JP2002196176A - 光部品の製造方法 - Google Patents

光部品の製造方法

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JP2002196176A
JP2002196176A JP2000394539A JP2000394539A JP2002196176A JP 2002196176 A JP2002196176 A JP 2002196176A JP 2000394539 A JP2000394539 A JP 2000394539A JP 2000394539 A JP2000394539 A JP 2000394539A JP 2002196176 A JP2002196176 A JP 2002196176A
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Takaaki Matsuura
隆明 松浦
Takahiro Nakamura
卓広 中村
Kenji Nishiwaki
賢治 西脇
Hitohiro Momotsu
仁博 百津
Kenichiro Asano
健一郎 浅野
Hideyuki Hosoya
英行 細谷
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光合分波器などの光部品の光学特性および機
械的強度特性の安定化に有効な、グリンレンズと誘電体
多層膜からなる光部品とファイバ用キャピラリを接合す
る方法を提供する。 【解決手段】 接着剤9に紫外線を照射し、接着剤9を
硬化する工程において、光ファイバ素線3の一方に所定
強度の光を入射し、他方の光ファイバ素線3で反射光の
強度を測定し、この反射光の強度変化に基づいて接着剤
9の硬化収縮により生じる応力を算出し、この応力に応
じて、グリンレンズ1とキャピラリ4の接合部を、両者
の長軸方向に、変位させる。または、接着剤の硬化収縮
により生じる応力をロードセル20により測定し、この
応力に応じて、グリンレンズ1とキャピラリ4の接合部
を、両者の長軸方向に、変位させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長の異なる複数
の光を合波または分離する光増幅器、合波器、分波器な
どに適用される光合分波器などの光部品に関し、特にグ
リンレンズと誘電体多層膜を接合した光部品とファイバ
用キャピラリの調芯および接合する工程において、その
光学特性および機械的強度特性の安定化に有効な方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】光部品としては、波長の異なる複数系統
の光を合成(合波)したり、分離(分波)する特性を備
えた光合分波器などが挙げられる。例えば、図2に示す
ような構造の光合分波器が提案されている。この光合分
波器においては、円柱状の2つの0.25ピッチグリン
レンズ1、1の間に誘電体多層膜2が挟まれ、これらが
接着剤などで固定されている。0.25ピッチグリンレ
ンズ1は円柱状で、レンズに入射した光線は、正弦波状
の光路をとって進む。また、0.25ピッチグリンレン
ズ1とは、円柱状のレンズの長さをlとし、正弦波の1
周期の長さをpとしたときに、レンズの長さlが0.2
5pとなるレンズのことである。
【0003】一方、入射ポート6用と反射ポート7用の
光ファイバ素線3、3は、その先端の被覆層3b、3b
が除去されることにより露出した光ファイバ裸線3a、
3aが、円柱状のキャピラリ4内に設けられた二つの細
孔4a、4aに、それぞれ挿入され、接着剤4bにて固
定されている。そして、このキャピラリ4が、0.25
ピッチグリンレンズ1に接着剤9で固定されている。ま
た、出射ポート8用の光ファイバ素線3は、同様にして
キャピラリ5の細孔5aに挿入され、接着剤5bにて固
定され、0.25ピッチグリンレンズ1に、接着剤9で
固定されている。
【0004】次に、図3を用いて、従来の光部品の製造
方法を、光合分波器を例として示す。図3(a)は従来
の光部品の製造方法の概略を示す正面図、図1(b)は
従来の光部品の製造方法の概略を示す側面図である。先
ず、グリンレンズ1と誘電体多層膜2とグリンレンズ1
とからなるフィルタモジュール10を接着剤で接合す
る。次に、固定ステージ11に形成されたV字溝12
に、フィルタモジュール10を配し、止め具13で固定
する。V字溝12は固定ステージ11の上面の長手方向
中央部に、直線状に形成されたものである。次に、XY
Zステージ(図示せず。)の保持部15に形成されたV
字溝16に、光ファイバ素線3、3を挿入、固定したキ
ャピラリ4を配し、止め具17で固定する。次に、グリ
ンレンズ1の斜め研磨面1aまたはキャピラリ4の斜め
研磨面4cに、紫外線硬化型樹脂からなる接着剤9を塗
布する。
【0005】次に、XYZステージを調節して、フィル
タモジュール10とキャピラリ4の調芯をし、両者を最
適な位置関係に設定する。ところで、フィルタモジュー
ル10とキャピラリ4との調芯では、図2に示す入射ポ
ート6用光ファイバ素線3から所定強度の光を入射し、
