JP2002191478A - 車両用シートの表皮材の端末処理方法 - Google Patents

車両用シートの表皮材の端末処理方法

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JP2002191478A
JP2002191478A JP2000398376A JP2000398376A JP2002191478A JP 2002191478 A JP2002191478 A JP 2002191478A JP 2000398376 A JP2000398376 A JP 2000398376A JP 2000398376 A JP2000398376 A JP 2000398376A JP 2002191478 A JP2002191478 A JP 2002191478A
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stitch
sewing
sewn
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skin material
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JP2000398376A
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English (en)
Inventor
Yutaka Tomizawa
沢 豊 富
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Johnson Controls Automotive Systems KK
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Johnson Controls Automotive Systems KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表皮材のバケット部にサイド部を縫製する際
にステッチ縫いをタレ部の両側に形成する。両サイド部
の下端のステッチ縫いをフック部材の縫着部の形成と同
時に形成し、縫製作業能率を向上させる。外観見栄えを
向上させる。 【解決手段】 バケット部23の両側部23aにサイド
部25を縫着する際にタレ部28の両側28aのステッ
チ縫い35,36を一体に形成する。サイド部25の一
方の下端25bの外側からステッチ縫い38をし、この
ステッチ縫い38と連続してタレ部28に合成樹脂製の
フック部材29を縫着する。フック部材29の縫着と連
続してサイド部25の他方の下端25bの内側から外側
に向かいステッチ縫い40を一連に形成する。タレ部2
8の両側部のステッチ縫い35,36を直線状に形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用シートの表皮
材の端末処理方法に関し、更に詳細に説明すると、バケ
ット部の両側部にサイド部を夫々縫着し、前記両サイド
部の下端からタレ部の両側にステッチ縫いを形成し、前
記バケット部の下端のタレ部に合成樹脂製のフック部材
を縫着する車両用シートの表皮材の端末処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用シートのシートバック
等においては、図2に示す如く、シートバックの背面側
を形成する表皮材であるバケット部3の両側部3aにサ
イド部5の後端5aを夫々縫着して左右の縫着部6,7
を形成する。
【0003】次いで、前記両サイド部5の下端5bから
タレ部8の両側8aに夫々円弧状のステッチ縫い9,1
0を形成する。次いで、前記バケット部3の下端のタレ
部8の裏面側に合成樹脂製のフック部材12を縫着して
車両用シートの表皮材1が形成される。
【0004】尚、符号14はフック部材12の縫着部で
ある。また図示せざるもバケット部3の上端と両サイド
部5の前端には前面側の表皮材が縫着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来の車両
用シートの表皮材1の端末処理方法においては、バケッ
ト部3の両側部3aにサイド部5の後端5aを夫々縫着
して左右の縫着部6,7を2工程で形成し、次いで両サ
イド部5の下端5bからタレ部8の両側8aに夫々円弧
状のステッチ縫い9,10を2工程をかけて形成し、次
いでフック部材12の縫着部14を1工程で形成するた
め、5工程の縫製作業が必要となり、また円弧状のステ
ッチ縫い9,10のR形状がうまくできず、外観を悪化
させる虞れを有していた。
【0006】本発明の目的は、表皮材のバケット部にサ
イド部を縫製する際に直線状のステッチ縫いをタレ部の
両側に形成することができ、両サイド部の下端のステッ
チ縫いをフック部材の縫着部の形成と同時に形成し、縫
製作業能率を向上させ、外観見栄えを向上させることが
できる経済性に優れた車両用シートの表皮材の端末処理
方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る車両用シートの表皮材の端末処理方
法は、バケット部の両側部にサイド部を夫々縫着し、前
記両サイド部の下端からタレ部の両側にステッチ縫いを
形成し、前記バケット部の下端のタレ部に合成樹脂製の
フック部材を縫着する車両用シートの表皮材の端末処理
方法において、前記バケット部の両側部にサイド部を縫
着する際に前記タレ部の両側のステッチ縫いを一体に形
成し、次いで前記サイド部の一方の下端の外側からステ
ッチ縫いをし、該ステッチ縫いと連続してタレ部に合成
樹脂製のフック部材を縫着し、該フック部材の縫着と連
続して前記サイド部の他方の下端の内側から外側に向か
いステッチ縫いを一連に形成することを特徴とする。
【0008】請求項1の発明においては、バケット部の
両側部にサイド部を縫着する際に前記タレ部の両側のス
テッチ縫いを一体に形成し、次いで前記サイド部の一方
の下端の外側からステッチ縫いをし、該ステッチ縫いと
連続してタレ部に合成樹脂製のフック部材を縫着し、該
フック部材の縫着と連続して前記サイド部の他方の下端
の内側から外側に向かいステッチ縫いを一連に形成する
