JP2002192859A - 表装材とそれを用いた無線綴本又はアジロ綴本並びに中綴本 - Google Patents

表装材とそれを用いた無線綴本又はアジロ綴本並びに中綴本

Info

Publication number
JP2002192859A
JP2002192859A JP2000394077A JP2000394077A JP2002192859A JP 2002192859 A JP2002192859 A JP 2002192859A JP 2000394077 A JP2000394077 A JP 2000394077A JP 2000394077 A JP2000394077 A JP 2000394077A JP 2002192859 A JP2002192859 A JP 2002192859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
book
extension
paper
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000394077A
Other languages
English (en)
Inventor
昭麿 ▲高▼木
Akimaro Takagi
Takeshi Kazeto
健 風戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2000394077A priority Critical patent/JP2002192859A/ja
Publication of JP2002192859A publication Critical patent/JP2002192859A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デザイン上の選択幅を広げた表紙を形成する
ための表装材を提供すること。 【解決手段】 表表紙となる第1の用紙部分31の天地
両側にそれぞれ折罫α,βを介して延長部分33,34
が連接しており、延長部分33,34の上下幅は第1の
用紙部分31より僅かに短くなっており、また延長部分
33,34の内側側辺は第1の用紙部分31と第2の用
紙部分32の境界より外側にあり、天地それぞれの折罫
α,βの内端を含むように第1の用紙部分31と延長部
分33,34とに跨がってそれぞれ丸孔35が打抜き形
成した構成にする。表表紙の裏側に延長部分が折り返さ
れた並製本ができるので、本のサイズの約3倍の縦長と
なった大きな紙面を利用した大きな紙面を利用した絵柄
を載せることができ、また丸孔により延長部分を繰り返
し見開いても破れるのをある程度防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表装材の形態で区
分するところの並製本に関するものであり、その中でも
特に刷本の固定方法で区分するところの並製本、具体的
には無線綴本又はアジロ綴本並びに中綴本に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に造本の観点からすると、印刷され
た刷本を所定のページに揃え、何らかの方法(接着剤、
金具、糸等)で固定し、装丁用材料でカバリングし、か
つ規定の寸法に断裁した製品(規定サイズに刷本を断裁
したのちに、装丁用材料でカバリングする方法もある)
を本と称している。このような本の種類は種々雑多では
あるが、表装材の観点から分類すれば、並製本、上製
本、仮製本等に区分することができる。このうち並製本
とは、印刷された紙等の単一表紙で本文刷本をくるむ様
式のものであり、大半のものが表紙と本文とを同一寸法
に化粧裁ちした形態を採っている。いわゆる雑誌類の殆
どがこの様式であって、外国ではソフトカバーと呼ばれ
ている。この並製本に属するものとしては、無線綴本、
アジロ綴本、中綴本がある。
【0003】無線綴本とは、刷本の背部から2〜3mm
を切削して接着剤で固定し且つ同じ接着剤で表紙をくる
んで貼っておき、仕上げ断ちをして製造されるものであ
り、またアジロ綴本とは、製本機にかける前の段階にて
刷本の背にスリット状の加工を施しておき、この刷本を
製本機にて丁合した後、背部に接着剤を塗布して表紙で
くるんで貼っておき、仕上げ断ちをして製造されるもの
であって、先の無線綴本より接着力が増すものである。
また、中綴本とは、順次丁合された刷本を表紙とともに
針金綴じし、三方断裁して仕上げたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した如き各種の並
製本においては、通常は表表紙と裏表紙とからなる表装
材を使用して表紙の部分を作製している。この表紙にお
ける表表紙の裏面は広告を掲載する場所として一番目立
つところであるが、従来の表装材を用いた表紙では紙面
の広さが限られているため、大きさの点でデザイン上の
選択幅が少なく、アピール効果を発揮できるデザインを
するにも限界があった。
【0005】本発明は、上記のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、デザイン上
の選択幅を広げた表紙を形成するための表装材を提供す
るとともに、併せてそれを使用した無線綴本又はアジロ
綴本並びに中綴本を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る第1のタイプの表装材は、それぞれ
表表紙と裏表紙のいずれかとなる第1の用紙部分と第2
の用紙部分とが背部となる連結部分を介して連接され、
第1の用紙部分の天地はそれぞれ第2の用紙部分のそれ
より内側にあり、その第1の用紙部分における天地両側
にそれぞれ折罫を介して延長部分が連接されており、各
延長部分の内側側辺は第1の用紙部分と連結部分との境
界線より外側にあり、天地それぞれの折罫の内端を含む
ように第1の用紙部分と延長部分とに跨がってそれぞれ
丸孔が打抜き形成されていることを特徴とする。
【0007】上記構成からなる第1のタイプの表装材を
用いて無線綴本又はアジロ綴本が製造される。具体的に
は、表表紙と裏表紙とこれらの間の連結部分とからなる
表紙が本文をくるみ、連結部分が背部でのり付けされる
とともに、表表紙と裏表紙がそれぞれ喉部でのり付けさ
