JP2002202711A - 受験学習支援システム、受験学習支援装置及び受験学習支援方法 - Google Patents

受験学習支援システム、受験学習支援装置及び受験学習支援方法

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JP2002202711A
JP2002202711A JP2000401391A JP2000401391A JP2002202711A JP 2002202711 A JP2002202711 A JP 2002202711A JP 2000401391 A JP2000401391 A JP 2000401391A JP 2000401391 A JP2000401391 A JP 2000401391A JP 2002202711 A JP2002202711 A JP 2002202711A
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JP2000401391A
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Yutaka Yanagisawa
豊 柳沢
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受験者が目標とする志望受験対象に対応した受
験学習を進めるために有効な受験教材の情報を提供して
受験学習を支援する。 【解決手段】サーバ2からインターネット1を介して情
報端末3に複数の学習分野に関する試験問題を送り、サ
ーバ2にてその試験問題の解答を採点するとともに学習
分野毎の試験成績を含む試験成績を集計して学習分野毎
の成績評価及び志望受験対象の合格水準に基づいて受験
者が補強を要する学習分野を分析する。そして、この分
析された補強を要する学習分野及び当該学習分野の成績
評価に基づいて教材情報記憶部12から教材情報を選定
して情報端末3に送信する。これにより、受験者は志望
受験対象に対して補強すべき学習分野とその学習分野を
補強するのに適した教材情報の提供を受け、これらの情
報を参考にして、確実に志望校の合格圏内に入るための
受験学習を効率的に進めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを使
用して入学試験や資格試験などの模擬試験を行うことに
より受験者の受験学習を支援する受験学習支援システ
ム、受験学習支援装置及び受験学習支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ネットワークを使用して教育
事業者のサーバから受験者の情報端末に試験問題を出題
し、受験者が情報端末から解答を入力すると、ネットワ
ークを介して解答を受理した事業者側では、その解答を
採点し、平均点、偏差値、順位を計算するなどの分析を
行い、それらの試験結果や評価を各受験者の情報端末に
提供する試験システムが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の試験システムで
は、受験者が試験会場に出向くことなく自宅で居ながら
にしてコンピュータを操作することにより模擬試験を受
験できるため、便利であり、またコンピュータシステム
及びネットワークを利用することで、試験後に解答の採
点や分析を含む試験結果の情報を迅速に受験者に伝達す
ることができる点でも便利である。
【0004】しかしながら、前記の試験システムでは、
受験した試験問題に対する出来栄えの程度や志望校など
の志望受験対象に対する合否可能性などの評価結果は得
られるものの、これらの評価情報だけでは、確実に志望
校の合格圏内に入るためにどのように受験学習を進めた
らよいか判断できず、必ずしも模擬試験の結果が実際の
受験に向けた受験学習の中で反映できなかった。
【0005】本発明の目的は、前記従来の実情に鑑み、
受験者が目標とする志望受験対象に対応した受験学習を
進めるために有効な受験教材の情報を提供して受験学習
を支援し、また、受験者の学力レベルに適合する受験対
象情報を提供することであり、さらに、試験システムを
運営する事業者のビジネスの拡大に貢献できるととも
に、受験教材供給者の商品の供給拡大にも役立つ受験学
習支援システム、受験学習支援装置及び受験学習支援方
法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の受験者
の情報端末が受験学習支援装置にネットワークを介して
接続された受験学習支援システム並びに同システムを構
成する受験学習支援装置において、前記受験学習支援装
置は、前記情報端末に複数の学習分野を含む試験問題を
送信する出題手段と、前記情報端末から受信する前記試
験問題に対応する解答を採点するとともに、前記試験問
題に含まれる学習分野毎の成績評価を含む試験成績を集
計する成績集計手段と、前記成績集計手段によって集計
された学習分野毎の成績評価及び志望受験対象の合格水
準に基づいて受験者が補強を要する学習分野を分析する
分析手段と、複数の受験学習分野の夫々の受験学習に有
効な複数種類の教材に関する教材情報を記憶する教材情
報記憶手段と、前記分析手段によって分析された補強を
要する学習分野及び当該学習分野について前記成績集計
手段によって得られた成績評価に基づいて前記教材情報
記憶手段から教材情報を選定する教材選定手段と、前記
補強を要する学習分野及び前記選定された教材の各情報
を前記情報端末に送信する情報送信手段とを備えること
を特徴とする。
【0007】このような構成の受験学習支援システム並
びに受験学習支援装置によれば、受験学習支援装置から
各受験者の情報端末に複数の学習分野を含む試験問題が
ネットワークを介して送信される。受験学習支援装置に
て各受験者の情報端末からの前記試験問題に対応する解
答が受信されると、その解答の採点とともに前記試験問
題に含まれる学習分野毎の試験成績を含む試験成績が集
計され、その集計された学習分野毎の成績評価及び志望
受験対象の合格水準に基づいて受験者が補強を要する学
