JP2002191381A - イヌ接着分子オクルディン - Google Patents

イヌ接着分子オクルディン

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JP2002191381A
JP2002191381A JP2001321733A JP2001321733A JP2002191381A JP 2002191381 A JP2002191381 A JP 2002191381A JP 2001321733 A JP2001321733 A JP 2001321733A JP 2001321733 A JP2001321733 A JP 2001321733A JP 2002191381 A JP2002191381 A JP 2002191381A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイトジャンクション(TJ)の構成タンパ
ク質であるオクルディンの哺乳動物相同体の全構造を提
供する。 【解決手段】 神経アポトシス阻止タンパク質遺伝子の
周囲にみられる配列に基づいて、PCRを実施しイヌの
オクルディン遺伝子を解析した。さらに抗体を作成し免
疫蛍光細胞染色によりTJの構成タンパク質であること
を確認した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イヌのタイトジャ
ンクション(tight junction、以下「TJ」と記す)の膜
タンパク質オクルディンのアミノ酸配列およびそれをコ
ードするDNAに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】多細胞
動物において、隣接する細胞との接着の情報は、細胞の
増殖、分化、炎症、癌転移などの生命現象の調節、維持
に深く関係している。接着に関与している細胞間接着分
子は細胞表面で集合して、接着のための特殊に分化した
膜領域をつくることが多い。とくに、上皮細胞におい
て、カドヘリンなどの細胞間接着分子は、その細胞質ド
メインで細胞骨格と強く結合していることが知られてい
る。このような膜領域は、細胞間接着装置と呼ばれ、主
として次の4つに分類されている。gap junction(G
J)、adherens junction(AJ)、desmosome およびtigh
tjunction(TJ)である。
【0003】これら接着装置は、最初電子顕微鏡下で同
定されたものであるが、構成タンパク質の解明研究によ
り、その生理学的病理学的意義の重要性が大きな注目の
的となっている。いわゆる接着分子と呼ばれるタンパク
質がこれら接着装置中に特異的に存在し、AJの接着分子
はカドヘリンであり現在までN−カドヘリン、P−カドヘ
リンなどいく種類ものカドヘリンが同定されている(Ta
keichi, M. et al.,Science, 251, 1451-1455, 199
1)。desmosome の接着分子としてはデスモグレン、デ
スモコリンであり、最近の研究により、その構造がカド
ヘリンに類似していることが判明した(Buxton, R. S.
et al., J. Cell Biol., 121, 481-484, 1993)。GJの接
着分子はコネキシンと呼ばれ、4個所の細胞膜貫通部位
を保有し、N末端C末端とも膜の細胞質側に出ていること
がわかっている。
【0004】TJは、上皮細胞と内皮細胞に特有の細胞間
接着装置で、そこでは隣り合う細胞の細胞膜が完全に密
着してみえる。TJは個々の細胞の周囲を取り巻いてい
て、細胞層をはさんだ管腔側と基底膜側との間の水溶性
分子の透過を遮る、あるいは調節するバリアとして機能
している。また、細胞膜をapical側とbasolateral 側に
仕切るフェンスとして働き、イオンチャンネル、ポンプ
などの膜タンパク質や、脂質の細胞膜上での極性をもっ
た分布を維持しているともいわれている(Schneeberge
r, E.E. et al.,Am. J. Physiol., 262,L647-L661, 199
2)。これらの機能により、細胞層をはさんだ両側で異
なる溶液組成からなる環境がつくられ、その細胞層の極
性が保たれるのであり、TJは多細胞生物においてきわめ
て基本的な重要な構造の1つといえる。
【0005】しかしながら、TJの分子構築の解析は他の
接着装置に比べて遅れており、これまでTJの接着分子そ
のものが同定されていなかったために、TJに関する分子
生物学的研究を進めるうえで大きな障害となっていた。
【0006】本発明者はラット肝臓からのAJ分離法を確
立し、この分離したAJからラディキシン、ZO−1など多
くのタンパク質を同定してきた(Tsukita, Sh. et al.,
Curr. Opin. Cell Biol., 4, 834-839, 1992)。ZO−1
に関する研究およびAJとTJの組織学的知見から、AJ中の
タンパク質はTJのタンパク質も含んでいることが予想さ
れた。そこで、ニワトリ(chic)肝臓よりAJを分離し、
このAJを抗原とするモノクローナル抗体を作製しTJと特
異的に反応する抗体を用いて、TJ構成タンパク質の構造
解析を行った。その結果、公知のタンパク質と類似しな
い新規構成タンパク質の構造解析に成功し、オクルディ
ンと命名した(Furuse, M. et al., J.Cell Biol., 12
3, 1777-1788, 1993) 。
【0007】このニワトリオクルディンは504個のアミ
ノ酸からなる56KDaのタンパク質で、最大の特徴はN末端
部半分に4ヶ所の膜貫通領域を有し、N末端とC末端を細
胞質に向け、細胞外に2つのループを持つタンパク質で
ある。
【0008】その後の研究によりオクルディンが、細胞
レベルおよび生体全体レベルにおいてTJ生理機能の解析
に重要な因子であることが推察され、非常に大きな注目
を集めた。
【0009】しかしながらニワトリというヒトとかなり
かけ離れた種の起源であることから、それ以上全く研究
は進展せず、TJの生理機構の解明および医学的解析のた
めにはヒト等の哺乳動物由来オクルディンの構造解析が
待望された。この目的のためにこの分野において世界的
な競争が行われていたにも拘わらず、未だヒト等の哺乳
