JP2002194324A - 防曇剤、防曇剤液、包装材料、生鮮品の鮮度保持方法、および生鮮品 - Google Patents
防曇剤、防曇剤液、包装材料、生鮮品の鮮度保持方法、および生鮮品Info
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Abstract
を防止する能力に優れ、且つグラム陰性菌をはじめとす
る様々な細菌に対して効果が高く、更にpHの制御が容
易な防曇剤の提供、並びに、内容物の鮮度および日持ち
を大幅に向上させることが可能な包装材料の提供。 【解決手段】ε−ポリリジンおよび/またはその塩を含
有する防曇剤を作製し、包装材料に添加および/または
付着させる。
Description
濁液、包装材料、生鮮品の鮮度保持方法、および生鮮品
に関する。
して発生するプラスチック製のフィルムやシートの表面
の曇りや該表面に於ける水滴の形成を防ぎ視認性を確保
する目的で、プラスチック製のフィルムやシートの表面
に塗布され若しくはその内部に練り込まれている。
より劣化や腐敗の進行が促される物の包装材料として使
用されるプラスチック製のフィルムやシートに塗布若し
くは練り込まれる防曇剤には、液滴形成を防ぐことによ
る前述の劣化や腐敗の防止効果も期待されている。
案されている防曇剤としては、ソルビタン高級脂肪酸エ
ステル(特公昭38−6572号公報)、ポリオキシエ
チレンアルキルアミン(特公昭44−15184号公
報)、モノグリセリン脂肪酸エステル(特開平5−11
2660号公報)、およびキトサンとショ糖脂肪酸エス
テルとを併用したもの(特開平11−209491号公
報)などが挙げられる。
タン高級脂肪酸エステルおよびびそれらの酸化エチレン
付加物やポリオキシエチレンアルキルアミンのように抗
菌効果を示さない界面活性剤を含有する防曇剤の場合に
は、液滴の形成は阻止し得ても、フィルムやシートの表
面に多量の水膜が形成され、該水膜が被包装物である生
鮮食料品などに接触した場合には、充分な劣化・腐敗の
防止効果を得ることは困難であった。
ラム陰性菌に対しては抗菌効果が弱いことから充分な劣
化・腐敗の防止効果があるとは言い難く、また、キトサ
ンとショ糖脂肪酸エステルはその化学的性質から希酸に
しか溶解しないため、それらを含有する防曇剤は酸性と
ならざるを得ず、該防曇剤を使用する場合には、高価な
フィルム加工装置を腐食してしまう場合があった。
と抗菌効果を示さない界面活性剤との併用も一部実用化
されてはいるものの、該無機系抗菌剤は工業用抗菌剤で
あるため、食品包装材用途への使用が制限されている。
技術の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた。その結果、
ε−ポリリジンおよび/またはその塩を含有する防曇剤
であれば、曇りや水滴の形成を防止する能力を有し、且
つグラム陰性菌をはじめとする様々な細菌に対して効果
が高く、更にpHの制御が容易であることを見出し、こ
の知見に基づいて本発明を完成させた。
示される。 (1)ε−ポリリジンおよび/またはその塩を含有する
防曇剤。
1項記載の防曇剤。
ル、モノグリセリン脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪
酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、およびソ
ルビタン脂肪酸エステルから選ばれた1種以上である前
記第2項記載の防曇剤。
載の防曇剤が、水およびアルコールから選ばれた少なく
とも1種以上の溶媒に溶解若しくは懸濁された防曇剤
液。
載の防曇剤または請求項4記載の防曇剤液が添加および
/または付着された包装材料。
シートである前記第5項記載の包装材料。
24hの水蒸気透過度、1000〜9000nmol/
m2・s・100kPaの酸素ガス透過度、および60
0〜9000nmol/m2・s・100kPaのエチ
