JP2002199589A - 太陽光発電システム - Google Patents

太陽光発電システム

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JP2002199589A JP2000399507A JP2000399507A JP2002199589A JP 2002199589 A JP2002199589 A JP 2002199589A JP 2000399507 A JP2000399507 A JP 2000399507A JP 2000399507 A JP2000399507 A JP 2000399507A JP 2002199589 A JP2002199589 A JP 2002199589A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 系統連系保護装置に並列接続される太陽光発
電ユニットの台数に制限を加える必要がなく汎用性の高
いシステムを提供するとともに、効率のよい発電を行
う。 【解決手段】 太陽電池1と、この太陽電池1からの直
流出力を交流出力に変換するインバータ2と、太陽電池
1およびインバータ2を直列に接続してなる太陽光発電
ユニット10を複数並列に接続しインバータ2に制御信
号を送信する系統連系保護装置3と、系統連系保護装置
3に並列接続された全ての太陽光発電ユニット10の総
合出力と系統連系保護装置3の定格出力とを比較する比
較器32とを備えている。また、系統連系保護装置3に
全ユニット10の総合出力が前記定格出力よりも小さく
なるまで出力抑制信号を送りインバータ2の出力を制御
する出力制御手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光発電システ
ムに関し、詳しくは、インバータの出力を制御すること
ができる太陽光発電システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から系統連系型の太陽光発電システ
ムとして、図6に示すものがある。比較的小容量に分割
された太陽電池1と直交変換装置であるインバータ2と
が直列に接続されて太陽光発電ユニット10を構成す
る。この太陽光発電ユニット10は、交流電力線5を介
して複数並列に系統連系保護装置3と接続されるととも
に、通信線6とも同様に接続されている。また、系統連
系保護装置30は、商用電源4と接続され、商用電源4
の周波数変動や電圧変動、あるいは停電等を検出してイ
ンバータ2と商用電源4を切り離す系統連系保護機能を
有している。
【0003】太陽電池1毎に接続されたインバータ2
は、太陽電池1の供給電力を最大限に利用するために最
大出力点制御機能(以後、MPPT制御とする)を有し
ており、各太陽電池1の出力特性に合わせてMPPT制
御を行うため、太陽電池1の設置条件等により各太陽電
池1の出力特性に相違が発生しても最大電力を出力でき
るようになっている。
【0004】ところで、上述した太陽光発電システムに
おいては、太陽光発電ユニット10の出力電力の合計
(総合電力)が系統連系保護装置30の定格出力を超え
ることのないようにシステムの設計を行う必要がある。
つまり、全太陽光発電ユニットを構成する太陽電池の合
計容量が系統連系保護装置30の定格出力以下になるよ
うに設計しなければならない。このようなシステムで
は、安全に動作を行うことが保証可能である。しかし、
太陽光発電ユニット10の定格出力の合計が系統連系保
護装置3の定格出力を超えているが、通常は系統連系保
護装置30の定格出力を超えないであろうと考えられる
場合、その判断は難しくなる。図7に示す例の場合(但
しワット数は定格を示す)、太陽電池1の設置条件が南
北で異なっているため、太陽光発電ユニット10の瞬時
総合出力は通常、系統連系保護装置30の定格出力を超
えることがないと考えられるが、その保証をすることは
難しく、安全を考えると太陽光発電ユニット10の定格
出力の合計を系統連系保護装置30の定格出力以下に抑
える必要があり、屋根スペース等を無駄にしてしまうこ
とになる。また、図8に示すように(但しワット数は定
格を示す)、太陽電池容量・設置条件等が異なると、さ
らにその判断は複雑になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、太陽光発
電ユニット10の定格出力の合計が系統連系保護装置3
0の定格出力を超えている場合、通常における太陽光発
電ユニット10の出力電力の合計が系統連系保護装置3
0の定格出力を超えないことを保証することは非常に労
力を要する。また、安全性を考慮すると、太陽光発電ユ
ニット10の台数を減らす等、太陽光発電ユニット10
