JP2002195282A - 自在継手用ブーツ - Google Patents

自在継手用ブーツ

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JP2002195282A JP2000398381A JP2000398381A JP2002195282A JP 2002195282 A JP2002195282 A JP 2002195282A JP 2000398381 A JP2000398381 A JP 2000398381A JP 2000398381 A JP2000398381 A JP 2000398381A JP 2002195282 A JP2002195282 A JP 2002195282A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長寿命で耐久性に優れる自在継手用ブーツを
提供する。 【解決手段】 ブーツ11の成形角度21(第1固定部
12の中心軸30と第2固定部13の中心軸32との交
差角度)を0度より大きくとることにより、ステアリン
グが中立位置近傍にあるときのブーツの蛇腹部14にか
かる歪みを低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等のステア
リング機構に使用される自在継手用ブーツに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】特開平7−293574号公報に掲載さ
れている自動車のステアリング装置等に使用される自在
継手用ブーツを図6に示す。等速自在継手54は第1軸
56に連なるケース55と、ケース55内に揺動自在に
保持された第2軸57とを備えており、自在継手用ブー
ツ(以下、「ブーツ」という。)50により被覆されて
いる。
【0003】ブーツ50の蛇腹部53は弾性変形容易、
且つ伸縮自在とされており、前記第2軸57の揺動によ
り、蛇腹部53が弾性変形及び伸縮する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動車等のステアリン
グ機構に使用される自在継手は、運転者が操作するステ
アリングホイール及び操向車輪につながる操舵機構の配
置の関係上常時屈曲しており、また、そこに使用される
ブーツも同様に常時屈曲している。操舵機構は、直進状
態を中心に左右に回転されるため、直進状態でブーツの
交差角平面凸側に位置する回転位相位置の蛇腹部がその
使用期間中で最大引っ張り応力を受ける頻度が最も高く
なる。このため、該凸側で早期に破損するおそれがあっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上記の
問題に対処することにある。本発明の請求項1に係る発
明は、車両のステアリング機構に配設され、第1軸に連
なるケースと同ケース内に揺動自在に保持される第2軸
とを備えた自在継手を被覆するための自在継手用ブーツ
において、前記ケース側に対して第1クランプにて取り
付けられる第1固定部と、前記第2軸に対して第2クラ
ンプにて取り付けられる第2固定部と、前記第1固定部
と前記第2固定部との間を連結して一体形成されると共
に、伸縮自在の蛇腹部とを備え、前記第1固定部の中心
軸線と前記第2固定部の中心軸線との交差角度が自由状
態において0度より大きくなるように成形されているこ
とを特徴とする。
【0006】また、本発明の請求項2に係る発明は、請
求項1に記載の自在継手用ブーツにおいて、前記第1固
定部の中心軸線と前記第2固定部の中心軸線とによって
形成される交差角平面と、前記ステアリング機構の中立
位置における自在継手の前記第1軸の中心軸線と前記第
2軸の中心軸線とによって形成される平面とがほぼ一致
するようにしたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項3に係る発明は、請
求項1または2に記載の自在継手用ブーツにおいて、前
記第1固定部の中心軸線と前記第2固定部の中心軸線と
によって形成される交差角平面上に、前記ブーツの成形
用金型の合わせ面が位置することを特徴とする。
【0008】
【発明の作用・効果】本発明の請求項1に係る自在継手
用ブーツにおいては、ステアリングの回転方向の中立位
置、即ち車両が直進状態にあるときのブーツにかかる負
荷を低減できる。例えば、ブーツの成形角度を車両搭載
時の自在継手の屈曲角度と一致させた場合、中立位置に
おいてブーツは屈曲角度がほぼ0となり、ブーツは無負
荷状態(歪みが発生していない状態)となる。通常運転
において、車両は走行中の大半が直進状態であることか
ら、その間ブーツは無負荷状態となり、ブーツの長寿命
化が可能となる。
【0009】また、本発明の請求項2に係る自在継手用
ブーツにおいては、車両で直進状態におけるブーツにか
かる歪みを最小に抑えることができるので、ブーツの長
寿命化が可能となる。
【0010】また、本発明の請求項3に係る自在継手用
ブーツにおいては、成形時にアンダーカット部分ができ
