JP2002201637A - 場所打ち杭の頭端隔離部材 - Google Patents
場所打ち杭の頭端隔離部材Info
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉄筋に対するセッティングならびに余盛部分
の除去が、能率よく短時間で処理できる場所打ち杭の頭
端隔離部材を提供する。 【解決手段】 場所打ち鉄筋コンクリート杭の杭頭の鉄
筋を被覆する頭端隔離部材1を独立気泡発泡体で形成
し、頭端隔離部材1の底面及び上面にはそれぞれ鉄筋挿
通孔2、3を設け、底面の鉄筋挿通孔2は、少なくとも
下端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5〜30%大きく
形成され、上面の鉄筋挿通孔3は、少なくとも上端の内
径が鉄筋の平均最大径よりも5〜20%小さく形成さ
れ、両鉄筋挿通孔2、3は連続的に連通している。
の除去が、能率よく短時間で処理できる場所打ち杭の頭
端隔離部材を提供する。 【解決手段】 場所打ち鉄筋コンクリート杭の杭頭の鉄
筋を被覆する頭端隔離部材1を独立気泡発泡体で形成
し、頭端隔離部材1の底面及び上面にはそれぞれ鉄筋挿
通孔2、3を設け、底面の鉄筋挿通孔2は、少なくとも
下端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5〜30%大きく
形成され、上面の鉄筋挿通孔3は、少なくとも上端の内
径が鉄筋の平均最大径よりも5〜20%小さく形成さ
れ、両鉄筋挿通孔2、3は連続的に連通している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、場所打ち鉄筋コ
ンクリート杭の杭頭の余盛部分を除去して、鉄筋を露出
させるための端部処理において、余盛り部分の除去が簡
単に効率よく行うことができる有効な場所打ち杭の頭端
隔離部材に関する。
ンクリート杭の杭頭の余盛部分を除去して、鉄筋を露出
させるための端部処理において、余盛り部分の除去が簡
単に効率よく行うことができる有効な場所打ち杭の頭端
隔離部材に関する。
【0002】
【従来の技術】高層ビル、高速道路等のために用いられ
ている場所打ち鉄筋コンクリート杭は、掘削した杭穴内
にケーシングチューブを設け、その中に籠型鉄筋を配設
してコンクリートを打設して構築される。
ている場所打ち鉄筋コンクリート杭は、掘削した杭穴内
にケーシングチューブを設け、その中に籠型鉄筋を配設
してコンクリートを打設して構築される。
【0003】ところで、コンクリートの打設において、
打設したコンクリートの上部に不純物の多い良質でない
コンクリートが形成されるため、これを見越して設計杭
頭の上部に1m程度の余盛部分を設け、コンクリートの
凝固後にこの余盛部分を除去して鉄筋を露出させる必要
がある。
打設したコンクリートの上部に不純物の多い良質でない
コンクリートが形成されるため、これを見越して設計杭
頭の上部に1m程度の余盛部分を設け、コンクリートの
凝固後にこの余盛部分を除去して鉄筋を露出させる必要
がある。
【0004】上記のような余盛部分の除去作業を行いや
すくするため、コンクリートの打設時に鉄筋の上端部に
取付けておき、鉄筋にコンクリートが付着するのを防ぐ
頭端隔離部材が提案されている。
すくするため、コンクリートの打設時に鉄筋の上端部に
取付けておき、鉄筋にコンクリートが付着するのを防ぐ
頭端隔離部材が提案されている。
【0005】従来の頭端隔離部材としては、例えば、ポ
リエチレン発泡体を用いて筒状体に形成したものや、発
泡スチロールの押し出し成形品で保温配管カバーと同じ
形状にしたものが使用されている。
リエチレン発泡体を用いて筒状体に形成したものや、発
泡スチロールの押し出し成形品で保温配管カバーと同じ
形状にしたものが使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者のポリ
エチレン発泡体を用いた頭端隔離部材は、コンクリート
の付着防止のみに使用されており、柔軟性があるため、
コンクリートの側圧に耐えることができず、完全に鉄筋
と密着して鉄筋からの抜き取りが困難になり、余盛部分
を外側と内側の区画に分離して外側のコンクリート層を
薄くするものの、能率的に鉄筋を露出させるには至って
いないのが実情である。
エチレン発泡体を用いた頭端隔離部材は、コンクリート
の付着防止のみに使用されており、柔軟性があるため、
コンクリートの側圧に耐えることができず、完全に鉄筋
と密着して鉄筋からの抜き取りが困難になり、余盛部分
を外側と内側の区画に分離して外側のコンクリート層を
薄くするものの、能率的に鉄筋を露出させるには至って
いないのが実情である。
【0007】また、鉄筋には外径に誤差があり、後者の