反射ポート7用光ファイバ素線3でその光の強度を測定
することで挿入損失が最も小さくなる点を、最適位置と
する。そして、フィルタモジュール10とキャピラリ4
の調芯後、両者の接合面に塗布した紫外線硬化型樹脂か
らなる接着剤9に、紫外線光源に接続されている紫外線
照射用ライトガイド19から紫外線が発せられ、フィル
タモジュール10の長手方向に対して垂直にフィルタモ
ジュール10の接合部に入射する。そして、紫外線硬化
型樹脂からなる接着剤が硬化し、光合分波器となる。
【0006】ところで、紫外線硬化型樹脂からなる接着
剤9は、硬化すると体積収縮する。このため、XYZス
テージと固定ステージ11の間で、互いに引き寄せ合う
引張り応力が発生する。特に、XYZステージの保持部
15には、基台(図示せず。)との取り付け部分を支点
にして、曲げモーメントが加わる。その結果、XYZス
テージの保持部15が、固定ステージ11側へ、傾きな
がら引き寄せられる。このようなことから、調芯により
得た、フィルタモジュール10とキャピラリ4との最適
な位置関係がくずれ、両者の間で軸ずれを生じる。した
がって、両者の接合面における光の挿入損失が増加す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明におけ
る課題は、光合分波器などの光部品の光学特性および機
械的強度特性の安定化に有効な、グリンレンズと誘電体
多層膜からなる光部品とファイバ用キャピラリを接合す
る方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載の光合分波器の製造方法は、
2つのコリメータレンズの間に、誘電体多層膜が挿入
されてなる部材と、2本以上の光ファイバを挿入、固定
してなるキャピラリとを紫外線硬化型樹脂からなる接着
剤により接合して光部品を製造する方法であって、前記
接着剤に紫外線を照射し、該接着剤を硬化する工程にお
いて、前記光ファイバの一方に所定強度の光を入射し、
他方の光ファイバで反射光の強度を測定し、この反射光
の強度変化に基づいて前記接着剤の硬化収縮により生じ
る応力を算出し、この応力に応じて、前記コリメータレ
ンズと前記キャピラリの接合部を、両者の長軸方向に、
変位させるものである。
【0009】また、本発明の請求項2記載の光合分波器
の製造方法は、2つのコリメータレンズの間に、誘電体
多層膜が挿入されてなる部材と、2本以上の光ファイバ
素線を挿入、固定してなるキャピラリとを紫外線硬化型
樹脂からなる接着剤により接合して光部品を製造する方
法であって、前記接着剤に紫外線を照射し、該接着剤を
硬化する工程において、前記接着剤の硬化収縮により生
じる応力をロードセルにより測定し、この応力に応じ
て、前記コリメータレンズと前記キャピラリの接合部
を、両者の長軸方向に、変位させるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1を用いて本発明の光部
品の製造方法を、光合分波器を例に詳しく説明する。図
1(a)は本発明の光部品の製造方法の概略を示す正面
図、図1(b)は本発明の光部品の製造方法の概略を示
す側面図である。先ず、グリンレンズ1、1と誘電体多
層膜2とを接着剤で、グリンレンズ1−誘電体多層膜2
−グリンレンズ1の順に接合し、フィルタモジュール1
0とする。次に、固定ステージ11に形成されたV字溝
12に、フィルタモジュール10を配し、止め具13で
固定する。次に、XYZステージ21の保持部15に形
成されたV字溝16に、光ファイバ素線3、3を挿入、
固定したキャピラリ4を配し、止め具17で固定する。
次に、グリンレンズ1の斜め研磨面1aまたはキャピラ
リ4の斜め研磨面4cに、紫外線硬化型樹脂からなる接
着剤9を塗布する。次に、フィルタモジュール10とキ
ャピラリ4を調芯する。
【0011】本発明で用いられる調芯法では、入射ポー
ト6用光ファイバ素線3から所定強度の光を入射し、出
射ポート7用光ファイバ素線3でその反射光の強度を測
定し、挿入損失が最も小さくなる位置を、最適位置とす
る。フィルタモジュール10とキャピラリ4の接合部で
軸ずれが生じると、入射ポート6用光ファイバ素線3か
ら出射した光は、反射ポート7用光ファイバ素線3から
出射するが、反射光の強度が入射光の強度よりも低下す
る。フィルタモジュール10とキャピラリ4の調芯後、
両者の接合面に塗布した紫外線硬化型樹脂からなる接着
剤9に、紫外線光源に接続されている紫外線照射用ライ
トガイド19から紫外線が発せられ、フィルタモジュー
ル10の長手方向に対して垂直にフィルタモジュール1
0の接合部に入射する。そして、紫外線硬化型樹脂から
なる接着剤9が硬化する。
【0012】しかしながら、接着剤9の硬化による体積
収縮によって生じる引張り応力によって、フィルタモジ
ュール10とキャピラリ4は、その接合部で軸ずれを生
じる。そこで、本発明の光部品の製造方法により、硬化
収縮による引張り応力を解消する。応力を解消するため
の第1の方法としては、接着剤9を硬化する工程におい
て、反射光の強度を測定し、この反射光の強度変化に基
づいて接着剤9の硬化収縮により生じる応力を算出す