ないので、従来通り簡単に製造できる。また、前記交差
角平面上のブーツ外表面には、成形用金型の合わせ目に
パーティングラインができ、これを組み付け時の目印と
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0012】先ず、自動車等に使用されているステアリ
ング装置60について説明する。図5は、ステアリング
装置全体の概念図である。
【0013】自動車のステアリング装置60において、
ステアリングホイール(ハンドル)61に与えられた回
転トルクは、ステアリングコラムの主軸(メインシャフ
ト)62から中間軸(インターミディエイトシャフト)
63を介してギヤ軸64に入力され、さらにステアリン
グギヤボックス65内のラックアンドピニオン機構で直
線運動に変換されることにより、リンク機構(ナックル
等)66を介して車輪67に転舵力として伝えられる。
【0014】自在継手68、69は、図1に示す公知の
固定式等速自在継手16で構成されており、これら自在
継手68、69を介し、中間軸63が主軸62及びギヤ
軸64に対してそれぞれ交差角度θa、θbで連結され
ている。自在継手68、69が等速自在継手16にて構
成されていることにより、ステアリングホイール61か
らの主軸62の回転は、交差角θa、θbに係らず、等
速性を保った状態でギヤ軸64に伝えられる。
【0015】なお、交差角度θa、θbは車種によって
異なり、また、同一車種であっても運転者によって調整
可能なステアリングのチルト調整機能によって調整設定
範囲内で変化する。
【0016】次に、図1ないし図5に基づき、等速自在
継手16を説明する。なお、等速自在継手16それ自体
は公知の固定式等速自在継手であるので、その説明は省
略する。
【0017】等速自在継手16は、ヨーク20がケース
17に一体的に取り付けられるとともに、軸18がケー
ス17内で揺動自在に組み付けられている。等速自在継
手16は、揺動中心34を中心に揺動し、車両に搭載し
た状態では、ヨーク20の中心軸線36と軸18の中心
軸線38とが所定の交差角21(θaまたはθb)をな
す。
【0018】ヨーク20は、その内周に雌スプラインが
形成されており、雄スプラインが形成された第1軸が挿
入されるようになっている。ヨーク20には締め付け部
20aが形成されていて、締め付け部20aは図4に示
すように、スリット41によりヨーク20の中心軸線3
6方向に2分割されている。締め付け部20aには穴2
0bが貫通しており、第1軸をヨーク20に挿入後、穴
20bにボルトを通しナットで締め付けることにより、
第1軸がケース17に一体的に取り付けられる。一方、
軸18の先端にも同様のヨークがあって、第2軸が軸1
8に取り付けられる。
【0019】ところで、等速自在継手16はケース17
を下側に配置するのが好ましい。これは、等速自在継手
16内に充填されるグリスが重力によりケース17内に
溜まるため、比較的少量のグリスで等速自在継手16を
潤滑することができるからである。つまり、等速自在継
手16がが図5に示す自在継手68として使用される場
合、第1軸は中間軸63、第2軸は主軸62であり、同
様に、自在継手69として使用される場合、第1軸はギ
ヤ軸64、第2軸は中間軸63である。
【0020】等速自在継手16は、インジェクション成
形された合成ゴムからなるブーツ11により被覆されて
いる。ブーツ11は、第1取り付け部としての筒状の第
1固定部12、第2取り付け部としての筒状の第2固定
部13、及び第1固定部12と第2固定部13とを連結
する蛇腹状の蛇腹部14を備えている。
【0021】第1固定部12は第1クランプ15によっ
て等速自在継手16のケース17に固定され、第2固定
部13はケース17に揺動自在に保持された軸18に第
2クランプ19によって固定されている。両クランプ1
5,19により、前記ブーツ11内部の液密性が保持さ
れている。前記蛇腹部14は複数の谷部14aと複数の
山部14bとがそれぞれ交互に連続して形成され、弾性
変形容易、且つ伸縮自在とされている。
【0022】このように組み付けられた状態では、ブー
ツ11の両固定部12、13の中心軸線のなす角度は等
速自在継手16の交差角21に一致している。
【0023】図2は、本発明に係るブーツ11の単品概
観図である。ブーツ11は、前記第1固定部12の中心
軸線30及び第2固定部13の中心軸線32の交差角2
2が0度より大きい任意の角度となるように成形され、
両中心軸線30、32の交点は、等速自在継手16の揺
動中心34にほぼ一致している。すなわち、ブーツ11
は、負荷のない自由状態(すなわち屈曲角度がゼロの状
態)で、図2に示すような形状となっている。
【0024】このように成形されたブーツ11を等速自
在継手16に組み付ける。組み付けの際、ヨーク20及
び軸18の中心軸線36、38のなす平面と、第1固定
部12及び第2固定部13の中心軸線30、32のなす
平面とがほぼ一致するようにする。こうすることによ
り、ステアリングが中立位置、即ち直進状態にあるとき