発泡スチロールを用いた頭端隔離部材は、単に内径を鉄
筋に合わせただけでは、施工を含め浮力対策で難点があ
り、結束線等で鉄筋に固定化しなければならないので、
鉄筋に対するセッティングに手間がかかるだけでなく、
鉄筋からの抜き取りが困難になり、かつ、現場への搬入
等の移送の際に破損が起きやすいという問題がある。
発泡スチロールを用いた頭端隔離部材は、単に内径を鉄
筋に合わせただけでは、施工を含め浮力対策で難点があ
り、結束線等で鉄筋に固定化しなければならないので、
鉄筋に対するセッティングに手間がかかるだけでなく、
鉄筋からの抜き取りが困難になり、かつ、現場への搬入
等の移送の際に破損が起きやすいという問題がある。
【0008】また、別の頭端隔離手段として、ポリエチ
レンフイルム製のエアクッションシートを用い、これを
鉄筋に巻き付ける方法もあるが、鉄筋一本毎に巻き付け
なければならないので、セッティングに手間がかかり、
かつ、コンクリートを破砕したのち、鉄筋を露出させる
のには相当の時間を必要とするものである。
レンフイルム製のエアクッションシートを用い、これを
鉄筋に巻き付ける方法もあるが、鉄筋一本毎に巻き付け
なければならないので、セッティングに手間がかかり、
かつ、コンクリートを破砕したのち、鉄筋を露出させる
のには相当の時間を必要とするものである。
【0009】そこで、この発明の課題は、鉄筋に対して
差し込むだけで浮力防止効果が得られ、鉄筋に対するセ
ッティングならびに余盛部分の除去が、能率よく短時間
で処理できる場所打ち杭の頭端隔離部材を提供すること
にある。
差し込むだけで浮力防止効果が得られ、鉄筋に対するセ
ッティングならびに余盛部分の除去が、能率よく短時間
で処理できる場所打ち杭の頭端隔離部材を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、場所打ち鉄筋コンクリート杭の
杭頭部分の鉄筋を被覆し、合成樹脂独立気泡発泡体より
なる場所打ち杭の頭端隔離部材において、場所打ち杭の
頭端隔離部材は、底面及び上面を有する棒状形状をな
し、この頭端隔離部材に底面及び上面にはそれぞれ鉄筋
挿通孔が設けられ、両鉄筋挿通孔は互いに連通して鉄筋
を挿通する貫通部を形成しており、底面の鉄筋挿通孔
は、少なくとも下端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5
〜30%大きく形成され、上面の鉄筋挿通孔は、少なく
とも上端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5〜20%小
さく形成されている構成を採用したものである。
するため、この発明は、場所打ち鉄筋コンクリート杭の
杭頭部分の鉄筋を被覆し、合成樹脂独立気泡発泡体より
なる場所打ち杭の頭端隔離部材において、場所打ち杭の
頭端隔離部材は、底面及び上面を有する棒状形状をな
し、この頭端隔離部材に底面及び上面にはそれぞれ鉄筋
挿通孔が設けられ、両鉄筋挿通孔は互いに連通して鉄筋
を挿通する貫通部を形成しており、底面の鉄筋挿通孔
は、少なくとも下端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5
〜30%大きく形成され、上面の鉄筋挿通孔は、少なく
とも上端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5〜20%小
さく形成されている構成を採用したものである。
【0011】前記場所打ち杭の頭端隔離部材は、長さ方
向の全長にわたって、一条の切り離し部を有し、この切
り離し部が貫通部と一体となっている構造とすることが
できる。
向の全長にわたって、一条の切り離し部を有し、この切
り離し部が貫通部と一体となっている構造とすることが
できる。
【0012】また、頭端隔離部材を形成する合成樹脂独
立気泡発泡体の密度が25kg/m 3 以下で、5%圧縮
強度が0.4〜2.0kgf/cm2 であるようにした
り、頭端隔離部材の両側に張出し翼が長さ方向の全長に
わたって設けられ、この張出し翼を可撓性を有する部材
より形成した構造としてもよい。
立気泡発泡体の密度が25kg/m 3 以下で、5%圧縮
強度が0.4〜2.0kgf/cm2 であるようにした
り、頭端隔離部材の両側に張出し翼が長さ方向の全長に
わたって設けられ、この張出し翼を可撓性を有する部材
より形成した構造としてもよい。
【0013】一般に余盛部分は、約0.5mから1.0
mの範囲とされ、安全率を勘案すると1.2mあれば十
分であり、そのため、上記頭端隔離部材の長さは、1.
2mに設定するのが好ましい。
mの範囲とされ、安全率を勘案すると1.2mあれば十
分であり、そのため、上記頭端隔離部材の長さは、1.
