JP2002197846A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2002197846A
JP2002197846A JP2000396156A JP2000396156A JP2002197846A JP 2002197846 A JP2002197846 A JP 2002197846A JP 2000396156 A JP2000396156 A JP 2000396156A JP 2000396156 A JP2000396156 A JP 2000396156A JP 2002197846 A JP2002197846 A JP 2002197846A
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JP2000396156A
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English (en)
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Shinichi Kiwada
真一 亀和田
Masafumi Tanaka
将文 田中
Shigeji Kubotani
茂治 窪谷
Sui Miura
祟 三浦
Kouta Mizoguchi
航太 溝口
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルを通常使用する操作面が前面となる
操作状態にセットしたときに動かないように支持して、
パネル上のスイッチ類を操作した際の操作感を良好にす
る。 【解決手段】 回動されて表面又は裏面を選択的に表
示する第1のパネル12と、これと並ぶ位置と装置本体
10の内部に引き込まれた位置との間を移動可能に装着
された第2のパネル14とを設ける。第2のパネル14
を装置本体10の内部の位置から表面を向いた第1のパ
ネル12と並ぶ位置に移動させる際、第2のパネル14
に装着された弾性押圧部材88が第1のパネル12に押
圧当接して容易に動かないようにするパネル用の制動手
段を設ける。これにより、使用者がパネル上の操作スイ
ッチ等を押し操作するときにパネルがぐらつくといった
ように不安定に動くことを防止し、使用者の使用感を良
好にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パネルを駆動機
構で駆動操作するように装着した電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に搭載されるカーステレ
オ等の電子機器には、使用者が車から離れるときに車載
用電子機器を隠して盗難を防止する手段を具備するもの
がある。
【0003】このような盗難防止手段を具備する車載用
電子機器では、その操作部や表示部等が配置されたフロ
ントパネル部分を、例えば機器本体に対し歯車機構によ
り回転可能に装着する。このフロントパネル部分には、
その表面に操作部や表示部等が配置された操作表示面を
設け、この操作表示面の裏面に車室内のインストルメン
トパネルにおける機器本体の周辺部と統一性のあるデザ
インのパネル等に構成したカモフラージュ面を設ける。
【0004】そして、使用者が自動車から離れる時に、
車載用電子機器は、そのフロントパネル部分のカモフラ
ージュ面を車室内に向けるように歯車機構を駆動してフ
ロントパネルを回転(反転)させる。これにより、車載
用電子機器は、機器本体前面をカモフラージュ面でカバ
ーすることにより隠されて、機器本体があたかも存在し
ないようにカモフラージュする。
【0005】従来、上述のようにフロントパネル部分を
自動的に反転動作を可能とした車載用電子機器には、例
えば、特開平9−267699号公報に記載されたもの
が提案されている。
【0006】この特開平9−267699号公報記載の
車載用電子機器では、機器本体の前面に、駆動用の歯車
機構により操作パネルを自転させながら自転軸を移動さ
せるように装着し、操作パネルを駆動用の歯車機構によ
り駆動して操作パネルの通常使用される操作面が前面と
なる第1の操作状態と、操作パネルの裏側の目隠し板面
が前面となる第2の操作状態との間を移行動作させる。
【0007】この駆動用の歯車機構では、操作パネルの
幅方向における一方の端部に自転軸を配置する。また操
作パネルの自転軸を、電子機器の前方上部と前方下部と
の間を移動させるよう装着する。
【0008】そして、この駆動用の歯車機構では、操作
パネルの自転軸を電子機器の前方上部と前方下部との間
を移動させる動作中に、操作パネルを180°自転させ
る動作により、操作パネルを車載用電子機器の前方で回
転させて裏返しにする操作を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のような車載用電
子機器では、駆動用の歯車機構が操作パネルを車載用電
子機器の前方で回転させて裏返しにさせる。このため駆
動用の歯車機構は、操作パネルの自転軸を電子機器の前
方上部と前方下部との間を移動させる動作と、操作パネ