る。あらかじめ、調芯時に測定した反射光に基づいて、
基準となる応力を算出しておく。そして、調芯時の応力
となるように、XYZステージ21を調節して、フィル
タモジュール10とキャピラリ4の接合部を、両者の長
軸方向に、変位させる。このときの変位量を、接着剤9
の硬化収縮量に相当する量とする。すると、応力が解消
され、それと同時に軸ずれも解消される。また、応力の
解消を確認するには、反射光の強度が、調芯時の強度に
戻ったことを確認することにより行う。
【0013】第2の方法としては、接着剤9を硬化する
工程において、接着剤9の硬化収縮により生じる応力を
XZYステージ21と保持部15との間に設けたロード
セル20により測定し、あらかじめ、調芯時に測定した
応力との差から、軸ずれを検知する。この応力に応じ
て、XYZステージ21を調節して、調芯時の応力とな
るように、フィルタモジュール10とキャピラリ4の接
合部を、両者の長軸方向に、変位させる。このときの変
位量を、接着剤9の硬化収縮量に相当する量とする。す
ると、応力が解消され、それと同時に軸ずれも解消され
る。
【0014】また、固定ステージ11は、フィルタモジ
ュール10固定用基台で、その上面側の長手方向の中央
部には、直線状のV字溝12が形成されている。止め具
13は、平板状のものであって、固定ステージ11の上
面に固定されているピン14、14が挿通されており、
鉛直方向に可動自在となっている。止め具13は、固定
ステージ11のV字溝12にフィルタモジュール10を
配した後に、これを上方から押さえ、固定するためのも
のである。
【0015】XYZステージ21の保持部15は、ファ
イバ用キャピラリ固定用基台で、その上面側の長手方向
の中央部には、直線状のV字溝16が形成されている。
止め具17は、平板状のものであって、保持部15の上
面に固定されているピン18、18が挿通されており、
鉛直方向に可動自在となっている。そして、保持部15
には、フィルタモジュール10とキャピラリ4の接合方
向、すなわち光合分波器の長手方向と平行になるよう
に、ロードセル20が接合されている。
【0016】ところで、本発明で用いられる0.25ピ
ッチグリンレンズ1は、アルカリガラスなどからなり、
径方向、軸方向に屈折率分布を持つものである。また、
グリンレンズ1は円柱状で、キャピラリ4との接合面
は、斜めに形成されており、寸法は外径1.8mm、長
さ4.7mmとなっている。グリンレンズ1の接合面を
斜めに形成する方法は、グリンレンズ1の末端をその長
手方向に対して垂直に研磨した後、その垂直面と8度の
角度をなすように斜めに研磨する。グリンレンズ1の外
径は、この他に1.0mm、2.0mmから適宜選択可
能である。また、グリンレンズ1の長さは、この他に
4.6mm、4.8mmから適宜選択可能である。この
ように寸法が適宜選択可能であるのは、0.25ピッチ
に対応する長さが、グリンレンズ1の屈折率分布や材質
などによって異なるためである。
【0017】誘電体多層膜2は、例えば、石英ガラスな
どの基板上に、シリカ(SiO2)やチタニア(Ti
2)などの屈折率の異なる薄膜を積層してなるもので
あって、材質や厚さなどは光の波長などによって適宜選
択する。この例においてはSiO2とTa25からなる
薄膜を交互に積層した厚さ約20μm、1.3mm×
1.3mmのものを用いている。
【0018】キャピラリ4は、B25を含有する石英、
ホウケイ酸ガラスなどのガラスからなる円柱状で、グリ
ンレンズ1との接合面は斜めに形成されており、寸法は
外径1.8mm、長さ10mmとなっている。また、細
孔4aは、キャピラリ4の中心部に、キャピラリ4を貫
通するように形成されている。細孔4aの開口部の形状
は、正方形、長方形、菱形などであり、寸法が0.12
6〜0.217mm×0.214〜0.252mm程度
となっている。また、グリンレンズ1とキャピラリ4と
の接合に用いられる接着剤は、エポキシ系、アクリレー
ト系などの紫外線硬化型樹脂からなり、エポキシ系紫外
線硬化型樹脂を用いることが望ましい。
【0019】また、光ファイバ素線3は、シングルモー
ド光ファイバまたは偏波保持光ファイバのどちらであっ
てもよく、これらを組合わせて用いてもよい。シングル
モード光ファイバは、石英ガラスなどからなる光ファイ
バ裸線の上に、紫外線硬化型樹脂などからなる被覆層が
設けられた構造となっている。また、偏波保持光ファイ
バは、石英ガラスなどからなる光ファイバ裸線3aを挟
むように、Ba23をドープしたシリカガラスなどから
なる応力付与部材を配置し、これらの上に紫外線硬化型
樹脂などからなる被覆層が設けられた構造となってい
る。この例において、光ファイバ裸線3aの外径は12
5μm、光ファイバ素線3の外径は250μmである。
【0020】なお、この例の光合分波器の入射用、反射
用、出射用のポート数は、それぞれ少なくとも1つ以上
設けられていれば特に限定せず、必要に応じて2つ以上
設けることもできる。なお、光合分波器は、ひとつのポ
ートに複数の信号光の合波光を入射し、複数のポートの
それぞれから信号光を出射する場合は光分波器として働
