JP2002197454A - 画像変換装置及び方法 - Google Patents

画像変換装置及び方法

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JP2002197454A
JP2002197454A JP2000397022A JP2000397022A JP2002197454A JP 2002197454 A JP2002197454 A JP 2002197454A JP 2000397022 A JP2000397022 A JP 2000397022A JP 2000397022 A JP2000397022 A JP 2000397022A JP 2002197454 A JP2002197454 A JP 2002197454A
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phase
horizontal
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Koji Aoyama
幸治 青山
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SXGAやUXGAのような高速のデータレ
ートのビデオフォーマットに変換する場合にも対応で
き、また、消費電力の低減が図れると共に、製造時の歩
留まりの向上、回路設計の最適化に対する負担の軽減を
図ることができるようにする。 【解決手段】 メモリ部13からは、2相でデータが読み
出される。水平データ供給部52は、メモリ部13からの2
相のデータを入力し、この2相のデータから水平方向に
隣接するデータを並べ替え、水平方向に隣接するデータ
列を各相毎に出力する。水平拡大補間制御部51は、指定
された画素数変換比率に基づいて補間データの位相情報
を各相毎に求め、この各相毎の補間データの位相情報を
係数供給部53に供給する。係数供給部53は、水平拡大補
間制御部51から各相毎に出力される位相情報に基づいて
係数を発生する。1相用の畳み込み計算部54と、2相用
の畳み込み計算部55で、水平データ供給部52から各相毎
に出力される水平方向に隣接するデータ列と、係数部53
から各相毎に出力される係数とを畳み込み演算し、各相
毎の水平方向の補間データを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハードウェアに
よって画像の拡大(画素数の増加)を行う画像変換装置
及び方法に関するもので、特に、高解像画像信号を効率
良く扱うものに係わる。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ画像では、画素数が(64
0×480)ドットのVGA(VideoGraphics Arra
y)、(800×600)ドットのSVGA(Super VGA
)、(1024×768)ドットのXGA(Extra VGA
)、(1280×1024)ドットのSXGA(Super
XGA )等、多様な解像度のフォーマットのビデオ信号
が使われている。また、テレビジョンの信号について
も、ディジタル放送の開始に伴い、画素数が(720×
480)のSDTV(Standard Definition Televisio
n)の他、(1920×1080)のHDTV(High De
finition Television)等、様々なフォーマットのビデ
オ信号が使われるようになってきている。
【0003】一方、近年、コンピュータ画像やテレビジ
ョン放送の受信画面を映し出すディスプレイとして、C
RT(Cathode-Ray Tube)ばかりでなく、プラズマディ
スプレイ装置(PDP)や液晶ディスプレイ装置(LC
D)が使われるようになってきている。
【0004】プラズマディスプレイ装置や液晶ディスプ
レイ装置では、表示画面上の画素配列が決められてい
る。このため、このような固定画素のディスプレイ上
に、水平方向の画素数や走査線の数の異なる複数のフォ
ーマットのビデオ信号を映出する場合には、表示しよう
とするビデオ信号の画素数や走査線の数がディスプレイ
上に配列される画素数と対応するように、画素数変換を
行う必要がある。また、画素数変換は、画像の任意部分
の信号に対して、拡大、縮小を行う場合にも使われる。
【0005】このような画素数変換は、従来、殆どの場
合、一次元的な補間演算を水平方向と、垂直方向のそれ
ぞれに適用することにより実現されている。勿論、水平
方向と垂直方向との二次元的な補間演算で画素数変換が
実現される場合もあるが、二次元的な補間演算は、コス
トとの兼ね合いから、一般的ではない。ただし、一次元
での構成は容易に二次元に拡張することができる。
【0006】補間演算とは、原画像には存在しなかった
画素データの値を周辺の画素データを使って求めるもの
である。
【0007】例えば、図8に示すように、水平方向に原
画素Ra、Rb、Rc、Rdが標本化間隔Sで並んで配
列されているとする。そして、矢印で指し示す位置Qの
画素データを補間により形成するものとする。
【0008】水平方向に並ぶ近傍の画素データには相関
があるので、位置Qの画素データは、周辺に並ぶ画素R
b、Rcの画素データから求めることができる。すなわ
ち、フィルタ係数をH1、H2とすると、位置Qの画素
データは、Q=H1×Rb+H2×Rcなる畳み込み演
算により求めることができる。この場合、フィルタのタ
ップ数は、2タップである。
【0009】ここで、位置Qが元信号のサンプルの間隔
内で取りうる位置の数を位相数と呼び、その元信号から
の位置を位相と呼ぶ。図8の例では位置Qの位相は3/
8である。
【0010】一般にディジタル信号処理を行う場合は、
演算コストが多い除算、剰余演算を避けるために位相の
数は2のベキ乗(16,32,256,…)が選ばれる
が、もちろん、任意の数値でも構わない。
【0011】ここで、最適な補間演算を行うには、タッ
プ数をいくつにし、フィルタ係数をどのように求めるか
が問題となる。標本化定理によれば、理想的な補間は、
sinc関数 h(x)=sinc(x)=sin(x)/x を補間関数として用い、無限時間過去から無限時間将来
まで畳み込み演算すれば良いことになっている。
【0012】しかしながら、無限時間過去から無限時間
将来までの畳み込み演算は現実的には不可能である。し
たがって、sinc関数をいかに有限期間の簡単な補間
関数に近似するかというのが現実的な課題となる。タッ
プ数が増加すれば、それに伴って、回路規模が増大す
る。また、フィルタ係数の演算が複雑になると、回路規
模が増大し、フィルタ係数を求める処理が複雑になる。
【0013】従来より、補間演算用のフィルタとして
は、図9のグラフに示されるCubic 補間の他、最近傍補
間、線形補間が知られている。また、文字情報などを変
換する際には、線形補間を変形した形を適用する方法も
提案されている。図10A〜図10Cに、位相数を16
とした時のCubic 補間、線形補間、最近傍補間、文字向
き補間の各位相に対応する係数セットの例を示す。
【0014】補間演算は、画像データを蓄積するメモ
リ、メモリ制御部とせいぜい数タップ(Cubic 補間で4
タップ)のフィルタにより構成することができる。
【0015】図11は、4タップのフィルタの構成を示
すものである。図11において、隣接する画素のサンプ
リングデータD3、D2、D1、D0と、フィルタ係数C3、C2、
C1、C0とが乗算器151、152、153、154にそ
れぞれ供給される。乗算器151、152、153、1
54で、サンプリングデータD3、D2、D1、D0と、フィル
タ係数C3、C2、C1、C0とがそれぞれ乗算される。乗算器
151〜154の出力が加算器155に供給される。加
算器155の出力が丸め演算回路156、クリッピング
回路157を介して出力される。
【0016】図11に示したような補間演算により画素
データを求めて画素数変換を行う画素数変換装置とし
て、従来、図12に示すような構成の画素数変換装置が
本願出願人により提案されている。
【0017】図12に示すように、この画素数変換装置
201は、タイミング制御部210、プレフィルタ21
1、縮小変換部212、メモリ部213、拡大変換部2
14、コントローラ215が設けられる。
【0018】タイミング制御部210は、画像信号源2
20や画像表示装置221からのタイミング信号(垂直
同期信号、水平同期信号、データクロック、イネーブル
信号、インターレース信号の場合はフィールド情報)
と、コントローラ215からの制御情報に基づいて、そ
れぞれのブロックに必要なタイミング信号を生成し、各
ブロックに供給している。
【0019】プレフィルタ211は、画像信号の縮小時
に、サンプリングレートを減らすことに伴い、エイリア
シング(折り返し歪み)が発生することを防止するため
に設けられる。このプレフィルタ211は、変換の比率
に応じた数タップのディジタルフィルタにより実現され
る。
【0020】縮小変換部212は、入力画像を縮小する
ための補間演算を行うものである。この縮小変換部21
2は、水平方向縮小変換部231と、垂直方向縮小変換
部232とからなる。
【0021】拡大変換部214は、入力画像を拡大する