レンガス透過度を有する樹脂フィルムまたは樹脂シート
である前記題5項記載の包装材料。
いて包装または被覆する生鮮品の鮮度保持方法。
いて包装または被覆された生鮮品。
る。本発明において使用されるε−ポリリジンは、何れ
の方法によって得られたものであってもよいが、具体的
には、特許第1245361号に記載のストレプトマイ
セス・アルプラス・サブスピーシーズ・リジノポリメラ
スを培地にて培養し、得られた培養物からを分離・採取
することによって得られるε−ポリリジンを挙げること
ができる。ε−ポリリジンは厚生省の既存添加物名簿に
も記載されている物質であり、食品保存料等に利用され
ている。
を用いてもよく、塩酸、硫酸、およびリン酸などの無機
酸とε−ポリリジンとで形成されるε−ポリリジンの無
機酸塩、酢酸、プロピオン酸、フマル酸、リンゴ酸、ク
エン酸、マレイン酸、アジピン酸、グルコン酸、および
乳酸などの有機酸とε−ポリリジンとで形成されるε−
ポリリジンの有機酸塩、カプロン酸、ラウリン酸、およ
びステアリン酸などの中鎖および長鎖の飽和脂肪酸とε
−ポリリジンとで形成されるε−ポリリジンの飽和脂肪
酸塩、オレイン酸、リノール酸、およびアラキドン酸な
どの中鎖および長鎖の不飽和脂肪酸とε−ポリリジンと
で形成されるε−ポリリジンの不飽和脂肪酸塩などを用
いてもよい。これ以降ε−ポリリジンとその塩をあわせ
て「EPL」と記述する。
親水性のアミノ基およびカルボキシル基をもつため界面
活性剤としての性質を示し、優れた防曇効果を発現す
る。更に、EPLはヒト必須アミノ酸の一種であるL−
リジンが直鎖状に連なったホモポリマーであることから
人体に対する安全性が高く、また広い範囲の微生物に対
して優れた抗菌効果を示す特徴を有する。
あり、EPLのみからなるものであっても良く、界面活
性剤や、pH調製剤、各種アミノ酸、脂肪酸などEPL
の抗菌効果と相加・相乗効果を示す添加物を含有するも
のであっても良い。その中でも特に、EPLと界面活性
剤とを併用した場合には、高価なEPLの使用割合を低
減させることができコスト的に有利である。
合は、該防曇剤に対し0.0001〜100重量%の範
囲であることが好ましい。また、該防曇剤が界面活性剤
を含む場合には、EPLと界面活性剤との重量比(EP
L/界面活性剤)が0.01〜100の範囲であること
が好ましい。
特に限定されるものではない。本発明に使用する界面活
性剤が、ショ糖脂肪酸エステル、モノグリセリン脂肪酸
エステル、ジグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリ
ン脂肪酸エステル、およびソルビタン脂肪酸エステルか
ら選ばれたいずれか1種以上であれば、EPLの防曇効
果を向上させることが容易であり、それらの界面活性剤
は本発明に好ましく使用することができる。
であってもよい。該防曇剤を固体状とするためには、該
防曇剤をそのまま乾燥処理するか、該防曇剤を有機物ま
たは無機物に担持したのち乾燥処理することにより得る
ことができる。
液」と記述する。)を得るためには、該防曇剤を水およ
びアルコールから選ばれた1種以上の溶媒に溶解若しく
は懸濁させればよい。該防曇剤液に含まれる本発明防曇
剤の割合は、該防曇剤に含まれるEPLの割合にもよる
が、該防曇剤液に対して0.0001〜50重量%の範
囲であることが好ましい。
ールは特に限定されるものではないが、具体的には、メ
チルアルコール、エチルアルコール、ノルマルプロピル
アルコール、イソプロピルアルコール、およびグリセリ
ンなどを挙げることができる。
び/または付着させる対象となる包装材料は特に限定さ
れるものではないが、具体的には、樹脂フィルム、樹脂
シート、樹脂容器、および樹脂トレイなどを挙げること
ができる。その中でも樹脂フィルムおよび樹脂シートに
本発明の防曇剤または防曇剤液を添加または付着させた
場合には、顕著に本発明の効果を発揮させることができ
る。
用される樹脂は、食品包装用途に用いられる合成樹脂で
