JP2002199167A - 画像読取方法、画像読取装置、及び記憶媒体 - Google Patents

画像読取方法、画像読取装置、及び記憶媒体

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JP2002199167A
JP2002199167A JP2000391297A JP2000391297A JP2002199167A JP 2002199167 A JP2002199167 A JP 2002199167A JP 2000391297 A JP2000391297 A JP 2000391297A JP 2000391297 A JP2000391297 A JP 2000391297A JP 2002199167 A JP2002199167 A JP 2002199167A
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智 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の表裏の読取りに際して、不要な電力の
消費をおさえるとともに、電磁波放射を低減できるよう
にした画像読取方法及びその装置を提供すること。 【解決手段】 シートスルーモード両面読取開始が指示
されると、CPU27の指示により電源制御部30を制
御して第2の光学ユニット2への電源供給を再開し、光
源7、光源25を点灯させてシートスルー読取のシーケ
ンスを実行し、シート原稿の表裏両面を読み取る。読取
終了後、光源7,25を消灯して、再度、電源制御部3
0を制御して第2の光学ユニット2への電源供給を停止
してREADY状態になる。このような構成により、原稿の
表裏の読取りに際して、不要な電力の消費をおさえると
ともに、電磁波放射を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取方法及び
その装置に関し、より詳細には、CCD等のリニアイメ
ージセンサで原稿面を走査し、原稿画像を読み取る画像
読取方法及びその装置、特に原稿の表裏両面を一度に読
み取る画像読取方法、画像読取装置、及び記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平9−46484号公報に
記載の画像読取装置は、両面原稿を2つの読取手段で高
品質の画像を高速で読み取るようにしたもので、第1の
読取手段が、クロック発生手段から供給される所定の動
作クロックに基づいて動作し、原稿の一方側の面の面情
報を読み取って画像信号を出力し、第2の読取手段が、
クロック発生手段から供給される所定の動作クロックに
基づいて動作し、原稿の他方側の面の面情報を読み取っ
て画像信号を出力し、原稿の片側を読み取るか両面を読
み取るかの原稿読取モードが選択手段により選択される
と、制御手段が、選択された原稿読取モードに応じて、
クロック発生手段の供給する動作クロックの周波数を変
化させる。これにより、高速で原稿の面情報を読み取る
ようにしたものである。
【0003】従来の画像読取装置の構成を図3に示す。
制御部117は、フラットベッド部の下側に固定して搭
載されている。CPU127は、不図示のキャリッジ駆
動モータ、ADFの原稿給紙モータ、および原稿排紙モ
ータの駆動、レジセンサなどの各種検知センサの検出等
をおこなうものである。また、電源128は、電源供給
ライン130を介して光学ユニット1、及び光学ユニッ
ト2に電源供給を行なう。
【0004】第1の光学ユニットには原稿表面を照射す
る光源107、原稿面で反射された原稿の画像情報を電
気信号に変換するCCD115、水晶121の発振周波
数を基にしてCCD115を駆動するための駆動パルス
を生成する駆動パルス発生回路119、CCD115の
出力信号をA/D変換し、シェーディング補正、光量変
動補正等の各種補正やγ変換、色変換等の画像処理を施
す画像処理回路123の電気ユニットが配置されてい
る。
【0005】第2の光学ユニットにも同様に原稿表面を
照射する光源125、原稿面で反射された原稿の画像情
報を電気信号に変換するCCD116、水晶122の発
振周波数を基にしてCCD116を駆動するための駆動
パルスを生成する駆動パルス発生回路120、CCD1
16の出力信号をA/D変換し、シェーディング補正、
光量変動補正等の各種補正やγ変換、色変換等の画像処
理を施す画像処理回路124の電気ユニットが配置され
ている。なお、符号126はインターフェース回路(I
/F)を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成により、原稿の表面を読み取る場合には、光源
ユニットに電源を供給するとともに、表面を照射する光
源をONにし、表面を読み取ってから両面を読み取る場
合には、光源ユニット電源供給を行なうとともに、表面
を照射する光源をONにしたままで、光源ユニットに電
源を供給するとともに、裏面を照射する光源をONにし
て両方の光源をONにして原稿画像を読み取るようにな
っている。したがって、上述した従来の画像読取装置
は、表面のみを読み取る時にも裏面を読み取る読取手段
は動作しており、不要な電力を消費していた。
【0007】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、原稿の表裏の読取
りに際して、不要な電力の消費をおさえるようにした画
像読取方法及びその装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の画像読取方法の
発明は、原稿の第1の面の画像を第1の読取手段によっ
て読み取る第1の読取ステップと、前記原稿の第2の面
の画像を第2の読取手段によって読み取る第2の読取ス
テップと、前記第2の読取手段の動作を制御する第1の
制御ステップと、前記原稿の第1面を読み取るか、第1
及び第2の両面を読み取るかを選択する選択ステップと
を備え、前記第1の制御ステップでは、前記選択ステッ
プで選択された読取面に応じて、前記第2の読取手段の
動作を制御することを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記第1の制御ステップでは、
前記第2の読取手段に供給する電源を制御することを特
徴とするものである。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記第2の制御ステップでは、
第2の読取手段に供給する動作クロックを制御すること
