JP2002201766A - 加硫ゴムシートによる防水用膜材の接合方法および同膜材の接合機 - Google Patents

加硫ゴムシートによる防水用膜材の接合方法および同膜材の接合機

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JP2002201766A
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rubber sheet
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English (en)
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Koji Ichikawa
浩司 市川
Yuji Shinobu
裕司 忍
Motoyuki Ito
元之 伊藤
Hikari Kano
光 加納
Kenzo Iwamoto
憲三 岩本
Yuji Okiyoshi
勇二 沖吉
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Mitsuboshi Belting Ltd
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加硫ゴムシートによる防水用膜材同士の接合
部の耐久性の向上および接合作業効率の向上を達成でき
るとともに、経済的に優れた加硫ゴムシートによる防水
用膜材の接合方法および同膜材の接合機を提供する。 【解決手段】 加硫ゴムシートによる防水用膜材の接合
代と未加硫ゴムテープのいずれか又は両方を粘着性を増
大させるのに適正な温度で加熱し、一方の加硫ゴムシー
トによる防水用膜材の接合代に前記未加硫ゴムテープを
貼り付けた後、他方の加硫ゴムシートによる防水用膜材
の接合代を重ね合わせて転圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加硫ゴムシートに
よる防水用膜材の接合方法および同膜材の接合機の技術
分野に属し、更に云えば、建物の屋上等に敷設される加
硫ゴムシートによる防水用膜材(合成高分子系ルーフィ
ングシート)を、未加硫ゴムテープを用いて接合する方
法、および同方法を実施する同膜材の接合機に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の屋上等で実施される、加硫ゴムシ
ートによる防水用膜材(合成高分子系ルーフィングシー
ト)を用いた防水工事は、たかだか数メートル幅の防水
用膜材を施工現場に持ち込み、同膜材同士を相互に接合
することで大きな面積の膜を形成して防水層としてい
る。よって、防水層には加硫ゴムシートによる防水用膜
材同士の接合部が多数発生する。
【0003】前記加硫ゴムシートによる防水用膜材自体
の耐久性は高いので、これを用いた防水層全体の耐久性
は、同膜材同士の接合部の品質、耐久性によって左右さ
れる。一般に、前記膜材同士の接合部の耐久性は、膜材
自体の耐久性の半分程度である。
【0004】よって、前記膜材同士の接合部の耐久性を
膜材自体の耐久性と同程度に高めることができれば防水
層全体の耐久性を高めることに繋がる。
【0005】そこで、加硫ゴムシート同士の接合部の耐
久性を高めるために、接着剤に未加硫ゴムを用いて接合
する技術がある。前記未加硫ゴムは経日後加硫ゴムに変
化し、変化する過程で防水用膜材である加硫ゴムシート
と相互に架橋し合うことで強固な接着力を発生するとと
もに防水用膜材と略同等の耐久性を有する材料となるた
め、耐久性の高い接合部を提供することができる。した
がって、前記技術は、防水層全体の耐久性を高めること
ができる。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】前記技術によれば、
未加硫ゴムは接着剤としては初期の接着力が弱いため、
被着体である加硫ゴムシートによる防水用膜材の接合代
にプライマーを塗布することで粘着力を補完していた。
しかし、該塗布面に十分な粘着性を発生させるには、プ
ライマー塗布後、通常30分以上放置する必要があり、