2mに設定するのが好ましい。
【0014】例えば、1.2mの長さの頭端隔離部材を
鉄筋に嵌合する場合、嵌合作業の最初は入りやすく、コ
ンクリートの打設時には浮力で浮上しないようにするの
が重要であり、上記溝状の切り離し部が鉄筋に対する頭
端隔離部材の嵌合操作を容易にすると共に、貫通部を少
なくとも下端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5〜30
%大きく形成され、上面の鉄筋挿通孔は、少なくとも上
端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5〜20%小さく形
成することにより、鉄筋径に誤差があっても、頭端隔離
部材の挿入操作が容易に行え、かつ、内周面が鉄筋に密
着することにより鉄筋に取り付けたときの浮力防止とな
る。
鉄筋に嵌合する場合、嵌合作業の最初は入りやすく、コ
ンクリートの打設時には浮力で浮上しないようにするの
が重要であり、上記溝状の切り離し部が鉄筋に対する頭
端隔離部材の嵌合操作を容易にすると共に、貫通部を少
なくとも下端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5〜30
%大きく形成され、上面の鉄筋挿通孔は、少なくとも上
端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5〜20%小さく形
成することにより、鉄筋径に誤差があっても、頭端隔離
部材の挿入操作が容易に行え、かつ、内周面が鉄筋に密
着することにより鉄筋に取り付けたときの浮力防止とな
る。
【0015】また、独立気泡発泡体としては、経済的に
廉価で形状が付けやすく、コンクリートに対して安定し
ている発泡スチロールが最適であり、コンクリート側圧
と加工性及び経済性から、密度が25kg/m3 以下
で、側圧に対して5%圧縮強度が0.4〜2.0kgf
/cm2 に設定したが、上記圧縮強度が低すぎると、コ
ンクリート側圧により鉄筋と密着しすぎるし、また、密
度が25kg/m3 以上の場合、表面硬度が上昇し、鉄
筋への挿入が難しくなり、作業性が悪化するだけでな
く、経済性も悪くなる。
廉価で形状が付けやすく、コンクリートに対して安定し
ている発泡スチロールが最適であり、コンクリート側圧
と加工性及び経済性から、密度が25kg/m3 以下
で、側圧に対して5%圧縮強度が0.4〜2.0kgf
/cm2 に設定したが、上記圧縮強度が低すぎると、コ
ンクリート側圧により鉄筋と密着しすぎるし、また、密
度が25kg/m3 以上の場合、表面硬度が上昇し、鉄
筋への挿入が難しくなり、作業性が悪化するだけでな
く、経済性も悪くなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【0017】図示のように、この発明の頭端隔離部材
は、場所打ち鉄筋コンクリート杭の籠型鉄筋における杭
頭の鉄筋に挿入し、鉄筋にコンクリートが付着しないよ
うに被覆するためのものであり、この頭端隔離部材は独
立気泡発泡体を用いて形成されている。
は、場所打ち鉄筋コンクリート杭の籠型鉄筋における杭
頭の鉄筋に挿入し、鉄筋にコンクリートが付着しないよ
うに被覆するためのものであり、この頭端隔離部材は独
立気泡発泡体を用いて形成されている。
【0018】図1と図2(A)に示す第1の例の頭端隔
離部材1は、独立気泡発泡体を用い、底面及び上面を有
する四角形の棒状形状をなし、この頭端隔離部材に底面
及び上面にはそれぞれ鉄筋挿通孔2、3が設けられ、両
鉄筋挿通孔2、3は互いに連通して鉄筋Aを挿通する貫
通部4を形成しており、底面の鉄筋挿通孔2は、少なく
とも下端の内径が鉄筋Aの平均最大径よりも5〜30%
大きく形成され、上面の鉄筋挿通孔3は、少なくとも上
端の内径が鉄筋Aの平均最大径よりも5〜20%小さく
形成されている。
離部材1は、独立気泡発泡体を用い、底面及び上面を有
する四角形の棒状形状をなし、この頭端隔離部材に底面
及び上面にはそれぞれ鉄筋挿通孔2、3が設けられ、両
鉄筋挿通孔2、3は互いに連通して鉄筋Aを挿通する貫
通部4を形成しており、底面の鉄筋挿通孔2は、少なく
とも下端の内径が鉄筋Aの平均最大径よりも5〜30%
大きく形成され、上面の鉄筋挿通孔3は、少なくとも上
端の内径が鉄筋Aの平均最大径よりも5〜20%小さく
形成されている。
【0019】上記頭端隔離部材1には、長さ方向の全長
にわたって、一条の切り離し部5が設けられ、この切り
離し部5が貫通部4と一体となっている。この切り離し
部5は、密着したスリットでも、最大10mm程度の幅
であってもよい。
にわたって、一条の切り離し部5が設けられ、この切り
離し部5が貫通部4と一体となっている。この切り離し
部5は、密着したスリットでも、最大10mm程度の幅
であってもよい。
【0020】この第1の例の頭端隔離部材1は、貫通部
4を上下の開口径が異なるテーパ孔に形成し、その下端
開口の内径aが鉄筋Aの平均最大径よりも5〜30%大
きく、上端開口の内径bが鉄筋Aの平均最大径よりも5
〜20%小さく設定され、下部の鉄筋挿通孔2が鉄筋A
に対する挿入作業を容易にし、上部の鉄筋挿通孔3が鉄
筋Aに対して密着嵌合することにより、浮力防止策とな
る。
4を上下の開口径が異なるテーパ孔に形成し、その下端
開口の内径aが鉄筋Aの平均最大径よりも5〜30%大
きく、上端開口の内径bが鉄筋Aの平均最大径よりも5
〜20%小さく設定され、下部の鉄筋挿通孔2が鉄筋A
に対する挿入作業を容易にし、上部の鉄筋挿通孔3が鉄
筋Aに対して密着嵌合することにより、浮力防止策とな
る。
