JP2002192519A - 造粒方法及びそれに使用する装置 - Google Patents
造粒方法及びそれに使用する装置Info
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- JP2002192519A JP2002192519A JP2000397792A JP2000397792A JP2002192519A JP 2002192519 A JP2002192519 A JP 2002192519A JP 2000397792 A JP2000397792 A JP 2000397792A JP 2000397792 A JP2000397792 A JP 2000397792A JP 2002192519 A JP2002192519 A JP 2002192519A
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- JP
- Japan
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- melt
- cooling liquid
- molten material
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B9/00—Making granules
- B29B9/10—Making granules by moulding the material, i.e. treating it in the molten state
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Glanulating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が単純で装置を安価に作ることのできる
造粒方法及びそれに使用する装置を提供することであ
る。 【解決手段】 溶融物(3)の滴(9)を冷却液(1)
に落下させ、冷却液(1)で固化して粒(10)にする
ことを特徴とする造粒方法。また、溶融物(3)を溜め
るホッパー(4)を上方に備え、溶融物(3)の溶融状
態を保持する加熱手段(16)をホッパー(4)に有
し、溶融物が通過するホッパー(4)の排出口(5)を
開閉する開閉手段(6)を備え、溶融物(3)の滴
(9)が落下する位置に、冷却液(1)を溜めた冷却槽
(8)を備えていることを特徴とする造粒装置。
造粒方法及びそれに使用する装置を提供することであ
る。 【解決手段】 溶融物(3)の滴(9)を冷却液(1)
に落下させ、冷却液(1)で固化して粒(10)にする
ことを特徴とする造粒方法。また、溶融物(3)を溜め
るホッパー(4)を上方に備え、溶融物(3)の溶融状
態を保持する加熱手段(16)をホッパー(4)に有
し、溶融物が通過するホッパー(4)の排出口(5)を
開閉する開閉手段(6)を備え、溶融物(3)の滴
(9)が落下する位置に、冷却液(1)を溜めた冷却槽
(8)を備えていることを特徴とする造粒装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融物から粒を作
る造粒方法及びそれに使用する装置に関する。
る造粒方法及びそれに使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の造粒装置は、色々なものがある
が、その多くは、寸法や形状のばらつきが小さい高品質
の粒を作るものであり、そのために装置が複雑で大がか
りとなり、費用も高くなるものであった。しかし、品質
の要求が低い場合には、高価な装置で作ると利益に結び
つかないという問題がある。
が、その多くは、寸法や形状のばらつきが小さい高品質
の粒を作るものであり、そのために装置が複雑で大がか
りとなり、費用も高くなるものであった。しかし、品質
の要求が低い場合には、高価な装置で作ると利益に結び
つかないという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情を考
慮して開発されたものであり、その目的は、構造が単純
で装置を安価に作ることのできる造粒方法及びそれに使
用する装置を提供することである。
慮して開発されたものであり、その目的は、構造が単純
で装置を安価に作ることのできる造粒方法及びそれに使
用する装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
溶融物の滴を冷却液に落下させ、冷却液で固化して粒に
することを特徴とする造粒方法である。
溶融物の滴を冷却液に落下させ、冷却液で固化して粒に
することを特徴とする造粒方法である。
【0005】請求項2に係る発明は、溶融物を溜めるホ
ッパーを上方に備え、溶融物の溶融状態を保持する加熱
手段をホッパーに有し、溶融物が通過するホッパーの排
出口を開閉する開閉手段を備え、溶融物の滴が落下する
位置に、冷却液を溜めた冷却槽を備えていることを特徴
とする造粒装置である。
ッパーを上方に備え、溶融物の溶融状態を保持する加熱
手段をホッパーに有し、溶融物が通過するホッパーの排
出口を開閉する開閉手段を備え、溶融物の滴が落下する
位置に、冷却液を溜めた冷却槽を備えていることを特徴
