JP2002200258A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
できる遊技機を提供すること。 【解決手段】 書類リーチの出現回数が0回〜3回のと
きにはキャラクターが「赤色」のスカートで出現した場
合に外れが発生し、「金色」のスカートで出現した場合
に大当りが発生する。また、書類リーチの出現回数が4
回以上のときにはキャラクターが「紫色」のスカートで
出現した場合に外れが発生し、「赤色」または「金色」
のスカートで出現した場合に大当りが発生する。この場
合、「赤色」の書類リーチの出現率が出現回数3回を堺
に変わる。このため、「赤色」の書類リーチの出現率と
信頼度との因果関係が分からなくなるので、「赤色」の
書類リーチに基づいて大当りの予測を行い難くなる。従
って、大当りの発生に意外性ができるので、大当りを獲
得したときの喜びが高まる。
Description
ーチパターンを表示することに基づいて複数の図柄の組
合わせが一時的に決まる様子を演出する構成の遊技機に
関する。
パターンに大当りの信頼度が設定されたものがある。こ
の構成の場合、低信頼度のリーチパターンは高頻度で出
現し、高信頼度のリーチパターンは低頻度で出現するの
で、リーチパターンに基づいて大当りの予測が簡単にで
きてしまう。このため、大当りの発生に意外性を感じ難
いので、大当りを獲得した大きな喜びが得られない。本
発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的
は、大当りを獲得したときの喜びを高めることができる
遊技機を提供することにある。
は、複数の図柄が変動する様子が表示される図柄表示装
置と、複数のリーチパターンの中からリーチパターンを
選択する選択手段と、前記選択手段の選択結果に応じた
リーチパターンを前記図柄表示装置に表示することに基
づいて複数の図柄の組合わせが一時的に決まる様子を演
出する表示制御手段とを備え、前記選択手段が少なくと
も1個のリーチパターンの選択確率を設定条件に応じて
変えるところに特徴を有している。上記手段によれば、
同一のリーチパターンが高頻度で出現したり、低頻度で
出現するようになる。このため、リーチパターンの出現
率と信頼度との因果関係が分からなくなるので、リーチ
パターンに基づいて大当りの予測を行い難くなる。従っ
て、大当りの発生に意外性ができるので、大当りを獲得
したときの喜びが高まる。
するメイン制御装置と、前記メイン制御装置からの制御
指令を検出することに基づいて図柄表示装置に複数の図
柄を変動表示するサブ制御装置とを備え、前記サブ制御
装置が複数のリーチパターンの中からリーチパターンを
選択する選択手段と、前記選択手段の選択結果に応じた
リーチパターンを前記図柄表示装置に表示する表示制御
手段とを有し、前記選択手段が少なくとも1個のリーチ
パターンの選択確率を設定条件に応じて変えるところに
特徴を有している。上記手段によれば、同一のリーチパ
ターンが高頻度で出現したり、低頻度で出現するように
なるので、リーチパターンに基づいて大当りの予測を行
い難くなる。このため、大当りの発生に意外性ができる
ので、大当りを獲得したときの喜びが高まる。しかも、
サブ制御装置側でリーチパターンの選択処理が行われ
る。このため、メイン制御装置側でリーチパターンの選
択処理を行う必要がなくなるので、メイン制御装置を少
量の変更で異機種に流用できる。
設定条件の成立状態を判定する判定手段を備えていると
ころに特徴を有している。上記手段によれば、設定条件
の成立状態がサブ制御装置の内部で判定される。このた
め、メイン制御装置に設定条件の判定機能を持たせる必
要がなくなるので、メイン制御装置の処理内容が簡単に
なる。
条件の成立前後にリーチパターンの選択確率を異なる値
に継続的に固定するところに特徴を有している。上記手
段によれば、リーチパターンの選択確率が継続的に固定
されるので、リーチパターンの選択確率を図柄の変動毎
に変える場合とは異なり、出現率と信頼度との間に少量
の因果関係が残される。このため、リーチパターンの信
頼度を少量の因果関係に基づいて追及する楽しみができ
るので、遊技のおもしろさが高まる。
チパターンの選択確率を出現回数に応じて変えるところ
に特徴を有している。上記手段によれば、例えばリーチ
パターンの出現回数が設定値に達することに基づいてリ
ーチパターンの出現率を低下させることができる。この
ため、見飽きたリーチパターンが高頻度で繰返し出現す
ることがなくなるので、遊技のおもしろさが高まる。
チパターンの選択確率を図柄の変動回数に応じて変える
ところに特徴を有している。上記手段によれば、リーチ
パターンの出現回数に基づいて選択確率を変える場合と
は異なり、リーチパターンの出現状態のばらつきの影響
で選択確率の図柄変動回数に対する変更タイミングがば
らつくことが防止されるので、選択確率の変更タイミン
グが安定する。
の出現回数または図柄の変動回数の判定値が確率的に大
当りが発生する程度の値に設定されているところに特徴
を有している。上記手段によれば、リーチパターンの出
現回数または図柄の変動回数が大当りの発生回数程度に
なったところで信頼度が低いリーチパターンの出現率を
低下させることができる。このため、確率的に大当りが
発生する気分になっているとこで信頼度が低いリーチパ
ターンが出現し、遊技者をがっかりさせることが防止さ
れる。
の出現回数または図柄の変動回数が大当りの発生に基づ
いてクリアされるところに特徴を有している。上記手段
によれば、大当りの発生に基づいて遊技者が変わった場
合に新たな遊技者にとって遊技の開始を基準にリーチパ
ターンの出現回数または図柄の変動回数がカウントされ
る。このため、出現回数または変動回数を正確に認識で
きるので、選択確率の変更タイミングを正確に把握でき
る。
の出現回数または図柄の変動回数が電源の投入に基づい
てクリアされるところに特徴を有している。上記手段に
よれば、バックアップメモリに記録された前日の出現回
数または変動回数に本日の出現回数または変動回数が加
算されることがなくなる。このため、出現回数または変