き、反対に複数のポートのそれぞれから信号光を入射
し、ひとつのポートからこれらの信号光の合波光を出射
する場合は光合波器として働くものである。
【0021】また、本発明の光部品の製造方法によれ
ば、図2に示すような誘電体多層膜2の代わりに、アイ
ソレータ素子、サーキュレータ素子などの光学素子を用
いた光部品なども製造できる。アイソレータ素子をグリ
ンレンズ1、1の間に組み込むことにより光アイソレー
タを、また、サーキュレータ素子をグリンレンズ1、1
の間に組み込むことにより光サーキュレータを作製する
ことができる。また、誘電体多層膜2とアイソレータ素
子またはサーキュレータ素子の両方を組み込んだ複合素
子の作製も可能である。また、図2に示したようなキャ
ピラリ4、5の代わりに、光ファイバアレイを用いたも
のなども製造可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光合分波
器の製造方法にあっては、調芯後に接着剤を硬化する工
程において、接着剤の体積収縮を解消することで、フィ
ルタモジュールとキャピラリとの間の軸ずれによる光の
挿入損失の増加を防止することができる。また、接着剤
が硬化してなる接着剤層に残留応力が発生することを防
止し、結果として接着強度の低下を防止することができ
る。さらに、接着剤層の残留応力の発生を防止すること
により、光学特性が外部環境の影響を受け難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)は本発明の光部品の製造方法の概
略を示す正面図、図1(b)は本発明の光部品の製造方
法の概略を示す側面図である。
【図2】 光合分波器の一例を示す図である。
【図3】 図3(a)は従来の光部品の製造方法の概略
を示す正面図、図3(b)は従来の光部品の製造方法の
概略を示す側面図である。
【符号の説明】
1…グリンレンズ、2…誘電体多層膜、3…光ファイバ
素線、4…キャピラリ、9…接着剤、11…固定ステー
ジ、12,16…V字溝、13,17…止め具、14,
18…ピン、15…保持部、19…紫外線照射用ライト
ガイド、20…ロードセル、21…XYZステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西脇 賢治 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 百津 仁博 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 浅野 健一郎 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 細谷 英行 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのコリメータレンズの間に、誘電体
    多層膜が挿入されてなる部材と、2本以上の光ファイバ
    を挿入、固定してなるキャピラリとを紫外線硬化型樹脂
    からなる接着剤により接合して光部品を製造する方法で
    あって、 前記接着剤に紫外線を照射し、該接着剤を硬化する工程
    において、 前記光ファイバの一方に所定強度の光を入射し、他方の
    光ファイバで反射光の強度を測定し、この反射光の強度
    変化に基づいて前記接着剤の硬化収縮により生じる応力
    を算出し、 この応力に応じて、前記コリメータレンズと前記キャピ
    ラリの接合部を、両者の長軸方向に、変位させることを
    特徴とする光部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 2つのコリメータレンズの間に、誘電体
    多層膜が挿入されてなる部材と、2本以上の光ファイバ
    素線を挿入、固定してなるキャピラリとを紫外線硬化型
    樹脂からなる接着剤により接合して光部品を製造する方
    法であって、 前記接着剤に紫外線を照射し、該接着剤を硬化する工程
    において、 前記接着剤の硬化収縮により生じる応力をロードセルに
    より測定し、 この応力に応じて、前記コリメータレンズと前記キャピ
    ラリの接合部を、両者の長軸方向に、変位させることを
    特徴とする光部品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002196284A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Fujikura Ltd 光部品とその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002196284A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Fujikura Ltd 光部品とその製造方法
JP4554067B2 (ja) * 2000-12-26 2010-09-29 株式会社フジクラ 光部品とその製造方法

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