JP2002196055A - 3軸磁気センサ、全方位磁気センサおよびそれらを用いた方位測定方法 - Google Patents

3軸磁気センサ、全方位磁気センサおよびそれらを用いた方位測定方法

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    • H04M2250/12Details of telephonic subscriber devices including a sensor for measuring a physical value, e.g. temperature or motion

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話に地磁気センサを組み込むと、利用
者の姿勢や持ち方により、地磁気センサが傾斜し、正確
な方位の測定ができない。 【解決手段】 基板を本体として形成され、基板と平行
な平面に規定される磁気ベクトルの2軸成分を検出する
フラックスゲート型磁気センサ100と、磁気ベクトル
の基板とは垂直な方向の成分を検出するホール素子24
と、基板の傾斜角を検出する傾斜センサ22と、CPU
20とを含み、ハイブリッドICとして一体に構成され
たハイブリッド磁気センサ200を提供する。検出され
る3次元の磁気ベクトルは、基板の傾斜を考慮して補正
されるので、地磁気の正確な方位を算出することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地磁気の測定技術
に関する。特に本発明は、方位算出の誤差を補正するこ
とのできる地磁気センサ及び方位測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地磁気センサは、観測地点の方位を測定
するために用いられる。地磁気センサは観測地点におい
て水平面上に設置され、水平面上の地磁気ベクトルの2
軸成分を検出する。地磁気センサが検出する2軸成分か
ら磁方位が算出される。地磁気センサは自動車のナビゲ
ーションシステムにも用いられており、着磁による影響
を補正するためあらかじめキャリブレーションが行われ
た後、出荷されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、地図情報を携帯
電話や携帯端末に表示する用途が広がっている。この状
況に鑑み、本出願人は、まず地磁気センサを携帯電話や
携帯端末などの携帯機器へ組み込むことを想定し、その
実現を検討する段階で以下の課題を認識するに至った。
すなわち、所持者が携帯機器をもつときの姿勢や持ち方
によって携帯機器はあらゆる方向を向きうるのであっ
て、また携帯機器の方向は一定には定まらず絶えず変化
する。したがって携帯機器に搭載される地磁気センサは
水平位置に対してあらゆる傾斜角をもって傾斜し、その
傾斜角は絶えず変動する。したがってこのような使用環
境においては、着磁による影響や、姿勢や持ち方の変化
による影響をリアルタイムに排除し、地磁気ベクトルの
検出信号を自動的に補正することが必要となる。
【0004】本出願人は以上の認識に基づき本発明をな
したもので、その目的は、小型で着磁や傾斜に対する補
正が自動的に行える地磁気センサ及びその地磁気センサ
を用いた方位測定方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本出願人は、特願200
0−104689号において、2軸磁気センサを組み込
んだ携帯端末装置を提案し、携帯端末装置の方位に、携
帯端末装置に表示される地図の方位を合わせて地図を加
工できる位置情報表示システムを提案している。本出願
人はさらに、システムの利便性を高めるために、磁気セ
ンサに傾斜センサを組み込み、傾斜に対する補正が自動
的に行える全方位磁気センサを提案するものである。
【0006】本発明のある態様は、3軸磁気センサに関
する。3軸磁気センサは、2軸磁気センサと磁気検出素
子とをハイブリッドICとして一体に構成したものであ
る。2軸磁気センサは、基板を本体として形成され、前
記基板と平行な平面に規定される磁気ベクトルの2軸成
分を検出する。磁気検出素子は、前記磁気ベクトルの前
記平面とは垂直な方向の成分を検出する。これにより、
3軸磁気センサは地磁気の磁気ベクトルを3軸成分を検
出することが可能となる。磁気検出素子として、ホール
効果によって磁気を検出するホール素子などの磁気感応
素子、または強磁性体の磁化に伴い電気抵抗が変化する
現象によって磁気を検出するMR素子などの磁気抵抗効
果素子を用いてもよい。
