す。
【0074】図29において、新しいカルテ・テンプレ
ート定義を追加する場合は、ステップ204に進む。あ
るいは既存のカルテ・テンプレート定義を修正する場合
は、ステップ202において修正対象のカルテ・テンプ
レート定義を選択した後、挿入であればステップ206
に、変更であればステップ208に、削除であればステ
ップ210に、コピーであればステップ212に進む。
又、ステップ204、206、208の後、カルテ・テ
ンプレート定義が固定テキストのテキスト入力に関する
ものであればステップ220に、エディット・ボックス
入力に関するものであればステップ222に、ラジオ・
ボタン入力に関するものであればステップ226に、チ
ェック・ボックス入力に関するものであればステップ2
24に、リスト・ボックス入力に関するものであればス
テップ228に、あるいは日付や改行の処理に進む。
【0075】又、ステップ220、510、230の処
理は、図24を用いて前述した固定テキスト入力のカル
テ・テンプレート定義に関する処理をする。即ち、固定
テキストのテキスト入力をする。
【0076】ステップ222、512、232の処理
は、図3や図4や図25を用いて前述したエディット・
ボックス入力のカルテ・テンプレート定義に関する処理
をする。即ち、図30に示すように、ステップ310に
おいてエディット・ボックスの前におくテキストを入力
し、ステップ312においてエディット・ボックスの後
におくテキストを入力し、ステップ314においてエデ
ィット・ボックスの画面上のサイズを入力し、ステップ
316においてエディット・ボックスに入力できる文字
数を入力する。
【0077】ステップ226、516、236の処理
は、図5や図6や図26を用いて前述したラジオ・ボタ
ン入力のカルテ・テンプレート定義に関する処理をす
る。即ち、「ラジオ・ボタン一覧」にラジオ・ボタン名
を入力することでキャプションを入力するということ
を、必要なラジオ・ボタンの数だけ繰り返す。
【0078】ステップ224、514、234の処理
は、図7〜図9や図27を用いて前述したチェック・ボ
ックス入力のカルテ・テンプレート定義に関する処理を
する。即ち、「チェック・ボックス一覧」にラジオ・ボ
タン名を入力することでキャプションを入力するという
ことを、必要なチェック・ボックスの数だけ繰り返す。
【0079】ステップ228、518、238の処理
は、図10〜図14や図28を用いて前述したリスト・
ボックス入力のカルテ・テンプレート定義に関する処理
をする。ステップ518では図31に示す処理をする。
即ち、ステップ370で単数又は複数の選択入力をし、
ステップ372で未選択時の文字列を入力する。選択項
目を追加する場合はステップ402でリスト・ボックス
入力における選択項目を入力してから、ステップ406
で追加処理を行う。選択項目を挿入、削除、変更、移
動、又次の階層に進む場合は、まずステップ404にお
いて編集対象のリスト・ボックス入力における選択項目
を選択した後、それぞれステップ408、410、41
2、414、416に進む。
【0080】なお、ステップ204やステップ406の
追加処理は、図17を用いて前述した処理を含む。ステ
ップ206やステップ408の挿入処理は、図18〜図
20を用いて前述した処理を含む。ステップ210やス
テップ410の削除処理は、図21〜図23を用いて前
述した処理を含む。
【0081】次に、本実施形態におけるカルテ・テンプ
レート定義の再利用について説明する。
【0082】本実施形態においては、自由文編集入力機
能による入力をするためのエディット・ボックス入力と
いう種別、又、入力文羅列候補選択入力機能による入力
をするための、ラジオ・ボタン入力という種別、チェッ
ク・ボックス入力という種別、及びリスト・ボックス入
力という種別において、カルテ・テンプレート定義の再
利用が可能になっている。エディット・ボックス入力に
ついては図4、ラジオ・ボタン入力については図6、チ
ェック・ボックス入力については図8、リスト・ボック
ス入力については図11や図13において、いずれも図
中の左上側に「タグ」の名称を入力するボックスがあ
る。
【0083】ここで図32は、エディット・ボックス入
力についての前述した図13の左上の部分拡大図であ
る。
【0084】図32において「タグ」の名称を入力する
ボックスは、「itukara1」と文字表示された、
符号P1の部分である。該ボックスの右隣の符号P2で
示される部分を、マウスなどのポインティング手段でク
リックすると、符号P3の部分(プルダウン表示)が表
示され、既登録のタグ名称が列挙されて表示されるよう
になる。一例として図32では該クリックにより、「i
tukara2」〜「itukara7」なる6つのタ
グ名称が列挙されて表示されている。又、該列挙表示中
のいずれかのタグ名称をクリックすると、符号P3のプ
ルダウン表示がなくなり、クリックしたタグ名称のもの
が選択されて、該選択のタグ名称は符号P1のボックス
内に表示されるようになる。
【0085】このようにタグ名称で選択することで、既
登録のカルテ・テンプレート定義を再利用することがで
きる。又、既に別のカルテ・テンプレート定義において
利用されているカルテ・テンプレート定義で、定義内容
を一部修正して再利用する必要があれば、上述の選択後
に新たなタグ名称を符号P1のボックスに入力すればよ