動物オクルディンの解明は成功していない。
【0010】上記現状に鑑み、本発明の目的は、イヌオ
クルディンのアミノ酸配列およびそれをコードするDNA
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】Roy らはヒトneuronal a
poptosis inhibitory protein (NAIP)の遺伝子を報告
したが、その中でNAIP遺伝子の欠失体において、ニワト
リオクルディンのC末端部と類似の塩基配列を保有する
DNA断片が存在することを報告した(Roy, N.etal.,Cel
l,80,167-178,1995)。そこで本発明者は、この配列が
実際にオクルディンのヒト相同体の一部をコードしてい
るか否かを決定するために、ニワトリオクルディンとの
類似塩基配列からプライマーを選択し、ヒト腸管上皮T8
4細胞株のcDNAライブラリーをPCRの鋳型として鋭意スク
リーニングした結果、ヒトオクルディンの全構造解析に
成功した。さらにイヌのオクルディン解析も完成させ、
抗オクルディンモノクロナール抗体を作成し、組織染色
により、TJの膜貫通型タンパク質であることを確認し
た。
【0012】本発明は、イヌのオクルディンアミノ酸配
列、それをコードするDNA、抗オクルディン抗体および
それらを利用する遺伝子解析法に関するものであって、 1)配列番号1に記載のアミノ酸配列を有するイヌオクル
ディンをコードする、配列番号2に記載のDNA、 2)配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する、イヌオク
ルディン、 3)イヌオクルディンのアミノ酸配列のうち1若しくは数
個のアミノ酸が、付加、欠失若しくは置換されたアミノ
酸配列を有するオクルディン改変体、及びこれら改変体
をコードするDNA、 4)イヌオクルディンおよびそれらの改変体をコードする
DNAのいずれかを含有するベクター、 5)前記ベクターを保持する形質転換体、 6)前記の形質転換体を培養し、発現産物を回収すること
を含む、オクルディンタンパク質の製造方法、 7)配列番号2に記載の塩基配列の全部または一部を含む
ものからなるDNAプローブ、 8)配列番号2に記載の塩基配列の一部を含むものからな
るDNAプライマー、 9)イヌオクルディンタンパク質と特異的に結合するポリ
クロナール抗体またはモノクロナール抗体、 10)抗オクルディン抗体を用いることを特徴とする生体
資料中のオクルディンの測定方法および測定試薬、 11)上記DNAプライマー又はDNAプローブを用いることを
特徴とする生体試料中のオクルディン遺伝子の解析方
法、 12)オクルディンを発現している細胞と被検物質を共存
させた後、該細胞のオクルディン遺伝子の発現量をDNA
プライマー又はDNAプローブを用いて解析することを特
徴とする、オクルディンの発現に影響を与える薬物のス
クリーニング方法、 13)オクルディンDNAをノックアウトした実験動物、に関
する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明者が哺乳動物オクルディン
相同体の同定に成功したことにより、TJの構成や機能を
構造的に且つ機能的に分子レベルで試験することができ
る。種々のタイプの培養したイヌ(MDCK)細胞を使用し
て、オクルディン遺伝子発現を調節するかまたはアンチ
センスプローブ若しくは抗体でオクルディンの機能を阻
害することによって、TJのバリヤーおよびフェンス機能
並びにこれに関与する調節メカニズムを実験的に分析す
ることができる。例えば、オクルディンcDNAの過剰発現
によって、フリーズフラクチャーレプリカに見られるTJ
ストランド数が増加し、バリヤー機能が付随的に向上す
るかどうかを今や決定することができる。さらに本発明
により、TJの機能に影響を及ぼす薬物の簡便なスクリー
ニング法の樹立を可能にした。例えば、オクルディンを
発現している種種の細胞を用い、検体と反応させた後、
細胞のオクルディン遺伝子又はオクルディンタンパク質
の発現量を測定することにより、TJの機能に影響を及ぼ
す薬物をスクリーニングすることができる。遺伝子の解
析は、DNAプローブ又はプライマーなどを用いて行うこ
とができる。例えば、検体試料から常法によりRNAまた
はDNAを抽出し、必要に応じて前処理後、メンブレンま
たはゲル上で電気泳動を行った後、ラベルしたDNAプロ
ーブとハイブリダイズさせるノザンブロット法又はサザ
ンブロット法、ゲノムDNAやcDNAを鋳型として、適切な
位置に相当する約20塩基程度のプライマーを用いて目的
DNAを増幅させるPCR法など公知の方法で行うことができ
る。オクルディンタンパク質は、例えば抗体を用いて定
量することができる。
【0014】また、種々のタイプの突然変異およびオク
ルディン遺伝子ノックアウトマウスを作成することによ
って、TJ形成が種々の器官の形態形成にどのように関与
しているのか、そしてTJの機能不全が炎症や腫瘍転移の
ような種々の病理学的状態に関係があるのかどうかを知
ることが可能となる。TJ機能、特にそのバリヤー機能の
調節の可能性も医薬品の透過性に関連して興味がある。
かくして、脳上皮細胞中でのオクルディン合成の上方ま
たは下方調節によって血液−脳関門を調節することが可
能であろう。腸からの医薬品吸収を調節するためには腸
上皮細胞内でのTJ機能の調節が必要である。このよう
に、TJの機能を調節する薬物をスクリーニングして効果
を有する物質を投与することにより、医薬品の吸収調
節、特に脳内への移行を調節することが可能となる。こ
のように本発明は、血液−脳関門を中心とする生理的機
構の解明、病態の解析、診断、治療に大きく期待され
る。
【0015】本発明のDNAは、その一部をプライマー
またはプローブとして用いることにより、オクルディン
タンパク質の遺伝子解析や遺伝子の発現の解析に利用す
ることができる。一部とは、プライマーまたはプローブ
として使用するオリゴヌクレオチドが本発明のDNA配列
をもとに少なくとも10個の対応する塩基配列を含むもの
からなり、好ましくは少なくとも15個の塩基配列、さら
に好ましくは約20〜30個の塩基配列を含むものからなる
対応するポリヌクレオチドを意味する。またプローブと
