JP2002197251A - ネットワークを利用した遠隔地参加型株主総会の運営方法 - Google Patents

ネットワークを利用した遠隔地参加型株主総会の運営方法

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JP2002197251A JP2000396910A JP2000396910A JP2002197251A JP 2002197251 A JP2002197251 A JP 2002197251A JP 2000396910 A JP2000396910 A JP 2000396910A JP 2000396910 A JP2000396910 A JP 2000396910A JP 2002197251 A JP2002197251 A JP 2002197251A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】株主総会の議場に実際に出向かなくても、株主
がネットワークを通じて株主総会へ参加することができ
る株主総会の運営方法を提供すること。 【解決手段】主催企業の議場サイト、サテライトサイ
ト、及び遠隔株主サイトとの間で、遠隔株主サイトから
の議決権をサテライトサイトで集計して、議場サイトへ
送信する。 【効果】複数のサテライトサイトと議場サイトで階層的
に議決権の集計を行うことにより、採決を迅速化するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、株主総会を運営す
るシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】株式を発行する企業は少なくとも年に1
回は株主総会を開催する。総会は企業の本社の所在地近
隣を会場とし、決算書の承認や取締役の選任を行う。総
会の開催通知は証券代行会社が主催企業から委託されて
各株主へ郵送される。開催通知に対して株主は出欠を郵
便で返信する。すでに開催通知には議題と議案が記され
ている。株主総会を欠席する(当日会場へ行かない)場
合には、株主は議決権行使書や委任状に各議題・議案の
賛否を表明して郵便で返信する。開催通知の返信が主催
企業へ届くと、主催企業はその議決権行使書に従い、株
主が保有する株式数を考慮して、議題の賛否につき議決
権の集計を行う。議決権の集計は間違いの無い様に慎重
に行われるべきだが、開催通知を郵送し返信を受けてか
ら総会当日までは一般的に日程には余裕が無いため、慎
重を期すためであっても、人手で二重チェックを行う方
法などして時間をかけて議決権を集計することはできな
い。また、総会当日にも、会場へ出席した株主の出席確
認を含めた集計を行なう必要がある。このように、株主
総会の運営で特に議決権の集計に関するシステムとし
て、次のような従来例がある。
【0003】(従来例1)特開平6−187518号 株主総会の案内書、すなわち議決権行使書にあらかじめ
株主番号や株数等を示す数字コード又はバーコードを印
刷しておき、総会開催前に回収した議決権行使書や、総
会当日に株主総会出席者から回収した議決権行使書の集
計をその数字コードやバーコードを読み取って行うシス
テムを開示する。
【0004】(従来例2)特開平11−184946号 商法の株主総会などの議決権行使に伴う投票のように、
1票の価値が投票者により異なる投票の集計に関し、あ
らかじめ投票者の個人番号を示すバーコード、議決権額
に係るバーコードなどを投票用紙に印刷しておき、投票
用紙の内容を読み取り投票結果の集計を行うバーコード
読み取り装置を開示している。
【0005】(従来例3)特開2000−278263
号 株主総会の参加者(株主)全員がおのおの端末装置で会
議資料を見ることができる会議支援システムに関し、議
決動作については、各端末装置から入力された各議決権
の各判断データに重み付けをして集計した集計結果によ
り議決するシステムを開示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例は、
(1)株主総会前に欠席株主から主催企業に郵送された
議決権行使書について、議案の賛否の意思表示とその意
思表示をした議決権行使株式数を人手で集計する、
(2)株主総会会場に出席した株主から会場受付時に議
決権行使書を回収し、その株主の出席と議決権行使株式
数を集計する、ように成っている。しかしながら、従来
例は、議決権行使株式数や出席者の集計をシステム化す
るとはいえ、集計は主催企業が行う。つまり、事前/当
日集計にかかわり無く、従来例だと集計のために1つの
センタ設備で集計を行い、そこに多くの株主情報の処理
が集中するため、中央のセンタ設備は大規模のものを容
易する必要がある。しかし、株主総会は年に一度だけで
あるので、大規模な設備はコスト面から現実的でない。
【0007】また、近年の情報通信技術の発達に伴い、
ネットワークを利用した株主総会の可能性を模索する動
きがある。しかしながらそのような形態の株主総会につ
いては上述の従来例3のように総会会場の各株主席に入
出力装置を備えた閉じたネットワークで議決システムの
例はあるが、インターネットなどを利用したネットワー
ク上に提供される株主総会のシステムの例は無かった。
【0008】また、総会会場での議事進行に遠隔株主を
リアルタイムに参加させる必要があるが、アクセス集中
の影響を受けずに滞り無く議事進行する方法は無かっ
た。
【0009】また株主総会での議決は主催企業にとって
きわめて重要な事項であり、株主総会のシステムにネッ
