JP2002200815A - カセット式プリンタ - Google Patents
カセット式プリンタInfo
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- cassette
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- platen
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- Unwinding Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
化を図り、その際に必要な操作の操作性を良好にする。 【解決手段】 本体ケース201に対して用紙収納部2
06とプラテン207とを有するカセット203を引出
自在とし、カセット203の引き出し動作に伴いプラテ
ン207に対面する印字ヘッド204が引き出されなが
ら跳ね上げられ、カセット203の押し込み動作に伴い
印字ヘッド204が収納されるようにする。印字ヘッド
204のこのような動作は、カセット203の途中まで
の引き出し及び押し込み動作に関連して実行されるよう
にする。また、カセット203に設けた位置決め溝31
1に印字ヘッド204に設けた位置決め軸312を位置
決めすることで印字ヘッド204の位置精度を出すと共
に、位置決め軸312でロール紙を案内する。
Description
行なうカセット式プリンタに関する。
は、従来、プリンタ単体として成り立っている構造のも
のばかりでなく、例えば、電子秤装置に組み込まれてラ
ベルやレシートを発行する構造のものや、電子キャッシ
ュレジスタに組み込まれてレシート発行やジャーナル記
録を行なう構造のもの等、いわゆるビルトインタイプの
ものがある。
プリンタであっても、ロール紙の交換作業の容易化や装
置全体の小型化及び薄型化が望まれることが多い。特
に、ビルトインタイプのプリンタでは、プリンタを収納
する機器、例えば電子秤装置や電子キャッシュレジスタ
等の外形サイズや内部スペースにプリンタの容積が大き
な影響を与えることから、より一層の小型化及び薄型化
が望まれる。
各部の保守作業の容易化という観点からすると、従来の
プリンタは、そのような作業の作業性が良好とはいえな
いのが現実である。例えば、従来のプリンタ、特に、電
子秤装置や電子キャッシュレジスタにビルトインされた
プリンタでは、プリンタカバーを開けてロール紙の交換
作業や各部の保守作業を行なうような構造のものが一般
的である。ところが、このような構造のものでは、一般
的に、ロール紙のセット作業に際してプラテンと印字ヘ
ッドとの間にロール紙を通さなければならないためにロ
ール紙の交換作業が煩雑であり、また、印字ヘッドの周
辺構造が複雑であるために保守作業が容易でないという
問題がある。
特に、電子秤装置や電子キャッシュレジスタ等の機器に
ビルトインされたプリンタでは、プリンタカバーを開け
てロール紙の交換作業や各部の保守作業を行なうような
構造のものが一般的である。ところが、プリンタカバー
の取り付け位置によっては、そのような機器のレイアウ
トに望ましくない制限をもたらすことがある。例えば、
電子秤装置にビルトインされたプリンタに着目すると、
プリンタカバーが機器の側面に着脱自在に取り付けられ
ているとすると、ロール紙の交換作業や各部の保守作業
のために機器の側方にある程度の設置スペースを確保し
なければならないという問題がある。また、電子秤装置
にビルトインされたプリンタにおいて、プリンタカバー
が機器の上面に着脱自在に取り付けられているとする
と、プリンタカバーの上方に秤皿を配置しにくいという
問題がある。この場合、プリンタカバーの上方に秤皿を
配置すると、ロール紙の交換作業や各部の保守作業の作
業性が低下してしまう。
部の保守作業の容易化を図ることである。
や各部の保守作業に際して必要な操作の操作性を良好に
することである。
式プリンタの発明は、本体ケースと、前記本体ケースに
対して引き出し自在に設けられたカセット保持部と、前
記カセット保持部に対してその引出方向と直交する略水
平軸回りに回動自在に支持され、その回動自由端に印字
ヘッドが取り付けられた印字ヘッドホルダと、前記カセ
ット保持部が前記本体ケースに収納された収納位置では
前記印字ヘッドを印字位置に位置付け、前記カセット保
持部が前記本体ケースから最大限引き出された最大引出
位置では前記印字ヘッドを跳ね上げるように前記印字ヘ
ッドホルダを回動させる跳上げ手段と、前記カセット保
持部に対して引き出し自在に設けられ、用紙収納部を有
するカセットと、前記用紙収納部よりも手前側で前記印
字ヘッドホルダの回動軸と平行な軸回りに回転自在に前
記カセットに取り付けられ、前記カセットが前記カセッ
ト保持部に収納された状態では前記印字位置で前記印字
ヘッドに対面するプラテンと、前記カセット保持部が前
記収納位置から前記最大引出位置に移動するまでの区間
は前記カセット保持部と前記カセットとを結合させ、前
記カセット保持部が前記最大引出位置に位置付けられた
状態では前記カセット保持部と前記カセットとの結合を
解除するラッチ機構と、略水平に前記印字ヘッドに設け
られた位置決め軸と、前記カセット保持部が前記収納位
置に移動する過程で前記位置決め軸を位置決め保持して
前記印字ヘッドを前記印字位置に位置付ける前記カセッ
トに設けられた位置決め溝とを有し、前記位置決め溝に