を特徴とするものである。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至3のいずれかに記載の発明において、前記選択ステ
ップによって第1の面の読取が選択されて読取動作する
場合は、前記第1の制御ステップによって前記第1の読
取手段を動作させ、前記2の制御ステップによって前記
第2の読取手段の動作を停止させることを特徴とするも
のである。
【0012】また、請求項5に記載の画像読取方法の発
明は、原稿の第1の面の画像を第1の読取手段によって
読み取る第1の読取ステップと、前記原稿の第2の面の
画像を第2の読取手段によって読み取る第2の読取ステ
ップと、前記第1の読取手段の動作を制御する第1の制
御ステップと、前記第2の読取手段の動作状態を制御す
る第2の制御ステップと、前記原稿の第1の面を読み取
るか、第2の面を読み取るか、第1及び第2の両面を読
み取るかを選択する選択ステップとを備え、前記第1及
び/又は第2の制御ステップでは、前記選択ステップで
選択された読取面に応じて、前記第1又は第2の制御ス
テップ第1及び/又は第2の読取手段の動作を制御する
ことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の発明において、前記第1及び/又は第2の制御
ステップにより、前記第1及び/又は第2の読取手段に
供給する電源を制御することを特徴とするものである。
【0014】また、請求項7に記載の発明は、請求項5
に記載の発明において、前記第1又は第2の制御ステッ
プにより、第1又は第2の読取手段に供給する動作クロ
ックを制御することを特徴とするものである。
【0015】また、請求項8に記載の発明は、請求項5
乃至7のいずれかに記載の発明において、前記選択ステ
ップによって第1の面の読取が選択されて読取動作する
場合は、前記第1の制御ステップによって前記第1の読
取手段を動作させ、前記2の制御ステップによって前記
第2の読取手段の動作を停止させることを特徴とするも
のである。
【0016】また、請求項9に記載の発明は、請求項5
乃至8のいずれかに記載の発明において、前記選択ステ
ップによって第2の面の読取が選択されて読取動作する
場合は、前記第1の制御ステップによって前記第1の読
取手段の動作を停止させ、前記第2の制御ステップによ
って前記第2の読取手段を動作させることを特徴とする
ものである。
【0017】また、請求項10に記載の画像読取方法の
発明は、被写体像を読み取る少なくとも二以上の光学ユ
ニットを有する画像読取装置を用いた画像読取方法にお
いて、2以上の画像読取モードの中から、画像読取モー
ドを選択する選択ステップと、前記選択ステップにおい
て選択された画像読取モードに応じて、前記光学ユニッ
トの電力を制御する電力制御ステップとを有することを
特徴とするものである。
【0018】また、請求項11に記載の発明は、請求項
10に記載の発明において、前記画像読取装置は、被写
体像を照射する少なくとも二以上の光源を更に有し、前
記選択ステップにおいて選択された画像読取モードに応
じて、前記光源の点灯を制御する光源制御ステップを更
に有することを特徴とするものである。
【0019】また、請求項12に記載の発明は、請求項
11に記載の発明において、前記光源制御ステップで
は、前記電力供給ステップにおいて電力の供給を受けて
いる光学ユニットに対応する光源を点灯させるようにす
ることを特徴とするものである。
【0020】また、請求項13に記載の発明は、請求項
10乃至12のいずれかに記載の発明において、前記電
力供給ステップでは、光学ユニットに供給する電力を制
御することにより行なうことを特徴とするものである。
【0021】また、請求項14に記載の発明は、請求項
10乃至12のいずれかに記載の発明において、前記電
源供給ステップでは、光学ユニットに供給する動作クロ
ックを制御することにより行なうことを特徴とするもの
である。
【0022】また、請求項15に記載の発明は、請求項
1及至14のいずれかに記載の画像読取方法を実現する
ためのプログラムコードを保持する記憶媒体である。
【0023】また、請求項16に記載の画像読取装置の
発明は、原稿の第1の面の画像を読み取る第1の読取手
段と、前記原稿の第2の面の画像を読み取る第2の読取
手段と、該第2の読取手段の動作状態を制御する第1の
制御手段と、前記原稿の第1面を読み取るか、第1及び
第2の両面を読み取るかを選択する選択手段とを備え、
該選択手段で選択された読取面に応じて、前記第1の制
御手段を用いて前記第2の読取手段の動作状態を制御す
ることを特徴とするものである。
【0024】また、請求項17に記載の発明は、請求項
16に記載の発明において、前記第1の制御手段は、前
記第2の読取手段に供給する電源を制御することを特徴
とするものである。
【0025】また、請求項18に記載の発明は、請求項
17に記載の発明において、前記第2の制御手段は、第
2の読取手段に供給する動作クロックを制御することを
特徴とするものである。
【0026】また、請求項19に記載の発明は、請求項
16乃至18のいずれかに記載の発明において、前記選
択手段によって第1の面の読取が選択されて読取動作す
る場合は、前記第1の制御手段によって前記第1の読取
手段を動作させ、前記2の制御手段によって前記第2の
読取手段の動作を停止させることを特徴とするものであ
る。
【0027】また、請求項20に記載の画像読取装置の
発明は、原稿の第1の面の画像を読み取る第1の読取手
段と、前記原稿第2面の画像を読み取る第2の読取手段
と、前記第1の読取手段の動作を制御する第1の制御手
段と、前記第2の読取手段の動作を制御する第2の制御
手段と、前記原稿の第1の面を読み取るか、第2の面を
読み取るか、第1及び/又は第2の両面を読み取るかを
選択する選択手段とを備え、該選択手段で選択された読
取面に応じて、前記第1及び/又は第2の制御手段を用
いて、第1又は第2の読取手段の動作を制御することを
特徴とするものである。
【0028】また、請求項21に記載の発明は、請求項
20に記載の発明において、前記第1及び/又は第2の
制御手段は、前記第1又は第2の読取手段に供給する電
源を制御することを特徴とするものである。
【0029】また、請求項22に記載の発明は、請求項
20に記載の発明において、前記第1及び/又は第2の
制御手段は、第1又は第2の読取手段に供給する動作ク
ロックを制御することを特徴とするものである。
【0030】また、請求項23に記載の発明は、請求項
20乃至22のいずれかに記載の発明において、前記選
択手段によって第1の面の読取が選択されて読取動作す