しては、さらに高分子のもの、全DNAも使用することが
できる。
【0016】オクルディンの機能を調節する手段の一つ
として、アンチセンスDNA又はアンチセンスRNAを用いる
方法がある。DNA複製、転写、翻訳などの遺伝子発現の
各段階において、遺伝子の情報が読みとられなくして発
現の流れを遮断する方法であって、この遮断に核酸ある
いはそのアナログを用いる方法がアンチセンス法である
(Wickstrome, E., ed., Prospects for Antisense Nuc
leic Acid TheraphyofCancer and AIDs.Wiley-Liss, Ne
w York, 1991)。本発明のオクルディンDNAを解明した
ことにより、アンチセンス法によりオクルディンの機能
を抑制させる手段を可能とした。DNAオリゴマーの長さ
は二重鎖形成能、膜透過性、塩基配列特異性が関係し、
少なくとも6個、好ましくは少なくとも10 mer,通常15
から30 merを用いることができる。配列は本発明DNA配
列に基づいて適宜選択し、実験確認することができる。
通常、オリゴマーの安定性を増すために、リン酸基、糖
部分、3', 5'末端に化学修飾を施させる(Cook, P.D.,
Anticancer Drig Des., 5,585, 1991)。代表的アナロ
グはヌクレオシド間のホスホジエステル基の酸素原子の
一つを硫黄原子に置換したオリゴホスホロサイオエー
ト、メチル基に置換したオリゴメチルホスホネートであ
って、いずれもヌクレアーゼに対してきわめて安定とな
る。その他ハイブリッド二重鎖の安定性を増すためにア
クリジンやポリリジンを結合させたオリゴマー、N-メ
チルチミジレートを含むオリゴマーなどが用いられる。
これらオリゴマーは公知の化学合成法により合成するこ
とができる。また、本発明DNAから導かれるアンチセン
スRNAも利用できる。
【0017】本発明のオクルディンタンパク質の全部ま
たは一部(部分)をエピトープとして用い、抗体の作
成、およびその抗体を用いる研究用、診断用試薬として
利用することができる。エピトープとは、ポリペプチド
の抗原決定基を意味し、一般に少なくとも6個のアミノ
酸で構成され、6個のアミノ酸で構成されるポリペプチ
ドが抗体と結合することは公知である(公表特許公報60
-500684 号)。本タンパク質の抗原ペプチドは、本発明
のアミノ酸配列に基づいて、連続してなる少なくとも6
個のアミノ酸、好ましくは連続してなる少なくとも8個
のアミノ酸、より好ましくは連続してなる少なくとも約
15個のアミノ酸、さらに好ましくは連続してなる少なく
とも約20個のアミノ酸からなるポリペプチドを意味す
る。本発明のオクルディンはそのアミノ酸配列から、ニ
ワトリオクルディンと同様にN末端部半分に4カ所の膜
貫通領域を有し、N末端とC末端を細胞質に向け、細胞外
に2つのループを持つタンパク質である。ヒトオクルデ
ィンの場合、アミノ酸89〜135位および196〜243位部分
が細胞外に位置すると予想されることから、抗原部位を
目的に応じて選択することにより、各種の抗体を作成す
ることができ、それらを使い分けることによりTJの機能
解明手段、抗体によるTJ機能抑制手段として利用するこ
とができる。また、部分ペプチドは、部分ペプチドと結
合性を有する化合物のスクリーニング手段として利用す
ることも可能である。
【0018】本発明のオクルディンのアミノ酸配列にお
いて、1若しくは数個のアミノ酸が、付加、欠失若しく
は置換されたアミノ酸配列を有するタンパク質も本発明
に含まれる。 (1) cDNAライブラリーの作製およびオクルディンの構
造解析 RNAの調製は、ヒトまたは動物の細胞(株)を原料とし
て、例えばグアニジンチオシアネート、界面活性剤、キ
レート剤および還元剤の混合溶液にて抽出を行った後、
フェノール抽出、有機溶媒分画(Chamezynski et al.,
Anal, Biochem., 162, 156, 1987)、次いで密度勾配超
遠心操作により行うことができる。得られた RNAを鋳型
として用い、ランダムプライマー、逆転写酵素、DNA ポ
リメラーゼ等を用いるcDNA合成法(Gubler, U. et al.,
Gene, 25, 263, 1983)などの常法により、2本鎖 DNA
を調製し、得られた2本鎖 DNAを、常法に従い、バクテ
リオファージ、例えばλzap 、λgtllなどに組み込みcD
NAライブラリーを作製することができる。また市販のcD
NAライブラリーを使用することも可能である。
【0019】次いで、Roy らの報告の中で、ニワトリオ
クルディンC末端部と類似した塩基配列をもとに適切に
プライマー部位を選択し、常法の PCR法により DNAを増
幅させ、サブクローニングすることにより、オクルディ
ンDNA 由来と予想されるDNA断片を得ることができる。
次いで、この断片をプローブとしてcDNAライブラリーを
スクリーニングし、単離したクローンの塩基配列を解析
することによりオクルディン全長cDNAを得ることができ
る。塩基配列の構造は、マキサム・ギルバート法(Maxa
m, A. M. and Gilbert, W., Proc. Natl. Acad. Sci. U
SA, 74, 560, 1977) あるいはジデオキシ法(Sanger,
F., Proc. Natl. Acad. Sci.USA, 74, 5463, 1977)に
よって決められる。その塩基配列をもとにアミノ酸配列
が演繹される。これら遺伝子の操作は通常行われる公知
の方法により実施することができ、例えばMolecular Cl
oning. A Laboratory Manual., T.Manitisら編集(198
9),Cold Spring Harbor Laboratoryに記載の方法に準
じて行うことができる。 (2) 抗体の調製 本発明のモノクローナル抗体の調製はイヌのオクルディ
ンを抗原とし、必要に応じてキャリアー蛋白との複合体
を作り、これを動物に接種して免疫する。上記免疫動物
の脾臓あるいはリンパ節から得られた抗体産生細胞を骨
髄腫細胞と融合し、オクルディンに強い特異性を示す抗
体を産生するハイブリドーマを選択することにより調製
される。その操作は従来既知の方法に準ずればよい。