位置決め保持された前記位置決め軸は、前記用紙収納部
から前記印字ヘッドに至る間で前記印字ヘッドに干渉し
ないようにロール紙を案内するガイド軸として機能する
位置決めガイド機構と、を具備する。
が収納されてカセット保持部にカセットが収納されてい
る状態からカセットを引き出すと、カセットとカセット
保持部とはラッチ機構によって結合されているためにカ
セット保持部もカセットに伴い本体ケースから引き出さ
れる。カセット保持部が最大引出位置まで引き出される
と、ラッチ機構はカセット保持とカセットとの結合を解
除するため、カセット保持部はその最大引出位置に位置
付けられたままカセットがカセット保持部から引き出さ
れる。この際、カセット保持部が最大引出位置まで引き
出された状態では、跳上げ手段によって印字ヘッドホル
ダが回動させられ、印字ヘッドが跳ね上げられる。そこ
で、カセット保持部からカセットを引き出した状態又は
引き抜いた状態で、用紙収納部に対するロール紙のセッ
ト作業や各部の保守作業を容易に行なうことが可能とな
る。また、カセット保持部が最大引出位置まで引き出さ
れた状態では印字ヘッドが跳ね上げられ、しかもカセッ
トは単独で引き出し及び押し込み可能となるため、その
際に必要な力が軽くて済む。これにより、軽快な操作感
が得られ、カセットの引き出し及び押し込みに際しての
操作性が良好となる。
位置を越えて押し込むと、ラッチ機構によってカセット
はカセット保持部と結合する。この状態でカセットを更
に押し込むと、カセット保持部が収納位置に向けて移動
するため、跳上げ手段によって印字ヘッドホルダが回動
し、印字ヘッドを印字位置に位置付ける。この際、印字
ヘッドに設けられた位置決め軸がカセットに設けられた
位置決め溝に位置決め保持され、プラテンに対して印字
ヘッドが正確に位置決めされる。しかも、位置決め軸が
位置決め溝に位置決め保持される過程で、用紙収納部に
収納されてプラテンの上に引き出されたロール紙の経路
が位置決め軸によって定められる。これにより、カセッ
トを引き出し、その用紙収納部に収納したロール紙をプ
ラテンの上に引き出した状態でカセットを押し込むだけ
という簡単な操作によって、ロール紙の交換作業が行わ
れる。
セット式プリンタにおいて、前記カセットは、前記プラ
テンを両側から支持する一対の板金を備え、これらの板
金に前記位置決め溝が形成されている。
ッドの位置決め部材とが同一の板金となり、プラテンに
対する印字ヘッドの位置決め精度が向上する。
セット式プリンタにおいて、前記板金間の間隔は、前記
位置決め軸が挿脱される部分が広げられている。
入されるに際し、板金に構造物がぶつかりにくくなる。
逆にいうと、位置決め軸方向における各部の位置精度の
許容度が大きくなる。
セット式プリンタにおいて、前記印字ヘッドは、ライン
サーマルプリンタヘッドであり、前記印字ヘッドホルダ
は、前記印字ヘッドが前記プラテンに弾発的に当接する
ように前記印字ヘッドの先端側を弾性的に支持し、前記
位置決め軸は、前記印字ヘッドの後端側に配置されてい
る。
の弾発力を適宜設定することによって、プラテンに対す
るラインサーマルプリンタヘッドの当接圧が最適な当接
圧に設定される。
セット式プリンタにおいて、前記本体ケースと前記印字
ヘッドホルダとの間には、前記カセット保持部が前記収
納位置に移動する過程で前記プラテンと前記印字ヘッド
との間の弾発力を強めるように前記印字ヘッドホルダを
前記プラテンに近接する方向に変位させるヘッドカム機
構が設けられている。
よって、プラテンに対する印字ヘッドの当接圧が強めら
れる。このような当接圧は、ヘッドカム機構のカム作用
を適宜設定することで、任意に設定可能である。
づいて説明する。本実施の形態は、電子秤装置への適用
例である。
電子秤装置1は、扁平筐体状のハウジング2の上面全体
に秤皿3を有し、正面左側にタッチパネル付きのディス
プレイ4、正面右側にプリンタ5を有している。
ため、図1に示すような状態から、ディスプレイ4をチ
ルトさせてその下縁をハウジング2の下面よりも下方に
延出させることが可能である。これは、ハウジング2の
設置部6を例えば図示しないショーケースの上面に載置
して電子秤装置1を設置し、ディスプレイ4をショーケ
ースの上面よりも下方に位置付けるような使用態様を考
慮しての構造である。
やレシートを発行するための発行口101をハウジング
2の正面に有する。この発行口101は、ハウジング2
の一部を構成する上カバー102と下カバー103とに
よって形成されている。上カバー102及び下カバー1
03はプリンタ5にネジ止めされている。
図7に基づいて説明する。図2ないし図7は、プリンタ
5の斜視図であり、図2はカセット及びカセット保持部
が共に収納された状態を示す斜視図、図3はカセット保
持部が僅かに引き出された状態を示す斜視図、図4はカ
セット保持部がさらに引き出された状態を示す斜視図、
図5はカセット保持部が最大引出位置まで引き出された
状態を示す斜視図、図6はカセットがさらに引き出され
た状態を示す斜視図、図7はカセットが引き抜かれた状
態を示す斜視図である。
によって形成された本体ケース201に対し、カセット
保持部202が引出自在に収納され、このカセット保持
部202にカセット203が引出自在に収納されて構成
されている。カセット保持部202は、印字ヘッドとし
てのラインサーマルプリンタヘッド204を跳上げ自在
に有し(図3〜図7参照)、固定刃構造のカッタ205
を有する(図2参照)。カセット203は、図示しない