トワークを利用した場合でもこの議決に不正が介入する
ことがあってはならない。
【0010】従って本発明の目的は、(1)遠隔株主の
株主総会への参加を可能とする遠隔地参加型株主総会
(以下、電子株主総会)の運営システム及び運営する方
法を提供すること、(2)遠隔株主に対する株主総会の
通知や、議題・議案の関する議決権の集計を迅速・安全
・正確に回収・集計することで、株主総会を円滑に運営
するためのシステム及び方法を提供すること、(3)総
会会場に現実に出席した株主と同等の質疑の機会を遠隔
株主に保証して株主総会を運営するためのシステム及び
方法を提供すること、にある。更に実践的な課題とその
解決手段については、以後に適宜記述する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するよう
な遠隔地参加型株主総会(電子株主総会)の運営のた
め、本発明では、主催企業と遠隔株主の間にサテライト
サイトを設け、サテライトサイトにおいて、遠隔株主の
認証及び議決の集計を行う。このようにすれば、主催企
業のセンタ設備とサテライトサイトはバッチ処理をする
だけでよくなる。すなわち、オンライン処理をする設備
と比べて小さい設備で株主総会を運営することが可能に
なる。
【0012】遠隔株主に株主総会の案内状を郵送する際
に、株主の自宅に近いアクセスポイントと株主ID、パ
スワードの情報を通知する。
【0013】株主総会を開催する場合は、サテライトサ
イトに対して暗号化した情報(含:持ち株ID、持ち株
数)を配信しておく。
【0014】遠隔株主がサテライトサイトにアクセスし
た場合、サテライトサイトのプログラムは暗号化情報に
パスワードを作用させ出力値1を得る。
【0015】次に出力値1を主催企業の公開鍵で複号化
する。その結果を出力値2とするとき、出力値2に正し
い株主IDが含まれていれば、正しい株主と認証する。
【0016】また、議決時には、出力値2に含まれる持
ち株数の情報と、株主ID、パスワード、賛否コードを
集計して、主催企業のセンタ設備に返送する。
【0017】具体的には、次の構成をとる。
【0018】クライアントサーバシステムを利用した株
主総会運営方法において、株式会社が管理または所有す
る第1のサーバとネットワークで接続された複数の第2
のサーバと該第2のサーバの各々とネットワークで接続
された複数の株主クライアントとの間で、上記株式会社
の企業ID、上記株式会社の株式を所有する株主の株主
ID、該株主の持ち株数、上記株主クライアントが受信
する映像を表示するための映像スクランブル解除鍵、及
び株主名簿に記載のパスワード(名簿パスワード)を暗
号化して作成された参加IDと、株主が所有する株主パ
スワードとを、上記株主クライアントから上記第2のサ
ーバへ送信し、上記第1のサーバは、上記参加IDを解
析して上記企業ID、上記株主ID、上記持ち株数、上
記映像スクランブル解除鍵、上記名簿パスワードを取得
し、上記株主クライアントへ上記映像スクランブル解除
鍵を返送し、該映像スクランブル解除鍵でスクランブル
解除して参照する株主総会映像情報の投票指示を上記株
主クライアントから上記第2のサーバが受信すると、上
記第2のサーバは上記持ち株数に応じた議決権を集計
し、上記第2のサーバに接続された株主クライアントの
有する議決権の合計を上記第1のサーバへ送信する。
【0019】また、上記第2のサーバは、上記第1のサ
ーバが指定する時間に上記株主クライアントから受信し
た株主総会の質問情報を上記第1のサーバへ送信し、上
記指定する時間が経過した時に、上記第1のサーバが選
択した質問以外の質問情報は消去される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明を説明
する。
【0021】図1に本発明を構成する各サイトの関係を
示す。株主総会を主催する企業(主催企業)の有するサー
バ11、証券代行会社の有するサーバ12、主催企業の
発行する株式を保有する株主の通信端末(株主総会クラ
イアント、161、162、・・、16n)、主催企業
または証券代行会社と株主との間で企業が開催する株主
総会の情報の授受を制御するサテライトサイト14はネ
ットワーク13、15で結ばれている。主催企業サーバ
11、証券代行会社12、及びサテライトサイト14を
結ぶネットワーク13は、安全なデータ交換のため、例
えば、VPN(米ネットスケープ社が提案するネットワ
ーク上のセキュリティーのためのプロトコル)を利用す
る。また、サテライトサイト14と株主総会クライアン
ト16nとの間のネットワーク15はSSLの広域ネッ
トワークでもよいし、電話回線により直接通信路を確保
してもよい。
【0022】図5に主催企業サーバ11の構成図を示
す。主催企業サーバ11は、複数の議場株主端末51、
制御手段52、通信手段53、メモリ54、入力装置5
6、出力装置57がシステムバス50により接続されて
いる。本発明は、遠隔株主が株主総会へ参加すると共
に、従来どおり議場で株主が実際に出席するため、議場
に参加した株主用に、議場株主端末を準備する。なお、
議場株主端末51の構成は入出力装置を備えた情報処理
装置を用いる。スピーカやイヤホン、カメラ、マイクを
備えても良い。なお、議場株主に端末を備えると次の利
点がある。議場の採決の方法は挙手、拍手、発生、起立
など、感覚的に頼っていた点があり、大株主でも、挙手
によれば議決権1の株主と同等に扱われてしまう可能性
もあったが、端末入力での議決権行使とすることで、議
場株主と遠隔株主の議決権を平等に扱い、議論の余地の
ない定量的な結果を得ることができる。