習分野が分析される。この分析された補強を要する学習
分野及び当該学習分野の成績評価に基づいて教材情報が
選定され、前記補強を要する学習分野及び前記選定され
た教材の各情報が情報端末に送信される。これにより、
受験者は志望受験対象に対して補強すべき学習分野とそ
の学習分野を補強するのに適した教材情報を得ることが
でき、これらの情報を参考にして、確実に志望校の合格
圏内に入るための受験学習を効率的に進めることができ
る。
【0008】また、前記構成の受験学習支援システム並
びに受験学習支援装置において、前記受験学習支援装置
が受験者に対して受験料を課金する受験料課金手段をさ
らに備えることで、本システムを利用する受験者に対し
て受験料の課金を行ってビジネスとして運営することが
可能となる。
【0009】また、前記構成の受験学習支援システム並
びに受験学習支援装置において、前記情報送信手段にて
教材の情報とともに当該教材の購入申込み情報を前記情
報端末に送信し、前記受験学習支援装置が前記購入申込
み情報に対応する発注情報を前記情報端末から受信した
ときに教材の代金を請求する処理を含む受注処理を行う
受注処理手段をさらに備えることで、受験者に対する情
報提供だけにとどまらず、教材の発注までも行うことが
でき、ビジネスとしての発展とともに受験教材供給者の
商品の供給拡大にも役立つものである。
【0010】また、前記構成の受験学習支援システム並
びに受験学習支援装置において、前記受験学習支援装置
が前記情報送信手段によって前記情報端末に教材情報を
送信したときに、当該教材の供給者に広告料金を課金す
る広告料課金手段をさらに備えることで、教材供給者か
ら広告料金を受けてビジネスの拡大にさらに貢献でき
る。
【0011】また、前記構成の受験学習支援システム並
びに受験学習支援装置において、前記受験学習支援装置
が前記成績集計手段によって集計された試験成績の評価
に基づいて当該受験者の志望受験対象に対する適合性を
判断する判断手段と、前記判断手段によって適合性がな
いことが判断されたときに他の受験対象を推奨する受験
対象推奨手段とをさらに備え、前記情報送信手段は、前
記他の受験対象の情報を前記情報端末に送信すること
で、受験者は自身の学力レベルに適合した受験対象の情
報提供を受けることができ、その提供された受験対象を
新たな目標として受験学習を進めることができる。
【0012】また、前記教材情報としては、受験学習に
使用する参考書又は問題集などの受験学習用書籍を紹介
する情報、あるいは、デジタル電子情報からなる受験学
習情報又はその受験学習情報を記録した記録媒体を紹介
する情報などが挙げられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施形態における大学受
験の模擬試験を実施する受験学習支援システムの構成を
示す図である。
【0015】図1に示すように、この受験学習支援シス
テムは、インターネット1に接続された受験学習支援サ
ーバ2と複数の受験者の例えばパーソナルコンピュータ
等からなる情報端末3とで構成される。
【0016】受験学習支援サーバ2には、制御部4、プ
ログラム記憶部5、受験者情報記憶部6、試験問題・正
解情報記憶部7、解答情報記憶部8、試験結果情報記憶
部9、受験校難易度情報記憶部10、弱点分野分析情報
記憶部11、教材情報記憶部12、送信部13及び受信
部14が設けられている。そして、前記送信部13に
は、クレジット会社15、銀行16及び教材会社17の
各サーバがそれぞれ専用線を介して接続されている。
【0017】制御部4は、マイクロプロセッサ(CP
U)からなり、プログラム記憶部5に記憶されたプログ
ラムを読み込むことで、そのプログラムに記述された手
順に従って本システムに関する一連の処理を実行する。
プログラム記憶部5には、本システムを実現するための
受験学習支援プログラムが記憶されている。
【0018】受験者情報記憶部6には、図2に示すよう
に、受験者のID(識別情報)、住所、氏名、電子メー
ルアドレス、クレジット番号などの受験者に関する情報
が記憶される。
【0019】試験問題・正解情報記憶部7には、図3に
示すように、複数回実施される模擬試験の模擬試験問題
とその正解の情報が記憶されている。
【0020】解答情報記憶部8には、図4に示すよう
に、受験者の情報端末3で入力される試験問題に対する
解答及び志望校(志望学部・志望学科)の情報が受験者
ID及び模擬試験を特定する模試No.の情報と共に記
憶される。
【0021】試験結果情報記憶部9には、図5(a)に
示すように、受験者ID及び模試No.の情報に対応し
て、受験者の解答を正解情報に基づいて正誤を判断して
採点した結果から得られた得点情報、その得点情報に基
づいて求められた偏差値情報、順位情報などの試験成績
情報が記憶される。
【0022】ここで、前記試験結果情報記憶部9に記憶
される得点情報、偏差値情報、順位情報について説明す
る。
【0023】本システムでは、受験者の学力レベルが志
望校の合格水準に到達していない受験科目中の学習分
野、すなわち、受験者が弱点としている補強を要する学
習分野を見つけ出し、その学習分野を補強して受験者の
学力レベルを志望校の合格水準まで到達するのに役立つ
教材を提供して受験学習を支援するものである。この場
合の学習分野とは、「数学」や「英語」などの各受験科
目中に含まれる個々の分野、つまり、「数学」であれば
「数式」、「関数」、「積分」、「微分」などで区分さ
れる単元、あるいは更にその下位にある1つのまとまり
のある学習単位を意味している。
【0024】前記試験結果情報記憶部9の得点情報記憶
欄には、試験問題の採点結果から得られる各受験科目毎
の得点及び全受験科目の総合得点とともに、上述したよ
うに、試験結果から受験者が弱点とする学習分野を見つ
け出すことを目的として、受験科目の中の各学習分野
(学習単元)毎の得点情報が記憶される。
【0025】なお、試験問題では、1学習分野が1設問
に対応する場合が多いが、その場合には、その1設問に
ついての配点全部が当該1学習分野に割り当てられる配
