JP2002199672A - コイル捻り加工方法 - Google Patents
コイル捻り加工方法Info
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- H02K15/04—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of windings, prior to mounting into machines
- H02K15/0414—Windings consisting of separate elements, e.g. bars, hairpins, segments, half coils
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- H02K15/0428—Windings consisting of separate elements, e.g. bars, hairpins, segments, half coils consisting of single conductors, e.g. hairpins characterised by the method or apparatus for simultaneously twisting a plurality of hairpins
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Abstract
の自動化を行うことができるコイル捻り加工方法を提供
すること。 【解決手段】 このコイル捻り加工方法は、連続的に整
列して供給されるコイル1の中から一つを分離して取り
出す工程と、この取り出されたコイル1のターン部を曲
げ加工する工程と、連続的に整列して供給されるコイル
2の中から一つを分離して取り出す工程と、曲げ加工さ
れたコイル1と取り出されたコイル2とを組み合わせる
工程と、組み合わされたコイル1、2を捻り加工装置に
挿入する工程と、捻り加工装置によってコイル1、2を
捻り成形する工程とを有する。
Description
のステータコイル等を構成するほぼU字状のコイルを捻
り成形するコイル捻り加工方法に関する。
ルの端部同士を接合することにより構成されたステータ
コイルを使用しているものがある。例えば、ステータコ
アの各スロットに4本の導体が内挿される場合には、図
9に示すような大小2種類のU字状コイルのそれぞれに
ついて、ターン部を挟んだ各直線部を互いに反対方向に
変位させる捻り成形を行った後に、各スロットに挿入し
ている。
きい方のU字状コイルに内包されるように小さい方のU
字状コイルが配置されており、互いに交差していない。
このため、2種類のU字状コイルをともに扁平に形成す
ることができる。したがって、大小それぞれのU字状コ
イルを成形した後に連続供給部に蓄えておいて、それぞ
れのU字状コイルを1本ずつ取り出した後に重ねて捻り
成形を行うことができる。
のU字状コイルを用いる場合であっても、これらのU字
状コイルが互いに交差する場合、例えばスロット内の最
内層の導体が内層側から3番目の導体とターン部を介し
てつながっていて一方のU字状コイルを形成するととも
に、内層側から2番目の導体が最外層の導体とターン部
を介してつながって他方の導体を形成するような場合に
は、高さが低いU字状コイルのターン部が、高さが高い
U字状コイルの直線部と干渉する。このため、高さが低
いU字状コイルのターン部を曲げ加工して、この干渉を
回避する必要がある。しかし、このような曲げ加工を行
うと、整列供給された複数のU字状コイルの中から1本
を、変形しないように分離して取り出すことが困難にな
る。
工されたU字状コイルを整列供給した状態を示す図であ
る。これらの図では、矢印Yの方向にU字状コイルが供
給される。一般には、反供給側に位置するU字状コイル
がX方向に押し出されて分離され、取り出されるが、U
字状コイルのターン部が曲げ加工されているため、この
1本のU字状コイルのみを変形しないように分離するこ
とはできない。このため、従来は、このような供給装置
を用いたU字状コイルの供給を行うことができず、手作
業で2本のU字状コイルを組み合わせて捻り加工装置に
セットする必要があり、捻り成形の自動化を行うことが
できないという問題があった。
たものであり、その目的は、コイルの変形を防止すると
ともに、捻り成形の自動化を行うことができるコイル捻
り加工方法を提供することにある。
ために、本発明のコイル捻り加工方法は、ほぼU字状の
第1および第2のコイルを組み合わせて捻り加工装置に
挿入して捻り加工を行うために、連続的に整列して供給
される複数の前記第1のコイルの中から一つを分離して
取り出す第1の工程と、第1の工程において取り出され
た第1のコイルのターン部を曲げ加工する第2の工程
と、連続的に整列して供給される複数の第2のコイルの
中から一つを分離して取り出す第3の工程と、第2の工
程において曲げ加工された第1のコイルと第3の工程に
おいて取り出された第2のコイルとを組み合わせる第4