ルを180°自転させる動作とを、所定の正確なタイミ
ングで厳格に、しかも同時に並行して行わせねばならな
いので多数の歯車を使用し、構成も複雑になる。
【0010】このため、この複雑で多数の歯車を使用し
た駆動用の歯車機構で駆動操作される操作パネルは、操
作パネルの通常使用される操作面が前面となる第1の操
作状態と、操作パネルの裏側の目隠し板面が前面となる
第2の操作状態とにセットされたときに、多数の歯車を
使用した歯車列におけるバックラッシや駆動用の歯車機
構の製造誤差等により、いわゆるガタ付きを生じ、操作
パネルがその回転方向に歯車のバックラッシやガタ付き
の分だけ動いてしまうという問題がある。
【0011】このように操作パネルがバックラッシやガ
タ付きにより不安定に動く状態で、使用者が操作パネル
のスイッチ類を押し操作すると、その度に操作パネルが
歯車のバックラッシやガタ付きにより不安定に動いて、
操作感が悪くなるという問題がある。
【0012】本発明は上記事実を考慮し、パネルを、そ
の通常使用される操作面が前面となる操作状態にセット
したときにパネルが動かないように支持して、このパネ
ル上のスイッチ類を操作した際の操作感を良好にするよ
うにした、構成が簡素で廉価に製造できる電子機器を新
たに提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の電子機器は、装置本体のパネル装着部に軸着され、回
動されて表面又は裏面を選択的に表示する第1のパネル
と、第1のパネルと並ぶ位置と、装置本体の内部に引き
込まれた位置との間を移動可能に装着された第2のパネ
ルと、第2のパネルを第1のパネルと並ぶ位置から装置
本体の内部に引き込んだ位置へ移動させる操作及び第1
のパネルを回動して表面から裏面に反転させる操作、又
はその逆の操作を行う駆動機構と、第1のパネルを回動
して裏面から表面に反転させ、第2のパネルを装置本体
の内部の位置から第1のパネルと並ぶ位置に移動させる
際、第2のパネルに装着された弾性押圧部材が第1のパ
ネルに押圧当接して容易に動かないようにするパネル用
の制動手段と、を有することを特徴とする。
【0014】上述のように構成することにより、この電
子機器では、第1のパネルと第2のパネルとが装置本体
のパネル装着部に表面を向けて並ぶ使用状態にあるとき
に、パネル用の制動手段の弾性押圧部材が第1のパネル
に押圧当接して容易に動かないように支持する。よっ
て、使用者がパネル上の操作スイッチ等を押し操作する
ときにパネルがぐらつくといったように不安定に動くこ
とを防止し、使用者の使用感を良好にすることができ
る。
【0015】また、パネル用の制動手段は、弾性押圧部
材を第2のパネルに装着するという簡素な構成であるの
で、廉価に製造可能であり、しかも構成を簡素化されて
いて動作も単純化されるから動作上の信頼性を向上する
ことができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電子機器において、パネル用の制動手段が、第2のパ
ネルに装着された小ばね板材であるばね部材と、第1の
パネルに、ばね部材の先端部が弾性的に押圧当接される
ように形成された当接部と、を有することを特徴とす
る。
【0017】上述のように構成することにより、前述し
た請求項1に記載の発明における作用及び効果に加え
て、第2のパネルを装置本体の内部の位置から第1のパ
ネルと並ぶ位置に移動させる際、第2のパネルに装着さ
れた小ばね板材であるばね部材の先端部が、第1のパネ
ルの当接部に弾性的に押圧当接される状態へ自動的に移
行できるから、パネル用の制動手段を操作する特別の操
作手段が不要となり、構成を簡素化することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の電子機器に係る実施の形
態について図面を参照しながら説明する。図1乃至図5
には、本実施の形態に係る車載用電子機器における駆動
機構で駆動操作されるパネル部分を含む要部が示されて
いる。
【0019】この図示する車載用電子機器は、車両室内
のインストルメントパネル等に設置されるカーステレオ
として構成されており、図4に示すようにカーステレオ
の金属製シャーシの一部となる装置本体10の前面部に
一組のパネル部材及びこれを駆動操作する駆動機構が装
着されている。
【0020】この装置本体10の前面部に当たるパネル
装着部に装着する一組のパネル部材は、図示しない表示
部が構成された第1のパネルとしての表示パネル12
と、図示しない操作スイッチ類が配置された第2のパネ
ルとしての操作パネル14とで構成する。
【0021】この表示パネル12は、図示するように厚
肉板状のブロックに形成され、その幅広の表面には、図
示しない液晶パネル等の表示部品が装着されると共に、
必要に応じて図示しない各種の操作釦類が装着されてい
る。
【0022】さらに、表示パネル12の裏面には、装置
本体10を設置する場所の周辺部と統一性のあるデザイ
ンとされたカモフラージュ用の飾り面を構成する。
【0023】また、操作パネル14は、図示するように