るときは、前記第1の制御手段によって前記第1の読取
手段を動作させ、前記第2の制御手段によって前記第2の
読取手段の動作を停止させ、前記選択手段によって第2
の面の読取が選択されて読取動作する場合は、前記第1
の制御手段によって前記第1の読取手段の動作を停止さ
せ、前記第2の制御手段によって前記第2の読取手段を
動作させることを特徴とするものである。
【0031】また、請求項24に記載の画像読取装置の
発明は、被写体像を読み取る少なくとも二以上の光学ユ
ニットを有する画像読取装置において、2以上の画像読
取モードの中から、画像読取モードを選択する選択手段
と、前記選択手段において選択された画像読取モードに
応じて、前記光学ユニットの電力を制御する電力制御手
段とを有することを特徴とするものである。
【0032】また、請求項25に記載の発明は、請求項
24に記載の発明において、前記画像読取装置は、被写
体像を照射する少なくとも二以上の光源と、前記選択手
段において選択された画像読取モードに応じて、前記光
源の点灯を制御する光源制御手段を更に有することを特
徴とするものである。
【0033】また、請求項26に記載の発明は、請求項
25に記載の発明において、前記光源制御手段は、電力
の供給を受けている光学ユニットに対応する光源を点灯
させるようにすることを特徴とするものである。
【0034】また、請求項27に記載の発明は、請求項
24乃至26のいずれかに記載の発明において、前記電
力供給手段は、光学ユニットに供給する電力を制御する
ことを特徴とするものである。
【0035】また、請求項28に記載の発明は、請求項
24乃至26のいずれかに記載の発明において、前記電
源供給ステップでは、光学ユニットに供給する動作クロ
ックを制御することを特徴とするものである。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。 [第1の実施例]図1は、本実施例に係わる画像読取装
置の概略図である。この画像読取装置は、APF(Auto
Document Feeder)を使用するシートスルーモードと、
平台を使用するフラットベッドモードとを有する。
【0037】まず、シートスルーモードの読み取り動作
について説明する。原稿台6上に表を下に向けて載せら
れた原稿は不図示のピックアップローラによってピック
アップされ、不図示の分離機構によって1枚だけが分離
される。分離給紙された原稿Pは、搬送ローラ3によっ
て矢印方向に搬送され、読み取り位置を通過する。原稿
読み取り位置を通過した後、排紙ローラ4によって矢印
の方向に排紙される。
【0038】光学ユニット1は、原稿Pの表面を読むた
めの光学ユニットである。また、光学ユニットは、不図
示のモータによって図の左右に稼動可能に構成されてい
る。シートスルーモードにおいて光学ユニット2は、所
定の位置に固定されて、原稿台ガラス5を通して原稿P
の表面の画像情報を読み取る。また、光学ユニット2
は、原稿Pの裏面を読むための光学ユニットでである。
また光学ユニット2は、光学ユニット1と対向した位置
に固定して構成されており、原稿Pの表面の画像情報を
読み取る。このように、上述した2つの光学ユニット
1,2によって、原稿Pの表面、裏面および表裏両面を
一度に読み取ることもできるように構成されている。な
お、符号17は制御部、18はレールを示している。
【0039】図2は、光学ユニットの内部構造のうち光
源から照射された光(図中、点線で表す。)が、ライン
イメージセンサ上に結合されるまでの経路を示す図であ
る。光学ユニット1と光学ユニット2は同様な構造を有
しており、光学系はキャリッジ1に一体で構成されてい
る。図中符号7は、原稿面を照射する光源、8は原稿面
の照度をアップさせるための反射板である。
【0040】光源7からの照射光と反射板8で反射され
た反射光により原稿を照射し、その反射光が反射ミラー
9、反射ミラー10、反射ミラー11、反射ミラー1
2、反射ミラー13でそれぞれ反射され、レンズ14で
ラインイメージセンサ15上に結像され、1ラインの画
像情報が得られる。
【0041】次に、フラットベッドモードの読み取り動
作について説明する。図1に示すように、シートスルー
モード時に原稿の裏面を読み取る第2の光学ユニット2
及び搬送系と原稿台6は一体となって奥側に配置された
ヒンジで開閉できるように構成されており(以後、Auto
Document Feederと称する)フラットベッドモードで原
稿を読み取る場合には、ADFをヒンジを回転中心とし
て、手前を開けて、原稿を原稿台ガラス5に載せて、A
DFを閉め、ADFで原稿をはさんで読取るように構成
されている。
【0042】光学ユニット1は、レール上を左右に移動
可能に取り付けられており、不図示のモータにより駆動
され、矢印の方向に移動しながら、順次原稿台ガラス5
に積載された原稿表面のライン画像情報を読み取り、原
稿表面の2次元画像情報を得ることができるように構成
されている。
【0043】次に、本実施例の回路構成について説明す
る。図4は、第1の実施例において使用する回路を示す
構成図である。この図は、大きく分けて、光学ユニット
1、光学ユニット2、及び制御部17からなる。第1の
光学ユニット1には、原稿表面を照射する光源7、原稿
面で反射された原稿の画像情報を電気信号に変換するC
CD15、水晶21の発振周波数を基にしてCCD15
を駆動するための駆動パルスを生成する駆動パルス発生
回路19、CCD15の出力信号をA/D変換し、シェ
ーディング補正、光量変動補正等の各種補正やγ変換、
色変換等の画像処理を施す画像処理回路23の電気ユニ
ットが配置されている。また、光学ユニット2は電源の
供給ライン33aを介して電力の供給を受ける。光源7
はランプON/OFF信号ラインを介して制御される。
【0044】第2の光学ユニット2も同様に、原稿表面
を照射する光源25、原稿面で反射された原稿の画像情
報を電気信号に変換するCCD16、水晶22の発振周
波数を基にしてCCD16を駆動するための駆動パルス
を生成する駆動パルス発生回路20、CCD16の出力
信号をA/D変換し、シェーディング補正、光量変動補
正等の各種補正やγ変換、色変換等の画像処理を施す画
像処理回路24の電気ユニットが配置されている。ま
た、光学ユニット2は、電源供給ライン33bを介して
電源の供給を受ける。光源25はランプON/OFF信
号ラインを介して、制御される。
【0045】制御部17は、フラットベッド部下側に固
定して搭載されている。CPU27は、不図示のキャリ
ッジ1の駆動モータ、ADFの原稿給紙モータ、および