ための補間演算を行うものである。この拡大変換部21
4は、水平方向拡大変換部233と、垂直方向拡大変換
部234とからなる。
【0022】メモリ部213は、入力信号系のデータレ
ートから、出力信号系のデータレートへのクロックの乗
り換えを行っている。図中に破線で囲んで示す部分20
2は、入力クロック系統の部分であり、入力信号のデー
タレートで動作している。破線で囲んで示す部分203
は、出力クロック系統の部分であり、出力信号のデータ
レートで動作している。
【0023】コントローラ215は、外部インターフェ
ース(リモコンなどのマンマシンインターフェース、コ
ンピュータなど)216から送られてくる情報に基づい
て、画素数変換装置の制御を行う。これは、単純なシー
ケンサであっても良いし、マイコンなどのプログラマブ
ルなデバイスであっても良い。また、タイミング制御部
210からのタイミング信号に基づいて、制御を切り替
えることができる。
【0024】コントローラ215で生成される各種制御
情報は、制御バス217を通じて、制御バス217に接
続される各ブロックに供給される。
【0025】このような画像処理装置201において、
画像信号源220からは、入力データが供給されると共
に、入力制御信号が供給される。入力データは画像デー
タであり、テレビチューナー、ビデオ、コンピュータ、
などの画像ソースから直接、または、アナログ信号の場
合には、サンプリング及び量子化によりディジタル化さ
れた信号として供給される。
【0026】画像信号源220からの入力データは、プ
レフィルタ211に供給される。プレフィルタ211
で、画像信号源220から供給される入力データに対し
て水平、垂直独立な一次元のフィルタリングがなされ、
折り返し歪み成分が除去される。このプレフィルタ21
1の出力が縮小変換部212に供給される。
【0027】なお、拡大処理を行う場合や、十分に帯域
制限されたデータを扱う際には、プレフィルタ211で
のフィルタリング処理を行う必要はない。
【0028】縮小変換部212は、水平方向縮小変換部
231と垂直方向縮小変換部232とからなる。プレフ
ィルタ211を介された入力データは、水平方向縮小変
換部231に供給される。
【0029】水平方向縮小変換部231で、コントロー
ラ215から供給される水平方向縮小比率に応じて、水
平方向の補間演算処理が行われる。
【0030】水平方向縮小変換部231の出力が垂直方
向縮小変換部232に供給される。垂直方向縮小変換部
232で、コントローラ215から供給される垂直方向
縮小比率に応じて、垂直方向の補間演算処理が行われ
る。
【0031】水平方向縮小変換部231で水平方向の補
間演算がなされ、垂直方向縮小変換部232で垂直方向
の補間演算がなされたデータは、メモリ部213に送ら
れる。
【0032】水平方向縮小変換部231及び垂直方向縮
小変換部232は、メモリ部213への書き込みイネー
ブル信号を生成している。水平方向縮小変換部231及
び垂直方向縮小変換部232での補間演算後のデータが
無効な場合は、書き込みイネーブル信号がローとされ
る。この場合には、この書き込みイネーブル信号を参照
して、メモリ部213へのデータの書き込みは行なわれ
なくなる。このようにして、データ量を減らして、縮小
処理が実現される。
【0033】メモリ部213は、一般に、メモリ制御
部、SDRAM(Synchronous DRAM)などの容量の大き
なメモリと、非同期な入出力信号の乗り換えと、データ
を円滑に書き込み、読み出しするために、SDRAMの
ような高速なメモリによるFIFO(First-In First-O
ut)メモリにより構成される。メモリ部213には、入
力クロック系統により書き込みが行われ、出力クロック
系統により、読み出しが行われる。
【0034】縮小変換部212の出力は、縮小変換部2
12からのイネーブル信号に従って、メモリ部213に
書き込まれる。そして、メモリ部213に書き込まれた
データは、拡大変換部214からの制御信号に従って、
順次読み出され、拡大変換部214に供給される。
【0035】すなわち、拡大変換部214は、タイミン
グ制御部210からの制御信号と、コントローラ215
から供給される水平方向拡大比率に応じて、メモリ部2
13に対してデータの読み出し要求信号を送る。メモリ
部213は、この読み出しタイミング要求を受け取る
と、メモリ部213に蓄積されていたデータを拡大変換
部214に順次送っている。
【0036】拡大変換部214は、水平方向拡大変換部
233と垂直方向拡大変換部234とからなる。メモリ
部213の出力データは、水平方向拡大変換部233に
供給される。水平方向拡大変換部233で、水平方向の
補間演算処理が行われる。
【0037】水平方向拡大変換部233の出力が垂直方
向拡大変換部234に供給される。垂直方向拡大変換部
234で、コントローラ215から供給される垂直方向
拡大比率に応じて、垂直方向の補間演算処理が行われ
る。
【0038】拡大変換部214の出力が画像表示装置2
21に送られる。画像表示装置221は、プラズマディ
スプレイ装置や液晶ディスプレイ装置、又はCRT等の
ディスプレである。画像表示装置221には、画像信号
源222からの画像データが設定された比率に応じて拡
大又は縮小されて映し出される。
【0039】このように、この画素数変換装置201で
は、コントローラ215からの縮小比率や拡大比率に基
づいて、縮小変換部213や拡大変換部214で、縮小
や拡大の補間演算が行われ、入力データの拡大や縮小処
理が実現される。また、メモリ部213により、入力系
のクロックのデータレートと、出力系のクロックのデー
タレートとの乗せ換えが行われる。これにより、画像デ
ータの拡大、縮小、フォーマットの変換が実現できる。
【0040】このような画素数変換装置201におい
て、画像データの拡大縮小を行う拡大変換部214は、
従来、以下のように構成されている。
【0041】図13は、図12に示した画素数変換装置
201にける拡大変換部214の水平方向拡大変換部2
33の構成を示すものである。
【0042】なお、入力データが一系統(例えば、輝度
信号のみ)の場合には、これらの処理を1系統の回路で
行えるが、RGBやYUVのように三系統データを処理
する場合には、畳み込み計算部254と水平データ供給
部252については、それぞれ三個ずつに増加される。
このとき、水平係数供給部253から供給される係数
や、水平拡大補間制御部251から供給される制御情報
については、共通のものを使用しても良い。
【0043】図13において、水平拡大補間制御部25
1には、コントローラ215から、バス217(図12
参照)を介して、変換レート値RATE、初期位相INIT、水
平方向のサイズHSIZE のデータが供給される。また、タ
イミング制御部210から、水平同期信号HSTART、垂直
有効信号VACT、水平有効信号HACTが供給される。
【0044】水平拡大補間制御部251は、これらのデ
ータに基づいて、水平データ供給部252、係数供給部
253、メモリ部213に対する各種の制御信号やタイ
ミング信号を生成している。
【0045】水平拡大補間制御部251から係数供給部
253には、演算イネーブル信号EN_CH、補間位相値PH
ASE が送られ。
【0046】水平拡大補間制御部251から水平データ
供給部252には、演算イネーブル信号EN_CH、水平開
始パルスST、水平終端パルスEDが供給される。
【0047】水平拡大補間制御部251からメモリ部2
13には、データホールド信号PM_PIXHOLD 、遅延水平
同期信号PM_HSTART、遅延水平有効信号PM_HACTが供給
される。
【0048】メモリ部213からデータが読み出され
る。この読み出されたデータが水平データ供給部252
に入力データINとして入力される。また、メモリ部21
3からのホールド信号HOLDが供給される。
【0049】データ供給部252は、水平方向に隣接す
るサンプリングデータP1D0、P1D1、P1D2、P1D3を出力す
る。このサンプリングデータP1D0、P1D1、P1D2、P1D3
は、畳み込み計算部254に送られる。
【0050】係数供給部253は、補間データの位相に
応じたタップ係数C0、C1、C2、C3(図10参照)を発生
している。畳み込み計算部254には、データ供給部2
52から水平方向に隣接するサンプリングデータP1D0、
P1D1、P1D2、P1D3が送られると共に、係数供給部253
から、タップ係数C0、C1、C2、C3が供給される。畳み込
み計算部254で、サンプリングデータP1D0、P1D1、P1
D2、P1D3と、タップ係数C0、C1、C2、C3とにより畳み込
み演算が行われる。この畳み込み演算出力がリサンプリ
ングデータとして出力端子256から出力される。
【0051】図14は、図13における水平拡大補間演
算制御部251の構成を示すものである。図14に示す
ように、水平拡大補間演算制御部251は、位相・ホー
ルド計算部261と、エンド信号計算部262と、スタ
ート信号計算部263と、遅延計算部264と、遅延イ
ネーブル計算部265とから構成される。
【0052】位相・ホールド計算部261には、コント
ローラ215から、制御バス217を通じて、変換レー