角柱状のブロックに形成され、その前面に対応する表面
には、図示しない各種の操作釦類が装着されると共に、
必要に応じて図示しない液晶パネル等の表示部品が装着
されている。
【0024】前述のように構成された表示パネル12と
操作パネル14とは、各々の長手方向両端にあたる、相
対向する両端部にそれぞれ装着された駆動機構によっ
て、表示パネル12が回動操作される動作に連動して、
操作パネル14が装置本体10の前面から奥に入る方向
に沿って直線的に移動操作される。
【0025】このため表示パネル12には、その相対向
する両端部における幅方向の一端部に突設した軸棒15
にそれぞれ被動歯車16を固着する。この表示パネル1
2は、その各軸棒15を、それぞれ支持部材58の軸孔
に軸着し、この軸棒15を中心に回動することにより表
示パネル12の表面又は裏面を表示するよう装置本体1
0の前面部に回動自由に装着する。
【0026】また、操作パネル14には、その両端部に
それぞれ移動方向に沿って延びる長板状の支片18を設
置する。各支片18には、その自由端部を直角に折曲し
て形成したガイド突部20を形成すると共に、その側面
に小円柱状の被動係止部材22を立設する。
【0027】図6に示すように、駆動機構は、装置本体
10の一方の側部に装着した駆動源としての駆動モータ
24によって駆動される。
【0028】この駆動モータ24には、その出力軸に減
速歯車機構用のウォーム26を固着する。さらに、この
ウォーム26には、ウォーム歯車28を噛合し、さらに
第1二段歯車30、第2二段歯車32、第3二段歯車3
4を順次噛合すると共に、第3二段歯車34と一体の出
力歯車36を一方のカムギア38の外歯歯車に噛合す
る。
【0029】また、装置本体10の一方の側部にある第
3二段歯車34と一体の出力歯車36は、その軸棒40
を他方の側部まで延長し、軸棒40の他端部に単体の出
力歯車36を固着する。すなわち、装置本体10両側部
に配置した第3二段歯車34と一体の出力歯車36と単
体の出力歯車36とは、一本の軸棒40で連結して同期
して回動するよう装着する。
【0030】この単体の出力歯車36は、装置本体10
の他方の側部に軸着したカムギア38の外歯歯車に噛合
する。
【0031】上述のように構成した減速歯車機構によ
り、駆動モータ24を回転駆動することにより、ウォー
ム26、ウォーム歯車28、第1二段歯車30、第2二
段歯車32、第3二段歯車34を介して、第3二段歯車
34と一体の出力歯車36と噛合する一方のカムギア3
8を回動すると共に、軸棒40を介して単体の出力歯車
36と噛合する他方のカムギア38を同期して回動す
る。
【0032】各カムギア38には、表示パネル12操作
用のカム溝42と、操作パネル14操作用のカム溝44
とを穿設する。
【0033】また各カムギア38には、その装置本体1
0の内側に向く側面部に、カムギア38の回動位置を検
出するため、カムギア38の回転軸と同芯円形をしたリ
ング状で、その所定3箇所に切り欠き46Aが穿設され
た被検出体46を突設する。
【0034】さらに各カムギア38には、その装置本体
10の内側に向く側面部における所定位置に、カムギア
38の回動位置を検出するための小円弧状のストライカ
48(図2に図示)を突設する。
【0035】また装置本体10の内部には、被検出体4
6の切り欠き46Aを光学的に検出するフォトセンサ5
0と、ストライカ48でオン・オフ操作されるスイッチ
部材52とを、各自対応する所定位置に配置する。
【0036】図1乃至図4、図7、図11及び図12に
示すように、装置本体10の両側近傍にそれぞれ固着さ
れた支持部材58には、表示パネル12操作用のカム溝
42の従動節となる第1の操作フォロア54と、操作パ
ネル14操作用のカム溝44の従動節となる第2の操作
フォロア56とを軸着する。
【0037】この表示パネル12用の操作フォロア54
は、変形板片状に形成され、その基端部を軸ピン60で
支持部材58に軸着する。この操作フォロア54には、
その自由端部に歯形に穿設したセクタ部62を設ける。
このセクタ部62は、表示パネル12の被動歯車16に
噛合する。
【0038】また、操作フォロア54は、その所定位置
に突設した従動ピン68を表示パネル12操作用のカム
溝42内に挿入して臨ませる。さらに、操作フォロア5
4には、その所定部分に逃げ開口54Aを穿設する。
【0039】このように装着した操作フォロア54は、
カムギア38がカム溝42と共に回動するときのカム溝
42の動作に従動ピン68が従動されることによって、
軸ピン60を軸に揺動する。
【0040】すると、操作フォロア54のセクタ部62
が揺動して、これに噛合する被動歯車16が回動され、
被動歯車16と一体に表示パネル12が、図1に示す位
置と図3に示す位置との間で180度回転する。
【0041】また、操作パネル14用の操作フォロア5
6は、変形板片状に形成され、その基端部を軸ピン64
で支持部材58に軸着する。この操作フォロア56に
は、その自由端部に逆U字状に切欠した操作挟持部66
を形成し、この操作挟持部66の切欠部内に支片18に
突設した小円柱状の被動係止部材22を摺動自在に臨ま
