JP2002193476A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002193476A
JP2002193476A JP2000393738A JP2000393738A JP2002193476A JP 2002193476 A JP2002193476 A JP 2002193476A JP 2000393738 A JP2000393738 A JP 2000393738A JP 2000393738 A JP2000393738 A JP 2000393738A JP 2002193476 A JP2002193476 A JP 2002193476A
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forming apparatus
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JP2000393738A
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Masayuki Fukuda
将之 福田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートを確実に搬送することができると共
に、ジャム処理が簡単な画像形成装置を提供する。 【解決手段】 シートPを搬送する搬送路11に押え部
材22を設け、この押え部材22によりシートPの搬送
路11から離間する方向に撓んだ部分を押えるようにす
る。また、装置本体50に開閉自在に設けられたカバー
19が開放された際、カバー19の開放動作に連動する
退避手段20,21,21bにより押え部材22を、シ
ートPの撓んだ部分を押える位置から所定の退避位置に
移動させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特にシートを搬送する搬送路にシートの、搬送路か
ら離間する方向に撓んだ部分を押えるための押え部材を
設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート上に画像を形成する複写
機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において
は、カセットに収納されたシートである記録材を給紙ロ
ーラによってピックアップした後、感光ドラムと転写ロ
ーラとにより構成される転写部に搬送し、感光ドラム上
に形成されたトナー像を転写するようにしたものがあ
る。
【0003】さらに、このような画像形成装置では、ト
ナー像が転写された記録材を熱定着手段まで搬送し、こ
の熱定着手段においてトナー像を加熱及び加圧すること
により、トナー像を記録材上に定着した後、排紙トレー
に搬送・排紙するようにしている。
【0004】図8は、このような従来の画像形成装置の
一例であるレーザプリンタの縦断面図を示したものであ
り、同図において、101は感光ドラム、102は転写
ローラである。そして、感光ドラム101と転写ローラ
102との転写部(ニップ部)でトナー画像が転写され
た記録材Pはトナー粒子を紙面上に乗せた状態で搬送路
103を進み、熱定着手段を構成する定着ローラ104
と加圧ローラ105との定着部(ニップ部)へと進入し
ていくようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のレーザプリンタ(画像形成装置)において、記録
材が温湿度の変化によりカールや波打ちを起こすことが
ある。そして、このように記録材にカール等が発生した
場合、トナー粒子を表面に乗せた状態の記録材の先端や
波打ち部が、転写部を抜けた後、熱定着手段への搬送途
中で、他の部品に接触し、画像不良を起こすことがあ
る。また、カール等の程度が大きくなると、記録材が定
着部に進入せず、紙詰まりなどのトラブルを引き起こす
可能性もある。
【0006】また、転写部から定着部までの距離よりも
搬送方向長さが短い紙種(葉書、封筒等)を使用する場
合、転写部を抜けた記録材は搬送路に設けられたベルト
などの搬送装置により定着部まで運ばれるが、このとき
記録材にカール等が発生したり、また搬送中に記録材が
振動した場合には記録材を確実に定着部へ送ることが困
難である。
【0007】そこで、このように記録材にカールや波打
ちが発生した場合でも、また記録材が搬送中に振動した
場合でも、シートを確実に定着部に搬送することができ
るように、転写部から定着部までの搬送路にコロや、拍
車等の押え部材を設けるようにしている。
【0008】しかし、このような押え部材を設けるよう
にすると、例えば転写部から定着部までの搬送路におい
て記録材にジャムが生じた場合、この押え部材がジャム
処理の邪魔になり、ジャム処理に手間がかかるという問
題があった。
【0009】そこで、本発明はこのような現状に鑑みて
なされたものであり、シートを確実に搬送することがで
きると共に、ジャム処理が簡単な画像形成装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを搬送
する搬送路に設けた押え部材により、シートの前記搬送
路から離間する方向に撓んだ部分を押えるようにした画
像形成装置であって、前記押え部材を、装置本体に開閉