あることが好ましい。該合成樹脂としては、具体的に、
ポリプロピレンおよびプロピレンと他のα−オレフィン
との二元もしくは三元共重合体、低密度ポリエチレン、
線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等のポリ
オレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、共重合ポリエステル等の熱可
塑性ポリエステル系樹脂、ナイロン6、ナイロン66等
のポリアミド系樹脂、ポリスチレン、アクリルニトリル
−ブタジエン−スチレン共重合体等のポリスチレン系樹
脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂の熱可塑
性樹脂、エチレン−プロピレン−ゴム共重合体、スチレ
ン−ブタジエン−ゴム共重合体等の熱可塑性エラストマ
ーおよびこれらの混合物等を挙げることができる。
本発明の効果を損なわない範囲であれば、耐熱安定性、
耐熱劣化防止性、耐熱性付加のための熱安定剤、耐候性
付加のための耐候剤、耐光性付加のための耐光剤、機能
性付加のための各種安定剤、添加剤、界面活性剤、有機
系もしくは無機系の顔料、有機もしくは無機のフィラー
などを含有するものであっても良い。
無延伸であっても、一軸あるいは二軸延伸されたもので
もよく、さらに単層構造であっても多層構造であっても
よい。延伸は、公知のテンター法等で行えばよい。ま
た、無延伸フィルムまたはシートの製造方法も公知の方
法で行えばよい。
は、気体透過性が制御されたものであることが好まし
い。その制御方法は特に限定されるものではなく、具体
的には、原料樹脂の結晶性部分と非晶性部分の種類と量
比および膜厚を最適化する方法や、二次加工によって微
細孔を開けたり引っ掻き傷を付けたりする条件を最適化
する方法を挙げることができる。
または該樹脂シートのうち、10〜45g/m2・24
hの水蒸気透過度、1000〜9000nmol/m2
・s・100kPaの酸素ガス透過度、および600〜
9000nmol/m2・s・100kPaのエチレン
ガス透過度を有する樹脂フィルムまたは樹脂シートを特
に好ましく使用することが出来る。このような樹脂フィ
ルムまたは樹脂シートを用いた包装材料は、特に生鮮品
の包装に好ましく使用することが出来る。
れた包装材料の製造方法は特に限定されるものではな
い。包装材料が樹脂フィルムもしくは樹脂シートの場合
には、本発明の防曇剤若しくは防曇剤液を均一に添加し
たプレポリマーを、公知の方法、例えばTダイ押出機や
カレンダーロール等を用いる一般的な方法にて成形加工
すればよい。
発明の防曇剤若しくは防曇剤液の添加割合は、該樹脂フ
ィルムまたは該樹脂シートに対して0.0001〜10
重量%の範囲であることが好ましい。
れた包装材料の製造方法は特に限定されるものではな
い。包装材料が樹脂フィルムもしくは樹脂シートの場合
には、樹脂フィルムもしくは樹脂シートの表面に、公知
の方法、例えばスプレーコーター、グラビアコーター、
エアーナイフコーター、ロールコーター、およびナイフ
コーターなどを用いる一般的な方法で本発明の防曇剤若
しくは防曇剤液を付着させればよい。
発明の防曇剤若しくは防曇剤液の付着割合は、該樹脂フ
ィルムまたは該樹脂シートに対して0.01mg/m2
〜10000mg/m2の範囲であることが好ましい。
よび/または付着された樹脂フィルムもしくは樹脂シー
トは、本発明の効果を損なわない範囲であれば、コロナ
処理、プラズマ処理、火炎処理等の表面処理を施しても
よい。
曇りや水滴の形成を防止する能力を有し、且つ様々な細
菌に対して抗菌効果が高い。このため、該包装材料を用
いて生鮮品を包装若しくは被覆すれば、前述の水滴に起
因する劣化や腐敗の進行を防止する効果に加えてフィル
ム表面に形成される水膜中における細菌の増殖をも抑制
する効果も得られるため、生鮮品の鮮度を長期に渡り保
持することができる。