点となり、1つの学習分野が複数の設問中に散在すると
きには、それらを合わせたものが当該学習分野に割り当
てられる配点となる。従って、学習分野と設問とが1つ
で対応する場合には、その該当する設問に対する解答の
得点が当該学習分野の得点として集計され、また、1学
習分野が複数の設問に対応している場合には、その学習
分野に関係する問題に関する解答の得点が合計されて集
計されることになる。
【0026】また、前記試験結果情報記憶部9の偏差値
情報記憶欄には、集計された試験結果の得点に基づいて
受験者の全受験者に対する相対的評価を表す偏差値情報
が記憶される。すなわち、全受験者を対象として前記各
受験科目毎の得点の集計結果から求められる受験科目別
の偏差値、前記各学習分野毎の得点の集計結果から求め
られる学習分野別の偏差値、そして前記全受験科目の総
合得点の集計結果から求められる総合の偏差値を含む偏
差値情報が記憶される。
【0027】また、前記試験結果情報記憶部9の順位情
報記憶欄には、全受験科目の総合得点に基づいて求めら
れた全受験者中あるいは志望校(あるいは、志望学部や
志望学科、以下同様)中での順位の情報が記憶される。
また、受験科目別の総合順位および志望校別順位も求め
られて記憶される。
【0028】また、前記試験結果情報記憶部9には、偏
差値などの試験成績によって判断される志望校に対する
合否可能性の評価や学習分野別の成績評価、学習分野別
の成績評価と志望校の合格水準(合格に必要な偏差値)
との関係から求められる上述の補強を要する学習分野
(以下、単に弱点分野とも言う)などの分析結果、さら
に試験成績や前記弱点分野に応じて選定される受験者に
推奨する受験学習に有効な教材などの各情報が記憶され
る。さらに、試験結果情報記憶部9には、受験者が本シ
ステムを通じて推奨教材を受注した場合には、その受注
情報が記憶され、場合によっては受験者の申告する志望
校とは異なる本システムによって推奨する志望校の情報
も記憶される。これらの情報は複数回の模擬試験に対応
して記憶される。
【0029】図5(b)は図5(a)に示される学習分
野別の成績評価の情報記憶欄をさらに詳しく説明するも
のである。上述したように、受験科目中に含まれる個々
の分野で受験者の弱点としている学習分野を分析する場
合において、その学習分野別の得点から求められる偏差
値に基づいて各受験科目の学習分野別に行われる1ない
し5の5段階の評価値が各学習分野毎にそれぞれ記憶さ
れる。この5段階評価では、評価5を最も高い評価とす
る。
【0030】受験校難易度情報記憶部10には、図6に
示すように、受験対象となる受験校(あるいは受験校の
学部や学科)に対応して、合否可能性の判断基準となる
偏差値が予め記憶されている。評価Aは合格ほぼ確実、
評価Bは合格圏内、評価Cは合格圏外を表しており、評
価Bが各受験校の合格水準となる。
【0031】弱点分野分析情報記憶部11には、図7に
示すように、予め各受験科目の学習分野のうちで弱点の
分野を分析するための基準情報が記憶されている。図7
中で、「志望校偏差値」は、志望校合格水準の偏差値を
表しており、各段階の志望校偏差値には、それらの偏差
値帯に合格水準の偏差値が含まれる複数の受験校が存在
する。そして、これらの各段階の志望校偏差値に対応し
て、「弱点学習分野の分析基準」として弱点の学習分野
を分析するための基準値が設定されている。この基準値
は、上述の学習分野別の5段階評価の成績評価が使われ
る。
【0032】弱点学習分野の分析は、この弱点分野分析
情報記憶部11に記憶された基準情報を参考にして各受
験科目の学習分野別に行われる成績評価と志望校の合格
水準の偏差値(図6の評価Bの偏差値)との関係に従っ
て行われる。例えば、志望校の合格水準の偏差値が56
〜60であって、その受験者の特定教科の特定学習分野
での偏差値に基づく成績評価が3であれば、その受験者
の前記特定の学習分野は図7の基準情報に基づいて弱点
学習分野と分析される。同じく特定の学習分野での偏差
値に基づく評価が4であれば、その学習分野は弱点分野
とは判断されないことになる。
【0033】この分析された弱点分野の情報は前記図5
の試験結果情報記憶部9の弱点分野情報記憶欄に記憶さ
れる。
【0034】教材情報記憶部12には、複数の受験学習
分野の夫々の受験学習に有効な複数の教材に関する教材
情報が記憶されるものであり、図8に示すように、各受
験科目の学習分野の成績評価に対応して、それらの学習
分野の受験学習に有効な複数種類の教材に関する教材情
報が記憶されている。これらの教材情報に対応する教材
は、図8の成績評価欄が高くなるに従って難易度が高い
内容となっており、より難易度の高い受験校の受験準備
に対応している。また、1ないし5の夫々の成績評価欄
に対応する教材は、その内容を身につけることで、その
学習分野に関して1ランク上の成績評価が得られる学習
効果を発揮できる内容になっている。すなわち、評価1
欄の教材を使用して学習すれば評価2に学力レベルが上
がり、同様に評価2ないし4欄の教材は評価3ないし5
へのレベルアップが図られ、また、評価5欄の教材はそ
の評価を確実なものとできるように、夫々の学習分野に
ついての教材が編集・作成されて準備されている。
【0035】この教材情報は、受験者に教材を紹介する
ために各教材の概要を説明する紹介情報であり、例え
ば、問題集や参考書の学習書籍であれば、その書籍の著
者、出版社、定価、内容の概要などに関する画像を交え
た文字情報などで構成される。教材としては、書籍の他
に学習情報を記録したCD−ROMなどの記録媒体、あ
るいはインターネットを介してダウンロード可能なデジ
タル情報、さらには電子辞書などの学習機器も含まれ
る。
【0036】また、送信部13は、一方ではインターネ
ット1を介して受験者の情報端末3に必要な情報を送信
すると共に他方では専用線を介してクレジット会社15
及び銀行16、あるいは教材会社17のサーバに後述す
る課金処理のための情報を送信する。受信部14はイン
ターネット1を介して受験者の情報端末3から必要な情
報を受信する。
【0037】図9は前記構成の受験学習支援システムに