の工程と、第4の工程において組み合わされた第1およ
び第2のコイルを捻り加工装置に挿入する第5の工程
と、捻り加工装置によって第1および第2のコイルを捻
り成形する第6の工程とを有している。連続的に整列し
て供給される第1のコイルの中から1つを分離して取り
出した後にそのターン部を曲げ加工しているため、この
第1のコイルの取り出しは、第1のコイルが扁平形状を
有する状態で行うことができる。このため、取り出しの
際に第1のコイルが変形することを防止することができ
る。また、連続的に供給された第1および第2のコイル
のそれぞれを分離して取り出してから組み合わせて捻り
成形するまでの工程を自動化することができる。
のコイルのターン部が第2のコイルの直線部と交差する
ように第1および第2のコイルを組み合わせることが望
ましい。このようにして互いに交差する第1および第2
のコイルを組み合わせる場合に、互いの干渉を防止する
ために第1のコイルのターン部を曲げ加工する必要が生
じるが、このような場合であっても、第1のコイルの分
離や取り出しが可能になる。また、捻り加工装置に挿入
する前に、第1のコイルのターン部が曲げ加工されるた
め、干渉を回避して第1および第2のコイルを組み合わ
せて、これらのコイルを同時に捻り加工装置に挿入する
ことができるため、従来の捻り加工装置をそのまま使用
することができる。
態のコイル捻り加工装置を用いたコイル捻り加工方法に
ついて、図面を参照しながら詳細に説明する。
の平面図である。また、図2は図1に示したII−II
線拡大断面図である。図3は、図1に示すB部の拡大図
である。例えば、これらの図に示したコイル捻り加工装
置は、ほぼU字状のコイルであるセグメント導体を用い
て形成されるステータコイルを有する車両用交流発電機
を製造するために用いられる。
イル捻り加工装置は、外リング10、内リング12、外
枠14、内枠16、位置調整治具20、22、24、2
6を含んで構成されている。
周方向に沿って複数の外リング穴11が形成されてい
る。同様に、内リング12は、円環形状を有しており、
周方向に沿って複数の内リング穴13が形成されてい
る。本実施形態では、ほぼU字状に成形された2種類の
コイル1、2を交差させた状態で組合せ、それぞれの直
線部を外リング穴11と内リング穴13に挿入した後
に、外リング10と内リング12を互いに反対方向に回
転させることにより、コイル1、2を同時に捻り成形す
る。
である。また、内枠16は、内リング12を保持する治
具である。これらの外枠14と内枠16の間には、外リ
ング穴11と内リング穴13に挿入されたコイル1、2
の反ターン部側の直線部が収容される隙間が形成されて
おり、この隙間には、これらの直線部の先端位置を調整
するために用いられる4つの位置調整治具20、22、
24、26が径方向に沿って配置されている。図2に示
した例では、コイル1、2の反ターン部側の先端位置が
4箇所とも同じに設定されているため、4つの位置調整
治具22〜26の上端位置が同一であるが、コイル1、
2の形状や組合せ方によってはこれらの上端位置が不揃
いであってもよい。
を示す斜視図である。これらの図に示すように、本実施
形態では、直線部の長さのみが異なるほぼ同一形状のコ
イル1、2が用いられており、これらのコイル1、2を
互いに直線部が1本置きに隣接するように組み合わせ
る。
イル1、2をそのまま組み合わせようとしても、コイル
1のターン部1aがコイル2の直線部2bに干渉してし
まう。このため、本実施形態では、図6に示すように、
コイル1のターン部1aの近傍を曲げ成形することによ
り、このターン部1aがコイル2の直線部2bと干渉し
ないようになっている。
イル1とコイル2とを組み合わせた状態を示す斜視図で
ある。コイル1のターン部1aを曲げ成形することによ
り、このターン部1aとコイル2の直線部2bとが干渉
しなくなるため、コイル1、2の全ての直線部1b、2
bを同一線上に交互に配置することが可能になる。
よってコイルの捻り成形を行う手順を説明する。
後に組み合わせて捻り成形を行うまでの一連の動作手順
を示す図である。
字状に成形するとともに(工程1)、この成形されたコ
イル1を、図10や図11に示したような供給装置に連
続的に供給する(工程2)。次に、供給装置に連続供給
された複数のコイル1の中から一つを分離して取り出し
(工程3)、図6に示すように、このコイル1のターン
部1aを曲げ加工する(工程4)。
字状に成形するとともに(工程5)、この成形されたコ
イル2を、供給装置に連続的に供給する(工程6)。次
に、供給装置に連続供給された複数のコイル2の中から
一つを分離して取り出す(工程7)。
〜4とコイル2に対応する工程5〜7の順番は、必要に
応じて並行して、あるいは前後の順番を入れ替えて行う
ようにしてもよい。
2を組み合わせ(工程8)、図1〜図3に示したコイル
捻り加工装置の外リング穴11と内リング穴13にコイ
ル1、2の各直線部1b、2bを挿入する(工程9)。
その後、外リング10を時計回り方向に、内リング12
を反時計回り方向にそれぞれ所定角度回転させることに