【0021】図2(B)に示す第2の例の頭端隔離部材
1は、鉄筋挿通孔2、3による貫通部4を、内径が鉄筋
Aの平均最大径よりも5〜30%大きく形成された下半
部のストレートの鉄筋挿通孔2aと、内径が鉄筋Aの平
均最大径よりも5〜20%小さく形成された上半部のス
トレートの鉄筋挿通孔3aの組み合わせによる段付き孔
4に形成し、この段付き孔4の下半部の鉄筋挿通孔2a
が鉄筋Aに対する頭端隔離部材1の嵌挿作業を容易に
し、上半部の鉄筋挿通孔3aが鉄筋Aに対して密着嵌合
することにより、浮力防止策となる。
1は、鉄筋挿通孔2、3による貫通部4を、内径が鉄筋
Aの平均最大径よりも5〜30%大きく形成された下半
部のストレートの鉄筋挿通孔2aと、内径が鉄筋Aの平
均最大径よりも5〜20%小さく形成された上半部のス
トレートの鉄筋挿通孔3aの組み合わせによる段付き孔
4に形成し、この段付き孔4の下半部の鉄筋挿通孔2a
が鉄筋Aに対する頭端隔離部材1の嵌挿作業を容易に
し、上半部の鉄筋挿通孔3aが鉄筋Aに対して密着嵌合
することにより、浮力防止策となる。
【0022】上記図2(B)の頭端隔離部材1のような
場合は、貫通部4は発泡体ブロックの切削による加工が
複雑になるため、発泡体の型成形で成形してもよい。こ
の場合は、図2(C)に示すように、頭端隔離部材1を
長さ方向に沿って分割体1aと1aに二分割した構造と
し、この分割体1aと1aを片面において接着部6で接
続することにより組み立てる構造とすればよく、成形品
の採用は多量生産に好都合である。
場合は、貫通部4は発泡体ブロックの切削による加工が
複雑になるため、発泡体の型成形で成形してもよい。こ
の場合は、図2(C)に示すように、頭端隔離部材1を
長さ方向に沿って分割体1aと1aに二分割した構造と
し、この分割体1aと1aを片面において接着部6で接
続することにより組み立てる構造とすればよく、成形品
の採用は多量生産に好都合である。
【0023】図3と図4は、頭端隔離部材1の多角体と
しての他の断面形状の異なった例を示し、図3(A)に
示す第3の例の頭端隔離部材1は、横方向に長い長方形
の断面形状とし、図3(B)に示す第4の例の頭端隔離
部材1は、貫通部4と切り離し部5を形成した角柱部1
bの両側に、長さ方向の全長にわたってそれぞれフラッ
トな張出し翼1cを一体に設けた断面形状とし、図3
(C)と(D)の第5と第6の例の頭端隔離部材1は、
貫通部4と切り離し部5を形成した角柱部1bの両側に
それぞれ一面側が傾斜面となる張出し翼1cを設けた断
面形状としたものである。
しての他の断面形状の異なった例を示し、図3(A)に
示す第3の例の頭端隔離部材1は、横方向に長い長方形
の断面形状とし、図3(B)に示す第4の例の頭端隔離
部材1は、貫通部4と切り離し部5を形成した角柱部1
bの両側に、長さ方向の全長にわたってそれぞれフラッ
トな張出し翼1cを一体に設けた断面形状とし、図3
(C)と(D)の第5と第6の例の頭端隔離部材1は、
貫通部4と切り離し部5を形成した角柱部1bの両側に
それぞれ一面側が傾斜面となる張出し翼1cを設けた断
面形状としたものである。
【0024】図4(A)と(B)に示す第7の例の頭端
隔離部材1は、貫通部4と切り離し部5を形成した角柱
部1bと、フラットな板状体1dを別々に切削加工し、
板状体1dの一面側の中央部に角柱部1bを接着固定し
て形成したものである。この例では、角柱部1bと板状
体1dを異質の材料とすることができ、板状体1dの角
柱部1bから突出する両側が張出し翼1cとなり、ま
た、板状体1dが柔軟であれば、施工する杭頭径に合わ
せた曲面を付けることも可能である。
隔離部材1は、貫通部4と切り離し部5を形成した角柱
部1bと、フラットな板状体1dを別々に切削加工し、
板状体1dの一面側の中央部に角柱部1bを接着固定し
て形成したものである。この例では、角柱部1bと板状
体1dを異質の材料とすることができ、板状体1dの角
柱部1bから突出する両側が張出し翼1cとなり、ま
た、板状体1dが柔軟であれば、施工する杭頭径に合わ
せた曲面を付けることも可能である。
【0025】図4(C)に示す第8の例の頭端隔離部材
1は、角柱部1bの両側で一面側に片寄った位置に板状
の張出し翼1cを設けた成形品を示し、金型で一体に成
形することで、張出し翼1cに対して杭頭径に合わせた
曲面を成形時に付けることができる。これらの各例にお
ける張出し翼1cは、可撓性を有する部材より形成され
ている。
1は、角柱部1bの両側で一面側に片寄った位置に板状
の張出し翼1cを設けた成形品を示し、金型で一体に成
形することで、張出し翼1cに対して杭頭径に合わせた
曲面を成形時に付けることができる。これらの各例にお
ける張出し翼1cは、可撓性を有する部材より形成され
ている。
【0026】上記した各例の頭端隔離部材1において、
頭端隔離部材1を形成する独立気泡発泡体としては、密
度が25kg/m3 以下で、5%圧縮強度が0.4〜
2.0kgf/cm2 である材料が用いられる。
頭端隔離部材1を形成する独立気泡発泡体としては、密
度が25kg/m3 以下で、5%圧縮強度が0.4〜
2.0kgf/cm2 である材料が用いられる。
【0027】このような物性値を有する独立気泡発泡体
としては、ポリスチレン系発泡体、ポリオレフィン系発
泡体等を使用することができる。他の樹脂系に比較し
て、コスト的に優れ、加工性にも優れ、コンクリートに
対しても耐アルカリ性等において安定していることか
ら、ポリスチレン系発泡体が好ましく使用することがで
きる。
としては、ポリスチレン系発泡体、ポリオレフィン系発
泡体等を使用することができる。他の樹脂系に比較し