原稿排紙モータの駆動、レジセンサなどの各種検知セン
サの検出等をおこなうものである。 また、制御部17
には、第2の光学ユニット2の各電気ユニットへの電源
供給を制御する電源制御部30が設けられている。電源
制御30は、CPU27の指令に基づいて第2の光学ユ
ニット2への電源供給を制御できるよう構成されてい
る。また、読取モードの設定、読取動作の指示は外部か
らCPU27に対してコマンドを発行することによって
できるようになっている。なお、符号26はインターフ
ェース回路(I/F)、28は電源を示している。
【0046】次に、本実施例における読取動作について
説明する。
【0047】まず、図5を用いて、電源がONされてか
らREADY状態なるまでを説明する。
【0048】今、装置の電源がONされると(ステップ
S101)、CPU27は電源制御部30を制御して第
2の光学ユニット2へ電源供給を許可する(ステップS
103)。画像処理回路部23,24はCCD15,1
6の出力信号レベルに合わせるために、光源7,25を
消灯して入力オフセットを調整し、光源7,25を点灯
してアンプゲインの調整をそれぞれ行う(ステップS1
04)。その後、再度光源7,25を消灯して黒レベル
補正用基準データを読み取ってそれぞれ記憶し、光源
7,25を点灯して白基準データを読取りそれぞれ記憶
する(ステップS105)。
【0049】以上の初期設定が完了した後、外部装置に
読取動作が行えるREADY状態に移り、光源7,25
を消灯し、さらに電源制御部30を制御して第2の光学
ユニット2への電源供給を停止し、あるいは、省電力モ
ードとし、第2の光学ユニット2内の電気構成ユニット
の動作を停止、あるいは、省電力モードとする。
【0050】次に、図6を用いて、READY状態か
ら、電源28により電源供給が開始された後(ステップ
S181)、各モードにあわせた読取動作について説明
する。本動作は、CPU27の指令に基づく。
【0051】READY状態で、フラットベッドモード
での読取開始が指示されると(ステップS110)、電
源制御部30は、CPU27の指示により、光学ユニッ
ト2への電力の供給を許可しない。第2の光学ユニット
2への電力供給を停止したまま光源7を点灯させる(ス
テップS111)。その後、上述したフラットヘッドモ
ードにて読み取りを開始する。すなわち、フラットベッ
ド読取のシーケンスを実行してブック原稿の反射光、あ
るいは透過光を読み取る。読取終了後、光源7を消灯し
て、READY状態になる。
【0052】シートスルーモードでの表面読取開始が指
示されると(ステップS120)、電源制御部30は、
CPU27の指示により、光学ユニット2への電力の供
給を許可しない。第2の光学ユニット2への電力供給を
停止したまま光源7を点灯させる(ステップS12
1)。その後、上述したシートスルー読取のシーケンス
を実行し、シート原稿の表面を読み取る。読取終了後、
光源7を消灯して、READY状態になる。
【0053】シートスルーモードでの裏面読取開始が指
示されると(ステップS131)、CPU27の指示に
より電源制御部30を制御して第2の光学ユニット2へ
の電源供給を再開する(ステップS132)。そして、
光源25を点灯させる(ステップS133)。そして、
シートスルー読取のシーケンスを実行し、シート原稿の
裏面を読み取る。読取終了後、光源25を消灯して、再
度、電源制御部30を制御して第2の光学ユニット2へ
の電源供給を停止してREADY状態になる。
【0054】シートスルーモード両面読取開始が指示さ
れると(ステップS141)、CPU27の指示により
電源制御部30を制御して第2の光学ユニット2への電
源供給を再開する(ステップS142)。そして、光源
7、光源25を点灯させる(ステップS143)。そし
て、シートスルー読取のシーケンスを実行し、シート原
稿の表裏両面を読み取る。読取終了後、光源7,25を
消灯して、再度、電源制御部30を制御して第2の光学
ユニット2への電源供給を停止してREADY状態になる。
このような構成により、原稿の表裏の読み取りに際し
て、不要な電力の消費をおさえるとともに、電磁波放射
を低減することができる。
【0055】なお、本実施例では、制御部17を独立し
たユニットとして説明したが、第1の光学ユニット1内
に第1の読取に関わる電気部品と一緒に構成してもよ
い。
【0056】また、光学ユニット1,2の中に光源7、
25を構成したが、光学ユニットの外部に光源を構成し
ても構わない。
【0057】[第2の実施例]図7は、本発明の第2の
実施例を示す構成図である。本実施例では、図4に示し
た第1の実施例に対して、第1の光学ユニット1への電
源供給を制御する電源制御部29を制御部17にさらに
追加した構成である。CPU27の指令に基づいて、第
1の光学ユニット1及び第2の光学ユニット2の両ユニ
ットへの電源供給をON/OFFできるよう構成されて
いる。それに伴い、電源供給ライン33a、33b、3
3cを構成する。
【0058】次に、本実施例における読み取り動作につ
いて説明する。
【0059】まず、図8を用いて、電源がONされてか
ら、READY状態になるまでの動作について説明す
る。
【0060】今、装置の電源がONされると(ステップ
S201)、電源28により電力が供給される(ステッ
プS202)。CPU27は電源制御部29を制御して
第1の光学ユニット1への電力供給を許可する(ステッ
プS203)。電源制御部30を制御して第2の光学ユ
ニット2への電源も供給する。画像処理回路部23,2
4は、CCD15,16の出力信号レベルに合わせて、
光源7,25を消灯して入力オフセットを調整し、光源
7,25を点灯してアンプゲインの調整をそれぞれ行う
(ステップS205)。その後、再度光源7,25を消
灯して黒レベル補正用基準データを読み取ってそれぞれ
記憶し、光源7,25を点灯して白基準データを読取り
それぞれ記憶する(ステップS206)。
【0061】以上の初期設定が完了した後、外部装置に
読取動作が行えるREADY状態に移り、光源7,25
を消灯し、さらに電源制御部29を制御して第1の光学
ユニット1への電源供給を停止し、あるいは省電力モー
ドとして、第1の光学ユニット1内の電気構成ユニット
の動作を停止させると共に、電源制御部30を制御して
第2の光学ユニット2への電源供給を停止し、第2の光
学ユニット2内の電気構成ユニットの動作を停止、ある
いは省電力モードとする。
【0062】次に、図9を用いて、READY状態から
各モードにあわせた読み取り動作について説明する。
【0063】READY状態で、読取開始が指示される
