JP2002193686A - 収縮低減性を有する水硬性硬化体及びその製造方法 - Google Patents

収縮低減性を有する水硬性硬化体及びその製造方法

Info

Publication number
JP2002193686A
JP2002193686A JP2000394624A JP2000394624A JP2002193686A JP 2002193686 A JP2002193686 A JP 2002193686A JP 2000394624 A JP2000394624 A JP 2000394624A JP 2000394624 A JP2000394624 A JP 2000394624A JP 2002193686 A JP2002193686 A JP 2002193686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
shrinkage
reducing agent
shrinkage reducing
cured product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000394624A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujikazu Okubo
藤和 大久保
Yoshinori Nagai
義徳 長井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Onoda Co Ltd
Original Assignee
Onoda Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Onoda Co Ltd filed Critical Onoda Co Ltd
Priority to JP2000394624A priority Critical patent/JP2002193686A/ja
Publication of JP2002193686A publication Critical patent/JP2002193686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/009After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/52Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/34Non-shrinking or non-cracking materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/60Flooring materials

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 収縮を低減させ、ひび割れの発生を抑制した
モルタル又はコンクリート等の水硬性硬化体の製造技術
の提供。 【解決手段】 水硬性組成物、水及び収縮低減剤を混練
した水硬性混練物を施工して形成した表面に収縮低減剤
含有層を有する施工体を形成するか、又は水硬性混練物
施工後、施工体表面に収縮低減剤を塗布等により収縮低
減剤含有層を形成した後に、蒸発抑制剤を塗布して蒸発
抑制被覆剤層を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セメント等の水硬
性結合材及び骨材等を含有する水硬性組成物と水とを混
練した水硬性混練物を施工し、その後硬化せしめる水硬
性硬化体、特に収縮低減性を有する水硬性硬化体及びそ
の製造方法に関する。より詳しくは、本発明は、コンク
リート等の水硬性硬化体系床材の表面仕上げ用に利用さ
れるセルフレベリング材水混練物の硬化時等に発現する
収縮を抑制することのできるセルフレベリング硬化体等
の水硬性硬化体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水硬性組成物と水とを混練してモルタル
あるいはコンクリート等の水硬性硬化体を製造する際の
水は、通常作業性を確保するために理論必要量以上の過
剰量を使用する。この過剰な水が蒸発する際に、コンク
リート等の水硬性硬化体の乾燥収縮を進行させひび割れ
が発生する等の問題が起きる。この問題を解決するため
に、収縮低減剤を水硬性混練物に混入あるいは水硬性硬
化体に含浸する方法(特開平11−257829号公
報、特開平7−172895号公報)や、蒸発抑制剤
(蒸発防止剤ということもある)を水硬性硬化体の表面
に被覆する方法(特公昭62−116号公報)が提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従前の方法で
は、十分な収縮低減効果を期待できない場合がある。す
なわち、急激な乾燥状態や長期の乾燥状態等に曝された
場合において十分な収縮低減効果を示さないことがあ
る。例えば、コンクリート系床材の施工において、総施
工面積が小さい場合には打設後2週間ぐらいで仕上げ材
を張り付けるので床材表面が大気中に曝される期間が短
くひび割れの発生は少ない。
【0004】しかしながら、総施工面積が大きい場合に
は、施工工程の都合上コンクリート系床材の打設区域ご
とに表面仕上げ工程を実施することなく、複数の打設区
域あるいは全打設区域を、一度に表面仕上げ工程を実施
する。すなわち、コンクリート系床材の全打設工事が完
了後仕上げ工程に移行するため初期の打設箇所は数ヶ月
間大気に曝され、その結果水分蒸発の激しい時期、気候
あるいは地域等によっては、収縮低減剤を利用している
場合においても乾燥が進行し収縮によるひび割れが発生