ないが、具体的には、野菜、果物、花卉、畜肉およびそ
の加工品、魚貝類およびその加工品などを挙げることが
できる。
および被覆方法は特に限定されるものではないが、例え
ば、袋詰包装、ハンカチ包装、シュリンク包装、箱詰方
法等の公知の方法で行えばよい。
る。本実施例において「%」は特に断りがない限り「重
量%」を意味する。なお、本実施例においてEPLはチ
ッソ(株)製ポリリジンを使用した。
油脂(株)製・ノニオンLP−20R)を防曇剤2とし
た。
エチレン付加物(日本油脂(株)製・ノニオンLT−2
21)を防曇剤3とした。
ン(東邦化学(株)製・アンステックスN−100)を
防曇剤4とした。
(理研ビタミン(株)製・ポエムM−300)を微細に
粉砕して防曇剤5を得た。
分)を99.65%、イルガノックス1010(Irgano
x1010 チバ・ガイギー社製)0.2%、ステアリン酸
カルシウム0.1%、防曇剤1〜5を0.05%添加し
てブレンダーで均一混合したのち、Tダイ押出機を用い
て、押出温度210℃、ライン速度20m/分の条件に
て、フィルム厚み50μmのフィルム1〜5を作製し
た。作製したフィルムについて後述の表1に示した。
して作製したフィルム1〜5について、後述の3−1)
および3−2)記載の方法により防曇効果の測定を行
い、その結果を防曇剤および防曇フィルムの防曇効果と
した。結果について後述の表2に示した。
験) 200mL容ビーカーに5℃の水を張り、フィルム1〜
5にて口を密閉したのち、5℃の冷蔵庫に1〜24時間
放置した。その後のフィルムの曇りを目測により評価し
た。
験) 200mL容ビーカーに80℃の湯を張り、フィルム1
〜5にて口を密閉したのち、80℃の湯せんに10〜3
0秒間放置した。その後のフィルムの曇りを目測により
評価した。
個見られる △(やや不良):防曇処理面積の2割未満が微小水滴で
曇り、不透明状態を呈する ×(不良) :微小水滴で全面に曇り、不透明状態を
呈する。
して作製したフィルム1〜5について、後述の4−2)
および4−3)記載の方法にて抗菌効果の測定を行い、
その結果を防曇剤および防曇フィルムの抗菌効果とし
た。その結果を後述の表2に示した。
500倍に希釈し、pHを7.0±0.2に調整した1
/500培地に、滅菌したピペットで大腸菌(Esch
erichia coli、IFO3972)を、培地
中の生菌数が3.0×105個/mLの濃度となるよう
に調整した。
ャーレへ入れ、その試験面に接種用菌液0.5mLを接
種し、さらにその上に滅菌処理を施したポリエチレン製
被覆フィルム(4.5cm×4.5cm)を被せて蓋を
したのち、温度35±1℃、相対湿度90%以上の条件
で24時間培養を行った。培養終了後、各々の試験片、
被覆フィルムに付着している菌をSCDLPブイヨン培
地(日本製薬(株)製)10mLを用いて滅菌シャーレ
中に十分に洗い出し、この洗い出した液1mL中の生菌
数を標準寒天培地法により測定した。試験終了後、下記
計算式により増減値差を算出した。 増減値差 = Log(B/A) − Log(C/
A) 抗菌無加工試料 [A]:接種直後の生菌数 [B]:定時間培養操作後の生菌数 抗菌加工試料 [C]:定時間培養操作後の生菌数
試験細菌を黄色ブドウ球菌(Staphylococc
us aureus、IFO12732)としてその抗
菌効果の測定を行った。
して作製したフィルム1〜5について、後述の5−1)
記載の方法にて食品保存性試験を行い、その結果を防曇
剤および防曇フィルムの食品保存効果とした。結果につ
いて後述の表4に示した。
ち、10℃の冷蔵庫に1〜10日間保存し、その外観変
化を目測により評価した。
れる。 △(やや不良):切口や葉末端、および葉に褐変・斑点
がはっきり認めらる。商品化は困難である。 ×(不良) :傷み・褐変が激しく、商品とならな
い。
施例1で得た防曇剤1は比較例1〜4で得た公知の防曇
剤2〜5と比較して同等の防曇効果を有しており、か