【0020】免疫抗原としては天然精製品、遺伝子組換
手法あるいは化学合成手法による生産品などいずれも使
用できる。遺伝子組換手法によるオクルディンの調製
は、オクルディンをコードするcDNAをオクルディン
の発現に適したベクターのプロモター下流に制限酵素と
DNAリガーゼを用いる公知の方法により再結合して組
換え発現ベクターを作製することでできる。ベクターは
宿主内で複製、増幅可能であれば特に限定されない。プ
ロモーターおよびターミネーターに関してもオクルディ
ンをコードする塩基配列の発現に用いられる宿主に対応
したものであれば特に限定されず、宿主に応じて適切な
組み合わせも可能である。このようにして得られた組換
え発現ベクターはコンピテント細胞法(J. Mol. Biol.,
53, 154,1970)、リン酸カルシウム法(Science, 221,
551, 1983 )などにより宿主に導入し、形質転換体が
作製される。宿主としては大腸菌および動物細胞などが
用いられ、得られた形質転換体はその宿主に応じた適切
な培地中で培養される。培養は通常20℃〜45℃、pH5〜
8の範囲で行われ、必要に応じて通気、攪拌が行われ
る。培養物からのオクルディンの分離、精製は公知の分
離、精製法を適宜組み合わせて実施すれば良い。これら
の公知の方法としては塩析、溶媒沈殿法、透析ゲル炉過
法、電気泳動法、イオン交換クロマトグラフィー、アフ
ィニティクロマトグラフィー、逆相高速液体クロマトグ
ラフィーなどが挙げられる。
【0021】免疫抗原オクルディンは全構造を保有して
いることが好ましいが、部分構造を有するフラグメント
あるいはペプチドであってもよく、オクルディンの全ア
ミノ酸配列から適宜選択することができる。フラグメン
トあるいはペプチドの調製は化学合成法、上記遺伝子組
換法あるいは天然物の分解の方法などが用いられる。
【0022】抗原とキャリア蛋白の複合体の調製は種々
の縮合剤を用いることができるが、グルタルアルデヒ
ド、カルボジイミド、マレイミド活性エステル等が使用
できる。キャリア蛋白は牛血清アルブミン、サイログロ
ブリン、ヘモシアニン等の常用されているものでよく、
通常1〜5倍量の割合でカップリングさせる方法が用いら
れる。
【0023】免疫される動物としてはマウス、ラット、
ウサギ、モルモットなどがあげられ、接種方法は皮下、
筋肉あるいは腹腔内に投与される。投与に際しては完全
フロイントアジュバンドや不完全フロイントアジュバン
ドと混和して投与してもよく、投与は通常2〜5週毎に1
回ずつ行われる。免疫された動物の脾臓あるいはリンパ
節から得られた抗体産生細胞は骨髄腫細胞と細胞融合さ
せられハイブリドーマとして単離される。骨髄腫細胞と
してはマウス、ラット、ヒト等由来のものが使用され、
抗体産生細胞と同種由来のものであることが好ましい
が、異種間においても可能な場合もある。
【0024】細胞融合の操作は既知の方法、たとえばケ
ーラーとミルスタインの方法(Nature, 256, 495, 197
5)に従い実施できる。融合促進剤としてはポリエチレ
ングリコールやセンダイウイルスなどが挙げられるが、
通常20〜50%程度の濃度のポリエチレングリコール(平
均分子量1000〜4000)を用いて20〜40℃、好ましくは30
〜37℃の温度下、抗体産生細胞数と骨髄腫細胞数の比は
通常1:1〜10:1程度、約1〜10分間程度反応させることに
より細胞融合を実施することができる。
【0025】抗オクルディン抗体産生ハイブリドーマの
スクリーニングには種々の免疫化学的方法が使用でき
る。たとえば、オクルディンをコートしたマイクロプレ
ートを用いるELISA(Enzyme-linked immunosorben
t assay )法、抗免疫グロブリン抗体をコートしたマイ
クロプレートを用いるEIA(Enzyme immunoassay)
法、オクルディンを含むサンプルを電気泳動後ニトロセ
ルロース転写膜を用いるウエスタンブロット法などがあ
げられる。
【0026】このようなウエルから更に例えば限界希釈
法によってクローニングを行いクローンを得る。ハイブ
リドーマの選別、育種は通常HAT(ヒポキサンチン、ア
ミノプテリン、チミジン)を添加して、10〜20%牛胎児
血清を含む動物細胞用培地(例、RPMI 1640)で行われ
る。このようにして得られたクローンはあらかじめブリ
スタンを投与したBALB/Cマウスの腹腔内へ移植し、10〜
14日後にモノクローナル抗体を高濃度に含む腹水を採取
し、抗体精製の原料とすることができる。また、該クロ
ーンを培養し、その培養物を抗体精製の原料とすること
もできる。モノクローナル抗体の回収は免疫グロブリン
の精製法として既知の方法を用いればよく、たとえば、
硫安分画法、PEG分画法、エタノール分画法、陰イオン
交換体の利用、さらにアフィニティクロマトグラフィー
などの手段により容易に達成することができる。
【0027】本発明によって得られた抗オクルディンモ
ノクローナル抗体を用いる免疫学的方法により生体試料
中のオクルディンの定性、定量を行うことができる。免
疫学的方法としては、生体試料を必要に応じて適切に処
理、たとえば細胞の分離、抽出操作などした試料につい
て、免疫組織染色法、酵素免疫測定法、凝集法、競合
法、サンドイッチ法など既知の方法を適用することがで
きる。免疫組織染色法は、例えば標識化抗体を用いる直
接法、該抗体に対する抗体の標識化されたものを用いる
間接法などにより行ないうる。標識化剤としては螢光物
質、放射性物質、酵素、金属、色素など公知の標識物質
はいずれも使用できる。
【0028】本発明のモノクローナル抗体はFc'あるい
はFc領域を除去したFab'あるいはFab画分、あるいはそ
の重合体を用いてもよい。またそのキメラ抗体、ヒト化
抗体、ヒト抗体であってもよい。
【0029】
【実施例】以下の実施例により本発明を詳細に且つ具体
的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
【0030】参考例1.ヒトオクルディンの構造解析 ヒトNAIP欠損遺伝子の一部に見られる、ニワトリオクル
ディンC末端部と類似している塩基配列をもとに、配列
番号5および6に記載のオリゴヌクレオチドをプライマ
ーとして用い、PCRを実施した。λgt11 cDNA ライブラ