する問題がある。また、この発生したひび割れを仕上げ
処理前に補修することになると、それに伴って施工期間
が長期化することになる。
【0005】本発明は、かかる従来技術の問題点、すな
わち解決すべき課題を解消する、収縮低減性を有する水
硬性硬化体の製造方法及びその製造方法により施工した
水硬性硬化体を提供するものである。特に、本発明は、
コンクリート等の水硬性硬化体系床材の表面仕上げ用に
利用されるセルフレベリング材水混練物の硬化時等に生
ずる収縮を抑止することのできるセルフレベリング硬化
体の製造方法及びその製造方法により施工したセルフレ
ベリング硬化体を提供するものである。
【0006】また、本発明の水硬性硬化体の製造方法で
は、硬化体製造過程にある水硬性混練物に保水剤を配合
することができ、その場合には収縮低減剤あるいは蒸発
抑制剤塗布後の乾燥期間を短縮することができ施工期間
の短縮に極めて有効な収縮低減性を有する水硬性硬化体
の製造方法も提供するものである。さらに、その結果収
縮低減剤及び塗蒸発抑制剤を早期に塗布することがで
き、それにより収縮低減性能をより一層向上せしめた水
硬性硬化体の製造方法をも提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した課題
を解決するものであり、そのための手段は、収縮低減性
を有する水硬性硬化体及びその製造方法であり、そのう
ちの収縮低減性を有する水硬性硬化体の製造方法は、水
硬性組成物及び水を含有する水硬性混練物より形成する
水硬性組成物施工体の表面に収縮低減剤含有層を形成
し、ついで蒸発抑制被覆剤層を形成するものである。ま
た、水硬性硬化体は、前記製造方法により施工されたも
のであり、表面に収縮低減剤含有層を有する水硬性組成
物施工体表面に蒸発抑制被覆剤層を形成したものであ
る。
【0008】そして、本発明は、このようにすることに
より、すなわち水硬性組成物施工体の表面に収縮低減剤
含有層をまず形成し、ついで蒸発抑制被覆剤層を形成す
ることにより収縮低減性に格段に優れた水硬性硬化体の
製造方法を提供できる。より具体的には、収縮低減剤
を、水硬性混練物中に混入、又は/及び水硬性組成物施
工体の表面に含浸することによって、前記施工体表面に
収縮低減剤含有層を形成し、ついでその表面に蒸発抑制
被覆剤層を形成することにより収縮低減性に優れた水硬
性硬化体の製造方法を提供できるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下に具体的かつ詳細に説明する。本発明は、前記したと
おりの収縮低減性を有する水硬性硬化体及びその製造方
法の発明であり、そのうちの水硬性硬化体の製造方法
は、水硬性組成物施工体の表面に収縮低減剤含有層を形
成し、ついで蒸発抑制被覆剤層を形成するものである。
【0010】そして、この水硬性組成物施工体を形成す
るために使用する水硬性組成物は、水硬性結合材を必須
成分とし、これに必要に応じ骨材及び各種混和剤(材)
を含有するものである。この組成物に水を混合して混練
することにより水硬性混練物を形成し、この混練物を所
定の箇所に打設(施工)することにより水硬性組成物施
工体が形成される。この施工体を形成後放置することに
より硬化が進行し、所定時間経過後に水硬性硬化体が形
成される。
【0011】本発明で使用する水硬性結合材としては、
水と水和反応することにより硬化するものであれば、各
種のものが使用可能であり、それには、例えば各種セメ
ント(すなわちポルトランドセメントあるいはアルミナ
セメント等)、石膏、高炉スラグあるいはドロマイトプ
ラスター等がある。骨材としては、砂等の細骨材あるい
は砂利等の粗骨材が使用可能である。
【0012】また混和剤としては、分散剤(減水剤、高
性能減水剤、AE減水剤、高性能AE減水剤、流動化
剤)、増粘剤あるいは消泡剤等の各種混和剤が使用可能
であり、これ以外にも、AE剤、硬化時間調整剤、発泡
剤、起泡剤、セメント用ポリマー、防錆剤あるいは防凍
剤等の各種混和剤も使用可能である。さらに、混和材と
しては、膨張材、防水材、ポラゾン物質、耐磨耗材ある
いは着色材等の各種混和材が使用可能である。
【0013】本発明で使用可能な水硬性混練物の形態に
関し、代表的な水硬性結合材であるセメントを使用した
場合について示すと、セメント及び水を混練したセメン
トペースト、セメント、砂及び水を混練したモルタル、
並びにセメント、砂、砂利及び水を混練した生コンクリ
ートがあり、何れの場合についても所望の特性を損なわ
ない限り各種混和剤(材)を1種又は2種以上を配合す
ることができる。また分散剤、増粘剤あるいは消泡剤を
混練するのが望ましい。
【0014】特に、本発明の水硬性硬化体の製造方法に
おいては、水硬性混練物中に保水剤を混練せしめること
が望ましく、それにより収縮低減剤塗布後の乾燥(含
浸)時間及び蒸発抑制剤塗布後の乾燥(含浸)時間を大
幅に短縮させることができ、効率的に水硬性硬化体を製
造できる利点がある。
【0015】本発明の水硬性硬化体を製造する施工対象
物は特に限定されることはないが、大型水平面あるいは
大型平坦面を形成する必要が生ずる場合のある床面ある
いは壁面形成時に、本発明の水硬性硬化体の製造方法は
好適に使用できる。特に、コンクリート等の水硬性硬化
体系床材の表面仕上げ用にセルフレベリング材を使用し
てセルフレベリング水硬性硬化体を形成する際に好適に
利用できる。
【0016】このセルフレベリング材とは、水と混練す
ることにより自然流動性を有し簡単にならすだけで平坦
・平滑な床面を鏝押さえなしで仕上げられる水硬性混練
物を形成できる水硬性組成物であり、その組成は通常、
セメントあるいは石膏などの水硬性結合材、骨材及び分