と、電源28が電力の供給を開始する(ステップS28
1)。フラットベッドモードでの読み取り開始が支持さ
れた場合(ステップS210)、第2の光学ユニット2
への電力供給を停止したままCPU27の指示により電
源制御部29を制御して第1の光学ユニット1への電力
供給を許可する(ステップS211)。そして、光源7
を点灯させる(ステップS212)。フラットベッド読
取のシーケンスを実行し、ブック原稿を読み取る。読取
終了後、光源7を消灯して、CPU27の指示により電
源制御部29を制御して第1の光学ユニット1への電源
供給を停止してREADY状態になる。
【0064】シートスルーモードの表面読取開始が指示
されると(ステップS220)、第2の光学ユニット2
への電力供給を停止したままCPU27の指示により電
源制御部29を制御して第1の光学ユニット1への電力
供給を許可する(ステップS221)。そして、光源7
を点灯させる(ステップS222)。シートスルー読取
のシーケンスを実行し、シート原稿の表面を読み取る。
読取終了後、光源7を消灯して、CPU27の指示によ
り電源制御部29を制御して第1の光学ユニット1への
電源供給を停止してREADY状態になる。
【0065】シートスルーモードの裏面読取開始が指示
されると(ステップS230)、第1の光学ユニット1
への電源供給を停止したままCPU27の指示により電
源制御部30を制御して第2の光学ユニット2への電力
供給を許可する(ステップS231)。そして、光源2
5を点灯させる(ステップS232)。シートスルー読
取のシーケンスを実行し、シート原稿の裏面を読み取
る。読取終了後、光源25を消灯して、再度、電源制御
部30を制御して第2の光学ユニット2への電源供給を
停止してREADY状態になる。
【0066】シートスルーモードの両面読取開始が指示
されると(ステップS240)、CPU27の指示によ
り電源制御部29を制御して第1の光学ユニット1への
電力供給と電源制御部30を制御して第2の光学ユニッ
ト2への電力供給を許可する(ステップS241)。そ
して、光源7、25を点灯させる(ステップS24
2)。シートスルー読取のシーケンスを実行し、シート
原稿の表裏両面を読み取る。読取終了後、光源7,光源
25を消灯して、再度、電源制御部29と電源制御部3
0を制御して第1の光学ユニット1への電源供給と第2
の光学ユニット2への電源供給を停止してREADY状
態になる。このような構成により、原稿の表裏の読取り
に際して、不要な電力の消費をおさえるとともに、電磁
波放射を低減することができる。
【0067】[第3の実施例]図10は、本発明の第3
の実施例を示す構成図である。第1の光学ユニット1に
は、原稿表面を照射する光源7、原稿面で反射された原
稿の画像情報を電気信号に変換するCCD15を駆動す
るための駆動パルスを生成する駆動パルス発生回路1
9、CCD15の出力信号をA/D変換し、シェーディ
ング補正、光量変動補正等の各種補正やγ変換、色変換
等の画像処理を施す画像処理回路23の電気ユニットが
配置されている。
【0068】第2の光学ユニット2にも、同様に原稿表
面を照射する光源25、原稿面で反射された原稿の画像
情報を電気信号に変換するCCD16を駆動するための
駆動パルスを生成する駆動パルス発生回路20、CCD
16の出力信号をA/D変換し、シェーディング補正、
光量変動補正等の各種補正やγ変換、色変換等の画像処
理を施す画像処理回路24の電気ユニットが配置されて
いる。
【0069】制御部17は、フラットベッド部の下側に
固定して搭載されている。CPU27は、不図示のキャ
リッジ駆動モータ、ADFの原稿給紙モータ、および原
稿排紙モータの駆動、レジセンサなどの各種検知センサ
の検出等をおこなうものである。
【0070】また、制御部17には、第1の光学ユニッ
ト1内の駆動パルス発生部19と画像処理回路23への
動作クロック(以下、単にクロックという。)の供給・
停止を制御するクロック制御部310と、第2の光学ユ
ニット2内の駆動パルス発生部20と画像処理回路24
へのクロック供給・停止を制御するクロック制御部32
0が設けられている。ここでいうクロックとは、画像処
理回路19、駆動パルス発生部20などのデジタル回路
の同期をとるための周期的信号をいう。この周波数をク
ロック周波数といい、その値が大きいほど回路の処理速
度が速くなり、その値が小さいほど回路の処理速度が遅
くなる。したがって、このクロックが停止した場合に
は、光学ユニットに付属する回路の動作は停止すること
になる。したがって、光学ユニットに付属する回路の動
作が停止することにより、結果として光学ユニットへ供
給する電力は減少することになる。CPU27の指令に
基づいて第1の光学ユニット1へのクロック供給と第2
の光学ユニット2へのクロック供給を各々個別にON/
OFFできるよう構成されている。また、読取モードの
設定、読取動作の指示は外部からCPU27に対してコ
マンドを発行することによってできるようになってい
る。それに伴い、電源供給ライン33を構成する。
【0071】次に、本実施例における読み取り動作につ
いて説明する。
【0072】まず、図11を用いて、電源がONされて
から、READY状態になるまでの動作について説明す
る。今、装置の電源がONされると(ステップS30
1)、CPU27はクロック制御部31,32を制御し
て第1の光学ユニット1と第2の光学ユニット2へクロ
ックを供給する(ステップS302)。画像処理回路部
23,24は、CCD15,16の出力信号レベルに合
わせて、光源7,25を消灯して入力オフセットを調整
し、光源7,25を点灯してアンプゲインの調整をそれ
ぞれ行う(ステップS303)。その後、再度光源7,
25を消灯して黒レベル補正用基準データを読み取って
それぞれ記憶し、光源7,25を点灯して白基準データ
を読取りそれぞれ記憶する(ステップS304)。
【0073】以上の初期設定が完了した後、外部装置に
読取動作が行えるREADY状態に移り、光源7,25
を消灯し、さらにクロック制御部31、32を制御して
第1の光学ユニット1および第2の光学ユニット2への
クロックを停止して駆動パルス発生部19、20および
画像処理回路23,24の動作を停止させると共に、駆
動パルス発生部19、20の発生する駆動パルスによっ
て動作するCCD15,16も駆動パルスが停止ことに
より停止状態あるいは、省電力状態にする。
【0074】なお、本発明では、クロックを停止する例
を示すが、これに限らず、クロックの周波数を下げても
構わない。次に、図12を用いて、READY状態から