とする造粒装置である。
【0006】ホッパーの排出口を開けば、溶融物が排出
口を通過し、排出口を閉じれば、それまでに通過した溶
融物が滴となる。また、開閉手段は、排出口を開閉する
手段の全てを含むもので、一例としては、平板を直線往
復運動するものが挙げられる。さらに、滴は同じ位置に
落ちるので、固化しきっていない粒同士がくっつくおそ
れがあり、これを阻止するには、冷却槽の冷却液に流れ
のあることが望ましい。加熱手段は、ホッパーのどの部
分に付けても良いが、溶融物が詰まりやすい排出口の周
囲に設けることが望ましい。
口を通過し、排出口を閉じれば、それまでに通過した溶
融物が滴となる。また、開閉手段は、排出口を開閉する
手段の全てを含むもので、一例としては、平板を直線往
復運動するものが挙げられる。さらに、滴は同じ位置に
落ちるので、固化しきっていない粒同士がくっつくおそ
れがあり、これを阻止するには、冷却槽の冷却液に流れ
のあることが望ましい。加熱手段は、ホッパーのどの部
分に付けても良いが、溶融物が詰まりやすい排出口の周
囲に設けることが望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の造粒装置は、図1に示す
ように、冷却液である水1の循環手段2の上方に、溶融
物3を溜めるホッパー4を有し、ホッパー4の排出口5
を開閉する開閉手段6を備えている。
ように、冷却液である水1の循環手段2の上方に、溶融
物3を溜めるホッパー4を有し、ホッパー4の排出口5
を開閉する開閉手段6を備えている。
【0008】循環手段2は、ポンプ7から水1を冷却槽
8に向かって送り、水が流れる冷却槽8を、溶融物の滴
9が落下する位置に配置し、滴9が固化した粒10を堰
き止めるバケット11を、冷却槽8の下流側に配置し、
バケット11から排出される水を溜めるタンク12を、
バケット11の下に備え、タンク12からポンプ7に水
が導かれるものである。
8に向かって送り、水が流れる冷却槽8を、溶融物の滴
9が落下する位置に配置し、滴9が固化した粒10を堰
き止めるバケット11を、冷却槽8の下流側に配置し、
バケット11から排出される水を溜めるタンク12を、
バケット11の下に備え、タンク12からポンプ7に水
が導かれるものである。
【0009】冷却槽8は、上面を開口して滴9を水に落
下させ、また、底をバケット11に向かって低くなる状
態に傾斜させて水を流れやすくしてある。なお、冷却液
に水を用いたので、粒を乾燥させれば製品となる。
下させ、また、底をバケット11に向かって低くなる状
態に傾斜させて水を流れやすくしてある。なお、冷却液
に水を用いたので、粒を乾燥させれば製品となる。
【0010】バケット11は粒を溜める網13を底の上
方に備え、底に水切り用の振動手段14を接触させてあ
る。
方に備え、底に水切り用の振動手段14を接触させてあ
る。
【0011】溶融物3の一例としては、産業廃棄物とな
る架橋ポリエチレンなどの合成樹脂を、酸欠状態で熱分
解によって溶融したものが挙げられる。これは、約40
0℃で溶融状態となっている。
る架橋ポリエチレンなどの合成樹脂を、酸欠状態で熱分
解によって溶融したものが挙げられる。これは、約40
0℃で溶融状態となっている。
【0012】ホッパー4は、排出口5の周囲を囲む筒部
15内にパイプ状の加熱手段16を備え、加熱手段16
内に熱媒体を通し、加熱手段16からの熱によって排出
口5内で溶融物が固化しないようにしてある。
15内にパイプ状の加熱手段16を備え、加熱手段16
内に熱媒体を通し、加熱手段16からの熱によって排出
口5内で溶融物が固化しないようにしてある。
【0013】開閉手段6は、厚肉の平板をホッパー4の
下端に沿わせて直線往復運動させ、排出口5を開閉する
ものである。往復スピードを変更することによって、排
出口5の開放時間を変更させ、溶融物3が排出口5を一
時に通過する量を変え、滴9の大きさを決定する。
下端に沿わせて直線往復運動させ、排出口5を開閉する
ものである。往復スピードを変更することによって、排
出口5の開放時間を変更させ、溶融物3が排出口5を一
時に通過する量を変え、滴9の大きさを決定する。
【0014】
【発明の効果】本発明の造粒方法及び装置によれば、溶
融物の滴を冷却液に落下させるだけで、粒を作ることが
できるので、構造が単純で安価になる。また、溶融物の
滴下量及び落下高さを調整するだけで、粒の品質をある
程度揃えることができる。さらに、冷却液で強制的に熱
を奪って固化するので、落下中に自然に固化させる方法
よりも装置の高さが低くて済む。なお、加熱手段をホッ
パーに備えることによって、溶融物がホッパーの排出口
を通過する状態を確保できる。また、開閉手段によって
排出口の開閉スピードを変更すれば、粒の大きさを変更
できる。
融物の滴を冷却液に落下させるだけで、粒を作ることが
できるので、構造が単純で安価になる。また、溶融物の
滴下量及び落下高さを調整するだけで、粒の品質をある
程度揃えることができる。さらに、冷却液で強制的に熱
を奪って固化するので、落下中に自然に固化させる方法
よりも装置の高さが低くて済む。なお、加熱手段をホッ
パーに備えることによって、溶融物がホッパーの排出口
を通過する状態を確保できる。また、開閉手段によって
排出口の開閉スピードを変更すれば、粒の大きさを変更