おける受験学習支援サーバ(以下単にサーバという)2
及び情報端末3による本受験学習支援システムへの加入
登録の処理を説明するためのフローチャートであり、図
9(a)は情報端末3側の処理、同図(b)はサーバ2
側の処理を示している。また、図10は前記図9の処理
で情報端末3の表示画面上に表示される加入登録画面を
模式的に示す図である。
【0038】以下、図9及び図10を用いて受験学習支
援システムへの加入登録の処理を説明する。
【0039】先ず、図9に示すように、受験学習支援シ
ステムに加入を希望する受験者は、情報端末3からイン
ターネット1を介してサーバ2にアクセスする(ステッ
プS1)。
【0040】サーバ2からは、前記アクセスしてきた情
報端末3に対して加入登録欄情報が送信される(ステッ
プS2)。これにより、情報端末3に、図10に示す加
入登録画面20が表示される(ステップS3)。この加
入登録画面20には、情報入力欄21と登録ボタン22
が表示されている。情報入力欄21は、住所入力欄21
a、氏名入力欄21b、電子メールアドレス(E−ma
il)入力欄21c、クレジット番号入力欄21dとか
らなる。なお、前記加入登録画面20には、さらに銀行
口座番号などの入力欄を加えてもよい。
【0041】受験者は、前記情報入力欄21の各入力欄
21a〜21dまでに必要事項を入力し、続いて、登録
ボタン22を押して、前記入力情報をサーバ2に送信す
る(ステップS4)。
【0042】この送信を受けて、サーバ2は前記受験者
に対しIDとパスワードを発行する(ステップS5)。
これにより、当該受験者は、次回以降にサーバ2のサイ
トに接続するときは、前記のIDとパスワードを用い
て、同サイトに容易にアクセスすることができる。
【0043】この後、サーバ2は、前記受験者の情報端
末3から受信した前記情報入力欄21への入力情報から
なる受験者情報を、受験者情報記憶部6の所定の記憶領
域に格納(登録)する(ステップS6)。受験者情報記
憶部6は、図2のように、1つのレコード23が一人分
の受験者情報に対応しており、前記受験者に割り当てら
れたIDとパスワードと共に、住所、氏名、E−mai
lアドレス、クレジット番号の情報が格納される。
【0044】このように、受験者情報記憶部6には、こ
の受験学習支援システムの受験者の全てについて受験者
情報がID及びパスワードと共に登録されている。この
登録されている各受験者情報は、新規加入が発生する度
に追加登録される。また、加入登録時に入力した登録事
項(受験者情報)は、サーバ2のサイトに設けられてい
る登録変更画面を呼び出して、適宜に変更登録が可能と
なっている。
【0045】上述した受験者情報の登録を行った後、模
擬試験の実施に基づく受験学習支援の処理に移る。
【0046】図11は本受験学習支援システムにおける
模擬試験の実施の処理を説明するためのフローチャート
であり、図11(a)は情報端末3側の処理、同図
(b)はサーバ2側の処理を示している。図12は受験
者の情報端末3の表示画面上に表示される模擬試験実施
のための初期入力画面の例を示す図である。
【0047】以下、図11及び図12を用いて模擬試験
の実施処理を説明する。
【0048】図11に示すように、先ず、受験者は情報
端末3により、サーバ2のサイトにID及びパスワード
を用いてアクセスする(ステップS7)。
【0049】サーバ2はそのID及びパスワードを確認
した後、その受験者に、図12に示す初期入力フォーム
24を送信する(ステップS8)。これにより、情報端
末3に、図12に示す初期入力フォーム24が表示され
る(ステップS9)。
【0050】この初期入力フォーム24には、情報入力
欄25及びスタートボタン26が表示される。情報入力
欄25はID入力欄25a及び志望校入力欄25bから
なり、志望校入力欄25bには入力ボタン25cが表示
されている。この入力ボタン25cは、志望校を入力す
る際に、予め準備されたリスト(ウィンドウで表示され
るプルダウンメニュー)を参照する場合に操作する入力
ボタンである。また、スタートボタン26は、全ての情
報入力欄への必要事項の入力を完了した後に模擬試験の
試験開始を指示するためのボタンである。受験者は、こ
の初期入力フォーム24の情報入力欄25に所定事項を
入力した後、スタートボタン26を押して前記入力情報
を送信する(ステップS10)。
【0051】サーバ2では、情報端末3からの試験開始
の指示を受けて、受験科目の模擬試験問題を試験問題・
正解情報記憶部7から読み出して情報端末3に送信する
とともに、試験時間の計時を行う(ステップS11)。
【0052】情報端末3では、サーバ2から出題された
模擬試験問題を受け取ると、図13に示すように、その
模擬試験問題表示画面27を表示する(ステップS1
2)。この模擬試験問題表示画面27には、設問の内容
が記述された設問欄27aに対応して解答欄27bが設
けられており、受験者は情報端末3の入力装置(例えば
キーボード)を操作して解答欄27bに設問の解答を入
力する(ステップS13)。この場合、前記模擬試験問
題には、各設問毎に特定の学習分野が対応付けられてい
るものとする。
【0053】試験時間が終了すると、サーバ2から情報
端末3に試験時間の終了通知が行われ(ステップS1
4)、情報端末3からサーバ2に対して当該模擬試験問
題に対する受験者の解答情報が送信される(ステップS
15)。サーバ2にて受信された各受験者の解答情報
は、図4に示すように、各受験者毎に固有のIDに対応
して模擬試験No.及び志望校情報とともに解答情報記
憶部8に記憶される(ステップS16)。
【0054】ここで、サーバ2において、各受験者の解
答の採点及び試験成績の集計処理が行われ、その集計結
果として得られた得点や偏差値、順位などの試験成績情
報が試験結果情報記憶部9の所定の領域に記憶される
(ステップS17)。
【0055】前記解答の採点は、解答情報記憶部8に記
憶された解答情報が試験問題・正解情報記憶部7に記憶
されている正解情報と比較して正誤が判断されることに
より行われ、この採点により各受験科目毎の得点が求め