せる。
【0042】さらに、操作挟持部66の切欠部内を貫通
させた被動係止部材22の先端部は、支持部材58に穿
設した長穴状のガイド溝72に摺動自在に挿通する。こ
れと共に支片18のガイド突部20を、ガイド溝72に
摺動自在に挿通する。これにより操作パネル14は、そ
の両端部の各支片18部における被動係止部材22とガ
イド突部20とをガイド溝72にガイドされて、装置本
体10の前面から奥に入る方向に沿って直線的に摺動自
在に支持される。
【0043】また、操作フォロア56は、その所定位置
に突設した従動ピン70を、操作フォロア54の逃げ開
口54Aを貫通させてから操作パネル14操作用のカム
溝44内に挿入して臨ませる。
【0044】このように装着した操作フォロア56は、
カムギア38が操作パネル14操作用のカム溝44と共
に回動するときのカム溝44の動作に従動ピン70が従
動されることによって、軸ピン64を軸に揺動する。
【0045】すると、操作フォロア56の操作挟持部6
6が揺動して、これに挟持される被動係止部材22が操
作され、操作パネル14は、その被動係止部材22とガ
イド突部20とがガイド溝72にガイドされることによ
り装置本体10の前面から奥に入る方向又はその逆方向
に、図1に示す位置と図3に示す位置との間で直線的に
移動操作される。
【0046】図2、図5及び図13に示すように、装置
本体10には、表示パネル12が90度回転して横倒し
の状態となったときに、装置本体10の前面に当たるパ
ネル装着部における図に向かって上側から表示パネル1
2の上までに当たる部位に開口する挿入口74から装置
本体10の内部に入った所に、図示しないが、CD(c
ompact disc)やMD(mini dis
c)等の記録媒体である記録ディスクの記録・再生を行
うプレーヤを配置する。
【0047】図3及び図14に示すように表示パネル1
2が反転された状態において挿入口74を塞ぐために、
隠しパネル76を装着する。
【0048】この隠しパネル76は、挿入口74より一
回り小さい長板状に形成する。この隠しパネル76に
は、その長手方向両端部における幅方向の一端部に軸棒
78をそれぞれ突設すると共に、その両端部における幅
方向の中央部に丸棒状の従動部材80を突設する。
【0049】この隠しパネル76の図3及び図15で外
側に向く側面には、表示パネル12の裏面と同等に、装
置本体10を設置する場所の周辺部と統一性のあるデザ
インとされたカモフラージュ用の飾り面を構成する。
【0050】上述のように構成された隠しパネル76
は、その両端部の軸棒78を表示パネル12の裏面寄り
端面の角部に形成した軸受け部に支受させて、隠しパネ
ル76の平面が表示パネル12の端面に当接する格納位
置と、隠しパネル76が表示パネル12の端面から直角
に起立する閉鎖位置との間を回動可能に軸着する。
【0051】また、表示パネル12に軸着された隠しパ
ネル76を表示パネル12の動作に連動して格納位置と
閉鎖位置との間で移動操作するため、図1及び図7に示
すように、支持部材58の所定位置には、従動部材80
を摺動自在に挿通して案内する円弧状の回転導入用ガイ
ド溝82を穿設する。
【0052】さらに、装置本体10の前面周囲に固着さ
れている飾り枠部材84の内側面には、支持部材58の
回転導入用ガイド溝82の出口に連続するように、従動
部材80を摺動自在に挿通して案内するガイド部86を
配置する。
【0053】すなわちガイド部86は、図1及び図6に
示すように飾り枠部材84の内側面に折曲して連続する
よう並べて立設した2つの小壁として形成され、回転導
入用ガイド溝82の出口から飾り枠部材84における前
方両横の立て板部84Aの裏面にかけて、従動部材80
を案内する溝に構成する。
【0054】上述のように構成された、本実施の形態に
係る車載用電子機器では、図示しない制御部で、装置本
体10の内部に装着した検出手段としてのストライカ4
8(図2に図示)でスイッチ部材52をオン操作してい
る状態でフォトセンサ50が被検出体46の切り欠き4
6Aを光学的に検出したときを図1、図6及び図7に示
す使用状態の初期位置であると検知し、これを基準にし
てカウンタで計測しながら駆動モータ24を駆動制御し
て車載用電子機器に所定の動作を実行させるよう構成す
る。
【0055】図1乃至図10及び図13乃至図15に示
すように、本実施の形態に係る車載用電子機器では、図
1、図6及び図7に示す使用状態において、装置本体1
0の前面にある表示パネル12が液晶パネル等の表示面
を顕にし、操作パネル14が各種の操作釦類を顕にする
状態となっている。
【0056】この使用状態において、使用者が表示パネ
ル12の表示を見ながら操作パネル14の操作釦を操作
して車載用電子機器に所望の動作を行わせる際に表示パ
ネル12と操作パネル14とがバックラッシやガタ付き
により不安定に動くことを防止するため、車載用電子機
器には、パネル用の制動手段を設ける。
【0057】このパネル用の制動手段では、表示パネル
12と操作パネル14との相対応する2箇所にそれぞれ
弾性押圧部材88と当接部90とを構成する。