れて製本された無線綴本又はアジロ綴本であって、表表
紙と裏表紙のいずれかの天地はそれぞれ本文より内側に
あり、しかもその天地両側にそれぞれ折罫を介して内側
に折り返された延長部分が連接されており、各延長部分
の内側側辺は本の背部より外側にあって、天地それぞれ
の折罫の内端を含むように表紙と延長部分とに跨がって
それぞれ丸孔が打抜き形成されたものが製造される。
【0008】また、本発明に係る第2のタイプの表装材
は、それぞれ表表紙と裏表紙のいずれかとなる第1の用
紙部分と第2の用紙部分とが連接され、第1の用紙部分
の天地はそれぞれ第2の用紙部分のそれより内側にあ
り、その第1の用紙部分における天地両側にそれぞれ折
罫を介して延長部分が連接されており、各延長部分の内
側側辺は第1の用紙部分と第2の用紙部分との境界線よ
り外側にあり、天地それぞれの折罫の内端を含むように
第1の用紙部分と延長部分とに跨がってそれぞれ丸孔が
打抜き形成されていることを特徴とする。
【0009】上記構成からなる第2のタイプの表装材を
用いて中綴本が製造される。具体的には、表表紙と裏表
紙とからなる表紙が本文をくるみ、背部で針金綴じされ
た中綴本であって、表表紙と裏表紙のいずれかの天地は
それぞれ本文より内側にあり、しかもその天地両側にそ
れぞれ折罫を介して内側に折り返された延長部分が連接
されており、各延長部分の内側側辺は本の背部より外側
にあって、天地それぞれの折罫の内端を含むように表紙
と延長部分とに跨がってそれぞれ丸孔が打抜き形成され
たものが製造される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は無線綴本の表紙を形成する
ための表装材の一例を示す展開図、図2はその一部拡大
図であり、この表装材10は表紙用のコート紙に両面印
刷を行った後、打抜き機により図示の外形に打ち抜くと
同時に点線で示す折罫をすじ押しして作製される。
【0011】表装材10は、図示のように表表紙となる
第1の用紙部分11と裏表紙となる第2の用紙部分12
とが背部となる連結部分13を介して連結されており、
第2の用紙部分12と連結部分13の上下辺は同じ線上
にあるのに対して第1の用紙部分11の上下辺はそれら
の上下辺よりそれぞれ寸法aだけ下方と上方にあり、第
1の用紙部分11の上下辺にはそれぞれ折罫α,βを介
して延長部分14,15が連接している。また、延長部
分14,15の上下幅は第1の用紙部分11より僅かに
短くなっており、また延長部分14,15の左辺は寸法
bだけ右方にある。そして、上下それぞれの折罫α,β
の内端を含むように第1の用紙部分11と延長部分1
4,15とに跨がってそれぞれ丸孔16が打抜き形成さ
れている。また、図示の例では、第1の用紙部分11に
おける内側の上下端部は、連結部分13の上下端から斜
めに延びる斜辺17を形成した形状になっている。
【0012】表装材10は製本機にかける前に、図3に
示す如く延長部分14,15を第1の用紙部分11の裏
側に折り返した状態にしておく。そして、図4の如く延
長部分14,15を折り返した状態の表装材10を平綴
製本機にかけて本文20と一体とする。具体的には、ま
ず刷本の束の背部から2〜3mmを切削して接着剤で固
定し、この接着剤を利用して表装材10をくるんで連結
部分13を貼り付ける。この場合、刷本と表装材10は
上辺側で突き揃えるようにする。製本ライン上では、背
のり工程の次に喉のり工程が続いており、直ちに第1の
用紙部分11と本文の1頁目並びに第2の用紙部分12
と本文の最終頁の喉部(背から約5mmほど背に沿った
領域)を貼る。貼り合わせる前の喉部の領域は図4で斜
線で示した部分Gである。この図4は刷本からなる本文
20に表装材10を接着剤で背側を貼り付け喉部を貼り
付ける前の状態を示す説明図である。
【0013】次いで、断裁機により三方を化粧断ちし、
図5(A),(B)に示す無線綴本21を製造する。な
お、図6は図5(A)の一部拡大図である。この化粧断
ちの際に、第1の用紙部分11における斜辺17の中程
を通るようにして天地の断裁を行う。これにより、第1
の用紙部分11と延長部分14,15とがそれそれ折罫
α,βで繋がった状態を維持できる。なお、図5(B)
で点線で示した領域が接着剤で貼り合わせた背部と喉部
である。
【0014】このようにして製造された無線綴本21
は、表表紙22と裏表紙23とこれらの間の連結部分2
4とからなる表紙が本文20をくるみ、連結部分24が
背部でのり付けされるとともに、表表紙22と裏表紙2
3がそれぞれ喉部Gでのり付けされ、表表紙22の上下
辺は本文20及び裏表紙23の上下辺よりそれぞれ少し
下方と上方にあり、その表表紙22の上下辺には折罫
α,βを介して内側に折り返された延長部分25,26
が連接された状態のものとなる。そして、延長部分2
5,26の内側側辺は本の背部より外側にあって、天地
それぞれの折罫α,βの内端を含むように表表紙22と
延長部分25,26とに跨がってそれぞれ丸孔16が打
抜き形成されたものとなる。
【0015】したがって、図7に示すように、表表紙2
2を開いた後、延長部分25,26を広げることで、表
表紙22と延長部分25,26を見開いて縦に長くなっ
た状態にすることができる。このように表表紙22と延
長部分25,26を見開く際に、これらの間に丸孔16
があることにより、折罫α,βに沿った方向の力がかか
りにくくなっているので、繰り返し見開いても折罫α,
βのところで破れるのがある程度防止される。
【0016】なお、アジロ綴本は、製本機にかける前の
段階にて刷本の背にスリット状の加工を施しておく点だ
けが無線綴本と異なるので、アジロ綴本に本発明の表装
材を適用するには上記無線綴本の場合と同様にできる。
【0017】図8は中綴本の表紙を形成するための表装
材の一例を示す展開図、図9はその一部拡大図であり、
この表装材30は表紙用のコート紙に両面印刷を行った
後、打抜き機により図示の外形に打ち抜くと同時に点線
で示す折罫をすじ押しして作製される。
【0018】表装材30は、図示のように表表紙となる
第1の用紙部分31と裏表紙となる第2の用紙部分32
とが連接され、第1の用紙部分31の上下辺は第2の用
紙部分32の下辺よりそれぞれ寸法aだけ上方と下方に