ので、タレ部の両側のステッチ縫いをバケット部の両側
部にサイド部を縫着する際に連続して形成することがで
き、次いでサイド部の一方の下端の外側からステッチ縫
いをし、このステッチ縫いと連続してタレ部に合成樹脂
製のフック部材を縫着し、このフック部材の縫着と連続
して前記サイド部の他方の下端の内側から外側に向かい
ステッチ縫いを一連に形成することができ、3工程の縫
製作業により表皮材の端末処理が行え、縫製作業能率を
向上させ、外観見栄えを向上させることができる。
【0009】また、請求項2に係る車両用シートの表皮
材の端末処理方法は、前記サイド部をバケット部の側部
に直線状に縫着し、該直線状の縫着部に連続してタレ部
の側部のステッチ縫いを直線状に形成することを特徴と
する。
【0010】この請求項2の発明においては、サイド部
の後端の直線状の縫着部に連続してタレ部の側部のステ
ッチ縫いを直線状に形成するので、ステッチ縫いが直線
状でシンプルですっきりした感じを出すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用シート
の表皮材の端末処理方法を図面を参照して説明する。図
1は本発明に係る車両用シートの表皮材の端末処理方法
の実施の形態を示すもので、本実施の形態ではフロント
シートのシートバックの表皮材の端末処理方法につき説
明するが、後マチ部等のタレ部にフック部材を縫着する
構成に適用することができるものである。
【0012】図1に示す如く、本発明に係る車両用シー
トの表皮材はシートバックの背面側を形成する表皮材2
1であるバケット部23と、このバケット部23の両側
部23aに縫着された左右一対のサイド部25とを備
え、前記バケット部23の下端にはタレ部28が形成さ
れている。
【0013】また、このタレ部28の裏面側に合成樹脂
製のフック部材29が縫着されている。この合成樹脂製
のフック部材29は、例えば断面略J字状に形成され、
このフック部材29の先端がシートバックフレーム等に
設けられたワイヤー等に係止される。
【0014】また図示せざるもバケット部23の上端と
両サイド部25の前端には前面側の表皮材が縫着され、
袋状のシートバックの表皮材21が形成される。
【0015】前記バケット部23の両側部23aにサイ
ド部25の後端25aを縫着して左右一対の縫着部3
1,32を形成する際に、前記タレ部28の両側28a
のステッチ縫い35,36を一体に形成する。
【0016】次いで、前記サイド部25の一方の下端2
5b、例えば左側のサイド部25の下端25bの外側か
らステッチ縫い38を形成し、このステッチ縫い38と
連続してタレ部28に合成樹脂製のフック部材29を縫
着し、ステッチ縫い38と連続するフック部材29の縫
着部39を連続して形成する。
【0017】前記左側のステッチ縫い38と連続するフ
ック部材29の縫着部39を形成した後、サイド部25
の他方の下端25bである右側のサイド部25の内側か
ら外側に向かいステッチ縫い40を一連に形成する。
尚、本実施の形態ではステッチ縫い38とステッチ縫い
40を直線状に形成したが、弯曲するものであっても一
連であればよいものである。
【0018】前記サイド部25,25の後端25a,2
5aをバケット部23の側部23a,23aに直線状に
縫着し、この直線状の縫着部31,32に連続してタレ
部28の側部28a,28aのステッチ縫い35,36
を直線状に形成する。
【0019】前記サイド部25,25の後端25a,2
5aの直線状の縫着部31,32に連続してタレ部28
の側部28a,28aのステッチ縫い35,36を直線
状に形成するので、ステッチ縫い35,36がシンプル
ですっきりした感じを出すことができる。尚、本実施の
形態ではステッチ縫い35,36を直線状に形成した
が、一連であれば、多少弯曲するものであってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上が本発明に係わる車両用シートの表
皮材の端末処理方法の実施の形態であるが、本発明の請
求項1に記載の車両用シートの表皮材の端末処理方法に
よれば、バケット部の両側部にサイド部を縫着する際に
前記タレ部の両側のステッチ縫いを一体に形成し、次い
で前記サイド部の一方の下端の外側からステッチ縫いを
し、該ステッチ縫いと連続してタレ部に合成樹脂製のフ
ック部材を縫着し、該フック部材の縫着と連続して前記
サイド部の他方の下端の内側から外側に向かいステッチ
縫いを一連に形成するので、タレ部の両側のステッチ縫
いをバケット部の両側部にサイド部を縫着する際に連続
して形成することができ、次いでサイド部の一方の下端
の外側からステッチ縫いをし、このステッチ縫いと連続
してタレ部に合成樹脂製のフック部材を縫着し、このフ
ック部材の縫着と連続して前記サイド部の他方の下端の
内側から外側に向かいステッチ縫いを一連に形成するこ
とができ、3工程の縫製作業により表皮材の端末処理が
行え、縫製作業能率を向上させ、外観見栄えを向上させ
ることができる。
【0021】また、請求項2に記載の車両用シートの表
皮材の端末処理方法によれば、サイド部の後端の直線状
の縫着部に連続してタレ部の側部のステッチ縫いを直線
状に形成するので、ステッチ縫いがシンプルですっきり
した感じを出すことができる。
【0022】本発明によれば、表皮材のバケット部にサ
イド部を縫製する際に直線状のステッチ縫いをタレ部の
両側に形成することができ、両サイド部の下端のステッ
チ縫いをフック部材の縫着部の形成と同時に形成し、縫
製作業能率を向上させ、外観見栄えを向上させることが
できる経済性に優れた車両用シートの表皮材の端末処理
方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用シートの表皮材の端末処理
方法の表皮材の平面図。
【図2】従来の車両用シートの表皮材の端末処理方法の
表皮材の平面図。
【符号の説明】
21 表皮材 23 バケット部 23a 側部 25 サイド部 25a 後端 25b 下端 28 タレ部 28a 側部 29 フック部材 31 縫着部 32 縫着部 35 ステッチ縫い 36 ステッチ縫い 38 ステッチ縫い 39 縫着部 40 ステッチ縫い