の定格出力の合計を減少させる必要があり、屋根スペー
ス等を無駄にしてしまう。しかし、本来、太陽光発電シ
ステムは、各インバータ毎にMPPT制御を行うため、
屋根の形状や太陽電池の設置方位等にとらわれない汎用
性の高いシステムを構築できることが利点であるにも関
わらず、上述したように、システムの構成が制限されて
しまうという問題点を有している。
【0006】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、系統連系保護装置に並列接続される
太陽光発電ユニットの台数に制限を加える必要がなく汎
用性の高いシステムを提供するとともに、効率のよい発
電を行うことができる太陽光発電システムを提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の太陽光発電システムは、太陽電池
と、この太陽電池からの直流出力を交流出力に変換する
インバータと、前記太陽電池および前記インバータを直
列に接続してなる太陽光発電ユニットを複数並列に接続
し前記インバータに制御信号を送信する系統連系保護装
置と、この系統連系保護装置に並列接続された全ての太
陽光発電ユニットの総合出力と前記系統連系保護装置の
定格出力とを比較する比較器とを備え、前記系統連系保
護装置に全ユニットの総合出力が前記定格出力よりも小
さくなるまで出力抑制信号を送り前記インバータの出力
を制御する出力制御手段を備えたことを特徴とするもの
である。
【0008】この太陽光発電システムによると、前記比
較器において、前記系統連系保護装置に並列接続される
全太陽光発電ユニットの総合出力と前記系統連系保護装
置の定格出力とを比較し、前記総合出力が前記定格出力
以上となる場合には、前記系統連系保護装置の出力制御
手段により前記インバータに出力抑制信号を送信するこ
とによって、このインバータの出力を抑制し、全ユニッ
トの総合出力が前記系統連系保護装置の定格出力以上に
継続してなることを防止することができる。従って、前
記系統連系保護装置に並列接続される太陽光発電ユニッ
トの台数に制限を加える必要がなく、汎用性の高いシス
テムとなる。
【0009】請求項2記載の太陽光発電システムは、請
求項1記載の太陽光発電システムにおいて、前記出力制
御手段は、前記出力抑制信号を特定のインバータに1台
ずつ送り、前記インバータの出力を1台ずつ制御するこ
とを特徴とするものであり、前記出力制御手段により前
記太陽光発電ユニットの総合出力の細かい制御が可能と
なる。
【0010】請求項3記載の太陽光発電システムは、請
求項1または請求項2記載の太陽光発電システムにおい
て、前記出力制御手段は、前記系統連系保護装置から前
記出力抑制信号を受けたインバータが徐々にその出力を
低下させ、且つ前記出力抑制信号が解除された場合には
徐々にその出力を増加させることを特徴とするものであ
り、前記出力制御手段によりインバータの総合出力をさ
らにきめ細かく制御することができるとともに、システ
ム全体としての効率がよくなる。
【0011】請求項4記載の太陽光発電システムは、請
求項1から請求項3のうちいずれかに記載の太陽光発電
システムにおいて、前記出力制御手段は、特定のインバ
ータに前記出力抑制信号を与えているにも関わらず全太
陽光発電ユニットの総合出力が低下しない場合におい
て、前記系統連系保護装置はそのインバータからの出力
がなくなったと判断して制御対象を他のインバータに変
更することを特徴とするものであり、制御対象とするイ
ンバータを切り替える時点が明確となるため、素早い制
御が可能となる。
【0012】請求項5記載の太陽光発電システムは、請
求項4記載の太陽光発電システムにおいて、前記出力制
御手段は、各太陽光発電ユニットに太陽電池の直流出力
の給電経路をインバータから補助電池へと切り替える切
替部を設け、且つ前記系統連系保護装置に切替制御信号
を送信する機能を付加し、前記出力抑制信号により出力
しなくなったインバータを有するユニットにおいて、前
記給電経路を補助電池へと切り替えることを特徴とする
ものであり、前記出力抑制信号により発電を停止させた
インバータに接続されている太陽電池の出力を有効利用
することができる。
【0013】請求項6記載の太陽光発電システムは、請
求項1または請求項3記載の太陽光発電システムにおい
て、前記出力制御手段は、全太陽光発電ユニットの総合
出力が前記系統連系保護装置の定格出力を大幅に上回っ
た場合において、前記系統連系保護装置は複数のインバ
ータに出力抑制信号を与えることを特徴とするものであ
り、前記定格出力以上の発電電力が長時間出力されるこ