リーはヒト腸管上皮細胞下部T84を原料としてpoly(A)+R
NA を精製し、TimeSaver cDNA synthesis kit(商品
名、ファルマシア LKBバイオテクノロジ−社製)および
GIGAPACK IIPackaging Extract (ストラテジ−ン社)
を用いて作製した。このライブラリーをPCRの鋳型とし
て上記二つのプライマーを用いてPCRを実施した結果、3
63bpcDNA断片が得られた。
【0031】この DNA断片を DIG labeling kit (商品
名、ベ−リンガ−マンハイム社製)を用いて DIGラベル
した後、これをプローブとして同ライブラリーをスクリ
ーニングした。その結果、3個のcDNAクローンを単離
し、これらのインサ−ト部位を切り出し、pBluescript
SK(-) にサブクロ−ニングした。このうち、phOc6とph
Oc16 のクローンが全ORFを含むと予想されたので、こ
の二つのクローン両鎖の塩基配列を解析した結果、ヒト
オクルディン全構造をコ−ドする塩基配列であることを
確認した。塩基配列は7-deaza Sequenase Version Deox
y Terminator CycleSequencing Kit(商品名、アプライ
ドバイオシステム社製)を用いて決定した。配列番号4
に塩基配列を、それから演繹されるアミノ酸配列を配列
番号3に示した。
【0032】なお、ヒトオクルディンcDNAを含有する E
sherichia Coli JM 109は1996年3月15日、受託番号 FER
M BP-5477として通商産業省工業技術院生命工学工業技
術研究所(あて名:日本国茨城県つくば市東1丁目1番3
号(郵便番号305))に寄託された。
【0033】実施例1.イヌオクルディンの構造解析 イヌオクルディンの構造を、参考例1と同じ手法によ
り、イヌ腎細胞(MDCK)から作製した、λgt11 cDNA ライ
ブラリーを用いて決定した。イヌオクルディンの塩基配
列およびアミノ酸配列は、配列番号2および1に示し
た。
【0034】実施例2. 脳血管細胞におけるオクルディ
ンの発現 脳血管内皮細胞は、末梢血管内皮細胞と異なり、高電気
抵抗TJを有しており、高電気抵抗TJは脳−血液関門を
形成していると考えられていることから、高電気抵抗TJ
を有する培養豚脳血管内皮細胞(PBEC)と低電気抵抗TJ
を有する培養豚大動脈内皮細胞(PAEC)のオクルディン
の分布、発現を検討した。
【0035】豚オクルディンcDNA断片は、ヒトオクルデ
ィンDNA配列(配列番号4)の1359-1391位センス鎖(配
列番号5)および1692-1721位アンチセンス鎖(配列番
号6)をプライマーとしてPCR法により増幅し363塩基断
片を調製した。該断片の塩基配列の解析に基づく、その
コードするアミノ酸配列はヒト及びイヌオクルディンの
アミノ酸配列と高い相同性を示し、豚オクルディンのcD
NAであることを確認した。32Pラベルした該断片をプロ
ーブとして使用した。
【0036】培養細胞からのmRNAの調製はRNA分離キッ
ト(ストラタジーン社(Stratagene)製)を使用し、ア
ガロースゲル電気泳動後ニトロセルロース膜に転写し、
高ストリンジェント条件下でプローブとハイブリダイズ
させた。その結果、オクルディンmRNAはPBECにおいて訳
2.4kbに強いバンドが認められたが、PAECにおいては、
同位置に非常に弱いバンドしか認められなかった。
【0037】ついで哺乳類オクルディンを特異的に認識
するモノクローナル抗体として抗マウスオクルディン抗
体を、及びTJ関連蛋白質ZO−1にたいする抗体を用いオ
クルディンの発現を比較した。
【0038】ラット抗マウスオクルディン抗体は、マウ
スオクルディンとグルタチオン−S−トランスフェラー
ゼ融合蛋白質を抗原として作製し、該抗体の検出はFITC
標識羊抗ラットIgG抗体を用いた。培養細胞の破砕抽出
物の同一蛋白質量を一次元ゲル電気泳動後、イムノプロ
ット法で検出したところ、PBECにおいては約58KDの位置
に強く検出されたが、PAECにおいては、それに比較して
かなり弱く検出された。
【0039】一方、ZO-1の発現は2つの細胞で明らかな
差は認めなかった。免疫染色ではイムノブロットと同様
にPBECではオクルディンは高度に発現し、細胞間に連続
性にZO−1と同一の局在を示した。一方、PAECではまた
オクルディンの検出は困難であり、ZO−1は細胞間に不
連続に局在した。これらの結果はPBECにおけるオクルデ
ィンの相対的に高度な発現は高電気抵抗TJの形成に必要
であることが示唆され、オクルディンがTJ構成蛋白質で
あることを立証したものである。
【0040】 配列表 配列番号:1 配列の長さ:521 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 起源 生物名:イヌ(腎細胞MDCK) 配列の記述 Met Ser Ser Arg Pro Phe Glu Ser Pro Pro Pro Tyr Arg Pro Asp Glu 1 5 10 15 Phe Lys Pro Asn His Tyr Ala Pro Ser Asn Asp Val Tyr Gly Gly Asp 20 25 30 Met His Val Arg Pro Met Leu Ser Gln Pro Ala Tyr Ser Phe Tyr Pro 35 40 45 Glu Asp Glu Ile Leu His Phe Tyr Lys Trp Thr Ser Pro Pro Gly Val 50 55 60 Ile Arg Ile Leu Ser Met Leu Val Ile Val Met Cys Ile Ala Ile Phe 65 70 75 80 Gly Cys Val Ala Ser Thr Leu Ala Trp Asp Arg Gly Tyr Gly Thr Gly 85 90 95 Leu Met Gly Gly Ser Ile Gly Tyr Pro Tyr Gly Ser Gly Phe Gly Ser 100 105 110 Tyr Gly Thr Gly Tyr Gly Tyr Gly Phe Gly Tyr Gly Tyr Gly Tyr Gly 115 120 