つ、大腸菌および黄色ブドウ球菌に対して高い抗菌効果
を示し、さらにレタス保存性も高く、防曇剤の使用目的
である視認性・鮮度保持効果の向上に関して優れた特徴
を有していることががわかる。また、該防曇剤を添加し
たフィルムは、防曇フィルムとして優れた特徴を有して
いることががわかる。
の混合液(90体積%エタノール水溶液。以下、水エタ
ノール混合液という。)を99.99%配合したのち均
一に溶解して、防曇剤液1を得た。
合液を99.99%配合したのち均一に溶解して、防曇
剤液2を得た。
合液を99.99%配合したのち均一に溶解して、防曇
剤液3を得た。
合液を99.99%配合したのち均一に溶解して、防曇
剤液4を得た。
合液を99.99%配合したのち均一に溶解して、防曇
剤液5を得た。
剤液1〜5を6000mg/m2となるようにグラビア
コーターにて付着したのち、80℃オーブンで5秒間乾
燥処理を施してフィルム7〜11を作製した。作製した
フィルムについて後述の表5に示した。
5を付着して作製したフィルム6〜10について、前述
の3−1)および3−2)記載の方法で防曇効果の測定
を行い、その結果を防曇剤液および防曇フィルムの防曇
効果とした。結果について後述の表6に示した。
5を付着して作製したフィルム6〜10について、前述
の4−2)および4−3)記載の方法で抗菌効果の測定
を行い、その結果を防曇剤液および防曇フィルムの抗菌
効果とした。結果について後述の表7に示した。
5を付着して作製したフィルム6〜10について、前述
の5−1)記載の方法で食品保存性試験を行い、その結
果を防曇剤液および防曇フィルムの抗菌効果とした。結
果について後述の表8に示した。
施例2で得た防曇剤液2は、比較例5〜8で得た公知の
防曇剤液2〜5と比較して同等以上の防曇効果を有して
おり、かつ、大腸菌および黄色ブドウ球菌に対して高い
抗菌効果を示し、さらにレタス保存性も高く、防曇剤液
の使用目的である視認性・鮮度保持効果の向上に関して
優れた特徴を有していることががわかる。また、該防曇
剤液を付着したフィルムは、防曇フィルムとして優れた
特徴を有していることががわかる。
合したのち均一に溶解して、防曇剤液6を得た。該防曇
剤液のpHをガラス電極pH計を用いて測定した結果、
pH8.0であった。
P)を1%、ショ糖脂肪酸エステル(三菱化成フーズ
(株)製・リョートーシュガーエステルL−1695)
を1%、3%乳酸水溶液を98%配合したのち均一に溶
解して、公知の防曇剤である防曇剤液7を得た。該防曇
剤液のpHをガラス電極pH計を用いて測定した結果、
pH2.8であった。
て、後述の12−1)記載の方法にて金属腐食性試験を
行い、その結果を防曇剤液の金属腐食性とした。結果に
ついて後述の表9に示した。
し、鋳鉄製テストピース(5mmφ×60mm)を浸漬
したのち、設定温度30±1℃の条件にて1〜10日間
保存し、その外観変化を目測により評価した。
6〜7を600mg/m2となるようにスプレーコータ
ーにて付着したのち、80℃オーブンで30秒間乾燥処
理を施してフィルム12〜13を作製した。作製したフ
ィルムについて後述の表10に示した。
付着して作製したフィルム12〜13について、前述の
3−1)および3−2)記載の方法により防曇効果の測
定を行い、その結果を防曇剤液および防曇フィルムの防
曇効果とした。結果について後述の表11に示した。
均一付着して作製したフィルム12〜13について、前
述の4−2)および4−3)記載の方法にて抗菌効果の
測定を行い、その結果を防曇剤液および防曇フィルムの
抗菌効果とした。結果について後述の表12に示した。
均一付着して作製したフィルム12〜13について、前
述の5−1)記載の方法にて食品保存性試験を行い、そ
の結果を防曇剤液および防曇フィルムの抗菌効果とし
た。結果について後述の表13に示した。
2で得た防曇剤液6は比較例9で得た公知の防曇剤液7
と比較して金属腐食性が低いことがわかる。また、表1
