JP2002194516A - 連続溶融めっき設備におけるめっき浴のドロスの搬送装置、並びに連続溶融めっき方法 - Google Patents
連続溶融めっき設備におけるめっき浴のドロスの搬送装置、並びに連続溶融めっき方法Info
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- JP2002194516A JP2002194516A JP2000390487A JP2000390487A JP2002194516A JP 2002194516 A JP2002194516 A JP 2002194516A JP 2000390487 A JP2000390487 A JP 2000390487A JP 2000390487 A JP2000390487 A JP 2000390487A JP 2002194516 A JP2002194516 A JP 2002194516A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】ドロス除去に適した搬送装置並びに連続溶融め
っき方法の提供。 【解決手段】 金属帯の連続溶融めっき設備において、
一方の搬送口からドロスを吸引し、他方の搬送口から排
出するように相互に連通された一対の搬送口を備え、こ
れらの搬送口の一方から他方へのドロスの搬送方向をイ
ンペラの正逆回転切り替え可能に設けた。本発明によ
り、溶融めっき金属、ドロス、製品品質などに応じて適
した方向に流すことが出来るという効果が得られる。
っき方法の提供。 【解決手段】 金属帯の連続溶融めっき設備において、
一方の搬送口からドロスを吸引し、他方の搬送口から排
出するように相互に連通された一対の搬送口を備え、こ
れらの搬送口の一方から他方へのドロスの搬送方向をイ
ンペラの正逆回転切り替え可能に設けた。本発明によ
り、溶融めっき金属、ドロス、製品品質などに応じて適
した方向に流すことが出来るという効果が得られる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は主に連続溶融めっき
設備におけるめっき浴中のドロスの搬送装置、並びに連
続溶融めっき方法に関する。
設備におけるめっき浴中のドロスの搬送装置、並びに連
続溶融めっき方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】連続溶融めっきのための設備として代表
的に知られる還元焼鈍炉を有する連続溶融めっき設備に
おいては、溶融めっき金属の浴と還元焼鈍炉の間にダク
ト状のスナウトが設けられている。このスナウトは、還
元焼鈍炉において焼鈍された金属帯を還元雰囲気のまま
溶融めっき金属中に浸漬するための装置であり、スナウ
トの基部は還元焼鈍炉に接続し、先端部は溶融めっき金
属中に浸漬され、内部は還元性ガスで満たされている。
的に知られる還元焼鈍炉を有する連続溶融めっき設備に
おいては、溶融めっき金属の浴と還元焼鈍炉の間にダク
ト状のスナウトが設けられている。このスナウトは、還
元焼鈍炉において焼鈍された金属帯を還元雰囲気のまま
溶融めっき金属中に浸漬するための装置であり、スナウ
トの基部は還元焼鈍炉に接続し、先端部は溶融めっき金
属中に浸漬され、内部は還元性ガスで満たされている。
【０００３】上記連続溶融めっき設備は、一般に、金属
帯に亜鉛、アルミニウムなどをめっきするものである
が、溶融めっき金属と金属帯から溶出する成分が金属間
化合物を形成したり、溶融めっき金属が大気により酸化
されて酸化物を形成し、比重により浴表面や浴底部に滞
留する。これらは―般にはドロスと称されており、この
ドロスがめっき金属とともに金属帯にめっきされると、
製品の外観、品質が損なわれてしまう。特にスナウト内
部の溶融めっき金属表面に浮遊したドロスは、滞留しや
すいのに加え、鋼板の表面に付着しやすいため、製品の
外観、品質の低下が著しい。
帯に亜鉛、アルミニウムなどをめっきするものである
が、溶融めっき金属と金属帯から溶出する成分が金属間
化合物を形成したり、溶融めっき金属が大気により酸化
されて酸化物を形成し、比重により浴表面や浴底部に滞
留する。これらは―般にはドロスと称されており、この
ドロスがめっき金属とともに金属帯にめっきされると、
製品の外観、品質が損なわれてしまう。特にスナウト内
部の溶融めっき金属表面に浮遊したドロスは、滞留しや
すいのに加え、鋼板の表面に付着しやすいため、製品の
外観、品質の低下が著しい。