ト値RATE、初期位相値INT が供給される。また、タイミ
ング制御部210から、水平同期信号HSTART、水平有効
信号HACTが供給される。
【0053】位相・ホールド計算部261で、補間位相
値PHASE 、画像データのホールド要求信号PM_PIXHOLD
が求められる。
【0054】ここでは、補間位相数が、2 ^PBIT(PBIT
が6の場合は、64位相)のように2のベキ乗で表され
る場合の例について示す。 PHASE :補間位相値。レジスタとして構成。 PHASE _TMP :補間位相を求めるための変数。 RATE :変換レート値。 PBIT :位相値のビット数。 PHASE _TMP = HSTART ? INIT :(HACT ? PHASE :
(PHASE + RATE)); PHASE = PHASE _TMP [PBIT-1:0 ]; PM_PIXHOLD = 〜PHASE _TMP [PBIT]; なお、PM_PIXHOLD 、PHASE 共に、回路やソフトウェア
の都合で、必要に応じて、遅延して供給される。
【0055】エンド信号計算部262には、タイミング
制御部210から、水平有効信号HACTが供給されると共
に、コントローラ215からバス217を介して、水平
方向のサイズHSIZE が供給される。エンド信号計算部2
62は、この信号から水平有効信号の終端パルスを求
め、これを水平終端パルスEDとして、データ供給部25
2に供給している。
【0056】スタート信号計算部263には、タイミン
グ制御部210から、水平有効信号HACTが供給される。
スタート信号計算部263は、この信号から水平有効信
号の開始パルスを求め、これを水平開始パルスSTとし
て、水平データ供給部252に供給している。
【0057】遅延計算部264には、タイミング制御部
210から、水平同期信号HSTARTが供給される。遅延計
算部264は、これを必要に応じて遅延させ、遅延水平
同期信号PM_HSTARTとしてメモリ部213に供給してい
る。
【0058】遅延イネーブル計算部265には、タイミ
ング制御部210から、水平有効信号HACTと垂直有効信
号VACTとが供給される。遅延イネーブル計算部265
は、水平有効信号HACTと垂直有効信号VACTとから、メモ
リ部213への水平有効信号PM_HACTと、係数供給部へ
の演算イネーブル信号EN_CHと、データ供給部252へ
の演算イネーブル信号EN_CNを求め、これらを、それぞ
れ、メモリ部213、係数供給部253、水平データ供
給部255に供給している。
【0059】図15は、図13におけるデータ供給部2
52の構成を示すものである。図15に示すように、デ
ータ供給部252は、遅延素子271、272、27
3、274と、遅延素子271、272、273、27
4の前段のセレクタ275、276、277、278と
により構成される。
【0060】セレクタ275の「0」側の入力として入
力データINが供給され、「1」側の入力として遅延素子
271の出力が供給される。セレクタ276の「0」側
の入力として遅延素子271の出力が供給され、「1」
側の入力として入力データINが供給される。セレクタ2
77の「0」側の入力として遅延素子272の出力が供
給され、「1」側の入力として入力データINが供給され
る。セレクタ278の「0」側の入力として遅延素子2
73の出力が供給され、「1」側の入力として入力デー
タINが供給される。
【0061】セレクタ275は、水平拡大補間制御部2
51からの水平終端パルスEDにより切り換えられる。セ
レクタ276、277、278は、水平拡大補間制御部
251からの水平開始パルスSTにより切り換えられる。
【0062】セレクタ275〜278が「0」側に設定
されているときには、各遅延素子271〜274によ
り、入力データINが順次遅延され、遅延素子271〜2
74は、入力データINに対するシフトレジスタとして働
く。したがって、遅延素子271、272、273、2
74の順番に最新のデータが保持される。
【0063】これらの遅延素子271、272、27
3、274からの出力は、それぞれ、信号線D3、D2、D
1、D0として出力される。
【0064】なお、遅延素子271〜274には、それ
ぞれ、メモリ部213からデータホールド信号HOLDが供
給される。このデータホールド信号HOLDが「0」の場合
には、遅延素子271〜274はシフトレジスタとして
機能し、データホールド信号HOLDが「1」の場合には、
データのシフトが止められる。このシフト・停止の動作
は、メモリ部213からのデータの供給と連動して動
く。
【0065】水平期間のデータの始端では、水平開始パ
ルスSTが「1」になり、セレクタ276、277、27
8が「1」側に設定される。このため、遅延素子27
2、273、274に入力データINが取り込まれるよう
になる。これにより、データの開始位置でも補間演算結
果の整合性を保つことができる。
【0066】水平期間のデータの終端では、水平終端パ
ルスEDが「1」になり、セレクタ275が「1」側に設
定される。このため、遅延素子271に、遅延素子27
1の出力が取り込まれるようになる。これにより、デー
タの終端でも補間演算結果の整合性を保つことができ
る。
【0067】図16は、図13における係数供給部25
3の構成を示すものである。図16に示すように、係数
供給部253は、係数生成部301から構成される。係
数生成部301は、補間位相値PHASE に対応するタップ
係数を発生する。
【0068】係数生成部301には、水平拡大補間制御
部251から、イネーブル信号EN_CHが供給される。係
数生成部301は、水平拡大補間制御部251から供給
されるイネーブル信号EN_CHがイネーブルを示す時に、
補間位相値PHASE に基づいて、フィルタ係数C3、C2、C
1、C0が生成される。このフィルタ係数C3、C2、C1、C0
が畳み込み演算部254に供給される。
【0069】係数生成部301は、ROMなどのメモリ
によるテーブル参照で実現しても良いし、関数を適用し
て係数値を生成する形でも構わない。また、補間用係数
の数や生成手段については、仕様に従って、適した構成
を選ぶことができる。
【0070】次に、図12に示した画素数変換部214
の垂直方向拡大変換部234について説明する。
【0071】図17は、垂直方向拡大変換回路234の
構成を示すものである。図17に示すように、垂直方向
拡大変換回路234は、垂直拡大補間制御部311と、
垂直データ供給部312と、係数供給部314と、畳み
込み計算部315とから構成される。
【0072】垂直拡大補間制御部311には、コントロ
ーラ215から、バス217を介して、変換レート値RA
TE、初期位相INIT、初期出力位相INTO、垂直方向のサイ
ズVSIZE のデータが供給される。また、タイミング制御
部210から、垂直同期信号VSTART、水平同期信号HSTA
RT、垂直有効信号VACT、水平有効信号HACTが供給され
る。
【0073】垂直拡大補間制御部311は、これらのデ
ータに基づいて、垂直データ供給部312、係数供給部
314、メモリ部213に対する各種の制御信号やタイ
ミング信号を生成している。
【0074】垂直拡大補間制御部311から係数供給部
314には、演算イネーブル信号EN_CV、補間位相値PH
ASE が送られ。
【0075】垂直拡大補間制御部311から垂直データ
供給部312には、演算イネーブル信号EN_CH、スター
トライン信号ST_LINE、エンドライン信号END _LINE、
データホールド信号HOLDが供給される。
【0076】垂直拡大補間制御部351からメモリ部2
13には、ラインナンバVM_LNUMが供給される。
【0077】メモリ部213からは、データが読み出さ
れる。そして、このデータは、水平方向拡大変換部23
3で、上述したように、水平方向の拡大処理がなされた
後、垂直データ供給部311に入力データINとして入力
される。
【0078】データ供給部312は、垂直拡大率に応じ
て、垂直方向に隣接するサンプリングデータD0、D1、D
2、D3を出力する。このサンプリングデータD0、D1、D
2、D3は、畳み込み計算部315に送られる。
【0079】係数供給部314は、位相に応じたタップ
係数C0、C1、C2、C3を発生している。このタップ係数C
0、C1、C2、C3が畳み込み計算部315に供給される。
【0080】畳み込み計算部315で、サンプリングデ
ータD0、D1、D2、D3と、タップ係数C0、C1、C2、C3とに
より畳み込み演算が行われる。この畳み込み演算出力が
リサンプリングデータとして出力端子317から出力さ
れる。
【0081】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
画素数変換装置201では、水平方向拡大変換部233
及び垂直方向拡大変換部234の処理を、1相のデータ
として処理している。ところが、近年、パソコン信号の
データレートは非常に高速になり、画素数が(1280
×1024)でフィールド周波数が60HzのSXGA
ではデータレートは108MHz、画素数が(1600
×1200)でフィールド周波数が60HzのUXGA
ではデータレートが162MHzにもなり、データレー