【0007】2軸磁気センサは、磁気ベクトルの2軸成
分を検出するためのコイルパターンが、積層される基板
にわたって形成されてなるものであってもよい。2軸磁
気センサは、アモルファスリングコイルを核として、前
記基板と平行な平面のX軸方向の磁界成分を検出するコ
イル基板と、前記平面のY軸方向の磁界成分を検出する
コイル基板とを励磁用のコイル基板の外面に積層してな
るものフラックスゲート型磁気センサであってもよい。
【0008】2軸磁気センサと磁気検出素子とを一体化
する実装形態として、2軸磁気センサが形成される基板
は磁気検出素子から出力される検出信号を伝達するため
のパターンを有し、磁気検出素子が基板上に実装された
とき、前記検出信号が前記パターンを介して基板に直接
導入されるようにしてもよい。
【0009】前記2軸磁気センサと前記磁気検出素子の
出力信号を処理する信号処理部をさらに含み、前記信号
処理部は、検出された磁気の強度を算出し、前記2軸磁
気センサが検出する磁気ベクトルの2軸成分の補正を行
ってもよい。この信号処理部は、当該3軸磁気センサに
一体化されて基板に形成されてもよく、または当該3軸
磁気センサの外部にあって、出力信号を受け取り、所定
の信号処理を行ってもよい。
【0010】本発明の別の態様は、全方位磁気センサに
関する。全方位磁気センサは、基板上に形成され、3次
元の磁気ベクトルを検出する3軸磁気センサと、前記基
板の傾斜角を検出する傾斜センサとをハイブリッドIC
として一体に構成したものである。「基板上に形成され
る」とは、たとえば、3軸磁気センサの少なくとも一部
の構成要素が基板を本体として形成され、3軸磁気セン
サの他の構成要素が基板の外側に装着される場合や、3
軸磁気センサの全部の構成が基板を本体として形成され
る場合などを含む。一例として、基板と平行な平面に規
定される磁気ベクトルの2軸成分を検出する2軸磁気セ
ンサが、基板を本体として形成されて、前記磁気ベクト
ルの前記平面とは垂直な方向の成分を検出する磁気検出
素子が、基板上に形成されたパターンに接続される形で
装着されてもよい。
【0011】傾斜センサは、前記基板と平行な平面に規
定されるx軸方向の傾斜角とy軸方向の傾斜角を検出し
てもよい。傾斜センサは、3軸方向の傾斜による変位を
検出してもよい。このような傾斜センサは、2軸方向ま
たは3軸方向の変位を検出する加速度センサまたは角速
度センサであってもよい。
【0012】前記基板は前記傾斜センサから出力される
検出信号を伝達するためのパターンを有し、前記傾斜セ
ンサが前記基板上に実装されたとき、前記検出信号が前
記パターンを介して前記基板に直接導入されるようにし
てもよい。
【0013】前記基板から外に向けて延びる形にて、そ
の基板に装着されるフィルム基板をさらに含み、前記傾
斜センサを前記フィルム基板の上に実装し、前記フィル
ム基板を前記基板の方へ折り返し、全体を固着して形成
してもよい。
【0014】前記3軸磁気センサは、前記基板を本体と
して形成され、前記基板と平行な平面に規定される磁気
ベクトルの2軸成分を検出する2軸磁気センサと、前記
磁気ベクトルの前記平面とは垂直な方向の成分を検出す
る磁気検出素子とを含んでもよい。前記磁気検出素子
は、前記フィルム基板の上に実装してもよい。前記フィ
ルム基板の上に素子を実装する方式は、フリップチップ
方式であってもよい。
【0015】前記3軸磁気センサと前記傾斜センサの出
力信号を処理する信号処理部をさらに含み、前記信号処
理部は、前記3軸磁気センサが検出する3次元の磁気ベ
クトルと前記傾斜センサが検出する傾斜角に基づいて、
水平磁界成分を算出してもよい。前記信号処理部は、前
記傾斜センサが検出する3軸方向の傾斜による変位に基
づいて、前記傾斜角の補正を行い、前記3軸磁気センサ
が検出する3次元の磁気ベクトルと補正された前記傾斜
角に基づいて、水平磁界成分を算出してもよい。前記信
号処理部は、前記3次元の磁気ベクトルから計算される
磁気の強度に基づいて、前記水平磁界線分の補正を行っ
てもよい。
【0016】本発明の別の態様は、方位測定方法に関す
る。方位測定方法は、3次元の磁気ベクトルの検出信号
を受け取る過程と、前記磁気ベクトルを規定する3次元
座標が地平面となす傾斜角の検出信号を受け取る過程
と、前記3次元の磁気ベクトルから計算される磁界強度
を用いて、3次元の磁気ベクトルの検出信号を補正する
過程と、補正された前記3次元の磁気ベクトルを前記傾
斜角に基づいて座標変換し、水平磁界成分を算出する過
程とを含む。前記傾斜角の検出信号を受け取る過程にお
