JP2002194859A - 防水パンの端仕舞構造 - Google Patents

防水パンの端仕舞構造

Info

Publication number
JP2002194859A
JP2002194859A JP2000396913A JP2000396913A JP2002194859A JP 2002194859 A JP2002194859 A JP 2002194859A JP 2000396913 A JP2000396913 A JP 2000396913A JP 2000396913 A JP2000396913 A JP 2000396913A JP 2002194859 A JP2002194859 A JP 2002194859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof pan
flange cover
waterproof
plate
packing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000396913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4638596B2 (ja
Inventor
Katsuhiko Isoda
克彦 礒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takiron Co Ltd filed Critical Takiron Co Ltd
Priority to JP2000396913A priority Critical patent/JP4638596B2/ja
Publication of JP2002194859A publication Critical patent/JP2002194859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4638596B2 publication Critical patent/JP4638596B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 漏水しないように手早く確実に施工でき、防
水パンの位置調整も可能な防水パンの端仕舞構造を提供
する。 【解決手段】 バルコニーの床面に設置された防水パン
1の四周側壁1aの上端フランジ部に、止水パッキン4
aを介してフランジカバー5が被着され、このフランジ
カバー5を覆い隠す水切り部材6がバルコニーの壁面1
0に取付けられている端仕舞構造とする。第二の止水パ
ッキン4bをフランジカバー5及び水切り部材6のいず
れか一方に取付け、他方のフランジカバー又は水切り部
材の水平な面に止水パッキン4aを密接させると、防水
パン1を水平方向にずらせて位置調整が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルコニーに設置
される防水パンの端仕舞構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、合成樹脂製の防水パンを床面に設
置したバルコニーが増えている。かかるバルコニーで
は、防水パンの四周の側壁上部を防水テープでバルコニ
ーの壁面に貼付けることにより、防水パンとバルコニー
壁面との隙間をなくすと共に、この防水テープを貼付け
た四周の側壁上部を覆う水切り部材をバルコニー壁面に
固定して、防水パンとバルコニー壁面との隙間から漏水
しないように防水パンの端仕舞を行うことが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとき防水パンの端仕舞構造では、防水テープの貼付作
業が面倒で手間がかかり、しかも、防水パンの四隅のコ
ーナー部のところで皺や隙間が生じやすいため、熟練を
要するという問題があった。
【0004】また、防水テープは経時的に粘着力が低下
するため、年月がたつと剥離しやすくなって防水性が低
下するという問題もあった。
【0005】更に、上記の端仕舞構造のように、防水パ
ンの側壁上部を防水テープでバルコニー壁面に貼付ける
場合は、防水パンを前後左右に少し移動させて位置調整
を行うことも難しいという問題があった。
【0006】本発明は上記の問題に対処すべくなされた
もので、熟練者でなくても漏水しないように手早く確実
に施工できる防水パンの端仕舞構造を提供することを主
たる目的とし、更に、防水パンの位置調整が可能な端仕
舞構造とすることも目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る防水パンの端仕舞構造は、
バルコニーの床面に設置された防水パンの四周側壁の上
端フランジ部に、止水パッキンを介してフランジカバー
が被着され、該フランジカバーを覆い隠す水切り部材が