散材を含有し、水を混合後の混練物は流動性に優れたも
のであり、この点に特色がある。また、セルフレベリン
グ材は施工厚さが薄く、単位体積当たりの表面積が大き
いため、乾燥の影響を受けやすい。
【0017】本発明において使用する収縮低減剤とは、
硬化体中の過剰な水分が蒸発する際に発生する応力を低
下させることにより、硬化体の乾燥収縮を低減させる性
質を持つ混和剤であり、その性質は収縮を支配する毛細
管凝縮水に溶解して表面張力を低下させ、その結果乾燥
時の毛細管張力を小さくして収縮を低減させるものであ
るとされているものである。
【0018】このような収縮低減剤は、既知で各種のも
のがあり、それらが特に制限されることなく利用でき、
それらには、ポリオキシアルキレン化合物、ポリエーテ
ル系化合物あるいはアルキレンオキシド化合物等があ
り、具体的には、ポリオキシエチレン・アルキルアリル
エーテル、ポリプロピレングリコール、ポリオキシアル
キレングリコール、エチレンオキシドメタノール付加
物、エチレンオキシド・プロピレンオキシド重合体、フ
ェニル・エチレンオキシド重合体、シクロアルキレン・
エチレンオキシド重合体あるいはジメチルアミン・エチ
レンオキシド重合体等が例示できる。
【0019】この収縮低減剤を使用して収縮低減剤含有
層を形成する態様については、水硬性硬化体の表面に収
縮低減剤含有層を形成することができるものであれば、
特に制限されることはなく各種の手段が採用できる。そ
の収縮低減剤含有層については、水硬性硬化体の表面に
存在すれば、収縮低減剤が硬化体全体に満遍なく存在し
てもよいが、収縮低減剤含有層を形成する態様について
は、収縮低減効果及び経済性の点から表層に収縮低減剤
を多く含む含有層を形成することが望ましい。
【0020】その具体的手法については、水硬性組成物
と水とを混練する際に合わせて収縮低減剤も混練して収
縮低減剤を混入した水硬性混練物を形成した後施工して
全体に収縮低減剤が存在する水硬性組成物施工体を形成
する手法、水硬性混練物を施工した後形成された施工体
表面に収縮低減剤を含浸させ水硬性硬化体の表面にのみ
収縮低減剤含有層を形成する手法等がある。
【0021】水硬性組成物施工体に収縮低減剤を含浸せ
しめる手法の場合の含浸時期については、施工体の硬化
前あるいは硬化後のいずれでもよいが、硬化後の表面強
度の点で、硬化後できるだけ早い時期に含浸させる方が
好ましい。さらに工期の点で、できるだけ早い時期に含
浸させる方が好ましい。したがって、これらの理由によ
り、施工体が硬化後できるだけ早い時期に含浸させる方
がより好ましい。収縮低減剤を含浸せしめる手法につい
ては、収縮低減剤が施工体表面に浸透して該表面に収縮
低減剤含有層材が形成できる手法であれば特に制限され
ることなく採用でき、それには塗布、噴霧あるいは散布
等がある。
【0022】収縮低減剤の使用量については、収縮低減
剤を水硬性組成物と水との混練物に混入せしめる場合に
は結合材100重量部に対して0.2〜6重量部になる
ように配合するのがよい。この範囲を逸脱した場合、特
に少ない場合には収縮低減効果が低く、多い場合にはコ
スト高を招くと共に次工程までの処理時間が長期化し、
非効率である。また収縮低減剤を水硬性組成物施工体表
面に含浸せしめる場合には収縮低減剤の有効成分を50
〜150g/m2で塗布あるいは噴霧等を行うのがよ
い。この範囲を逸脱した場合には混入せしめる場合と同
様の問題が生ずる恐れがある。
【0023】本発明における蒸発抑制被覆剤層の形成に
ついては、収縮低減剤含有層を形成した後に行うことが
必要不可欠である。このようにすることが本発明の最大
の特徴であり、それにより収縮低減性を格段と向上せし
めた水硬性硬化体を形成することができるのである。こ
の被覆剤層の形成開始時期については、特に限定される
ことはないが収縮低減剤含有層を形成後できるだけ早い
時期に行なうのが好ましい。
【0024】本発明における蒸発抑制被覆剤層は、水硬
性硬化体表面に形成することにより、その硬化体内の水
分の蒸発を防止または抑制させる被覆層である。その形
成に使用する蒸発抑制剤としては、水硬性硬化体表面に
水の蒸発を防止または抑制できる性能を有する膜又は層
を形成することができるものであれば各種のものが制限
なく使用可能であり、それには各種の高分子材料のエマ
ルションもしくは溶液があるが、それ以外の有機材料、
無機材料についても前記膜又は層を形成するものであれ
ば使用可能である。
【0025】その材料を例示すると、天然ゴム、スチレ
ン・ブタジエン共重合体、クロロプレンゴム、アクリロ
ニトリル・ブタジエン共重合体及びメチルメタクリレー
ト・ブタジエン共重合体等のゴムラテックス、ポリプロ
ピレン、ポリクロロピレン、ポリ酢酸ビニル、ポリアク
リル酸エステル、スチレン・アクリル共重合体、酢酸ビ
ニル・アクリル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、エチレン・酢酸ビニル・塩化ビニル共重合体、酢酸
ビニルビニルバーサテート共重合体、不飽和ポリエステ
ル樹脂、ポリウレタン樹脂、アルキド樹脂及びエポキシ
樹脂等の合成樹脂、セルロース誘導体、ポリビニルアル
コール、ポリアクリル酸塩及びフルフリルアルコール等
の水溶性ポリマー、アスファルト、ゴムアスファルト及
びパラフィン等の瀝青質、ポリシロキサン、シリコー
ン、クロロシラン、エポキシシラン、アクリルシラン及
びシラン等のシロキシ結合を持つ有機珪素化合物、珪酸
リチウム、珪酸ナトリウム及び珪酸カリウム等の珪酸塩
等のエマルションもしくは溶液がある。
【0026】この蒸発抑制剤の使用量については、水硬
性硬化体表面に対して、有効成分が5〜150g/m2