【0023】通信手段53は、外部と情報を授受するた
めのインターフェースである。証券代行会社サーバ12
やサテライトサイト14との情報通信だけでなく、株主
総会クライアント16nから一般のインターネットサー
ビスプロバイダを介して主催企業が作成した株主総会ホ
ームページにアクセス要求を受けてホームページを送信
するなどの情報通信も行う。
【0024】メモリ54には、株主情報、株主総会ホー
ムページ、株主総会運営のためのプログラムが保持され
ている。株主情報55には、例えば株主の氏名、株主I
D、株主の連絡先、持ち株数、株主が株式を購入した際
に株主が定めパスワードなどが含まれる。株主の電子署
名を記録する場合もある。総会運営プログラムには、議
決権集計処理、総会マルチキャスト処理、株主発言処
理、議場株主端末制御、議場入出力装置制御、通信制
御、を行うためのプログラムが含まれる。メモリ54に
記憶されている情報やプログラムは、制御手段52にお
いて読み出されデータは参照され、処理プログラムは実
行される。本実施例において、上記した以外にメモリ5
4に保持されている処理プログラムやデータを実行した
り参照する場合はそのつど説明を加えることとする。入
力装置56は、主催企業サーバ11全体を制御するため
に用いられる入力装置と、総会時に議長が総会の運営を
制御するための入力装置、及び総会をマルチキャストす
る際に必要な画像や音声の入力装置が含まれる。具体的
には入力装置は、キーボード、マウス、ポインティング
デバイス、パッド、マイク、カメラを利用する。出力装
置57は、主催企業サーバ11全体を制御するために用
いられる出力装置と、総会の運営に用いる出力装置が含
まれる。例えば、議場に設けられる共通スクリーン、議
場へ音声を出力するスピーカである。
【0025】図6に証券代行会社サーバ12の構成を示
す。証券代行会社サーバ12は、外部との通信手段6
2、ディスプレイ、プリンタ等の出力手段64、キーボ
ード、マウス、ポインティングデバイス等の入力手段6
3、プログラムや情報を保持するメモリ65、システム
の動作を制御する制御手段61、これらの構成を接続す
るシステムバス60からなる。メモリ65には、株主情
報68、株主情報68に示される株主に対して株主総会
の開催通知を作成して送付するための株主総会開催通知
作成プログラム66、開催通知作成に必要な株主参加I
Dの作成プログラム、開催通知の文書情報、作成された
開催通知を株主に送信する送信処理プログラムが格納さ
れている。また、送信した開催通知に記載された株主総
会に遠隔地からネットワークを通じて参加する株主があ
らかじめ出席を主催企業または証券代行会社に通知する
こともできる。この場合、電子株主総会の参加予定者の
通知の受信と集計を証券代行会社で行う場合には、メモ
リ65に遠隔参加株主の集計処理プログラム67を準備
する。主催企業サーバ11にて電子株主総会の参加予定
者の通知の受信と集計を行う場合には、主催企業サーバ
11のメモリ54に遠隔参加株主集計処理プログラム6
7など同様のプログラムを準備しておけばよい。このよ
うに総会前に主催者側が電子株主総会の出席者を把握す
ると、その出席者データに基づき遠隔株主がアクセスす
るサテライトサイトを指定し、サテライトサイトに対す
る負荷分散をより効果的に実現することができる。ま
た、遠隔株主がアクセスするISP(インターネットサ
ービスプロバイダ)が電子株主総会中継システムを備え
ていない時には、総会前にそのISPに電子株主総会中
継が行えるように専用のソフトウエアをインストールさ
せたり、遠隔株主が確実に総会に参加できるように電子
株主総会中継システムを備えたサテライトサイトを推薦
し、円滑に電子株主総会を運営することができる。
【0026】株主情報68には、証券代行会社が代行す
る企業ID、その企業の株式を有する株主名、株主ID、持
ち株数、株主の連絡先、パスワードが含まれる。株主の
連絡先は、郵便の住所だけでなく、電子メールアドレス
がある場合にはそれも含まれる。また、郵便の住所と電
子メールアドレスとで1、0のフラグなどで優先順位を
与えて、株式に関する連絡をその優先順位に従い郵便か
電子メールのいずれかで行っても良い。株主情報68に
含まれるパスワードは、株主が株式を購入する際に株主
が決めた任意の英数字の並びとする。
【0027】次に図7にサテライトサイト14の構成を
示す。サテライトサイト14は、株主総会クライアント
16nや主催企業サーバ11など、外部との通信をする
ための通信手段71、電子株主総会の中継システムとし
て機能するための種々の処理プログラムを記憶するメモ
リ73、メモリ73の処理プログラムを実行する制御手
段72、システム操作に必要な入出力手段74を有す
る。特に説明をしないが、制御手段72は、通常のIS
Pの処理としての通信処理、ルーティング処理などの制
御も行う。メモリ73には参加者認証処理プログラム7
31、議決権収集処理プログラム732、株主総会中継
プログラム733、質疑応答処理プログラム734、株
主間議論処理プログラム735、及び図示しない作業メ
モリエリアを備える。なお、上記したメモリ73に図示
した処理プログラムやデータ以外の処理プログラムを実
行したりデータを参照する場合はそのつど説明を加える
こととする。
【0028】電子株主総会に出席するために遠隔株主が
利用する株主総会クライアント16nは一般的なパーソ
ナルコンピュータでよい。場合によっては、電子株主総
会のための専用プラグインを株主総会前に取得する必要
がある。
【0029】これらのサイト間の処理について説明す
る。