各モードにあわせた読み取り動作について説明する。
【0075】READY状態で、読取開始が指示される
と、電源28が電力の供給を開始する(ステップS38
1)。フラットベッドモードでの読み取り開始が支持さ
れた場合(ステップS310)、第2の光学ユニット2
へのクロック供給を停止したままCPU27の指示によ
りクロック制御部31を制御して第1の光学ユニット1
へのクロック供給を許可する(ステップS311)。そ
して、光源7を点灯させる(ステップS212)。フラ
ットベッド読取のシーケンスを実行し、ブック原稿を読
み取る。読取終了後、光源7を消灯して、CPU27の
指示によりクロック制御部31を制御して第1の光学ユ
ニット1へのクロック供給を停止してREADY状態に
なる。
【0076】シートスルーモードの表面読取開始が指示
されると(ステップS320)、第2の光学ユニット2
へのクロック供給を停止したままCPU27の指示によ
りクロック制御部31を制御して第1の光学ユニット1
へのクロック供給を許可する(ステップS321)。そ
して、光源7を点灯させる(ステップS322)。シー
トスルー読取のシーケンスを実行し、シート原稿の表面
を読み取る。読取終了後、光源7を消灯して、CPU2
7の指示によりクロック制御部31を制御して第1の光
学ユニット1へのクロック供給を停止してREADY状
態になる。
【0077】シートスルーモードの裏面読取開始が指示
されると(ステップS330)、第1の光学ユニット1
へのクロック供給を停止したままCPU27の指示によ
りクロック制御部32を制御して第2の光学ユニット2
へのクロック供給を許可する(ステップS331)。光
源25を点灯させる(ステップS332)。シートスル
ー読取のシーケンスを実行し、シート原稿の裏面を読み
取る。読取終了後、光源25を消灯して、再度クロック
制御部32を制御して第2の光学ユニット2へのクロッ
ク供給を停止してREADY状態になる。
【0078】シートスルーモードの両面読取開始が指示
されると(ステップS340)、CPU27の指示によ
りクロック制御部31,32を制御して第1の光学ユニ
ット1へのクロック供給と第2の光学ユニット2へのク
ロック供給を許可する(ステップS341)。、光源
7,25を点灯させる(ステップS342)。シートス
ルー読取のシーケンスを実行し、シート原稿の表裏両面
を読み取る。読取終了後、光源7,25を消灯して、再
度クロック制御部31,32を制御して第1の光学ユニ
ット1へのクロック供給と第2の光学ユニット2へのク
ロック供給を停止してREADY状態になる。このよう
な構成により、原稿の表裏の読取りに際して、不要な電
力の消費をおさえることができる。
【0079】上記実施例では、CPUと電源制御部又は
クロック制御部をそれぞれ別の構成にしたが、同一基板
上に構成しても別の基板上に構成しても構わない。
【0080】また、光学ユニットごとに、電源制御する
ことを可能にさせるとともに、光源点灯制御することを
可能にさせることで、飛躍的に不要な電力消費を回避す
ることができる。
【0081】[その他の実施例]上述の各実施例の画像
読取装置は、スキャナ装置などの単独の装置に適用する
ことが可能であるとともに、例えば複写機、ファクシミ
リ装置などに適用することも可能である。
【0082】また、上述の各実施例の機能を実現するソ
フトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、
システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは
装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒
体に格納されたプログラムコードを読出し実行すること
によっても、達成されることはいうまでもない。
【0083】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施例の機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0084】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0085】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施例の機能が
実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレー
ティングシステム)などが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現
される場合も含まれることはいうまでもない。
【0086】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施例の機能が実現される場合
も含まれることはいうまでもない。
【0087】以上のように構成すれば、原稿の第1の面
の画像を読み取る第1の読取手段と、第1の読取手段に
より読み取られた原稿の第1の面の裏側の面の画像を読
み取る第2の読取手段と、第2の読取手段の動作状態を
制御する第1の制御手段と、原稿の第1面を読み取る
か、第1及び第2の両面を読み取るかを選択する選択手
段とを備え、選択手段で選択された読取面に応じて、第
1の制御手段を用いて第2の読取手段の動作状態を制御
するようにしたので、第1の面のみの読取時は、第2の制
御手段によって第2の読取手段の動作を止め、第2の面の
みの読取時は、第1の制御手段によって第1の読取手段の
動作を止めることができ、不要な電力の消費をおさえる
ことができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、原
稿の表裏の読取りに際して、不要な電力の消費をおさえ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる画像読取装置の概略構成図であ
る。
【図2】本発明に係わる画像読取装置の光学ユニットの
構成図である。
【図3】従来例の画像読取装置を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明に係わる第1の実施例を示すブロック図
である。
【図5】第1の実施例において電源がONされてからR
EADY状態になるまでの動作を示す図である。
【図6】第1の実施例においてREADY状態から各モ
ードにあわせた読み取り動作を示す図である。
【図7】本発明に係わる第2の実施例を示すブロック図
である。
【図8】第2の実施例において電源がONされてからR