【0058】このパネル用の制動手段を構成するため、
操作パネル14には、弾性押圧部材88を装着する。ま
た表示パネル12には、弾性押圧部材88が押圧するた
めの当接部90を形成する。
【0059】図1に示すように弾性押圧部材88は、操
作パネル14における長手方向の両端部近くに当たる2
箇所に配置する。
【0060】このため、操作パネル14の裏側に配置し
た金属製の板部材から表示パネル12側に向けて鉤形に
折曲して立ち上がるように支持片92を突設する。
【0061】この支持片92の自由端部には、操作パネ
ル14の前面側のプラスチック製パネル部材から突設し
た円柱状のメスねじ部94を当てるように臨ませる。
【0062】さらに、支持片92の自由端部には透孔を
穿孔し、この透孔に連通するようメスねじ部94にはメ
スねじ孔を穿設する。
【0063】そして、弾性に富む小矩形片状の小ばね板
材等のばね部材96を用意し、このばね部材96の一方
の端部に透孔を穿設する。このばね部材96は、その透
孔を支持片92の透孔に連通させた状態で支持片92に
沿わせ、図示しないねじ部品を頭部からばね部材96の
透孔に通し、支持片92の透孔に通しメスねじ部94の
メスねじ孔に螺挿することにより、ばね部材96を支持
片92に締結する。
【0064】このように支持片92に締結されたばね部
材96は、その自由端部を表示パネル12側に向けて所
定距離突出させた状態に配置される。
【0065】また、表示パネル12に形成する各当接部
90は、操作パネル14の2箇所に配置したばね部材9
6に対応した各位置に配設する。
【0066】各当接部90は、表示パネル12における
幅方向の被動歯車16を装着した方の側面に形成する。
この当接部90は、表示パネル12の所定側面に矩形溝
を穿設して構成する。この当接部90用の矩形溝は、表
示パネル12の所定側面の裏面に開放し、その所定側面
の幅方向中央付近にまで延びる浅溝状に形成する。
【0067】この当接部90は、表示パネル12の裏面
側から進んできたばね部材96の自由端部が、矩形溝の
開放端部から侵入して所定側面の幅方向中央付近の壁端
部に離脱可能に押圧当接するよう構成する。
【0068】上述のように構成したパネル用の制動手段
は、操作パネル14が図9に示す位置から矢印Bと逆方
向へ進む動作によって、図8に示すように弾性押圧部材
88のばね部材96の先端部を当接部90内に入らせ
る。
【0069】この操作パネル14が矢印Bと逆方向へ進
む動作によって、ばね部材96の先端部が当接部90内
を進み、当接部90における操作パネル14側面の幅方
向中央付近の壁端部に当接する。
【0070】さらに操作パネル14は、弾性押圧部材8
8のばね部材96を弾性変形させながら矢印Bと逆方向
へ図6及び図7に示す位置まで進むことにより、ばね部
材96で当接部90を矢印Bと逆方向へ弾性的に押す。
【0071】これにより、表示パネル12には、軸棒1
5を中心として矢印Dと逆方向に回転する付勢力が作用
して、表示パネル12を駆動操作する駆動機構の被動歯
車16とこれに噛合するセクタ部62、カム機構、又は
駆動モータ24に連動する歯車列におけるバックラッ
シ、動作をスムーズにする為の遊び、ガタ付き等を吸収
し、表示パネル12が容易に動かないようにする。
【0072】よって、使用者が表示パネル12上の表示
部に触れたり、又は表示パネル12上に操作スイッチを
設けてある場合に、使用者が操作スイッチを押し操作す
るときに表示パネル12がぐらつくといったように不安
定に動くことを防止し、使用者の使用感を良好にするこ
とができる。
【0073】また、図6及び図7に示す状態で、操作パ
ネル14は、その弾性押圧部材88におけるばね部材9
6が表示パネル12の当接部90を弾性的に押圧すると
きの反力を受ける。
【0074】これによって操作パネル14には、被動係
止部材22を介して連動する駆動機構に矢印B方向の付
勢力が作用して、操作パネル14を駆動操作する駆動機
構の操作フォロア56に関するカム機構、又は駆動モー
タ24に連動する歯車列におけるバックラッシ、動作を
スムーズにする為の遊び、ガタ付き等を吸収し、操作パ
ネル14が容易に動かないようにする。
【0075】よって、使用者が操作パネル14上の操作
スイッチを押し操作するときに操作パネル14がぐらつ
くといったように不安定に動くことを防止し、使用者の
使用感を良好にすることができる。
【0076】次に、上述のように構成された本実施の形
態に係る車載用電子機器の作用及び動作について説明す
る。
【0077】この車載用電子機器は、図1、図6及び図
7に示す使用状態において、装置本体10の前面にある
表示パネル12が液晶パネル等の表示面を顕にすると共
に、操作パネル14が各種の操作釦類を顕にする状態と
なっている。
【0078】この車載用電子機器が使用状態にあるとき
には、使用者は、表示パネル12の表示を見ながら操作
パネル14の操作釦を操作して、車載用電子機器に記録
ディスク(CD、MD等)に対する所望の記録・再生動
作をさせることができる。
【0079】このとき、表示パネル12と操作パネル1