【0030】図2を用いて電子株主総会の開催通知を株
主へ通知する処理を説明する。この処理は、証券代行会
社サーバ12のメモリ65に格納されている株主総会開
催通知プログラムの動作説明に相当する。主催企業が決
算日を迎えた後、株主総会の決議事項、報告事項、株主
確定の基準日が証券代行会社へ通知される(111)。
証券代行会社サーバ12では、株主総会開催通知作成プ
ログラム66を起動する。まず、参加ID作成処理(2
23)を行う。図9に参加ID作成処理(223)を示
す。処理が開始されると、メモリ65から開催通知作成
の依頼をした主催企業の企業IDを読み出し、乱数とペ
アにして、乱数からその主催企業の秘密鍵と公開鍵を作
成する(91)。公開鍵911はサテライトサイト14
や主催企業11へ公開される。次に、総会中継を視聴す
るための映像スクランブル解除鍵、参加者IDを作成す
る株主の持ち株数をメモリ65から読み出し、秘密鍵9
12を用いて、公開鍵暗号化方式で暗号化データ1を作
成する(92)。このとき株主とは、株主確定の基準日
の株主名簿に記録されている株主のことを示す。次に、
共通鍵暗号化方式により、暗号化データ1(921)
と、メモリ65から読み出された株主固有のパスワード
94とから、参加ID(95)を作成する(93)。パ
スワードは、株主が株式を購入した際に個別に設定した
複数桁の数字列を利用することもできるし、株主IDを
ハッシュ関数で数値化することにより株主別にユニーク
なパスワードを作成してもよい。その場合には、あとで
暗号を解読するために再度ハッシュ関数で株主IDを数
値化することになる。なお、ステップ92では、メモリ
65に格納されている株主データや企業データのいずれ
でも暗号化してもよい。
【0031】参加ID作成処理(223)が終了した
ら、次に開催通知・議決権行使書・遠隔参加申込書作成
処理(224、以下開催通知等作成処理)を実行する。
この処理を行うためのプログラムやデータはメモリ65
に格納されている。
【0032】図10に示すように、開催通知等は、メモ
リ65に格納されているテンプレート情報に株主情報ま
たは主催企業情報を当てはめて作成する。テンプレート
情報には、「定時株主総会召集ご通知」「議決権行使
書」「遠隔参加連絡書」が準備されているが、本実施例
では「定時株主総会召集ご通知」1011のみに参加I
D作成処理223にて作成された参加IDが株主情報領
域1012に表示され、個々の株主対応に作成される。
本文領域1014には、決議・報告事項や、主催企業の
株主総会ホームページのURLが表示される。「議決権
行使書」テンプレート1021には、主催企業名が含ま
れる定型文章1022が表示されている。賛否表明領域
1023には、決議事項がメモリ65から読み出されて
賛否の選択肢とともに表示される。議決権行使株主情報
領域1024では、議決権行使書を作成する株主が自身
の情報を記入する領域である。日付は記載した日付、株
主名は自分の氏名、参加IDは、株主が受け取った「定
時株主総会召集ご通知」に記載されていた参加IDを記
入する領域で、議決権行使株式数は、「定時株主総会召
集ご通知」に記載されている所有株式数に相当する数を
記入する領域である。なお、説明を省略したが、大企業
に対しては類似の機能を有する書面として、委任状テン
プレートを準備して、議決権行使書テンプレートと同様
に取り扱っても良い。その場合、委任状名を記入する欄
をさらに設ける。委任者は総会当日に株主の参加IDを
利用して参加することになる。「遠隔参加連絡書」テン
プレート1031は、主催企業名が含まれる定型文章1
032が表示されている。株主情報表示領域1033は
遠隔参加を電子株主総会の前に主催企業に連絡する株主
が自身の情報を記入する領域である。例えば、日付は記
載した日付、株主名は自分の氏名、参加IDや株主ID
は株主が受け取った「定時株主総会召集ご通知」に記載
されていた参加IDと株主IDを記入する領域である。
株主が電子署名を有する場合は、電子署名を記入する欄
を設けても良い。参加場所(IPアドレス)は、株主が
電子株主総会に出席する際の場所として、株主の居場所
を示すIPアドレスを記入する領域である。この情報に
より、主催企業は、株主のアクセスポイントで電子株主
総会に参加することができるかを判断することができ
る。そして、株主のアクセスポイントに電子株主総会の
システムが備えられていないときには、株主にアクセス
ポイントを変更するか、またはそのアクセスポイントに
電子株主総会のシステムを導入するよう働きかけること
ができる。
【0033】図2に戻って、開催通知等作成処理224
により作成された内容を遠隔株主サイト16nへ送信す
る送信処理225を行う。図示しないが、メモリ65を
参照して開催通知の株主に対応する電子メールアドレス
へ開催通知等を送信する。
【0034】開催通知の例を図8に示す。図8は、株主
が受け取って端末画面上に表示された「定時株主総会召
集ご通知」として示されている。領域81は、電子メー
ルのヘッダーで、書誌事項として、件名、電子メールの
受信日付、発信人情報(証券代行会社名とその電子メー
ルアドレス)、受信者情報(株主名とその電子メールア
ドレス)が表示されている。領域82は本文表示領域
で、ここに図10の「定時株主総会召集ご通知」テンプ
レート1011が示されている。図8の例では、領域8
1の下部に示されるように、「議決権行使書」「遠隔参
加連絡書」は添付書類として送付されている。また、図
8では会議の目的事項の参考資料は主催企業の株主総会
ホームページを参照するようになっているが、これも添