いて、重力の3軸成分を検出して、前記傾斜角の検出信
号を補正してもよい。前記水平磁界成分に基づいて方位
角を算出する過程をさらに含んでもよい。
【0017】なお、以上の構成要素の任意の組合せや、
本発明を方法、センサ、システムなどとして表現したも
のもまた、本発明の態様として有効である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を説明
する。図1から図3を用いて、第1の実施の形態に係る
全方位磁気センサの構成を説明する。図1において、全
方位磁気センサに用いられる2軸磁気センサの構成を説
明し、図2において、全方位磁気センサに用いられる傾
斜センサの構成を説明し、図3において、全方位磁気セ
ンサ全体の構成を示す。
【0019】図1は、2軸地磁気センサの一例であるフ
ラックスゲート型磁気センサ100の分解説明図であ
る。フラックスゲート型磁気センサ100は、特開平9
−43322号公報および特開平11−118892号
公報に開示されるフラックスゲート型の磁気センサであ
り、リング状のアモルファスコアによって形成されたリ
ングコア9を核として、その上下面に、励磁コイルパタ
ーン12がエッチングされた励磁コイル用基板8、Yコ
イルパターン11がエッチングされたY軸方向磁界検出
コイル基板7、Xコイルパターン10がエッチングされ
たX軸方向磁界検出コイル基板6が、同図に示された順
に積層されてなる。
【0020】図2は、傾斜センサ22の原理説明図であ
る。重錘体34を圧電素子の一例であるピエゾ素子32
A〜Dによって筐体30から支える構造であり、重錘体
34の変位をピエゾ素子32A〜Dが検出することによ
り、傾斜を測定することができる。
【0021】図3(A)、(B)は、全方位磁気センサ
の一例であるハイブリッド磁気センサ200の構成図で
ある。図3(A)に、ハイブリッド磁気センサ200の
上面図、図3(B)に、ハイブリッド磁気センサ200
の断面図を示す。ハイブリッド磁気センサ200は、フ
ラックスゲート型磁気センサ100を基板として、その
基板に形成されたパターン上に演算処理部としてのCP
U20、傾斜センサ22、及び磁気検出素子の一例とし
てのホール素子24がボンディング28により装着さ
れ、シリコン樹脂26で全体を固め、ハイブリッド型に
一体化したものである。傾斜センサ22とホール素子2
4が出力する検出信号がパターンを介して基板に直接に
導入され、CPU20はフラックスゲート型磁気センサ
100が出力する検出信号とともに、傾斜センサ22と
ホール素子24の検出信号を受け取り、後述の補正計算
を行い、補正された信号を出力することができるように
構成される。ホール素子24は基板とは垂直な方向の磁
気成分を検出する。フラックスゲート型磁気センサ10
0とホール素子24の組み合わせにより3次元の磁気ベ
クトルを検出可能な3軸磁気センサが構成される。磁気
検出素子として、ホール素子24などの磁気感応素子を
用いてもよく、MR素子などの磁気抵抗効果素子を用い
てもよい。
【0022】図4は、他の製造工程で実現されるハイブ
リッド磁気センサ200の概略図である。フラックスゲ
ート型磁気センサ100の端部にフィルム基板40A〜
Cが装着され、フィルム基板40A〜Cに形成されたパ
ターンにCPU20、傾斜センサ22、およびホール素
子24が実装される。フィルム基板40A〜Cはフラッ
クスゲート型磁気センサ100の方へ折り畳まれて、全
体が固着される。フィルム基板40A〜C上への素子の
配置は設計の自由度があり、CPU20、傾斜センサ2
2、およびホール素子24を含む素子をいずれのフィル
ム基板40A〜C上に実装してもよく、フィルム基板4
0A〜Cのすべてを用いる必要はなく、少なくとも1つ
のフィルム基板にそれらの素子を実装してもよい。この
ようにフィルム基板を用いてハイブリッド磁気センサ2
00を形成した場合、ボンディングがない分、厚さを減
らすことができる。
【0023】図3、図4のいずれの構成によっても、ハ
イブリッド磁気センサ200は、2次元平面における2
軸の磁気成分を検出する2軸磁気センサが実装される基
板上に、基板とは垂直な方向の磁気成分を検出する磁気
検出素子と、基板の傾斜を検出する傾斜センサが一体化
して実装されるハイブリッドIC型の構成であり、複数
のセンサの融合による小型化が図られている。
【0024】図5は、ハイブリッド磁気センサ200の
機能構成図である。フラックスゲート型磁気センサ10
0から基板の平面で規定される2次元座標軸におけるX
軸、Y軸方向の磁界成分x、yが出力される。ホール素