て、コスト的に優れ、加工性にも優れ、コンクリートに
対しても耐アルカリ性等において安定していることか
ら、ポリスチレン系発泡体が好ましく使用することがで
きる。
【0028】密度が25kg/m3 を越えるものである
と、表面硬度が上昇し、鉄筋Aへの挿入の際に柔軟性が
なく、挿入作業が困難になるだけでなく、発泡体の破損
等が発生して好ましくなく、さらに、密度上昇によるコ
ストの上昇にもなる。従って、経済性と機能性を考慮す
ると、密度としては14〜18kg/m3 が好ましい。
と、表面硬度が上昇し、鉄筋Aへの挿入の際に柔軟性が
なく、挿入作業が困難になるだけでなく、発泡体の破損
等が発生して好ましくなく、さらに、密度上昇によるコ
ストの上昇にもなる。従って、経済性と機能性を考慮す
ると、密度としては14〜18kg/m3 が好ましい。
【0029】また、杭頭処理の余盛部分のコンクリート
側圧は、0.3kgf/cm2 程度であるので、頭端隔
離部材1としては、コンクリート固化後の杭頭処理を容
易に行うために、コンクリート側圧に対して、貫通部
が、圧縮されて密着しないことが必要である。さらに、
余盛部分は約1m前後の高さとなるために、最上部と最
下部のコンクリート側圧は異なることにより、5%圧縮
強度が0.4kgf/cm2 以上であることが好まし
い。5%圧縮強度が2.0kgf/cm2 を越えると、
高密度品と同様に柔軟性が乏しくなり、好ましくない。
側圧は、0.3kgf/cm2 程度であるので、頭端隔
離部材1としては、コンクリート固化後の杭頭処理を容
易に行うために、コンクリート側圧に対して、貫通部
が、圧縮されて密着しないことが必要である。さらに、
余盛部分は約1m前後の高さとなるために、最上部と最
下部のコンクリート側圧は異なることにより、5%圧縮
強度が0.4kgf/cm2 以上であることが好まし
い。5%圧縮強度が2.0kgf/cm2 を越えると、
高密度品と同様に柔軟性が乏しくなり、好ましくない。
【0030】一方、上記のような独立気泡発泡体におい
て、厚さが薄いと、密度や5%圧縮強度が前記の値を満
たしていても、柔軟性がありすぎてコンクリートの側圧
によって鉄筋Aに密着してしまう可能性がある。従っ
て、頭端隔離部材1においても、使用される鉄筋Aの径
によっても異なってくるが、通常使用される鉄筋Aの径
が19〜41mmの場合においては、貫通部4を除いた
独立気泡発泡体の厚みとしては5mm以上あることが好
ましい。
て、厚さが薄いと、密度や5%圧縮強度が前記の値を満
たしていても、柔軟性がありすぎてコンクリートの側圧
によって鉄筋Aに密着してしまう可能性がある。従っ
て、頭端隔離部材1においても、使用される鉄筋Aの径
によっても異なってくるが、通常使用される鉄筋Aの径
が19〜41mmの場合においては、貫通部4を除いた
独立気泡発泡体の厚みとしては5mm以上あることが好
ましい。
【0031】また、一般に余盛部分は、約0.5mから
1.0mの範囲とされ、安全率を勘案すると1.2mあ
れば十分であり、そのため、上記した各例の頭端隔離部
材1の長さは、1.2mに設定するのが好ましい。
1.0mの範囲とされ、安全率を勘案すると1.2mあ
れば十分であり、そのため、上記した各例の頭端隔離部
材1の長さは、1.2mに設定するのが好ましい。
【0032】また、上記頭端隔離部材1は、図5に示す
例では、第1又は第2の例の頭端隔離部材1を、鉄筋A
一本づつに被せて取り付け、各鉄筋Aをコンクリートと
接触しないように隔離している。
例では、第1又は第2の例の頭端隔離部材1を、鉄筋A
一本づつに被せて取り付け、各鉄筋Aをコンクリートと
接触しないように隔離している。
【0033】また、図6と図7に示す例では、第8の例
の頭端隔離部材1を、各鉄筋Aに対して一本置きごとに
取り付け、両側の張出し翼1cの端部が互いに接触する
ように円状に隙間なく配置すると共に、残りの各鉄筋A
に第1又は第2の例の頭端隔離部材1を、張出し翼1c
の接触する端部を受けるように挿入し、各鉄筋Aをコン
クリートと接触しないように隔離すると共に、余盛部分
を内外に分断することができるようにしている。なお、
鉄筋Aの間隔の条件や張出し翼1cの突出長さの設定に
より、隣接する頭端隔離部材1の張出し翼1cをオーバ
ラップさせるように配置してもよい。
の頭端隔離部材1を、各鉄筋Aに対して一本置きごとに
取り付け、両側の張出し翼1cの端部が互いに接触する
ように円状に隙間なく配置すると共に、残りの各鉄筋A
に第1又は第2の例の頭端隔離部材1を、張出し翼1c
の接触する端部を受けるように挿入し、各鉄筋Aをコン
クリートと接触しないように隔離すると共に、余盛部分
を内外に分断することができるようにしている。なお、
鉄筋Aの間隔の条件や張出し翼1cの突出長さの設定に
より、隣接する頭端隔離部材1の張出し翼1cをオーバ
ラップさせるように配置してもよい。
【0034】上記のようにして、それぞれの鉄筋Aに頭
端隔離部材1を取り付けた状態で、コンクリートを打設
し、コンクリートが固化後に、余盛部分のコンクリート
を頭端隔離部材1と共に除去する。このときに鉄筋Aに
コンクリートの付着が頭端隔離部材1によって防止され
ており、さらに、本発明の頭端隔離部材1は、鉄筋Aに
コンクリートの打設時に浮力による上昇を防止できる程
度に密着しているので、鉄筋Aとの分離は容易になり、
余盛部分の撤去を容易に行うことができる。
端隔離部材1を取り付けた状態で、コンクリートを打設
し、コンクリートが固化後に、余盛部分のコンクリート
を頭端隔離部材1と共に除去する。このときに鉄筋Aに
コンクリートの付着が頭端隔離部材1によって防止され