あり、第1の用紙部分31の上下辺にはそれぞれ折罫
α,βを介して延長部分33,34が連接している。ま
た、延長部分33,34の上下幅は第1の用紙部分31
より僅かに短くなっており、また延長部分33,34の
左辺は寸法bだけ右方にある。そして、上下それぞれの
折罫α,βの内端を含むように第1の用紙部分31と延
長部分33,34とに跨がってそれぞれ丸孔35が打抜
き形成されている。また、図示の例では、第1の用紙部
分31における内側の上下端部は、第2の用紙部分32
の上下端から斜めに延びる斜辺36を形成した形状にな
っている。
【0019】表装材30は製本機にかける前に、図10
に示す如く延長部分33,34を第1の用紙部分31の
裏側に折り返した状態にしておく。そして、図11の如
く延長部分33,34を折り返した状態の表装材30を
中綴製本機にかけて本文40と一体とする。具体的に
は、ギャザリングチェーン上で刷本を順次丁合した後、
表装材30とともに針金で綴じ合わせる。この場合、刷
本と表装材30は上辺側で突き揃えた状態にする。
【0020】次いで、断裁機により三方を化粧断ちし、
図12(A),(B)に示す中綴本41を製造する。な
お、図13は図12(A)の一部拡大図である。この化
粧断ちの際に、第1の用紙部分31における斜辺36の
中程を通るようにして天地のの断裁を行うことにより、
第1の用紙部分31と延長部分33,34とが折罫αで
繋がった状態を維持できる。
【0021】このようにして製造された中綴本41は、
表表紙42と裏表紙43とからなる表紙が本文40をく
るみ、背部のところで針金W綴じされ、表表紙42の上
下辺は本文40及び裏表紙43の上下辺よりそれぞれ少
し下方と上方にあり、その表表紙42の上下辺には折罫
α,βを介して内側に折り返された延長部分44,45
が連接されたものとなる。そして、延長部分44,45
の内側側辺は本の背部より外側にあって、天地それぞれ
の折罫α,βの内端を含むように表表紙42と延長部分
44,45とに跨がってそれぞれ丸孔35が打抜き形成
されたものとなる。
【0022】したがって、図14に示すように、表表紙
42を開いた後、延長部分44,45を広げることで、
表表紙42と延長部分44,45を見開いて縦に長くな
った状態にすることができる。このように表表紙42と
延長部分44,45を見開く際に、これらの間に丸孔3
5があることにより、折罫α,βに沿った方向の力がか
かりにくくなっているので、繰り返し見開いても折罫
α,βのところで破れるのがある程度防止される。
【0023】以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細
に説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に何ら
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲において種々の変更が可能であることは言うまでもな
い。
【0024】例えば、無線綴本やアジロ綴本は、ノド側
の開きが小さいので、図15に示すように、延長部分1
4,15の内側辺を斜めにカットした形状の表装材を使
用することにより上下の延長部分14,15が開きやす
くなる。
【0025】また、本発明では、延長部分を設けた表紙
における天地それぞれの折罫の内端を含むように表紙と
延長部分とに跨がってそれぞれ丸孔を打抜き形成する
が、この丸孔の形状は、必ずしも真円でなくても構わな
い。
【0026】また、上記の例では、表表紙に延長部分を
設けた場合を挙げて説明したが、裏表紙の方に延長部分
を設けるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表表紙又は裏表紙の内側に延長部分が2枚折り返された
無線綴本又はアジロ綴本並びに中綴本ができるので、本
のサイズの約3倍の縦長となった大きな紙面を利用した
絵柄を載せることができ、デザイン上の選択幅が広がっ
た表紙を形成することができる。そして、大きな広告頁
を提供することができることから、読者に強い印象を与
えることができるとともに、顧客(出版社、広告主)の
ニーズに対してより積極的に応じることができる。しか
も、表紙と延長部分との境界部分に折罫の内端を含むよ
うに表紙と延長部分とに跨がって丸孔を打抜き形成した
ことにより、延長部分を繰り返し見開いても、折罫に沿
った方向に力がかからないことから、破れるのをある程
度防止することができ、書店での立ち読み、購入者の取
扱いに際しての表紙の破損を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線綴本の表紙を形成するための表装材の一例
を示す展開図である。
【図2】図1の一部拡大図である。
【図3】図1に示す表装材の延長部分を折り返した状態
を示す説明図である。
【図4】図3に示す表装材と本文を綴じ合わせた状態の
説明図である。
【図5】断裁後の無線綴本を示す説明図で、(A)は表
側から見た図、(B)は裏側から見た図である。
【図6】図5(A)の一部拡大図である。
【図7】表紙の裏側にある延長部分を広げた状態を示す
説明図である。
【図8】中綴本の表紙を形成するための表装材の一例を
示す展開図である。
【図9】図8の一部拡大図である。
【図10】図8に示す表装材の延長部分を折り返した状
態を示す説明図である。
【図11】図10に示す表装材と本文を綴じ合わせる説
明図である。
【図12】断裁後の中綴本を示す説明図で、(A)は表
側から見た図、(B)は裏側から見た図である。
【図13】図12(A)の一部拡大図である。
【図14】表紙の裏側にある延長部分を広げた状態を示
す説明図である。
【図15】図1に示した表装材の変形例を示す状態を示
す展開図である。
【符号の説明】
10 表装材 11 第1の用紙部分 12 第2の用紙部分 13 連結部分 14,15 延長部分 16 丸孔 17 斜辺 20 本文 21 無線綴本 22 表表紙 23 裏表紙 24 連結部分 25,26 延長部分 30 表装材 31 第1の用紙部分 32 第2の用紙部分 33,34 延長部分 35 丸孔 36 斜辺 40 本文 41 中綴本 42 表表紙 43 裏表紙 44,45 延長部分 α,β 折罫