トは100MHzを大きく越えている。このため、メモ
リ、LSIなどを含むハードウェアの設計や、デバイス
間のインターフェースの設計などにおいて、非常に高度
な技術を要する。また、高いデータレートを処理するこ
とが可能なハードウェアを実現できた場合でも、歩留ま
りの低下による生産コストの増加や動作時の消費電力の
増加が問題になる。
【0082】そこで、高速なデータクロックで供給され
る高解像度画像データを、多相並列化データとして入力
し、多相化された信号として処理することにより、デー
タレートを減らして、拡大補間(画素数増大)を実現す
ることが望まれる。
【0083】したがって、この発明の目的は、消費電
力、製造時の歩留まりの向上、回路設計の面での速度の
最適化に対する負担の軽減を実現することが可能な画像
変換装置及び方法を提供することにある。
【0084】
【課題を解決するための手段】この発明は、ディジタル
画像データの画素数を変換する画像変換装置において、
ディジタル画像データをN相(N≧2)のデータとして
入力するデータ入力手段と、画素数変換比率を指定する
パラメータ設定手段と、指定された画素数変換比率に基
づいて、入力されたディジタル画像データの画素数を変
換する画素数変換手段と、画素数変換されたディジタル
画像データをN相のデータとして出力するデータ出力手
段とを備えるようにした画像変換装置である。
【0085】この発明は、ディジタル画像データの画素
数を変換する画像変換方法において、ディジタル画像デ
ータをN相(N≧2)のデータとして入力し、画素数変
換比率を指定し、指定された画素数変換比率に基づい
て、入力されたディジタル画像データの画素数を画素数
変換し、画素数変換されたディジタル画像データをN相
のデータとして出力するようにした画像変換方法であ
る。
【0086】この発明によれば、メモリ部からN相でデ
ータを出力させ、水平方向拡大部及び垂直方向拡大変換
部では、N相のデータを並列的に処理して画像の拡大処
理を行っている。このため、水平方向拡大部及び垂直方
向拡大変換部では、1/Nのデータレートで拡大変換の
演算処理を行えば良くなる。
【0087】これにより、SXGAやUXGAのような
高速のデータレートの場合にも対応できる。また、処理
のデータレートが遅くなるので、消費電力の低減が図れ
ると共に、製造時の歩留まりの向上、回路設計の最適化
に対する負担の軽減を図ることができる。
【0088】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
された画素数変換装置の一例を示すものである。
【0089】図1に示すように、この発明が適用された
画素数変換装置1は、タイミング制御部10、プレフィ
ルタ11、縮小変換部12、メモリ部13、拡大変換部
14、コントローラ15から構成される。
【0090】タイミング制御部10は、画像信号源20
や画像表示装置21からのタイミング信号(垂直同期信
号、水平同期信号、データクロック、イネーブル信号、
インターレース信号の場合はフィールド情報)と、コン
トローラ15からの制御情報に基づいて、それぞれのブ
ロックに必要なタイミング信号を生成し、各ブロックに
供給している。
【0091】プレフィルタ11は、画像信号の縮小時
に、サンプリングレートを減らすことに伴い、エイリア
シング(折り返し歪み)が発生することを防止するため
に設けられる。このプレフィルタ11は、変換の比率に
応じた数タップのディジタルフィルタにより実現され
る。
【0092】縮小変換部12は、入力画像を縮小するた
めの補間演算を行うものである。この縮小変換部12
は、水平方向縮小変換部31と、垂直方向縮小変換部3
2とからなる。
【0093】拡大変換部14は、入力画像を拡大するた
めの補間演算を行うものである。この拡大変換部14
は、水平方向拡大変換部33と、垂直方向拡大変換部3
4とからなる。
【0094】メモリ部13は、入力信号系のデータレー
トから、出力信号系のデータレートへのクロックの乗り
換えを行っている。図中に破線で囲んで示す部分2は、
入力クロック系統の部分であり、入力信号のデータレー
トで動作している。破線で囲んで示す部分3は、出力ク
ロック系統の部分であり、出力信号のデータレートで動
作している。
【0095】コントローラ15は、外部インターフェー
ス(リモコンなどのマンマシンインターフェース、コン
ピュータなど)16から送られてくる情報に基づいて、
画素数変換装置の制御を行う。これは、単純なシーケン
サであっても良いし、マイコンなどのプログラマブルな
デバイスであっても良い。また、タイミング制御部10
からのタイミング信号に基づいて、制御を切り替えるこ
とができる。
【0096】コントローラ15で生成される各種制御情
報は、制御バス17を通じて、制御バス17に接続され
る各ブロックに供給される。
【0097】このような画像処理装置1において、画像
信号源20からは、入力データが出力されると共に、入
力制御信号が出力される。入力データは画像データであ
り、テレビチューナー、ビデオ、コンピュータ、などの
画像ソースから直接、または、アナログ信号の場合に
は、サンプリング及び量子化によりディジタル化された
信号として供給される。
【0098】画像信号源20からの入力データは、プレ
フィルタ11に供給される。プレフィルタ11で、画像
信号源20から供給される入力データに対して水平、垂
直独立な一次元のフィルタリングがなされ、折り返し歪
み成分が除去される。このプレフィルタ11の出力が縮
小変換部12に供給される。
【0099】なお、拡大処理を行う場合や、十分に帯域
制限されたデータを扱う際には、プレフィルタ11での
フィルタリングを行う必要はない。
【0100】縮小変換部12は、水平方向縮小変換部3
1と垂直方向縮小変換部32とからなる。プレフィルタ
11を介された入力データは、先ず、水平方向縮小変換
部31に供給される。
【0101】水平方向縮小変換部31で、コントローラ
15から供給される水平方向縮小比率に応じて、水平方
向の補間演算処理が行われる。
【0102】水平方向縮小変換部31の出力が垂直方向
縮小変換部32に供給される。垂直方向縮小変換部32
で、コントローラ15から供給される垂直方向縮小比率
に応じて、垂直方向の補間演算処理が行われる。
【0103】水平方向縮小変換部31で水平方向の補間
演算がなされ、垂直方向縮小変換部32で垂直方向の補
間演算がなされたデータは、メモリ部13に送られる。
【0104】水平方向縮小変換部31及び垂直方向縮小
変換部32は、メモリ部13への書き込みイネーブル信
号を生成している。水平方向縮小変換部31及び垂直方
向縮小変換部32での補間演算後のデータが無効な場合
は、書き込みイネーブル信号がローとされる。この場合
には、この書き込みイネーブル信号を参照して、メモリ
部13へのデータの書き込みは行なわれなくなる。この
ようにして、データ量を減らして、縮小処理が実現され
る。
【0105】メモリ部13は、一般に、メモリ制御部、
SDRAMなどの容量の大きなメモリと、非同期な入出
力信号の乗り換えと、データを円滑に書き込み、読み出
しするために、SDRAMのような高速なメモリによる
FIFOメモリにより構成される。メモリ部13には、
入力クロック系統により書き込みが行われ、出力クロッ
ク系統により、読み出しが行われる。
【0106】縮小変換部12の出力は、縮小変換部12
からのイネーブル信号に従って、メモリ部13に書き込
まれる。そして、メモリ部13に書き込まれたデータ
は、拡大変換部14からの制御信号に従って、順次読み
出され、拡大変換部14に供給される。
【0107】メモリ部13から拡大変換部14には、2
相化されてデータが送られる。このように、2相化して
データを送ると、データレートが半分になり、高速転送
が可能になる。
【0108】拡大変換部14は、水平方向拡大変換部3
3と垂直方向拡大変換部34とからなる。メモリ部13
の出力データは、水平方向拡大変換部33に供給され
る。水平方向拡大変換部33で、水平方向の補間演算処
理が行われる。
【0109】水平方向拡大変換部33の出力が垂直方向
拡大変換部34に供給される。垂直方向拡大変換部34
で、コントローラ15から供給される垂直方向拡大比率
に応じて、垂直方向の補間演算処理が行われる。
【0110】拡大変換部14の出力が画像表示装置21
に送られる。画像表示装置21は、プラズマディスプレ
イ装置や液晶ディスプレイ装置、又はCRT等のディス
プレである。画素数変換装置21には、画像信号源22
からの画像データが設定された倍率に応じた拡大又は縮
小された表示される。
【0111】このように、図1に示す画素数変換装置1
では、コントローラ15からの縮小比率や拡大比率に基
づいて、縮小変換部13や拡大変換部14で、縮小や拡
大の補間演算が行われ、入力データの拡大や縮小処理が
実現される。また、メモリ部13により、入力系のクロ
ックのデータレートと、出力系のクロックのデータレー
トとの乗せ換えが行われる。これにより、画像データの
拡大、縮小、フォーマットの変換が実現できる。
【0112】そして、この発明が適用された画像数変換
装置1では、メモリ部13から読み出すデータを2相化
している。このようにすると、画素数変換処理を行う際