1〜13から明らかなように、防曇剤液2は防曇剤液7
と比較して防曇効果、大腸菌および黄色ブドウ球菌に対
する抗菌効果、レタス保存性効果が高く、防曇剤液の使
用目的である視認性・鮮度保持効果の向上に関して優れ
た特徴を有していることがわかる。また、該防曇剤液を
付着したフィルムは、防曇フィルムとして優れた特徴を
有していることががわかる。
製・リョートーシュガーエステルL−1695)を重量
比1:1の割合で均一に混合し、乳鉢で微細に粉砕し
て、防曇剤6を得た。
(株)製・ポエムM−300)を重量比1:1の割合で
均一に混合し、乳鉢で微細に粉砕して、防曇剤7を得
た。
(株)製・ポエムDP95−RF)を重量比1:1の割
合で均一に混合し、乳鉢で微細に粉砕して、防曇剤8を
得た。
(株)製・ポエムJ−6021)を重量比1:1の割合
で均一に混合して、防曇剤9を得た。
・ノニオンLP−20R)を重量比1:1の割合で均一
に混合して、防曇剤10を得た。
た防曇剤6〜11を配合した以外は、前述のフィルム1
作製手順に従いフィルム14〜19を作製した。作製し
たフィルムについて後述の表14に示した。
11を配合して作製したフィルム14〜19について、
前述の3−1)および3−2)記載の方法により防曇効
果の測定を行い、防曇剤および防曇フィルムの防曇効果
とした。結果について後述の表15に示した。
11を配合して作製したフィルム14〜19について、
前述の4−2)および4−3)記載の方法にて抗菌効果
の測定を行い、その結果を防曇剤の抗菌効果とした。結
果について後述の表16に示した。
11を配合して作製したフィルム14〜19について、
前述の5−1)記載の方法にて食品保存性試験を行い、
その結果を防曇剤の抗菌効果とした。結果について後述
の表17に示した。
の実施例4〜8で得た防曇剤6〜10は、比較例10で
得た防曇剤11と比較してEPL含有量が少ないにも関
わらず、同等以上の防曇効果、および同等の大腸菌およ
び黄色ブドウ球菌に対する抗菌効果、レタス保存効果を
有しており、防曇剤の使用目的である視認性・鮮度保持
効果の向上に関して優れた特徴を有していることががわ
かる。また、該防曇剤を添加したフィルムは、防曇フィ
ルムとして優れた特徴を有していることがわかる。
合液を99.99%配合したのち均一に溶解して、防曇
剤液8を得た。
合液を99.99%配合したのち均一に溶解して、防曇
剤液9を得た。
合液を99.99%配合したのち均一に溶解して、防曇
剤液10を得た。
合液を99.99%配合したのち均一に溶解して、防曇
剤液11を得た。
混合液を99.99%配合したのち均一に溶解して、防
曇剤液12を得た。
ル混合液を99.99%配合したのち均一に溶解して、
防曇剤液13を得た。
剤液8〜13を6000mg/m2となるようにグラビ
アコーターにて付着したのち、80℃オーブンで5秒間
乾燥処理を施してフィルム20〜24を作製した。作製
したフィルムについて後述の表18に示した。
8〜13を付着して作製したフィルム20〜25につい
て、前述の3−1)および3−2)記載の方法で防曇効
果の測定を行い、防曇剤液および防曇フィルムの防曇効
果とした。結果について後述の表19に示した。
8〜13を付着して作製したフィルム20〜25につい
て、前述の4−2)および4−3)記載の方法で抗菌効
果の測定を行い、その結果を防曇剤液および防曇フィル
ムの抗菌効果とした。結果について後述の表20に示し
た。
8〜13を付着して作製したフィルム20〜25につい
て、前述の5−1)記載の方法で食品保存性試験を行
い、その結果を防曇剤液および防曇フィルムの抗菌効果
とした。結果について後述の表21に示した。
の実施例9〜13で得た防曇剤液8〜12は、比較例1
1で得た防曇剤液13と比較してEPL含有量が少ない
にも関わらず、同等以上の防曇効果、および同等の大腸
菌および黄色ブドウ球菌に対する抗菌効果、レタス保存
効果を有しており、防曇剤液の使用目的である視認性・
