JP2002200219A

JP2002200219A - 回胴式遊技機

Info

Publication number: JP2002200219A
Application number: JP2001001527A
Authority: JP
Inventors: Sanji Noguchi; 三次野口
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2001-01-09
Filing date: 2001-01-09
Publication date: 2002-07-16

Abstract

(57)【要約】【課題】この発明は、遊技者がゲーム中にリール図柄
を直視しながら告知表示を確認することができる回胴式
遊技機を提供することを目的とする。【解決手段】各図柄リールの図柄を遊技者に見せるた
めのリール窓の内側であって、各図柄リールの両側に、
告知表示器が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、回胴式遊技機に
関する。

【０００２】

【従来の技術】スロットマシーン等の回胴式遊技機は、
１遊技毎に図柄抽選を行い、その抽選に当選しかつ当選
した図柄が有効ライン上に停止したときに、遊技メダル
の払出しや遊技メダルの獲得しやすい状態（以下、ボー
ナスゲームという）に推移する機能を有している。

【０００３】ところで、スロットマシーン等の回胴式遊
技機において、たとえば、遊技開始直後の抽選による当
選役の種類の告知（ナビゲーション）や、遊技状態（た
とえば、ボーナスゲーム作動中または特殊役物作動中の
状態）の告知は、リール窓部の外側にある表示灯や液晶
表示器によって行なわれている。

【０００４】このため、遊技者はゲーム中に直視する図
柄リールから告知を確認するために目線を外す必要が生
じ集中力や快適性を損なうという問題がある。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】この発明は、遊技者が
ゲーム中にリール図柄を直視しながら告知表示を確認す
ることができる回胴式遊技機を提供することを目的とす
る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この発明による回胴式遊
技機は、各図柄リールの図柄を遊技者に見せるためのリ
ール窓の内側であって、各図柄リールの両側に、告知表
示器が設けられていることを特徴とする。

【０００７】各告知表示器は、たとえば、複数の色を表
示できるものであり、遊技開始直後の抽選による当選役
の種類を色別に表示するために用いられる。

【０００８】各告知表示器は、たとえば、複数の色を表
示できるものであり、遊技状態を告知するために用いら
れる。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。

【００１０】図１は、スロットマシーンの外観を示して
いる。

【００１１】スロットマシーンの本体の前面の高さ中央
上よりには、正面パネル１が設けられている。正面パネ
ル１には、リール窓２を形成する透明部が形成されてい
る。リール窓（透明部）２には、スロットマシーンの本
体内に回転自在に設けられた３つの図柄リール１１、１
２、１３が臨んでいる。

【００１２】スロットマシーンの本体前面の高さ中央部
には、メダル投入口３、各図柄リール１１、１２、１３
を起動させるためのスタートレバー４、各図柄リール１
１、１２、１３の回転を停止させるためのストップボタ
ン５、６、７が設けられている。スロットマシーンの本
体前面下部には、払い出されたメダルを受けるメダル受
皿８が設けられている。

【００１３】各図柄リール１１、１２、１３毎に、各図
柄リールの左右両側に告知表示器２０が配置されてい
る。各告知表示器２０の大部分は、正面からリール窓２
を介して見えるように配置されている。

【００１４】各告知表示器２０は、図２に示すように、
光誘導材としての扇状の透明アクリル板２１と、その中
心に設けられたＬＥＤ２２を備えている。ＬＥＤ２２か
ら出射した光は、透明アクリル板２１の内側端に入り、
透明アクリル板２１内を通って透明アクリル板２１の外
側端から拡散される。透明アクリル板２１の外側面に
は、光を拡散させるための凹凸が形成されている。

【００１５】各告知表示器２０は、図３に示すように図
柄リール１１、１２、１３の支持枠３０に取り付けられ
ている。ＬＥＤ２２としては、７色発光が可能な三色発
光ＬＥＤが用いられている。

【００１６】各告知表示器２０は、たとえば、次のよう
な表示に用いられる。

【００１７】（１）遊技開始直後の抽選による当選役の
種類を、色別に表示する。当選役の種類と、色との関係
の例を挙げておく。この際、ＬＥＤ２２の駆動方法とし
ては、点灯表示駆動であっても点滅表示駆動であっても
よい。（ａ）ビックボーナス：赤色（ｂ）レギュラーボーナス：白色（ｃ）小役（ベル）：黄色（ｄ）子役（スイカ）：緑色（ｅ）子役（チェリー）：桃色（ｆ）リプレイ：青色

【００１８】（２）遊技状態を表示する。（ａ）ボーナスゲームが作動中であることまたは特殊役
物が作動中であることを、所定色で表示する。（ｂ）ボーナスゲームまたは特殊役物の残り遊技回数
を、色によって分類表示する。（ｃ）ボーナスゲームまたは特殊役物の獲得メダル枚数
を、色によって分類表示する。（ｄ）出玉率を色によって分類表示する。（ｅ）当たりの期待度を色によって分類表示する。

【００１９】（３）図柄リールの停止順序を、点滅表示
によって案内する。

【００２０】（４）イルミネーションとして点灯又は点
滅表示させる。

【００２１】なお、各告知表示器２０を図４に示すよう
に、扇状の支持板２３と、支持板２３の外側端に取り付
けられた湾曲状の照明灯（ネオン管、レイダックロッ
ド、ＥＬ照明灯等）２４で構成するようにしてもよい。

【００２２】また、各告知表示器２０を、図５および図
６に示すように、３つの表示部に分け、各表示部を透明
アクリル板２１とＬＥＤ２２で構成するようにしてもよ
い。このようにすると、１つの図柄リールに対して、図
柄リールの左右６箇所において個別の告知表示を行なえ
る。たとえば、図柄が対角線状に揃ったときには、図７
に示すように、その対角線を明示するように６つの表示
部を同じ色で表示させることができる。

【００２３】

【発明の効果】この発明によれば、遊技者がゲーム中に
リール図柄を直視しながら告知表示を確認することがで
きるようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】スロットマシーンの外観を示す概略正面図であ
る。

【図２】図１の告知表示器の構成を示す側面図である。

【図３】図１の告知表示器が図柄リールの支持枠に取り
付けられていることを示す正面図である。

【図４】告知表示器の変形例を示す、図２に相当する側
面図である。

【図５】告知表示器の他の変形例を示す正面図である。

【図６】図５の告知表示器の構成を示す側面図である。

【図７】図５の告知表示器の表示例を示す正面図であ
る。

【符号の説明】

１正面パネル２リール窓１１、１２、１３図柄リール２０告知表示器２１透明アクリル板２２ＬＥＤ２３支持板２４照明灯３０支持枠

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】各図柄リールの図柄を遊技者に見せるた
めのリール窓の内側であって、各図柄リールの両側に告
知表示器が設けられている回胴式遊技機。
【請求項２】各告知表示器は複数の色を表示できるも
のであり、遊技開始直後の抽選による当選役の種類を色
別に表示するために用いられる請求項１に記載の回胴式
遊技機。
【請求項３】各告知表示器は複数の色を表示できるも
のであり、遊技状態を告知するために用いられることを
特徴とする請求項１に記載の回胴式遊技機。
【請求項４】各告知表示器は、遊技状態を告知するた
めにも用いられることを特徴とする請求項２に記載の回
胴式遊技機。