られるとともに、試験問題の各設問毎に特定の学習分野
が対応している場合には各設問毎に得点が集計されて各
学習分野毎の得点が求められ、さらに、各受験科目毎の
得点が集計されて全受験科目の総合得点が求められる。
これらの得点情報は、ID及び模試No.に対応して試
験結果情報記憶部9の得点情報記憶欄に記憶される。
【0056】また、全受験者を対象として前記各受験科
目毎の得点及び総合得点を集計した結果から受験科目別
及び総合の偏差値が求められ、さらに、各学習分野毎の
得点を集計した結果から学習分野別の偏差値がそれぞれ
求められる。これらの偏差値情報は、ID及び模試N
o.に対応して試験結果情報記憶部9の偏差値情報記憶
欄に記憶される。
【0057】さらに、前記全受験科目の総合得点を集計
した結果から各受験者について、全受験者中の総合順位
及び志望校別順位が全科目及び科目毎に求められる。こ
れらの順位情報は、ID及び模試No.に対応して試験
結果情報記憶部9の順位情報記憶欄に記憶される。
【0058】次に、前記試験結果情報記憶部9に記憶さ
れた偏差値情報に基づいて、志望校に対する合否可能性
の評価が行われる(ステップS18)。
【0059】この志望校に対する合否可能性の評価は、
例えば試験結果により得られた全受験科目の総合の偏差
値と、図6の受験校難易度情報記憶部10に記憶された
受験校別の偏差値情報の中の当該受験者の志望校の偏差
値とを比較することで行われ、その比較結果により、ほ
ぼ合格確実、合格圏内、合格圏外を意味するAないしC
の評価が行われて、その評価ランク記号が試験結果情報
記憶部9の合否可能性評価情報記憶欄に記憶される。例
えば、受験者の総合の偏差値が「62」で、その受験者
の志望校が「B大学」であれば、その受験者の学力レベ
ルは「B大学」の合格水準である「61」〜「65」の
偏差値帯の範囲に到達しているため、合格圏内を表すB
の評価がなされ、その評価情報が試験結果情報記憶部9
の合否可能性評価情報記憶欄に記憶されることになる。
【0060】次に、各受験科目中の学習分野別の成績評
価が行われる(ステップS19)。この各受験科目中の
学習分野別の成績評価は、受験者の学習分野毎の得点か
ら求められた偏差値に基づいて、評価1から評価5まで
の5段階で行われ、その評価値は試験結果情報記憶部9
の学習分野別の評価情報記憶欄にそれぞれ記憶される。
【0061】次に、前記試験結果情報記憶部9に記憶さ
れた各学習分野毎の5段階の評価値と前記解答情報記憶
部8に記憶された受験者の志望校の合格水準の偏差値と
の関係に従って、図7の弱点分野分析情報記憶部11に
記憶された分析情報が参照されて受験者の弱点とする学
習分野が分析判断される(ステップS20)。例えば、
受験者の志望校の合格水準の偏差値(図6の評価B欄に
相当する。)が「61以上」であった場合において、図
7の分析情報から評価4以下の学習分野については、当
該志望校に合格するには学力が不足し弱点分野と判断さ
れる。このようにして、志望校に対する受験者の弱点分
野が判断されると、その弱点分野を示す情報が試験結果
情報記憶部9の弱点分野情報記憶欄に記憶される。
【0062】このように、サーバ2側にて各受験者の解
答を採点した試験成績の集計結果から志望校に対する合
否可能性及び学習分野別の成績評価がなされ、さらに、
その学習分野別の成績評価から受験者の弱点分野が分析
された後、続いて以下のような処理が実行される。
【0063】すなわち、先ず、各受験者のIDに従って
試験結果情報記憶部9の弱点分野情報記憶欄が検索され
ることにより、各受験者毎に志望校に対する弱点分野が
あるか否かが判断される(ステップS21)。その結
果、弱点分野があると判断された場合、つまり、試験結
果情報記憶部9の弱点分野情報記憶欄の中に弱点分野を
示す分野情報が記憶されていた場合には(ステップS2
1のY)、その弱点分野と試験結果情報記憶部9の学習
分野別評価情報記憶欄に記憶された当該弱点分野に対応
した成績評価との関係に従って、図8の教材情報記憶部
12が検索され、その中で弱点分野を補強するのに適し
た教材が推奨教材として選定される(ステップS2
2)。
【0064】この推奨教材の選定は、受験者が弱点とし
ている学習分野の学力レベルを少しでも向上させること
を目的として行われるものであって、例えば評価3の弱
点分野であれば、その1ランク上の評価4の学力レベル
に到達できる内容の教材が選定される。なお、特定の学
習分野の現評価が3で受験校の合格に要求される評価が
5の場合には、評価4の学力レベルに対応した教材を学
習したとしても、合格水準に届かないが、この試験シス
テムを複数回利用して繰り返しより難易度の高い教材の
推奨を受けることで、学力の段階的な向上が図られて目
的の学力レベルに到達することが可能である。このよう
にして、弱点分野を補強するのに適した推奨教材が選定
されると、その情報が試験結果情報記憶部9の推奨教材
情報記憶欄に記憶される。
【0065】一方、志望校に対する弱点分野がなければ
(ステップS21のN)、試験結果情報記憶部9の合格
可能性評価情報記憶欄が検索され、全受験科目の総合の
偏差値に基づく志望校の合格可能性の評価がAであるか
否かが判断される(ステップS23)。その結果、評価
Aであった場合(ステップS23のY)、受験者が申告
した志望校よりレベルの高い推奨志望校が選定されて試
験結果情報記憶部9の推奨志望校情報記憶欄に記憶され
る(ステップS24)。
【0066】また、その推奨志望校に志望変更したと仮
定すると、合格水準が上がることで新たに補強を要する
分野が生じる場合がある。そこで、今回の試験問題の成
績に基づいて前記推奨志望校に対する弱点分野があるか
否かが改めて判断される(ステップS25)。そして、
弱点分野があれば(ステップS25のY)、前記ステッ
プS21と同様の方法にて教材情報記憶部12から弱点
分野の補強に適した推奨教材が選定され、試験結果情報
記憶部9の推奨教材情報記憶欄に記憶される(ステップ
S26)。
【0067】以上のような処理により、今回の試験問題
に対応した成績の集計結果から得られる各種情報が試験