自在に設けられたカバーの開放動作に連動して前記シー
トの撓んだ部分を押える位置から所定の退避位置に移動
させる退避手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】また本発明は、前記退避手段は、前記カバ
ーを保持し、かつ前記装置本体に回動自在に取り付けら
れているヒンジと、前記ヒンジに一端が連結され、かつ
前記カバーの開閉に伴う前記ヒンジの回動に連動してス
ライドするレバーと、前記レバーの他端に一端が回動自
在に保持され、他端に前記押え部材を保持する保持部材
とを備え、前記カバーが開かれる際、前記ヒンジの回動
に伴ってスライドするレバーを介して前記保持部材を回
動させ、前記押え部材をシートの撓んだ部分を押える位
置から所定の退避位置に移動させることを特徴とするも
のである。
【0012】また本発明は、前記レバーのスライドを案
内する案内部材を備え、前記カバーが開かれる際、前記
保持部材は前記案内部材に当接しながら回動して前記押
え部材をシートの撓んだ部分を押える位置から所定の退
避位置に移動させることを特徴とするものである。
【0013】また本発明は、前記押え部材の、前記シー
トの撓んだ部分を押える位置から所定の退避位置への移
動を案内する押え部材案内部材を備え、前記カバーが開
かれる際、前記押え部材は前記押え部材案内部材により
案内されて所定の退避位置に移動することを特徴とする
ものである。
【0014】また本発明は、前記押え部材案内部材は、
前記押え部材が前記シートの撓んだ部分を押える位置か
ら所定の退避位置に移動する際、前記押え部材を内部に
収納しながら該押え部材と共に回動するように構成され
ていることを特徴とするものである。
【0015】また本発明は、前記所定の退避位置は、ジ
ャム処理の際、邪魔にならない位置であることを特徴と
するものである。
【0016】また本発明は、トナー像を前記シートに転
写する転写部と、前記トナー像をシートに定着させる定
着部とを備え、前記押え部材を前記転写部と定着部との
間の搬送路上に設けたことを特徴とするものである。
【0017】また本発明は、前記押え部材は拍車である
ことを特徴とするものである。
【0018】また本発明は、前記カバーはプロセスカー
トリッジ交換の際に開閉されるものであることを特徴と
するものである。
【0019】また本発明のように、シートを搬送する搬
送路に押え部材を設け、この押え部材によりシートの搬
送路から離間する方向に撓んだ部分を押えるようにす
る。また、装置本体に開閉自在に設けられたカバーが開
放された際、カバーの開放動作に連動する退避手段によ
り押え部材を、シートの撓んだ部分を押える位置から所
定の退避位置に移動させるようにする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
画像形成装置の一例であるレーザプリンタの縦断面図で
あり、同図において、1は給紙カセット、2は給紙ロー
ラ、3は分離パッド、4は第1搬送ローラ、5は第1搬
送ローラ4に圧をかける第1コロ、6は第2搬送ロー
ラ、7は第2搬送ローラ6に圧をかける第2コロ、8は
転写前ガイドである。
【0022】また、18はトナー像が形成される感光ド
ラム9を含むプロセスカートリッジ、10は感光ドラム
9に圧接して感光ドラム9との間に転写部(転写ニッ
プ)を形成する転写ローラである。13は記録材上のト
ナー粒子を加熱して紙面に定着させる定着ローラ、14
は定着ローラ13に圧接して記録材Pにトナー像を定着
させる定着部(定着ニップ)を形成する加圧ローラであ
る。
【0023】なお、同図において、11は記録材Pを転
写部から定着部へと運ぶ搬送路、12は定着部へ記録材
Pを誘導する定着前ガイド、15は定着後の記録材Pを
搬送する定着搬送ローラ、16は本体上面に記録材Pを
送りだす排出ローラ、17は排出された記録材Pを収容
する排紙トレーである。
【0024】次に、このような構成のレーザプリンタに
おける記録材搬送動作について説明する。
【0025】給紙カセット1に収納された記録材Pは給
紙ローラ2と給紙パッド3によって1枚ずつに分離され
て送り出され、まず第1搬送ローラ4と第1コロ5とで
作るニップに挟み込まれて本体上方に搬送され、さらに
第2搬送ローラ6と第2コロ7とのニップに挟み込まれ
て転写部へと運ばれていく。
【0026】次に、転写前ガイド8によって感光ドラム
9と転写ローラ10との転写部へ誘導される。このと
き、感光ドラム9上には画像情報に応じた潜像を現像剤
(トナー)により顕像化したトナー像が形成されてお
り、転写部を通過する際、このトナー像が記録材Pに転
写される。
【0027】次に、このようにトナー画像が転写された
記録材Pは搬送路11上を通って定着前ガイド12に達
した後、定着ローラ13と加圧ローラ14の定着部に達
し、この定着部において加熱及び加圧されることによ
り、トナー像が定着される。なお、このようにトナー像
が定着された後、記録材Pは定着搬送ローラ15及び排
出ローラ16を通って排紙トレー17に収容される。
【0028】一方、同図において、22は搬送路11の
上方に配され、カールや波打ちにより搬送面から離間す
る方向に撓んでしまった記録材Pの撓み部分を押え込む
押え部材である拍車であり、この拍車22によって記録