接合作業に待ち時間が発生するので作業効率が悪く不経
済であるという問題があった。
【0007】ところで、未加硫ゴムには温度を上昇させ
ると粘着性が増大する性質がある。特開2000−27
3840公報には、前記の性質を利用し、未加硫ゴムに
熱を加えて流動化したものをテープ状に押し出し、高温
のゴムが持つ強力な粘着性により加硫ゴムシート同士を
接合する方法および加硫ゴムシート接合機が開示されて
いる。
【0008】この技術は、高温のゴムが持つ強力な粘着
性により十分な初期固定力を接合部位に与えることがで
き、前記問題点である待ち時間を殆ど発生させず、作業
効率の向上を図ることができた。
【0009】しかしながら、未加硫ゴムに熱を加えて流
動化したものをテープ状に押し出す技術を実現するため
には、大きな馬力が必要となり、非常に大型な接合機と
ならざるをえず、コストが嵩むという問題があった。ま
た、接合機の大型化にともない接合作業場所も必然的に
拘束されてしまい、特に建物の屋上の作業に適さないと
いう問題があった。
【0010】したがって、本発明の目的は、加硫ゴムシ
ートによる防水用膜材同士の接合部の耐久性の向上およ
び接合作業効率の向上を達成できるとともに、経済的に
優れた加硫ゴムシートによる防水用膜材の接合方法を提
供することにある。また、本発明の目的は、シンプル且
つコンパクトな構造で小回りが利き、経済的にも優れた
加硫ゴムシートによる防水用膜材の接合機を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するための手段として、請求項1に記載した発明に係
る加硫ゴムシートによる防水用膜材の接合方法は、加硫
ゴムシートによる防水用膜材同士を未加硫ゴムテープを
用いて接合する方法において、前記加硫ゴムシートによ
る防水用膜材の接合代と前記未加硫ゴムテープのいずれ
か又は両方を粘着性を増大させるのに適正な温度で加熱
し、一方の加硫ゴムシートによる防水用膜材の接合代に
前記未加硫ゴムテープを貼り付けた後、他方の加硫ゴム
シートによる防水用膜材の接合代を重ね合わせて転圧す
ることを特徴とする。
【0012】請求項2に記載した発明に係る加硫ゴムシ
ートによる防水用膜材の接合機は、未加硫ゴムテープが
ロール状に巻かれたローラーと、該ローラーを格納する
ケーシングとから成り、前記ケーシングには、前記未加
硫ゴムテープのテープ出口用スリットが設けられている
こと、前記ローラーは、前記テープ出口用スリットへ前
記未加硫ゴムテープを連続的に繰り出すことができるよ
うに前記ケーシングに格納されていることを特徴とす
る。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2に記載し
た発明に係る加硫ゴムシートによる防水用膜材の接合機
において、表面に剥離シートを付着させた未加硫ゴムテ
ープがローラーから繰り出された際に、前記剥離シート
を剥離させ自動的に巻き取る機構をケーシング内部に備
えていることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2又は3に
記載した発明に係る加硫ゴムシートによる防水用膜材の
接合機において、未加硫ゴムテープを加熱する加熱手段
を備えていることを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項2〜4のい
ずれか一に記載した発明に係る加硫ゴムシートによる防
水用膜材の接合機において、未加硫ゴムテープを加硫ゴ
ムシートによる防水用膜材の接合代へ貼り付けながら貼
り付け進行方向に移動できる車輪を備えていることを特
徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態、及び実施例】図1は、請求項1に
記載した発明に係る加硫ゴムシートによる防水用膜材の
接合方法を実施する同膜材の接合機1を示している。こ
の接合機1は、特には、建物の屋上等で防水用膜材とし
て敷設される加硫ゴムシート10、11(図2参照)を
接合する場合に好適に実施される。
【0017】前記接合機1は、未加硫ゴムテープ2がロ