となるように塗布あるいは散布等を行うのがよい。この
範囲を逸脱した場合、特に少ない場合には収縮低減効果
が低く、多い場合にはコスト高を招くと共に次工程まで
の処理期間が長期化し、非効率である。
【0027】前記したとおり、本発明の水硬性硬化体の
製造方法においては水硬性混練物中に保水剤を混練せし
めることが望ましく、それにより硬化後の水硬性硬化体
中に保水剤を存在させることができる。この保水剤の存
在により収縮低減剤塗布後の乾燥(含浸)時間が短縮で
き、モルタル等の水硬性混練物打設後早期に収縮低減剤
を塗布した場合においても乾燥(含浸)が速く、次工程
の蒸発抑制剤の塗布を早期に実施することを可能とす
る。また、水硬性混練物中に保水剤が存在することによ
り蒸発抑制剤塗布後の乾燥(含浸)時間も大幅に短縮す
ることができる。
【0028】本発明で使用する保水剤は、親水性に優
れ、水硬性混練物又はその硬化体中の水分の移動あるい
は蒸発を抑制する性質を有するものであれば特に制限さ
れることなく使用可能であり、それには水溶性セルロー
ス、ポリビニルアルコール、ポリエーテル等の水溶性高
分子、アクリル酸・ビニルアルコール共重合体、アクリ
ル酸ナトリウム重合体、ポリアクリル酸重合体、デンプ
ン・アクリル酸塩グラフト共重合体等がある。
【0029】また、保水剤としては、「高吸水性高分
子」といわれるオムツ等の吸水性材料として使用されて
いるものものが使用でき、その「高吸水性高分子」は、
本発明における保水剤として特に好適に使用できる。こ
の「高吸水性高分子」は、水等に対する優れた吸液能力
(自己体積の数倍以上)と吸液速度を有し、ゲルの優れ
た形態保持性能及び経時安定性を有する高分子物質であ
り、それは前記した保水剤としても既に例示されてお
り、アクリル酸・ビニルアルコール共重合体、アクリル
酸ナトリウム重合体、ポリアクリル酸重合体、デンプン
・アクリル酸塩グラフト共重合体等がある。
【0030】この保水剤の使用量については、結合材1
00重量部に対して0.3〜1.5重量部となるように
水硬性混練物に混入するのがよい。これより少ない場合
には水の吸収速度が低下して次工程までの処理期間が長
期化し施工性の低下を招く。これより多い場合には同一
軟度にするために、水量が増大し水硬性硬化体の強度低
下を招く。
【0031】
【実施例】以下に、本発明の水硬性硬化体及び比較水硬
性硬化体の具体的製造例、並びにそれらを使用した長さ
変化試験、ひび割れ試験及び保水剤の有効性を確認する
試験である乾燥期間短縮性能試験について記載するが、
本発明は、これら製造例及び試験例によって何等限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に記載された事項に
よって特定されるものであることはいうまでもない。
【0032】また、特に水硬性組成物がセルフレベリン
グ材である場合についても、水硬性硬化体及び比較水硬
性硬化体を調製し、かつそれに関し収縮低減効果を確認
するために実施するひび割れ試験についても記載する
が、その場合についても前記の場合と同様にそれら記載
によって本発明は何等限定されるものではなく、本発明
は特許請求の範囲に記載された事項によって特定される
ものであることはいうまでもない
【0033】[水硬性硬化体及び比較水硬性硬化体の製
造]本発明の水硬性硬化体及び比較水硬性硬化体を製造
するために、まず4種のモルタルを調製した。その配合
組成は表1に示すとおりである。また、この調製に使用
した原材料であるセメント、骨材及び混和剤は下記のと
おりものである。
【0034】〈原材料〉 セメント:太平洋セメント社製 普通ポルトランドセメ
ント 砂:山形県産珪砂(F.M.=2.0) 分散剤:ポリカルボン酸系高性能減水剤(竹本油脂社製
チューポールHP-11) 増粘剤:メチルセルロース系増粘剤(信越化学工業社製9
0SH-4000) 消泡剤:ポリエーテル系粉末消泡剤(サンノプコ社製SN
ディフォーマー14HP) 収縮低減剤:ポリエーテル系収縮低減剤(竹本油脂社製
ヒビダン) 保水剤:ポリアクリル酸系高分子(三菱化学社製アクア
パール500S)
【0035】
【表1】
【0036】これらの原材料を使用して調製したモルタ
ルについて、諸物性、すなわち凝結試験による始発時間
及び終結時間、並びに圧縮強度を測定した。結果は表2
に示すとおりである。これら測定は、JIS R520
1に規定されている「セメントの物理試験方法」に則っ
て行われた。
【0037】
【表2】
【0038】「長さ変化試験」及びそのための「モルタ
ルの調製」は、以下の手順に従って実施した。その試験
結果は表3に示す。 〈モルタルの調製〉JIS R5201の「セメントの
物理試験方法」、特に「10.4.2 モルタルの配合」
及び「10.4.3 練混ぜ方法」に準じて、表1に示し
た配合1〜4の4種の配合で、水硬性組成物と水とを、
ホバート社製ミキサにより混練しモルタルを調製する。
【0039】〈長さ変化試験〉前記手法に従って調製し
たモルタルを使用して以下の手順にしたがって長さ変化
試験を行った。 (1)前記モルタルを型枠(1×10×40cm)に流し込
んで成形し、試験体1個当たりゲージプラグ2個をモル
タル打設面(10×40cmの面)に25cm間隔で埋め
込む。 (2)1日湿空養生(温度20±3℃湿度90%R.H.以
上)する。 (3)脱型後、JIS A1129「モルタル及びコンク
リートの長さ変化試験」のコンタクトゲート法に準じ
て、まず基長を測定する。 (4)打設表面に収縮低減剤又は/及び蒸発抑制剤の第1
回目の塗付を行う(なお、塗布薬剤及び成形から塗布ま
での時間は表3に表記した。)。 (5)続いて、打設表面に収縮低減剤又は/及び蒸発抑制
剤の第2回目の塗付を行う(なお、第1回目の薬剤塗布