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バケット部の両側部にサイド部を夫々縫
    着し、前記両サイド部の下端からタレ部の両側にステッ
    チ縫いを形成し、前記バケット部の下端のタレ部に合成
    樹脂製のフック部材を縫着する車両用シートの表皮材の
    端末処理方法において、 前記バケット部の両側部にサイド部を縫着する際に前記
    タレ部の両側のステッチ縫いを一体に形成し、次いで前
    記サイド部の一方の下端の外側からステッチ縫いをし、
    該ステッチ縫いと連続してタレ部に合成樹脂製のフック
    部材を縫着し、該フック部材の縫着と連続して前記サイ
    ド部の他方の下端の内側から外側に向かいステッチ縫い
    を一連に形成することを特徴とする車両用シートの表皮
    材の端末処理方法。
  2. 【請求項2】 前記サイド部をバケット部の側部に直線
    状に縫着し、該直線状の縫着部に連続してタレ部の側部
    のステッチ縫いを直線状に形成することを特徴とする請
    求項1に記載の車両用シートの表皮材の端末処理方法。
JP2000398376A 2000-12-27 2000-12-27 車両用シートの表皮材の端末処理方法 Pending JP2002191478A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011092400A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Toyota Boshoku Corp 車両用シートカバー構造
US8584333B2 (en) 2012-01-25 2013-11-19 Lear Corporation Method for manufacturing a vehicle seat cushion assembly

Cited By (2)

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