JP7245944B1 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態における株主総会は、取締役や監査役等と株主とがすべてインターネット等の手段を用いて株主総会に出席するバーチャルオンリー型株主総会である。つまり、本実施形態における株主総会は、物理的に存在する会場に取締役や監査役等と株主が集まる形態を含まない。
管理者端末10について説明する。管理サーバ30には、1又は複数の管理者端末10が接続する。つまり、一人の管理者が管理者端末10を用いて株主総会の進行を管理してもよいし、複数の管理者が、各管理者端末10を用いて株主総会の進行を管理するようにしてもよい。
次に、株主端末20について説明する。株主端末20は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブルコンピュータ等の動画や各種の画面を再生可能な情報処理装置である。株主端末20は、制御部21、記憶部22(記憶媒体)、通信部23、入力部24、ディスプレイ25を備える。これらは、管理者端末10の制御部11、記憶部12、通信部13、入力部14及びディスプレイ15と同様な構成である。また、株主端末20は、音声を出力するスピーカー26を備える。
管理サーバ30は、1つの装置又は複数の装置からなる。管理サーバ30は、株主端末20からのリクエストに基づいて、株主端末20に株主総会に関する各種の情報を提供する。また、管理サーバ30は、管理者端末10からのリクエストに基づいて、管理者端末10又は株主端末20に株主総会に関する各種の情報を提供する。
賛否データの受信処理では、即時採決議案について、出席株主の賛否に関する賛否データ及び出席株主の株主識別データを株主端末20から受信する。なお、株主端末20は、賛否データ及び株主IDを同時に送信してもよいし、それらを別のタイミングで送信してもよい。
議案記録処理では、即時採決議案が発生したとき、当該即時採決議案に対して議案識別情報を付与し、議案識別情報に関連付けて、賛否データ及び株主IDを記憶部32に保存する。
第2集計処理では、議決権行使がなされる通常議案について、賛成の意思表示をした株主の割合である第2賛成率を算出する。
(即時採決)
次に図8を参照して、即時採決の手順について説明する。
管理サーバ30は、第1集計データ321を用いて第1集計処理を行う(ステップS4)。第1集計処理では第1賛成率が算出される。また、管理サーバ30は、第1賛成率を含めた集計結果を管理者端末10に送信する(ステップS5)。管理者端末10は、集計結果をディスプレイ15に出力する(ステップS6)。管理サーバ30は、第1賛成率の算出(ステップS4)、集計結果の送信(ステップS5)、集計結果の出力(ステップS6)を、管理者端末10から終了要求を受信するまで繰り返し行う。
次に図9を参照して、即時採決議案に対する第1賛成率を算出する第1集計処理(ステップS4)について説明する。
次に図10を参照して、議決権行使の対象となる通常議案の採決の手順について説明する。
管理サーバ30は、第2賛成率データ324を用いて、事前受付議決権総数N4を取得する(ステップS12)。
次に図11~図20を参照して、管理者端末10に表示される各画面について説明する。
・動画の配信開始及び配信終了
・即時採決の開始及び終了
・議決権行使の対象となる通常議案の採決
また、管理者端末10は、株主総会が開催中であるか否かに関わらず、少なくとも以下のリクエストを管理サーバ30に送信することができる。
図11は、管理者端末10が出力する確認画面50である。確認画面50は、株主情報確認部51、アンケート確認部52、出席株主確認部53、質問確認部54、動議管理部55、議決権行使管理部56、即時採決管理部57を含んでいる。
次に図15~図20を参照して、株主端末20に表示される各画面について説明する。
株主端末20は、株主総会が開催される間、少なくとも以下のリクエストを管理サーバ30に送信することができる。
・即時採決議案に対する投票
・議決権行使
・質問の送信
・動議の送信
なお、株主総会の動画を含むウェブページは、株主総会の開催後にも所定期間内であれば閲覧することができる。
・アンケートに対する回答
・事前質問に対する回答の閲覧
また、株主端末20は、株主総会の開催前に、少なくとも以下のリクエストを管理サーバ30に送信することができる。
・事前の議決権行使の賛否の登録