EADY状態になるまでの動作を示す図である。
【図9】第2の実施例においてREADY状態から各モ
ードにあわせた読み取り動作を示す図である。
【図10】本発明に係わる第3の実施例を示すブロック
図である。
【図11】第3の実施例において電源がONされてから
READY状態になるまでの動作を示す図である。
【図12】第3の実施例においてREADY状態から各
モードにあわせた読み取り動作を示す図である。
【符号の説明】
1 第1の光学ユニット 2 第2の光学ユニット 3 給紙ローラ 4 排紙ローラ 5 原稿台ガラス 6 原稿台 7 光源 8 反射板 9 第1反射ミラー 10 第2反射ミラー 11 第3反射ミラー 12 第4反射ミラー 13 第5反射ミラー 14 レンズ 15 第1のCCD 16 第2のCCD 17 制御部 18 レール 19 第1の駆動パルス発生部 20 第2の駆動パルス発生部 21 クリスタル 22 クリスタル 23 第1の画像処理回路 24 第2の画像処理回路 25 第2の光源 26 インターフェース回路 27 CPU 28 電源 29 第1の電源制御部 30 第2の電源制御部 31 第1のクロック制御部 32 第2のクロック制御部 107 第1の光源 115 第1のCCD 116 第2のCCD 117 制御部 119 第1の駆動パルス発生部 120 第2の駆動パルス発生部 121 クリスタル 122 クリスタル 123 第1の画像処理回路 124 第2の画像処理回路 125 第2の光源 126 インターフェース回路 127 CPU 128 電源 P 原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 BA07 BB02 BC05 BC09 BC11 BC18 BC23 CA01 CA09 CB02 CB18 5C062 AA01 AB02 AB17 AB30 AB32 AB33 AB41 AB46 AB49 AC02 AC11 AC15 AD06 AE15 BA00 5C072 AA01 BA06 CA02 DA02 DA04 EA05 LA17 NA04 WA02

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の第1の面の画像を第1の読取手段
    によって読み取る第1の読取ステップと、前記原稿の第
    2の面の画像を第2の読取手段によって読み取る第2の
    読取ステップと、前記第2の読取手段の動作を制御する
    第1の制御ステップと、前記原稿の第1面を読み取る
    か、第1及び第2の両面を読み取るかを選択する選択ス
    テップとを備え、前記第1の制御ステップでは、前記選
    択ステップで選択された読取面に応じて、前記第2の読
    取手段の動作を制御することを特徴とする画像読取方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第1の制御ステップでは、前記第2
    の読取手段に供給する電源を制御することを特徴とする
    請求項1に記載の画像読取方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の制御ステップでは、第2の読
    取手段に供給する動作クロックを制御することを特徴と
    する請求項1に記載の画像読取方法。
  4. 【請求項4】 前記選択ステップによって第1の面の読
    取が選択されて読取動作する場合は、前記第1の制御ス
    テップによって前記第1の読取手段を動作させ、前記2
    の制御ステップによって前記第2の読取手段の動作を停
    止させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の画像読取方法。
  5. 【請求項5】 原稿の第1の面の画像を第1の読取手段
    によって読み取る第1の読取ステップと、前記原稿の第
    2の面の画像を第2の読取手段によって読み取る第2の
    読取ステップと、前記第1の読取手段の動作を制御する
    第1の制御ステップと、前記第2の読取手段の動作状態
    を制御する第2の制御ステップと、前記原稿の第1の面
    を読み取るか、第2の面を読み取るか、第1及び第2の
    両面を読み取るかを選択する選択ステップとを備え、前
    記第1及び/又は第2の制御ステップでは、前記選択ス
    テップで選択された読取面に応じて、前記第1又は第2
    の制御ステップ第1及び/又は第2の読取手段の動作を
    制御することを特徴とする画像読取方法。
  6. 【請求項6】 前記第1及び/又は第2の制御ステップ
    により、前記第1及び/又は第2の読取手段に供給する
    電源を制御することを特徴とする請求項5に記載の画像
    読取方法。
  7. 【請求項7】 前記第1又は第2の制御ステップによ
    り、第1又は第2の読取手段に供給する動作クロックを
    制御することを特徴とする請求項5に記載の画像読取方
    法。
  8. 【請求項8】 前記選択ステップによって第1の面の読
    取が選択されて読取動作する場合は、前記第1の制御ス
    テップによって前記第1の読取手段を動作させ、前記2
    の制御ステップによって前記第2の読取手段の動作を停
    止させることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに
    記載の画像読取方法。
  9. 【請求項9】 前記選択ステップによって第2の面の読
    取が選択されて読取動作する場合は、前記第1の制御ス
    テップによって前記第1の読取手段の動作を停止させ、
    前記第2の制御ステップによって前記第2の読取手段を
    動作させることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか
    に記載の画像読取方法。
  10. 【請求項10】 被写体像を読み取る少なくとも二以上
    の光学ユニットを有する画像読取装置を用いた画像読取
    方法において、 2以上の画像読取モードの中から、画像読取モードを選
    択する選択ステップと、 前記選択ステップにおいて選択された画像読取モードに
    応じて、前記光学ユニットの電力を制御する電力制御ス
    テップとを有することを特徴とする画像読取方法。
  11. 【請求項11】 前記画像読取装置は、被写体像を照射
    する少なくとも二以上の光源を更に有し、前記選択ステ