ール状に巻かれたローラー3と、該ローラー3を格納す
るケーシング4とから成り、前記ケーシング4には、前
記未加硫ゴムテープ2のテープ出口用スリット5が設け
られており、前記ローラー3は、前記テープ出口用スリ
ット5へ前記未加硫ゴムテープ2を連続的に繰り出すこ
とができるように前記ケーシング4に格納されている
(請求項2記載の発明)。
【0018】前記未加硫ゴムテープ2がロール状に巻か
れたローラー3は市中で入手可能な既製品が好適に用い
られる。前記ケーシング4は、耐久性はもちろん耐熱性
及び断熱性に優れた部材が好適に使用される。前記テー
プ出口用スリット5は、図示したように、加硫ゴムシー
ト10へ未加硫ゴムテープ2を確実に貼り付けるべく、
同加硫ゴムシート10の近傍位置、即ちケーシング4の
先端部に下向きの角度で設けることが好ましい。前記ロ
ーラー3のローラー軸6は、前記ケーシング4に、図中
の紙面に垂直方向に、回動可能な構成で設けられてい
る。ちなみに、図示例の接合機1は、ローラー3の直径
が30cm程度で、一人の作業員でも十分に操作できる大
きさ及び重量である。
【0019】また、前記接合機1は、未加硫ゴムテープ
2を加熱する加熱手段8を備えている(請求項4記載の
発明)。図示例では、加熱手段8として、温度調節可能
な熱風発生器8を前記ケーシング4と隣接する位置に設
けて実施している。この熱風発生器8は、前記ケーシン
グ4に設けられた吹き込み孔9から温度調節された空気
を送ることでケーシング4内の温度を適切に管理する。
よって、前記ケーシング4内をロール状に巻かれた未加
硫ゴムテープ2の粘着性を増大させるのに適正な温度
(例えば60〜120℃)で維持することができる。
【0020】なお、前記加熱手段8は熱風発生器8に限
定されず、未加硫ゴムテープ2に粘着性を増大させるの
に適正な温度を提供できればよく、例えば電磁波発生器
や超音波発生器等でも略同様に実施することができる。
また、前記加熱手段8の取付部位も図示例に限定されな
い。更に、前記加熱手段8は、未加硫ゴムテープ2を加
熱すれば足り、必ずしもケーシング4内の温度を適正に
管理する必要はない。例えば、前記加熱手段8をケーシ
ング4の下面へ設け、前記テープ出口用スリット5の下
方から温風を吹き出し同スリット5から繰り出された未
加硫ゴムテープ2のみを加熱する構成で実施することも
できる。
【0021】また、前記接合機1は、未加硫ゴムテープ
2を加硫ゴムシート10による防水用膜材の接合代10
aへ貼り付けながら貼り付け進行方向に移動できる車輪
12を備えている(請求項5記載の発明)。図示例で
は、ケーシング4と熱風発生器8を搭載した車台13の
四隅位置に設けて実施されている。
【0022】ちなみに、図1中の符号7は、ローラー3
から繰り出された未加硫ゴムテープ2をスムーズにテー
プ出口用スリット5へ案内するためのガイドバーであ
る。もちろん、同ガイドバー7の個数及び配置はこれに
限定されない。
【0023】したがって、上記構成の接合機1によれ
ば、ケーシング4内は主として直径30cm程度の既製品
のローラー3を格納しているだけなのでシンプル且つコ
ンパクトな構造となり、ひいては故障等も少なく小回り
が利き、一人の作業員でも十分に操作できるので、経済
的にも大変優れている。
【0024】図2は、上記構成の接合機1を使用した加
硫ゴムシート2による防水用膜材の接合方法を示してい
る。この加硫ゴムシート2による防水用膜材の接合方法
は、加硫ゴムシート10、11による防水用膜材同士を
未加硫ゴムテープ2を用いて接合する方法において、前
記加硫ゴムシート10による防水用膜材の接合代10a
と前記未加硫ゴムテープ2のいずれか又は両方を粘着性
を増大させるのに適正な温度で加熱し、一方の加硫ゴム
シート10による防水用膜材の接合代10aに前記未加
硫ゴムテープ2を貼り付けた後、他方の加硫ゴムシート
11の接合代11aを重ね合わせて転圧する(請求項1
記載の発明)。また、前記粘着性を増大させるのに適正
な温度は60〜120℃が好ましい。
【0025】具体的な手順としては、前記接合機1を、
建物の屋上等に防水用膜材として敷設した任意の前記加