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ表表紙と裏表紙のいずれかとな
    る第1の用紙部分と第2の用紙部分とが背部となる連結
    部分を介して連接され、第1の用紙部分の天地はそれぞ
    れ第2の用紙部分のそれより内側にあり、その第1の用
    紙部分における天地両側にそれぞれ折罫を介して延長部
    分が連接されており、各延長部分の内側側辺は第1の用
    紙部分と連結部分との境界線より外側にあり、天地それ
    ぞれの折罫の内端を含むように第1の用紙部分と延長部
    分とに跨がってそれぞれ丸孔が打抜き形成されているこ
    とを特徴とする表装材。
  2. 【請求項2】 表表紙と裏表紙とこれらの間の連結部分
    とからなる表紙が本文をくるみ、連結部分が背部でのり
    付けされるとともに、表表紙と裏表紙がそれぞれ喉部で
    のり付けされて製本された無線綴本又はアジロ綴本であ
    って、表表紙と裏表紙のいずれかの天地はそれぞれ本文
    より内側にあり、しかもその天地両側にそれぞれ折罫を
    介して内側に折り返された延長部分が連接されており、
    各延長部分の内側側辺は本の背部より外側にあって、天
    地それぞれの折罫の内端を含むように表紙と延長部分と
    に跨がってそれぞれ丸孔が打抜き形成されていることを
    特徴とする無線綴本又はアジロ綴本。
  3. 【請求項3】 それぞれ表表紙と裏表紙のいずれかとな
    る第1の用紙部分と第2の用紙部分とが連接され、第1
    の用紙部分の天地はそれぞれ第2の用紙部分のそれより
    内側にあり、その第1の用紙部分における天地両側にそ
    れぞれ折罫を介して延長部分が連接されており、各延長
    部分の内側側辺は第1の用紙部分と第2の用紙部分との
    境界線より外側にあり、天地それぞれの折罫の内端を含
    むように第1の用紙部分と延長部分とに跨がってそれぞ
    れ丸孔が打抜き形成されていることを特徴とする表装
    材。
  4. 【請求項4】 表表紙と裏表紙とからなる表紙が本文を
    くるみ、背部で針金綴じされた中綴本であって、表表紙
    と裏表紙のいずれかの天地はそれぞれ本文より内側にあ
    り、しかもその天地両側にそれぞれ折罫を介して内側に
    折り返された延長部分が連接されており、各延長部分の
    内側側辺は本の背部より外側にあって、天地それぞれの
    折罫の内端を含むように表紙と延長部分とに跨がってそ
    れぞれ丸孔が打抜き形成されていることを特徴とする中
    綴本。
JP2000394077A 2000-12-26 2000-12-26 表装材とそれを用いた無線綴本又はアジロ綴本並びに中綴本 Pending JP2002192859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000394077A JP2002192859A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 表装材とそれを用いた無線綴本又はアジロ綴本並びに中綴本