動回数を正確に認識できるので、選択確率の変更タイミ
ングを正確に把握できる。
パターンが記録されたテーブルデータを備え、選択手段
がテーブルデータの中からリーチパターンを選択すると
ころに特徴を有している。上記手段によれば、リーチパ
ターンがテーブルデータの中から選択される。このた
め、リーチパターンの選択プログラムが簡単になるの
で、リーチパターンを高速度で選択できる。
パターンに対応する複数のフラグを備え、選択手段が複
数のフラグの設定状態に基づいてリーチパターンを選択
するところに特徴を有している。上記手段によれば、リ
ーチパターンがフラグの設定状態に基づいてプログラム
的に選択される。このため、リーチパターンを選択する
ためのテーブルデータが不要になるので、データ量が少
なくなる。
が図柄表示装置にリーチパターンの選択確率が変わった
ことを表示するところに特徴を有している。上記手段に
よれば、リーチパターンの選択確率が変わったことを知
ることができる。このため、緩んだ気分が一新され、新
鮮な気分で遊技に取組むことができるので、遊技のおも
しろさが高まる。
が同一の演出で色彩が異なるリーチパターンを表示する
ことに基づいてリーチパターンの選択確率が変わったこ
とを報知するところに特徴を有している。上記手段によ
れば、例えば「赤色」のリーチパターンで外れが続いて
いる状態で「紫色」のリーチパターンが表示されると、
「紫色」のリーチパターンが外れであったとしても色彩
の違いが大当りの発生を予感させる。このため、大当り
に対する期待度が高まるので、遊技のおもしろさが向上
する。
が図柄表示装置に表示するキャラクターを変えることに
基づいてリーチパターンの選択確率が変わったことを報
知するところに特徴を有している。上記手段によれば、
リーチパターンの視覚的な雰囲気が選択確率の変更前後
で大幅に変わる。このため、別個の機種で遊技を行って
いる気分を味わうことができるので、遊技のおもしろさ
が高まる。
ないし図9に基づいて説明する。パチンコホールの台島
には、図9に示すように、外枠1が設置されている。こ
の外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであ
り、外枠1の前面には、図8に示すように、前面扉2が
左側辺部を中心に回動可能に装着されている。
3が固定され、下皿3の上方に位置して横長な長方形状
の皿板4が左側辺部を中心に回動可能に装着されてい
る。この皿板4の前面には上皿5が固定されており、上
皿5内にはパチンコ球(図示せず)が貯溜されている。
ハンドル6が回動可能に装着されており、発射ハンドル
6の後方には、図9に示すように、発射モータ7が装着
されている。この発射モータ7の回転軸には打球機構を
介して打球槌(いずれも図示せず)が連結されており、
発射ハンドル6が図8の時計回り方向へ回動操作される
と、発射モータ7に電源が与えられ、打球槌が上皿5内
のパチンコ球を上皿5内から弾き出す。
矩形状の窓枠8が左側辺部を中心に回動可能に装着され
ており、窓枠8の内周面には透明なガラス窓(図示せ
ず)が保持されている。また、前面扉2の後面には額縁
状の機構盤(図示せず)が固定されている。この機構盤
には遊技盤9が保持されており、遊技盤9は窓枠8のガ
ラス窓により前方から覆われている。
レール11が固定されており、打球槌により弾かれたパ
チンコ球は外レール10および内レール11間を通して
遊技盤9内の上部に放出される。また、遊技盤9の前面
には複数の障害釘(図示せず)が打込まれており、遊技
盤9内の上部に放出されたパチンコ球は障害釘に当りな
がら落下する。
されており、表示用台板12にはカラー液晶表示器から
なる特別図柄表示装置13が保持されている。この特別
図柄表示装置13は横一列に並ぶ3個の図柄表示領域Z
Eを有するものであり、各図柄表示領域ZE内には
「一」〜「十二」の漢数字が表示される。
の下方に位置して特別図柄始動口14が固定されてい
る。この特別図柄始動口14は上面が開口するポケット
状をなすものであり、特別図柄始動口14内には特別図
柄始動センサ15(図7参照)が固定されている。この
特別図柄始動センサ15は近接スイッチからなるもので
あり、特別図柄始動口14内にパチンコ球が入賞したこ
とを検出して特別図柄始動信号(特図始動信号と称す
る)を出力する。
正方形状のセンタカバー16が固定されており、センタ
カバー16の外周部には矩形枠状のメインセット17が
配設されている。このメインセット17は前面扉2の後
面に回動可能に装着されたものであり、メインセット1
7の後面にはメイン基板ボックス18が固定されてい
る。このメイン基板ボックス18内にはメイン基板19
が収納されており、メイン基板19にはメイン制御装置
20が搭載されている。このメイン制御装置20はマイ
クロコンピュータを主体に構成されたものであり、メイ
ン制御装置20には、図7に示すように、特別図柄始動
センサ15が電気的に接続されている。
ように、表示基板ボックス21が固定されており、表示
基板ボックス21内には表示基板22が収納されてい
る。この表示基板22にはマイクロコンピュータを主体
に構成された表示制御装置23が搭載されており、表示
制御装置23には、図7に示すように、ドライブ回路2
4を介して特別図柄表示装置13が電気的に接続されて
いる。この表示制御装置23は選択手段,表示制御手
段,判定手段を有するサブ制御装置に相当するものであ
り、表示制御装置23にはメイン制御装置20が電気的
に接続されている。
特別図柄始動口14の下方に位置して弓形状の入賞口用
台板25が固定されており、入賞口用台板25には大入
賞口(図示せず)が形成されている。この大入賞口は前
面が開口する四角筒状をなすものであり、大入賞口の前
面には平板状の扉26が軸27を中心に回動可能に装着
されている。
照)のプランジャにクランク機構(図示せず)を介して
機械的に連結されている。この大入賞口ソレノイド28
は入賞口用台板25の後面に固定されたものであり、大
入賞口ソレノイド28の断電時には、図8に示すよう
に、扉26が垂直状態に回動することに基づいて大入賞
