JP2003304668A - 分割ステータ製造方法 - Google Patents

分割ステータ製造方法

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JP2003304668A
JP2003304668A JP2002106896A JP2002106896A JP2003304668A JP 2003304668 A JP2003304668 A JP 2003304668A JP 2002106896 A JP2002106896 A JP 2002106896A JP 2002106896 A JP2002106896 A JP 2002106896A JP 2003304668 A JP2003304668 A JP 2003304668A
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tooth
winding
wire
manufacturing
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JP2002106896A
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Kenji Harada
健司 原田
Nobuo Miyawaki
伸郎 宮脇
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Toyota Motor Corp
Odawara Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Odawara Engineering Co Ltd
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の分割ステータの製造方法では、モータ
の小型化や、製造コストの低減に限界があった。 【解決手段】 モータの固定子を構成する分割ティース
を所定の距離をおいて一列に並べ、隣り合う順相および
逆相用のティース10a,10bにエナメル線40を順
次巻回する。このとき、ティース10aには、エナメル
線40を時計回りで11.5ターン巻き、ティース10
bには、エナメル線40を反時計回りで12.5ターン
巻く。エナメル線40が巻回されたティース10aおよ
びティース10b、並びにこれらのティースと対向する
順相および逆相のティースを、円形治具にセットして組
付ける(以上、U相)。V相およびW相についても同様
に組付けを行い、ティースの内周部を通る各U、Vおよ
びW相の渡り線をコイルエンド部分に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数に分割された
ステータを組み付けて製造する分割ステータの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分割ステータの製造方法として
は、たとえば、隣り合うティースの一部が薄く連結し、
このティースを展開した状態でコイルを巻きつける連結
ティースを用いた方法、3本のフライヤノズルを用いて
コイルを巻く3本ノズル巻き方法などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、電気自動車
に搭載される操舵力アシストモータでは、更なる小型
化、省コスト化が望まれているが、連結ティースを用い
た方法では、ティースの展開サイズが大きくなり、ティ
ース用に大型のプレス機が必要となったり、ティース形
状のバラツキによってトルクリップルやコギングが生じ
る恐れがあった。また、連結ティースでは、コイル巻回
時にティースが邪魔になるため、大口径のフライヤノズ
ルを用いることができず、コイルの占積率アップには限
界があった。
【0004】また、3本ノズル巻き方法では、ラジアル
方向にワイヤの反りが生じるため、コイルの占積率が上
がらない、周方向のスプリングバックによるワイヤの膨
らみが発生し、コイルの占積率が上がらない等の課題が
ある。
【0005】このように、従来のいずれの手法によって
も、モータの小型化および省コスト化には一層の改善の
余地が残されている。
【0006】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる分割ステータ製造方法を提供することを目的
とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記
載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は