のデータレートが入力されたデータのデータレートの1
/2となる。これにより、SXGAやUXGAのような
高い転送レートの場合にも対応できるようにしている。
【0113】図2は、図11に示す画素数変換装置1に
おける拡大変換部14の水平方向拡大変換部33の構成
を示すものである。
【0114】なお、入力データが一系統の場合(例え
ば、輝度信号のみ)には、これらの処理を1系統の回路
で行えるが、RGBやYUVのように三系統データを処
理する場合には、畳み込み計算部54及び畳み込み計算
部55と、水平データ供給部52については、それぞれ
三個ずつに増加される。このとき、係数供給部53から
供給される係数や、水平拡大補間制御部51から供給さ
れる制御情報については、共通のものを使用しても良
い。
【0115】図2において、水平拡大変換部33は、水
平拡大補間制御部51と、水平データ供給部52と、係
数供給部53と、畳み込み計算部54及び55から構成
される。水平拡大補間制御部51には、コントローラ1
5から、バス17を介して(図1参照)、変換レート値
RATE、初期位相INIT、水平方向のサイズHSIZE のデータ
が供給される。また、タイミング制御部10から、水平
同期信号HSTART、垂直有効信号VACT、水平有効信号HACT
が供給される。
【0116】水平拡大補間制御部51は、これらのデー
タに基づいて、水平データ供給部52、係数供給部5
3、メモリ部13に対する各種の制御信号やタイミング
信号を生成している。
【0117】水平拡大補間制御部51から係数供給部5
3には、演算イネーブル信号EN_CH、1相用補間位相値
PHASE1、2相用補間位相値PHASE2が送られ。
【0118】水平拡大補間制御部51からデータ供給部
52には、演算イネーブル信号EN_CH、水平開始パルス
ST、水平終端パルスED、1相用データシフト信号SHIFT
1、2相用データシフト信号SHIFT2、1相用データホー
ルド信号HOLD1 、2相用データホールド信号HOLD2 が供
給される。
【0119】水平拡大補間制御部51からメモリ部13
には、データホールド信号PM_PIXHOLD 、遅延水平同期
信号PM_HSTART、遅延水平有効信号PM_HACTが供給され
る。
【0120】前述したように、メモリ部13からは、2
相でデータが読み出される。2相でデータを読み出すの
は、高速のデータレートに対応させるためである。この
2相のデータが水平データ供給部52に入力データIN1
及びIN2 としてそれぞれ入力される。また、メモリ部1
3からのホールド信号HOLDが供給される。
【0121】水平データ供給部52は、この2相のデー
タを入力し、各相での水平方向の補間データを形成でき
るように、2相のデータから水平方向に隣接するデータ
を並べ替え、水平方向に隣接するサンプリングデータを
各相毎に出力する。
【0122】1相用の隣接するサンプリングデータP1D
0、P1D1、P1D2、P1D3は、1相用の畳み込み計算部54
に送られる。2相用の隣接するサンプリングデータP2D
0、P2D1、P2D2、P2D3は、2相用の畳み込み計算部55
に送られる。
【0123】係数供給部53は、1相用の位相に応じた
タップ係数C0_1 、C1_1 、C2_1、C3_1 と、2相用
の位相に応じたタップ係数C0_2 、C1_2 、C2_2 、C2
_2を発生している。
【0124】1相用の畳み込み計算部54には、水平デ
ータ供給部52から1相用の水平方向に隣接するサンプ
リングデータP1D0、P1D1、P1D2、P1D3が送られると共
に、係数供給部53から、1相用のタップ係数C0_1 、
C1_1 、C2_1 、C3_1 が供給される。1相用の畳み込
み計算部54で、サンプリングデータP1D0、P1D1、P1D
2、P1D3と、タップ係数C0_1 、C1_1 、C2_1 、C3_1
とにより畳み込み演算が行われる。この畳み込み演算
出力が1相用のリサンプリングデータとして出力端子5
6から出力される。
【0125】2相用の畳み込み計算部55には、水平デ
ータ供給部52から2相用の水平方向に隣接するサンプ
リングデータP2D0、P2D1、P2D2、P2D3が送られると共
に、係数供給部53から、1相用のタップ係数C0_2 、
C1_2 、C2_2 、C3_2 が供給される。2相用の畳み込
み計算部54で、サンプリングデータP2D0、P2D1、P2D
2、P2D3と、タップ係数C0_2 、C1_2 、C2_2 、C3_2
とにより畳み込み演算が行われる。この畳み込み演算
出力が2相用のリサンプリングデータとして出力端子5
7から出力される。
【0126】図3は、水平方向拡大変換部33の動作を
示すタイミング図である。図3に示すように、タイミン
グ制御部10から水平拡大補間制御部51には、入力さ
れるビデオデータの水平同期信号HSTARTと、このビデオ
データの水平有効期間を示す水平有効信号HAC が供給さ
れる。
【0127】水平拡大補間制御部51で、変換レート値
RATEと、初期位相値INT と、水平方向のサイズHSIZE と
を参照して、図3に示すように、1相用補間位相値PHAS
E1と2相用補間位相値PHASE2と、データホールド信号PM
_PIXHOLD が発生される。
【0128】また、拡大補間処理を行うことによる遅延
を考慮して、水平拡大補間制御部51からは、遅延水平
同期信号PM_HSTART、遅延水平有効信号PM_HACTが出力
される。
【0129】メモリ部13から水平データ供給部52
は、2相で入力データIN1 及びIN2 が入力される。すな
わち、図5に示すように、1相の入力データIN1 には、
「0」、「2」、「4」、…の順にデータが入力され、
2相の入力IN2 には、「1」、「3」、「5」、…の順
にデータが入力される。
【0130】水平データ供給部52は、この1相の入力
データIN1 と2相の入力データIN2とを、拡大補間演算
が行えるように分配して、1相データP1D0、P1D1、P1D
2、P1D3と、2相データP2D0、P2D1、P2D2、P2D3を出力
する。なお、図5では、1相データP1D1と2相データP2
D1のみ示している。
【0131】このように、拡大補間演算が行えるように
データを分配するのに、水平拡大補間制御部51からの
1相用データシフト信号SHIFT1、2相用データシフト信
号SHIFT2、1相用データホールド信号HOLD1 、2相用デ
ータホールド信号HOLD2 が使われる。
【0132】また、水平拡大補間制御部51から水平デ
ータ供給部52には、図3に示すように、水平開始パル
スST、水平終端パルスEDが送られる。この水平開始パル
スST、水平終端パルスEDにより、水平期間の開始端や終
端でのデータの整合性が図られる。
【0133】一方、係数供給部53からは、1相用補間
位相値PHASE1と2相用補間位相値PHASE2とに基づいて、
1相用のタップ係数C0_1 、C1_1 、C2_1 、C3_1 、
と、2相用のタップ係数C0_2 、C1_2 、C2_2 、C3_
2 とが出力される。なお、図3では、1相用のタップ係
数C1_1 と2相用のタップ係数C1_2 のみ示している。
【0134】畳み込み計算部54で、1相データP1D0、
P1D1、P1D2、P1D3と、1相用のタップ係数C0_1 、C1_
1 、C2_1 、C3_1 との畳み込み演算が行われ、この演
算出力が出力OUT1として出力される。また、畳み込み計
算部55で、2相データP2D0、P2D1、P2D2、P2D3と、2
相用のタップ係数C0_2 、C1_2 、C2_2 、C3_2 との
畳み込み演算が行われ、この演算出力が出力OUT2として
出力される。
【0135】次に、図2に示す水平方向拡大変換部33
における水平拡大補間制御部51の詳細について説明す
る。図4は、図2に示す水平方向拡大変換部33の水平
拡大補間演算制御部51の構成を示すものである。
【0136】図4に示すように、水平拡大補間演算制御
部51は、位相・ホールド・シフト計算部61と、エン
ド信号計算部62と、スタート信号計算部63と、遅延
計算部64と、遅延イネーブル計算部65とから構成さ
れる。
【0137】水平拡大補間演算制御部51の位相・ホー
ルド・シフト計算部61には、コントローラ15から、
制御バス17(図1参照)を通じて、変換レート値RAT
E、初期位相値INT が供給される。また、タイミング制
御部10から、水平同期信号HSTART、水平有効信号HACT
が供給される。
【0138】位相・ホールド・シフト計算部61で、1
相用の補間位相値PHASE1、2相用の補間位相値PHASE2、
1相用のデータホールド信号HOLD1 、2相用のデータホ
ールド信号HOLD2 、1相用のデータシフト信号SHIFT1、
2相用のデータシフト信号SHIFT2、画像データのホール
ド要求信号PM_PIXHOLD が求められる。
【0139】求められた1相用の補間位相値PHASE1、2
相用の補間位相値PHASE2は、係数供給部53に供給され
る。1相用のデータホールド信号HOLD1 、2相用のデー
タホールド信号HOLD2 、1相用のデータシフト信号SHIF
T1、2相用のデータシフト信号SHIFT2は、水平データ供
給部52に供給される。さらに、画像データのホールド