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000394077A JP2002192859A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 表装材とそれを用いた無線綴本又はアジロ綴本並びに中綴本

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002192859A true JP2002192859A (ja) 2002-07-10

Family

ID=18859763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000394077A Pending JP2002192859A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 表装材とそれを用いた無線綴本又はアジロ綴本並びに中綴本

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002192859A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6390507B1 (en) Soft book
JP2000043445A (ja) 中綴本の製造方法及び中綴本
CN104245344B (zh) 封盖、联接元件和文件夹
JP2002192859A (ja) 表装材とそれを用いた無線綴本又はアジロ綴本並びに中綴本
US5992886A (en) Cover for printed matter
JP4063448B2 (ja) 表装材とそれを用いた無線綴本又はアジロ綴本並びに中綴本
JP2000289371A (ja) 表装材及びそれを用いた並製本
JP4050358B2 (ja) 印刷製品を製造する方法およびその印刷製品
JPS6227417Y2 (ja)
JP2006150952A (ja) 配達用冊子及び配達用冊子の製造方法
US20090152153A1 (en) Bound Envelopes
JP4514924B2 (ja) 冊子状に開封できる封書
JPS6027671Y2 (ja) 小冊子を有する綴本
JP3865389B2 (ja)
JP2000289370A (ja) 表装材及びそれを用いた並製本
JP4042514B2 (ja) 小冊子付き冊子
JP3131810U (ja) 袋綴じ構造
JP3106810U (ja) 立ち読み防止機能付本
JPS6021252Y2 (ja) 葉書を有する小冊子
JPS5935995A (ja)
JP3081040U (ja) 記録媒体ホルダー付き折り畳み式印刷物
JP2590936Y2 (ja) クーポン冊子
JPS6210769Y2 (ja)
JP3802129B2 (ja) メールフォーム
JPS6226767Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070709

A977 Report on retrieval

Effective date: 20091029

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20091102

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100303

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02