125 Gly Tyr Thr Asp Pro Arg Ala Ala Lys Gly Phe Leu Leu Ala Met Val 130 135 140 Ala Phe Cys Phe Ile Ala Ala Leu Val Ile Phe Val Thr Ser Val Ile 145 150 155 160 Arg Ser Asp Ile Ser Arg Thr Arg Arg Tyr Tyr Leu Thr Val Ile Ile 165 170 175 Leu Ser Ala Phe Leu Gly Val Met Met Phe Ile Ala Thr Ile Val Tyr 180 185 190 Ile Met Gly Val Asn Pro Thr Ala Gln Ala Ser Gly Ser Leu Tyr Ser 195 200 205 Ser Gln Ile Tyr Ala Met Cys Asn Gln Phe Tyr Ala Ser Thr Ala Thr 210 215 220 Gly Leu Tyr Met Asp Gln Tyr Leu Tyr His Tyr Cys Val Val Asp Pro 225 230 235 240 Gln Glu Ala Ile Ala Ile Val Leu Gly Phe Met Val Ile Val Ala Phe 245 250 255 Ala Leu Ile Ile Phe Phe Ala Val Lys Thr Arg Arg Lys Met Asp Arg 260 265 270 Tyr Asp Lys Ser Asn Ile Leu Trp Asp Lys Glu His Ile Tyr Asp Glu 275 280 285 Gln Pro Pro Asn Val Glu Glu Trp Val Lys Asn Val Ser Ala Gly Thr 290 295 300 Gln Asp Met Pro Pro Pro Pro Ser Asp Tyr Val Glu Arg Val Asp Ser 305 310 315 325 Pro Met Ala Tyr Ser Ser Asn Gly Lys Val Asn Asp Lys Arg Leu Tyr 325 330 335 Pro Glu Ser Ser Tyr Lys Ser Thr Pro Val Pro Glu Val Val Gln Glu 340 345 350 Leu Pro Ala Thr Ser Pro Ala Asp Asp Phe Arg Gln Pro Arg Tyr Ser 355 360 365 Ser Ser Gly His Leu Glu Pro Pro Ser Lys Arg Ala Pro Ser Lys Gly 370 375 380 Arg Thr Gly Arg Pro Lys Arg Leu Glu Gln Asp His Tyr Glu Thr Asp 385 390 395 400 Tyr Thr Thr Gly Gly Glu Ser Cys Asp Glu Leu Glu Glu Asp Trp Ile 405 410 415 Arg Glu Tyr Pro Pro Ile Thr Ser Asp Gln Gln Arg Gln Leu Tyr Lys 420 425 430 Arg Asn Phe Asp Thr Gly Leu Gln Glu Tyr Lys Ser Leu Gln Ala Glu 435 440 445 Leu Asp Glu Ile Asn Lys Glu Leu Ser Arg Leu Asp Lys Glu Leu Asp 450 455 460 Asp Tyr Arg Glu Glu Ser Glu Glu Tyr Met Ala Ala Ala Asp Glu Tyr 465 470 475 480 Asn Arg Leu Lys Gln Val Lys Gly Ser Pro Asp Tyr Lys Asn Lys Arg 485 490 495 Asn Tyr Cys Lys Gln Leu Lys Ser Lys Leu Ser His Ile Lys Lys Met 500 505 510 Val Gly Asp Tyr Asp Arg Gln Lys Thr 515 520 配列番号:2 配列の長さ:1961 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA 起源 生物名:イヌ(腎細胞株MDCK) 配列の特徴 特徴を表す記号:mat peptide 存在位置:72..1624 配列の記述 CAGGTTGGCT TATTTTGGGG AGCTCTGGGA TCCTGCTCGT CCTGAAGATC GGGTGATCAT 60 TGACATCAGC CATGTCATCG AGGCCTTTTG AGAGTCCACC TCCGTATAGA CCTGATGAAT 120 TCAAACCCAA TCATTATGCA CCGAGCAATG ATGTGTACGG TGGGGACATG CACGTCCGAC 180 CCATGCTCTC TCAGCCGGCG TATTCTTTCT ACCCAGAAGA TGAAATTCTT CACTTCTACA 240 AATGGACCTC TCCTCCAGGA GTAATTCGGA TTCTGTCCAT GCTTGTCATT GTGATGTGCA 300 TCGCCATATT TGGCTGTGTC GCGTCCACGC TCGCCTGGGA TAGAGGCTAT GGAACTGGCT 360 TAATGGGTGG TAGCATAGGC TACCCTTACG GAAGTGGCTT CGGGAGCTAC GGGACTGGCT 420 ACGGCTACGG GTTTGGCTAC GGCTACGGCT ACGGCGGCTA CACGGATCCC AGAGCAGCAA 480 AGGGCTTCCT CCTGGCCATG GTGGCCTTTT GTTTTATCGC TGCATTGGTG ATATTTGTTA 540 CCAGCGTTAT AAGGTCTGAC ATATCCAGAA CCAGAAGGTA CTACTTGACT GTAATAATAC 600 TGAGTGCCTT CCTGGGCGTC ATGATGTTCA