要求信号PM_PIXHOLD は、メモリ部13に供給される。
【0140】ここでは、補間位相数が、2 ^PBIT(PBIT
が6の場合は、64位相)のように2のベキ乗で表され
る場合の例について示す。
【0141】 PHASE 1 :1相用補間位相値。レジスタとして構成。 PHASE1_TMP :1相用補間位相を求めるための変数。 HOLD1 :1相用ホールド信号。レジスタ。 HOLD1 _TMP :1相用ホールド信号を求めるための変
数。 SHIFT1_TMP :1相用シフト信号を求めるための変数。 PHASE 2 :2相用補間位相値。レジスタとして構成。 PHASE2_TMP :2相用補間位相を求めるための変数。 HOLD2 :2相用ホールド信号。レジスタ。 HOLD2 _TMP :2相用ホールド信号を求めるための変
数。 SHIFT2 :2相用シフト信号。レジスタ。 SHIFT2_TMP :2相用シフト信号を求めるための変数。 INIT_TMP :FLD信号により選択された初期位相を保
持する変数。 PM_PIXHOLD :データホールド信号。レジスタ。 RATE :変換レート値。 PBIT :位相値のビット数。
【0142】[変数] INIT_TMP = FLD ? INIT0 : INIT; PHASE1_TMP = HSTART ? INIT : (HACT ? PHASE1 : (PH
ASE2 + RATE)); PHASE2_TMP = HACT ? PHASE2 : (PHASE1 _TMP + RAT
E)); PHASE2 = PHASE2 _TMP[PBIT-1:0]; HOLD1 _TMP = 〜PHASE1_TMP[PBIT]; HOLD2 _TMP = 〜PHASE2_TMP[PBIT]; SHIFT1_TMP = HACT ? (SHIFT2 ^ HOLD1_TMP) : 0; SHIFT2_TMP = SHIFT1_TMP ^ HOLD2_TMP;
【0143】[レジスタ] PHASE1 = PHASE1 _TMP[PBIT-1:0]; PHASE2 = PHASE2 _TMP[PBIT-1:0]; HOLD1 = HOLD1_TMP; HOLD2 = HOLD2_TMP; SHIFT1 = SHIFT1 _TMP; SHIFT2 = SHIFT2 _TMP; PM_PIXHOLD = (HOLD1_TMP & 〜SHIFT1_TMP)^(HOLD2
_TMP & 〜SHIFT2_TMP);
【0144】なお、ホールド要求信号PM_PIXHOLD 、1
相用補間位相値PHASE1、2相用補間位相値PHASE2、1相
データホールドHOLD1 、2相データホールドHOLD2 、1
相データシフトSHIFT1、2相データシフトSHIFT2は全
て、回路やソフトウェアの都合で、必要に応じて、遅延
して供給される。
【0145】エンド信号計算部62には、タイミング制
御部10から、水平有効信号HACTが供給されると共に、
コントローラ15からバス17を介して、水平方向のサ
イズHSIZE が供給される。エンド信号計算部62は、こ
の信号から水平有効信号の終端パルスを求め、これを水
平終端パルスEDとして、水平データ供給部52に供給し
ている。
【0146】スタート信号計算部63には、タイミング
制御部10から、水平有効信号HACTが供給される。スタ
ート信号計算部63は、この信号から水平有効信号の開
始パルスを求め、これを水平開始パルスSTとして、デー
タ供給部52に供給している。
【0147】遅延計算部64には、タイミング制御部1
0から、水平同期信号HSTARTが供給される。遅延計算部
64は、この信号を必要に応じて遅延させ、遅延水平同
期信号PM_HSTARTとしてメモリ部13に供給している。
【0148】遅延イネーブル計算部65には、タイミン
グ制御部10から、水平有効信号HACTと垂直有効信号VA
CTとが供給される。遅延イネーブル計算部65は、水平
有効信号HACTと垂直有効信号VACTとから、メモリ部13
への水平有効信号PM_HACTと、係数供給部への演算イネ
ーブル信号EN_CHと、データ供給部52への演算イネー
ブル信号EN_CNを求め、これらを、それぞれ、メモリ部
13、係数供給部53、水平データ供給部55に供給し
ている。
【0149】次に、図2におけるデータ供給部52につ
いて説明する。図5は、データ供給部52の構成を示す
ものである。
【0150】図5に示すように、データ供給部52は、
1相用の入力データIN1 に対するシフトレジスタを構成
する遅延素子71、72、73と、遅延素子71、7
2、73の前段のセレクタ74、75、76と、2相用
の入力データIN2 に対するシフトレジスタを構成する遅
延素子81、82、83と、遅延素子81、82、83
の前段のセレクタ84、85、86とを有している。
【0151】セレクタ74の「0」側の入力として1相
の入力データIN1 が供給され、「1」側の入力として遅
延素子81の出力が供給される。セレクタ75の「0」
側の入力として遅延素子71の出力が供給され、「1」
側の入力として入力データIN1 とが供給される。セレク
タ76の「0」側の入力として遅延素子72の出力が供
給され、「1」側の入力として入力データIN1 とが供給
される。
【0152】セレクタ74は、水平終端パルスEDにより
切り換えれる。セレクタ75、76は、水平開始パルス
STにより切り換えられる。
【0153】セレクタ84の「0」側の入力として2相
の入力データIN2 が供給され、「1」側の入力として遅
延素子81の出力が供給される。セレクタ85の「0」
側の入力として遅延素子81の出力が供給され、「1」
側の入力として入力データIN1 とが供給される。セレク
タ86の「0」側の入力として遅延素子82の出力が供
給され、「1」側の入力として入力データIN1 とが供給
される。
【0154】セレクタ74〜75が「0」側に設定され
ているときには、各遅延素子71〜73により入力デー
タIN1 が順次遅延され、遅延素子71〜73は、1相用
の入力データIN1 に対するシフトレジスタとして働く。
【0155】また、セレクタ81〜86が「0」側に設
定されているときには、各遅延素子81〜83により入
力データIN2 が順次遅延され、遅延素子81〜83は、
2相用の入力データIN2 に対するシフトレジスタとして
働く。
【0156】1相の入力データIN1 は、「0」、
「2」、「4」、…の順に入力され、遅延素子71、7
2、73を介して遅延される。2相の入力データIN2
は、「1」、「3」、「5」、…の順に入力され、遅延
素子81、82、83を介して遅延される。したがっ
て、遅延素子81、71、82、72、83、73の順
番に最新のデータが保持される。
【0157】なお、遅延素子71〜73及び遅延素子8
1〜83には、それぞれ、メモリ部13からデータホー
ルド信号HOLDが供給される。このデータホールド信号HO
LDが「0」の場合には、遅延素子71〜73及び遅延素
子81〜83はシフトレジスタとして機能し、データホ
ールド信号HOLDが「1」の場合には、データのシフトが
止められる。このシフト・停止の動作は、メモリ部13
からのデータ供給と連動して動く。
【0158】水平期間のデータの始端では、水平開始パ
ルスSTが「1」になり、セレクタ75、76、85、8
6が「1」側に設定される。このため、遅延素子72、
73、遅延素子82、83に入力データIN1 がそのまま
取り込まれる。これにより、データの開始位置でも補間
演算結果の整合性を保つことができる。
【0159】水平期間のデータの終端では、水平終端パ
ルスEDが「1」になり、セレクタ74、84が「1」側
に設定される。このため、遅延素子71、81に、遅延
素子81の出力が取り込まれる。これにより、データの
終端でも補間演算結果の整合性を保つことができる。
【0160】上述のように、遅延素子81、71、8
2、72、83、73には、最新のデータが順に保持さ
れる。これらの遅延素子81、71、82、72、8
3、73からの出力は、それぞれ、信号線D5、D4、D3、
D2、D1、D0として、セレクタ91、92、93に供給さ
れる。
【0161】セレクタ91の「0」側の入力には、信号
線D0、D1、D2、D3が供給される。セレクタ91の「1」
側の入力には、信号線D1、D2、D3、D4が供給される。
【0162】セレクタ91の出力がセレクタ94の
「0」側の入力に供給される。セレクタ94の「1」側
には、遅延素子97の出力が供給される。遅延素子94
の出力が遅延素子96に供給される。遅延素子96か
ら、1相用のサンプリングデータP1D0、P1D1、P1D2、P1
D3が得られる。
【0163】セレクタ92の「0」側の入力には、信号
線D2、D3、D4、D5が供給される。セレクタ92の「1」
側の入力には、信号線D0、D1、D2、D3が供給される。
【0164】セレクタ93の「0」側の入力には、セレ
クタ92の出力が供給される。セレクタ93の「1」側
の入力には、信号線D1、D2、D3、D4が供給される。
【0165】セレクタ95の「0」側の入力には、セレ
クタ93の出力が供給される。セレクタ95の「1」側
の入力には、セレクタ94の出力が供給される。セレク
タ95の出力が遅延素子97に供給される。遅延素子9