4とは、共にパネル用の制動手段である弾性押圧部材8
8と当接部90とにより、容易に動かないように支持さ
れているので、使用者が操作スイッチを押し操作すると
きに表示パネル12又は操作パネル14がぐらつくとい
ったように不安定に動くことを防止でき、使用者の使用
感を良好にできる。
【0080】次に、この車載用電子機器で、装置本体1
0内部に装着したプレーヤに、CDやMD等の記録ディ
スクをローディング又はアンローディングする場合に
は、表示パネル12と操作パネル14とをロード状態に
移行させる。
【0081】このとき、使用者は操作パネル14上のロ
ード状態に移行させる所定のスイッチを操作する。する
と、車載用電子機器の制御部は、駆動モータ24の駆動
を開始し、カウンタで所定時間経過したことを計測した
時点で駆動モータ24を停止する。
【0082】すると、駆動モータ24の駆動力が、その
出力軸のウォーム26から減速歯車機構のウォーム歯車
28、第1二段歯車30、第2二段歯車32、第3二段
歯車34へと順次伝達され、減速歯車機構の各出力歯車
36に噛合する両方のカムギア38が同時に矢印A方向
に回動する。
【0083】これにより、カムギア38と共に操作パネ
ル14操作用のカム溝44が回動し、従動ピン70を従
動させて、操作フォロア56を軸ピン64の回りに矢印
B方向に回動させる。
【0084】この操作フォロア56の回動動作に操作挟
持部66と被動係止部材22とを介して支片18が連動
して、操作パネル14が図6及び図7に示す位置から図
8に示す位置を経て図9に示す位置まで装置本体10の
中に入り込むように移動する。
【0085】なお、この図9に示す状態に至るまでの動
作の際、カムギア38と共に回動するカム溝42は従動
ピン68を移動させるリフト量が零に構成されているた
め、操作フォロア54は停止状態を保つので、表示パネ
ル12は、不動のままでいる。
【0086】この後、図9に示す状態から、さらにカム
ギア38が矢印A方向に回動されると、カムギア38と
共にカム溝42が回動し、従動ピン68を従動させて、
操作フォロア54を矢印C方向に回動させる。
【0087】この操作フォロア54の回動動作によって
セクタ部62が矢印C方向に回動し、このセクタ部62
に噛合する被動歯車16を矢印D方向に回動することに
よって、被動歯車16と一体の表示パネル12を図9の
状態から図10の状態を経て図13に示すロード状態ま
で矢印D方向に回動する。
【0088】また図6及び図7に示す使用状態から、図
2、図4、図5、図11及び図13に示すロード状態に
至る動作の間、表示パネル12に軸着された隠しパネル
76は、その従動部材80が回転導入用ガイド溝82内
を摺動して出口に至り、未だガイド部86に移行してい
ない。従って、隠しパネル76は、表示パネル12の端
面に当接して、挿入口74を開放した状態にある。
【0089】なお、この図13に示すロード状態に至る
までの動作の際、カムギア38と共に回動する操作パネ
ル14操作用のカム溝44は従動ピン70を移動させる
リフト量が零に構成されているため、操作フォロア56
は停止状態を保つので、操作パネル14は、不動のまま
でいる。
【0090】よって、この開放した挿入口74を通じ
て、装置本体10内部に装着したプレーヤに、CDやM
D等の記録ディスクをローディング又はアンローディン
グする操作を行う。
【0091】次に、この車載用電子機器の使用者が、こ
の装置本体10を装着した車両(自動車)から降りて離
れる場合には、この車載用電子機器の存在を隠すクロー
ズ状態に移行させる。
【0092】このクローズ状態に移行させる動作は、例
えば、自動車のイグニションキーを”OFF”の位置に
操作したときに発生させた信号に基づいて開始される。
【0093】このため、車載用電子機器が図2、図4、
図5、図11及び図13に示すロード状態にあるときに
イグニションキーOFF操作時の信号を受けた場合に
は、車載用電子機器の制御部は、駆動モータ24の駆動
を開始し、カウンタで所定時間経過したことを計測した
時点で駆動モータ24を停止する。
【0094】すると、駆動モータ24の駆動力が、その
出力軸のウォーム26から減速歯車機構のウォーム歯車
28、第1二段歯車30、第2二段歯車32、第3二段
歯車34へと順次伝達され、減速歯車機構の各出力歯車
36に噛合する両方のカムギア38が同時に矢印A方向
に回動する。
【0095】これにより、図2、図4、図5、図11及
び図13に示すロード状態にあるカムギア38が矢印A
方向に回動されると、カムギア38と共にカム溝42が
回動し、従動ピン68を従動させて、操作フォロア54
をさらに矢印C方向に回動させる。
【0096】この操作フォロア54の回動動作によって
セクタ部62が矢印C方向に回動し、このセクタ部62
に噛合する被動歯車16を矢印D方向に回動することに
よって、被動歯車16と一体の表示パネル12を図13
に示すロード状態から、図14の状態を経て図3及び図
15に示すクローズ状態まで矢印D方向に回動する。
【0097】また図2、図4、図5、図11及び図13
に示すロード状態からクローズ状態に至る動作の間、表