本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、複数に
分割されたティースに導線を巻回してモータのステータ
を製造する方法であって、前記複数のティースを軸方向
に所定の間隔で1列に並べて搬送する搬送工程と、前記
搬送されたティースに対して導線を切断することなく導
線を順次巻回する巻回工程と、前記導線が巻回されたテ
ィースを周方向に配置し、隣接するティース同士を組み
付ける組付工程とを、備える。
【0008】また、本発明の前記巻回工程は、搬送され
る前記ティース毎に導線の巻回方向を交互に変え、各テ
ィースに所定の巻数だけ導線を巻回してもよい。
【0009】また、本発明の前記巻回工程は、ティース
4個からなる1組のティースに対して、一連の導線を巻
回してもよい。
【0010】また、本発明の前記組付工程は、前記ティ
ース4個からなる各組のティースについて、巻回方向が
異なる2個のティースを所定の位置に配置し、残りの巻
回方向が異なる2個のティースを前記所定の位置と対向
する場所に配置してもよい。
【0011】また、本発明の前記組付工程は、円形台座
上に各ティースに対応して設けられた保持部を用いて、
前記各ティースの位置を固定してもよい。
【0012】また、本発明は、前記巻回工程においてコ
イルの巻回が行なわれている間に、ティースに既に巻回
された導線を圧縮するコイル圧縮工程をさらに備えても
よい。
【0013】また、前記巻回工程、前記圧縮工程、およ
び前記組み付け工程の順で各工程が直列に配置されてい
てもよい。なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特
徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサ
ブコンビネーションも又発明となりうる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0015】図1は、実施形態に係る分割ステータ製造
方法において用いられるティースの平面図である。ティ
ース10は12個からなり(ティース10a〜10
l)、隣合うティース10の外周部14の接触面16ど
うしを接合することにより、モータの固定子コアを形成
する。ティース10には、外周部14の中央部に所定の
径の穴12が設けられている。この穴は、後述するティ
ースの組み付け時にティースの固定に利用される。
【0016】なお、ティース10は、いずれも同一形状
をしており、同一のパンチおよびダイを用いたプレス抜
き加工により作製することができる。また、プレス抜き
によるせん断部をシェービング加工や、ファインブラン
キング加工により精度を上げる場合にも、同一の加工設
備を試用することができる。これにより、ティースの生
産効率向上が図られる。また、ティース形状の均一性に
より、各ティースにおける磁界の強さも均一にすること
ができ、最終的には、モータのトルクリップルや、コギ
ングを抑制することができる。
【0017】本実施形態に係る分割ステータ製造方法
は、「巻線工程」、「コイル圧縮工程」、「被覆はがし
工程」、「ティース移動工程」、「ティース組付工
程」、「渡り線移動工程」および「バスバ接続工程」を
含む。以下において、各工程について順を追って説明す
る。
【0018】[巻線工程]図2および図3は、ティースに
エナメル線を巻回する巻線工程を示す図である。図2に
示すように、各ティース10は、それぞれの軸方向Gを
直線上に揃えてガイドレール20上に並べられている。
ガイドレール20は、矢印22の向きにティース10を
搬送する。エナメル線40を繰り出すフライヤノズル3
0による巻き線の所定の作業エリアには、2個のティー
ス10(たとえば、U相のティース10aとUバー相の
ティース10b)を1組として、順次送られる。隣り合
う1組のティース10間の距離をLとし、各組のティー
ス10間の距離をHとする。
【0019】図3は、巻線工程におけるエナメル線の巻
き方をティースの上方から見たときの様子を示す図であ
る。まず、ティース10a(U相)について、位置S1
を基準として時計回りに11ターン巻回した後、さらに
位置E1まで巻くことにより、計11.5ターンのエナ
メル線40が巻回される。
【0020】次に、エナメル線40を切断することな
く、位置E1から位置S2に渡り、ティース10b(U
バー相)について、位置S2を基準としてティース10
aとは逆に反時計回りに12ターン巻回した後、さらに
位置E2まで巻くことにより、計12.5ターンのエナ
メル線40が巻回される。