ロール紙を収納保持する用紙収納部206と、プラテン
207と、ラベル剥離板208と、台紙巻取り軸209
とを有する(図3〜図7参照)。
ないし図11に基づいて説明する。図8はカセット20
3の右側面を示す斜視図、図9はその左側面を示す斜視
図である。
よる一体成形品であり、その前部にはハウジング2の一
部を構成する下カバー103が着脱自在に取り付けられ
ている。この下カバー103も樹脂モールドの一体成形
品である。そして、カセット203は、その後方に用紙
収納部206を位置させ、前方にプラテン207及びラ
ベル剥離板208を位置させ、中央部に台紙巻取り軸2
09を位置させている。また、カセット203の内部一
側部には取付壁210が設けられ、この取付壁210と
対向する他側部には開放部211が形成されている。取
付壁210は、プラテン207、ラベル剥離板208及
び台紙巻取り軸209を片持ち状態で支持する構造体で
あり、開放部211は切欠構造である。
し得る凹部形状をしており、このような用紙収納部20
6には樹脂モールド成形された1枚のサイドフェンス2
12がスライド自在に取り付けられている。つまり、用
紙収納部206では、カセット203の取付壁210か
ら金属製の2本の支持シャフト213が立設されてお
り、これらの支持シャフト213はサイドフェンス21
2に形成された2つの嵌合穴に嵌合している。これによ
り、サイドフェンス212は、2本の支持シャフト21
3にスライド自在に支持されており、スライド移動する
ことによって用紙収納部206に収納保持可能なロール
紙の幅を規制している。
6の近傍に位置させて、用紙収納部206に収納保持さ
れた図示しないロール紙を案内するための2本のガイド
軸GSが支持シャフト213と平行に設けられている。
08及び台紙巻取り軸209を一体化する片持ちユニッ
トが取り外されたカセット203の右側面を示す斜視
図、図11はその左側面を示す斜視図である。
台紙巻取り軸209は、図10及び図11に示すよう
に、1枚の板金214に支持されて片持ちユニット21
5を構成している。プラテン207及びラベル剥離板2
08の自由端は、更に別の補助板金216に支持されて
位置決め精度の向上及び剛性確保が図られている。片持
ちユニット215において、プラテン207及び台紙巻
取り軸209は回転自在に取り付けられており、片持ち
ユニット215には、それらのプラテン207及び台紙
巻取り軸209に対する動力伝達機構を構成するギヤ列
217が設けられている。これらのギヤ列217は、図
11に示すように、板金214において、プラテン20
7、ラベル剥離板208及び台紙巻取り軸209が取り
付けられている側面と反対側の側面に配列されている。
ット203の取付壁210にネジ止めされて取り付けら
れている。この場合、カセット203の取付壁210
は、ギヤ列217を収納するギヤカバー218を有して
おり、したがって、ギヤ列217がギヤカバー218に
収納された状態で片持ちユニット215が取付壁210
に取り付けられている。こうして片持ちユニット215
が取付壁210に取り付けられた状態において、プラテ
ン207、ラベル剥離板208及び台紙巻取り軸209
は、カセット203の引き出し及び押し込み方向と直交
する略水平軸に沿って配置されることになる。
板金214と板金としての補助板金216との間にラベ
ル剥離板と平行して1本のラベル保持シャフト219が
取り付けられている。そして、このラベル保持シャフト
219には2つのラベル規制部材220が取り付けられ
ており、そのうちの1つのラベル規制部材220はスラ
イド自在である。これらのラベル規制部材220は、ラ
ベル剥離板208によって図示しない台紙から剥離され
た図示しないラベルの側部を規制し、これによってラベ
ルの蛇行を防止するための構造物である。ここで、図8
ないし図11中、ラベル規制部材220は3つ示されて
いるが、中央に示すラベル規制部材220と右側に示す
ラベル規制部材220とは同一のものであり、その移動
範囲を示すために2つ図示している。
216には、ラインサーマルプリンタヘッド204を位
置決め保持するために用いられる位置決め溝311が形
成されている。そして、これらの位置決め溝311が形
成されている部分では、板金214と補助板金216と
の間の対向間隔が徐々に広げられている。これらの位置
決め溝311によるラインサーマルプリンタヘッド20
4の位置決め保持構造に付いては後述する。
部202とカセット203とそれらが保持する構造部品
との間の構造的な関連性を図12ないし図19に基づい
て説明する。この場合、図1ないし図11も必要に応じ
て用いながら説明する。図12はカセット203及びカ
セット保持部202が共に収納された状態を示す右側面
図、図13はカセット203及びカセット保持部202
が僅かに引き出された状態を示す右側面図、図14はカ
セット203及びカセット保持部202が更に引き出さ
れてカッタ205が待避位置に位置付けられた状態を示
す右側面図、図15はカセット203及びカセット保持
部202が更に引き出された状態を示す右側面図、図1
6はカセット保持部202が最大引出位置まで引き出さ
れた状態を示す右側面図、図17はカセット203が引
き抜かれた状態を示す右側面図、図18はラインサーマ
ルプリンタヘッド204が印字位置から脱落した状態で
の位置決めガイド機構とヘッドカム機構との側面図、図
19はラインサーマルプリンタヘッド204が印字位置