子24から基板の平面とは垂直な方向のZ軸方向の磁界
成分zが出力される。傾斜センサ22からは、X軸方向
の傾斜角α(以下「ピッチ角」ともいう)、Y軸方向の
傾斜角β(以下「ロール角」ともいう)が出力される。
【0025】ハイブリッド磁気センサ200は携帯電話
などに内蔵され、ユーザは携帯電話を自由な角度で手に
持って使用する。そのような状況下では、水平磁界がフ
ラックスゲート型磁気センサ100に入射する角度、す
なわち地磁気の仰角の違いが検知感度に著しい影響を与
える。そこで、ハイブリッド磁気センサ200の基板の
傾斜を求め、水平面に座標変換して、水平時の磁気ベク
トルを求める。
【0026】CPU20は、座標変換部202と方位角
算出部204とを有する。座標変換部202は、磁気ベ
クトル(x,y,z)と、ピッチ角α、ロール角βに基
づいて、傾斜による影響を排除する補正計算を行い、ハ
イブリッド磁気センサ200の基板が地平面に対して水
平に置かれた場合に検出される水平時の磁気ベクトル
(xh,yh,zh)を算出する。方位角算出部204
は、水平時の磁気ベクトル(xh,yh,zh)を入力
し、地磁気の方位角θを算出する。方位角算出部204
はさらに地磁気の伏角φを算出してもよい。
【0027】図6は、ハイブリッド磁気センサ200の
CPU20が行う補正計算のフローチャートである。座
標変換部202は、傾斜センサ22からピッチ角αとロ
ール角βを取得し(S10)、フラックスゲート型磁気
センサ100から磁気ベクトルのX軸方向、Y軸方向の
成分x、y、およびホール素子24から磁気ベクトルの
Z軸方向の成分zを取得する(S12)。座標変換部2
02は、ハイブリッド磁気センサ200の基板が地平面
に対して水平に置かれた場合の水平時の磁気ベクトル
(xh,yh,zh)を求める(S14)。具体的な補
正計算は次のように行う。
【0028】ハイブリッド磁気センサ200の基板が水
平時の空間座標系のX軸回りにα、Y軸回りにβだけ傾
斜しているときの磁気ベクトルが(x,y,z)である
から、水平時の磁気ベクトル(xh,yh,zh)は、
磁気ベクトル(x,y,z)を次式のようにY軸回りに
−β、X軸回りに−αだけ回転させることにより得られ
る。
【0029】
【数1】 これより、水平時の磁気ベクトル(xh,yh,zh)
は、
【数2】 と求められる。
【0030】方位角算出部204は、座標変換後の磁気
ベクトルのX軸成分xh、Y軸成分yhから、地磁気の
方位角θを次式により求める(S16)。 θ=arctan(yh/xh) (3) 方位角算出部204は、さらに地磁気の伏角、すなわち
地磁気ベクトルと水平磁界ベクトル(xh,yh)との
なす角φを次式により求めてもよい。 φ=arccos(H/r) (4) ただし、Hは水平磁界ベクトル(xh,yh)の大きさ
であり、rは磁気ベクトル(xh,yh,zh)の大き
さ、すなわち磁界強度である。
【0031】磁界強度rは着磁等による地磁気の検出誤
差を補正するために用いられる。一般に磁気センサは、
磁気センサ自身の着磁による影響や、磁気センサが実装
される装置が帯びる磁気の影響を受けるため、出力値の
補正が必要である。特に、ハイブリッド磁気センサ20
0は携帯電話や携帯端末に実装され、ユーザが持ち歩く
ため、都市部や交通網の発達している地域などで機器が
磁界を帯びたり、鉄筋構造物の近辺で、相手の対象物が
帯びた磁気を拾ってしまい、自然には発生しない動的な
磁界が混在することがある。このような自然磁界以外の
強磁界が磁気センサに入射し、飽和状態となり、地磁気
の検出ができなくなることが起こる。
【0032】磁気センサの着磁等の影響を除くために、
一般的には、使用場所においてキャリブレーションが行
われている。磁気センサを水平に設置した状態で、鉛直
方向、すなわちZ軸の回りに360度回転させ、X軸方
向の出力値と、Y軸方向の出力値が作る円の中心点を求
め、その中心点の座標値を補正のためのオフセットとし
て用いることが行われる。しかしながら、ハイブリッド
磁気センサ200は携帯電話や携帯端末等に内蔵され、
ユーザが携帯して任意の場所で使用するものであるか
ら、ユーザに使用の度にキャリブレーションを課するの
は適当ではない。
【0033】そこで、測定された磁界強度rにより、着
磁等の強磁界の影響をとらえ、強磁界のX軸成分、Y軸
成分をハイブリッド磁気センサ200の出力値のオフセ
ットとして用いて、強磁界の影響をキャンセルする。測
定された磁界強度から強磁界を排除するために、初期磁
界強度や検出される可能性のある磁界強度の範囲をあら
かじめテーブルの形にてメモリに格納する。実際に測定