【０００４】そこで従来から溶融めっき金属浴のドロス
の除去方法が種々検討されており、例えばセラミックフ
ィルターを用いて、溶融めっき金属中のドロスをろ過す
ることで、外観の優れた溶融亜鉛めっき鋼板を製造する
方法（特開昭６２−１５１５５З号公報）が知られてい
る。
の除去方法が種々検討されており、例えばセラミックフ
ィルターを用いて、溶融めっき金属中のドロスをろ過す
ることで、外観の優れた溶融亜鉛めっき鋼板を製造する
方法（特開昭６２−１５１５５З号公報）が知られてい
る。
【０００５】またスナウト内部のドロス排出に関しては
特によく検討されている。例えばスナウト外の溶融亜鉛
をポンプで吸引して、それをスナウト内の片側から搬送
される金属帯（鋼板等）の幅方向に吐出し、スナウト内
のドロスを反対側に流して排出するストリップの溶融亜
鉛めっき方法（特開昭６１−１８６４６３号公報）、ス
ナウト内ドロスをポンプで吸引しスナウト外に排出する
連続溶融合金化亜鉛めっき鋼板の製造方法（特開平３−
１５０３３８号公報）などが知られている。
特によく検討されている。例えばスナウト外の溶融亜鉛
をポンプで吸引して、それをスナウト内の片側から搬送
される金属帯（鋼板等）の幅方向に吐出し、スナウト内
のドロスを反対側に流して排出するストリップの溶融亜
鉛めっき方法（特開昭６１−１８６４６３号公報）、ス
ナウト内ドロスをポンプで吸引しスナウト外に排出する
連続溶融合金化亜鉛めっき鋼板の製造方法（特開平３−
１５０３３８号公報）などが知られている。
【０００６】しかしこれらの方法は、例えばスナウト内
ドロスを吸引する方法では吸引口付近のドロスはよく除
去することはできるが、中央、反対側のドロスの除去は
困難である。反対に、スナウト外の溶融亜鉛をスナウト
内に吐出してドロスを片側に寄せる方法では、浴面が振
動し銅板に模様が出たり、ドロスが鋼板に付着しやすい
などの間題があり、品質が巌格な製品は通板出来ないな
どの問題がある。
ドロスを吸引する方法では吸引口付近のドロスはよく除
去することはできるが、中央、反対側のドロスの除去は
困難である。反対に、スナウト外の溶融亜鉛をスナウト
内に吐出してドロスを片側に寄せる方法では、浴面が振
動し銅板に模様が出たり、ドロスが鋼板に付着しやすい
などの間題があり、品質が巌格な製品は通板出来ないな
どの問題がある。
【０００７】また、溶融めっき金属浴は浴面積が広けれ
ば広いほどドロスを発生しやすいため一般に必要最小限
の大きさで設計されるという制約があるため、吸引用、
吐出用のポンプをそれぞれ設けることは、理論的にはも
ちろん可能であるが実用的には採用は場所が狭く困難で
ある。
ば広いほどドロスを発生しやすいため一般に必要最小限
の大きさで設計されるという制約があるため、吸引用、
吐出用のポンプをそれぞれ設けることは、理論的にはも
ちろん可能であるが実用的には採用は場所が狭く困難で
ある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の間題
を解決するために、連続溶融めっき設備においてドロス
除去に適した搬送装置並びに連続溶融めっき方法を提供
することを目的としてなされたものである。
を解決するために、連続溶融めっき設備においてドロス
除去に適した搬送装置並びに連続溶融めっき方法を提供
することを目的としてなされたものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の連続溶融めっき
設備におけるめっき浴のドロスの搬送装置の特徴は以下
の構成を有するところにある。
設備におけるめっき浴のドロスの搬送装置の特徴は以下
の構成を有するところにある。
【００１０】（１）金属帯の連続溶融めっき設備におい
て、一方の搬送口からドロスを吸引し、他方の搬送口か
ら排出するように相互に連通された一対の搬送口を備
え、これらの搬送口の一方から他方へのドロス搬送方向
を正逆切り替え可能に設けられている。
て、一方の搬送口からドロスを吸引し、他方の搬送口か
ら排出するように相互に連通された一対の搬送口を備
え、これらの搬送口の一方から他方へのドロス搬送方向
を正逆切り替え可能に設けられている。
【００１１】（２）前記（１）の搬送装置において、搬
送方向の正逆切り替えを、一対の搬送口の間に配置され
たインペラの回転方向を反対向きに切り替えることで行
う。
送方向の正逆切り替えを、一対の搬送口の間に配置され
たインペラの回転方向を反対向きに切り替えることで行