い。該入力をすると、あたかもコピーされたように、上
述のように選択したカルテ・テンプレート定義の内容が
新たなタグ名称に引き継がれるので、これを修正すれば
よい。
【0086】以上のような図32の場合は、リスト・ボ
ックス入力についての一例であるが、エディット・ボッ
クス入力、ラジオ・ボタン入力、チェック・ボックス入
力についても同様である。本実施形態においては、以上
のようなタグ名称の選択などをすることで、既登録のカ
ルテ・テンプレート定義を再利用することができ、類似
した人手入力を削減して、これにより利用者の手間を省
くことができるようになっている。
【0087】以上のように本実施形態によれば、「Wi
nsows2000」、「WinsowsME」(以上
製品名)などを搭載する、身近なパーソナル・コンピュ
ータ装置において、効果的に本発明を適用することがで
きる。又カルテ・テンプレートの定義を含めたその運営
は、近年では日常的に利用されるこのようなパーソナル
・コンピュータ装置を取り扱える者であれば、比較的容
易である。従って、個人経営の医院などでも、比較的容
易に電子カルテを導入することができ、医師が患者毎の
情報を電子的に能率よく入力することができる。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、医師が患者毎の情報を
電子的に能率よく入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される実施形態の電子カルテ運用
装置の構成を示すブロック図
【図2】上記実施形態において電子カルテを入力する医
師に対する表示例を示す画面レイアウト図
【図3】前記実施形態におけるエディット・ボックス入
力のカルテ・テンプレートの定義に関する一例のデータ
構成図
【図4】前記実施形態におけるエディット・ボックス入
力に関する表示例を示す画面レイアウト図
【図5】前記実施形態におけるラジオ・ボタン入力のカ
ルテ・テンプレートの定義に関する一例のデータ構成図
【図6】前記実施形態におけるラジオ・ボタン入力に関
する表示例を示す画面レイアウト図
【図7】前記実施形態におけるチェック・ボックス入力
のカルテ・テンプレートの定義に関する一例のデータ構
成図
【図8】前記実施形態におけるチェック・ボックス入力
に関する表示例を示す画面レイアウト図
【図9】前記実施形態におけるチェック・ボックス入力
のカルテ・テンプレートの定義に関する一例のデータ構
成図
【図10】前記実施形態におけるリスト・ボックス入力
のカルテ・テンプレートの定義に関する一例のデータ構
成図
【図11】前記実施形態におけるリスト・ボックス入力
に関する第1の表示例を示す画面レイアウト図
【図12】前記実施形態における電子カルテ入力時のリ
スト・ボックス入力に関する第1の表示例を示す画面レ
イアウト図
【図13】前記実施形態におけるリスト・ボックス入力
に関する第2の表示例を示す画面レイアウト図
【図14】前記実施形態における電子カルテ入力時のリ
スト・ボックス入力に関する第2の表示例を示す画面レ
イアウト図
【図15】前記実施形態における入力文羅列候補定義の
ツリー構造の定義を示す線図
【図16】前記実施形態におけるツリー構造の一例を示
す線図
【図17】前記実施形態におけるツリー構造になってい
る入力文羅列候補定義の既存のものに対する、新たな入
力文羅列候補定義の追加を示す線図
【図18】前記実施形態におけるツリー構造になってい
る入力文羅列候補定義の既存のものに対する、新たな入
力文羅列候補定義の挿入を示す第1の線図
【図19】前記実施形態におけるツリー構造になってい
る入力文羅列候補定義の既存のものに対する、新たな入
力文羅列候補定義の挿入を示す第2の線図
【図20】前記実施形態におけるツリー構造になってい
る入力文羅列候補定義の既存のものに対する、新たな入
力文羅列候補定義の挿入を示す第3の線図
【図21】前記実施形態におけるツリー構造になってい
る入力文羅列候補定義からの入力文羅列候補定義の削除
を示す第1の線図
【図22】前記実施形態におけるツリー構造になってい
る入力文羅列候補定義からの入力文羅列候補定義の削除
を示す第2の線図
【図23】前記実施形態におけるツリー構造になってい
る入力文羅列候補定義からの入力文羅列候補定義の削除
を示す第3の線図
【図24】前記実施形態における自由文編集入力機能の
固定テキスト入力に関するカルテ・テンプレート定義の
データ構造図
【図25】前記実施形態におけるエディット・ボックス
入力に関するカルテ・テンプレート定義のデータ構造図
【図26】前記実施形態におけるラジオ・ボタン入力に
関するカルテ・テンプレート定義のデータ構造図
【図27】前記実施形態におけるチェック・ボックス入
力に関するカルテ・テンプレート定義のデータ構造図
【図28】前記実施形態におけるリスト・ボックス入力
に関するカルテ・テンプレート定義のデータ構造図
【図29】前記実施形態におけるカルテ・テンプレート
定義の処理を示すフローチャート
【図30】該カルテ・テンプレート定義処理におけるエ
ディット・ボックス編集を示すフローチャート
【図31】該カルテ・テンプレート定義処理における選
択項目の編集を示すフローチャート
【図32】前記実施形態におけるカルテ・テンプレート
定義の再利用時の画面表示例を示す線図
【符号の説明】