    ップにおいて選択された画像読取モードに応じて、前記
    光源の点灯を制御する光源制御ステップを更に有するこ
    とを特徴とする請求項10に記載の画像読取方法。
  12. 【請求項12】 前記光源制御ステップでは、前記電力
    供給ステップにおいて電力の供給を受けている光学ユニ
    ットに対応する光源を点灯させるようにすることを特徴
    とする請求項11に記載の画像読取方法。
  13. 【請求項13】 前記電力供給ステップでは、光学ユニ
    ットに供給する電力を制御することにより行なうことを
    特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の画像
    読取方法。
  14. 【請求項14】 前記電源供給ステップでは、光学ユニ
    ットに供給する動作クロックを制御することにより行な
    うことを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記
    載の画像読取方法。
  15. 【請求項15】 請求項1及至14のいずれかに記載の
    画像読取方法を実現するためのプログラムコードを保持
    する記憶媒体。
  16. 【請求項16】 原稿の第1の面の画像を読み取る第1
    の読取手段と、前記原稿の第2の面の画像を読み取る第
    2の読取手段と、該第2の読取手段の動作状態を制御す
    る第1の制御手段と、前記原稿の第1面を読み取るか、
    第1及び第2の両面を読み取るかを選択する選択手段と
    を備え、該選択手段で選択された読取面に応じて、前記
    第1の制御手段を用いて前記第2の読取手段の動作状態
    を制御することを特徴とする画像読取装置。
  17. 【請求項17】 前記第1の制御手段は、前記第2の読
    取手段に供給する電源を制御することを特徴とする請求
    項16に記載の画像読取装置。
  18. 【請求項18】 前記第2の制御手段は、第2の読取手
    段に供給する動作クロックを制御することを特徴とする
    請求項17に記載の画像読取装置。
  19. 【請求項19】 前記選択手段によって第1の面の読取
    が選択されて読取動作する場合は、前記第1の制御手段
    によって前記第1の読取手段を動作させ、前記2の制御
    手段によって前記第2の読取手段の動作を停止させるこ
    とを特徴とする請求項16乃至18のいずれかに記載の
    画像読取装置。
  20. 【請求項20】 原稿の第1の面の画像を読み取る第1
    の読取手段と、前記原稿第2面の画像を読み取る第2の
    読取手段と、前記第1の読取手段の動作を制御する第1
    の制御手段と、前記第2の読取手段の動作を制御する第
    2の制御手段と、前記原稿の第1の面を読み取るか、第
    2の面を読み取るか、第1及び/又は第2の両面を読み
    取るかを選択する選択手段とを備え、該選択手段で選択
    された読取面に応じて、前記第1及び/又は第2の制御
    手段を用いて、第1又は第2の読取手段の動作を制御す
    ることを特徴とする画像読取装置。
  21. 【請求項21】 前記第1及び/又は第2の制御手段
    は、前記第1又は第2の読取手段に供給する電源を制御
    することを特徴とする請求項20に記載の画像読取装
    置。
  22. 【請求項22】 前記第1及び/又は第2の制御手段
    は、第1又は第2の読取手段に供給する動作クロックを
    制御することを特徴とする請求項20に記載の画像読取
    装置。
  23. 【請求項23】 前記選択手段によって第1の面の読取
    が選択されて読取動作するときは、前記第1の制御手段
    によって前記第1の読取手段を動作させ、前記第2の制
    御手段によって前記第2の読取手段の動作を停止させ、
    前記選択手段によって第2の面の読取が選択されて読取
    動作する場合は、前記第1の制御手段によって前記第1
    の読取手段の動作を停止させ、前記第2の制御手段によ
    って前記第2の読取手段を動作させることを特徴とする
    請求項20乃至22のいずれかに記載の画像読取装置。
  24. 【請求項24】 被写体像を読み取る少なくとも二以上
    の光学ユニットを有する画像読取装置において、 2以上の画像読取モードの中から、画像読取モードを選
    択する選択手段と、 前記選択手段において選択された画像読取モードに応じ
    て、前記光学ユニットの電力を制御する電力制御手段と
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  25. 【請求項25】 前記画像読取装置は、被写体像を照射
    する少なくとも二以上の光源と、前記選択手段において
    選択された画像読取モードに応じて、前記光源の点灯を
    制御する光源制御手段を更に有することを特徴とする請
    求項24に記載の画像読取装置。
  26. 【請求項26】 前記光源制御手段は、電力の供給を受
    けている光学ユニットに対応する光源を点灯させるよう
    にすることを特徴とする請求項25に記載の画像読取装
    置。
  27. 【請求項27】 前記電力供給手段は、光学ユニットに
    供給する電力を制御することを特徴とする請求項24乃
    至26のいずれかに記載の画像読取装置。
  28. 【請求項28】 前記電源供給ステップでは、光学ユニ
    ットに供給する動作クロックを制御することを特徴とす
    る請求項24乃至26のいずれかに記載の画像読取装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100708171B1 (ko) * 2004-11-02 2007-04-16 삼성전자주식회사 정착장치 및 화상형성장치
JP2008141652A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Canon Inc 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、画像形成装置
JP2011199437A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 画像読取り装置および画像読取り装置の制御方法、ならびに、画像形成装置

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