材Pの撓み部分を押え込むことにより、記録材Pを定着
部に安定して搬送することができるようにしている。
【0029】なお、この拍車22は鋸刃形状の外周を有
しており、この形状と拍車22自身の自由回転とによ
り、拍車22が記録材Pに接触した際の記録材Pへのス
トレスを最小限に抑えることができ、記録材Pを安定し
て搬送することができる。
【0030】ところで、本実施の形態において、この拍
車22は回動自在な保持部材21bの下端部に回転自在
に取り付けられている。そして、このように回動自在な
保持部材21bに拍車22を取り付けることにより、極
端なカール、波打ちが生じている記録材Pに対しては、
拍車22は搬送方向に回動する保持部材21bと共に移
動しながら記録材Pの浮き部を誘導するようになる。
【0031】これにより、拍車22においてジャムが発
生するのを防ぐことができる。なお、葉書や封筒などの
特殊紙を流す際にも、搬送路11から浮いてしまった部
分を拍車22が上から押えることで定着部へ安定した搬
送を確保することができる。
【0032】また、同図において、19はプロセスカー
トリッジ18を着脱する際に開閉されるカバーであるカ
ートリッジカバーであり、このカートリッジカバー19
はレーザプリンタ本体50に回動軸20aを支点として
回動自在に保持されたヒンジ20を介して装置本体であ
るレーザプリンタ本体50に開閉自在に取り付けられて
いる。なお、後述するように、このカートリッジカバー
19は、ジャムした記録材Pを取り除くジャム処理の場
合にも開放される。
【0033】また、このヒンジ20にはヒンジ20の回
動に連動してスライドするレバーであるスライドレバー
21の一端が連結軸20bを介して連結されている。そ
して、このスライドレバー21の後端に、回動軸21a
を介して保持部材21bが回動自在に取り付けられてい
る。
【0034】なお、23a、23bは、カートリッジカ
バー19の開閉に伴うスライドレバー21のスライドを
案内する一対の案内部材である上部及び下部ガイドリブ
であり、カートリッジカバー19が開閉されるとき、こ
の上部及び下部ガイドリブ23a,23bによりガイド
されながらスライドレバー21はスライドするようにな
っている。
【0035】また、このようにカートリッジカバー19
が開放されるとき、スライドレバー21がスライドし、
これに伴い保持部材21bがスライドレバー21により
ひっぱられるようになっている。
【0036】ここで、このようにスライドレバー21に
よりひっぱられると、保持部材21bは下部ガイドリブ
23aに当接した後、下部ガイドリブ23aに沿って回
動軸21aを支点として上方回動するようになる。そし
て、このように保持部材21bが上方回動することによ
り、拍車22を記録材Pの撓んだ部分を押える位置(以
下、押え位置という)から上方の所定の退避位置に移動
させることができるようになっている。
【0037】次に、このような構成のレーザプリンタに
おけるカートリッジカバー19の開閉動作と拍車22の
移動について説明する。
【0038】図2はカートリッジカバー19が閉じた状
態を示しており、このときヒンジ20とスライドレバー
21との連結軸20bは最下点に達している。そして、
この状態のとき、回動軸21aが下部ガイドリブ23a
の端部に位置しているため保持部材21bは自重により
垂れ下がると共に、下部ガイドリブ23aとの接触位置
で位置決めされる。
【0039】なお、この状態の時、拍車22はトナー像
との接触を最小限に抑えることができるよう搬送路11
から所定の距離、即ちカールや波打ちなどで記録材Pが
浮いた時にだけ記録材Pに当接して浮きを抑えることが
でき、また搬送路11に沿って流れる記録材Pには当接
しないような距離だけ離れた位置となるように設定され
ている。
【0040】これにより、搬送路11を流れてきた記録
材Pの内、カールや波打ちによって搬送面から浮いてし
まった箇所が拍車22と接触した場合、拍車22が記録
材Pを押え込む形で記録材Pを定着部に搬送していく。
また、極端なカール、波打ちが生じている記録材Pの場
合は、拍車22は搬送方向に移動しながら記録材Pを定
着部に誘導してゆくようになる。
【0041】一方、図3はジャム処理のためカートリッ
ジカバー19を開く途中の状態を示す図であり、この状
態のとき、スライドレバー21はヒンジ20の回動に伴
って矢印方向にスライドし、このようにスライドレバー
21がスライドすると、保持部材21bがスライドレバ
ー21によりひっぱられるようになる。
【0042】そして、このように保持部材21bがひっ
ぱられると、保持部材21bはまず下部ガイドリブ23
aに当接して下部ガイドリブ23aにより、下方より支
持された状態となり、さらにスライドレバー21により
ひっぱられると、やがて回動軸21aを支点として上部
及び下部ガイドリブ23a,23bの内側に入り込みな
がら上方回動するようになる。
【0043】図4は、カートリッジカバー19が完全に
開かれた状態を示すものであり、このときスライドレバ
ー21はヒンジ20の回動により最もスライドした状態
にあり、このとき拍車22もレーザプリンタ本体上面ま
で引き上げられる。
【0044】そして、このように拍車22がレーザプリ
ンタ本体上面まで引き上げられることにより、ジャム処
理を行う際、拍車22に邪魔されることなく処理を行う