TTGCTACAAT TGTCTATATA ATGGGAGTCA 660 ATCCAACTGC CCAGGCTTCT GGGTCTTTAT ACAGTTCACA GATATATGCC ATGTGCAACC 720 AGTTCTATGC ATCTACAGCT ACCGGACTCT ACATGGATCA GTATTTGTAT CACTACTGTG 780 TGGTGGATCC CCAAGAGGCA ATTGCCATTG TCCTGGGATT CATGGTGATT GTGGCTTTTG 840 CTTTAATAAT TTTCTTTGCT GTGAAAACTC GAAGAAAGAT GGACCGGTAT GACAAGTCGA 900 ATATATTGTG GGACAAGGAA CATATTTATG ATGAACAACC CCCCAATGTT GAAGAGTGGG 960 TTAAAAACGT TTCTGCAGGC ACACAAGACA TGCCTCCTCC CCCTTCTGAC TATGTGGAGA 1020 GAGTGGACAG TCCCATGGCG TACTCTTCCA ATGGTAAAGT GAATGACAAG CGGTTGTATC 1080 CAGAGTCTTC CTATAAATCA ACACCGGTCC CCGAAGTGGT GCAGGAGCTG CCCGCCACCT 1140 CCCCTGCGGA TGACTTCAGG CAGCCTCGCT ACAGCAGCAG CGGGCACTTG GAGCCACCTT 1200 CGAAGAGGGC CCCCTCGAAA GGAAGAACGG GAAGGCCCAA GAGGCTGGAG CAGGACCACT 1260 ATGAGACAGA CTACACGACG GGCGGCGAGT CGTGTGACGA GCTGGAGGAG GACTGGATCA 1320 GGGAATATCC ACCTATCACT TCAGATCAAC AAAGACAACT CTACAAGAGA AATTTTGACA 1380 CTGGCCTGCA GGAATACAAG AGCTTACAAG CAGAACTTGA TGAGATCAAT AAAGAACTCT 1440 CTCGCCTGGA TAAAGAATTG GATGACTATA GAGAAGAAAG TGAAGAGTAC ATGGCTGCTG 1500 CTGATGAGTA CAATAGACTG AAGCAAGTTA AGGGATCTCC AGATTACAAA AATAAGAGGA 1560 ATTATTGCAA GCAGTTGAAG AGCAAATTGT CCCACATCAA GAAGATGGTT GGAGACTATG 1620 ATAGACAGAA AACATAGAAG GCAGATGCCA CACAGTTTGA GAGATTGTGA AGTATTTGAC 1680 ATATCTGCAA CGTTGTCAGA AGGCAGAATG ACTTTGGATT TCGAACCCAG GAGGCCAGAT 1740 CTTTGTGATC ATTACAAAGT TTTGGTAGCT TTAATATCAT CAGTATTGAA GCATTTTACA 1800 CATAGCTTTT GATAATCAAC TGGGCTGAAC ACTCCCGATT AAGGATTCTG TGCTTTAGAC 1860 TTTGGCTGTT GTGCTAAAGG ACTGAGTATA GGTGGAGGTT TTCAGACCTT GGAAGAAGGT 1920 CCCACGGTGA ACTTGTGCTG TGAACTTGCA CACTTGGGGC A 1961 配列番号:3 配列の長さ:522 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 起源 生物名:ヒト(腸管上皮細胞株T84) 配列の記述 Met Ser Ser Arg Pro Leu Glu Ser Pro Pro Pro Tyr Arg Pro Asp Glu 1 5 10 15 Phe Lys Pro Asn His Tyr Ala Pro Ser Asn Asp Ile Tyr Gly Gly Glu 20 25 30 Met His Val Arg Pro Met Leu Ser Gln Pro Ala Tyr Ser Phe Tyr Pro 35 40 45 Glu Asp Glu Ile Leu His Phe Tyr Lys Trp Thr Ser Pro Pro Gly Val 50 55 60 Ile Arg Ile Leu Ser Met Leu Ile Ile Val Met Cys Ile Ala Ile Phe 65 70 75 80 Ala Cys Val Ala Ser Thr Leu Ala Trp Asp Arg Gly Tyr Gly Thr Ser 85 90 95 Leu Leu Gly Gly Ser Val Gly Tyr Pro Tyr Gly Gly Ser Gly Phe Gly 100 105 110 Ser Tyr Gly Ser Gly Tyr Gly Tyr Gly Tyr Gly Tyr Gly Tyr Gly Tyr 115 120 125 Gly Gly Tyr Thr Asp Pro Arg Ala Ala Lys Gly Phe Met Leu Ala Met 130 135 140 Ala Ala Phe Cys Phe Ile Ala Ala Leu Val Ile Phe Val Thr Ser Val 145 150 155 160 Ile Arg Ser Glu Met Ser Arg Thr Arg Arg Tyr Tyr Leu Ser Val Ile 165 170 175 Ile Val Ser Ala Ile Leu Gly Ile Met Val Phe Ile Ala Thr Ile Val 180 185 190 Tyr Ile Met Gly Val Asn Pro Thr Ala Gln Ser Ser Gly Ser Leu Tyr 195 200 205 Gly Ser Gln Ile Tyr Ala Leu Cys Asn Gln Phe Tyr Thr Pro Ala Ala 210 215 220 Thr Gly Leu Tyr Val Asp