付書類としてもよいし、株主からの要求により通常の郵
便で別に送付してもよい。
【0035】図8の開催通知が証券代行会社サイト12
から遠隔株主サイト16nへ電子メールで送られると、
遠隔株主はその開催通知を参照する。遠隔株主は遠隔参
加を決めると、開催通知261に添付されている遠隔参
加申込書に必要事項を記入して返信処理を行う(図2の
262)。必要事項が記載された遠隔参加申込書264
は電子メールで主催企業へ返信され、遠隔参加者自体の
集計処理を受ける113。株主総会へ参加しない遠隔株
主は、開催通知261に添付されていた議決権行使書に
必要事項を記入して返信処理を行う(図2の263)。
必要事項が記載された議決権行使書265は主催企業へ
返信され、議決権賛否の集計処理をされる113。議決
権集計処理113では対象の電子株主総会について、受
け付け済みの議決権行使書や委任状の記録を調べる。具
体的には提出済みである株主の株主IDのマッチングを
行う。株主が議決権行使書の提出により議決権を行使し
ていたときには、集計済みの議決権または委任状を取り
消して新たに受信した議決権行使書の提出内容を集計に
加え、旧委任者を取り消して新たな委任者を登録する。
これは株主が一旦議決権を提出した後に、再度報告事
項、決議事項について検討した結果、賛否が変更する場
合、委任者の変更の場合に対応するものである。議決権
行使書や委任状の提出期限前に株主が賛否の意思を変更
することを妨げる理由はないし、逆に、このようなチェ
ック機構により株主の意思を株主総会の議決に正しく反
映することができる。なお、株主IDを得るために参加
IDを解読する処理は、後に図13で説明する処理と同
様の方法を用いればよい。議決権の集計結果は、総会当
日に出席した株主が行使した議決権と合計される(矢印
Dの先)。
【0036】図2において、映像スクランブル鍵112
は後に主催企業が株主に提供する株主総会の映像にスク
ランブルをかけるための鍵で、サテライトサイト(矢印
Aの先)へ伝えられる。また開催通知261に記載され
て遠隔株主へ通知された情報は、電子株主総会へ出席す
る際の認証に使われる(B)次に総会当日の処理を説明
する。
【0037】図3は、株主総会クライアント16nの認
証処理361、投票処理362、株主総会映像放映処理
364、および発言要求応答処理365に関連する処理
を示す。株主クライアント16nに表示される画面(図
11、12)を例に個々の処理を説明する。
【0038】株主認証処理361を説明する。株主総会
クライアントは、株主総会当日までにすでに閲覧ブラウ
ザソフトや専用のプラグインソフトを入手している。そ
の環境で、主催企業の株主総会ホームページから定時株
主総会への入り口へ到達した画面が図11(1)であ
る。株主総会へ参加しようとする株主は、まず受け付け
をし、正当な株主であることの認証を受ける。受付画面
(図11(2))では、受け付けに必要な情報の入力送
信を促している。ここで入力されるべき情報は、すでに
株主が受け取っている株主総会の開催通知に記載された
内容(図2のB)と、株主固有のパスワードである。図
11(2)では、株主名、株主ID、参加ID、議決権
行使株式数、株主固有のパスワード、株主住所を入力す
る。場合によっては電子署名を記入する。株主は送信ボ
タンをカーソル1111指示して、これらの情報をサテ
ライトサイトへ送信する。サテライトサイトでは、受信
した参加IDとパスワード、および主催企業の公開鍵
(図9の911)を利用して、受け付けされた株主が正
当な株主であるかを認証する。ここで、暗号化された参
加IDが解読されることがすなわち正当な株主であるこ
との証明となる。サテライトサーバは参加IDから読み
出された持ち株数(図13で解読された元データに含ま
れている、図2および図3のC)と株主IDを主催企業
サーバへ送信する。主催企業サーバは、図2の議決権賛
否集計処理113において、事前(総会前日まで到着
分)に同じ株主から議決権行使書や委任状が提出されて
いないかのチェックを行い、議決権の重複行使がないこ
とを確認した上で、株主クライアントの認証が正しく終
了したことがサテライトサイトを通じて株主クライアン
ト16nへ通知される(照合342)。重複行使の確認
には株主IDを利用しても良いし、電子署名を利用して
も良い。受け付け要求した株主クライアントからすでに
議決権行使書が提出されている場合には図11(4)を
表示して既出の議決権行使書を撤回して本株主総会へ参
加するかを問う。参加の場合には、主催企業サーバです
でに集計されている議決権から、この株主の議決権を取
り消す。同様に、すでに委任状が提出されている場合に
は、図11(5)の画面を表示し、既出の委任状を撤回
するかを問い、撤回する場合には、主催企業サーバの委
任者および議決権の登録を取り消す。
【0039】議決権の重複行使について確認が終了し、
正当な株主と認証されると株主総会の受付が完了し、出
席番号が通知され(図11(3))る。また、参加ID
が解読されていると映像スクランブル解除鍵もいっしょ
に解読されて、株主クライアントへ返送される。これは
正当な株主が映像を見ながら電子株主総会に参加できる
ようにするためである。引き続き、株主クライアントは
図11(3)から議場へ入場する(議場入場アイコンを
指示)と、サテライトサーバから受け取った映像スクラ
ンブル解除鍵を使って(363)議場映像を視聴するこ
とができるようになる(364)。
【0040】議場映像は、図12(2)に示すように、
少なくとも議場ライブ中継領域1201と、議長指示表