結果情報記憶部9に記憶された後、その試験結果情報記
憶部9から各受験者毎に試験成績や弱点分野などの分析
結果、推奨教材や推奨志望校の各情報が読み出されて、
これらの情報が教材の購入申込みなどの情報とともにイ
ンターネット1を介して各受験者の情報端末3に送信さ
れる(ステップS27)。その際に、受験者のクレジッ
ト番号と所定金額分の受験料とが専用回線を介してクレ
ジット会社15及び銀行16に送信されて課金処理さ
れ、さらに、教材会社17に対し、そこで扱われている
教材を推奨したことによる広告料金が課金される(ステ
ップS28)。
【0068】情報端末3では、サーバ2から送信された
各情報を受けることにより、その情報端末3の表示画面
上には、図14(a)に示すように、得点、偏差値、順
位、合格可能性、弱点分野、推奨教材、推奨志望校など
の試験成績の結果を一覧する試験成績表示画面28が表
示される。また、この試験成績表示画面28で「推奨教
材」の表示部分28aをクリックすると、図14(b)
に示すように、推奨教材を紹介する教材紹介画面29が
表示される(ステップS29)。
【0069】図14(b)では、問題集や参考書の学習
書籍を推奨教材として紹介した場合を表しており、教材
紹介画面29に書籍の著者、出版社、定価などの情報が
表示されている。また、この教材紹介画面29には文字
情報にて当該教材の概要が説明された内容概要表示欄2
9aと、画像情報にて当該教材の外観が示された外観表
示欄29bが設けられており、受験者は推奨教材に関す
る情報を文字や画像にて詳しく知ることができるように
なっている。なお、前記教材紹介画面29では問題集や
参考書の学習書籍を紹介する他に、例えばデジタル電子
情報からなる受験学習情報又はその受験学習情報を記録
した記録媒体を紹介することなども含まれる。
【0070】さらに、前記教材紹介画面29には、教材
購入の申込みボタン29cが設けられており、当該推奨
教材の購入を希望する場合にこの申込みボタン29cを
クリックすることにより、購入申込み情報に対応する発
注情報がサーバ2に送信される(ステップS30、S3
1)。
【0071】サーバ2では、受験者の情報端末3から発
注情報を受けることにより、当該教材を受験者に発送す
るための受注処理が行われ(ステップS32)、その受
注処理にて受験者に対して教材代金を請求する課金処理
が行われる(ステップS33)。これにより、受験者は
前記教材紹介画面29にて紹介された推奨教材を得るこ
とができ、その教材を使って自身の弱点分野を克服すべ
く受験学習を効率的に進めることができる。
【0072】なお、前記ステップS30、S31の発注
では、デジタル情報からなる教材情報そのものをインタ
ーネット1を介してダウンロードすることでも良い。
【0073】このように本システムでは、試験問題の解
答を採点した試験成績の集計結果から受験者の志望受験
対象に対する合否可能性とともに補強を要する学習分野
が分析され、前記学習分野を補強するのに適した教材情
報が前記試験成績及び前記分析結果とともに受験者に送
られるため、受験者は自身の試験成績と志望受験対象に
対する合否可能性の結果だけでなく、その志望受験対象
に対して補強すべき学習分野とその学習分野を補強する
のに適した教材情報を得ることができる。したがって、
これらの情報を参考にして、確実に志望校の合格圏内に
入るための受験学習を効率的に進めることができる。
【0074】また、受験者の志望受験対象が適合しない
場合には、他の受験対象の情報が受験者に送られるた
め、受験者は自身の学力レベルに適合したより難易度の
高い受験対象を新たな目標として受験学習を進めること
ができる。
【0075】また、受験者に対して受験料の課金を行っ
たり、受験者に対して教材情報を提供したときに、その
教材の代金を請求した上で当該教材の発注までも行い、
さらには教材供給者に対して広告料金の課金を行うこと
で、本システムをビジネスとしても有効に運営すること
ができるとともに、受験教材供給者の商品の供給拡大に
も役立つものである。
【0076】なお、前記実施形態では、各受験教科に含
まれる個々の分野(単元)を対象として、受験者の弱点
とする学習分野を志望校のレベルに応じて判断し、その
弱点分野を補強する教材を提供するようにしたが、それ
に加えて、各受験教科の単位で受験者の弱点とする教科
を判断して、その弱点教科に対応した教材を提供するよ
うな構成も可能である。
【0077】このような構成を実現する場合には、例え
ば図15に示すように、各受験科目毎に難易度が異なる
教科を対応付けた情報を教材情報記憶部12に追加登録
しておく。前記難易度は図6の受験校難易度情報記憶部
10に記憶された各志望校の合格圏内(評価B)の偏差
値に対応している。そして、受験者の各受験科目毎の偏
差値と前記受験校難易度情報記憶部10の中の当該受験
者の志望校の偏差値との比較により合格圏内に満たない
受験教科を弱点教科として判断し、その弱点教科の学力
レベルを合格圏内の偏差値に向上させるべく、図15か
ら前記合格圏内の偏差値に対応した難易度を有する教材
を選定するようにすれば良い。
【0078】このように、各受験教科の単位で弱点を見
つけだして、それを補強する教材を含めて受験者に提供
するようにすれば、各受験教科単位のレベルアップを図
ることができる。
【0079】なお、本システムに関する処理、特に図1
1に示したサーバ側での処理については、コンピュータ
に実行させることのできるプログラムとして、例えば磁
気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハード
ディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD
等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装
置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装置に適
用することも可能である。本装置を実現するコンピュー