とがなく、より信頼性の高いシステムとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る太陽光
発電システムの構成図であり、図1の(a)は回路構成
図、図1の(b)は動作説明図である。
【0015】本発明の第1実施形態について、図1を参
照して説明する。この太陽光発電システムは、比較的小
容量に分割された太陽電池1と、この太陽電池1からの
直流電力を交流電力に変換するインバータ2と、太陽電
池1とインバータ2とで構成された太陽光発電ユニット
10と、インバータ2に制御信号を送信する系統連系保
護装置3と、この系統連系保護装置3とインバータ2と
を接続する交流電力線5と、同じく系統連系保護装置3
とインバータ2とを接続し前記制御信号を伝送する通信
線6とを備えている。そして、複数台の太陽光発電ユニ
ット10が系統連系保護装置3に並列接続されるととも
に、系統連系保護装置3に商用電源4が接続されてい
る。また、この太陽光発電システムは、系統連系保護装
置3内に、電力線5を流れる電流を検出して系統連系保
護装置3に並列接続された全太陽光発電ユニット10の
総合出力を検出する検出器31と、この検出器31で取
得した全太陽光発電ユニット10の総合出力と系統連系
保護装置3の定格出力とを比較する比較器32と、この
比較器32の結果より制御信号を生成するCPU33
と、このCPU33が生成した制御信号をインバータ2
へ送信する通信装置34と、インバータ2と商用電源4
の接続を解除する解列リレー35とを備えている。
【0016】ここで、太陽光発電ユニット10を区別す
るために、図1に示すように右の方から順番に10a、
10b、10cとし、太陽光発電ユニット10aは太陽
電池1aとインバータ2aで構成され、太陽光発電ユニ
ット10bは太陽電池1bとインバータ2bで構成さ
れ、太陽光発電ユニット10cは太陽電池1cとインバ
ータ2cで構成されている。
【0017】この実施形態において、太陽電池1は太陽
電池パネルを複数直列に接続してなるものである。イン
バータ2は、これに接続される太陽電池1の最大電力を
出力可能なように、各太陽光発電ユニットにおいて個別
にMPPT制御を行う。すなわち、インバータ2aは太
陽電池1aに対してMPPT制御を行うようになってい
る。系統連系保護装置3は、商用電源4の周波数変動や
電圧変動、あるいは停電等を検出して、解列リレー35
によってインバータ2と商用電源4との接続を解除する
系統連系保護機能を有している。なお、本実施形態で
は、比較器32を系統連系保護装置3に内蔵したが、系
統連系保護装置3に外付けしていても構わない。
【0018】本実施形態の太陽光発電システムの動作に
ついて説明する。通常、太陽電池1に接続されるインバ
ータ2は、その接続される太陽電池1の出力を最大出力
とするようにMPPT制御を行う。インバータ2から出
力される電力は、交流電力線5を介して系統連系保護装
置3に送られ、系統連系保護装置3内の解列リレー35
を通じて商用電源4に逆潮流される。系統連系保護装置
3は、接続される全太陽光発電ユニット10の総合出力
を検出器31によって検出し、この総合出力と系統連系
保護装置3の定格出力とを比較器32において比較す
る。そして、全ユニット10の総合出力が系統連系保護
装置3の定格出力よりも小さい場合には、インバータ2
はMPPT制御により接続される太陽電池1の出力が最
大となるように制御される。また、全ユニット10の総
合出力が系統連系保護装置3の定格出力より大きい場合
には、この総合出力が系統連系保護装置3の定格出力よ
りも小さくなるまで、系統連系保護装置3のCPU33
は、通信装置34より通信線6を介して出力抑制信号を
インバータ2に与える。この出力抑制信号受け取ったイ
ンバータ2は、MPPT制御をやめ出力抑制信号が解除
されるまで出力を低下させる。そして、再び比較器32
において比較し、全ユニット10の総合出力が系統連系
保護装置3の定格出力以下になったことをCPU33が
検知すると、このCPU33が通信装置34を通じて出
力抑制信号を解除する抑制解除信号を当該インバータ2
に送信するのである。抑制解除信号を受けた当該インバ
ータ2は再度MPPT制御を行い、最大出力が取り出せ
るようになる。このように、全太陽光発電ユニット10
が発電する総合出力が系統連系保護装置3により制御さ
れるため、図1の(b)に示すように、全ユニット10
の総合出力が系統連系保護装置3の定格出力以上に継続
してなることがなく、全ユニット10の総合出力は定格
出力付近で波打つような形になる。なお、全ユニット1
0の総合出力が定格出力を超えないように制御したけれ
ば、比較器32における判断基準を定格出力よりも少し
下に設定しておけばよい。従って、系統連系保護装置3
に太陽光発電ユニット10の台数を制限なく並列接続す