口を閉鎖し、大入賞口ソレノイド28の通電時には扉2
6が水平状態に回動することに基づいて大入賞口を開放
する。
うに、メイン制御装置20にドライブ回路29を介して
電気的に接続されており、メイン制御装置20は大当り
の判定時に大入賞口ソレノイド28に励磁電源を設定時
間(例えば30秒)だけ与えることに基づいて大入賞口
を設定時間だけ開放する。この開放動作はラウンド動作
と称されるものであり、設定回数(例えば15ラウン
ド)だけ繰返される(大当り動作)。
なる大入賞口センサ30が電気的に接続されている。こ
の大入賞口センサ30は入賞口用台板25の大入賞口内
に固定されたものであり、大入賞口内にパチンコ球が入
賞したことを検出してメイン制御装置20に入賞信号を
出力する。
ように、賞球基板ボックス31が固定されている。この
賞球基板ボックス31内には賞球基板32が収納されて
おり、賞球基板32にはマイクロコンピュータを主体に
構成された賞球制御装置33が搭載されている。この賞
球制御装置33は、図7に示すように、メイン制御装置
20に電気的に接続されており、メイン制御装置20は
特別図柄始動センサ15からの特図始動信号または大入
賞口センサ30からの入賞信号を検出すると、賞球制御
装置33にパチンコ球の払出し信号を出力する。
ように、上端部に位置して球タンク34が固定されてお
り、球タンク34内にはパチンコ球が貯溜されている。
また、メインセット17の後面には傾斜樋状のタンクレ
ール35および球払出しケース36が固定されている。
この球払出しケース36はタンクレール35を介して球
タンク34内に繋がっており、球払出しケース36内に
は球タンク34内からタンクレール35内を通してパチ
ンコ球が供給される。
収納されている。この球払出し機構はパルスモータから
なる球払出しモータ37を駆動源とするものであり、球
払出しモータ37の駆動時には球払出しモータ37の回
転軸が単位量回転する毎に球払出しケース36内から下
方へ単位個数のパチンコ球が払出される。
に、ドライブ回路38を介して賞球制御装置33に電気
的に接続されており、賞球制御装置33はメイン制御装
置20からの払出し信号を検出すると、球払出しモータ
37を駆動することに基づいて球払出しケース36内か
らパチンコ球を払出す。
ず)が設けられている。この上皿球通路は球払出しケー
ス36と上皿5とを繋ぐものであり、球払出しケース3
6内から放出されたパチンコ球は上皿球通路を通して上
皿5内に供給される。また、メインセット17には下皿
通路(図示せず)が設けられている。この下皿通路は上
皿5と下皿3との間を接続するものであり、上皿5内か
ら溢れたパチンコ球は下皿通路を通して下皿3内に供給
される。
ように、ランプ基板ボックス39が固定されている。こ
のランプ基板ボックス39内にはランプ基板40が収納
されており、ランプ基板40にはマイクロコンピュータ
を主体に構成されたランプ制御装置41が搭載されてい
る。このランプ制御装置41は、図7に示すように、メ
イン制御装置20に電気的に接続されており、メイン制
御装置20は遊技の進行状況に応じたランプ制御信号を
設定し、ランプ制御装置41に出力する。
2個のサイドランプカバー42および2個のコーナーラ
ンプカバー43が固定され、前面扉2の前面にはL字状
の枠ランプカバー44が固定されており、サイドランプ
カバー42内〜枠ランプカバー44内には複数のランプ
45および複数のLED46が収納されている(いずれ
も図7参照)。
は、図7に示すように、ドライブ回路47を介してラン
プ制御装置41に電気的に接続されており、ランプ制御
装置41はメイン制御装置20からのランプ制御信号に
応じたイルミネーションデータを設定する。そして、複
数のランプ45および複数のLED46をイルミネーシ
ョンデータに基づいて発光制御し、サイドランプカバー
42〜枠ランプカバー44を電飾する。
ように、スピーカ基板ボックス48が固定されている。
このスピーカ基板ボックス48内にはスピーカ基板49
が収納されており、スピーカ基板49にはマイクロコン
ピュータを主体に構成されたスピーカ制御装置50が搭
載されている。このスピーカ制御装置50は、図7に示
すように、メイン制御装置20に電気的に接続されてお
り、メイン制御装置20は遊技の進行状況に応じたスピ
ーカ制御信号を設定し、スピーカ制御装置50に出力す
る。
状の出音口51が形成されており、メインセット17に
は出音口51の後方に位置してスピーカ52が固定され
ている。このスピーカ52は、図7に示すように、ドラ
イブ回路53を介してスピーカ制御装置50に電気的に
接続されており、スピーカ制御装置50はメイン制御装
置20からのスピーカ制御信号に応じたサウンドデータ
を設定する。そして、スピーカ52をサウンドデータに
基づいて鳴動制御し、スピーカ52から出音口51を通
して効果音を出力する。
尚、下記動作はメイン制御装置20および表示制御装置
23が記憶手段に相当する内部のROM54およびRO
M55(いずれも図7参照)に予め記録された制御プロ
グラムに基づいて実行するものである。
と、図4のステップS1へ移行し、大当り判定値に少数
個(例えば1個)の設定値をセットすることに基づいて
大当り確率を通常値に設定する。そして、ステップS2
へ移行し、表示制御装置23に初期画面の表示指令を出
力する。
図5のステップS21へ移行し、リーチ回数カウンタ値
Nrに「0」をセットする(0→Nr)。そして、ステ
ップS22でメイン制御装置20からの表示指令を検出
すると、ステップS23へ移行し、特別図柄表示装置1
3の左列の図柄表示領域ZE内,中列の図柄表示領域Z
E内,右列の図柄表示領域ZE内に初期図柄「一」,
「二」,「三」を表示する(初期画面の表示)。
で特別図柄始動センサ15からの特図始動信号を検出す
ると、ステップS4へ移行し、大当りカウンタ値と特典
カウンタ値と図柄カウンタ値とを取得する。これら大当
りカウンタ値〜図柄カウンタ値は「0」から異なる上限
値に加算された後に「0」に戻って加算されるものであ
り、メイン制御装置20は大当りカウンタ値〜図柄カウ
ンタ値を取得すると、ステップS5へ移行する。