株主端末20に表示される各画面について説明する。
図20は、採決時の総会画面632である。例えば動画表示部63Aには、議案が表示されている。「議決権行使」の項目選択部63Dが選択された状態では、議案に対する選択要素である選択ボタン63Jが表示されている。株主は、一つの議案に対し、複数の選択ボタン63Jから一つを選択する。選択ボタン63Jは「賛成」のボタン及び「反対」のボタンである。そして、株主が実行ボタン63Kを選択すると、株主端末20は、議決権行使要求とともに、選択した選択ボタン63Jに応じた選択肢データ及び株主ID等を管理サーバ30に送信する。管理サーバ30は、受信した選択肢データ及び株主IDを用いて、第2集計データ323及び第2賛成率データ324を更新する。
(1-1)株主総会では、予め定められた通常議案以外にも、出席株主の賛否を確認しなければならない即時採決議案が必ず存在する。従来、通常議案及び即時採決議案の双方に対し、物理的な場所で開催される株主総会に出席した株主の拍手に基づき採決を行っていた。上記実施形態によれば、管理サーバ30が出席株主の識別データである株主IDと関連付けて賛否データを収集することが可能となるため、物理的な場所で株主総会を開催しなくても株主が通常議案及び即時採決議案双方の採決に参加することが可能となり、インターネット上のみで株主総会を合法的に開催することができる。
(1-3)従来は、通常議案及び即時採決議案の賛否を出席株主の拍手の目視により確認していたため、可決要件を満たしているか否かという二択の判断しか行うことができなかった。上記実施形態によれば、管理サーバ30が出席株主の株主IDを取得することによって、株主の議決権数に基づき賛成率を正確に算出することが可能となる。
(1-8)質問に対する回答を株主端末20の表示部に出力するため、質疑応答を活発にするとともに、株主の質問の重複を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、情報処理システム等の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、総会画面に補足情報を出力可能とする点が第1実施形態と異なり、その他の点は同様である。以下、第1実施形態と同様な部分についてはその説明を省略する。
図21に示すように、総会画面634は、動画表示部63A等のほか、補足情報選択部63Lを含む。補足情報選択部63Lは、補足情報を表示するための指標である。株主端末20は、株主によって補足情報選択部63Lを選択操作された場合には、補足情報選択部63Lに関連付けられた補足情報を管理サーバ30に要求する。管理サーバ30は、要求されたウェブページを株主端末20に送信する。株主端末20は、管理サーバ30から受信したウェブページをディスプレイ25に出力する。
(2-1)出席株主が総会画面63に含まれる補足情報選択部63Lを選択操作した場合、管理サーバ30は、補足情報選択部63Lに関連付けられた補足情報を株主端末20に出力させる。また補足情報は株主総会の進行情報に関連付けられているため、出席株主は進行に応じた補足情報を的確なタイミングで閲覧することができる。
次に、情報処理システム等の第3実施形態について説明する。第3実施形態では、総会画面が所定の場面に到達したときに総会画面が非アクティブ状態である場合に、出席株主に通知する点が第1実施形態と異なり、その他の点は同様である。以下、第1実施形態と同様な部分についてはその説明を省略する。
(3-1)管理サーバ30は、賛否を選択するような重要度が高い場面において通知66を株主端末20に出力させるので、賛否を選択する重要度の高い場面において株主の見逃しを抑制することができる。
(第1集計処理)
・上記各実施形態では、管理者が、管理者端末10に表示された第1賛成率を目視で確認し、「80%」等の所定の割合に到達したときに第1集計処理を終了した。これに代えて、管理者は「100%」といった「80%」以外の割合に到達したときに第1集計処理を終了してもよい。また、これに代えて、管理サーバ30は、第1賛成率が所定の割合に到達した場合に、第1賛成率の算出を自動的に終了してもよい。この態様によれば、管理者が第1賛成率の算出を終了する操作を行わなくてもよいため、管理者の手間を軽減することができる。