タは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、こ
のプログラムによって動作が制御されることにより本シ
ステムの処理を実行する。
【0080】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、受
験者が弱点としている補強を要する学習分野を見つけ出
し、その補強を要する学習分野及び当該学習分野を補強
するのに有効な教材の情報を提供するようにしたため、
受験者はその情報提供を受けることで、志望受験対象に
向けた受験学習を効率的に行うことができるようにな
る。
【0081】また、受験者の志望受験対象が適合しない
場合に他の受験対象の情報を受験者に提供するようにし
たため、受験者は自身の学力レベルに適合したより難易
度の高い受験対象を新たな目標として受験学習を進める
ことができる。
【0082】また、受験者に対する受験料の課金や教材
の発注、さらには教材供給者に対する広告料金の課金を
行うようにしたため、試験システムを運営する事業者の
ビジネスの拡大に貢献できるとともに、受験教材供給者
の商品の供給拡大にも役立つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における大学受験の模擬試
験を実施する受験学習支援システムの構成を示す図。
【図2】前記受験学習支援システムを構成するサーバ側
に設けられた受験者情報記憶部の構成を示す図。
【図3】前記サーバに設けられた試験問題・正解情報記
憶部の構成を示す図。
【図4】前記サーバに設けられた解答情報記憶部の構成
を示す図。
【図5】前記サーバに設けられた試験結果情報記憶部の
構成を示す図。
【図6】前記サーバに設けられた受験校難易度情報記憶
部の構成を示す図。
【図7】前記サーバに設けられた弱点分野分析情報記憶
部の構成を示す図。
【図8】前記サーバに設けられた教材情報記憶部の構成
を示す図。
【図9】前記受験学習支援システムにおけるサーバ及び
情報端末による本受験学習支援システムへの加入登録の
処理を説明するためのフローチャート。
【図10】前記情報端末の表示画面上に表示される加入
登録画面を模式的に示す図。
【図11】前記受験学習支援システムにおける模擬試験
の実施の処理を説明するためのフローチャート。
【図12】前記情報端末の表示画面上に表示される模擬
試験実施のための初期入力画面の例を示す図。
【図13】前記情報端末の表示画面上に表示される模擬
試験問題画面を示す図。
【図14】前記情報端末の表示画面上に表示される試験
成績の結果を一覧する試験成績表示画面及び推奨教材を
示す教材紹介画面を示す図。
【図15】各受験科目の単位で教材を提供する場合での
教材情報記憶部の内容を示す図。
【符号の説明】
1…インターネット 2…受験学習支援サーバ 3…情報端末 4…制御部 5…プログラム記憶部 6…受験者情報記憶部 7…試験問題・正解情報記憶部 8…解答情報記憶部 9…試験結果情報記憶部 10…受験校難易度情報記憶部 11…弱点分野分析情報記憶部 12…教材情報記憶部 13…送信部 14…受信部 15…クレジット会社 16…銀行 17…教材会社 20…加入登録画面 21…情報入力欄 22…登録ボタン 23…レコード 24…初期入力フォーム 25…情報入力欄 26…スタートボタン 27…模擬試験問題表示画面 28…試験成績表示画面 29…教材紹介画面

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受験者の情報端末が受験学習支援
    装置にネットワークを介して接続された受験学習支援シ
    ステムであって、 前記受験学習支援装置は、 前記情報端末に複数の学習分野を含む試験問題を送信す
    る出題手段と、 前記情報端末から受信する前記試験問題に対応する解答
    を採点するとともに、前記試験問題に含まれる学習分野
    毎の成績評価を含む試験成績を集計する成績集計手段
    と、 前記成績集計手段によって集計された学習分野毎の成績
    評価及び志望受験対象の合格水準に基づいて受験者が補
    強を要する学習分野を分析する分析手段と、 複数の受験学習分野の夫々の受験学習に有効な複数種類
    の教材に関する教材情報を記憶する教材情報記憶手段
    と、 前記分析手段によって分析された補強を要する学習分野
    及び当該学習分野について前記成績集計手段によって得
    られた成績評価に基づいて前記教材情報記憶手段から教
    材情報を選定する教材選定手段と、 前記補強を要する学習分野及び前記選定された教材の各
    情報を前記情報端末に送信する情報送信手段とを備える
    ことを特徴とする受験学習支援システム。
  2. 【請求項2】 前記受験学習支援装置は、受験者に対し
    て受験料を課金する受験料課金手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の受験学習支援システム。
  3. 【請求項3】 前記情報送信手段は、教材の情報ととも
    に当該教材の購入申込み情報を前記情報端末に送信し、 前記受験学習支援装置は、前記購入申込み情報に対応す
    る発注情報を前記情報端末から受信したときに教材の代
    金を請求する処理を含む受注処理を行う受注処理手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    受験学習支援システム。
  4. 【請求項4】 前記受験学習支援装置は、前記情報送信
    手段によって前記情報端末に教材情報を送信したとき
    に、当該教材の供給者に広告料金を課金する広告料課金
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の受験学習支援システム。
  5. 【請求項5】 前記受験学習支援装置は、前記成績集計
    手段によって集計された試験成績の評価に基づいて当該
    受験者の志望受験対象に対する適合性を判断する判断手
    段と、 前記判断手段によって適合性がないことが判断されたと