う。
【００１２】また本発明の連続溶融金属めっき方法の特
徴は以下の構成を有するところある。
徴は以下の構成を有するところある。
【００１３】（３）金属帯の連続溶融めっき方法におい
て、溶融めっき金属の種類、ドロスの種類、製品品質な
どの状況に応じて、ドロスの搬送方向を切り替える。
て、溶融めっき金属の種類、ドロスの種類、製品品質な
どの状況に応じて、ドロスの搬送方向を切り替える。
【００１４】なお、上記の各発明において、「ドロスの
搬送」というのは、ドロスと溶融めっき金属を一緒に吸
引，吐出して搬送する場合、溶融めっき金属の搬送を行
なわせることに伴って該溶融金属の流れに追随した搬送
をドロスに生じさせる場合のいずれをも含むものであ
る。
搬送」というのは、ドロスと溶融めっき金属を一緒に吸
引，吐出して搬送する場合、溶融めっき金属の搬送を行
なわせることに伴って該溶融金属の流れに追随した搬送
をドロスに生じさせる場合のいずれをも含むものであ
る。
【００１５】
【作用】本発明の搬送装置によれば、例えば、金属帯に
ドロスを付着させてスナウト内から排出することが許さ
れる製品（鋼板等）の場合に、搬送装置の一対の搬送口
の一方（スナウト外に臨む搬送口）から他方（スナウト
内に臨む搬送口）に溶融めっき金属を搬送することで、
スナウト内ドロスの排出を行うことができ、また、製品
品質が厳格に求められる場合に、スナウト内ドロスをス
ナウト外に排出するために、上記の場合ととは搬送方向
を切り替えて、スナウト内の一方の搬送口からドロスを
吸引し、スナウト外の他方の外にドロスを吸引・排出す
るようにすればよく、このように、生産状況（求められ
る製品の品質等）およびスナウト内のドロスの滞留状況
により適切な方法を選択してドロスの排出を行わせるこ
とができる。
ドロスを付着させてスナウト内から排出することが許さ
れる製品（鋼板等）の場合に、搬送装置の一対の搬送口
の一方（スナウト外に臨む搬送口）から他方（スナウト
内に臨む搬送口）に溶融めっき金属を搬送することで、
スナウト内ドロスの排出を行うことができ、また、製品
品質が厳格に求められる場合に、スナウト内ドロスをス
ナウト外に排出するために、上記の場合ととは搬送方向
を切り替えて、スナウト内の一方の搬送口からドロスを
吸引し、スナウト外の他方の外にドロスを吸引・排出す
るようにすればよく、このように、生産状況（求められ
る製品の品質等）およびスナウト内のドロスの滞留状況
により適切な方法を選択してドロスの排出を行わせるこ
とができる。
【００１６】また溶融めっき金属の攪拌や、底部および
上部のドロス除去に用いる場合も、１台の搬送装置によ
るドロスの搬送方向を切り替える（正逆反転する）こと
だけで、２様の機能を満足できるため、一方向にしか流
せないポンプを複数台取付けたときと比較し、占有スペ
ースが小さく抑えられる。
上部のドロス除去に用いる場合も、１台の搬送装置によ
るドロスの搬送方向を切り替える（正逆反転する）こと
だけで、２様の機能を満足できるため、一方向にしか流
せないポンプを複数台取付けたときと比較し、占有スペ
ースが小さく抑えられる。
【００１７】また更に本発明によれば、搬送装置はイン
ペラの回転方向によりドロスの搬送方向を変えることが
でき、例えば電動モータによりインペラを回転させる方
式の装置であれば、モータの回転方向を変えることによ
って容易に搬送方向は変えることができる。またインペ
ラの回転数制御などにより搬送流量が制御出来るため、
各種用途に応じた最適流量を容易に得ることも出来る。
なお、搬送方向の切り替えや、流量の制御は、電動モー
タによるインペラの回転制御方式に限定されるものでは
なく種々の方式を採用することができ、例えば、Ｎ２
などの気体を用いて、流量や、吹出し位置を変更して行
うこともできる。
ペラの回転方向によりドロスの搬送方向を変えることが
でき、例えば電動モータによりインペラを回転させる方
式の装置であれば、モータの回転方向を変えることによ
って容易に搬送方向は変えることができる。またインペ
ラの回転数制御などにより搬送流量が制御出来るため、
各種用途に応じた最適流量を容易に得ることも出来る。
なお、搬送方向の切り替えや、流量の制御は、電動モー
タによるインペラの回転制御方式に限定されるものでは
なく種々の方式を採用することができ、例えば、Ｎ２
などの気体を用いて、流量や、吹出し位置を変更して行
うこともできる。
【００１８】
【発明の実施形態】実施形態１ 図１は本発明の搬送装置をスナウト内のドロス排出に用