された磁界強度とテーブルに格納されたデータとを相互
補完して、自然磁界以外の磁界成分の影響をキャンセル
して検出値の補正処理を行う。また設定された磁界強度
の範囲を超える強磁界が検出された場合は、検出値を破
棄し、測定を無効にしてもよい。
【0034】一般に、磁気センサは使用する度にキャリ
ブレーションを行わないと正確な地磁気の強さと方位を
求めることができないが、本実施形態のハイブリッド磁
気センサ200は、Z軸方向の磁界成分を検出できるホ
ール素子24を備えたことにより、強磁界を検出するこ
とができ、CPU20にて補正処理により自然磁界を正
確に算出することができる。したがって、ハイブリッド
磁気センサ200は、使用時に自動的なキャリブレーシ
ョンを行ったことに相当する効果をもたらす。これはハ
イブリッド磁気センサ200を携帯機器に内蔵する上で
非常に有利である。
【0035】本発明の第2の実施の形態を説明する。第
1の実施の形態では、ハイブリッド磁気センサ200の
傾斜を検出するために、X軸回り、Y軸回りの傾斜角を
検出する2軸の傾斜センサ22を用いた。第2の実施形
態では、さらにZ軸回りの傾斜角も検出できる3軸の傾
斜センサを設けた点が第1の実施形態と異なり、その他
の構成は第1の実施形態と同じである。
【0036】第1の実施の形態では、3軸の磁気センサ
を用いて着磁等による強磁界を測定することにより、自
動的なキャリブレーションを可能にした。第2の実施の
形態では、傾斜センサについても自動的なキャリブレー
ションを可能とするために、3軸の傾斜センサが用いら
れる。
【0037】第2の実施の形態で用いる3軸の傾斜セン
サは、第1の実施形態で説明した図2の傾斜センサ22
と構成は同じであり、重力による重錘体34の変位の3
軸成分を検出する。これにより、ハイブリッド磁気セン
サ200の基板とともに動く動座標系において重力ベク
トル(gx,gy,gz)を得ることができる。したが
って、ハイブリッド磁気センサ200の基板の傾き、す
なわち基板の法線方向と鉛直方向のなす角ψを知ること
ができる。この情報を用いて、傾斜センサのX軸、Y軸
の出力信号の補正を行う。得られた重力ベクトルが
(0,0,g)であり、Z軸の出力信号がゼロなら、基
板は水平であり、補正は不要である。
【0038】一般に、傾斜センサにおいても、傾斜角の
正確な値を得るためには、傾斜センサを水平に設置した
状態でキャリブレーションを行い、出力値の補正をする
必要がある。2軸の傾斜センサでは、X軸、Y軸の出力
値しか得られないため、傾斜センサ自体が傾いているか
どうかがわからないため、水平状態でのキャリブレーシ
ョンが必要となる。3軸の傾斜センサを用いたことによ
り、Z軸の出力信号を得ることができ、Z軸の出力信号
をリファレンスに用いてX軸、Y軸回りの傾斜角の補正
が可能である。これにより、水平に設置した状態で使用
前に行うキャリブレーションが不要となり、使用時に自
動的なキャリブレーションを行ったことに相当する効果
をもたらす。
【0039】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図7は、第3の実施の形態に係るハイブリッド磁気
センサ200の上面図である。フラックスゲート型磁気
センサ100を基板として上部にCPU20、傾斜セン
サ23、およびホール素子24が実装される。本実施形
態の傾斜センサ23は、第1の実施の形態で説明した図
2の傾斜センサ22と同じ構成であるが、柔軟性のある
ゲルシリコン50で覆われ、外気圧とセンサ内の内圧と
の差により、外気圧も検出できる点が異なる。ハイブリ
ッド磁気センサ200の他の構成は第1の実施の形態で
説明した図3と同じであり、傾斜センサ22を除いて全
体がシリコン樹脂26で固められる。このように実装さ
れたハイブリッド磁気センサ200は、観測地点の方位
とともに、外気圧から高度を計測することができる。
【0040】次に、本発明の第4の実施の形態として、
第1から第3の実施の形態のいずれかのハイブリッド磁
気センサ200を用いた方位測定システムを説明する。
図8は、第4の実施形態の方位測定システムの説明図で
ある。携帯電話110は、ハイブリッド磁気センサ20
0と、GPS受信部102を内蔵する。携帯電話110
は、複数のGPS衛星114から位置情報を受信する。
位置情報は観測地点の緯度、経度を含む。携帯電話11
0は受信した位置情報を地上局112に送信する。地上
局112は、サーバ116と、地図データ118と、G
PSアンテナ120とを有する。地上局112の緯度、