から第2回目の薬剤塗布までの時間も同様に表3に表記
した。) (6)次に、温度20±3℃、湿度60±5%R.H.で脱
型後28日間養生し、前記コンタクトゲージ法に準じて
測定し、その測定値及び先に測定してあった基長を使用
して長さ変化率を算出する。
【0040】〈ひび割れ試験〉「長さ変化試験」に使用
したモルタルと同様に調製したモルタルを使用して、以
下の手順にしたがってひび割れ試験を行った。その結果
は「長さ変化試験」と共に表3に示した。前記モルタル
をJIS A6904 「せっこうプラスター」の「5
・7 ひび割れ試験」に準じ、10cm角のひび割れ試
験用鉄製下地板に試料を塗りつけ、長さ変化試験と同様
に薬剤を塗布する。試験温度50±3℃、湿度20±5
%R.H.で養生し、7日経過後までひび割れの発生を観
察し、発生したひび割れの長さを測定する。
【0041】両試験に使用した収縮低減剤及び蒸発抑制
剤は下記のとおりである。 収縮低減剤:アルキレンオキシド系収縮低減剤、太平洋
セメント社製テトラガードAS20希釈液、塗布量10
0g/m2(有効成分90g/m2) 蒸発抑制剤:SBR系ポリマーエマルション、小野田社
製CX−B希釈液、塗布量100g/m2(有効成分1
5g/m2
【0042】
【表3】
【0043】〈長さ変化試験及びひび割れ試験の結果〉
表3の長さ変化試験及びひび割れ試験の結果より、水硬
性組成物施工体の表面にまず収縮低減剤含有層を形成
し、ついで蒸発抑制被覆剤層を形成する本発明の実施例
の場合には、同施工体の表面に収縮低減剤又は被覆剤の
いずれか一方のみの層を形成した場合に比し、長さ変化
率及びひび割れ試験のいずれにおいても優れた性能を発
現することが明白に把握できる。
【0044】また、この試験結果より、水硬性組成物施
工体の表面に、収縮低減剤と蒸発抑制剤の両成分を含有
する塗布液を塗布し、両成分を含有する層を一段工程で
形成した場合においても、本発明の場合より長さ変化率
及びひび割れ試験のいずれにおいても劣ることが把握で
きる。さらに、本発明の場合とは逆に水硬性組成物施工
体の表面にまず蒸発抑制剤を塗布し、ついで収縮低減剤
層を塗布した場合についても、本発明に比し前記性能が
劣ることが把握できる。
【0045】例えば、実施例1及び2は、まず収縮低減
剤を混入した水硬性混練物であるモルタルを調製し、次
いでこのモルタルを使用して施工体を形成し、その表面
に蒸発抑制剤を塗布したものであるが、両実施例とも、
収縮低減剤含有層あるいは蒸発抑制被覆剤層のみを形成
した比較例5、6、8及び9に比し、長さ変化率及びひ
び割れ試験のいずれにおいても優れた性能を発現してい
る。さらに、両実施例は、収縮低減剤と蒸発抑制剤の両
成分を含有する塗布液を塗布して両成分を含有する層を
形成する比較例10の場合あるいは本発明とは逆の順で
両層を形成した比較例7及び11の場合に比し、両試験
の性能が優れている。
【0046】そして、実施例1と実施例3の対比、及び
実施例2と実施例5、7との対比等から、収縮低減剤含
有層の形成については、モルタル中に収縮低減剤を混入
させる場合よりも、水硬性組成物施工体の表面に収縮低
減剤を塗布して収縮低減剤含有層を形成した場合の方が
長さ変化率が低く優れていることがわかる。
【0047】〈乾燥期間短縮性能試験〉保水剤を配合せ
しめることによる利点を調査するために、以下の手順に
したがって乾燥期間短縮性能試験を実施した。その結果
は表4に示した。保水剤を配合したモルタル(配合3)
と、配合しないモルタル(配合1)の2種類のモルタル
を打設して施工体を形成し、その施工体に収縮低減剤及
び蒸発抑制剤を塗布し、塗布面が乾燥する(塗布面へ含
浸する)までに要する期間、つまり次工程の処理を行な
うことが可能となるまでに要する期間を測定することに
より行う。収縮低減剤及び蒸発抑制剤については、長さ
変化試験及びひび割れ試験の場合と同一のものを同一条
件で使用した。
【0048】具体的には、収縮低減剤塗布後の乾燥(含
浸)期間の測定は以下のとおり行う。すなわち、モルタ
ルを打設し、その打設後収縮低減剤を塗布するまでの期
間を変更して、いろいろの期間を設定し、各期間経過後
に収縮低減剤を塗布し、その後塗布面が乾燥する(塗布
面に含浸する)までの期間(すなわち、収縮低減剤含有
液自体の光沢が消滅するまでの期間)を測定する。ま
た、蒸発抑制剤塗布後の乾燥(含浸)期間は、収縮低減
剤乾燥(含浸)後、蒸発抑制剤を直ちに塗布しその後塗
布面が乾燥する(塗付面に含浸する)までの期間を測定
する。それらの測定の結果は表4に示した。
【0049】
【表4】
【0050】〈乾燥期間短縮性能試験結果〉表4に示す
試験結果より、保水剤を使用した場合には、それを使用
しない場合に比し、収縮低減剤塗布後の乾燥(含浸)す
るまでの期間が1/3以下になり、大幅に短縮されたこ
とがわかる。また、保水剤を使用しない場合には蒸発抑
制剤塗布後の乾燥(含浸)するまでの期間に変化が生じ
ないのに対し、保水剤を使用した場合には、同期間も同
様に大幅に短縮されたことがわかる。
【0051】したがって、保水剤を使用した場合には、
モルタル打設後の早期に収縮低減剤を塗布しても乾燥
(含浸)が速く蒸発抑制剤を早期に塗布することがで
き、かつ蒸発抑制剤塗布後の乾燥(含浸)も速くその後
の工程も早期に施工でき、施工期間の短縮に極めて有効
である。さらに、収縮低減剤及び蒸発抑制剤を早期に塗
布することにより収縮低減性能も向上させることができ
るのであり、そのことは表3において塗付期間が短いも
のほど長さ変化率が低いことから理解できる。
【0052】[セルフレベリング硬化体の製造及びひび
割れ試験等]水硬性組成物にセルフレベリング材を使用