ており、さらに、本発明の頭端隔離部材1は、鉄筋Aに
コンクリートの打設時に浮力による上昇を防止できる程
度に密着しているので、鉄筋Aとの分離は容易になり、
余盛部分の撤去を容易に行うことができる。
【0035】ちなみに、頭端隔離部材1と周知の静的破
砕剤を使用することで、鉄筋外側の余盛コンクリートを
数箇所破砕し、また、計画破砕面にくさび等を入れるこ
とで、レッカー車にて1200mmの径まで、余盛部分
と全頭端隔離部材1を同時に直接引き抜き除去すること
ができた。
砕剤を使用することで、鉄筋外側の余盛コンクリートを
数箇所破砕し、また、計画破砕面にくさび等を入れるこ
とで、レッカー車にて1200mmの径まで、余盛部分
と全頭端隔離部材1を同時に直接引き抜き除去すること
ができた。
【0036】上記頭端隔離部材1を鉄筋Aに取り付ける
場合、この頭端隔離部材1が円筒体であると、杭頭の内
周と頭端隔離部材の間隔が大きくなり、コンクリートを
外側から破砕するのに時間がかかることになり好ましく
ない。また、円筒体を鉄筋に被せるように取り付ける場
合、円筒体に張力がかかり、周囲の厚みが一定であるの
で縦方向に亀裂が生じる場合がある。従って、この発明
の頭端隔離部材1は外形は多角形で直方体に形成してあ
る。
場合、この頭端隔離部材1が円筒体であると、杭頭の内
周と頭端隔離部材の間隔が大きくなり、コンクリートを
外側から破砕するのに時間がかかることになり好ましく
ない。また、円筒体を鉄筋に被せるように取り付ける場
合、円筒体に張力がかかり、周囲の厚みが一定であるの
で縦方向に亀裂が生じる場合がある。従って、この発明
の頭端隔離部材1は外形は多角形で直方体に形成してあ
る。
【0037】多角形の直方体であれば、ブロックから切
り出して製品が出来るので加工性がよく、また成形品と
する場合も金型を作る上で量産しやすい形状となる。た
だし、成型品の場合、貫通部が1.2m程度と長い為、
二分割にせざるを得なく、図2(C)で示したように、
二分割した部材を片面のみ部分接着する事になる。
り出して製品が出来るので加工性がよく、また成形品と
する場合も金型を作る上で量産しやすい形状となる。た
だし、成型品の場合、貫通部が1.2m程度と長い為、
二分割にせざるを得なく、図2(C)で示したように、
二分割した部材を片面のみ部分接着する事になる。
【0038】ブロックからのカット方法および成型品で
もその製作上切り離し部5が必要となるが、切り離し部
5を有することにより、コンクリート側圧に対し切り離
し部5の部分でコンクリート側圧により数mm径が小さ
くなり、鉄筋Aへの挿入のし易さと鉄筋表面のコンクリ
ート水分等が出やすく、また浮力防止のためにより効果
があがることが判明している。特に、直径が1200m
m以下の杭の場合には、この形状が最適で有ることがわ
かった。
もその製作上切り離し部5が必要となるが、切り離し部
5を有することにより、コンクリート側圧に対し切り離
し部5の部分でコンクリート側圧により数mm径が小さ
くなり、鉄筋Aへの挿入のし易さと鉄筋表面のコンクリ
ート水分等が出やすく、また浮力防止のためにより効果
があがることが判明している。特に、直径が1200m
m以下の杭の場合には、この形状が最適で有ることがわ
かった。
【0039】また、鉄筋Aに1.2m程度の長さの頭端
隔離部材1を挿入する場合、嵌挿の最初は入り易く、ま
たコンクリート打設時には浮力で浮上しないようにする
事が重要である。従って、浮力防止として頭端隔離部材
1を被せた後、上、下方部を浮力防止として結束線等で
一本づつ縛る方法ではセッティングに時間を費やすとい
うきらいがあるが、貫通部4をテーパ孔、段付き孔とし
て、下部に鉄筋Aの外径よりも少し大径の部分と上部に
小径となる部分を設けた構造は、簡単にセットしやすい
方法である。
隔離部材1を挿入する場合、嵌挿の最初は入り易く、ま
たコンクリート打設時には浮力で浮上しないようにする
事が重要である。従って、浮力防止として頭端隔離部材
1を被せた後、上、下方部を浮力防止として結束線等で
一本づつ縛る方法ではセッティングに時間を費やすとい
うきらいがあるが、貫通部4をテーパ孔、段付き孔とし
て、下部に鉄筋Aの外径よりも少し大径の部分と上部に
小径となる部分を設けた構造は、簡単にセットしやすい
方法である。
【0040】この場合、密度の範囲と相まって鉄筋径に
対し5〜20%小さく形成された範囲で浮力防止となる
ものである。例えば25mmの鉄筋径の頭端隔離部材1
は、一本あたりの大きさにもよるが最低10kg程度の
浮力がコンクリート打設時にかかる。異形鉄筋の公称直
径に対し、JIS G 3112ではふしの許容限度が
決められている。ここでは、このふしの高さmmと公称
直径を加算した直径を基本としている。
対し5〜20%小さく形成された範囲で浮力防止となる
ものである。例えば25mmの鉄筋径の頭端隔離部材1
は、一本あたりの大きさにもよるが最低10kg程度の
浮力がコンクリート打設時にかかる。異形鉄筋の公称直
径に対し、JIS G 3112ではふしの許容限度が
決められている。ここでは、このふしの高さmmと公称
直径を加算した直径を基本としている。
【0041】この浮力発生の解消として、鉄筋Aの平均
最大径よりも5〜20%の径の小さい内径の貫通部4が
あれば十分である。この場合貫通部4の全体を小径にす
ることは挿入が不可能になってくることは言うまでもな
い。
最大径よりも5〜20%の径の小さい内径の貫通部4が
あれば十分である。この場合貫通部4の全体を小径にす
ることは挿入が不可能になってくることは言うまでもな
い。
【0042】また、頭端隔離部材1の両側張出し翼1c