経度は正確にわかっており、サーバ116は、地上局1
12の既知の緯度、経度を参照データとして用い、GP
Sアンテナ120が複数のGPS衛星114から受信す
る位置情報を用いて、携帯電話110が送信する位置情
報を補正し、正確な位置情報を携帯電話110へ送信す
る。またサーバ116は、携帯電話110が要求する現
在位置の全磁力データを地図データ118から抽出して
携帯電話110へ送信する。またサーバ116は、携帯
電話110の現在位置に基づいて地図情報を地図データ
118から抽出して携帯電話110へ送信する。携帯電
話110はハイブリッド磁気センサ200により測定し
た地磁気の方位に基づいて、地図情報を加工して表示す
る。
【0041】図9は、携帯電話110の機能構成図であ
る。携帯電話110の通話機能などは省略し、本発明の
方位測定技術に関わる機能を図示する。携帯電話110
は、GPS衛星114からGPS信号を受信するGPS
受信部102と、地上局112から全磁力データを取得
する全磁力取得部104と、ハイブリッド磁気センサ2
00と、地図情報処理部206と、表示部208とを有
する。ハイブリッド磁気センサ200は、フラックスゲ
ート型磁気センサ100と、傾斜センサ22と、座標変
換部202と、方位角算出部204とを有する。
【0042】GPS受信部102は観測地点の位置情報
をGPS衛星114から受信し、全磁力取得部104
は、GPS受信部102が受信する位置情報を地上局1
12に送信して、地上局112から観測地点の全磁力r
を受信する。全磁力取得部104は全磁力rを座標変換
部202に入力する。フラックスゲート型磁気センサ1
00が検出して出力する磁気ベクトルのX軸、Y軸成分
x、yと、傾斜センサ22が出力するピッチ角α、ロー
ル角βが、座標変換部202に入力される。座標変換部
202は、磁気ベクトルのX軸成分x、Y軸成分y、全
磁力rに基づいて、磁気ベクトルのZ軸成分zを求め、
ピッチ角αとロール角βを用いて、座標変換により、水
平時の磁気ベクトル(xh、yh、zh)を求める。方
位角算出部204は水平時の磁気ベクトルに基づいて地
磁気の方位角θを算出し、地図情報処理部206に出力
する。
【0043】地図情報処理部206は、地上局112か
ら受信した地図データを方位角θに基づいて加工し、表
示部208は加工された地図データを画面に表示する。
たとえば、地図情報処理部206は、測定された地磁気
の方位角θに地図の方位を合わせて地図を回転させる。
携帯電話110の画面には携帯電話110の所持者が向
いている方位に合わされた地図が表示される。
【0044】図10は、本実施形態の方位測定方法のフ
ローチャートである。座標変換部202は、傾斜センサ
22からピッチ角α、ロール角βを取得し(S20)、
フラックスゲート型磁気センサ100から磁気ベクトル
のX軸成分x、Y軸成分yを取得する(S22)。GP
S受信部102は現在位置情報を取得し(S24)、全
磁力取得部104は現在位置情報を地上局112のサー
バ116へ送信し、サーバ116から現在位置の全磁力
rを受信する(S26)。座標変換部202は、全磁力
rと磁気ベクトルのX軸成分x、Y軸成分yより磁気ベ
クトルのZ軸成分zを次式により算出する(S28)。
【数3】 座標変換部202は、ピッチ角αとロール角βを用い
て、前述の(2)式の座標変換により、水平時の磁気ベ
クトル(xh、yh、zh)を求める(S30)。方位
角算出部204は、座標変換後の磁気ベクトルのX軸成
分xh、Y軸成分yhから前述の(3)式により方位角
θを算出する(S32)。
【0045】ハイブリッド磁気センサ200として第3
の実施の形態で説明した、図7の高度検出が可能なハイ
ブリッド磁気センサ200を用いて、観測地点の緯度、
経度とともに観測地点の高度を地上局112のサーバ1
16へ送信してもよい。また、サーバ116が地域ごと
に現在の気圧データを保持しており、携帯電話110に
気圧データが提供され、気圧データを用いて、ハイブリ
ッド磁気センサ200が検出する高度の検出値の補正が
行われてもよい。
【0046】また、上記の説明ではハイブリッド磁気セ
ンサ200は、Z軸方向の磁界成分を検出していない
が、ホール素子24を用いて、Z軸方向の磁界成分を検
出し、磁界強度を求め、サーバ116から得た全磁力r
と比較して、着磁等による強磁界の影響を補正してもよ
い。
【0047】以上述べたように、上記の実施の形態に係
るハイブリッド磁気センサ200は、フラックスゲート
型磁気センサ100が基板を本体として形成され、基板
にホール素子24と傾斜センサ22が実装されて一体化