7から2相用のサンプリングデータP2D0、P2D1、P2D2、
P2D3が得られる。
【0166】セレクタ91は、1相用シフト信号SHIFT1
により切り換えられる。セレクタ92、94は、1相用
のホールド信号HOLD1 により切り換えられる。セレクタ
93は、2相用シフト信号SHIFT2により切り換えられ
る。セレクタ95は、2相用のホールド信号HOLD2 によ
り切り換えられる。
【0167】セレクタ91〜95が全て「0」側に設定
されているときには、遅延素子96には、セレクタ9
1、94を介して、信号線D0、D1、D2、D3のデータが保
持され、これが1相用のサンプリングデータP1D0、P1D
1、P1D2、P1D3として出力される。また、遅延素子97
には、セレクタ92、93、95を介して、信号線D2、
D3、D4、D5のデータが保持され、これが2相用のサンプ
リングデータP2D0、P2D1、P2D2、P2D3として出力され
る。
【0168】1相用のシフト信号SHIFT1が「1」になる
と、セレクタ91が「1」側に設定される。このため、
遅延素子96には、セレクタ91、94を介して、信号
線D1、D2、D3、D4のデータが保持されるようになる。
【0169】2相用のシフト信号SHIFT2が「1」になる
と、セレクタ93が「1」側に設定される。このため、
遅延素子97には、セレクタ93、95を介して、信号
線D1、D2、D3、D4のデータが保持されるようになる。
【0170】1相用のホールド信号HOLD1 が「1」にな
ると、セレクタ92が「1」側に設定され、セレクタ9
4が「1」側に設定される。このときには、遅延素子9
7には、セレクタ92、93、95を介して、信号線D
0、D1、D2、D3のデータが保持される。そして、遅延素
子96には、遅延素子97の出力がセレクタ94を介し
て保持されるようになる。
【0171】2相用のホールド信号HOLD2 が「1」にな
ると、セレクタ95が「1」側に設定される。このとき
には、遅延素子96には、セレクタ91、セレクタ94
を介して信号線D0、D1、D2、D3が保持される。そして、
遅延素子97には、セレクタ94の出力がセレクタ95
を介して保持されるようになる。
【0172】遅延素子96からの1相用のサンプリング
データP1D0、P1D1、P1D2、P1D3及び遅延素子97から2
相用のサンプリングデータP2D0、P2D1、P2D2、P2D3は、
データが畳み込み計算部54及び55に4タップのデー
タとして供給される。
【0173】このように、セレクタ91〜95により、
2相化されたデータを効率よく畳み込み計算部54、5
5に供給することが可能となる。
【0174】次に、水平方向拡大変換部33における係
数供給部53について説明する。図6は、図2に示す水
平係数供部53の構成を示すのである。図6に示すよう
に、係数供給部53は、係数生成部101と、係数生成
部102とから構成される。係数生成部101は、1相
用補間位相値PHASE1に対応するタップ係数を発生する。
係数生成部102は、2相用補間位相値PHASE2に対応す
るタップ係数を発生する。
【0175】係数生成部101には、水平拡大補間制御
部51から、イネーブル信号EN_CHが供給される。係数
生成部101で水平拡大補間制御部51から供給される
イネーブル信号EN_CHがイネーブルを示す時に、1相用
補間位相値PHASE1に基づいて補間用フィルタ係数C3_1
、C2_1 、C1_1 、C0_1 が生成される。この補間用
フィルタ係数C3_1 、C2_1 、C1_1 、C0_1 が畳み込
み計算部54に供給される。
【0176】係数生成部102には、水平拡大補間制御
部51から、イネーブル信号EN_CHが供給される。係数
生成部102は、水平拡大補間制御部51から供給され
るイネーブル信号EN_CHがイネーブルを示す時に、2相
用補間位相値PHASE2から、補間用係数C3_2 、C2_2 、
C1_2 、C0_2 が生成される。この補間用係数C3_2、C
2_2 、C1_2 、C0_2 が畳み込み計算部55に供給さ
れる。
【0177】係数生成部101及び係数生成部102
は、ROMなどのメモリによるテーブル参照で実現して
も良いし、関数を適用して係数値を生成する形でも構わ
ない。また、補間用係数の数や生成手段については、仕
様に従って、適した構成を選ぶことができる。
【0178】なお、実際の補間演算回路は、上述の構成
をそのままハードウェアで実現しても良いし、プロセッ
サに搭載するソフトウェアプログラムで手順をソフトウ
ェアで実現しても良い。
【0179】次に、図1に示す画素数変換装置1におけ
る垂直方向拡大変換部34について説明する。図7は、
垂直方向拡大変換部34の構成を示すものである。図7
に示すように、垂直拡大変換回路34は、垂直拡大補間
制御部111と、垂直データ供給部112、113と、
係数供給部114と畳み込み計算部115、116とか
ら構成される。図7に示すように、垂直拡大補間制御部
111には、コントローラ15から、バス17を介し
て、変換レート値RATE、初期位相INIT、初期出力位相IN
TO、垂直方向のサイズVSIZE のデータが供給される。ま
た、タイミング制御部10から、垂直同期信号VSTART、
水平同期信号HSTART、垂直有効信号VACT、水平有効信号
HACTが供給される。
【0180】垂直拡大補間制御部111は、これらのデ
ータに基づいて、垂直データ供給部112及び113、
係数供給部114、メモリ部13に対する各種の制御信
号やタイミング信号を生成している。
【0181】垂直拡大補間制御部111から係数供給部
114には、演算イネーブル信号EN_CV、補間位相値PH
ASE が送られる。
【0182】垂直拡大補間制御部111から垂直データ
制御部112及び113には、演算イネーブル信号EN_
CH、スタートライン信号ST_LINE、エンドライン信号EN
D _LINE、データホールド信号HOLDが供給される。
【0183】垂直拡大補間制御部51からメモリ部13
には、ラインナンバVM_LNUMが供給される。
【0184】メモリ部13からは、2相でデータが読み
出される。そして、このデータは、水平方向拡大変換部
33で前述したように水平方向の拡大処理がなされた
後、垂直データ供給部112及び113に入力データIN
1 及びIN2 として入力される。
【0185】垂直データ供給部112及び113は、垂
直拡大率に応じて、1相用及び2相用の垂直方向に隣接
するサンプリングデータを出力する。
【0186】1相用のサンプリングデータDA0 、DA1 、
DA2 、DA3 は、1相用の畳み込み計算部115に送られ
る。2相用のサンプリングデータDB0 、DB1 、DB2 、DB
3 は、2相用の畳み込み計算部116に送られる。
【0187】係数供給部114は、位相に応じたタップ
係数C0、C1、C2、C3を発生している。このタップ係数C
0、C1、C2、C3が1相用の畳み込み計算部115に供給
されると共に、2相用の畳込み計算部116に供給され
る。
【0188】1相用の畳み込み計算部115には、垂直
データ供給部112から1相用の垂直方向に隣接するサ
ンプリングデータDA0 、DA1 、DA2 、DA3 が送られると
共に、係数供給部114から、タップ係数C0、C1、C2、
C3が供給される。1相用の畳み込み計算部115で、サ
ンプリングデータDA0 、DA1 、DA2 、DA3 と、タップ係
数C0、C1、C2、C3とにより畳み込み演算が行われる。こ
の畳み込み演算出力が1相用のリサンプリングデータと
して出力端子117から出力される。
【0189】2相用の畳み込み計算部116には、垂直
データ供給部113から2相用の垂直方向に隣接するサ
ンプリングデータDB0 、DB1 、DB2 、DB3 が送られると
共に、係数供給部114から、タップ係数C0、C1、C2、
C3が供給される。2相用の畳み込み計算部116で、サ
ンプリングデータDB0 、DB1 、DB2 、DB3 と、タップ係
数C0、C1、C2、C3とにより畳み込み演算が行われる。こ
の畳み込み演算出力が2相用のリサンプリングデータと
して出力端子118から出力される。
【0190】以上説明したように、この発明が適用され
た画素数変換装置では、メモリ部13から2相でデータ
を出力させ、拡大変換部14における水平方向拡大部3
1及び垂直方向拡大変換部32では、2相のデータを並
列的に処理して画像の拡大処理を行っている。このた
め、水平方向拡大部31及び垂直方向拡大変換部32で
は、1/2のデータレートで拡大変換の演算処理を行え
ば良くなり、SXGAやUXGAのような高速のデータ
レートの場合にも対応できる。
【0191】なお、この例では、データを2相で処理し
ているが、勿論、2相に限られるものではなく、データ
を2以上のN相(Nは整数)で処理することができる。
【0192】
【発明の効果】この発明によれば、メモリ部からN相で
データを出力させ、水平方向拡大部及び垂直方向拡大変
換部では、N相のデータを並列的に処理して画像の拡大
処理を行っている。このため、水平方向拡大部及び垂直
方向拡大変換部では、1/Nのデータレートで拡大変換
の演算処理を行えば良くなる。
【0193】これにより、SXGAやUXGAのような