示領域1202、株主賛否入力領域1203が表示され
る。議場ライブ中継領域1201は、議場に備えられた
カメラ312により捕らえられた映像を表示する領域で
ある。議場ライブ映像は、あらかじめ主催企業からサテ
ライトサイトへ渡されていた映像スクランブル鍵(図2
の112、A)でサテライトサイトがスクランブルをか
け(344)、株主クライアント(又は後述の一般視聴
者)へマルチキャスト(350)され、それを受信した
株主クライアント16nが映像スクランブル解除鍵36
3により視聴可能としている。議長指示表示領域120
2は、議長から株主に対しての問いかけや指示事項が文
字で表示される領域である。ライブ中継時には音声も出
力されるが、議長指示を文字として表示しておくことで
遠隔株主に当日に議場に出席している株主と同等の発言
機会を与え、議長により発言が許されている間を明確に
株主クライアントに知らせることができる。株主賛否入
力領域1203は、議案の採決、新議案(動議など)の
賛否を株主に諮るために設けられる。株主間議論要求ボ
タン1204は議場に参加する株主が隣同士で内輪話を
することを模すために設けた。遠隔参加株主同士、また
は遠隔参加株主と議場参加株主との間で議事進行とは無
関係に会話を要求することができる。
【0041】図12(2)の説明で、定時株主総会の議
場映像は総会に出席した株主だけでなく、一般視聴者も
視聴可能と記したことについて説明する。図12(3)
は、一般者向けの総会入り口画面である。総会の主催企
業が自社のホームページを通じ、IR(インベスター・
リレーションズ)の一環として一般投資家へ視聴を許可
するものである。一般者はカーソルを用いてボタン12
05を指示する。特に説明しないが、視聴を希望する一
般者へは主催企業からサテライトサイトを経由して一般
者向けに議場映像(図12(4))が送出される。
【0042】一般者向けの議場映像(図12(4))に
は、映像スクランブルはかけない。当然ながら、一般者
は単に議場映像を視聴できるだけであり、総会での発言
や語議決にかかわることはできない。また、主催企業が
一般者向けの議場映像を編集してマルチキャストするこ
ともできる。その場合、議場のカメラ、マイクで採取さ
れた映像と音声(図3の312)をライブ映像音声送出
処理(図3の313)を経由して、一時的に映像・音声
蓄積手段314へ記憶する。別途準備した映像テンプレ
ート(図3の315)に、蓄積された映像・音声314
から必要なカット(株主総会の場面)を切り出し、一般
公開映像作成処理(図3の316)を行い、サテライト
サイト14でマルチキャスト(図3の345)する。テ
ンプレートを報道形式にして、主催企業の紹介の合間
に、株主総会レポートとして、カットとして切り出して
きた開会の挨拶や、総会報告事項を当てはめれば、一般
者向けの株主総会番組の完成である。なお、テンプレー
トはめ込み用カットの選択は進行の予定時刻とそのとき
のカメラワークや実際の映像の認識処理を組み合わせて
自動化してもよいし、実際の総会と同時進行もしくは蓄
積画像を見ながら人手によりカット部分を選択してもよ
い。その場合、編集に必要な時間を見越して、一般向け
の議場映像の放映を実際の総会の進行に対して遅らせ
る。
【0043】図11(2)で入力された参加IDの解析
処理を図13で説明する。これはサテライトサイトでの
当日参加認証・当日集計処理の中の図3の341、34
2と主催企業サーバ11の310で行われる処理を含
む。ステップ1301で遠隔株主端末から受け付け情報
を入手する。パスワードから共通鍵を作成し(130
2)その共通鍵を利用した共通鍵暗号方式(解読)で参
加IDから暗号化データ1を解読する(1303)。解
読された暗号化データ1は図9のステップ92で作成さ
れた暗号化データ921と同一である。次に主催企業の
公開鍵911を用いて、暗号化データ(921)を公開
鍵暗号方式(解読)で元データに解読する。もとデータ
に解読されたことにより、株主クライアントの正当性が
証明された。次に、この株主クライアントが過去に議決
権行使書または委任状を提出済みかを確認する(130
5)。サテライトサイトは、主催企業サーバ11に解読
した株主IDを送信する。主催企業サーバ11はメモリ
に記憶されている議決権情報においてサテライトサーバ
から受信した株主IDが行使した議決権の有無をチェッ
クし、記録がなければ、出席番号を採ってサテライトサ
イト14経由で株主クライアントへ送付する。記録があ
っても株主クライアントが以前の議決権行使内容の撤回
を意思表示するならば、出席番号を株主クライアントへ
送信する。過去に提出した議決権行使書や委任状を撤回
しない場合には、出席番号を通知しない。電子署名を利
用する場合には、電子署名をハッシュ関数などで数値化
した値をハ゜スワート゛のかわりに用いても良い。
【0044】次に、株主総会クライアント16nでの投
票操作(図3の362)につき、図14に示す投票操作
画面を用いて説明する。図14(1)は議長が採決を諮
っている場面である。議長指示表示領域1202には、
議長の指示が文字として表示されている。この指示を受
け、株主は株主賛否入力領域1203から自らの意思を
カーソルで指示する。図14(1)ではカーソルは「異
議なし賛成」を指示した。これをうけて、サテライトサ
イト14は、サテライトサイト14に接続されているす
べての株主クライアント16nで「異議なし賛成」を指
示した株主の持ち株数を集計する(一次集計結果)。サ
テライトサイト14はその集計結果を、主催企業サーバ
11へ送信し、主催企業サーバ11はサテライトサーバ