に位置付けられた状態での位置決めガイド機構とヘッド
カム機構との側面図である。
において、ラインサーマルプリンタヘッド204は印字
ヘッドホルダ221の先端部の回動自在なリンクに弾性
的に保持されている。ここでの弾性力は、コイルスプリ
ングであるヘッドスプリングHS(図18及び図19参
照)により付与されている。より詳細には、図18及び
図19に示すように、ラインサーマルプリンタヘッド2
04は、ヘッド取付体301にヘッド本体302が固定
された構造物であり、ヘッド取付体301が印字ヘッド
ホルダ221に取り付けられている。その取り付け構造
としては、ヘッド取付体301の先端上面から上方に突
出する取付シャフト303が印字ヘッドホルダ221の
取付孔304に挿入された状態で、取付シャフト303
がその先端部に固定されたEリング305によって抜け
止めされている、というものである。そして、ヘッド取
付体301と印字ヘッドホルダ221との間には、取付
シャフト303を覆うようにヘッドスプリングHSが介
在されており、これによって印字ヘッドホルダ221に
ラインサーマルプリンタヘッド204が弾性的に保持さ
れている。
04は、その先端部が印字ヘッドホルダ221に弾性的
に保持されているに過ぎない。このため、ラインサーマ
ルプリンタヘッド204がプラテン207に当接する印
字位置においてラインサーマルプリンタヘッド204を
位置決めする位置決め構造が必要となる。本実施の形態
では、そのような位置決め構造として、ヘッド取付体3
01に位置決め軸312が設けられている。この位置決
め軸312は、プラテン207と平行に配置され、ライ
ンサーマルプリンタヘッド204がプラテン207に当
接する印字位置において、板金214と補助板金216
とに形成された位置決め溝311に嵌合して位置決め保
持される。これにより、ラインサーマルプリンタヘッド
204は、印字位置に位置付けられると、位置決め軸3
12が位置決め溝311に位置決め保持された状態でヘ
ッドスプリングHSに押圧され、これによって図示しな
い発熱素子列がプラテン207に押し付けられる。ここ
に、ラインサーマルプリンタヘッド204を位置決め保
持する位置決めガイド機構313が構成されている。
部202の引き出し及び押し込み方向と直交する略水平
軸であるホルダシャフト222に回動自在に取り付けら
れた板金製のアーム状部材である。このような印字ヘッ
ドホルダ221は、その先端部の回動自在なリンクにラ
インサーマルプリンタヘッド204を支持しており、後
端側の位置変化に応じてラインサーマルプリンタヘッド
204の姿勢制御が可能な構造となっている。そこで、
本実施の形態では、印字ヘッドホルダ221の後端側の
位置を制御することによって、カセット保持部202の
スライド移動に伴うラインサーマルプリンタヘッド20
4の跳上げ動作を実現している。つまり、印字ヘッドホ
ルダ221の一対の後端側にはそれぞれカムフォロワ2
23が取り付けられており、これらのカムフォロワ22
3は本体ケース201の両側壁に形成された溝カム22
4に係合している。この溝カム224の形状は、カセッ
ト保持部202の引き出し動作に伴いラインサーマルプ
リンタヘッド204が跳ね上げられる方向に印字ヘッド
ホルダ221を回動させ、カセット保持部202の押し
込み動作に伴いラインサーマルプリンタヘッド204を
プラテン207に当接する印字位置に復帰させる方向に
印字ヘッドホルダ221を回動させるような制御を行な
い得るように決められている。ここに、カセット保持部
202が本体ケース201から最大限引き出された最大
引出位置ではラインサーマルプリンタヘッド204を跳
ね上げるように印字ヘッドホルダ221を回動させる跳
上げカム構造の跳上げ手段225が形成されている。
端部にホルダシャフト222と平行な回動軸回りに回動
自在のリンク部材226を有しており、このリンク部材
226にはカッタ205が固定されている。これによ
り、カッタ205は、ラインサーマルプリンタヘッド2
04の近傍の用紙切断位置とラインサーマルプリンタヘ
ッド204から離反する待避位置とに移動自在であり、
ここに、カッタ保持機構227が構成されている。そし
て、リンク部材226と印字ヘッドホルダ221の先端
部との間には、それらの両側部に位置させて2本のコイ
ルスプリングSPが張設状態で掛け渡されている。これ
により、リンク部材226は、コイルスプリングSPに
よって、ラインサーマルプリンタヘッド204から離反
する方向に向けて付勢されている。そして、リンク部材
226には、その上面両側部に、一対のカム228が形
成されており、本体ケース201にはそれらのカム22
8に対応するカムフォロワ229が形成されている。こ
のカムフォロワ229は、本体ケース201の上面を構
成する板金状の構造体の裏面である。
セット保持部202が収納位置に位置付けられている場
合には(図2及び図12参照)、カム228がカムフォ
ロワ229に当接してリンク部材226をラインサーマ
ルプリンタヘッド204に近接する方向に回動させ、カ
セット保持部202が有る程度引き出された後にはカム
フォロワ229からカム228が脱落するような配置関
係に形成されている。
位置に位置付けられている場合には、コイルスプリング
SPの付勢力に抗してリンク部材226がラインサーマ
ルプリンタヘッド204に近接し、カッタ205がライ
ンサーマルプリンタヘッド204の近傍の用紙切断位置
に位置付けられる(図12参照)。これに対し、カムフ