【0021】このように、隣り合うスロットを、たとえ
ばU相およびUバー相とすることができる。
【0022】なお、ティース10aを11.5ターン巻
きとし、ティース10bを12.5ターン巻きとしたこ
とによる効果については、図12を用いて後述する。
【0023】ティース10a、10bにエナメル線40
を巻回した後、ガイドレール20によるティースの搬送
が行なわれ、ティース10a、10bにそれぞれ対向す
るティース10c、10dについても、同様にエナメル
線40を切断することなく、エナメル線40が巻回され
る。
【0024】続いて、ティース10e(V相)、10f
(Vバー相)についてエナメル線が巻回された後、これ
らのティースにそれぞれ対向するティース10g、10
hにエナメル線が巻回される。
【0025】さらに、ティース10i(W相)、10j
(Wバー相)についてエナメル線が巻回された後、これ
らのティースにそれぞれ対向するティース10k、10
lにエナメル線が巻回される。
【0026】このように、巻線工程では、ティース間隔
を十分取ることにより、太い径のフライヤノズルがティ
ースに邪魔されることなく巻線が可能となるため、エナ
メル線の径を太くすることにより、エナメル線の占積率
を向上させることができる。さらに、エナメル線の高占
積率化により、モータそのものの小型化も可能となる。
【0027】また、巻き線機はティースにエナメル線を
巻きつける仕事のみをすればよく、エナメル線の絡げな
どの他の工程の作業をする必要がないので、作業性を向
上させることができる。
【0028】[コイル圧縮工程]図4は、ティースに巻回
されたエナメル線を圧縮するコイル圧縮工程を示す図で
ある。エナメル線の巻線工程を終えた1組のティース
は、ガイドレール20によってコイル圧縮工程の作業エ
リアに搬送される。コイル圧縮工程では、1組のティー
ス10それぞれについて、その両側面から加圧機50を
用いて、各ティースに巻回されたエナメル線40の圧縮
を行うことにより、エナメル線40の膨らみが抑えられ
る。
【0029】このコイル圧縮により、コイル(ティース
に巻回されたエナメル線)の占積率を向上させることが
できる。また、コイル圧縮工程は、後続のティースにエ
ナメル線を巻回している間に行なうことができるので、
生産性を向上させることができる。
【0030】また、コイル圧縮工程は、エナメル線をピ
ンと張った状態で、かつぶらぶらする端線がない状態で
作業が可能であるので、エナメル線に邪魔されることな
く作業性の向上が図られる。
【0031】また、各組のティースの間隔を十分とるこ
とにより、他のティースに邪魔されることなく、作業対
象のティースについてコイル圧縮が可能となり、作業性
の向上が図られる。
【0032】[被覆はがし工程]図5は、エナメル線の被
覆をはがす被覆はがし工程を示す図である。コイル圧縮
工程を終えた2組のティース(ティース10a(U
相)、10b(Uバー相)、10c(U相)および10
d(Uバー相))は、ガイドレール20によってコイル
圧縮工程の作業エリアに搬送される。ティース10aの
エナメル線巻き始め手前の所定箇所において、エナメル
線40の被覆が、たとえば、ロータリ研削機60を用い
てはがされる。このエナメル線40の被覆はがしは、4
個のティース(2組のティース)毎に1箇所の間隔で行
なわれる。
【0033】被覆はがし工程は、後続のティースにコイ
ルを巻回している間に行なうことができるので、生産性
を向上させることができる。
【0034】また、被覆はがし工程は、エナメル線をピ
ンと張った状態で、かつぶらぶらする端線がない状態で
作業が可能であるので、エナメル線に邪魔されることな
く作業性の向上が図られる。
【0035】[ティース移動工程]図6および7は、ティ
ース配置を変えるティース移動工程を示す図である。被
覆はがし工程を終えた2組のティースは、ガイドレール
20によってティース移動工程の作業エリアに搬送され
る。ここで、図6に示すように、エナメル線40は、テ
ィース10aの巻き始め側、およびティース10dの巻
き終わり側において、それぞれ、ワイヤチャック70、
72によって固定される。エナメル線40のティース1
0dの巻き終わり側は、被覆がはがされた部分をワイヤ
チャック72との間に挟んで、ワイヤチャック74によ
りさらに固定されている。ワイヤチャック72と74と
の間において、エナメル線が切断される。
【0036】続いて、ティース10bを固定した状態
で、ワイヤチャック70とティース10aを反時計周り
に連動して水平面上で回転移動させ、ティース10aと
10bとを並置する。また、ティース10cを固定した