に一対の水平直方体の独立発泡体が一体成形された例の
頭端隔離部材1は、成形直後両側張出し翼の成形体を施
工する杭頭径に合わせ曲面加工することができる。この
場合一体成形としても、あるいは貫通部4を設けた角柱
体1bと直方体の成型品とを別個に作り、直方体の成型
直後にアール加工を付けることも含まれる。
に一対の水平直方体の独立発泡体が一体成形された例の
頭端隔離部材1は、成形直後両側張出し翼の成形体を施
工する杭頭径に合わせ曲面加工することができる。この
場合一体成形としても、あるいは貫通部4を設けた角柱
体1bと直方体の成型品とを別個に作り、直方体の成型
直後にアール加工を付けることも含まれる。
【0043】杭径が1500mm以上になった場合、頭
端隔離部材1を直方体にしてもコンクリートの円周間隔
が大きくなり、余盛部分を除去するに静的破砕剤を併用
しても難しくなる。この場合、鉄筋コンクリート構造体
の杭頭処理方法として特公平7−30549号や特公平
7−76449号の工法を併用することによって有効に
作用する。この発泡スチロール製の角柱体1bの両側に
設けた両張出し翼1cは杭の径に合わせた曲面に加工す
るのが好ましく、この部分は鉄筋Aと接触するものでは
ないので、逆に柔軟性を必要とする。
端隔離部材1を直方体にしてもコンクリートの円周間隔
が大きくなり、余盛部分を除去するに静的破砕剤を併用
しても難しくなる。この場合、鉄筋コンクリート構造体
の杭頭処理方法として特公平7−30549号や特公平
7−76449号の工法を併用することによって有効に
作用する。この発泡スチロール製の角柱体1bの両側に
設けた両張出し翼1cは杭の径に合わせた曲面に加工す
るのが好ましく、この部分は鉄筋Aと接触するものでは
ないので、逆に柔軟性を必要とする。
【0044】柔軟性発泡体として前述のポリエチレン発
泡体、ないしはポリエチレン等の共重合発泡体がある。
しかしながら頭端隔離部材1を形成する発泡スチロール
と異質の両側張出し翼1cを接着加工することになり、
能率的、価格的に好ましいものではなく、従って、頭端
隔離部材1と同材質を採用するのが有効である。
泡体、ないしはポリエチレン等の共重合発泡体がある。
しかしながら頭端隔離部材1を形成する発泡スチロール
と異質の両側張出し翼1cを接着加工することになり、
能率的、価格的に好ましいものではなく、従って、頭端
隔離部材1と同材質を採用するのが有効である。
【0045】この発明では、張出し翼1cのアール形状
を得るに当たり、発泡スチロール成形直後はまだ発泡剤
等が介在しており、柔軟性がある事から、杭径にあった
湾曲に押し曲げる事により、種々の円弧に対応できる曲
面形状を付けることができる。
を得るに当たり、発泡スチロール成形直後はまだ発泡剤
等が介在しており、柔軟性がある事から、杭径にあった
湾曲に押し曲げる事により、種々の円弧に対応できる曲
面形状を付けることができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、鉄筋
の杭頭部分に取り付ける頭端隔離部材に底面及び上面に
はそれぞれ鉄筋挿通孔を設け、底面の鉄筋挿通孔は、少
なくとも下端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5〜30
%大きく形成され、上面の鉄筋挿通孔は、少なくとも上
端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5〜20%小さく形
成され、両鉄筋挿通孔を連続的に連通させたので、内径
の大きな挿通孔により、鉄筋への挿入が容易で鉄筋に対
するセッティングが簡単に行えると共に、内径の小さな
挿通孔の内周面が鉄筋に密着することにより鉄筋に取り
付けたときの浮力防止となり、従って、鉄筋へ単に挿入
するだけで取り付けが可能になり、しかも、余盛コンク
リートの凝固後における抜き取りも容易に行え、場所打
ちコンクリート杭の構築における余盛部分の処理工期を
大幅に短縮することができる。
の杭頭部分に取り付ける頭端隔離部材に底面及び上面に
はそれぞれ鉄筋挿通孔を設け、底面の鉄筋挿通孔は、少
なくとも下端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5〜30
%大きく形成され、上面の鉄筋挿通孔は、少なくとも上
端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5〜20%小さく形
成され、両鉄筋挿通孔を連続的に連通させたので、内径
の大きな挿通孔により、鉄筋への挿入が容易で鉄筋に対
するセッティングが簡単に行えると共に、内径の小さな
挿通孔の内周面が鉄筋に密着することにより鉄筋に取り
付けたときの浮力防止となり、従って、鉄筋へ単に挿入
するだけで取り付けが可能になり、しかも、余盛コンク
リートの凝固後における抜き取りも容易に行え、場所打
ちコンクリート杭の構築における余盛部分の処理工期を
大幅に短縮することができる。
【0047】また、頭端隔離部材を、密度が25kg/
m3 以下で、5%圧縮強度が0.4〜2.0kgf/c
m2 である独立気泡発泡体を用いて形成したので、適度
な圧縮強度を有し、コンクリート側圧により鉄筋と密着
しすぎるようなことがなく、コンクリートの凝固後にお
ける抜き取りが容易に行えることになる。
m3 以下で、5%圧縮強度が0.4〜2.0kgf/c
m2 である独立気泡発泡体を用いて形成したので、適度
な圧縮強度を有し、コンクリート側圧により鉄筋と密着
しすぎるようなことがなく、コンクリートの凝固後にお
ける抜き取りが容易に行えることになる。