ォロワ229からカム228が脱落した後は、コイルス
プリングSPの付勢力によってリンク部材226が引っ
張られ、リンク部材226がラインサーマルプリンタヘ
ッド204から離反する方向に回動し、カッタ205が
ラインサーマルプリンタヘッド204から離反した待避
位置に位置付けられる(図13〜図17参照)。これに
より、カッタカム構造のカッタ位置制御機構230が構
成されている。そこで、印字ヘッドホルダ221には、
用紙切断位置に位置するカッタ205を露出させ、待避
位置に位置するカッタ205を覆うカッタカバー231
が取り付けられている。
は、ラインサーマルプリンタヘッド204のヘッド取付
体301の上面に位置させて、左右一対のカム306が
取り付けられている(図3、図4、図18及び図19参
照)。これらのカム306は、カムフォロワ229との
カム作用によって、印字ヘッドホルダ221の回動自在
なリンクに支持されたラインサーマルプリンタヘッド2
04に対して押圧力を付与する構造である。つまり、カ
ム306は、カセット保持部202が収納位置に位置付
けられている場合に、カムフォロワ229との間のカム
作用によって、ラインサーマルプリンタヘッド204を
プラテン207の方向に変位させ、これによってヘッド
スプリングHSの撓み量を増大させてプラテン207に
対するラインサーマルプリンタヘッド204の当接力を
強くするように機能する。ここに、カセット保持部20
2の収納位置への移動に従いラインサーマルプリンタヘ
ッド204をプラテン207への当接力を強める方向に
付勢するヘッドカム機構232が構成されている。
8及びカム306が左右一対設けられているため、一対
のカム228及びカム306の間にはスペースが形成さ
れる。そこで、本実施の形態では、このスペースを利用
してラインサーマルプリンタヘッド204の図示しない
配線ケーブルを折りたたみ状態で収納している。
保持部202及びカセット203が引き出される過程を
順に示している。このようなカセット保持部202及び
カセット203の引き出し過程において、カセット保持
部202は、その最大引出位置(図16および図17参
照)に引き出されるまではカセット203に連結されて
カセット203と共に引き出され、カセット保持部20
2が最大引出位置に到った後はカセット203が単独で
引き出し可能なように構成されている。逆に、カセット
保持部202及びカセット203の押し込み時には、カ
セット203は、最大引出位置に位置するカセット保持
部202に達するまでは単独で押し込み可能であり、最
大引出位置に位置するカセット保持部202に達した後
はカセット保持部202に連結されてこのカセット保持
部202を伴い押し込み移動可能なように構成されてい
る。このようなカセット保持部202とカセット203
との連結を可能とする構造がラッチ機構233である。
以下、ラッチ機構233について説明する。
き出し及び押し込み方向と直交する略水平軸回りに回動
自在にラッチ部材234が取り付けられている。このラ
ッチ部材234は、第1の方向(図12〜図17中、F
Dで示す)に回動することによってカセット203に設
けられた図示しない係合孔に係合する第1の係合部23
5と、第1の方向とは反対の第2の方向(図12〜図1
7中、SDで示す)に回動することによってカセット保
持部202の最大引出位置において本体ケース201に
設けられた図示しない係合孔に係合する第2の係合部2
36とを備える。このようなラッチ部材234は、カセ
ット203の移動軌跡中に配置された当接部237を備
える。この当接部237は、カセット保持部202に対
してカセット203が押し込まれた場合、カセット20
3の後部の当接によってラッチ部材234を第1の方向
に回動させる役割を果たす。つまり、押し込まれたカセ
ット203が当接部237に当接するとラッチ部材23
4が第1の方向に回動し、第1の係合部235がカセッ
ト203に設けられた図示しない係合孔に係合してカセ
ット保持部202とカセット203とが結合された状態
となる。この状態を、図12ないし図15に示す。した
がって、カセット保持部202が収納位置から最大引出
位置に到る区間においては、カセット保持部202とカ
セット203とが連結された状態となる。また、ラッチ
部材234は、図示しない付勢部材によって第2の方向
に付勢されている。これにより、カセット保持部202
が最大引出位置に到った場合には、第2の方向に付勢さ
れているラッチ部材234が第2の方向に回動し、本体
ケース201に設けられた係合孔に第2の係合部236
が落ち込んでカセット保持部202が本体ケース201
に係合する(図16及び図17参照)。
に、カセット203に取り付けられた片持ちユニット2
15の補助板金216の底部を支持する自由端支持部2
38を有する。つまり、この自由端支持部238は、直
接的に支持する補助板金216を支持することによって
この補助板金216に取り付けられたプラテン207及
びラベル剥離板208の自由端を支持する。
持部202が共に収納された状態でのロール紙の案内経
路を示す右側面図である。本実施の形態のプリンタ5
は、図20に示すように、用紙収納部206に収納され
たロール紙を、用紙収納部206に設けられた2本のガ
イド軸GSの上部から位置決め軸312の下部を経てプ
ラテン207とラインサーマルプリンタヘッド204と
の間に案内する案内経路321(一点鎖線で示す)を形
成するように、各部が位置付けられている。つまり、プ