硫ゴムシート10の接合代10aの一端部上面に、当該
接合代10aに沿って載置する。
【0026】前記接合機1に搭載した熱風発生器8を作
動させ、温度調節された空気を前記吹き込み孔9からケ
ーシング内4に吹き込み、ロール状に巻かれた未加硫ゴ
ムテープ2を粘着性を増大させるのに適正な温度、すな
わち60〜120℃に加熱する。未加硫ゴムテープ2が
巻かれたローラー3を予め保温機、電子レンジ等で加熱
しておくとより効果的である。
【0027】なお、前記未加硫ゴムテープ2に前記した
加熱手段を施した後、前記接合機1を当該接合代10a
の一端部上面に、当該接合代10aに沿って載置して実
施しても良い。
【0028】次に、ロール状に巻かれた前記未加硫ゴム
テープ2を、前記テープ出口用スリット5から繰り出
し、前記加硫ゴムシート10による防水用膜材の接合代
10aの一端部へ貼り付ける。前記テープ出口用スリッ
ト5から60〜120℃の温風が吹き出ていることで、
被着体である加硫ゴムシート10による防水用膜材の接
合代10aには予熱が与えられているので、膜材同士の
接合部の粘着性を更に増大させることができる。
【0029】つづいて、他方の加硫ゴムシート11の防
水用膜材の接合代11aを重ね合わせるに必要な長さ前
記未加硫ゴムテープ2を貼り付けた後、剥離シート14
を剥がし、当該接合代11aを重ね合わせて転圧する。
【0030】前記接合機1を、その四隅位置に設けられ
た車輪12を利用して、進行方向へ、即ち前記加硫ゴム
シート10による防水用膜材の接合代10aの他端部へ
移動させつつ前記未加硫ゴムテープ2を前記接合代10
aに必要な長さ貼り付け、剥離シート14を剥がし、他
方の加硫ゴムシート11の防水用膜材の接合代11aを
重ね合わせて転圧する作業を、前記加硫ゴムシート10
による防水用膜材の接合代10aの他端部に到着するま
で繰り返し行うことにより、図3に示したように、防水
用膜材同士の接合部分における一列分の接合代10a、
11aの接合作業を終了する。
【0031】前記説明した接合作業を、建物の屋上に防
水用膜材として敷設した加硫ゴムシートの接合部全てに
実施することにより、防水用膜材同士の接合作業を完了
する。以上のように、未加硫ゴムテープ2の加熱と貼付
けを連続的に行うことのできる接合機1により、加硫ゴ
ムシート10、11同士の接合代10a、11aの接着
作業を効率良く行うことができるのである。
【0032】なお、図示は省略するが、近年、事務作業
で頻繁に使用される修正テープ転写具の構造の如く、表
面に剥離シート14を付着させた未加硫ゴムテープ2が
ローラー3から繰り出された際に前記剥離シート14を
剥離させ自動的に巻き取る機構をケーシング内部に備え
て実施することもできる(請求項3記載の発明)。しか
して、作業員による剥離シート14の剥離作業を省略す
ることができ、接合作業効率を更に向上させることがで
きる。
【0033】また、温度調節可能な熱風発生器8等の加
熱手段8は、必ずしも必要ではない。前記加硫ゴムシー
ト10による防水用膜材の接合代10aに、アイロン型
加熱装置等を用いて接着に必要十分な初期固定力を与え
て実施すれば、未加硫ゴムテープ2を熱する加熱手段8
を使用せずに実施することもできる。もちろん、前記接
合機1は作業員が一人で持ち運び可能な大きさなので、
車輪12無しで実施することもできる。
【0034】更に、他方の加硫ゴムシート11の防水用
膜材の接合代11aを予めアイロン型加熱装置等を用い
て加熱すれば、膜材同士の接合部の粘着性を更に増大さ
せることができる。
【0035】以上に実施形態を図面に基づいて説明した
が、本発明は、図示例の実施形態の限りではなく、その
技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に
行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むこと
を念のために言及する。
【0036】
【本発明が奏する効果】請求項1に記載した発明に係る
加硫ゴムシートによる防水用膜材の接合方法によれば、
加硫ゴムシートによる防水用膜材同士の接合部の耐久性
の向上および接合作業効率の向上を達成できるととも