すると、大当りカウンタ値を大当り判定値および外れリ
ーチ判定値と比較する。そして、大当りカウンタ値が大
当り判定値と同一であるときには大当りと判定し、大当
りカウンタ値が外れリーチ判定値と同一であるときには
外れリーチと判定し、大当りカウンタ値が大当り判定値
および外れリーチ判定値の双方と異なるときには外れと
判定する。
加算された後に「0」に戻って加算されるものであり、
通常確率時には大当り判定値が「7」に設定され、高確
率時には大当り判定値が「60」,「120」,「18
0」,「240」,「300」に設定される。従って、
通常確率時には大当りが「1/327」の割合で出現
し、高確率時には大当りが「5/327」の割合で出現
する。また、外れリーチ判定値は「20」,「40」…
…「300」,「320」の「20」毎に設定されてお
り、外れリーチは「16/327」の割合で出現する。
と、ステップS6へ移行し、ステップS5の大当り判定
結果を検出する。ここで、大当りを検出したときにはス
テップS6からS7を経てS8へ移行し、外れリーチま
たは外れを検出したときにはステップS6からS8へ移
行する。
すると、特典カウンタ値を特典判定値と比較する。そし
て、両者が同一であるときには特典の獲得と判定し、両
者が相違しているときには特典の非獲得と判定する。こ
の特典カウンタは「0」から「9」に加算された後に
「0」に戻って加算されるものであり、特典判定値は
「1」,「3」,「5」,「7」,「9」に設定されて
いる。従って、大当り時には特典の獲得および非獲得が
1対1の割合で判定される。
すると、下記〜に示すように、左列の図柄,中列の
図柄,右列の図柄を設定する。 特典付き大当りの判定時:「一」〜「十二」の中から
図柄カウンタ値に応じた1種類の奇数を選択し、左列,
中列,右列を同一の奇数に設定する。 特典無し大当りの判定時:「一」〜「十二」の中から
図柄カウンタ値に応じた1種類の偶数を選択し、左列,
中列,右列を同一の偶数に設定する。
の中から図柄カウンタ値に応じた2種類の数字を選択す
る。そして、左列および右列を同一数字に設定し、中列
を残りの別の数字に設定する。 外れの判定時:「一」〜「十二」の中から図柄カウン
タ値に応じた2種類または3種類の数字を選択する。そ
して、2種類の数字を選択したときには左列および中列
を同一数字に設定し、右列を残りの別の数字に設定す
る。また、3種類の数字を選択したときには左列,中
列,右列を3種類の異なる数字に設定する。
ステップS9へ移行し、表示制御装置23に制御情報
(制御指令に相当する)を出力する。この制御情報は大
当り判定結果と特典獲得結果と図柄設定結果とを有する
ものであり、表示制御装置23は図5のステップS24
で制御情報を検出すると、ステップS25へ移行し、制
御情報の大当り判定結果が外れであるかを判断する。
御装置23は制御情報の大当り判定結果が外れであると
判断すると、ステップS25からS26へ移行し、特別
図柄表示装置13に図柄変動画面を表示する。この図柄
変動画面は左列,中列,右列の各列の図柄が「一」→
「二」…「十一」→「十二」→「一」…の設定順序でル
ープ状に変動する演出のものであり、表示制御装置23
は図柄変動画面の表示を開始すると、ステップS27へ
移行する。
設定された図柄変動時間が経過したことを検出すると、
ステップS28へ移行し、特別図柄表示装置13の各列
の図柄を制御情報の設定図柄で仮停止(一時停止)させ
る。この図柄の仮停止は左列→右列→中列の順序で行わ
れるものであり、表示制御装置23は各列の図柄を仮停
止状態で上下方向へ揺することに基づいて再変動の期待
感を与える。
で制御情報を出力すると、ステップS10へ移行し、図
柄確定時間が経過するまで待機する。この図柄確定時間
は左列の図柄〜右列の図柄が仮停止した状態で経過する
ように予め設定されたものであり、メイン制御装置20
は図柄確定時間の経過を判断すると、ステップS11へ
移行し、表示制御装置23に図柄確定指令を出力する。
で図柄確定指令を検出すると、ステップS30へ移行す
る。ここで、特別図柄表示装置13の左列の図柄〜右列
の図柄を静止させ、遊技者に外れが確定したことを知ら
せる。
すると、図4のステップS11からS12へ移行し、大
当り判定結果を検出する。この場合には大当り判定結果
として外れが記録されているので、ステップS12から
S3に復帰する。
制御内容について>表示制御装置23は制御情報の大当
り判定結果が外れリーチまたは大当りであることを検出
すると、図5のステップS25からS31へ移行し、リ
ーチカウンタ値を取得する。このリーチカウンタ値は
「0」から上限値に加算された後に「0」に戻って加算
されるものであり、表示制御装置23はリーチカウンタ
値を取得すると、ステップS32へ移行する。
すると、リーチ回数カウンタ値Nrを「3」と比較す
る。ここで、「Nr≦3」を検出したときにはステップ
33へ移行し、「Nr>3」を検出したときにはステッ
プ34へ移行する。このリーチ回数カウンタ値Nrは後
のステップS37で加算されるものであり、電源投入時
には先のステップS21でクリアされ、大当りの発生時
には後のステップS43でクリアされる。
の(a)〜(e)に示すように、外れ用の上期リーチテ
ーブルと大当り用の上期リーチテーブルと外れ用の下期
リーチテーブルと大当り用の下期リーチテーブル(普通
用)と大当り用の下期リーチテーブル(確変用)とが記
録されている。これら各リーチテーブルはリーチカウン
タ値とリーチパターンとの関係を示すものであり、表示
制御装置23は、下記〜に示すように、図5のステ
ップS33およびS34で5種類のリーチテーブルを選
択的に取得する。
であり、リーチ回数カウンタ値Nrが3以下のときには
図5のステップS32からS33へ移行し、図6の
(a)の外れ用の上期リーチテーブルを取得する。 制御情報の大当り判定結果が大当りであり、リーチ回
数カウンタ値Nrが3以下のときには図5のステップS
32からS33へ移行し、図6の(b)の大当り用の上
期リーチテーブルを取得する。
であり、リーチ回数カウンタ値Nrが4以上のときには