バルコニーの壁面に取付けられていることを特徴とする
ものである。
【0008】この防水パンの端仕舞構造は、防水パンの
四周の側壁上部を防水テープでバルコニー壁面に貼付け
る必要が全くなく、四周側壁の上端フランジ部に止水パ
ッキンを介してフランジカバーを被着する作業と、水切
り部材をバルコニー壁面に取付ける作業を行うことによ
って、熟練者でなくても手早く確実に施工することが可
能である。そして、水切り部材によって雨水等を防水パ
ンの内部へ導入すると共に、止水パッキンによって防水
パン側壁の上端フランジ部とフランジカバーとの間から
の水洩れを防止できるものであり、従来の防水テープに
見られるような剥離や防水性低下等の欠点も解消するこ
とができる。
【0009】次に、本発明の請求項2に係る防水パンの
端仕舞構造は、上記請求項1の端仕舞構造において、そ
のフランジカバーと水切り部材との間に第二の止水パッ
キンが介在されていることを特徴とするものである。
【0010】この防水パンの端仕舞構造では、第二の止
水パッキンによってフランジカバーと水切り部材との間
の水密性が確保されるので、水洩れ防止効果が更に顕著
となる。
【0011】次に、本発明の請求項3に係る防水パンの
端仕舞構造は、上記請求項2の端仕舞構造において、そ
の第二の止水パッキンがフランジカバー及び水切り部材
のいずれか一方に取付けられ、他方のフランジカバー又
は水切り部材の水平な面に該止水パッキンが密接してい
ることを特徴とするものである。
【0012】この防水パンの端仕舞構造のように、フラ
ンジカバー及び水切り部材のいずれか一方に取付けられ
た第二の止水パッキンが、他方のフランジカバー又は水
切り部材の水平な面に密接していると、フランジカバー
が防水パンと共に前後左右(水平方向)に少し移動して
も、第二の止水パッキンは該水平面に密接した状態を保
つため、水密性を損なうことなく防水パンの位置調整を
行うことが可能となる。
【0013】次に、本発明の請求項4に係る防水パンの
端仕舞構造は、上記請求項1又は2の端仕舞構造におい
て、そのフランジカバーが側端に立上がり板を有するも
のであり、該立上がり板がバルコニーの壁面に固定され
ていることを特徴とするものである。
【0014】この防水パンの端仕舞構造は、フランジカ
バーの立上がり板がバルコニーの壁面に固定されている
ので、防水パンの位置調整はできないが、フランジカバ
ーの立上がり板が防漏壁の役目を果たすため、フランジ
カバーと水切り部材との間から水が漏れても、該立上が
り板によって外部への漏水を防止することが可能とな
る。
【0015】次に、請求項5に係る防水パンの端仕舞構
造は、上記請求項1〜4のいずれかの端仕舞構造におい
て、防水パンの四隅のコーナー部上端にコーナー止水部
材が取付けられ、該コーナー止水部材を覆い隠すコーナ
ー水切り部材が、その両端部を水切り部材の端部に重ね
た状態で、バルコニーの壁面に取付けられていることを
特徴とするものである。
【0016】この防水パンの端仕舞構造は、コーナー止
水部材とコーナー水切り部材によって簡単に防水パンの
コーナー部上端を水密的に仕舞処理することができ、防
水パンのコーナー部においてフランジカバーや水切り部
材の継目の仕口を大留め等に切断加工することが不必要
となるので、施工性が一層向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の具
体的な実施形態を詳述する。
【0018】図1は本発明の一実施形態に係る防水パン
の端仕舞構造を採用して施工したルーフバルコニーの全
体の断面図、図2は図1の円で囲んだ端仕舞部分の拡大
断面図、図3は防水パンが位置調整によってバルコニー
壁面側へ変位した状態を示す同端仕舞部分の拡大断面
図、図4は防水パンが位置調整によってバルコニー壁面
と反対側へ変位した状態を示す同端仕舞部分の拡大断面
図、図5は同端仕舞部分の拡大分解断面図、図6は同端
仕舞構造の構成部材を示す分解斜視図、図7〜図11は
同端仕舞構造の施工手順を順次説明するための説明図で
ある。
【0019】図1において、1は合成樹脂製の防水パン
であり、この防水パン1はルーフバルコニーの床面2に
設置されている。図6に示すように、防水パン1は四周
に側壁1aを有するもので、側壁1aの上端にはフラン
ジ1bが形成されている。また、防水パン1の前縁には
排水溝1cが形成され、この排水溝1cの端部に連なる
凹部1dには、ドーム状のゴミ除け部材1eを嵌着した
排水口が形成されている。そして、この排水口には、排
水管3が下方から接続されている。
【0020】図1に示すように、防水パン1の裏側に
は、高さが少しずつ異なる複数の支持リブ1fが形成さ
れ、防水パン1の表面が家屋側から前方に向かって徐々
に低くなるように流れ勾配が付けられている。従って、
この防水パン1に降る雨水は、表面の流れ勾配によって