リンタ5においては、カセット203の用紙収納部20
6に収納保持した図示しないロール紙をプラテン207
の上方まで引き出し、そのままカセット203を閉じる
ことにより、ラインサーマルプリンタヘッド204に設
けられた位置決め軸312が、ロール紙をラインサーマ
ルプリンタヘッド204に干渉させないようにロール紙
を案内する。この意味では、位置決め軸312は、ロー
ル紙のガイド軸としても機能する。
電子秤装置1は、例えば、秤皿3に載せた品物の重量を
計量してその計量結果を印字したラベルをプリンタ5に
よって印字し発行口101から発行したり、品物の計量
値に基づいてその品物の値段を求め、レシートを印字し
て発行口101から発行したりするというように利用さ
れる。
部206に感熱紙であるロール紙が収納される場合に
は、そのロール紙にラインサーマルプリンタヘッド20
4により所定事項を印字して発行口101から発行す
る。発行された印字済みのロール紙は、カッタ205で
切断可能である。また、用紙収納部206にロール紙状
のラベル用紙が収納される場合には、その台紙部分をラ
ベル剥離板208で屈曲させて台紙巻取り軸209に巻
き取らせ、ラベル剥離板208によって台紙から剥離分
離された印字済みのラベルを発行口101から発行され
る。
作業や保守作業のためのカセット203の引き出し及び
押し込み動作について説明する。まず、本体ケース20
1にカセット保持部202が収納されてカセット保持部
202にカセット203が収納されている状態からカセ
ット203を引き出すと、カセット203とカセット保
持部202とはラッチ機構233によって結合されてい
るためにカセット保持部202もカセット203に伴い
本体ケース201から引き出される。カセット保持部2
02が最大引出位置まで引き出されると、ラッチ機構2
33はカセット保持部202とカセット203との結合
を解除するため、カセット保持部202はその最大引出
位置に位置付けられたままカセット203がカセット保
持部202から引き出される。
位置まで引き出された状態では、跳上げ手段225によ
って印字ヘッドホルダ221が回動させられ、ラインサ
ーマルプリンタヘッド204が跳ね上げられる。しか
も、カセット203には、プラテン207、ラベル剥離
板208及び台紙巻取り軸209が片持ち状態で設けら
れ、カセット203においてこれらを片持ちする取付壁
210と対面する側は開放部211となっている。そこ
で、カセット保持部202からカセット203を引き出
した状態又は引き抜いた状態で、用紙収納部206に対
するロール紙のセット作業、プラテン207及びラベル
剥離板208を経由させての台紙巻取り軸209に対す
る台紙のセット作業、各部の保守作業等を容易に行なう
ことが可能となる。
ドホルダ221が回動してラインサーマルプリンタヘッ
ド204が跳ね上げられた場合(図5〜図7、図14〜
図17)、リンク部材226と共にカッタ205がコイ
ルスプリングSPに付勢されてラインサーマルプリンタ
ヘッド204から離反する方向に回動し、これによって
カッタ205はカッタカバー231に覆われる。これに
より、ラインサーマルプリンタヘッド204の引き出し
ながらの跳上げによってその周辺が外部に露出したとし
ても、オペレータの手が不用意にカッタ205に触れて
しまうような事故が防止され、安全性が確保される。
ト203を引き出した状態又は引き抜いた状態で行なう
用紙収納部206に対するロール紙のセット作業に際し
ては、サイドフェンス212をスライド移動させること
で、実際に使用するロール紙の幅に用紙収納部206の
用紙収納幅を合わせ、ロール紙の側面位置を規制するこ
とができる。
部206にセットしたロール紙をプラテン207の上方
まで引き出し、この状態で、カセット203を押し込
む。すると、図16に示す状態から図15、図14、図
13及び図12に示す状態へと状態が遷移する。このよ
うな状態遷移の過程で、最大引出位置に位置するカセッ
ト保持部202に設けられたラッチ機構233の当接部
277にカセット203の後端部が当接してラッチ部材
234が回動し、ラッチ部材234は本体ケース201
に設けられた係合孔との係合を解除すると共にカセット
保持部202とカセット203とを結合させる。これに
より、カセット保持部202がカセット203と共に本
体ケース201に押し込まれる。
れるに従い、跳上げ手段225が印字ヘッドホルダ22
1を回動させ、これによって跳上げられていたラインサ
ーマルプリンタヘッド204がプラテン207に当接す
る印字位置に向けて下降する。すると、ラインサーマル
プリンタヘッド204に設けられている位置決め軸31
2も下降し、カセット203の板金214及び補助板金
216に形成された位置決め溝311に嵌合し位置決め
される。この際、板金214と補助板金216との間の
対向間隔は、位置決め溝311の部分において徐々に広
げられていることから、位置決め溝311に対する位置
決め軸312の挿入動作に際してラインサーマルプリン
タヘッド204が板金214や補助板金216にぶつか
ってしまうことがなく、位置決め軸312の軸方向に対
する遊びや精度誤差が許容される。これにより、ライン
サーマルプリンタヘッド204が位置決め保持され、プ
ラテン207に対する図示しない発熱素子列の正確な位
置合わせがなされる。この場合、位置決め溝311は、
プラテン207を支持する板金214及び補助板金21