して、本発明及び比較の水硬性硬化体(セルフレベリン
グ硬化体)を形成し、それらについて収縮低減性を確認
するために「ひび割れ試験」を実施する。
【0053】〈原材料〉そのセルフレベリング硬化体を
製造するのに使用する原材料は以下のとおりである。 セルフレベリング材:セメント系セルフレベリング材
(セメント、骨材、各種混和剤(材)含有(小野田社製
小野田SL)) 保水剤:ポリアクリル酸系高分子(三菱化学社製アクア
パール500S) 収縮低減剤:アルキレンオキシド系収縮低減剤(太平洋
セメント社製テトラガードAS20) 蒸発抑制剤:アクリル系ポリマーエマルション(小野田
社製SLプライマー)
【0054】〈モルタルの配合〉そのセルフレベリング
硬化体を製造するために、下記表5に示す2種の配合で
セルフレベリング材水混練物としてモルタルを調製す
る。
【0055】
【表5】
【0056】〈セルフレベリング硬化体の製造条件〉こ
のモルタルを使用して下記のとおりの方法でセルフレベ
リング硬化体を製造する。コンクリート板(60×90
cm)に小野田社製SLプライマーを塗布量の合計が45
0g/m2(有効成分67.5g/m2)となるように2
回塗付した。2回目の塗布を行なってから24時間後、
SLプライマーを塗付したコンクリート板の上に表5に
示す配合組成のモルタルを厚さ10mmで打設する。
【0057】
【表6】 モルタル打設後の収縮低減剤及び蒸発抑制剤の塗布は以
下のとおり行なった。すなわち、1回目の薬剤塗布には
収縮低減剤、2回目の薬剤塗布には蒸発抑制剤を使用し
た。それぞれの使用条件は表6に示すとおりであり、ま
た塗付量も表6の下部に付記するとおりである。このよ
うにして製造されたセルフレベリング硬化体について、
薬剤塗布後の乾燥(含浸)状況及びひび割れ発生の状況
を観察した。
【0058】[観察結果]薬剤塗布後の乾燥(含浸)状況
の観察結果は、薬剤の使用条件と共に表7に示した。ま
たひび割れ発生状況の観察結果は表8に示した。これら
の観察結果によれば、収縮低減剤及び蒸発抑制剤のいず
れをも使用しない場合には、打設後4週間を経過すると
ひび割れが発生することがわかる。
【0059】
【表7】
【0060】
【表8】
【0061】また、本発明の製造方法により水硬性硬化
体であるセルフレベリング硬化体を形成した場合(試験
例2−2及び2−3)には、打設後4週間経過後もひび
割れが発生しないことが確認された。さらに保水剤使用
の効果については、それを使用した場合には、不使用の
場合に比し、収縮低減剤及び蒸発抑制剤の塗布後の乾燥
時間が極端に短縮できることも確認された。
【0062】
【発明の効果】本発明の水硬性硬化体の製造方法は、ま
ず水硬性組成物施工体の表面に収縮低減剤含有層を形成
し、ついで蒸発抑制被覆剤層を形成するという2段階の
工程により前記両層を形成することにより、水硬性硬化
体の収縮を低減させ、その結果コンクリートあるいはモ
ルタル等の水硬性硬化体表面のひび割れの発生を抑制あ
るいは防止することができるものである。
【0063】さらに、本発明の水硬性硬化体の製造方法
では、硬化体製造時の水硬性混練物に保水剤を配合する
ことができ、その場合には収縮低減剤あるいは蒸発抑制
剤塗布後の乾燥期間を短縮することができ施工期間の短
縮に極めて有効である。また、収縮低減剤及び塗蒸発抑
制剤を早期に塗布することにより収縮低減性能も向上さ
せることができる利点もある。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水硬性組成物及び水を含有する水硬性混
    練物より形成する水硬性組成物施工体の表面に収縮低減
    剤含有層を形成し、ついで蒸発抑制被覆剤層を形成する
    収縮低減性を有する水硬性硬化体の製造方法。
  2. 【請求項2】 水硬性組成物及び水を含有する水硬性混
    練物より水硬性組成物施工体を形成し、該施工体の表面
    に収縮低減剤を含浸させ、ついでその表面に蒸発抑制被
    覆剤層を形成する収縮低減性を有する水硬性硬化体の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 水硬性組成物、水及び保水剤を含有する
    水硬性混練物より形成する水硬性組成物施工体の表面に
    収縮低減剤含有層を形成し、ついで蒸発抑制被覆剤層を
    形成する収縮低減性を有する水硬性硬化体の製造方法。
  4. 【請求項4】 水硬性組成物、水及び保水剤を含有する
    水硬性混練物より形成する水硬性組成物施工体を形成
    し、該施工体の表面に収縮低減剤を含浸させ、ついでそ
    の表面に蒸発抑制被覆剤層を形成する収縮低減性を有す
    る水硬性硬化体の製造方法。
  5. 【請求項5】 保水剤が高吸収性高分子である請求項3
    又は4記載の水硬性硬化体の製造方法。
  6. 【請求項6】 水硬性組成物中の水硬性結合材が珪酸カ
    ルシウムを含むセメントである請求項2又は4記載の水
    硬性硬化体の製造方法。
  7. 【請求項7】 水硬性組成物がセルフレベリング材であ
    り、水硬性硬化体がセルフレベリング硬化体である請求
    項1ないし6のいずれか1項に記載の水硬性硬化体の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 表面に収縮低減剤含有層を有する水硬性
    組成物施工体表面に蒸発抑制被覆剤層を形成した収縮低
    減性を有する水硬性硬化体。
  9. 【請求項9】 表面に収縮低減剤含有層を有するセルフ
    レベリング材施工体表面に蒸発抑制被覆剤層を形成した
    収縮低減性を有するセルフレベリング水硬性硬化体。