前縁の排水溝1cに流入し、ゴミ除け部材1eを通過す
るときにゴミ等が除去されて、排水口から排水管3を通
って排水されるようになっている。
【0021】尚、図6中、1gは防水パン1の表面に形
成された細く浅い小溝の組み合わせからなる模様であ
る。
【0022】この防水パン1の端仕舞は、図6に示す構
成部品、即ち、止水パッキン4a、第二の止水パッキン
4b、フランジカバー5、水切り部材6、コーナー止水
部材7、コーナー水切り部材8を用いて施工されてい
る。
【0023】フランジカバー5はアルミニウム等の押出
型材であって、図2,図5に示すように天板5aの両側
端から下方へ折れ曲がる側板5b,5cと、天板5aの
ほぼ中央から下方へ突き出す中板5dが形成されてお
り、側板5bの下端には内側へ屈曲する係合部5eが形
成されている。そして、この側板5bと中板5dと天板
5aとで囲まれる溝状の空間部5f(図5参照)に、防
水パン側壁1aの上端フランジ部1bが嵌まり込むよう
になっている。
【0024】止水パッキン4aは、図6に示すようなブ
チルゴム製の細帯状のパッキンであり、防水パン側壁1
aの上端フランジ部1bとフランジカバー5との間に介
在させることによって水密性を高めるものである。この
止水パッキン4aは、図5に示すように、フランジカバ
ー5の側板5bと中板5dとの間の天板5aの裏面に予
め取付けておくことが好ましい。
【0025】このように止水パッキン4aを取付けたフ
ランジカバー5を、図2に示すように防水パン側壁1a
の上端フランジ部1bに被着すると、フランジカバー5
の側板5bと中板5dと天板5aとで囲まれる溝状の空
間部に嵌まり込んだ上端フランジ部1bが、該空間部か
ら抜けないように側板5bの下端の係合部5eと係合
し、上端フランジ部1bの上面が止水パッキン4aに密
着して水密性が高められる。
【0026】また、第二の止水パッキン4bは、フラン
ジカバー5と水切り部材6との間に介在させることによ
って水密性を付与するものであり、EPDM(エチレン
−プロピレンゴム)製の細帯状のゴムパッキンが使用さ
れる。この第二の止水パッキン4bは、図5に示すよう
に、フランジカバー5の側板5cと中板5dとの間の天
板5aの裏面に予め両面テープ等で取付けられており、
図2に示すように水切り部材6を取付けたとき、該水切
り部材6の水平板6dの先端立上がり部6eの水平な上
面が第二の止水パッキン4bに下方から密接して水密性
が付与されるようになっている。
【0027】この水切り部材6は、フランジカバー5と
同様のアルミニウム等の押出型材であって、図2,図
5,図6に示すように、傾斜板6aの上端と下端にそれ
ぞれ立上がり板6bと垂下板6cが形成されており、こ
の垂下板6cの中間部裏面に、上記の先端立上がり部6
eを有する水平板6dが形成されたものである。
【0028】この水切り部材6は、図2に示すように、
立上がり板6bを止具9でバルコニーの壁面10に固定
することによってフランジカバー5を覆い隠すように取
付けられ、上述したように先端立上がり部6eの水平な
上面が第二の止水パッキン4bに密接して水密性が付与
される。そして、この水切り部材6の立上がり板6bを
覆うように装飾板11がバルコニー壁面10に貼付けら
れ、この装飾板11に降り注ぐ雨水が水切り部材6の表
面を流落して垂下板6cの下端で水切されながら防水パ
ン1の内部へ導入されるようになっている。
【0029】上記のように水切り部材6をバルコニー壁
面10に取付けると、フランジカバー5を側壁1aの上
端フランジ部1bに被着した防水パンは、図3に示す位
置、即ち、フランジカバー5の側板5b及び側板5cが
それぞれバルコニー壁面10及び水切り部材6の水平板
6dの先端立上がり部6eに当たる壁面寄りの位置と、
図4に示す位置、即ち、フランジカバー5の側板5c及
び中板5dがそれぞれ水切り部材6の垂下板6c及び水
平板6dの先端立上がり部6eに当たる離隔位置との間
で、位置調整することが可能となる。そして、このよう
に位置調整をしても、水平板6dの先端立上がり部6e
の水平な上面は常に第二の止水パッキン4bに密接した
状態を維持するので、水密性を保つことができる。
【0030】コーナー止水部材7は合成ゴム製の部材で
あり、防水パン1のコーナー部上端の水密性を高めるも
のである。このコーナー止水部材7は、図7に示すよう
に、裏面にL形の嵌合溝7aが形成されており、この嵌
合溝7aに防水パン1のコーナー部上端のフランジ部1
bを嵌め込むことによって、防水パン1のコーナー部上
端に取付けられるようになっている。そして、このコー
ナー止水部材7の隣接する二側面には、それぞれ平らな
突片7bと鉤形の突片7cが一体に形成され、これらの
突片7b,7cの上にフランジカバー5の端部が重ねら
れるようになっている。尚、突片7bと突片7cの間の
切欠部7dは、フランジカバー5の中板5dが挿入され
る部分である。