鮮度保持効果の向上に関して優れた特徴を有しているこ
とががわかる。また、該防曇剤液を付着したフィルム
は、防曇フィルムとして優れた特徴を有していることが
わかる。
ン樹脂組成物(PP−1〜PP−3)のポリマー特性 [PP−1]:プロピレン/α−オレフィン共重合体
(A)とプロピレン/α−オレフィン共重合体(B)と
を含むプロピレン樹脂組成物である。プロピレン/α−
オレフィン共重合体(A)は、α−オレフィン成分がエ
チレンであり、プロピレン単位を、共重合体(A)に対
して99.8%含んでおり、極限粘度が2.23dl/
gである。プロピレン/α−オレフィン共重合体(B)
は、α−オレフィン成分がエチレンであり、プロピレン
単位を共重合体(B)に対して54%含んでいる。ま
た、共重合体(B)は、プロピレン樹脂組成物の31%
であり、極限粘度が1.49dl/g、20℃キシレン
可溶成分が95%である。プロピレン樹脂組成物の極限
粘度は2.00dl/gである。 [PP−2]:極限粘度が2.09dl/gのプロピレ
ンホモポリマーである。 [PP−3]:極限粘度が1.83dl/g、結晶融点
が125℃のエチレン/プロピレン/1−ブテンランダ
ム共重合体である。
剤としてテトラキス−[メチレン−3−(3’,5’−
ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネ−ト]メタンを0.50%、ステアリン酸カルシウム
を0.10%の割合で配合した。これをブレンダーによ
って均一に混合し、得られた混合物を押出機で溶融混練
した後にペレット状の組成物−1〜組成物−3を得た。
剤としてテトラキス−[メチレン−3−(3’,5’−
ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネ−ト]メタンを0.50%、ステアリン酸カルシウム
を0.10%配合し、更に、防曇剤1〜2を0.05%
の配合割合で配合した。それぞれをブレンダーによって
均一に混合し、得られた混合物を押出機で溶融混練した
後にペレット状の組成物−4〜組成物−5を得た。
料あるいは表面層原料とし、基材層原料を口径90mm
の押出機に、表面層原料を口径40mmの押出機に供給
し、溶融温度240℃でTダイより共押出しし、40℃
の冷却ロ−ルで冷却して、基材層700μm、表面層7
0μmの2種2層からなる多層シ−トを得た。
試験機を用いて逐次二軸延伸して、表22に示したよう
な二軸延伸フィルムを得た。実施例14、比較例12で
は、156℃で120秒間予熱した後、10m/min
の延伸速度で縦方向に4.2倍、横方向に8.2倍逐次
延伸した。また、実施例15、比較例13では、160
℃で120秒間予熱した後、10m/minの延伸速度
で縦方向に4.2倍、横方向に8.2倍逐次延伸した。
定の試験片を調製し、所定の試験方法に準拠して各気体
の透過度を測定した。その結果を表23に示した。
したフィルム26〜29について、前述の3−1)およ
び3−2)記載の方法により防曇効果の測定を行い、防
曇剤および防曇フィルムの防曇効果とした。結果につい
て後述の表24に示した。
したフィルム26〜29について、前述の4−2)およ
び4−3)記載の方法にて抗菌効果の測定を行い、その
結果を防曇剤の抗菌効果とした。結果について後述の表
25に示した。
したフィルム26〜29について、前述の5−1)記載
の方法にて食品保存性試験を行い、その結果を防曇剤の
抗菌効果とした。結果について後述の表26に示した。
の実施例14〜15で作製したフィルム26〜27は、
比較例12〜13で作製したフィルム28〜29と比較
して同等の防曇効果、および同等以上の大腸菌および黄
色ブドウ球菌に対する抗菌効果、レタス保存効果を有
し、防曇剤として優れた特徴を有していることががわか
る。また、特に気体透過性フィルムに該防曇剤を添加し
たフィルム26は、防曇フィルムとして優れた特徴を有
していることがわかる。
せで基材層原料あるいは表面層原料とし、基材層原料を