高速のデータレートの場合にも対応できる。また、処理
のデータレートが遅くなるので、消費電力の低減が図れ
ると共に、製造時の歩留まりの向上、回路設計の最適化
に対する負担の軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された画素数変化装置の全体構
成のブロック図である。
【図2】この発明が適用された画素数変化装置における
水平方向拡大変換部の一例のブロック図である。
【図3】この発明が適用された画素数変化装置における
水平方向拡大変換部の説明に用いるタイミング図であ
る。
【図4】この発明が適用された画素数変化装置における
水平方向拡大変換部の水平方向補間制御部の一例のブロ
ック図である。
【図5】この発明が適用された画素数変化装置における
水平方向拡大変換部のデータ供給部の一例のブロック図
である。
【図6】この発明が適用された画素数変化装置における
水平方向拡大変換部の係数供給部の一例のブロック図で
ある。
【図7】この発明が適用された画素数変化装置における
垂直方向拡大変換部の一例のブロック図である。
【図8】補間演算の説明に用いる略線図である。
【図9】補間係数の説明に用いるグラフである。
【図10】補間係数の説明に用いる略線図である。
【図11】畳み込み計算の説明に用いるブロック図であ
る。
【図12】従来の画素数変化装置の全体構成のブロック
図である。
【図13】従来の画素数変化装置における水平方向拡大
変換部の一例のブロック図である。
【図14】従来の画素数変化装置における水平方向拡大
変換部の水平方向補間制御部の一例のブロック図であ
る。
【図15】従来の画素数変化装置における水平方向拡大
変換部のデータ供給部の一例のブロック図である。
【図16】従来の画素数変化装置における水平方向拡大
変換部の係数供給部の一例のブロック図である。
【図17】従来の画素数変化装置における垂直方向拡大
変換部の一例のブロック図である。
【符号の説明】
1・・・画素数変換装置,10・・・タイミング制御
部,15・・・コントローラ,12・・・縮小変換部,
14・・・拡大変換部,31・・・水平方向縮小変換
部,32・・・垂直方向縮小変換部,33・・・水平方
向拡大変換部,34・・・垂直方向拡大変換部,51・
・・水平拡大補間演算制御部,52・・・水平データ供
給部,53・・・係数供給部,54,55・・・畳み込
み計算部,111・・・垂直拡大補間制御部,112,
113・・・垂直データ供給部,114・・・係数供給
部,115,116・・・畳み込み計算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 101 H04N 7/01 C 7/01 G09G 5/00 520W Fターム(参考) 5B057 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CD06 CE06 CH04 CH09 5C063 AA20 AB03 AC01 BA01 BA08 CA01 CA38 5C076 AA21 AA22 BA06 BB04 BB07 BB13 BB25 CB01 5C080 AA05 AA10 DD21 DD22 DD26 EE19 EE21 JJ02 JJ05 5C082 AA01 AA02 BA12 BA27 BA29 BA41 BC16 CA22 CA33 CA34 CA81 CA84 MM04 MM10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル画像データの画素数を変換す
    る画像変換装置において、 ディジタル画像データをN相(N≧2)のデータとして
    入力するデータ入力手段と、 画素数変換比率を指定するパラメータ設定手段と、 上記指定された画素数変換比率に基づいて、上記入力さ
    れたディジタル画像データの画素数を変換する画素数変
    換手段と、 上記画素数変換されたディジタル画像データをN相のデ
    ータとして出力するデータ出力手段とを備えるようにし
    た画像変換装置。
  2. 【請求項2】 上記画素数変換手段は、ディジタル画像
    データの(1/N)のデータレートで上記N相のデータ
    を並列的に画素数変換するようにした請求項1に記載の
    画像変換装置。
  3. 【請求項3】 上記画素数変換手段は、水平方向画素数
    変換手段と垂直方向画素数変換手段とからなり、 上記水平方向画素数変換手段は、 上記N相のデータを入力し、上記N相のデータから水平
    方向に隣接するデータを並べ替え、水平方向に隣接する
    データ列を各相毎に出力するデータ供給手段と、 指定された画素数変換比率に基づいて補間データの位相
    情報を各相毎に求め、上記補間データの位相情報を各相
    毎に出力する補間制御手段と、 上記補間制御手段から各相毎に出力される位相情報に基
    づいて、各相毎に係数を発生する係数供給手段と、 上記データ供給手段から各相毎に出力される水平方向に
    隣接するデータ列と、上記係数供給手段から各相毎に出
    力される係数とを畳み込み演算する各相毎の畳み込み計
    算手段とを備え、 上記各相毎の畳み込み演算手段の出力から各相毎の水平
    方向の補間データを得て、N相のデータを並列的に水平
    方向に画素数変換するようにした請求項1に記載の画像
    変換装置。
  4. 【請求項4】 上記データ供給手段は、各相毎に、水平
    方向に隣接するデータ列をシフトできるようにし、上記
    補間制御手段は、指定された画素数変換比率に基づい
    て、上記データ供給手段に対して各相毎にシフト信号を
    送るようにした請求項3に記載の画像変換装置。
  5. 【請求項5】 上記データ供給手段は、各相毎に、水平
    方向に隣接するデータ列をホールドできるようにし、上
    記補間制御手段は、指定された画素数変換比率に基づい
    て、上記データ供給手段に対して各相毎にホールド信号
    を送るようにした請求項3に記載の画像変換装置。
  6. 【請求項6】 上記画素数変換手段は、水平方向画素数
    変換手段と垂直方向画素数変換手段とからなり、 上記垂直画像変換装置は、 各相のデータを入力し、上記各相のデータから垂直方向
    に隣接するデータを出力する各相毎のデータ供給手段
    と、 指定された画素数変換比率に基づいて補間データの位相
    情報を求め、上記補間データの位相情報を出力する補間
    制御手段と、 上記補間制御手段から出力される位相情報に基づいて係
    数を発生する係数供給手段と、 上記各相毎のデータ供給手段から出力される各相毎の垂
    直方向に隣接するデータ列と、上記係数供給手段から出
    力される係数とを畳み込み演算する各相毎の畳み込み計
    算手段とを備え、 上記各相毎の畳み込み演算手段の出力から各相毎の垂直
    方向の補間データを得て、N相のデータを並列的に垂直
    方向に画素数変換するようにした請求項3に記載の画像
    変換装置。
  7. 【請求項7】 ディジタル画像データの画素数を変換す
    る画像変換方法において、 ディジタル画像データをN相(N≧2)のデータとして
    入力し、 画素数変換比率を指定し、 上記指定された画素数変換比率に基づいて、上記入力さ
    れたディジタル画像データの画素数を画素数変換し、 上記画素数変換されたディジタル画像データをN相のデ
    ータとして出力するようにした画像変換方法。
  8. 【請求項8】 上記画素数変換は、水平方向画素数変換
    と垂直方向画素数変換とからなり、 上記水平方向画素数変換は、 上記N相のデータを入力し、上記N相のデータから水平
    方向に隣接するデータを並べ替え、水平方向に隣接する
    データ列を各相毎に出力し、 指定された画素数変換比率に基づいて補間データの位相
    情報を各相毎に求め、上記補間データの位相情報を各相
    毎に出力し、 上記各相毎に出力される位相情報に基づいて各相毎に係
    数を発生し、 上記各相毎に出力される水平方向に隣接するデータ列
    と、上記各相毎に出力される係数とを畳み込み演算し、 上記各相毎の畳み込み演算出力から各相毎の補間データ
    を得て、N相のデータを並列的に水平方向に画素数変換
    するようにした請求項7に記載の画像変換方法。
  9. 【請求項9】 上記画素数変換は、水平方向画素数変換
    と垂直方向画素数変換とからなり、 上記垂直方向画素数変換は、 各相毎にデータを入力し、各相毎に入力されるデータを
    各相毎に垂直方向に画素数変換して出力し、 指定された画素数変換比率に基づいて補間データの位相
    情報を求め、上記補間データの位相情報を出力し、 上記位相情報に基づいて係数を発生し、 上記各相毎の垂直方向に隣接するデータ列と、上記係数
    とを畳み込み演算する各相毎の畳み込み演算し、 上記各相毎の畳み込み演算出力から各相毎の垂直方向の
    補間データを得て、N相のデータを並列的に垂直方向に
    画素数変換するようにした垂直画像変換方法。
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