【0031】また、コーナー止水部材7を覆い隠すコー
ナー水切り部材8はアルミニウムのダイキャスト成形品
であって、図10に示すように、内側に向かって流れ勾
配がつくように傾斜した平面形状がL形の傾斜板8a
と、この傾斜板8aの外側端縁から立上がる立上がり板
8bと、この傾斜板8aの内側端縁から垂れ下がる垂下
板8cとを一体に成形したものである。この立上がり板
8bの上端には外側へ屈曲するフランジ部8dが形成さ
れており、図11に示すようにコーナー水切り部材8を
取付けると、該フランジ部8dが水切り部材6の立上が
り板6bの上端に重なってバルコニー壁面10に当接
し、隙間が生じないようになっている。
【0032】この実施形態に係る防水パンの端仕舞構造
は、上記の各構成部品を用いて、熟練者でなくても次の
要領で手早く確実に施工することができる。
【0033】まず、図7,図8に示すように、防水パン
1の四隅のコーナー部上端にコーナー止水部材7を上方
から取付ける。このコーナー止水部材7の取付けは、該
止水部材の裏面の嵌合溝7aに防水パン1のコーナー部
上端のフランジ部1bを嵌め込むことによって簡単に行
うことができる。尚、このコーナー止水部材7は接着剤
等で防水パン1のコーナー部上端に接着することが望ま
しい。
【0034】次いで、図8,図9に示すように、止水パ
ッキン4a,4bを天板5aの裏面に取付けたフランジ
カバー5を、防水パン1の四周側壁1aの上端フランジ
部1bに被着し、フランジカバー5の端部をコーナー止
水部材7の突片7b,7cに重ねる。フランジカバー5
の被着作業は、既述したように、フランジカバー5の側
板5bと中板5dと天板5aとで囲まれる溝状の空間部
5fに防水パン側壁1aの上端フランジ部1bを嵌め込
んで、側板5bの下端の係合部5eを該フランジ部1b
に係合させることにより簡単に行うことができる。
【0035】次いで、図9,図10に示すように、フラ
ンジカバー5を覆い隠す水切り部材6をバルコニー壁面
10に取付け、水切り部材6の水平板6dの先端立上が
り部6eの上面を第二の止水パッキン4bに密接させ
る。この水切り部材6の取付けは、既述したように、水
切り部材6の立上がり板6bを止具9でバルコニー壁面
10に固定することにより簡単に行うことができる。
【0036】次いで、図10,図11に示すように、コ
ーナー止水部材7を覆い隠すコーナー水切り部材8を、
その両端部が水切り部材6,6の端部に重なった状態
で、バルコニー壁面10に取付ける。このコーナー水切
り部材8の取付けも、立上がり板8bを止具9でバルコ
ニー壁面10に固定することにより簡単に行うことがで
きる。
【0037】そして最後に、図1,図2に示すごとく、
水切り部材6の立上がり板6b及びコーナー水切り部材
8の立上がり板8bを覆うように化粧板11をバルコニ
ー壁面10に貼付け,防水パン1の端仕舞を完成する。
尚、場合によっては、図11に一点鎖線で示すように、
防水テープ12を用いて水切り部材6の立上がり板6b
とコーナー水切り部材8の立上がり板8bをバルコニー
壁面10に貼付けてもよい。
【0038】以上のように施工された防水パンの端仕舞
構造にあっては、図2に示すように防水パン側壁1aの
上端フランジ部1bが、フランジカバー5の天板5aの
裏面に取付けられた止水パッキン4aに密接するため、
防水パン1の上端フランジ部1bとフランジカバー5の
間の水密性が高められる。そして、水切り部材6の水平
板6dの先端立上がり部6eの水平な上面が、フランジ
カバー5の天板5aの裏面に取付けられた第二の止水パ
ッキン4bに密接するため、フランジカバー5と水切り
部材6の間の水密性も高められ、更に、防水パン1のコ
ーナー上端にはコーナー止水部材7が取付けられている
ため、コーナー上端の水密性も高められる。従って、こ
の端仕舞構造は防水性に優れ、水切り部材6の垂下板6
c及びコーナー水切り部材8の垂下板8cから防水パン
1の内部へ落下する雨水を外部へ漏らすことなく、排水
口から排水管3を通じて排水することができる。
【0039】しかも、この防水パンの端仕舞構造では、
防水パン1の位置を、図3に示すバルコニー壁面寄りの
位置と図4に示す離隔位置との間で自由に調整すること
が可能であり、このように位置調整しても、水切り部材
6の水平板6dの先端立上がり部6eの水平な上面が常
に第二の止水パッキン4bに密接するので水密性を保つ
ことができる。
【0040】また、この防水パンの端仕舞構造のよう
に、コーナー止水部材7とコーナー水切り部材8によっ
て防水パン1のコーナー部上端を水密的に仕舞処理する
と、防水パンのコーナー部においてフランジカバー5や
水切り部材6の継目の仕口を大留め等に切断加工する必
要がなくなり、施工性が一層向上する。
【0041】図12は本発明の他の実施形態に係る防水
パンの端仕舞構造の要部拡大断面図である。