いた例の概要を示す縦断側面図、図２は搬送装置の概要
を示した一部縦断面図である。
いた例の概要を示す縦断側面図、図２は搬送装置の概要
を示した一部縦断面図である。
【００１９】これらの図において、１はドロス搬送のた
めの搬送装置、２は被めっき金属帯、３０１は溶融めっ
き金属浴３内の溶融めっき金属、４はスナウト、５は還
元焼鈍炉、１０は上記搬送装置１の高さ方向の位置を調
整するための位置調整装置を示し、６はケーシング、７
１は溶融めっき金属（場合によりドロスを含む：以下に
おいて同じ）が吸引あるいは吐出される一方の搬送口、
７２は同他方の搬送口、８は溶融めっき金属を搬送する
駆動機構としてのインペラ、９はこのインペラを回転さ
せるモータを示している。
めの搬送装置、２は被めっき金属帯、３０１は溶融めっ
き金属浴３内の溶融めっき金属、４はスナウト、５は還
元焼鈍炉、１０は上記搬送装置１の高さ方向の位置を調
整するための位置調整装置を示し、６はケーシング、７
１は溶融めっき金属（場合によりドロスを含む：以下に
おいて同じ）が吸引あるいは吐出される一方の搬送口、
７２は同他方の搬送口、８は溶融めっき金属を搬送する
駆動機構としてのインペラ、９はこのインペラを回転さ
せるモータを示している。
【００２０】図１に示す搬送装置１によりスナウト内ド
ロスを吸引排出する場合には、図２に示した搬送装置１
の搬送口７２（この場合は吸引口）よりスナウト内部の
ドロスを含んだ溶融めっき金属を吸引し、ケーシング６
を通して、搬送口７１（この場合は排出口）よりスナウ
ト外に吐出することにより行う。なお、図１に示した符
号７２１は、搬送口７２に接続されてスナウト４内まで
延設された吸引管（後記の場合は排出管７１１となる）
を示している。
ロスを吸引排出する場合には、図２に示した搬送装置１
の搬送口７２（この場合は吸引口）よりスナウト内部の
ドロスを含んだ溶融めっき金属を吸引し、ケーシング６
を通して、搬送口７１（この場合は排出口）よりスナウ
ト外に吐出することにより行う。なお、図１に示した符
号７２１は、搬送口７２に接続されてスナウト４内まで
延設された吸引管（後記の場合は排出管７１１となる）
を示している。
【００２１】一方、スナウト内のドロスの排出を金属帯
２に付着させてスナウト４の外に排出させる場合には、
スナウト４内のドロスを吸引排出する上記の場合とは逆
向きにケーシング内でインペラ６を逆転（反転）回転さ
せ、スナウト外の溶融めっき金属を上記一方の搬送口７
１（この場合は吸引口）より吸引し、ケーシング５を通
して、搬送口７２（この場合は排出口）よりスナウト内
へ吐出することにより行うことができる。
２に付着させてスナウト４の外に排出させる場合には、
スナウト４内のドロスを吸引排出する上記の場合とは逆
向きにケーシング内でインペラ６を逆転（反転）回転さ
せ、スナウト外の溶融めっき金属を上記一方の搬送口７
１（この場合は吸引口）より吸引し、ケーシング５を通
して、搬送口７２（この場合は排出口）よりスナウト内
へ吐出することにより行うことができる。
【００２２】浴面の位置が変動した場合や、ドロスを吸
引排出するときと吐出排出するときで搬送口の位置を変
える場合は、搬送口７２の先端の位置および角度を位置
調整装置９で調整することができる。
引排出するときと吐出排出するときで搬送口の位置を変
える場合は、搬送口７２の先端の位置および角度を位置
調整装置９で調整することができる。
【００２３】実施形態２ 図３は、本発明の方法を溶融めっき金属の撹拌および溶
融めっき金属ドロスの除去に用いた例を示す側面図であ
り、この図３の状態は、搬送口７１より溶融めっき金属
を吸引し、搬送口７２より吐出して、底部に滞留したド
ロスを撹伴する状態を示している。また、図３の搬送装
置１の位置より搬送口７１を浴面上に出るまで搬送装置
の位置を上げ（上昇させ）、搬送口７２より溶融めっき
金属およびドロスを吸引し、搬送口７１より吐出して、
この出口側である搬送口７１にドロス廃棄用の受けや、
フィルタなどを設置することで、底部に滞留したドロス
の除去を容易に行うことが出来る。
融めっき金属ドロスの除去に用いた例を示す側面図であ
り、この図３の状態は、搬送口７１より溶融めっき金属
を吸引し、搬送口７２より吐出して、底部に滞留したド
ロスを撹伴する状態を示している。また、図３の搬送装
置１の位置より搬送口７１を浴面上に出るまで搬送装置
の位置を上げ（上昇させ）、搬送口７２より溶融めっき