ことができる。また、ジャム処理の際、拍車22、保持
部材21bにユーザーが触ることもないので、拍車22
等の変形や破損を防ぐこともできる。
【0045】さらに、スライドレバー21をヒンジ20
に連結することでレーザプリンタ本体上面にスライドレ
バー21を設置することができるため、スライドレバー
21が記録材Pの搬送やプロセスカートリッジ18の着
脱の妨げになるのを防ぐことができる。
【0046】なお、この後、カートリッジカバー19が
閉じられると、ヒンジ20の復帰方向の回動に伴ってス
ライドレバー21が、同図に示す矢印B方向にスライド
し、このようにレバー21がスライドすると、保持部材
21bも上部及び下部ガイドリブ23a,23bの内側
から退出し、やがて自重により垂れ下がる。この結果、
拍車22は、押え位置に復帰する。
【0047】このように、搬送路11に拍車22を設け
ることにより、記録材Pを確実に搬送することができ
る。また、拍車22をヒンジ20、スライドレバー21
及び保持部材21bを備えた退避手段によってカートリ
ッジカバー19の開放動作に連動させて押え位置から退
避位置に移動させることにより、ジャム処理を簡単に行
うことができる。
【0048】さらに、このように拍車移動時の駆動力に
カートリッジカバー19の開閉動作を利用することによ
り、新たに駆動機構を設ける必要が無くなり、部品点数
削減及びコストダウンを図ることができる。
【0049】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0050】図5は、本実施の形態に係る画像形成装置
の一例であるレーザプリンタの縦断面図を示したもので
ある。なお、同図において、図1と同一符号は、同一又
は相当部分を示している。
【0051】同図において、24は拍車22を押え位置
から退避位置に案内する押え部材案内部材である拍車カ
バーであり、カートリッジカバー19が開かれる際、拍
車22は、この拍車カバー24により案内されて保持部
材21bを回動させながら押え位置から退避位置に移動
するようになっている。
【0052】ここで、この拍車カバー24はレーザプリ
ンタ本体50に回動軸24aを支点として回動自在に保
持されており、これにより拍車22が押え位置から退避
位置に移動する際、拍車22を内部に収納しながら拍車
22と共に回動するようになっている。
【0053】なお、カートリッジカバー19が閉じられ
ているときには、同図に示すように保持部材21bは自
重により下がり、またこのとき拍車22は拍車カバー2
4から下方に突出した位置に位置決めされる。
【0054】また、既述した第1の実施の形態と同様
に、保持部材21bはスライドレバー21に回動軸21
aを支点として回動自在に保持されており、また拍車カ
バー24も回動軸24aを支点として回動自在となって
いるので、極端なカール、波打ちが生じている記録材P
の場合は、拍車22は保持部材21b及び拍車カバー2
4を搬送方向に回動させながら移動し、記録材Pを定着
部に誘導してゆく。
【0055】一方、図6はカートリッジカバー19を開
いたときの状態を示すものであり、カートリッジカバー
19を開くと、レバー21が矢印A方向にスライドし、
これに伴い保持部材21bは矢印B方向に傾きながら上
昇する。
【0056】また、このとき拍車22は図7に示すよう
に拍車カバー24に形成されているスライド溝24Aに
沿って拍車カバー24と一体的に、かつ拍車カバー24
内に収納されながら上昇し、退避位置に移動する。な
お、同図において、22Aは拍車22に設けられ、スラ
イド溝24A内を移動するガイド軸である。
【0057】そして、このようにカートリッジカバー1
9を開いたとき、拍車22を退避位置に移動すると共
に、図6に示すように拍車カバー24に収納するように
することにより、ジャム処理を行う際、拍車22に邪魔
されることなく処理を行うことができる。また、ジャム
処理の際、拍車22にユーザーが触ることもないので、
拍車22、レバー21、保持部材21bの変形や破損を
防ぐこともできる。なお、拍車カバー24の端部はユー
ザーの接触を考慮して十分な丸みを持たせてある。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、搬
送路に設けた押え部材によってシートの搬送路から離間
する方向に撓んだ部分を押えるようにすることにより、
シートを確実に搬送することができる。また、カバーが
開放された際、押え部材をカバーの開放動作に連動して
シートの撓んだ部分を押える位置から所定の退避位置に
移動させるようにすることにより、ジャム処理を簡単に
することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の一例であるレーザプリンタの縦断面図。
【図2】上記レーザプリンタのカートリッジカバーが閉
じた状態のときの拍車及びスライドレバーの位置を示し
た図。
【図3】上記カートリッジカバーを開く途中の状態での
拍車及びスライドレバーの位置を示した図。
【図4】上記カートリッジカバーを完全に開いた状態で
の拍車及びスライドレバーの位置を示した図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の一例であるレーザプリンタの縦断面図。