状態で、ワイヤチャック72とティース10dを時計周
りに連動して水平面上で回転移動させ、ティース10c
と10dとを並置する。
【0037】なお、ティース10aとティース10bと
の間の渡り線110およびティース10cとティース1
0dとの間の渡り線112の長さは、図2に示した距離
Hを変えることにより調節が可能である。
【0038】次に、図7(図6の水平面での回転移動後
のティース等の状態を搬送方向と垂直な方向から見た
図)に示すように、ティース10a(図示せず)および
ティース10bを固定した状態で、ティース10c、テ
ィース10d(図示せず)およびワイヤチャックをガイ
ドレール20の搬送方向に沿った垂直面上で時計回りに
回転移動させる。
【0039】同様に、V相およびW相の各々2組のティ
ースについても順次配置が変えられる。
【0040】[ティース組付工程]図8〜図10は、ティ
ースを組み付けるティース組付工程を示す図である。テ
ィース移動工程を終えた2組のティース(ティース10
a(U相)、10b(Uバー相)、10c(U相)およ
び10d(Uバー相))は、ガイドレール20によって
ティース組付工程の作業エリアに搬送される。
【0041】円形上の仮置き台80には、ティース10
a−10lの各穴12に対応して、固定用棒90a−9
0lが設けられている。そこで、図8に示すように、テ
ィース10a−10dの各穴12に、それぞれ固定用棒
90a−90dを挿入することにより、ティース10a
−10dの仮置きを行なう。
【0042】図9は、ティース10a−10dを仮置き
台80に仮置きした後の様子を示す平面図である。この
状態では、ティース10bとティース10cとのあいだ
のエナメル線(渡り線100)は、仮置きされたティー
ス10a−10dの内周部分を通ることにより他のティ
ースに干渉することなく、しかも必要最低限の長さで1
2個のティースを並べることができる。
【0043】同様に、V相およびW相の各々2組のティ
ースについても仮置き台80上に順次仮置きされる。
【0044】図10は、全てのティース10a−10l
を仮置き台80に仮置きした後の様子を示す平面図であ
る。V相およびW相の渡り線100も、仮置きされたテ
ィースの内周部分を通る。なお、渡り線100の長さ
は、図2に示したティースの各組間の距離Lを変えるこ
とにより調節が可能である。
【0045】次に、隣接するティースの接触面16をア
ーク溶接等で接合することにより、モータの固定子コア
が形成される。
【0046】[渡り線移動工程]図11は、ティースの内
周部を通る渡り線を移動する渡り線移動工程を示す図で
ある。ティースの内周部を通っていた渡り線100は、
コイルエンド部分を通るように径方向に位置を変えられ
る。
【0047】このように、各ティースに対する巻き線作
業が完了した後に、ティースの組付けを行なうことによ
り、組付け後の渡り線100は、ティース外周部を迂回
することなく、ティース内周部を通ることができる。こ
のため、渡り線100の長さを従来に比べて短くするこ
とが可能となり、コイルエンド高さを抑えることによ
り、モータの小型化が可能となる。
【0048】なお、各U相、V相、W相のエナメル線4
0の端部は、いずれもワイヤチャックで固定されてお
り、ワイヤチャックの動作を制御することにより、各端
部をバスバの接合部に接続することができ、作業効率の
向上に役立てることができる。
【0049】なお、図12は、ティース10aおよび1
0bに巻回されたエナメル線の様子を示す図である。テ
ィース10aは、11.5ターン巻きである。従って、
ティース10aの左側(巻き始め側)には12本のエナ
メル線が巻かれ、ティース10aの右側には11本のエ
ナメル線が巻かれている。一方、ティース10bは、1
2.5ターン巻きである。従って、ティース10bの左
側(巻き始め側)には13本のエナメル線が巻かれ、テ
ィース10bの右側には12本のエナメル線が巻かれて
いる。このように、ティース10aの右側の11本のエ
ナメル線と、ティース10bの左側の13本のエナメル
線とが隣接することにより、結果的に、各ティースに
は、12本のエナメル線が巻かれたのと同様になり、リ
ップルなどのモータ性能劣化が防止される。
【0050】以上、本発明により、モータの小型化、お
よび生産性の向上を図ることができる。また、モータの
小型化により生産コストの低減も期待できる。
【0051】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0052】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、コイルの占積率アップ、渡り線の短縮等により