図5のステップS32からS34へ移行し、図6の
(c)の外れ用の下期リーチテーブルを取得する。 制御情報の大当り判定結果が特典無しの大当りであ
り、リーチ回数カウンタ値Nrが4以上のときには図5
のステップS32からS34へ移行し、図6の(d)の
大当り用の下期リーチテーブルを取得する。 制御情報の大当り判定結果が特典付きの大当りであ
り、リーチ回数カウンタ値Nrが4以上のときには図5
のステップS32からS34へ移行し、図6の(e)の
大当り用の下期リーチテーブルを取得する。
すると、図5のステップS33またはS34からS35
へ移行する。そして、リーチカウンタ値に対応するリー
チパターンをリーチテーブルから検出し、ステップS3
6へ移行する。
すると、リーチパターンの設定結果を検出する。ここ
で、リーチパターンとして「赤色」の書類リーチまたは
「紫色」の書類リーチまたは「金色」の書類リーチが設
定されていることを検出すると、ステップS37へ移行
する。そして、リーチ回数カウンタ値Nrに「1」を加
算し(Nr+1→Nr)、ステップS38へ移行する。
すると、特別図柄表示装置13に上述の図柄変動画面を
表示する。そして、ステップS39で図柄変動時間が経
過したことを検出すると、ステップS40へ移行する。
すると、左列の図柄および右列の図柄を制御情報の設定
図柄で仮停止させる(リーチの仮表示)。この図柄の仮
停止は左列→右列の順序で行われるものであり、表示制
御装置23は図柄を仮停止状態で上下方向へ揺らすこと
に基づいて図柄が確定していないことを遊技者に知らせ
る。
と、ステップS41へ移行し、特別図柄表示装置13に
ステップS35で設定したリーチパターンを表示する。
以下、リーチパターンについて説明する。
は左列の図柄および右列の図柄を仮停止させると、中列
の図柄をスロー変動させる。このスロー変動は図柄を種
類が明確に識別できる程度の速度でゆっくりと変動させ
ることを称するものであり、表示制御装置23は中列の
図柄をスロー変動させると、図2の(a)に示すよう
に、中列の図柄の後方に棍棒を構えた女性のキャラクタ
ーを表示する。そして、キャラクターが中列の図柄を棍
棒で叩く演出の画面を表示し、図2の(b)または
(c)に示すように、中列の図柄をキャラクターが叩い
たもので仮停止させる。
左列の図柄および右列の図柄を仮停止させると、図3の
(a)に示すように、中列に女性のキャラクターを登場
させ、キャラクターが傘を廻す演出の画面を表示する。
このとき、傘の内部に図柄を「一」→「二」…「十一」
→「十二」→「一」…の設定順序で変動表示する。そし
て、キャラクターが傘を止めると同時に傘内の図柄を変
動停止させ、図3の(b)または(c)に示すように、
中列の図柄を傘内の図柄で仮停止させる。
は左列の図柄および右列の図柄を仮停止させると、図1
の(a)に示すように、女性のキャラクターを登場さ
せ、キャラクターが中列の図柄を書類で煽ぐ演出の画面
を表示する。このとき、中列の図柄を「一」→「二」…
「十一」→「十二」→「一」…の設定順序で変動させ
る。そして、中列に制御情報の設定図柄が登場した時点
でキャラクターが書類の扇ぎを止める演出の画面を表示
し、図1の(b)または(c)に示すように、中列を制
御情報の設定図柄で仮停止させる。
当りとの関係を示すものである。この書類リーチの出現
回数は、上述したように、電源投入時または大当り終了
後を基準にカウントされるものであり、書類リーチの出
現回数が0回〜3回の状態ではキャラクターのスカート
が「赤色」であるときに外れが確定的に発生し、「金
色」であるときに特典無しまたは特典付きの大当りが確
定的に発生する。また、書類リーチの出現回数が4回以
上の状態ではスカートが「紫色」であるときに外れが確
定的に発生し、「赤色」および「金色」であるときに特
典無しの大当りおよび特典付きの大当りが確定的に発生
する。
下である場合に外れ用として使用されるものであり、選
択確率は「外れリーチの発生確率(16/327)×リ
ーチパターンの発生確率(7/40)」に設定されてい
る。また、「赤色」の書類リーチは出現回数が3回を超
える場合に特典無しの普通大当り用として使用されるも
のであり、選択確率は「普通大当りの発生確率(1/3
27×2)×リーチパターンの発生確率(9/40)」
に設定されている。従って、「赤色」の書類リーチは出
現回数3回を設定条件に選択確率が低下し、図柄の変動
回数の面では変動回数が大当り発生回数「327回」程
度の「約350回」になった時点で出現率が低下する。
下である場合に使用されず、3回を超える場合に外れ用
として使用されるものであり、出現回数が3回以下の場
合の選択確率は「0」に設定され、出現回数が3回を超
える場合の選択確率は「外れリーチの発生確率(16/
327)×リーチパターンの発生確率(7/40)」に
設定されている。従って、「紫色」の書類リーチは出現
回数3回を設定条件に選択確率が高まり、図柄の変動回
数の面では変動回数が大当り発生回数「327回」程度
の「約350回」になった時点で出現し始める。尚、上
述の説明は大当り確率が通常値の場合のものであるが、
高値の場合でも同様である。
すると、図5のステップS41からS42へ移行し、制
御情報の大当り判定結果を判断する。ここで、大当り判
定結果が大当りであることを検出したときにはステップ
S42からS43へ移行し、リーチ回数カウンタ値Nr
をクリアしてステップS29へ移行する。また、大当り
判定結果が外れリーチであることを検出したときにはス
テップS42からS43を経ずにS29へ移行する。
ン制御装置20からの図柄確定指令を検出すると、ステ
ップS30へ移行し、左列の図柄〜右列の図柄を静止さ
せることに基づいて外れまたは大当りが確定したことを
知らせる。
すると、図4のステップS11からS12へ移行する。
ここで、大当り判定結果が外れリーチであることを検出
したときにはステップS3に復帰し、大当り判定結果が
大当りであることを検出したときにはステップS13へ
移行する。そして、大入賞口ソレノイド28を駆動制御
し、上述の大当り動作を実行する。
と、ステップS13からS14へ移行する。ここで、特