口径90mmの押出機に、表面層原料を口径40mmの
押出機に供給し、溶融温度240℃でTダイより共押出
しし、40℃の冷却ロ−ルで冷却して、基材層700μ
m、表面層70μmの2種2層からなる多層シ−トを得
た。
試験機を用いて逐次二軸延伸して、表27に示したよう
な二軸延伸フィルムを得た。実施例16、比較例14で
は、156℃で120秒間予熱した後、10m/min
の延伸速度で縦方向に4.2倍、横方向に8.2倍逐次
延伸した。また、実施例17、比較例15では、160
℃で120秒間予熱した後、10m/minの延伸速度
で縦方向に4.2倍、横方向に8.2倍逐次延伸した。
剤液1〜2を6000mg/m2となるようにグラビア
コーターにて付着したのち、80℃オーブンで5秒間乾
燥処理を施してフィルム30〜33を作製した。
定の試験片を調製し、所定の試験方法に準拠して各気体
の透過度を測定した。その結果を表28に示した。
したフィルム30〜33について、前述の3−1)およ
び3−2)記載の方法により防曇効果の測定を行い、防
曇剤および防曇フィルムの防曇効果とした。結果につい
て後述の表29に示した。
したフィルム30〜33について、前述の4−2)およ
び4−3)記載の方法にて抗菌効果の測定を行い、その
結果を防曇剤の抗菌効果とした。結果について後述の表
30に示した。
したフィルム30〜33について、前述の5−1)記載
の方法にて食品保存性試験を行い、その結果を防曇剤の
抗菌効果とした。結果について後述の表31に示した。
の実施例16〜17で作製したフィルム30〜31は、
比較例14〜15で作製したフィルム32〜33と比較
して同等の防曇効果、および同等以上の大腸菌および黄
色ブドウ球菌に対する抗菌効果、レタス保存効果を有
し、防曇剤液として優れた特徴を有していることががわ
かる。また、特に気体透過性フィルムに該防曇剤液を付
着したフィルム30は、防曇フィルムとして優れた特徴
を有していることがわかる。
ルムやシートに発生する曇りや水滴の形成を防止する能
力を有し、且つグラム陰性菌をはじめとする様々な細菌
に対して効果が高く、更にpHの制御が容易である。更
に、本発明の包装材料を用いて生鮮品を包装すれば、水
滴への接触による劣化・腐敗の防止、および包装材料の
表面に形成された水膜中における微生物の増殖を抑制が
可能となり、内容物の鮮度および日持ちを大幅に向上さ
せることができる。
Claims (9)
- 【請求項1】ε−ポリリジンおよび/またはその塩を含
有する防曇剤。 - 【請求項2】さらに界面活性剤を含有する請求項1記載
の防曇剤。 - 【請求項3】界面活性剤がショ糖脂肪酸エステル、モノ
グリセリン脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、およびソルビタン
脂肪酸エステルから選ばれた1種以上である請求項2記
載の防曇剤。 - 【請求項4】請求項1〜3の何れか1項記載の防曇剤
が、水およびアルコールから選ばれた少なくとも1種以
上の溶媒に溶解若しくは懸濁された防曇剤液。 - 【請求項5】請求項1〜3の何れか1項記載の防曇剤ま
たは請求項4記載の防曇剤液が添加および/または付着
された包装材料。 - 【請求項6】包装材料が、樹脂フィルムまたは樹脂シー
トである請求項5記載の包装材料。 - 【請求項7】包装材料が、10〜45g/m2・24h
の水蒸気透過度、1000〜9000nmol/m2・
s・100kPaの酸素ガス透過度、および600〜9
000nmol/m2・s・100kPaのエチレンガ
ス透過度を有する樹脂フィルムまたは樹脂シートである
請求項5記載の包装材料。 - 【請求項8】請求項5〜7記載の包装材料を用いて包装
または被覆された生鮮品。 - 【請求項9】請求項5〜7記載の包装材料を用いて包装
または被覆する生鮮品の鮮度保持方法。
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