示パネル12に軸着された隠しパネル76は、その従動
部材80が回転導入用ガイド溝82の出口から出てガイ
ド部86に入り、ガイド部86にガイドされることによ
り、隠しパネル76が軸棒78を軸にして回動されて表
示パネル12の端面から立ち上がって挿入口74を図3
及び図15に示すように閉鎖するクローズ状態まで移動
される。
【0098】なお、この図3及び図15に示すクローズ
状態に至るまでの動作の際、カムギア38と共に回動す
る操作パネル14操作用のカム溝44は従動ピン70を
移動させるリフト量が零に構成されているため、操作フ
ォロア56は停止状態を保つので、操作パネル14は、
不動のままでいる。
【0099】よって、この装置本体10の前面部には、
反転された表示パネル12の、装置本体10を設置する
場所の周辺部と統一性のあるデザインとされたカモフラ
ージュ用の飾り面が向けられる共に、隠しパネル76に
おける表示パネル12の裏面と同等に装置本体10を設
置する場所の周辺部と統一性のあるデザインとされたカ
モフラージュ用の飾り面が向けられる。
【0100】この結果、車載用電子機器の装置本体10
は、クローズ状態となったときの表示パネル12と隠し
パネル76とのカモフラージュ用の飾り面により、電子
機器の設置スペース内にあたかも存在していないように
カモフラージュできるので、車載用電子機器の盗難を有
効に防止できる。
【0101】なお、クローズ状態からロード状態へ復帰
し、さらに使用状態に復帰する動作は、前述とは逆の動
作により行われる。また、クローズ状態からロード状態
へ復帰させる動作は、例えば、自動車のイグニションキ
ーを”OFF”の位置から”ON”側に操作したときに
発生させた信号に基づいて開始されるようにしても良
い。
【0102】さらに、使用状態から直接クローズ状態に
移行させ、又はクローズ状態から直接使用状態に復帰さ
せるよう動作させることも可能である。
【0103】これと共に、本実施の形態では、パネルを
分割したため、第一のパネルの回転半径方向の距離が短
くなり、回転に要する空間を少なくできる。特に本体側
の空間を、機器を配置するために確保(回転のために要
する空間を少なく)することは非常に重要になる。
【0104】さらに、分割したパネルを回転させること
で、回転半径を小さくすることができ、例えばパネル内
側のスペースを有効に活用することができる。
【0105】また、本実施の形態では、カム溝の形状に
より、両パネルが動くタイミングは適宜設定可能であ
る。このように、第二のパネル移動後、第一のパネルを
移動させると、両者が干渉するおそれが全くない。また
両者を同時に動かし始めれば、動作終了までの時間が短
くてすむ。
【0106】なお、前述した本実施の形態に係る電子機
器の構成は、車載用電子機器であるカーステレオ以外に
も、フロントパネル等の外装パネルを備えたナビゲーシ
ョン用の電子機器といった他の各種の電子機器へも利用
でき、またパネルは必ずしも一方の面がカモフラージュ
面である必要はなく、パネルの表裏面がそれぞれ操作面
又は表示面であってもよいし、また一方の面を表示面と
して他方の面を操作面に構成しても良いことは勿論であ
る。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子機器に
よれば、パネルの通常使用される操作面が前面となる操
作状態にパネルをセットしたときに、このパネルが動か
ないようにパネル用の制動手段で支持する。よってパネ
ル上のスイッチ類を操作した際の操作感を良好にでき
る。また、このパネル用の制動手段は、簡素に構成でき
廉価に製造できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子機器における実施の形態に係る
電子機器本体に装着したパネルに関する部分を取り出し
て示すパネルが使用状態にあるときの要部部分断面斜視
図である。
【図2】 本発明の電子機器における実施の形態に係る
電子機器本体に装着したパネルに関する部分を取り出し
て示すパネルがロード状態にあるときの要部部分断面斜
視図である。
【図3】 本発明の電子機器における実施の形態に係る
電子機器本体に装着したパネルに関する部分を取り出し
て示すパネルがクローズ状態にあるときの要部部分断面
斜視図である。
【図4】 本発明の電子機器における実施の形態に係る
電子機器本体のパネル装着部に関する部分を示すパネル
がロード状態にあるときの部分断面全体平面図である。
【図5】 本発明の電子機器における実施の形態に係る
電子機器本体のパネル部分を示す正面図である。
【図6】 本発明の電子機器における実施の形態に係る
電子機器本体に装着したパネルに関する部分を操作フォ
ロアと操作フォロアとを外して断面で示す、パネルが使
用状態にあるときの要部拡大側面図である。
【図7】 本発明の電子機器における実施の形態に係る
電子機器本体に装着したパネルに関する部分を断面で示
すパネルが使用状態にあるときの要部拡大側面図であ
る。
【図8】 本発明の電子機器における実施の形態に係る
電子機器本体に装着したパネルに関する部分を断面で示