    きに他の受験対象を推奨する受験対象推奨手段とをさら
    に備え、 前記情報送信手段は、前記他の受験対象の情報を前記情
    報端末に送信することを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれかに記載の受験学習支援システム。
  6. 【請求項6】 前記教材情報は、受験学習に使用する参
    考書又は問題集などの受験学習用書籍を紹介する情報で
    あることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
    の受験学習支援システム。
  7. 【請求項7】 前記教材情報は、デジタル電子情報から
    なる受験学習情報又はその受験学習情報を記録した記録
    媒体を紹介する情報であることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれかに記載の受験学習支援システム。
  8. 【請求項8】 複数の受験者の情報端末とネットワーク
    を介して接続され、前記情報端末の間で情報の通信を行
    うことにより受験者の受験学習を支援する受験学習支援
    装置であって、 前記情報端末に複数の学習分野を含む試験問題を送信す
    る出題手段と、 前記情報端末から受信する前記試験問題に対応する解答
    を採点するとともに、前記試験問題に含まれる学習分野
    毎の成績評価を含む試験成績を集計する成績集計手段
    と、 前記成績集計手段によって集計された学習分野毎の成績
    評価及び志望受験対象の合格水準に基づいて受験者が補
    強を要する学習分野を分析する分析手段と、 複数の受験学習分野の夫々の受験学習に有効な複数種類
    の教材に関する教材情報を記憶する教材情報記憶手段
    と、 前記分析手段によって分析された補強を要する学習分野
    及び当該学習分野について前記成績集計手段によって得
    られた成績評価に基づいて前記教材情報記憶手段から教
    材情報を選定する教材選定手段と、 前記補強を要する学習分野及び前記選定された教材の各
    情報を前記情報端末に送信する情報送信手段とを備えた
    ことを特徴とする受験学習支援装置。
  9. 【請求項9】 前記受験学習支援装置は、受験者に対し
    て受験料を課金する受験料課金手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項8に記載の受験学習支援システム。
  10. 【請求項10】 前記情報送信手段は、前記教材情報と
    ともに当該教材の購入申込み情報を前記情報端末に送信
    し、 前記情報端末から前記購入申込み情報に対応する発注情
    報を受信したときに、当該受験者の情報端末に対して教
    材の代金を請求する処理を含む所定の受注処理を実行す
    る受注処理手段をさらに備えることを特徴とする請求項
    8又は9に記載の受験学習支援装置。
  11. 【請求項11】 前記情報送信手段によって前記情報端
    末に教材情報を送信したときに、当該教材の供給者に広
    告料金を課金する広告料課金手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の受験学
    習支援装置。
  12. 【請求項12】 前記成績集計手段によって集計された
    試験成績の評価に基づいて当該受験者の志望受験対象に
    対する適合性を判断する判断手段と、 前記判断手段によって適合性がないことが判断されたと
    きに他の受験対象を推奨する受験対象推奨手段とをさら
    に備え、 前記情報送信手段は、前記他の受験対象の情報を前記情
    報端末に送信することを特徴とする請求項8乃至11の
    いずれかに記載の受験学習支援装置。
  13. 【請求項13】 前記教材情報は、受験学習に使用する
    参考書又は問題集などの受験学習用書籍を紹介する情報
    であることを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに
    記載の受験学習支援装置。
  14. 【請求項14】 前記教材情報は、デジタル電子情報か
    らなる受験学習情報又はその受験学習情報を記録した記
    録媒体を紹介する情報であることを特徴とする請求項8
    乃至12のいずれかに記載の受験学習支援装置。
  15. 【請求項15】 複数の受験学習分野の夫々の受験学習
    に有効な複数種類の教材に関する教材情報を記憶した教
    材情報記憶手段を有するサーバが、複数の受験者の情報
    端末との間でネットワークを介して情報の通信を行うこ
    とにより、受験者に対し上記教材情報記憶手段に記憶さ
    れた教材情報を提供して受験者の受験学習を支援する受
    験学習支援方法であって、 前記情報端末に複数の学習分野を含む試験問題を送信す
    る出題ステップと、 前記情報端末から受信する前記試験問題に対応する解答
    を採点するとともに、前記試験問題に含まれる学習分野
    毎の成績評価を含む試験成績を集計する成績集計ステッ
    プと、 前記成績集計ステップによって集計された学習分野毎の
    成績評価及び志望受験対象の合格水準に基づいて受験者
    が補強を要する学習分野を分析する分析ステップと、 前記分析ステップによって分析された補強を要する学習
    分野及び当該学習分野について前記成績集計ステップに
    よって得られた成績評価に基づいて前記教材情報記憶手
    段から教材情報を選定する教材選定ステップと、 前記分析ステップによって分析された補強を要する学習
    分野及び前記教材選定ステップによって選定された教材
    の各情報を前記情報端末に送信する情報送信ステップと
    を備えたことを特徴とする受験学習支援方法。
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