1…電子カルテ運用装置 12…カルテ・テンプレート定義編集機能部 14…カルテ・テンプレート定義格納部 22…診察結果入力編集機能部 24…患者診察結果格納部 26…診察結果出力機能部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自由文編集入力機能に加えて、入力文羅列
    候補からの選択入力機能により、医師が患者毎の情報を
    入力するための、カルテ・テンプレートを予め定義して
    おくようにしたことを特徴とする電子カルテ運用方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記カルテ・テンプレ
    ート定義が、 患者毎の個人情報を入力するための少なくとも画面レイ
    アウト定義に加え、 診療や治療の対象毎に発生する、主訴を示す情報、所見
    を示す情報、及び診断を示す情報を入力するための、こ
    れら情報毎の画面レイアウト定義を含むものであること
    を特徴とする電子カルテ運用方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記カルテ・テ
    ンプレート定義を、 前記自由文編集入力機能による入力をするためのエディ
    ット・ボックス入力という種別、又、前記入力文羅列候
    補選択入力機能による入力をするための、ラジオ・ボタ
    ン入力という種別、及びチェック・ボックス入力という
    種別を少なくとも含む、医師入力形態の種別内から選択
    をすると共に、 このように選択された医師入力形態種別による入力を提
    供するための電子カルテ表示画面上のレイアウト定義を
    することによって行うようにしたことを特徴とする電子
    カルテ運用方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1つにおいて、前
    記カルテ・テンプレート定義を、 前記自由文編集入力機能による入力をするためのエディ
    ット・ボックス入力という種別、又、前記入力文羅列候
    補選択入力機能による入力をするためのリスト・ボック
    ス入力という種別を少なくとも含む、医師入力形態の種
    別内から選択をすると共に、 選択される医師入力形態種別による入力をするための電
    子カルテ表示画面上の画面レイアウト定義をすることに
    よって行うようにしたことを特徴とする電子カルテ運用
    方法。
  5. 【請求項5】請求項3又は4において、 少なくとも前記入力文羅列候補選択入力機能による入力
    をするための前記医師入力形態種別に含まれる、医師が
    患者に関する情報を入力するための入力文羅列候補を、
    予め定義しておくと共に、 個々の医師入力形態種別の定義に際して適宜、これら入
    力文羅列候補定義を利用するようにしたことを特徴とす
    る電子カルテ運用方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記入力文羅列候補定義を、ツリー構造で保持するよう
    にしたことを特徴とする電子カルテ運用方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記ツリー構造を、 レコード毎にブラザー・ポインタ及びチャイルド・ポイ
    ンタを設け、 前記ブラザー・ポインタによって同一階層の次のレコー
    ドを示し、前記チャイルド・ポインタによって1つ下の
    階層のレコードを示すことで実現するようにしたことを
    特徴とする電子カルテ運用方法。
  8. 【請求項8】請求項6又は7において、前記ツリー構造
    を、 前記医師入力形態種別に含まれる個々の種別それぞれ
    で、独立して設けるようにしたことを特徴とする電子カ
    ルテ運用方法。
  9. 【請求項9】患者毎の個人情報を入力するための少なく
    とも画面レイアウト定義を格納すると共に、診療や治療
    の対象毎に発生する、主訴を示す情報、所見を示す情
    報、及び診断を示す情報を入力するための、これら情報
    毎の画面レイアウト定義を格納するカルテ・テンプレー
    ト定義格納部と、 自由文編集入力機能による入力をするためのエディット
    ・ボックス入力という種別、又、入力文羅列候補選択入
    力機能による入力をするための、ラジオ・ボタン入力と
    いう種別、及びチェック・ボックス入力という種別を少
    なくとも含む、医師入力形態の種別内から選択をすると
    共に、このように選択された医師入力形態種別による入
    力を提供するための電子カルテ表示画面上のレイアウト
    定義をして、これら選択及び定義の結果を前記画面レイ
    アウト定義として前記カルテ・テンプレート定義格納部
    に書き込むカルテ・テンプレート定義編集機能部と、 医師が患者毎に入力する情報を格納する患者診察結果格
    納部と、 前記カルテ・テンプレート定義格納部に格納されている
    情報を利用して電子カルテ表示画面を表示すると共に、
    該表示を参照しながら医師が患者毎に入力する情報を前
    記患者診察結果格納部に書き込む診察結果入力編集機能
    部と、を備えるようにしたことを特徴とする電子カルテ
    運用装置。
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