より、組み合わされたコイル1、2を同時に捻り成形す
る(工程10)。このようにして捻り成形されたコイル
1、2は、捻り加工装置から取り出された後、ステータ
コアの所定のスロットに挿入される。
装置を用いたコイル捻り加工方法では、図1および図2
に示したような扁平形状のコイル1、2を成形して連続
供給し、その中の1本ずつを分離して取り出した後に、
コイル1に対して曲げ加工を行っている。したがって、
曲げ加工が終了した後のコイル1が連続供給された場合
と異なり、扁平形状のコイル1を1本ずつ分離して取り
出すことが可能になり、取り出す際にコイル1が変形す
ることを防止することができる。また、コイル1、2の
連続供給を行うことが可能になったため、コイル1、2
の成形、供給から、組み合わされたコイル1、2の捻り
成形を行うまでの工程の自動化が可能になる。
に、コイル1のターン部1aが曲げ加工されるため、干
渉を回避して2種類のコイル1、2を組み合わせて、こ
れらを同時に捻り加工装置に挿入することができる。こ
のため、従来の捻り加工装置をそのまま使用することが
できる。
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。上述した実施形態では、互いに交差する
2種類のコイル1、2を組み合わせて捻り成形する場合
について説明したが、同じステータに、図9に示したよ
うな他の組合せを行うコイルが含まれている場合に、こ
れらのコイルについても図1に示したコイル捻り加工装
置に挿入して、異なる複数の組合せのコイルを同時に捻
り成形するようにしてもよい。
イル1、2を組み合わせる場合を説明したが、3種類以
上のコイルを組み合わせる場合にも本発明を適用するこ
とができる。すなわち、曲げ加工が必要なコイルが1本
あるいは2本以上あった場合に、この曲げ加工を行う前
の扁平形状に形成された状態で、連続供給、分離、取り
出しを行い、その後必要に応じてコイルの曲げ加工を行
うようにすればよい。
る。
大断面図である。
斜視図である。
とを組み合わせた状態を示す斜視図である。
り成形を行うまでの一連の動作手順を示す図である。
み合わせた状態を示す斜視図である。
列供給した状態を示す図である。
列供給した状態を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ほぼU字状の第1および第2のコイルを
組み合わせて捻り加工装置に挿入して捻り加工を行うコ
イル捻り加工方法において、 連続的に整列して供給される複数の前記第1のコイルの
中から一つを分離して取り出す第1の工程と、 前記第1の工程において取り出された前記第1のコイル
のターン部を曲げ加工する第2の工程と、 連続的に整列して供給される複数の前記第2のコイルの
中から一つを分離して取り出す第3の工程と、 前記第2の工程において曲げ加工された前記第1のコイ
ルと前記第3の工程において取り出された前記第2のコ
イルとを組み合わせる第4の工程と、 前記第4の工程において組み合わされた前記第1および
第2のコイルを捻り加工装置に挿入する第5の工程と、 前記捻り加工装置によって前記第1および第2のコイル
を捻り成形する第6の工程と、 を有することを特徴とするコイル捻り加工方法。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記第4の工程において、前記第1のコイルのターン部
が前記第2のコイルの直線部と交差するように前記第1
および第2のコイルを組み合わせることを特徴とするコ
イル捻り加工方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000395605A JP4461619B2 (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | コイル捻り加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000395605A JP4461619B2 (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | コイル捻り加工方法 |
Publications (2)
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JP2002199672A true JP2002199672A (ja) | 2002-07-12 |
JP4461619B2 JP4461619B2 (ja) | 2010-05-12 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4461619B2 (ja) |
-
2000
- 2000-12-26 JP JP2000395605A patent/JP4461619B2/ja not_active Expired - Lifetime
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