できる。
【図1】本発明の造粒装置を示す説明図である。
1 冷却液(水) 3 溶融物 4 ホッパー 5 排出口 6 開閉手段 8 冷却槽 9 滴 10 粒 16 加熱手段
Claims (2)
- 【請求項1】 溶融物(3)の滴(9)を冷却液(1)
に落下させ、冷却液(1)で固化して粒(10)にする
ことを特徴とする造粒方法。 - 【請求項2】 溶融物(3)を溜めるホッパー(4)を
上方に備え、溶融物(3)の溶融状態を保持する加熱手
段(16)をホッパー(4)に有し、溶融物が通過する
ホッパー(4)の排出口(5)を開閉する開閉手段
(6)を備え、溶融物(3)の滴(9)が落下する位置
に、冷却液(1)を溜めた冷却槽(8)を備えているこ
とを特徴とする造粒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000397792A JP2002192519A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 造粒方法及びそれに使用する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000397792A JP2002192519A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 造粒方法及びそれに使用する装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002192519A true JP2002192519A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18862875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000397792A Pending JP2002192519A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 造粒方法及びそれに使用する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002192519A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9392808B2 (en) | 2012-06-15 | 2016-07-19 | Gelato Fresco, Inc. | Process and composition for making an alcohol-containing frozen comestible |
CN110605065A (zh) * | 2019-09-06 | 2019-12-24 | 上海瑞宝造粒机有限公司 | 一种熔融物料均匀滴落装置 |
US10716318B2 (en) | 2010-08-10 | 2020-07-21 | Gelato Fresco, Inc. | Alcohol containing frozen dessert product |
-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000397792A patent/JP2002192519A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10716318B2 (en) | 2010-08-10 | 2020-07-21 | Gelato Fresco, Inc. | Alcohol containing frozen dessert product |
US9392808B2 (en) | 2012-06-15 | 2016-07-19 | Gelato Fresco, Inc. | Process and composition for making an alcohol-containing frozen comestible |
US10631554B2 (en) | 2012-06-15 | 2020-04-28 | Gelato Fresco, Inc. | Process for making an alcohol-containing frozen comestible and product thereof |
US10631553B2 (en) | 2012-06-15 | 2020-04-28 | Gelato Fresco, Inc. | Process and composition for making an alcohol-containing frozen comestible |
CN110605065A (zh) * | 2019-09-06 | 2019-12-24 | 上海瑞宝造粒机有限公司 | 一种熔融物料均匀滴落装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040120 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040629 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041026 |