14から送信された一次集計結果を二次集計して、最終
的な賛成議決件数を得て、総会会場に備えられた出力画
面1401に集計結果を表示する(図3の311)。ま
た、ライブ映像音声送出(図3の313)とともに、株
主クライアント16nの表示画面の採決結果表示領域
(図14(2)1204)にも集計結果を表示する。
【0045】次に、株主総会クライアント16nの発言
要求操作(図3の365、366、367)を説明す
る。発言要求操作とは、議案に関する質問や意見を述べ
るために設けた操作である。議長が株主に発言を許可
し、株主の発言が流れているときの株主クライアント1
6nの表示画面を図15に示す。議長が株主に対して質
疑等発言を許可すると、その旨が図15(1)の議長指
示表示領域1202に示される。この画面を見ていたク
ライアントは発言を希望すると、カーソルで「発言希
望」ボタン(1501)を指示する。すると、その発言
希望がサテライトサイト14の発言要求モニタ(図3の
346)を経由して主催企業サーバ11の発言要求モニ
タ(図3の317)に送られる。発言要求モニタ317
は発言者選択操作(図3の318)を行う。発言を許さ
れる株主は1回に1名なので、図15(3)の画面をマ
ルチキャスト(図3の350)し、選択された株主に
は、発言許可通知が送信され(図3の347)、図15
(2)の画面が個別に送出される。発言が許可された株
主は、カメラやマイクから映像や音声を採取して、サテ
ライトサイト14を経由して主催企業サーバ11へそれ
らの映像や音声を送信する。主催企業サーバ11では、
発言者の音声や映像を議場に出力するとともに(図3の
319)、ライブ映像音声送出処理(図3の313)に
より遠隔株主へマルチキャストされる。なお、図15で
は、発言者の音声を採取して他の株主クライアントには
その音声を聞かせる例としたが、発言者の画像の表示領
域を有する画像をマルチキャストすることもできる。
【0046】図4の議論要求操作461は、遠隔株主サ
イトの株主クライアント16nが図12の「株主間議論
要求」ボタン1204をカーソルで指示した時に処理が
開始される。サテライトサイト14では、株主クライア
ント16nによる「株主間議論要求」ボタン1204の
押下と議場株主端末(PDA412を含む)からの議論
要求の有無を議論要求モニタ442で監視している。ま
た議論要求モニタは、電話受け付け441を経由して、
議場出席株主が携帯電話やPHS(411)で要求した
株主間議論要求もモニタする。議論要求モニタ442は
これらの議論要求のうち、一番早い議論要求に対して議
論許可を与える。議論許可を受けた株主クライアントは
自身の端末からカメラやマイク(462)で映像と音声
を採取し、議論映像音声としてサテライトサイト14へ
送出する(464)。送出された議論映像音声はサテラ
イトサイトでスクランブル適用処理を受け(443)、
他の遠隔株主クライアントや議場主席株主の端末へマル
チキャストされる(444)。マルチキャストされた映
像と音声は、スクランブル解除されて(464)ライブ
映像表示される(465)。また、図示していないが、
議場出席株主席でも、スクランブルを解除して席上ディ
スプレーへ配信され(413)、各端末で議論映像音声
表示がされる(414)。議論要求モニタ442におい
ては、株主の議論要求は1件ごとにクリアされる。つま
り、複数の株主クライアントからの議論要求から1名の
株主に議論許可をだすと、他の株主の議論要求をクリア
し、再度議論要求モニタを開始する。そして、議論許可
をうけた株主と内々に議論を希望する株主は議論要求を
し、先着順にて選ばれたときには、先に選ばれた株主と
議論のペアとなり、直接双方向通信にて議論を行うこと
ができる。ペアが確立すると、議論要求モニタ442は
次の議論要求をモニタし、要求があれば次の議論ペアを
確立する。このペアの数は主催企業が任意に設定すれば
よい。なお、この株主間議論は経営者には聞こえないよ
うに、議場株主席に備えたイヤホンやディスプレイに出
力する。
【0047】電子株主総会の運営について、主催企業サ
ーバ11と証券代行会社サーバ12を分けて説明した
が、どちらがどの処理を行うかは、主催企業が証券代行
会社に依頼する事務手続きの範囲に依存する。したがっ
て、証券代行会社サーバ12の処理を主催企業サーバ1
1で行わせてもよい。また、サテライトサーバ14を複
数設けた第1の理由は、遠隔株主クライアント16nに
対する処理を分散させることである。特に、採決など、
株主クライアントからの入力結果を集計する場合、議場
株主を待たせることなく、より短時間で結果を得ること
ができる。また、現状の株主総会では、総会屋は議長の
進行を妨害し、総会の進行の主導権を握ろうとするが、
それが電子株主総会となると、発明者らはサーバへのア
クセス回数となり、議事進行の妨害を集計や採決、質疑
応答の処理妨害と置き換わると考えた。そこで、上記し
たとおり、複数のサテライトサーバに株主クライアント
を振り分けることで、仮に、総会屋が接続したサテライ
トサーバが頻繁なアクセスを受けたとしても、他の大多
数の株主の議決権は他のサテライトサーバで管理されて
いるし、提出済みの議決権や委任状の管理は主催企業サ
ーバで行われているので、総会の妨害までには至らな
い。仮に採決の際に集計を妨害された場合、妨害された
サテライトサイトに接続されている株主クライアントの
議決権総数は把握されているから、他のサテライトサイ
トの株主の議決権総数と既提出の議決権や委任状の総数
と比較することにより、妨害サテライトサイトの議決権
を不利にカウントしても採決可決との判定を行うことも