ることができ、様々な屋根形状および設置条件等に関わ
らず、所望する太陽光発電システムを構築することが可
能となる。
【0019】次に、本発明の第2実施形態について、図
2を参照して説明する。図2は、本発明の第2実施形態
に係る太陽光発電システムの構成図であり、図2の
(a)は回路構成図、図2の(b)は動作説明図であ
る。また、図2の系統連系保護装置3の内部構成は、図
1と同様であるので省略する。以下の実施形態に係る図
についても同様とする。この太陽光発電システムは、系
統連系保護装置3からの制御信号である出力抑制信号を
特定のインバータ2に1台ずつ送り、インバータ2の出
力を1台ずつ制御する点において、第1実施形態と異な
っている。
【0020】この太陽光発電システムの動作について説
明する。系統連系保護装置3に並列接続されるインバー
タ2を識別可能にするために、インバータ2に認識番号
を付加し、出力抑制信号および抑制解除信号の送信デー
タにその認識番号を添付して送信する。出力抑制信号お
よび抑制解除信号は、添付した認識番号が一致するイン
バータ2のみ有効となる。比較器32において、全太陽
光発電ユニット10の総合出力が系統連系保護装置3の
定格出力よりも大きくなった場合、例えば、図2に示す
インバータ2a、1台の出力を制御して全ユニットの総
合出力を小さくすることにする。系統連系保護装置3
は、出力抑制信号の送信データにインバータ2aの識別
番号を添付して送信し、インバータ2aの出力を小さく
する。そして、比較器32において比較し、全ユニット
10の総合出力が系統連系保護装置3の定格出力以下に
なったことを系統連系保護装置3が検知すると、抑制解
除信号に再びインバータ2aの識別番号を添付して送信
し、これを受けたインバータ2aは出力抑制をやめ、M
PPT制御を行うのである。また、この認識番号の一致
しないインバータ2bおよびインバータ2cは、太陽電
池1bおよび太陽電池1cが最大出力するようにMPP
T制御を行う。このようにして、系統連系保護装置3
は、特定のインバータ1台ずつを制御するため、図2の
(b)に示すように、全ユニット10の総合出力は定格
出力付近で小さく波打つような形になる。従って、太陽
光発電ユニット10の総合出力の細かい制御が可能とな
り、システム全体として効率を上げることができる。
【0021】また、この太陽光発電システムにおいて、
系統連系保護装置3から出力抑制信号を受けたインバー
タ2aは徐々にその出力を低下させ、且つ抑制解除信号
を受け出力抑制信号が解除された場合には、受信後の一
定時間はMPPT制御を再開後も最大出力を出力せず、
徐々にその出力を増加させるように制御を行ってもよ
い。従って、インバータ2aが徐々に出力を低下させ系
統連系保護装置3が逐次全ユニット10の総合出力を監
視し出力制御を行うことにより、抑制が必要な出力量を
インバータ2aに伝達する必要がなく、インバータ2と
系統連系保護装置3との間で煩雑な通信を行う必要がな
くなる。また、解除時に徐々に出力を増加させることに
より、解除後の急激な出力の変化が発生しないため安定
して制御を行うことが可能となる。さらに、全ユニット
10の総合出力は定格出力付近でより小さく波打つよう
な形になり、きめ細かく制御することができるととも
に、システム全体としての効率がより向上する。
【0022】なお、本実施形態では、1台のインバータ
において徐々にその出力の低下と増加を行ったが、本発
明では、これに限ったものではなく、複数のインバータ
において行ってもよい。
【0023】本発明の第3実施形態について、図3を参
照して説明する。図3は、本発明の第3実施形態に係る
太陽光発電システムの構成図であり、図3の(a)は回
路構成図、図3の(b)は動作説明図である。この太陽
光発電システムは、特定のインバータに出力抑制信号を
与えているにも関わらず全太陽光発電ユニットの総合出
力が低下しない場合において、系統連系保護装置3がそ
のインバータからの出力がなくなったと判断して制御対
象を他のインバータに変更する点において、第1実施形
態と異なっている。
【0024】この太陽光発電システムの動作について説
明する。系統連系保護装置3は、全ユニットの総合出力
が系統連系保護装置3の定格出力以上であることを検知
し、例えばインバータ2aに出力抑制信号を送信して、
この総合出力を低下させるものとする。この信号を受け
たインバータ2aは出力を低下させていく。このとき、
系統連系保護装置3は常に全ユニットの総合出力を検出
器31および比較器32において監視しており、図3の
(b)に示すように、インバータ2aに出力抑制信号を
送信しているにも関わらず総合出力が減少しない(総合
出力が一定である)ことを検出すると、この検出信号に