・上記各実施形態では、第1賛成率は、賛成した出席株主の保有議決権数Nを用いて算出した。これに代えて、管理サーバ30が、賛成の意思表示をした出席株主の人数である賛成人数を特定し、出席株主の人数に対する賛成人数の割合を第1賛成率としてもよい。
・株主は、株主総会の開催前に議決権行使書を提出する等して議決権を行使した後、株主総会に出席して議案に対する採決に参加することがある。この場合、管理サーバ30は、株主総会での賛否を株主の意思を示すものとして第2集計データ323を更新してもよい。具体的には、管理サーバ30は、株主総会の開催前に株主が用いる端末から受信した賛否データを記憶部32に記録する。また、株主総会に出席した株主から賛否データを受信した場合に、受信した賛否データに基づき、記憶部32に記録された賛否データを更新する。又は、株主総会の開催前に議決権を行使した後、株主総会に出席して議案に対する採決に参加した場合、前者の議決権行使のみを採決に反映させてもよい。
上記各実施形態では、第1賛成率の大きさに伴い拍手の音を変更した。これに代えて、株主端末20は、賛否データを送信するときと同じタイミング、つまり株主が拍手ボタン63Eを押したときとほぼ同じタイミングで拍手の効果音を出力するようにしてもよい。
・株主は、株主総会での議決権行使等について代理人に委任してもよい。具体的には、株主端末20は、議決権を委任するための画面をディスプレイ25に表示する。また、株主端末20は、株主の操作に基づいて、株主の議決権を代理人に委任する委任依頼を送信する。管理サーバ30は、株主端末20から委任依頼を受信する。また、管理サーバ30は、委任依頼に基づいて代理人の識別情報を生成し、生成した識別情報を株主端末20又は予め登録した代理人の宛先に送信する。代理人は、受信した識別情報を用いて管理サーバ30にログインする。
・上記各実施形態では、管理サーバ30は、バーチャル株主総会を開催するサービスを提供する提供者が管理するサーバとしたが、これに限定されない。例えば、管理サーバ30は、管理者が管理するサーバであってもよく、管理者及びサービス提供者が管理するサーバであってもよい。
・上記各実施形態では、情報処理システム1が用いられる株主総会を、バーチャルオンリー型株主総会として説明した。これに代えて、情報処理システム1が用いられる株主総会は、ハイブリッド型バーチャル株主総会であってもよい。ハイブリッド型バーチャル株主総会は、物理的に存在する会場に取締役や監査役等と株主が集まる形態で行われているリアル株主総会を開催し、且つ会場に居ない株主についてもインターネット等の手段を用いて遠隔地からこれに参加することを許容するものである。この場合であっても、即時採決議案に対する第1集計処理を、情報処理システム1を用いて行う。この場合、第1集計処理では、物理的に存在する会場については賛成議決権総数を管理者が推定及び入力し、入力した賛成議決権総数と株主端末20から受信した賛否データに基づく第1賛成議決権総数N2とを合計する。また、情報処理システム1が算出した第1賛成率が所定の割合に到達しない場合にリアル株主総会での拍手の大きさ等を考慮するようにしてもよい。また、議案に対する第2集計処理を、情報処理システム1を用いて行ってもよい。このとき例えば、事前に受け付けた賛成票に対応する議決権数と、第2賛成率と、物理的に存在する会場における拍手の大きさ等を考慮して、管理者が採決を行うようにしてもよい。
20…株主端末
30…管理サーバ
Claims (18)
- 物理的な会場を設けない株主総会、又は物理的な会場を設けるとともに一部の株主が遠隔地から参加する株主総会に株主が出席する際に、前記株主が用いる株主端末から、前記株主が入力した株主識別データを受信し、前記株主識別データに基づき、前記株主を株主総会に出席する出席株主として認証を行う認証部と、
開催中の株主総会の画面である総会画面を、前記出席株主が用いる株主端末の表示部に出力させる出力制御部と、
前記株主総会の開催中に取り上げられ前記出席株主による採決が必要な即時採決議案について、前記出席株主の賛否に関する賛否データ及び前記出席株主の株主識別データを前記株主端末から受信する受信部と、
前記株主端末から受信した前記賛否データに基づき賛成の意思表示をした前記出席株主を特定し、特定した前記出席株主の数を用いて第1賛成率を算出する第1集計部と、
前記第1賛成率を含む集計結果を、前記株主総会を管理する管理者端末に送信する第1送信部と、を備え、