できる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、遠隔地
に居を構える株主であっても、株主総会に参加できる。
議場に出席した株主と同様に株主意見を述べることがで
き、採決にリアルタイムに議決権を行使することができ
る。主催企業としてみると、年に一回の株主総会のため
に高性能のサーバを準備することなく、既存のサテライ
トサイトに株主総会運営処理を分散依頼し、階層的な処
理を行うので、実時間で遠隔株主の議決権の行使を受け
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成間の概要を示す図
【図2】電子株主総会の開催通知を株主へ通知する処理
の説明図
【図3】総会開催時の株主認証、議決権集計、総会中
継、及び質疑受付処理を説明する図
【図4】総会開催時の株主間議論を実現のための処理を
示す図
【図5】主催企業サーバ11の構成図
【図6】証券代行会社サーバ12の構成図
【図7】サテライトサイト14の構成を示す図
【図8】開催通知の例を示す図
【図9】株主総会参加ID作成処理を説明する図
【図10】開催通知作成処理の説明図
【図11】株主クライアント受け付け処理画面を説明す
る図
【図12】株主クライアント受け付け処理画面と認証画
面を説明する図
【図13】暗号解析処理を説明する図
【図14】投票操作を説明する図
【図15】投票操作を説明する図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松木 武 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報サービス事業部内 Fターム(参考) 5J104 AA01 AA07 JA21 KA01 NA02 NA05 PA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クライアントサーバシステムを利用した株
    主総会運営方法において、株式会社が管理または所有す
    る第1のサーバとネットワークで接続された複数の第2
    のサーバと該第2のサーバの各々とネットワークで接続
    された複数の株主クライアントとの間で、 上記株式会社の企業ID、上記株式会社の株式を所有す
    る株主の株主ID、該株主の持ち株数、上記株主クライ
    アントが受信する映像を表示するための映像スクランブ
    ル解除鍵、及び株主名簿に記載のパスワード(名簿パス
    ワード)を暗号化して作成された参加IDと、株主が所
    有する株主パスワードとを、上記株主クライアントから
    上記第2のサーバへ送信し、 上記第1のサーバは、上記参加IDを解析して上記企業
    ID、上記株主ID、上記持ち株数、上記映像スクラン
    ブル解除鍵、上記名簿パスワードを取得し、上記株主ク
    ライアントへ上記映像スクランブル鍵を返送し、該映像
    スクランブル解除鍵でスクランブル解除して表示された
    株主総会映像情報中の投票指示を上記株主クライアント
    から上記第1のサーバが受信すると、上記第2のサーバ
    は上記持ち株数に応じた議決権を集計し、上記第2のサ
    ーバに接続された株主クライアントの有する議決権の合
    計を上記第1のサーバへ送信することを特徴とする遠隔
    地参加型株主総会の運営方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、第2のサーバは、上記
    第1のサーバが指定する時間に上記株主クライアントか
    ら受信した株主総会の質問情報を上記第1のサーバへ送
    信し、上記指定する時間が経過した時に、上記第1のサ
    ーバが選択した質問以外の質問情報は消去されることを
    特徴とする遠隔地参加型株主総会の運営方法。
  3. 【請求項3】クライアントサーバシステムを利用した株
    主総会運営方法において、株式会社が管理または所有す
    るサーバと該サーバにネットワークで接続された複数の
    株主クライアントとの間で、上記サーバは上記株主クラ
    イアントのから受信した株主識別情報と賛否に対応した
    議決権行使数を記憶媒体に保持し、任意の株主クライア
    ントから議決権行使書を受信した時に、上記サーバは上
    記記憶媒体に保持されている株主識別情報を参照して上
    記議決権行使書を送信した株主クライアントの株主識別
    情報が存在するときには、該株主クライアントの賛否に
    対応した議決権行使数を書き換えて上記記憶媒体に保持
    することを特徴とする株主総会運営方法。
  4. 【請求項4】クライアントサーバシステムを利用した株
    主総会運営方法において、株式会社が管理または所有す
    る第1のサーバとネットワークで接続された複数の第2
    のサーバと該第2のサーバの各々とネットワークで接続
    された複数の株主クライアントとの間で、上記第2のサ
    ーバの各々は上記複数の株主クライアントの各々から株
    主総会における採決の賛否データを受信して、該賛否デ
    ータに含まれた議決権数を議案および賛否ごとに集計し
    て上記第1のサーバに送信し、上記第1のサーバは上記
    各々の第2のサーバから受信した議決件数の集計をさら
    に集計することを特徴とする株主総会運営方法。
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