のブーツ11に負荷される角度がブーツ11の成形角度
22だけ小さくなり、その分屈曲負荷を低減することが
可能となる。
【0025】例えば、ブーツ11の成形角度22を等速
自在継手16の車両搭載時の等速自在継手16の屈曲角
度21と一致させた場合、ステアリングが中立位置にあ
るときのブーツ11の屈曲角度がゼロになり、ブーツ1
1にかかる負荷をなくすことができる。
【0026】通常運転では、ステアリングは中立位置近
傍での使用頻度が圧倒的に高いため、中立位置でのブー
ツ11の屈曲角度をゼロとすることにより、ブーツ11
に発生していた恒常的な歪みが解消されることになりブ
ーツ寿命を飛躍的に向上させることができる。
【0027】なお、ブーツ11の成形角度22は必ずし
も等速自在継手16の屈曲角度21にあわせる必要はな
い。ブーツ16の成形角度は、等速自在継手21の屈曲
角度21とその半分の角度の間で適宜設定する。
【0028】例えば、ブーツ11の成形角度22を等速
自在継手16の屈曲角度21にほぼ一致させた場合、ス
テアリングホイール61が中立位置から180度回転し
たときにかかる負荷が、従来のブーツにかかる負荷の2
倍となるが、ステアリングホイール61が中立位置にあ
るときのブーツ11にかかる負荷を無負荷とすることが
できる。
【0029】また、ブーツ11の成形角度22を等速自
在継手16の屈曲角度21の半分に設定した場合、ブー
ツ11には、中立位置から180度回転した位置では屈
曲角度21の1.5倍(従来の負荷の1.5倍)に相当
する負荷がかかるが、ステアリングホイール61の中立
位置では等速自在継手16の屈曲角度21の半分(従来
の負荷の半分)に相当する負荷がかかることとなる。
【0030】いずれにせよ、前述のように通常運転で
は、ステアリングは中立位置近傍での使用頻度が圧倒的
に高いため、中立位置での負荷を低減することによりブ
ーツにかかる累積歪は小さくなるので、ブーツの長寿命
化が可能となる。
【0031】ここで、上述のステアリング回転角度と標
準状態(無負荷状態)からのブーツ11の屈曲角度の関
系を図3のグラフを使って説明する。ブーツ11には、
ブーツ11の標準状態からの屈曲角度にほぼ比例する負
荷がかかっている。
【0032】等速自在継手16を自在継手68に適用し
た場合、等速自在継手16の屈曲角度21はθaであ
る。ここで、ブーツ11の成形角度22をαとして説明
する。
【0033】図中一点鎖線に示すように、α=0度、す
なわち従来のブーツにおいては、ステアリング回転角度
に関係なく、ブーツは常にθaだけ屈曲しており、この
角度θaに比例した負荷が恒常的にかかっている。
【0034】つぎに、図中破線に示すように、α=θ
a、すなわちブーツの成形角度22と等速自在継手16
の車両車搭載時の屈曲角度21とを一致させた場合、ス
テアリング中立位置ではブーツの屈曲角度がゼロとなり
無負荷状態となる。そして、ステアリング回転角度が±
180度の時にブーツの屈曲角度が最大となり、等速自
在継手16の屈曲角度21の2倍の2θaとなる。この
ときの負荷は、α=0度としたときの2倍である。
【0035】また、図中実線に示すように、α=0.5
θa、すなわちブーツの成形角度22を等速自在継手1
6の車両搭載時の屈曲角度21の半分にした場合、ステ
アリング中立位置ではブーツの屈曲角度は0.5θaと
なり、ブーツ11にかかる負荷は従来の半分である。そ
して、ステアリング回転角度が±180度の時にブーツ
の屈曲角度が最大の1.5θa(従来の負荷の1.5
倍)となり、α=θaの場合と比べて最大屈曲角度、す
なわちブーツ11にかかる最大負荷を小さくすることが
できる。
【0036】次に、ブーツ11の取付方法に関して説明
する。
【0037】従来のブーツでは、ブーツ形状は軸対称で
あったため取付けの際にブーツの位相を気にする必要が
なかった。本発明のブーツ11においては、ステアリン
グ等速自在継手16の車両搭載時の屈曲角度21に応じ
て角度付きで成形されているために取付け位相が重要と
なる。
【0038】ステアリングが中立位置にあるときにブー
ツ11に発生する歪みを最小にするためには、中立位置
での等速自在継手16の交差角平面(軸線36,38が
なす平面)とブーツ11の交差角平面(軸線30,32
がなす平面)を一致させる必要がある。
【0039】そのために、図4に示すように等速自在継
手16のケース17側のヨーク20に軸方向に設けられ
たスリット41を、等速自在継手16の前記交差角平面
上に位置させ、等速自在継手16側の円周方向位置の目
印とする。
【0040】また、ブーツ11の前記交差角平面上にブ
ーツ成形用の金型(外型)の合わせ目がくるようにする
ことにより、ブーツ成形時にブーツ外表面の前記交差角
平面上にパーティングライン42が必然的に形成される
ようにし、ブーツ11側の円周方向位置の目印とする。
【0041】スリット41とパーティングライン42を
一致させて組付けることにより、中立位置での等速自在
継手16の交差角平面とブーツ11の交差角平面を一致