【図1】(A)は頭端隔離部材の第1の例を示す斜視
図、(B)は同平面図
図、(B)は同平面図
【図2】(A)は頭端隔離部材の第1の例を示す縦断面
図、(B)は同第2の例を示す縦断面図、(C)は金型
による成形の場合の平面図
図、(B)は同第2の例を示す縦断面図、(C)は金型
による成形の場合の平面図
【図3】(A)乃至(D)は頭端隔離部材の外形の異な
る例を示し、(A)は頭端隔離部材の第3の例を示す平
面図、(B)は同第4の例を示す平面図、(C)は同第
5の例を示す平面図、(D)は同第6の例を示す平面図
る例を示し、(A)は頭端隔離部材の第3の例を示す平
面図、(B)は同第4の例を示す平面図、(C)は同第
5の例を示す平面図、(D)は同第6の例を示す平面図
【図4】(A)乃至(C)は頭端隔離部材の外形の異な
る例を示し、(A)は頭端隔離部材の第7の例を示す分
解状態の平面図、(B)は同組み立て状態を示す平面
図、(C)は同第8の例を示す平面図
る例を示し、(A)は頭端隔離部材の第7の例を示す分
解状態の平面図、(B)は同組み立て状態を示す平面
図、(C)は同第8の例を示す平面図
【図5】第1又は第2の例の頭端隔離部材を籠型鉄筋に
取り付けた使用状態を示す縦断面図
取り付けた使用状態を示す縦断面図
【図6】第1又は第2と第8の例の頭端隔離部材を籠型
鉄筋に取り付けた使用状態を示す縦断面図
鉄筋に取り付けた使用状態を示す縦断面図
【図7】図6の縦断面図
1 頭端隔離部材 2 鉄筋挿通孔 3 鉄筋挿通孔 4 貫通部 5 切り離し部 1a 分割体 1b 角柱部 1c 張出し翼
フロントページの続き (72)発明者 岩切 修一 大阪府守口市馬場町3丁目13番19号 (72)発明者 斎藤 正俊 栃木県足利市堀込町3000−15 Fターム(参考) 2D041 AA01 BA37 CA01 CB05 DA03 EB10
Claims (4)
- 【請求項1】 場所打ち鉄筋コンクリート杭の杭頭部分
の鉄筋を被覆し、合成樹脂独立気泡発泡体よりなる場所
打ち杭の頭端隔離部材において、場所打ち杭の頭端隔離
部材は、底面及び上面を有する棒状形状をなし、この頭
端隔離部材の底面及び上面にはそれぞれ鉄筋挿通孔が設
けられ、両鉄筋挿通孔は互いに連通して鉄筋を挿通する
貫通部を形成しており、底面の鉄筋挿通孔は、少なくと
も下端の内径が鉄筋の平均最大径よりも5〜30%大き
く形成され、上面の鉄筋挿通孔は、少なくとも上端の内
径が鉄筋の平均最大径よりも5〜20%小さく形成され
ていることを特徴とする場所打ち杭の頭端隔離部材。 - 【請求項2】 前記場所打ち杭の頭端隔離部材は、長さ
方向の全長にわたって、一条の切り離し部を有し、この
切り離し部が貫通部と一体となっていることを特徴とす
る請求項1に記載の場所打ち杭の頭端隔離部材。 - 【請求項3】 前記場所打ち杭の頭端隔離部材を形成す
る合成樹脂独立気泡発泡体の密度が25kg/m3 以下
で、5%圧縮強度が0.4〜2.0kgf/cm2 であ
ることを特徴とする請求項1又は2に記載の場所打ち杭
の頭端隔離部材。 - 【請求項4】 前記場所打ち杭の頭端隔離部材は、その
両側に張出し翼が長さ方向の全長にわたって設けられ、
この張出し翼が可撓性を有する部材よりなることを特徴
とする請求項1乃至3の何れかに記載の場所打ち杭の頭
端隔離部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001035158A JP2002201637A (ja) | 2000-11-02 | 2001-02-13 | 場所打ち杭の頭端隔離部材 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000336112 | 2000-11-02 | ||
| JP2000-336112 | 2000-11-02 | ||
| JP2001035158A JP2002201637A (ja) | 2000-11-02 | 2001-02-13 | 場所打ち杭の頭端隔離部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002201637A true JP2002201637A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=26603357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001035158A Pending JP2002201637A (ja) | 2000-11-02 | 2001-02-13 | 場所打ち杭の頭端隔離部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002201637A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016003444A (ja) * | 2014-06-13 | 2016-01-12 | 鹿島建設株式会社 | 分断材および現場造成杭の杭頭処理方法 |
-
2001
- 2001-02-13 JP JP2001035158A patent/JP2002201637A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016003444A (ja) * | 2014-06-13 | 2016-01-12 | 鹿島建設株式会社 | 分断材および現場造成杭の杭頭処理方法 |
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