すパネルが使用状態からロード状態へ移行途中の状態の
要部拡大側面図である。
【図9】 本発明の電子機器における実施の形態に係る
電子機器本体に装着したパネルに関する部分を断面で示
すパネルが使用状態からロード状態へ移行途中の状態の
要部拡大側面図である。
【図10】 本発明の電子機器における実施の形態に係
る電子機器本体に装着したパネルに関する部分を断面で
示すパネルが使用状態からロード状態へ移行途中の状態
の要部拡大側面図である。
【図11】 本発明の電子機器における実施の形態に係
る電子機器本体に装着する表示パネルの操作機構部分を
取り出して示す要部拡大側面図である。
【図12】 本発明の電子機器における実施の形態に係
る電子機器本体に装着する操作パネルの操作機構部分を
取り出して示す要部拡大側面図である。
【図13】 本発明の電子機器における実施の形態に係
る電子機器本体に装着したパネルに関する部分を断面で
示すパネルがロード状態にあるときの要部拡大側面図で
ある。
【図14】 本発明の電子機器における実施の形態に係
る電子機器本体に装着したパネルに関する部分を断面で
示すパネルがロード状態からクローズ状態へ移行途中の
状態の要部拡大側面図である。
【図15】 本発明の電子機器における実施の形態に係
る電子機器本体に装着したパネルに関する部分を断面で
示すパネルがクローズ状態にあるときの要部拡大側面図
である。
【符号の説明】
10 装置本体 12 表示パネル 14 操作パネル 16 被動歯車 18 支片 22 被動係止部材 24 駆動モータ 36 出力歯車 38 カムギア 42 カム溝 44 カム溝 54 操作フォロア 56 操作フォロア 58 支持部材 62 セクタ部 66 操作挟持部 68 従動ピン 70 従動ピン 76 隠しパネル 80 従動部材 82 回転導入用ガイド溝 88 弾性押圧部材 90 当接部 92 支持片 94 メスねじ部 96 ばね部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 窪谷 茂治 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内 (72)発明者 三浦 祟 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内 (72)発明者 溝口 航太 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内 Fターム(参考) 3D020 BA01 BC03 BD07 BD12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体のパネル装着部に軸着され、回
    動されて表面又は裏面を選択的に表示する第1のパネル
    と、 前記第1のパネルと並ぶ位置と、前記装置本体の内部に
    引き込まれた位置との間を移動可能に装着された第2の
    パネルと、 前記第2のパネルを前記第1のパネルと並ぶ位置から前
    記装置本体の内部に引き込んだ位置へ移動させる操作及
    び前記第1のパネルを回動して表面から裏面に反転させ
    る操作、又はその逆の操作を行う駆動機構と、 前記第1のパネルを回動して裏面から表面に反転させ、
    前記第2のパネルを前記装置本体の内部の位置から前記
    第1のパネルと並ぶ位置に移動させる際、前記第2のパ
    ネルに装着された弾性押圧部材が前記第1のパネルに押
    圧当接して容易に動かないようにするパネル用の制動手
    段と、 を有することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記パネル用の制動手段が、 前記第2のパネルに装着された小ばね板材であるばね部
    材と、 前記第1のパネルに、前記ばね部材の先端部が弾性的に
    押圧当接されるように形成された当接部と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
JP2000396156A 2000-12-26 2000-12-26 電子機器 Pending JP2002197846A (ja)

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JP2000396156A JP2002197846A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 電子機器
EP01130531A EP1225096A3 (en) 2000-12-26 2001-12-21 Electronic device
US10/025,927 US20020095245A1 (en) 2000-12-26 2001-12-26 Electronic device
HK02108352.3A HK1047075A1 (zh) 2000-12-26 2002-11-19 電子儀器

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