【0042】この実施形態の端仕舞構造は、フランジカ
バー5の中板5dと側板5cとの間の天板5aの裏面に
第二の止水パッキンを取付けないで、水切り部材6の傾
斜板6aの裏面に形成した一組の脚片6f,6fの間に
第二の止水パッキン4bを取付け、この第二の止水パッ
キン4bをフランジカバー5の天板5aの水平な上面に
密接させることによって、フランジカバー5と水切り部
材6の間の水密性を確保したものであり、水切り部材6
の水平板6dの先端に立上がり部は形成されていない。
【0043】その他の構成は前記実施形態の端仕舞構造
と実質的に同様であるので、図12において対応する部
材に同じ符号を付し、説明を省略する。
【0044】このような防水パンの端仕舞構造の場合
も、施工が簡単で良好な防水性能を発揮することができ
る、そして、防水パン1の位置は、フランジカバー5の
側板5bがバルコニー壁面10に当たる壁面寄りの位置
と、フランジカバー5の側板5cが水切り部材6の垂下
板6cに当たる離隔位置との間で調整することが可能で
あり、このように位置調整しても、第二の止水パッキン
4bが常にフランジカバー5の天板5aの水平な上面に
密接するため、フランジカバー5と水切り部材6との間
の水密性を損なう心配はない。
【0045】図13は本発明の更に他の実施形態に係る
防水パンの端仕舞構造の要部拡大断面図である。
【0046】この防水パンの端仕舞構造に用いるフラン
ジカバー5は、天板5aを中板5dのところで切除して
いる点、及び、天板5aの上に断面鉤形の上板5eを形
成して天板5aと上板5eとの間に溝部5fを設けてい
る点で、前述のフランジカバー5と異なっている。ま
た、水切り部材6は、傾斜板6aの上部を水平に形成し
ている点、及び、傾斜板6aの裏面に断面L形の支持脚
6gを形成している点、及び、垂下板6cの裏面に水平
板を形成していない点で、前述の水切り部材6と異なっ
ている。そして、この水切り部材6の支持脚6gの水平
部分をフランジカバー5の溝部5fに挿入すると共に、
水切り部材6の傾斜板6aの水平な上部の裏面に取付け
た第二の止水パッキン4bを、フランジカバー5の上板
5eの水平な上面に密接させることによって、フランジ
カバー5と水切り部材6の間の水密性を確保している。
【0047】その他の構成は前記実施形態の端仕舞構造
と実質的に同様であるので、図13において対応する部
材に同じ符号を付し、説明を省略する。
【0048】このような防水パンの端仕舞構造の場合
も、施工が容易で良好な防水性能を発揮することができ
る。そして、防水パン1の位置は、フランジカバー5の
側板5bがバルコニー壁面10に当たる壁面寄りの位置
と、フランジカバー5の上板5eの側端が水切り部材6
の支持脚6gの垂直部分に当たる離隔位置との間で調整
することが可能であり、このように位置調整しても、第
二の止水パッキン4bが常にフランジカバー5の上板5
aの水平な上面に密接するため、フランジカバー5と水
切り部材6との間の水密性を損なう心配はない。
【0049】図14は本発明の更に他の実施形態に係る
防水パンの端仕舞構造の要部拡大断面図である。
【0050】この防水パンの端仕舞構造に用いるフラン
ジカバー5は、上板を形成していない点、及び、中板5
dに上下一組の水平板5g,5gを形成している点で、
前述の図13に示すフランジカバー5と異なっている。
また、水切り部材6は、支持脚を形成していない点、及
び、フランジカバー5の水平板5g,5gを挿入する溝
部6hを裏側に形成している点で、前述の図13に示す
水切り部材6と異なっている。そして、この水切り部材
6の溝部6hにフランジカバー5の水平板5g,5gを
挿入すると共に、水切り部材6の傾斜板6aの水平な上
部の裏面に取付けた第二の止水パッキン4bを、フラン
ジカバー5の天板5aの水平な上面に密接させることに
よって、フランジカバー5と水切り部材6の間の水密性
を確保している。
【0051】その他の構成は前記実施形態の端仕舞構造
と実質的に同様であるので、図14において対応する部
材に同じ符号を付し、説明を省略する。
【0052】このような防水パンの端仕舞構造の場合
も、施工が容易で良好な防水性能を発揮することができ
る。そして、防水パン1の位置は、フランジカバー5の
側板5bがバルコニー壁面10に当たる壁面寄りの位置
と、フランジカバー5の水平板5g,5gの側端が水切
り部材6の溝部6hの奥底面に当たる離隔位置との間で
調整することが可能であり、このように位置調整して
も、第二の止水パッキン4bが常にフランジカバー5の
天板5aの水平な上面に密接するため、フランジカバー
5と水切り部材6との間の水密性を損なう心配はない。
【0053】図15は本発明の更に他の実施形態に係る
防水パンの端仕舞構造の要部拡大断面図である。
【0054】この端仕舞構造に使用されるフランジカバ
ー5は、前述の図2,図5に示すフランジカバー5と同