よりインバータ2aからの出力が0Wであるためインバ
ータ2aの出力低下により総合出力を減少させることは
不可能であると判断し、制御対象とするインバータ2を
インバータ2aからインバータ2bに変更する。そし
て、インバータ2bに対して出力抑制信号を送信し、イ
ンバータ2bの出力を低下させていくことによって、全
ユニットの総合出力を系統連系保護装置3の定格出力以
下に制御するのである。また、インバータ2bの出力抑
制信号に対しても総合出力が定格出力以上で減少しない
場合には、出力抑制制御対象をまだ出力抑制制御を行っ
ていないインバータ2cへ移行させる。従って、制御対
象とするインバータ2を切り替える時点が明確となるた
め、次の制御対象となるインバータへの切り替えを早急
に行うことができる。
【0025】本発明の第4実施形態について、図4を参
照して説明する。図4は、本発明の第4実施形態に係る
太陽光発電システムの回路構成図である。この太陽光発
電システムは、各太陽光発電ユニット10に補助電池7
と、太陽電池1の直流出力の給電経路をインバータ2か
ら補助電池7へと切り替える切替部8と、この切替部8
と系統連系保護装置3を接続する信号線9とを設け、且
つ系統連系保護装置3内のCPU33に切替部8を切り
替えるための切替制御信号を生成する機能と、通信装置
34に前記切替制御信号を信号線9を介して切替部8に
送信する機能を付加し、出力抑制信号により出力しなく
なったインバータを有するユニットにおいて、前記給電
経路を補助電池7へと切り替える点において、第3実施
形態と異なっている。
【0026】ここで、太陽光発電ユニット10aには補
助電池7aおよび切替部8aが設けられ、太陽光発電ユ
ニット10bには補助電池7bおよび切替部8bが設け
られ、太陽光発電ユニット10cには補助電池7cおよ
び切替部8cが設けられている。
【0027】この太陽光発電システムの動作について説
明する。図3の(b)に示すように、出力が0Wである
と判断されたインバータ2aに接続されている太陽電池
1aは、給電可能であるにも関わらず利用されていない
状態になっている。系統連系保護装置3は、信号線9を
介して切替制御信号を切替部8aに送信し、インバータ
2aに接続されている太陽電池1aの給電経路を補助電
池7aに切り替える。従って、出力抑制信号により出力
電力が0Wとなったインバータ2に接続される太陽電池
1の資源を有効利用することができる。
【0028】本発明の第5実施形態について、図5を参
照して説明する。図5は、本発明の第5実施形態に係る
太陽光発電システムの構成図であり、図5の(a)は回
路構成図、図5の(b)は動作説明図である。この太陽
光発電システムは、全太陽光発電ユニット10の総合出
力が系統連系保護装置3の定格出力を大幅に上回った場
合において、系統連系保護装置3が全インバータ2に同
時に出力抑制信号を与える点において、第1実施形態と
異なっている。
【0029】この太陽光発電システムの動作について説
明する。系統連系保護装置3内の比較器32において、
全ユニット10からの総合出力と系統連系保護装置3の
定格出力とを比較し、CPU33において全ユニット1
0の総合出力が定格出力を大幅に超えたことを検知する
と、系統連系保護装置3は全インバータ2に有効な出力
抑制信号を送信する。出力抑制信号を与えられた全イン
バータ2は、一斉にMPPT制御から出力抑制制御に切
り替え、出力を低下させる。その結果、図5の(b)に
示すように、全ユニット10の総合出力はすぐに減少を
開始し、短時間で全ユニット10の総合出力を定格出力
以下まで低下させることができる。従って、大幅な出力
低下が必要であり、インバータ1台ずつの制御では時間
がかかっていた場合でも、全インバータ2において同時
に出力抑制制御を行うことによって、全ユニット10の
総合出力が系統連系保護装置3の定格出力以上に長時間
継続してなることがなく、より安全な発電を行うことが
できる。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の太陽光発
電システムによれば、比較器において全太陽光発電ユニ
ットの総合出力と系統連系保護装置の定格出力とを比較
し、全ユニットの総合出力が系統連系保護装置の定格出
力よりも大きくなった場合において、系統連系保護装置
は特定のインバータに対して出力を制御する制御信号を
送信するので、系統連系保護装置に並列接続される太陽
光発電ユニットの台数に制限を加える必要がなく汎用性
の高いシステムを提供するとともに、効率のよい発電を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る太陽光発電システ