JP2000394624A 2000-12-26 2000-12-26 収縮低減性を有する水硬性硬化体及びその製造方法 Pending JP2002193686A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000394624A JP2002193686A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 収縮低減性を有する水硬性硬化体及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000394624A JP2002193686A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 収縮低減性を有する水硬性硬化体及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002193686A true JP2002193686A (ja) 2002-07-10

Family

ID=18860224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000394624A Pending JP2002193686A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 収縮低減性を有する水硬性硬化体及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002193686A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100613902B1 (ko) 2005-03-30 2006-08-17 덕주건설(주) 강도 및 내구성이 개선된 모르타르 조성물
JP2007001801A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Denki Kagaku Kogyo Kk 防食性複合体およびその製法
JP2007205011A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Inax Corp 土系舗装の施工方法及び土系舗装へのコーティング方法
EP1914211A1 (en) * 2006-10-10 2008-04-23 Lafarge Cement shrinkage reducing agent and method for obtaining cement based articles having reduced shrinkage
JP2008179993A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Kawasaki Heavy Ind Ltd ゴムラテックスモルタル施工方法
JP2008260687A (ja) * 2008-07-16 2008-10-30 Denki Kagaku Kogyo Kk セメントコンクリート硬化体の製造方法
JP2009149476A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Taiheiyo Materials Corp セメント系硬化体の強度増進および収縮低減方法。
EP1911731A3 (en) * 2006-10-10 2010-06-23 Lafarge Cement shrinkage reducing agent and method for obtaining cement based articles having reduced shrinkage
CN107344822A (zh) * 2017-06-05 2017-11-14 南宁科恺混凝土外加剂有限公司 一种含膨润土的预拌砂浆保水增稠材料及其制备方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62116B2 (ja) * 1983-05-04 1987-01-06 Kowa Kasei Kk
JPS63123847A (ja) * 1986-11-14 1988-05-27 清水建設株式会社 コンクリ−ト用吸水性骨材及びそれを使用するコンクリ−ト強化施工法
JPH05294697A (ja) * 1992-04-15 1993-11-09 Tokuyama Soda Co Ltd セメント組成物
JPH11117530A (ja) * 1997-10-13 1999-04-27 Takeshi Yamaguchi コンクリートの仕上げ方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62116B2 (ja) * 1983-05-04 1987-01-06 Kowa Kasei Kk
JPS63123847A (ja) * 1986-11-14 1988-05-27 清水建設株式会社 コンクリ−ト用吸水性骨材及びそれを使用するコンクリ−ト強化施工法
JPH05294697A (ja) * 1992-04-15 1993-11-09 Tokuyama Soda Co Ltd セメント組成物
JPH11117530A (ja) * 1997-10-13 1999-04-27 Takeshi Yamaguchi コンクリートの仕上げ方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100613902B1 (ko) 2005-03-30 2006-08-17 덕주건설(주) 강도 및 내구성이 개선된 모르타르 조성물