じものであり、また、水切り部材6も、水平板6dの先
端立上がり部6eの上端がフランジカバー5の天板5a
に当たるように高く形成されている以外は、前述の図
2,図5に示す水切り部材6と同じものである。そして
この水切り部材6の水平板6dの先端立上がり部6eに
第二の止水パッキン4bを取付け、その上面をフランジ
カバー5の天板5aの裏面に密接させることによって、
フランジカバー5と水切り部材6の間の水密性を確保し
ている。
【0055】その他の構成は前記実施形態の端仕舞構造
と実質的に同様であるので、図15において対応する部
材に同じ符号を付し、説明を省略する。
【0056】このような防水パンの端仕舞構造の場合
も、施工が容易で良好な防水性能を発揮することができ
る。そして、防水パン1の位置は、フランジカバー5の
側板5bがバルコニー壁面10に当たる壁面寄りの位置
と、フランジカバー5の中板5dが第二の止水パッキン
4bに当たる離隔位置との間で調整することが可能であ
り、このように位置調整しても、第二の止水パッキン4
bが常にフランジカバー5の天板5aの水平な裏面に密
接するため、フランジカバー5と水切り部材6との間の
水密性を損なう心配はない。
【0057】図16は本発明の更に他の実施形態に係る
防水パンの端仕舞構造の要部拡大断面図である。
【0058】この端仕舞構造は、水切り部材6の一組の
脚片6f,6fの間に第二の止水パッキン4bを取付け
ないで、フランジカバー5の側板5cに第二の止水パッ
キン4bを取付け、該パッキン4bの下面を水切り部材
6の水平板6dの上面に密接させることによって、フラ
ンジカバー5と水切り部材6の間の水密性を確保してい
る点を除いて、前述の図12に示す実施形態の端仕舞構
造と同様に構成したものである。従って、図16におい
て対応する部材に同じ符号を付し、説明を省略する。
【0059】このような防水パンの端仕舞構造の場合
も、施工が容易で良好な防水性能を発揮することができ
る。そして、防水パン1の位置は、フランジカバー5の
側板5bがバルコニー壁面10に当たる壁面寄りの位置
と、第二の止水パッキン4bが水切り部材6の垂下板6
cに当たる離隔位置との間で調整することが可能であ
り、このように位置調整しても、第二の止水パッキン4
bが常に水切り部材6の水平板6dの上面に密接するた
め、フランジカバー5と水切り部材6との間の水密性を
損なう心配はない。
【0060】以上説明した実施形態の端仕舞構造はいず
れも、第二の止水パッキン4bをフランジカバー5及び
水切り部材6のいずれか一方に取付け、他方のフランジ
カバー5又は水切り部材6の水平な面に該止水パッキン
4bを密接させることによって、水密性を損なうことな
く防水パン1の位置調整を行えるようにしたものである
が、位置調整の必要がない場合には、第二の止水パッキ
ンを使用しなくても良好な防水性能を発揮させることが
できる。
【0061】図17はそのような実施形態に係る防水パ
ンの端仕舞構造を示したもので、第二の止水パッキンは
省略されている。
【0062】この端仕舞構造に使用されるフランジカバ
ー5は、その天板5aの側端に立上がり板5hが形成さ
れている以外は、前述した図2,図5に示すフランジカ
バー5と同じものであり、また、水切り部材6も前述し
た図2,図5に示す水切り部材6と同じものである。そ
して、このフランジカバー5の立上がり板5hを止具9
でバルコニー壁面10に固定すると共に、フランジカバ
ー5の側板5cを水切り部材6の水平板6dの先端立上
がり部6eに係合させて、フランジカバー5と水切り部
材6との間の隙間をなくすようにしている。
【0063】その他の構成は前述した図1〜図11に示
す実施形態の端仕舞構造と同様であるので、図17にお
いて対応する部材に同じ符号を付し、説明を省略する。
【0064】このような防水パンの端仕舞構造も施工が
容易であり、防水パンの位置調整はできないけれども、
フランジカバー5の立上がり板5hが防漏壁の役目を果
たすので、フランジカバー5の側板5cと水切り部材6
の水平板6dの先端立上がり部6eとの間から水が漏れ
ても、該立上がり板5hによって外部への漏水を防止で
き、良好な防水性能を発揮できる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の防水パンの端仕舞構造は、施工性に優れるため熟練者
でなくても手早く確実に施工でき、しかも、防水性能が
良好であり、また、防水パンの位置調整もできるといっ
た顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る防水パンの端仕舞構
造を採用して施工したルーフバルコニーの全体の断面図
である。
【図2】図1の円で囲んだ端仕舞部分の拡大断面図であ
る。
【図3】防水パンが位置調整によってバルコニー壁面側
へ変位した状態を示す同端仕舞部分の拡大断面図であ
る。