に、経済的に非常に優れた加硫ゴムシートの接合方法を
提供することができる。
【0037】請求項2〜5に記載した発明に係る加硫ゴ
ムシートによる防水用膜材の接合機によれば、ケーシン
グ内は主として直径30cm程度の既製品のローラーを格
納しているだけなのでシンプル且つコンパクトな構造と
なり、建物の屋上にも容易に搬入することができる。そ
れに伴い機械の故障等も少なく小回りが利き、一人の作
業員でも十分に操作できるので、経済的にも大変優れて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加硫ゴムシートによる防水用膜材
の接合機を示した正面図である。
【図2】図1に示した接合機による加硫ゴムシートによ
る防水用膜材の接合方法を説明した斜視図である。
【図3】加硫ゴムシートによる防水用膜材同士の接合状
態を示した断面図である。
【符号の説明】
1 接合機 2 未加硫ゴムテープ 3 ローラー 4 ケーシング 5 テープ出口用スリット 6 ローラー軸 7 ガイドバー 8 熱風発生器 9 吹き込み孔 10、11 加硫ゴムシート 10a、11a 接合代 12 車輪 13 車台 14 剥離シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 忍 裕司 千葉県印西市大塚一丁目5番地1 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 伊藤 元之 千葉県印西市大塚一丁目5番地1 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 加納 光 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内 (72)発明者 岩本 憲三 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内 (72)発明者 沖吉 勇二 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加硫ゴムシートによる防水用膜材同士を未
    加硫ゴムテープを用いて接合する方法において、 前記加硫ゴムシートによる防水用膜材の接合代と前記未
    加硫ゴムテープのいずれか又は両方を粘着性を増大させ
    るのに適正な温度で加熱し、一方の加硫ゴムシートによ
    る防水用膜材の接合代に前記未加硫ゴムテープを貼り付
    けた後、他方の加硫ゴムシートによる防水用膜材の接合
    代を重ね合わせて転圧することを特徴とする、加硫ゴム
    シートによる防水用膜材の接合方法。
  2. 【請求項2】未加硫ゴムテープがロール状に巻かれたロ
    ーラーと、該ローラーを格納するケーシングとから成
    り、前記ケーシングには、前記未加硫ゴムテープのテー
    プ出口用スリットが設けられていること、前記ローラー
    は、前記テープ出口用スリットへ前記未加硫ゴムテープ
    を連続的に繰り出すことができるように前記ケーシング
    に格納されていることを特徴とする、加硫ゴムシートに
    よる防水用膜材の接合機。
  3. 【請求項3】表面に剥離シートを付着させた未加硫ゴム
    テープがローラーから繰り出された際に、前記剥離シー
    トを剥離させ自動的に巻き取る機構をケーシング内部に
    備えていることを特徴とする、請求項2に記載した加硫
    ゴムシートによる防水用膜材の接合機。
  4. 【請求項4】未加硫ゴムテープを加熱する加熱手段を備
    えていることを特徴とする、請求項2又は3に記載した
    加硫ゴムシートによる防水用膜材の接合機。
  5. 【請求項5】未加硫ゴムテープを加硫ゴムシートによる
    防水用膜材の接合代へ貼り付けながら貼り付け進行方向
    に移動できる車輪を備えていることを特徴とする、請求
    項2〜4のいずれか一に記載した加硫ゴムシートによる
    防水用膜材の接合機。
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