典の非獲得を検出したときにはステップS14からS1
5へ移行し、大当り判定値に1個の設定値をセットする
ことに基づいて大当り確率を通常値に設定する。そし
て、ステップS3に復帰し、大当りを通常確率で判定す
る。また、特典の獲得を検出したときにはステップS1
4からS16へ移行し、大当り判定値に5個の設定値を
セットすることに基づいて大当り確率を高値に設定す
る。そして、ステップS3に復帰し、大当りを高確率で
判定する。
リ(図示せず)を有しており、電源の遮断時には制御情
報およびリーチ回数カウンタ値Nr等がバックアップメ
モリに格納される。また、表示装置23のROM55に
は複数の表示データが記録されており、上述の各画面は
ROM55の表示データに基づいて表示されるものであ
る。
リーチの選択確率を設定条件に応じて変えたので、「赤
色」の書類リーチが高頻度で出現したり、低頻度で出現
するようになる。このため、「赤色」の書類リーチの出
現率と信頼度との因果関係が分からなくなるので、「赤
色」の書類リーチに基づいて大当りの予測を行い難くな
る。従って、大当りの発生に意外性ができるので、大当
りを獲得したときの喜びが高まる。この効果は「紫色」
の書類リーチについても同様である。
ンの選択処理を行った。このため、メイン制御装置20
側でリーチパターンの選択処理を行う必要がなくなるの
で、メイン制御装置20を少量の変更で異機種に流用で
きる。また、書類リーチの出現回数を表示制御装置23
の内部でカウントし、表示制御装置23の内部で設定回
数と比較することに基づいて選択確率の変更タイミング
を検出した。このため、メイン制御装置20に選択確率
の変更タイミングの検出機能を持たせる必要がなくなる
ので、メイン制御装置20の処理内容が簡単になる。
4回に達する前は「赤色」の書類リーチの選択確率を継
続的に高値に固定し、「赤色」の書類リーチの出現回数
が4回に達した後は「赤色」の書類リーチの選択確率を
継続的に低値に固定した。このため、「赤色」の書類リ
ーチの選択確率を図柄の変動毎に変える場合とは異な
り、「赤色」の書類リーチの出現率と信頼度との間に少
量の因果関係ができる。従って、「赤色」の書類リーチ
の信頼度を少量の因果関係に基づいて追及する楽しみが
できるので、遊技のおもしろさが高まる。この効果は
「紫色」の書類リーチについても同様である。
出現回数が設定値に達することに基づいて低下させた。
このため、「赤色」の書類リーチが繰返し出現すること
がなくなるので、遊技のおもしろさが高まる。しかも、
図柄の変動回数が大当り発生回数程度になった時点で
「赤色」の書類リーチの選択確率を低下させた。このた
め、確率的に大当りが発生する気分になっているところ
で外れ用の「赤色」の書類リーチが出現し難くなるの
で、遊技者をがっかりさせることが防止される。
出現回数が設定値に達することに基づいて「0」から高
めた。このため、「紫色」の書類リーチが突然に出現し
始めるので、「紫色」の書類リーチに対する大当りの期
待度が高まり、遊技のおもしろさが向上する。しかも、
図柄の変動回数が大当り発生回数程度になった時点で
「紫色」の書類リーチの選択確率を高めた。このため、
確率的に大当りが発生する気分になっているとこで色彩
が異なる「紫色」の書類リーチが出現し易くなるので、
大当りの期待度が大幅に高まり、遊技のおもしろさが一
層向上する。
生に基づいてクリアしたので、大当りの発生に基づいて
遊技者が変わった場合に新たな遊技者にとって遊技の開
始を基準に出現回数がカウントされる。このため、出現
回数を正確に認識できるので、選択確率の変更タイミン
グを正確に把握できる。また、書類リーチの出現回数を
電源の投入に基づいてクリアしたので、バックアップメ
モリに記録された前日の出現回数に本日の出現回数が加
算されることがなくなる。このため、書類リーチの出現
回数を正確に認識できるので、この点からも選択確率の
変更タイミングを正確に把握できる。
ーンを選択した。このため、表示制御装置23のリーチ
パターンの選択プログラムが簡単になるので、リーチパ
ターンを高速度で選択できる。また、「紫色」の書類リ
ーチを出現させることに基づいてリーチパターンの選択
確率が変わったことを表示したので、「紫色」の書類リ
ーチを確認することに基づいて選択確率の変更を知るこ
とができる。このため、緩んだ遊技気分が一新され、新
鮮な気分で遊技に取組むことができるので、遊技のおも
しろさが高まる。しかも、「紫色」の書類リーチの色彩
の違いが大当りの発生を予感させるので、大当りに対す
る期待度が高まり、遊技のおもしろさが向上する。尚、
「紫色」の書類リーチは「赤色」の書類リーチと演出が
同一で色彩が異なるリーチパターンに相当するものであ
る。
て説明する。大当り用の上期リーチテーブルには、図1
0の(b)に示すように、「赤色」の書類リーチが設定
されており、書類リーチの出現回数が0回から3回であ
るときには大当りの信頼度が下記およびのようにな
る。 「赤色」の書類リーチ…信頼度が低い(0ではない) 「金色」の書類リーチ…普通大当りまたは確変大当り
の信頼度が高い(100%)
0の(d)および(e)に示すように、「紫色」の書類
リーチが設定されており、書類リーチの出現回数が4回
以上であるときには大当りの信頼度が下記〜のよう
になる。 「紫色」の書類リーチ…信頼度が低い(0ではない) 「赤色」の書類リーチ…普通大当りの信頼度が高い
(100%) 「金色」の書類リーチ…確変大当りの信頼度が高い
(100%)
現回数が0回から3回である場合に「赤色」の書類リー
チで大当りが発生する可能性ができ、書類リーチの出現
回数が4回以上である場合に「紫色」の書類リーチで大
当りが発生する可能性ができるので、「赤色」の書類リ
ーチまたは「紫色」の書類リーチが出現することに基づ
いて遊技者をがっかりさせることが防止される。
て説明する。表示制御装置23の制御プログラムにはフ
ラグ選択ステップが設けられている。このフラグ選択ス
テップは制御情報の大当り判定結果と制御情報の特典獲
得結果とリーチ回数カウンタ値Nrとに基づいてフラグ
F1〜F5のいずれかを選択するものであり、表示制御