した構成であるため、小型化を図ることができる。
【0048】またハイブリッド磁気センサ200は、傾
斜に対する自動補正により、ハイブリッド磁気センサ2
00がいかなる方向に傾斜しても、また傾斜角が一定に
定まらない場合でも、傾斜による影響を排除するため自
動で補正をかけることができ、携帯電話や携帯端末など
の携帯機器に簡便に形成することができる。従来の磁気
方位センサが振り子など機械的な水平保持機能でキャリ
ブレーションを行っていたことと比べて、このように形
成されたハイブリッド磁気センサ200は、純電子式の
ため、応答性に優れ、機械的な接点がないため半永久的
な使用が可能となり、また構造上全姿勢に対応させるこ
とが可能である。
【0049】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。実施の形態は例示であり、各構成要素や各処理プロ
セスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそ
うした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解
されるところである。
【0050】そのような変形例を説明する。上記の説明
では、ハイブリッド磁気センサ200にCPU20を設
けたが、さらにメモリを設けて、補正用のテーブルを格
納するようにしてもよい。また、CPU20やメモリを
ハイブリッド磁気センサ200には実装せず、ハイブリ
ッド磁気センサ200が検出する信号を外部に取り出し
て、外部に設けられたマイクロコンピュータにより、補
正などの計算処理を行ってもよい。また、上記の説明で
は、磁気センサと傾斜センサを同一基板にて一体化して
形成したが、磁気センサと傾斜センサを一体化せずに別
の基板上に設けて、両者の出力信号を一つのCPU20
で処理するように構成してもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、傾斜による影響を排除
する補正を行い、地磁気の方位を正確に測定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係る全方位磁気センサに
用いられるフラックスゲート型磁気センサの分解説明図
である。
【図2】 全方位磁気センサに用いられる傾斜センサの
原理説明図である。
【図3】 全方位磁気センサの一例であるハイブリッド
磁気センサの構成図である。
【図4】 他の製造工程で実現されるハイブリッド磁気
センサの概略図である。
【図5】 ハイブリッド磁気センサの機能構成図であ
る。
【図6】 ハイブリッド磁気センサのCPUが行う補正
計算のフローチャートである。
【図7】 第3の実施の形態に係るハイブリッド磁気セ
ンサの上面図である。
【図8】 第4の実施の形態に係るハイブリッド磁気セ
ンサを用いた方位測定システムの説明図である。
【図9】 ハイブリッド磁気センサを内蔵する携帯電話
の機能構成図である。
【図10】 方位測定方法のフローチャートである。
【符号の説明】
6 X軸方向磁界検出コイル基板、 7 Y軸方向磁界
検出コイル基板、 8励磁コイル用基板、 9 リング
コア、 10 Xコイルパターン、 11Yコイルパタ
ーン、 12 励磁コイルパターン、 20 CPU、
22,23 傾斜センサ、 24 ホール素子、 2
6 シリコン樹脂、 32 ピエゾ素子、 40 フィ
ルム基板、 50 ゲルシリコン、 100 フラック
スゲート型磁気センサ、 102 GPS受信部、 1
04 全磁力取得部、 116 サーバ、 200 ハ
イブリッド磁気センサ、 202 座標変換部、 20
4 方位角算出部。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を本体として形成され、前記基板と
    平行な平面に規定される磁気ベクトルの2軸成分を検出
    する2軸磁気センサと、 前記磁気ベクトルの前記平面とは垂直な方向の成分を検
    出する磁気検出素子とをハイブリッドICとして一体に
    構成したことを特徴とする3軸磁気センサ。
  2. 【請求項2】 前記2軸磁気センサは、磁気ベクトルの
    2軸成分を検出するためのコイルパターンが、積層され
    る基板にわたって形成されてなることを特徴とする請求
    項1に記載の3軸磁気センサ。
  3. 【請求項3】 前記基板は前記磁気検出素子から出力さ
    れる検出信号を伝達するためのパターンを有し、前記磁
    気検出素子が前記基板上に実装されたとき、前記検出信