させることができる。なお、軸18の先端に設けられた
図示しないヨークに対して、同様に位相あわせを行って
も良い。
【0042】このようにすることにより、等速自在継手
16側に目印を特別に設けることなくブーツ11との取
付位相を合わせることができ、新たな目印を作るための
コストが発生しない。
【0043】また、ブーツにも特別に目印を設ける必要
がないので新たなコストが発生しない。
【0044】本実施形態において、ブーツ11は、合成
ゴムのインジェクション成形により成形されているが、
合成樹脂をプレスブロー成形して成形しても良い。な
お、ブーツ11の素材は、変形及び伸縮可能であれば如
何なる材質であってもよい。
【0045】本実施形態においては、ブーツ11の伸縮
部が蛇腹構造となっているが、蛇腹以外の伸縮可能な構
造であってもよい。このようにしても、第2軸18の揺
動をブーツ11の変形及び伸縮により許容することがで
きる。
【0046】本実施形態においては、パーティングライ
ン42をブーツ11の円周方向の目印としているが、ブ
ーツ外表面に突起を設けて、それをブーツ円周方向の目
印としてもよい。
【0047】本実施形態においては、ブーツ11は等速
自在継手用で説明しているが、別用途で使用される自在
継手用として使用されても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自在継手用ブーツの
側面概観図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る自在継手用ブーツ単
品の側面概観図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る自在継手用ブーツに
おけるステアリング回転角度とブーツの標準状態からの
屈曲角度の関系を表すグラフである。
【図4】本発明の実施の形態に係る自在継手用ブーツを
自在継手に取付けた状態の正面概観図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る自在継手用ブーツを
車両に取付けた状態の概念図である。
【図6】従来の自在継手用ブーツの概観図である。
【符号の説明】
11…自在継手用ブーツ 12…第1固定部(第1取着部) 13…第2固定部(第2取着部) 14…蛇腹部 14a…谷部 14b…山部 15…第1クランプ 16…等速自在継手 17…ケース 18…軸 19…第2クランプ 20…ヨーク 21…継手屈曲角度 22…ブーツ11の成形角度 30…第1固定部の中心軸 32…第2固定部の中心軸 34…自在継手の回転中心位置 36…第1軸の中心軸 38…第2軸の中心軸 41…スリット 42…パーティングライン(ブーツ成形用金型の合わせ
目跡) 43…スプライン結合部 50…ブーツ 51…第1固定部 52…第2固定部 53…蛇腹部 54…等速自在継手 55…ケース 56…第1軸 57…第2軸 58…第1クランプ 59…第2クランプ 60…ステアリング装置 61…ステアリングホイール(ハンドル) 62…主軸(メインシャフト) 63…中間軸(インターミディエイトシャフト) 64…ギヤ軸 65…ステアリングギヤボックス 66…リンク機構 67…車輪 68…自在継手 69…自在継手

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のステアリング機構に配設され、第1
    軸に連なるケースと同ケース内に揺動自在に保持される
    第2軸とを備えた自在継手を被覆するための自在継手用
    ブーツにおいて、 前記ケース側に対して第1クランプにて取り付けられる
    第1固定部と、前記第2軸に対して第2クランプにて取
    り付けられる第2固定部と、前記第1固定部と前記第2
    固定部との間を連結して一体形成されると共に、伸縮自
    在の蛇腹部とを備え、 前記第1固定部の中心軸線と前記第2固定部の中心軸線
    との交差角度が自由状態において0度より大きくなるよ
    うに成形されていることを特徴とする自在継手用ブー
    ツ。
  2. 【請求項2】前記第1固定部の中心軸線と前記第2固定
    部の中心軸線とによって形成される交差角平面と、前記
    ステアリング機構の中立位置における自在継手の前記第
    1軸の中心軸線と前記第2軸の中心軸線とによって形成
    される平面とがほぼ一致するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の自在継手用ブーツ。
  3. 【請求項3】前記第1固定部の中心軸線と前記第2固定
    部の中心軸線とによって形成される交差角平面上に、前
    記ブーツの成形用金型の合わせ面が位置することを特徴
    とする請求項1または2に記載の自在継手用ブーツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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