前記出力制御部は、前記出席株主による前記株主端末に対する操作に応じて、前記出席株主によって選択操作されることで前記賛否データを送信する選択要素を含む第1総会画面と、前記選択要素を含まず前記出席株主によって閲覧される閲覧情報を表示する第2総会画面とを前記表示部に出力可能とさせ、前記選択要素が選択可能な場面で前記第1総会画面がアクティブ状態ではない場合に、前記賛否データの送信を促す通知を前記株主端末に出力させる、情報処理装置。 - 前記株主総会の開催中に前記即時採決議案に対して議案識別情報を付与し、前記議案識別情報に関連付けて、前記賛否データ及び前記株主識別データを記憶部に保存する議案記録部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記出席株主が用いる前記株主端末のログイン履歴を記憶部に記録する履歴記録部をさらに備え、
前記第1集計部は、
前記ログイン履歴に基づいて前記出席株主を特定し、
前記出席株主に関連付けられた保有議決権数を用いて出席株主議決権総数を算出し、
賛成の意思表示をした前記出席株主に関連付けられた前記保有議決権数を用いて第1賛成議決権総数を算出し、
前記出席株主議決権総数に対する前記第1賛成議決権総数の割合を前記第1賛成率とする、請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記出席株主が用いる前記株主端末のログイン履歴を記憶部に記録する履歴記録部をさらに備え、
前記第1集計部は、
賛成の意思表示をした前記出席株主の人数である賛成人数を特定し、
前記出席株主の人数に対する前記賛成人数の割合を前記第1賛成率とする、請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記第1集計部は、前記第1賛成率が所定の割合に到達した場合に、前記第1賛成率の算出を終了する、請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記第1集計部は、前記第1賛成率が所定の割合に到達した場合に、前記管理者端末に前記第1賛成率が前記所定の割合に到達したことを通知する、請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記第1集計部は、前記第1賛成率が所定の割合に到達した場合に、前記株主端末に前記第1賛成率が前記所定の割合に到達したことを通知する、請求項1~6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記選択要素は、1回選択された後は選択不可能な状態となる、請求項1~7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記株主総会の開催前に前記株主に通知され且つ前記株主による議決権行使がなされる議案について、賛成の意思表示をした前記株主の割合である第2賛成率を算出する第2集計部をさらに備える、請求項1~8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記第2集計部は、
前記株主端末から受信した前記賛否データに基づき賛成の意思表示をした前記出席株主を特定し、
賛成の意思表示をした前記出席株主の保有議決権数を合計した第2賛成議決権総数を特定し、当該第2賛成議決権総数、及び全ての前記株主に関連付けられた保有議決権数を合計した議決権総数を用いて前記第2賛成率を算出する、請求項9に記載の情報処理装置。 - 前記第2集計部は、
前記株主総会が開催される前に前記株主から受け付けた事前賛否データを記憶部に記録し、前記事前賛否データに基づいて賛成の意思表示をした前記株主の保有議決権数を加算した事前受付議決権総数を特定し、
前記第2賛成議決権総数及び前記事前受付議決権総数を合計した合計数、及び前記議決権総数を用いて前記第2賛成率とする、請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記第2集計部は、
前記株主総会の開催前に前記株主端末から受信した賛否データを前記議案と関連付けて記憶部に記録し、