    号が前記パターンを介して前記基板に直接導入されるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の3軸磁気セン
    サ。
  4. 【請求項4】 前記2軸磁気センサと前記磁気検出素子
    の出力信号を処理する信号処理部をさらに含み、前記信
    号処理部は、検出された磁気の強度を算出し、前記2軸
    磁気センサが検出する磁気ベクトルの2軸成分の補正を
    行うことを特徴とする請求項3に記載の3軸磁気セン
    サ。
  5. 【請求項5】 基板上に形成され、3次元の磁気ベクト
    ルを検出する3軸磁気センサと、 前記基板の傾斜角を検出する傾斜センサとをハイブリッ
    ドICとして一体に構成したことを特徴とする全方位磁
    気センサ。
  6. 【請求項6】 前記基板は前記傾斜センサから出力され
    る検出信号を伝達するためのパターンを有し、前記傾斜
    センサが前記基板上に実装されたとき、前記検出信号が
    前記パターンを介して前記基板に直接導入されることを
    特徴とする請求項5に記載の全方位磁気センサ。
  7. 【請求項7】 前記基板から外に向けて延びる形にて、
    その基板に装着されるフィルム基板をさらに含み、前記
    傾斜センサを前記フィルム基板の上に実装し、前記フィ
    ルム基板を前記基板の方へ折り返し、全体を固着して形
    成されたことを特徴とする請求項5に記載の全方位磁気
    センサ。
  8. 【請求項8】 前記3軸磁気センサは、前記基板を本体
    として形成され、前記基板と平行な平面に規定される磁
    気ベクトルの2軸成分を検出する2軸磁気センサと、 前記磁気ベクトルの前記平面とは垂直な方向の成分を検
    出する磁気検出素子とを含むことを特徴とする請求項5
    から7のいずれかに記載の全方位磁気センサ。
  9. 【請求項9】 前記傾斜センサは、前記基板と平行な平
    面に規定されるx軸方向の傾斜角とy軸方向の傾斜角を
    検出することを特徴とする請求項5から8のいずれかに
    記載の全方位磁気センサ。
  10. 【請求項10】 前記傾斜センサは、3軸方向の傾斜に
    よる変位を検出することを特徴とする請求項5から8の
    いずれかに記載の全方位磁気センサ。
  11. 【請求項11】 前記3軸磁気センサと前記傾斜センサ
    の出力信号を処理する信号処理部をさらに含み、前記信
    号処理部は、前記3軸磁気センサが検出する3次元の磁
    気ベクトルと前記傾斜センサが検出する傾斜角に基づい
    て、水平磁界成分を算出することを特徴とする請求項5
    から9のいずれかに記載の全方位磁気センサ。
  12. 【請求項12】 前記3軸磁気センサと前記傾斜センサ
    の出力信号を処理する信号処理部をさらに含み、前記信
    号処理部は、前記傾斜センサが検出する3軸方向の傾斜
    による変位に基づいて、前記傾斜角の補正を行い、前記
    3軸磁気センサが検出する3次元の磁気ベクトルと補正
    された前記傾斜角に基づいて、水平磁界成分を算出する
    ことを特徴とする請求項10に記載の全方位磁気セン
    サ。
  13. 【請求項13】 前記信号処理部は、前記3次元の磁気
    ベクトルから計算される磁気の強度に基づいて、前記水
    平磁界線分の補正を行うことを特徴とする請求項11ま
    たは12に記載の全方位磁気センサ。
  14. 【請求項14】 3次元の磁気ベクトルの検出信号を受
    け取る過程と、 前記磁気ベクトルを規定する3次元座標が地平面となす
    傾斜角の検出信号を受け取る過程と、 前記3次元の磁気ベクトルから計算される磁界強度を用
    いて、3次元の磁気ベクトルの検出信号を補正する過程
    と、 補正された前記3次元の磁気ベクトルを前記傾斜角に基
    づいて座標変換し、水平磁界成分を算出する過程とを含
    むことを特徴とする方位測定方法。
  15. 【請求項15】 前記傾斜角の検出信号を受け取る過程
    において、重力の3軸成分を検出して、前記傾斜角の検
    出信号を補正することを特徴とする請求項14に記載の
    方位測定方法。
  16. 【請求項16】 前記水平磁界成分に基づいて方位角を
    算出する過程をさらに含むことを特徴とする請求項14
    または15に記載の方位測定方法。
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