【図4】防水パンが位置調整によってバルコニー壁面と
反対側へ変位した状態を示す同端仕舞部分の拡大断面図
ある。
【図5】同端仕舞部分の拡大分解断面図である。
【図6】同端仕舞構造の構成部材を示す分解斜視図であ
る。
【図7】同端仕舞構造の施工手順を順次説明するための
説明図であって、防水パンのコーナー部上端にコーナー
止水部材を取付けるところを示したものである。
【図8】同端仕舞構造の施工手順を順次説明するための
説明図であって、止水パッキンを取付けたフランジカバ
ーを防水パンの側壁の上端フランジ部に被着するところ
を示したものである。
【図9】同端仕舞構造の施工手順を順次説明するための
説明図であって、フランジカバーを覆い隠す水切り部材
をバルコニー壁面に取付けるところを示したものであ
る。
【図10】同端仕舞構造の施工手順を順次説明するため
の説明図であって、コーナー水切り部材を取付けるとこ
ろを示したものである。
【図11】同端仕舞構造の施工手順を順次説明するため
の説明図であって、コーナー水切り部材の取付けが終わ
り施工が完了したところを示したものである。
【図12】本発明の他の実施形態に係る防水パンの端仕
舞構造の要部拡大断面図である。
【図13】本発明の更に他の実施形態に係る防水パンの
端仕舞構造の要部拡大断面図である。
【図14】本発明の更に他の実施形態に係る防水パンの
端仕舞構造の要部拡大断面図である。
【図15】本発明の更に他の実施形態に係る防水パンの
端仕舞構造の要部拡大断面図である。
【図16】本発明の更に他の実施形態に係る防水パンの
端仕舞構造の要部拡大断面図である。
【図17】本発明の更に他の実施形態に係る防水パンの
端仕舞構造の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 防水パン 1a 防水パンの四周の側壁 1b 防水パンの側壁の上端フランジ部 2 バルコニーの床面 4a 止水パッキン 4b 第二の止水パッキン 5 フランジカバー 5h フランジカバーの立上がり板 6 水切り部材 7 コーナー止水部材 8 コーナー水切り部材 10 バルコニー壁面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルコニーの床面に設置された防水パンの
    四周側壁の上端フランジ部に、止水パッキンを介してフ
    ランジカバーが被着され、該フランジカバーを覆い隠す
    水切り部材がバルコニーの壁面に取付けられていること
    を特徴とする防水パンの端仕舞構造。
  2. 【請求項2】フランジカバーと水切り部材との間に第二
    の止水パッキンが介在されていることを特徴とする請求
    項1に記載の端仕舞構造。
  3. 【請求項3】第二の止水パッキンがフランジカバー及び
    水切り部材のいずれか一方に取付けられ、他方のフラン
    ジカバー又は水切り部材の水平な面に該止水パッキンが
    密接していることを特徴とする請求項2に記載の端仕舞
    構造。
  4. 【請求項4】フランジカバーがその側端に立上がり板を
    有するものであり、該立上がり板がバルコニーの壁面に
    固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の端仕舞構造。
  5. 【請求項5】防水パンの四隅のコーナー部上端にコーナ
    ー止水部材が取付けられ、該コーナー止水部材を覆い隠
    すコーナー水切り部材が、その両端部を水切り部材の端
    部に重ねた状態で、バルコニーの壁面に取付けられてい
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか
    に記載の端仕舞構造。
JP2000396913A 2000-12-25 2000-12-25 防水パンの端仕舞構造 Expired - Lifetime JP4638596B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000396913A JP4638596B2 (ja) 2000-12-25 2000-12-25 防水パンの端仕舞構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000396913A JP4638596B2 (ja) 2000-12-25 2000-12-25 防水パンの端仕舞構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002194859A true JP2002194859A (ja) 2002-07-10
JP4638596B2 JP4638596B2 (ja) 2011-02-23

Family