ムの構成図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る太陽光発電システ
ムの構成図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係る太陽光発電システ
ムの構成図である。
【図4】本発明の第4実施形態に係る太陽光発電システ
ムの構成図である。
【図5】本発明の第5実施形態に係る太陽光発電システ
ムの構成図である。
【図6】従来の太陽光発電システムの構成図である。
【図7】太陽電池の合計容量が系統連系保護装置の定格
出力以上である場合の施工状態図である。
【図8】太陽電池の合計容量が系統連系保護装置の定格
出力以上であり、各太陽電池の定格容量および設置条件
が大きく異なる場合の施工状態図である。
【符号の説明】
1 太陽電池 2 インバータ 3 系統連系保護装置 7 補助電池 8 切替部 10 太陽光発電ユニット 31 検出器 32 比較器 33 CPU 34 通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 信一郎 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 小新 博昭 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5G066 HA06 HA10 HA15 HB03 HB06 HB09 5H007 AA05 BB05 BB07 CB00 CC03 DA04 DB01 DC03 FA18 5H420 BB14 CC02 DD03 EB13 EB16 EB39 FF05 FF25

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池と、この太陽電池からの直流出
    力を交流出力に変換するインバータと、前記太陽電池お
    よび前記インバータを直列に接続してなる太陽光発電ユ
    ニットを複数並列に接続し前記インバータに制御信号を
    送信する系統連系保護装置と、この系統連系保護装置に
    並列接続された全ての太陽光発電ユニットの総合出力と
    前記系統連系保護装置の定格出力とを比較する比較器と
    を備え、前記系統連系保護装置に全ユニットの総合出力
    が前記定格出力よりも小さくなるまで出力抑制信号を送
    り前記インバータの出力を制御する出力制御手段を備え
    たことを特徴とする太陽光発電システム。
  2. 【請求項2】 前記出力制御手段は、前記出力抑制信号
    を特定のインバータに1台ずつ送り、前記インバータの
    出力を1台ずつ制御することを特徴とする請求項1記載
    の太陽光発電システム。
  3. 【請求項3】 前記出力制御手段は、前記系統連系保護
    装置から前記出力抑制信号を受けたインバータが徐々に
    その出力を低下させ、且つ前記出力抑制信号が解除され
    た場合には徐々にその出力を増加させることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の太陽光発電システム。
  4. 【請求項4】 前記出力制御手段は、特定のインバータ
    に前記出力抑制信号を与えているにも関わらず全太陽光
    発電ユニットの総合出力が低下しない場合において、前
    記系統連系保護装置はそのインバータからの出力がなく
    なったと判断して制御対象を他のインバータに変更する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか
    に記載の太陽光発電システム。
  5. 【請求項5】 前記出力制御手段は、各太陽光発電ユニ
    ットに太陽電池の直流出力の給電経路をインバータから
    補助電池へと切り替える切替部を設け、且つ前記系統連
    系保護装置に切替制御信号を送信する機能を付加し、前
    記出力抑制信号により出力しなくなったインバータを有
    するユニットにおいて、前記給電経路を補助電池へと切
    り替えることを特徴とする請求項4記載の太陽光発電シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記出力制御手段は、全太陽光発電ユニ
    ットの総合出力が前記系統連系保護装置の定格出力を大
    幅に上回った場合において、前記系統連系保護装置は複
    数のインバータに出力抑制信号を与えることを特徴とす
    る請求項1または請求項3記載の太陽光発電システム。
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