前記株主総会の開催前に所定の前記議案について前記賛否データを送信した前記株主である前記出席株主から、前記株主総会の開催中に同一の前記議案について前記賛否データを受信した場合に、前記記憶部に記録された前記賛否データを更新する、請求項10又は11に記載の情報処理装置。 - 前記出力制御部は、前記株主総会の開催前に前記株主から受け付けた質問、及び前記質問に対する回答を含む回答画面を前記株主端末の前記表示部に出力させる、請求項1~12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記第1賛成率の値の大きさに応じた効果音を前記株主端末に出力させる音声出力制御部をさらに備える、請求項1~13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記出力制御部は、
前記株主総会の進行情報に関連付けられた補足情報を表示するための指標を含む前記第1総会画面を前記表示部に出力可能とさせ、
前記出席株主によって前記指標が選択操作された場合には、前記指標に関連付けられた前記補足情報を前記株主端末に出力する、請求項1~14のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記株主端末から、前記株主の議決権を代理人に委任する委任依頼を受信して、前記代理人の識別情報を生成し、生成した前記識別情報を前記代理人が用いる端末に送信する、請求項1~15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 1又は複数のコンピュータが、
物理的な会場を設けない株主総会、又は物理的な会場を設けるとともに一部の株主が遠隔地から参加する株主総会に株主が出席する際に、前記株主が用いる株主端末から、前記株主が入力した株主識別データを受信し、前記株主識別データに基づき、前記株主を株主総会に出席する出席株主として認証を行う認証ステップと、
開催中の株主総会の画面である総会画面を、前記出席株主が用いる株主端末の表示部に出力させる出力制御ステップと、
前記株主総会の開催中に取り上げられ前記出席株主による採決が必要な即時採決議案について、前記出席株主の賛否に関する賛否データ及び前記出席株主の株主識別データを前記株主端末から受信する受信ステップと、
前記株主端末から受信した前記賛否データに基づき賛成の意思表示をした前記出席株主を特定し、特定した前記出席株主の数を用いて第1賛成率を算出する第1集計ステップと、
前記第1賛成率を含む集計結果を、前記株主総会を管理する管理者端末に送信する第1送信ステップと、を実行し、
前記出力制御ステップでは、前記出席株主による前記株主端末に対する操作に応じて、前記出席株主によって選択操作されることで前記賛否データを送信する選択要素を含む第1総会画面と、前記選択要素を含まず前記出席株主によって閲覧される閲覧情報を表示する第2総会画面とを前記表示部に出力可能とさせ、前記選択要素が選択可能な場面で前記第1総会画面がアクティブ状態ではない場合に、前記賛否データの送信を促す通知を前記株主端末に出力させる、情報処理方法。 - 1又は複数のコンピュータに、
物理的な会場を設けない株主総会、又は物理的な会場を設けるとともに一部の株主が遠隔地から参加する株主総会に株主が出席する際に、前記株主が用いる株主端末から、前記株主が入力した株主識別データを受信し、前記株主識別データに基づき、前記株主を株主総会に出席する出席株主として認証を行う認証ステップと、
開催中の株主総会の画面である総会画面を、前記出席株主が用いる株主端末の表示部に出力させる出力制御ステップと、
前記株主総会の開催中に取り上げられ前記出席株主による採決が必要な即時採決議案について、前記出席株主の賛否に関する賛否データ及び前記出席株主の株主識別データを前記株主端末から受信する受信ステップと、
前記株主端末から受信した前記賛否データに基づき賛成の意思表示をした前記出席株主を特定し、特定した前記出席株主の数を用いて第1賛成率を算出する第1集計ステップと、
前記第1賛成率を含む集計結果を、前記株主総会を管理する管理者端末に送信する第1送信ステップと、を実行させ、
前記出力制御ステップでは、前記出席株主による前記株主端末に対する操作に応じて、前記出席株主によって選択操作されることで前記賛否データを送信する選択要素を含む第1総会画面と、前記選択要素を含まず前記出席株主によって閲覧される閲覧情報を表示する第2総会画面とを前記表示部に出力可能とさせ、前記選択要素が選択可能な場面で前記第1総会画面がアクティブ状態ではない場合に、前記賛否データの送信を促す通知を前記株主端末に出力させる、プログラム。
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