金属およびドロスを吸引し、搬送口７１より吐出して、
この出口側である搬送口７１にドロス廃棄用の受けや、
フィルタなどを設置することで、底部に滞留したドロス
の除去を容易に行うことが出来る。
【００２４】
【発明の効果】本発明により、溶融めっき金属、ドロ
ス、製品品質などに応じて適した方向に流すことが出来
るという効果が得られる。
ス、製品品質などに応じて適した方向に流すことが出来
るという効果が得られる。
【００２５】また、必要な設備も小さく、また費用も安
く済むという効果が得られる。
く済むという効果が得られる。
【図１】本発明の搬送装置をドロス排出に用いたときの
連続溶融めっき設備の概略図。
連続溶融めっき設備の概略図。
【図２】図１の設備に用いられる搬送装置の構成概要一
例を示した図。
例を示した図。
【図３】本発明の搬送装置を有する連続溶融めっき設備
の他の例を示した図。 １：搬送装置 ２：被めっき金属帯 ３：溶融めっき金属浴 ３０１：溶融めっき金属 ４：スナウト ５：還元焼鈍炉 ６：ケーシング ７１：搬送口 ７１１：吸引管 ７２：搬送口 ７２１：排出管 ８：インペラ ９：モータ １０：位置調整装置
の他の例を示した図。 １：搬送装置 ２：被めっき金属帯 ３：溶融めっき金属浴 ３０１：溶融めっき金属 ４：スナウト ５：還元焼鈍炉 ６：ケーシング ７１：搬送口 ７１１：吸引管 ７２：搬送口 ７２１：排出管 ８：インペラ ９：モータ １０：位置調整装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 直樹 君津市君津１番地 新日本製鐵株式会社君 津製鐵所内 Ｆターム(参考） 4K027 AA02 AA22 AD10 AE04 AE08
Claims (3)
- 【請求項１】 金属帯の連続溶融めっき設備において、
一方の搬送口からドロスを吸引し、他方の搬送口から排
出するように相互に連通された一対の搬送口を備え、こ
れらの搬送口の一方から他方へのドロスの搬送方向を正
逆切り替え可能に設けられていることを特徴とする連続
溶融めっき設備におけるめっき浴のドロスの搬送装置。 - 【請求項２】 前記搬送方向の正逆切り替えを、一対の
搬送口の間に配置されたインペラの回転方向を反対向き
に切り替えことで行うことを特徴とする請求項１に記載
の連続溶融めっき設備におけるめっき浴のドロスの搬送
装置。 - 【請求項３】 金属帯の連続溶融めっき方法において、
溶融めっき金属の種類、ドロスの種類、製品品質などの
状況に応じて、ドロスの搬送方向を切り替えることを特
徴とする溶融めっき方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000390487A JP2002194516A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 連続溶融めっき設備におけるめっき浴のドロスの搬送装置、並びに連続溶融めっき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000390487A JP2002194516A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 連続溶融めっき設備におけるめっき浴のドロスの搬送装置、並びに連続溶融めっき方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002194516A true JP2002194516A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18856840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000390487A Withdrawn JP2002194516A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 連続溶融めっき設備におけるめっき浴のドロスの搬送装置、並びに連続溶融めっき方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002194516A (ja) |
-
2000
- 2000-12-22 JP JP2000390487A patent/JP2002194516A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080304 |