6に形成されているため、プラテン207に対する発熱
素子列の位置合わせ精度が良好である。
4に設けられている位置決め軸312は、その下降動作
に際し、ロール紙を案内してロール紙を張設させる。こ
れにより、ラインサーマルプリンタヘッド204に設け
られた位置決め軸312が、ロール紙をラインサーマル
プリンタヘッド204に干渉させないようにロール紙を
案内する。
ンサーマルプリンタヘッド204に設けられている位置
決め軸312は、ラインサーマルプリンタヘッド204
の位置決め機能とロール紙の案内機能とを果たす。つま
り、単一の位置決め軸312が2つの機能を奏すること
になる。
合には、図13に示す状態から図12に示す状態に状態
が遷移する。これにより、ラインサーマルプリンタヘッ
ド204の裏面に設けられたカム306は、カムフォロ
ワ229との間のカム作用によって、プラテン207に
対してラインサーマルプリンタヘッド204を当接する
よう機能する。これにより、ラインサーマルプリンタヘ
ッド204がプラテン207にバランス良く当接し、印
字品質が高品質に維持される。
位置まで引き出された状態ではラインサーマルプリンタ
ヘッド204が跳ね上げられ、しかもカセット203は
単独で引き出し及び押し込み可能となるため、その際に
必要な力が軽くて済む。これにより、軽快な操作感が得
られ、カセット203の引き出し及び押し込みに際して
の操作性が良好となる。
5は、いずれも簡単な機構的な構造でそれぞれの作用を
実現していることから、構造の簡略化を図ることができ
る。
208はカセット203に片持ち状態で取り付けられて
いるが、これらのプラテン207及びラベル剥離板20
8の自由端は、補助板金216を介して自由端支持部2
38に支持されている。これにより、印字に際して台紙
巻取り軸209の回転駆動による力がかかるプラテン2
07及びラベル剥離板208に剛性が確保される。特
に、プラテン207の支持剛性が確保されることは、印
字品質を高品質に維持するのに役立つ。
列217はギヤカバー218に覆われている。これによ
り、ギヤ列217の鋭利な部分にオペレータの手が触れ
ることが無くなり、安全性が確保される。
明は、本体ケースと、前記本体ケースに対して引き出し
自在に設けられたカセット保持部と、前記カセット保持
部に対してその引出方向と直交する略水平軸回りに回動
自在に支持され、その回動自由端に印字ヘッドが取り付
けられた印字ヘッドホルダと、前記カセット保持部が前
記本体ケースに収納された収納位置では前記印字ヘッド
を印字位置に位置付け、前記カセット保持部が前記本体
ケースから最大限引き出された最大引出位置では前記印
字ヘッドを跳ね上げるように前記印字ヘッドホルダを回
動させる跳上げ手段と、前記カセット保持部に対して引
き出し自在に設けられ、用紙収納部を有するカセット
と、前記用紙収納部よりも手前側で前記印字ヘッドホル
ダの回動軸と平行な軸回りに回転自在に前記カセットに
取り付けられ、前記カセットが前記カセット保持部に収
納された状態では前記印字位置で前記印字ヘッドに対面
するプラテンと、前記カセット保持部が前記収納位置か
ら前記最大引出位置に移動するまでの区間は前記カセッ
ト保持部と前記カセットとを結合させ、前記カセット保
持部が前記最大引出位置に位置付けられた状態では前記
カセット保持部と前記カセットとの結合を解除するラッ
チ機構と、略水平に前記印字ヘッドに設けられた位置決
め軸と、前記カセット保持部が前記収納位置に移動する
過程で前記位置決め軸を位置決め保持して前記印字ヘッ
ドを前記印字位置に位置付ける前記カセットに設けられ
た位置決め溝とを有し、前記位置決め溝に位置決め保持
された前記位置決め軸は、前記用紙収納部から前記印字
ヘッドに至る間で前記印字ヘッドに干渉しないようにロ
ール紙を案内するガイド軸として機能する位置決めガイ
ド機構と、を具備するので、用紙収納部に対するロール
紙のセット作業や各部の保守作業の容易化を図ることが
でき、その操作性も良好にすることができる。また、位
置決め軸が印字ヘッドの位置決め機能とロール紙の案内
機能とを奏することから、単一の位置決め軸による複合
的な機能が得られ、機能及び部品の共用化による構造の
簡略化やコストの低減を図ることができる。
セット式プリンタにおいて、前記カセットは、前記プラ
テンを両側から支持する一対の板金を備え、これらの板
金に前記位置決め溝が形成されているので、プラテンの
支持と印字ヘッドの位置決めとを同一の板金によって行
うことができるため、プラテンに対する印字ヘッドの位
置決め精度を向上させることができる。
セット式プリンタにおいて、前記板金間の間隔は、前記
位置決め軸が挿脱される部分が広げられているので、位
置決め軸が位置決め溝に挿入されるに際し、板金に構造
物がぶつかりにくくすることができ、位置決め軸方向に
おける各部の位置精度の許容度を増大させることができ
る。
セット式プリンタにおいて、前記印字ヘッドは、ライン
サーマルプリンタヘッドであり、前記印字ヘッドホルダ
は、前記印字ヘッドが前記プラテンに弾発的に当接する
ように前記印字ヘッドの先端側を弾性的に支持し、前記
位置決め軸は、前記印字ヘッドの後端側に配置されてい
るので、プラテンに対する印字ヘッドの弾発力を適宜設
定することによって、プラテンに対するラインサーマル
プリンタヘッドの当接圧を容易に最適な当接圧に設定す
ることができ、したがって、印字品質を向上させること
ができる。
セット式プリンタにおいて、前記本体ケースと前記印字