【図6】上記レーザプリンタのカートリッジカバーを完
全に開いた状態での拍車及びレバーの位置を示した図。
【図7】上記レーザプリンタの拍車と拍車カバーの構成
を示した斜視図。
【図8】従来の画像形成装置の一例であるレーザプリン
タの縦断面図。
【符号の説明】
9 感光ドラム 11 搬送路 13 定着ローラ 14 加圧ローラ 18 プロセスカートリッジ 19 カートリッジカバー 20 ヒンジ 21 スライドレバー 21b 保持部材 22 拍車 23a,23b ガイドリブ 24 拍車カバー 50 レーザプリンタ本体 P 記録材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/16 G03G 15/00 554 3F101 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 AS02 BB10 CD07 CD14 2H071 AA13 DA23 EA04 2H072 EA16 3F049 AA04 DA12 DA14 DB02 DB06 LA01 LB03 3F053 HA03 HA06 HB01 LA02 LB03 3F101 FA01 FB07 FC07 FE02 FE08 LA02 LB03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送する搬送路に設けた押え部
    材により、シートの前記搬送路から離間する方向に撓ん
    だ部分を押えるようにした画像形成装置であって、 前記押え部材を、装置本体に開閉自在に設けられたカバ
    ーの開放動作に連動して前記シートの撓んだ部分を押え
    る位置から所定の退避位置に移動させる退避手段を備え
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記退避手段は、前記カバーを保持し、
    かつ前記装置本体に回動自在に取り付けられているヒン
    ジと、前記ヒンジに一端が連結され、かつ前記カバーの
    開閉に伴う前記ヒンジの回動に連動してスライドするレ
    バーと、前記レバーの他端に一端が回動自在に保持さ
    れ、他端に前記押え部材を保持する保持部材とを備え、 前記カバーが開かれる際、前記ヒンジの回動に伴ってス
    ライドするレバーを介して前記保持部材を回動させ、前
    記押え部材をシートの撓んだ部分を押える位置から所定
    の退避位置に移動させることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記レバーのスライドを案内する案内部
    材を備え、前記カバーが開かれる際、前記保持部材は前
    記案内部材に当接しながら回動して前記押え部材をシー
    トの撓んだ部分を押える位置から所定の退避位置に移動
    させることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記押え部材の、前記シートの撓んだ部
    分を押える位置から所定の退避位置への移動を案内する
    押え部材案内部材を備え、前記カバーが開かれる際、前
    記押え部材は前記押え部材案内部材により案内されて所
    定の退避位置に移動することを特徴とする請求項2記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記押え部材案内部材は、前記押え部材
    が前記シートの撓んだ部分を押える位置から所定の退避
    位置に移動する際、前記押え部材を内部に収納しながら
    該押え部材と共に回動するように構成されていることを
    特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の退避位置は、ジャム処理の
    際、邪魔にならない位置であることを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 トナー像を前記シートに転写する転写部
    と、前記トナー像をシートに定着させる定着部とを備
    え、前記押え部材を前記転写部と定着部との間の搬送路
    上に設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    1項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記押え部材は拍車であることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記カバーはプロセスカートリッジ交換
    の際に開閉されるものであることを特徴とする請求項1
    乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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JP2004098625A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Toshiba Tec Corp プリンタ及び商品情報処理装置

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