JP2007001801A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Denki Kagaku Kogyo Kk 防食性複合体およびその製法
JP4593383B2 (ja) * 2005-06-23 2010-12-08 電気化学工業株式会社 防食性複合体およびその製法
JP2007205011A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Inax Corp 土系舗装の施工方法及び土系舗装へのコーティング方法
EP1914211A1 (en) * 2006-10-10 2008-04-23 Lafarge Cement shrinkage reducing agent and method for obtaining cement based articles having reduced shrinkage
EP1911731A3 (en) * 2006-10-10 2010-06-23 Lafarge Cement shrinkage reducing agent and method for obtaining cement based articles having reduced shrinkage
JP2008179993A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Kawasaki Heavy Ind Ltd ゴムラテックスモルタル施工方法
JP2009149476A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Taiheiyo Materials Corp セメント系硬化体の強度増進および収縮低減方法。
JP2008260687A (ja) * 2008-07-16 2008-10-30 Denki Kagaku Kogyo Kk セメントコンクリート硬化体の製造方法
CN107344822A (zh) * 2017-06-05 2017-11-14 南宁科恺混凝土外加剂有限公司 一种含膨润土的预拌砂浆保水增稠材料及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101720504B1 (ko) 내구성능이 개선된 초속경 시멘트 콘크리트 조성물 및 이를 이용한 도로 유지 보수 공법
CN108516777A (zh) 一种快干型聚合物水泥防水砂浆及其制备方法
JP2014221715A (ja) 長い加工時間(プロセスタイム)と高い初期強度をもつ水硬性結合材のための混和剤
JPH07309652A (ja) 重層適用のためのセメント様組成物
JP4316364B2 (ja) セメント硬化体の養生方法及びセメント硬化体の乾燥収縮低減方法
JP2002193686A (ja) 収縮低減性を有する水硬性硬化体及びその製造方法
CN113860821B (zh) 一种绿色环保型轻集料混凝土及其制备方法
RU2689959C1 (ru) Сухая смесь для выравнивания палуб судов
JP2007210842A (ja) 乾燥収縮低減剤及びそれを用いたセメント硬化体
KR20160060229A (ko) 시멘트 혼화용 유화 아스팔트 조성물 및 그 제조방법, 이를 이용한 폴리머 콘크리트 조성물 및 그 제조방법과 폴리머 콘크리트 조성물을 이용한 콘크리트 구조물의 보수공법
KR20100024091A (ko) 유동화 컴파운드를 이용한 고성능 바닥용 모르타르 조성물 및 이의 제조방법
JP5155048B2 (ja) セメントコンクリート硬化体の製造方法
JP2019167273A (ja) 左官用モルタル
JP2001233662A (ja) 排水性舗装用コンクリート組成物
JP3718697B2 (ja) 高強度吹付けコンクリート用セメントおよび高強度吹付けコンクリート
JP2004175633A (ja) ひび割れ抑止剤及びモルタル・コンクリート表面のひび割れ抑止方法
US6436184B1 (en) Hydration modifying agent for mortar or concrete with limited shrinkage
JP7034573B2 (ja) 速硬性ポリマーセメント組成物及び速硬性ポリマーセメントモルタル
JP2701028B2 (ja) セメント系セルフレベリング材
JP2003055018A (ja) ポリマーセメント組成物
JP2017154941A (ja) 高強度グラウト組成物および高強度グラウト材
JP2510870B2 (ja) セルフレベリング材の施工方法
JP2004231488A (ja) セメントコンクリート硬化体
JP4762654B2 (ja) ひび割れ防止方法
JP2004189512A (ja) モルタルの組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040122

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100311

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100323

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20100520

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100622

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02