装置23はフラグF1〜F5のいずれかを選択すると、
フラグF1〜F5のうち選択したものをオンする。
ーチパターン選択ステップが設けられている。このリー
チパターン選択ステップはフラグF1〜F5の設定状態
に基づいてリーチパターンを探索するものであり、表示
制御装置23はフラグF1〜F5のうちオン状態にある
ものに対応するリーチパターンを取得する。尚、図11
はテーブルデータを示すものではなく、リーチカウンタ
値とフラグF1〜F5とリーチパターンの関係を示すも
のである。
をフラグF1〜F5の設定状態に基づいてプログラム的
に選択した。このため、リーチパターンを選択するため
のテーブルデータが不要になるので、表示制御装置23
のROM55のデータ量が少なくなる。従って、ROM
55に空きスペースができるので、空きスペースに別の
データを記録する等、ROM55を有効利用できる。
は、「赤色」の書類リーチが「3回」出現することに基
づいてリーチパターンの選択確率を変えたが、これに限
定されるものではなく、例えば「1回」または「2回」
(図柄変動回数が大当り発生回数に達する中程)に設定
したり、「4回」以上(図柄変動回数が大当り発生回数
を十分に超えた程度)に設定しても良い。
て説明する。表示制御装置23はステップS44へ移行
すると、図柄変動カウンタ値Nzを設定値「320」と
比較する。この図柄変動カウンタ値Nzは図柄を変動開
始させることに基づいてステップS45またはS46で
加算され、電源投入時または大当り発生時にステップS
47またはステップS48でクリアされるものであり、
表示制御装置23は、下記〜に示すように、図柄変
動カウンタ値Nzと設定値「320」との比較結果に応
じたリーチテーブルを取得し、リーチテーブルからリー
チカウンタ値に応じたリーチパターンを取得する。
であり、図柄変動カウンタ値Nzが320以下のときに
はステップS44からS33へ移行し、図6の(a)の
外れ用の上期リーチテーブルを取得する。 制御情報の大当り判定結果が大当りであり、図柄変動
カウンタ値Nzが320以下のときにはステップS44
からS33へ移行し、図6の(b)の大当り用の上期リ
ーチテーブルを取得する。
であり、図柄変動カウンタ値Nzが320を超えるとき
にはステップS44からS34へ移行し、図6の(c)
の外れ用の下期リーチテーブルを取得する。 制御情報の大当り判定結果が特典無しの大当りであ
り、図柄変動カウンタ値Nzが320を超えるときには
ステップS44からS34へ移行し、図6の(d)の大
当り用の下期リーチテーブルを取得する。 制御情報の大当り判定結果が特典付きの大当りであ
り、図柄変動カウンタ値Nzが320を超えるときには
ステップS44からS34へ移行し、図6の(e)の大
当り用の下期リーチテーブルを取得する。
が設定値に達することに基づいてリーチパターンの選択
確率を変えた。このため、書類リーチの出現回数に基づ
いて選択確率を変える場合とは異なり、書類リーチの出
現状態のばらつきの影響で選択確率の図柄変動回数に対
する変更タイミングがばらつくことが防止されるので、
選択確率の変更タイミングが安定する。
動回数が「320回」を超えることに基づいてリーチパ
ターンの選択確率を変えたが、これに限定されるもので
はなく、例えば「160回」程度(大当り発生回数に達
する中程)に設定したり、「360回」程度(大当り発
生回数を十分な一割以上超えた程度)に設定しても良
い。
は、「赤色」の書類リーチを選択確率の変更前には低信
頼度用として利用し、選択確率の変更後には高信頼度用
として利用したが、これに限定されるものではなく、例
えば信頼度を略一定に設定した上で選択確率だけを変え
ても良い。図13は「赤色」の書類リーチの信頼度を低
値(0)に固定し、選択確率だけを変えた本発明の第5
実施例を示している。この場合、書類リーチの出現回数
が0回〜3回のときには「赤色」の書類リーチがリーチ
パターンの中から「7/40」の確率で選択され、書類
リーチの出現回数が4回以上のときには「赤色」の書類
リーチがリーチパターンの中から「1/40」の確率で
選択される。
は、書類リーチとしてキャラクターのスカートの色彩が
異なる「赤色」,「紫色」,「金色」の3種類のリーチ
パターンを表示したが、これに限定されるものではな
く、例えばキャラクターの服装が異なる「スーツ姿」,
「着物姿」,「水着姿」の3種類のリーチパターンを表
示しても良い。この場合、書類リーチの視覚的な雰囲気
が選択確率の変更前後で大幅に変わる。このため、別個
の機種で遊技を行っている気分を味わうことができるの
で、遊技のおもしろさが高まる。
は、表示制御装置23がリーチパターンの選択処理を行
う構成としたが、これに限定されるものではなく、例え
ばメイン制御装置20がリーチパターンの選択処理を行
う構成にしても良い。この場合、メイン制御装置20が
選択確率の変更タイミングを検出するように構成するこ
とが好ましい。
は、「赤色」の書類リーチおよび「紫色」の書類リーチ
の選択確率を同時に変えたが、これに限定されるもので
はなく、例えば「赤色」の書類リーチの出現回数が2回
に達した時点で「紫色」の書類リーチの選択確率を変
え、「赤色」の書類リーチの出現回数が3回に達した時
点で「赤色」の書類リーチの選択確率を変える等、両者
の選択確率をタイミングをずらして変えても良い。ま
た、上記第1ないし第5実施例においては、「赤色」の
書類リーチおよび「紫色」の書類リーチの選択確率を2
段階に変えたが、これに限定されるものではなく、3段
階以上に変えても良い。
は、特別図柄表示装置13に図柄表示領域ZEを横3列
に設けたが、これに限定されるものではなく、例えば横
3列×縦3段の9個の図柄表示領域ZEを設け、同一の
3個の図柄を横一列または斜め一列に並べることに基づ
いて大当りを表示しても良い。また、上記第1ないし第
5実施例においては、特別図柄表示装置13の図柄表示
領域ZE内に漢数字を表示したが、これに限定されるも
のではなく、例えばアルファベットやカタカナや平仮名
や算用数字等の図柄を表示しても良い。
は、特定図柄で大当りが発生することに基づいて大当り