ヘッドホルダとの間には、前記カセット保持部が前記収
納位置に移動する過程で前記プラテンと前記印字ヘッド
との間の弾発力を強めるように前記印字ヘッドホルダを
前記プラテンに近接する方向に変位させるヘッドカム機
構が設けられているので、ヘッドカム機構のカム作用を
適宜設定することで、プラテンに対する印字ヘッドの当
接圧を容易に設定することができ、したがって、印字品
質を向上させることができる。
適用例を示す全体の斜視図である。
状態を示す斜視図である。
す斜視図である。
す斜視図である。
た状態を示す斜視図である。
図である。
る。
一体化する片持ちユニットが取り外されたカセットの右
側面を示す斜視図である。
一体化する片持ちユニットが取り外されたカセットの左
側面を示す斜視図である。
た状態を示す右側面図である。
された状態を示す右側面図である。
れてカッタが待避位置に位置付けられた状態を示す右側
面図である。
れた状態を示す右側面図である。
れた状態を示す右側面図である。
である。
位置決めガイド機構とヘッドカム機構との側面図であ
る。
での位置決めガイド機構とヘッドカム機構との側面図で
ある。
た状態での用紙の案内経路を示す右側面図である。
ド) 206 用紙収納部 207 プラテン 214 板金 216 板金(補助板金) 221 印字ヘッドホルダ 225 跳上げ手段 232 ヘッドカム機構 233 ラッチ機構 311 位置決め溝 312 位置決め軸 313 位置決めガイド機構
Claims (5)
- 【請求項1】 本体ケースと、 前記本体ケースに対して引き出し自在に設けられたカセ
ット保持部と、 前記カセット保持部に対してその引出方向と直交する略
水平軸回りに回動自在に支持され、その回動自由端に印
字ヘッドが取り付けられた印字ヘッドホルダと、 前記カセット保持部が前記本体ケースに収納された収納
位置では前記印字ヘッドを印字位置に位置付け、前記カ
セット保持部が前記本体ケースから最大限引き出された
最大引出位置では前記印字ヘッドを跳ね上げるように前
記印字ヘッドホルダを回動させる跳上げ手段と、 前記カセット保持部に対して引き出し自在に設けられ、
用紙収納部を有するカセットと、 前記用紙収納部よりも手前側で前記印字ヘッドホルダの
回動軸と平行な軸回りに回転自在に前記カセットに取り
付けられ、前記カセットが前記カセット保持部に収納さ
れた状態では前記印字位置で前記印字ヘッドに対面する
プラテンと、 前記カセット保持部が前記収納位置から前記最大引出位
置に移動するまでの区間は前記カセット保持部と前記カ
セットとを結合させ、前記カセット保持部が前記最大引
出位置に位置付けられた状態では前記カセット保持部と
前記カセットとの結合を解除するラッチ機構と、 略水平に前記印字ヘッドに設けられた位置決め軸と、前
記カセット保持部が前記収納位置に移動する過程で前記
位置決め軸を位置決め保持して前記印字ヘッドを前記印
字位置に位置付ける前記カセットに設けられた位置決め
溝とを有し、前記位置決め溝に位置決め保持された前記
位置決め軸は、前記用紙収納部から前記印字ヘッドに至
る間で前記印字ヘッドに干渉しないようにロール紙を案
内するガイド軸として機能する位置決めガイド機構と、
を具備するカセット式プリンタ。 - 【請求項2】 前記カセットは、前記プラテンを両側か
ら支持する一対の板金を備え、これらの板金に前記位置
決め溝が形成されている請求項1記載のカセット式プリ
ンタ。 - 【請求項3】 前記板金間の間隔は、前記位置決め軸が
挿脱される部分が広げられている請求項2記載のカセッ
ト式プリンタ。 - 【請求項4】 前記印字ヘッドは、ラインサーマルプリ
ンタヘッドであり、前記印字ヘッドホルダは、前記印字
ヘッドが前記プラテンに弾発的に当接するように前記印
字ヘッドの先端側を弾性的に支持し、前記位置決め軸
は、前記印字ヘッドの後端側に配置されている請求項1
記載のカセット式プリンタ。 - 【請求項5】 前記本体ケースと前記印字ヘッドホルダ
との間には、前記カセット保持部が前記収納位置に移動
する過程で前記プラテンと前記印字ヘッドとの間の弾発
力を強めるように前記印字ヘッドホルダを前記プラテン
に近接する方向に変位させるヘッドカム機構が設けられ
ている請求項4記載のカセット式プリンタ。
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JP2015085603A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | ブラザー工業株式会社 | テープカートリッジ |
WO2015099052A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
WO2019123637A1 (ja) * | 2017-12-22 | 2019-06-27 | 三菱電機株式会社 | プリンター |
-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000400175A patent/JP3764336B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2015123624A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
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