モータを小型化するとともに、モータの製造工程の作業
性を向上させ、モータの製造コストの低下を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係る分割ステータ製造方法におい
て用いられるティースの平面図である。
【図2】 ティースにエナメル線を巻回する巻線工程を
示す図である。
【図3】 巻線工程におけるエナメル線の巻き方をティ
ースの上方から見たときの様子を示す図である。
【図4】 ティースに巻回されたエナメル線を圧縮する
コイル圧縮工程を示す図である。
【図5】 エナメル線の被覆をはがす被覆はがし工程を
示す図である。
【図6】 各組のティースの一方を水平移動するティー
ス移動工程を示す図である。
【図7】 各組のティースの一方を水平移動するティー
ス移動工程を示す図である。
【図8】 ティースを組み付けるティース組付工程を示
す図である。
【図9】 ティース10a−10dを仮置き台80に仮
置きした後の様子を示す平面図である。
【図10】 ティースを組み付けるティース組付工程を
示す図である。
【図11】 ティースの内周部を通る渡り線を移動する
渡り線移動工程を示す図である。
【図12】 ティース10aおよび10bに巻回された
エナメル線の様子を示す図である。
【符号の説明】
10 ティース、20 ガイドレール、30 フライヤ
ノズル、40 エナメル線、50 加圧機、60 ロー
タリ研削機、70,72,74 ワイヤチャック、80
仮置き台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮脇 伸郎 神奈川県足柄上郡開成町吉田島4289 株式 会社小田原エンジニアリング内 Fターム(参考) 5H002 AA07 AB06 AE08 5H604 AA05 AA08 BB01 BB14 CC01 CC05 CC16 QB13 5H615 AA01 BB01 BB14 PP01 PP06 PP07 QQ02 SS11 SS15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数に分割されたティースに導線を巻回
    してモータのステータを製造する方法であって、 前記複数のティースを軸方向に所定の間隔で1列に並べ
    て搬送する搬送工程と、 前記搬送されたティースに対して導線を切断することな
    く導線を順次巻回する巻回工程と、 前記コイルが巻回されたティースを周方向に配置し、隣
    接するティース同士を組み付ける組付工程と、 を備えることを特徴とする分割ステータ製造方法。
  2. 【請求項2】 前記巻回工程は、搬送される前記ティー
    ス毎に導線の巻回方向を交互に変え、各ティースに所定
    の巻数だけ導線を巻回することを特徴とする請求項1に
    記載の分割ステータ製造方法。
  3. 【請求項3】 前記巻回工程は、ティース4個からなる
    1組のティースに対して、一連の導線を巻回することを
    特徴とする請求項2に記載の分割ステータ製造方法。
  4. 【請求項4】 前記組付工程は、前記ティース4個から
    なる各組のティースについて、巻回方向が異なる2個の
    ティースを所定の位置に配置し、残りの巻回方向が異な
    る2個のティースを前記所定の位置と対向する場所に配
    置することを特徴とする請求項3に記載の分割ステータ
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記組付工程は、円形台座上に各ティー
    スに対応して設けられた保持部を用いて、前記各ティー
    スの位置を固定することを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか1項に記載の分割ステータ製造方法。
  6. 【請求項6】 前記巻回工程において導線の巻回が行な
    われている間に、ティースに既に巻回された導線を圧縮
    するコイル圧縮工程をさらに備えることを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれか1項に記載の分割ステータ製造
    方法。
  7. 【請求項7】 前記巻回工程、前記圧縮工程、および前
    記組み付け工程の順で各工程が直列に配置されているこ
    とを特徴とする請求項6に記載の分割ステータ製造方
    法。
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