確率が高まる確率変動形のパチンコ機に本発明を適用し
たが、これに限定されるものではなく、例えば特定図柄
で大当りが発生することに基づいて図柄変動時間が短縮
される時間短縮形のパチンコ機に適用したり、図柄の種
類に拘らず大当り確率および図柄変動時間が一定な普通
形のパチンコ機に適用しても良い。
は、大当りの表示に連動して大当り動作が行われる1種
のパチンコ機に本発明を適用したが、これに限定される
ものではなく、例えば3種のパチンコ機に適用しても良
い。このパチンコ機は図柄表示装置に大当り図柄が表示
されることに基づいて特別入賞口が開放されるものであ
り、特別入賞口の開放時に特別入賞口内にパチンコ球が
入賞することに基づいて大当り動作が行われる。
個のリーチパターンの選択確率を設定条件に応じて変え
たので、同一のリーチパターンが高頻度で出現したり、
低頻度で出現するようになる。このため、リーチパター
ンの出現率と信頼度との因果関係が分からなくなるの
で、リーチパターンに基づいて大当りの予測を行い難く
なる。従って、大当りの発生に意外性ができるので、大
当りを獲得したときの喜びが高まる。
ーチを示す図、dは書類リーチの出現回数と大当りとの
関係を示す図)
ト
から3回であるときのリーチテーブルを示す図、(c)
〜(e)は書類リーチの出現回数が4回以上であるとき
のリーチテーブルを示す図
の制御プログラムをテーブル化して示す図)
ン制御装置、23は表示制御装置(サブ制御装置,選択
手段,表示制御手段,判定手段)を示す。
Claims (14)
- 【請求項1】 複数の図柄が変動する様子が表示される
図柄表示装置と、 複数のリーチパターンの中からリーチパターンを選択す
る選択手段と、 前記選択手段の選択結果に応じたリーチパターンを前記
図柄表示装置に表示することに基づいて複数の図柄の組
合わせが一時的に決まる様子を演出する表示制御手段と
を備え、 前記選択手段は、少なくとも1個のリーチパターンの選
択確率を設定条件に応じて変えることを特徴とする遊技
機。 - 【請求項2】 制御指令を出力するメイン制御装置と、 前記メイン制御装置からの制御指令を検出することに基
づいて図柄表示装置に複数の図柄を変動表示するサブ制
御装置とを備え、 前記サブ制御装置は、 複数のリーチパターンの中からリーチパターンを選択す
る選択手段と、 前記選択手段の選択結果に応じたリーチパターンを前記
図柄表示装置に表示する表示制御手段とを有し、 前記選択手段は、少なくとも1個のリーチパターンの選
択確率を設定条件に応じて変えることを特徴とする遊技
機。 - 【請求項3】 サブ制御装置は、設定条件の成立状態を
判定する判定手段を有していることを特徴とする請求項
2記載の遊技機。 - 【請求項4】 選択手段は、設定条件の成立前後にリー
チパターンの選択確率を異なる値に継続的に固定するこ
とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の遊
技機。 - 【請求項5】 選択手段は、リーチパターンの選択確率
を出現回数に応じて変えることを特徴とする請求項1な
いし4のいずれかに記載の遊技機。 - 【請求項6】 選択手段は、リーチパターンの選択確率
を図柄の変動回数に応じて変えることを特徴とする請求
項1ないし4のいずれかに記載の遊技機。 - 【請求項7】 リーチパターンの出現回数または図柄の
変動回数の判定値は、確率的に大当りが発生する程度の
値に設定されていることを特徴とする請求項5または6
記載の遊技機。 - 【請求項8】 リーチパターンの出現回数または図柄の
変動回数は、大当りが発生することに基づいてクリアさ
れることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記
載の遊技機。 - 【請求項9】 リーチパターンの出現回数または図柄の
変動回数は、電源が投入されることに基づいてクリアさ
れることを特徴とする請求項5ないし8のいずれかに記
載の遊技機。 - 【請求項10】 複数のリーチパターンが記録されたテ
ーブルデータを備え、 選択手段は、テーブルデータの中からリーチパターンを
選択することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか
に記載の遊技機。 - 【請求項11】 複数のリーチパターンに対応する複数
のフラグを備え、 選択手段は、複数のフラグの設定状態に基づいてリーチ
パターンを選択することを特徴とする請求項1ないし9
のいずれかに記載の遊技機。 - 【請求項12】 表示制御手段は、図柄表示装置にリー
チパターンの選択確率が変わったことを表示することを
特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の遊技
機。 - 【請求項13】 表示制御手段は、演出が同一で色彩が
異なるリーチパターンを表示することに基づいてリーチ
パターンの選択確率が変わったことを報知することを特
徴とする請求項12記載の遊技機。 - 【請求項14】 表示制御手段は、図柄表示装置に表示
するキャラクターを変えることに基づいてリーチパター
ンの選択確率が変わったことを報知することを特徴とす
る請求項12記載の遊技機。
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Cited By (6)
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JP2005080681A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Newgin Corp | 遊技機 |
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- 2000-12-28 JP JP2000402016A patent/JP4403282B2/ja not_active Expired - Fee Related
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