ID=18862125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000396913A Expired - Lifetime JP4638596B2 (ja) 2000-12-25 2000-12-25 防水パンの端仕舞構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4638596B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005213949A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Sekisui House Ltd バルコニー等の外部床の防水構造
KR100887020B1 (ko) * 2007-07-11 2009-03-04 이영갑 옥상 방수 시스템 및 그 시공방법
CN108824630A (zh) * 2018-06-01 2018-11-16 筑梦高科建筑有限公司 一种阳台

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000073441A (ja) * 1998-08-31 2000-03-07 Takiron Co Ltd 防水パン

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000073441A (ja) * 1998-08-31 2000-03-07 Takiron Co Ltd 防水パン

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005213949A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Sekisui House Ltd バルコニー等の外部床の防水構造
KR100887020B1 (ko) * 2007-07-11 2009-03-04 이영갑 옥상 방수 시스템 및 그 시공방법
CN108824630A (zh) * 2018-06-01 2018-11-16 筑梦高科建筑有限公司 一种阳台

Also Published As

Publication number Publication date
JP4638596B2 (ja) 2011-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002194859A (ja) 防水パンの端仕舞構造
JP4961770B2 (ja) 屋外床の二重防水構造
JP5382641B2 (ja) 洗い場パン
JP6665038B2 (ja) 建物
JP3747363B2 (ja) 外壁目地シール構造
KR100569578B1 (ko) 금속 커튼월 연결구조
JP2003041669A (ja) 外壁目地の下屋部分における止水構造
JP2007085050A (ja) 壁面と床面とのシール構造
JP4391951B2 (ja) 防水構造体
JP4343091B2 (ja) 止水構造
JP4400279B2 (ja) 浴室ユニットの床パン構造
JP2002106059A (ja) ルーフバルコニーの床構造とその防水パン
JP4818886B2 (ja) 外壁サッシ開口部枠の2次排水構造
JP2006283387A (ja) バルコニー等の屋外腰壁と外壁との境界部分の乾式止水構造
JP2000054445A (ja) 衛生設備室ユニット
JP3487226B2 (ja) パネル外壁
JPH102052A (ja) 建物外壁の水密構造
JP2589844Y2 (ja) 防水パンの取付構造
JP2000291167A (ja) 外壁目地シール構造
JP6105265B2 (ja) 採光外囲体
JP4283716B2 (ja) 垂れ壁と外壁との間の乾式防水構造
JP2006070654A (ja) 壁パネルのフロアへの設置構造
JP2008088770A (ja) 排水接続管構造
JPH08189158A (ja) 曲がり継手
JPH094243A (ja) 浴室ユニットの構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100519

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100811

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100914

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20101025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4638596

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term