Gln Tyr Leu Tyr His Tyr Cys Val Val Asp 225 230 235 240 Pro Gln Glu Ala Ile Ala Ile Val Leu Gly Phe Met Ile Ile Val Ala 245 250 255 Phe Ala Leu Ile Ile Phe Phe Ala Val Lys Thr Arg Arg Lys Met Asp 260 265 270 Arg Tyr Asp Lys Ser Asn Ile Leu Trp Asp Lys Glu His Ile Tyr Asp 275 280 285 Glu Gln Pro Pro Asn Val Glu Glu Trp Val Lys Asn Val Ser Ala Gly 290 295 300 Thr Gln Asp Val Pro Ser Pro Pro Ser Asp Tyr Val Glu Arg Val Asp 305 310 315 320 Ser Pro Met Ala Tyr Ser Ser Asn Gly Lys Val Asn Asp Lys Arg Phe 325 330 335 Tyr Pro Glu Ser Ser Tyr Lys Ser Thr Pro Val Pro Glu Val Val Gln 340 345 350 Glu Leu Pro Leu Thr Ser Pro Val Asp Asp Phe Arg Gln Pro Arg Tyr 355 360 365 Ser Ser Gly Gly Asn Phe Glu Thr Pro Ser Lys Arg Ala Pro Ala Lys 370 375 380 Gly Arg Ala Gly Arg Ser Lys Arg Thr Glu Gln Asp His Tyr Glu Thr 385 390 395 400 Asp Tyr Thr Thr Gly Gly Glu Ser Cys Asp Glu Leu Glu Glu Asp Trp 405 410 415 Ile Arg Glu Tyr Pro Pro Ile Thr Ser Asp Gln Gln Arg Gln Leu Tyr 420 425 430 Lys Arg Asn Phe Asp Thr Gly Leu Gln Glu Tyr Lys Ser Leu Gln Ser 435 440 445 Glu Leu Asp Glu Ile Asn Lys Glu Leu Ser Arg Leu Asp Lys Glu Leu 450 455 460 Asp Asp Tyr Arg Glu Glu Ser Glu Glu Tyr Met Ala Ala Ala Asp Glu 465 470 475 480 Tyr Asn Arg Leu Lys Gln Val Lys Gly Ser Ala Asp Tyr Lys Ser Lys 485 490 495 Lys Asn His Cys Lys Gln Leu Lys Ser Lys Leu Ser His Ile Lys Lys 500 505 510 Met Val Gly Asp Tyr Asp Arg Gln Lys Thr 515 520 配列番号:4 配列の長さ:2379 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA 起源 生物名:ヒト(腸管上皮細胞株T84) 配列の特徴 特徴を表す記号:mat peptide 存在位置:168..1733 配列の記述 CTCCCGCGTC CACCTCTCCC TCCCTGCTTC CTCTGGCGGA GGCGGCAGGA ACCGAGAGCC 60 AGGTCCAGAG CGCCGAGGAG CCGGTCTAGG ACGCAGCAGA TTGGTTTATC TTGGAAGCTA 120 AAGGGCATTG CTCATCCTGA AGATCAGCTG ACCATTGACA ATCAGCCATG TCATCCAGGC 180 CTCTTGAAAG TCCACCTCCT TACAGGCCTG ATGAATTCAA ACCGAATCAT TATGCACCAA 240 GCAATGACAT ATATGGTGGA GAGATGCATG TTCGACCAAT GCTCTCTCAG CCAGCCTACT 300 CTTTTTACCC AGAAGATGAA ATTCTTCACT TCTACAAATG GACCTCTCCT CCAGGAGTGA 360 TTCGGATCCT GTCTATGCTC ATTATTGTGA TGTGCATTGC CATCTTTGCC TGTGTGGCCT 420 CCACGCTTGC CTGGGACAGA GGCTATGGAA CTTCCCTTTT AGGAGGTAGT GTAGGCTACC 480 CTTATGGAGG AAGTGGCTTT GGTAGCTACG GAAGTGGCTA TGGCTATGGC TATGGTTATG 540 GCTATGGCTA CGGAGGCTAT ACAGACCCAA GAGCAGCAAA GGGCTTCATG TTGGCCATGG 600 CTGCCTTTTG TTTCATTGCC GCGTTGGTGA TCTTTGTTAC CAGTGTTATA AGATCTGAAA 660 TGTCCAGAAC AAGAAGATAC TACTTAAGTG TGATAATAGT GAGTGCTATC CTGGGCATCA 720 TGGTGTTTAT TGCCACAATT GTCTATATAA TGGGAGTGAA CCCAACTGCT CAGTCTTCTG 780 GATCTCTATA TGGTTCACAA ATATATGCCC TCTGCAACCA ATTTTATACA CCTGCAGCTA 840 CTGGACTCTA CGTGGATCAG TATTTGTATC ACTACTGTGT TGTGGATCCC CAGGAGGCCA 900 TTGCCATTGT ACTGGGGTTC ATGATTATTG TGGCTTTTGC TTTAATAATT TTCTTTGCTG 960 TGAAAACTCG AAGAAAGATG GACAGGTATG ACAAGTCCAA TATTTTGTGG GACAAGGAAC 1020 ACATTTATGA TGAGCAGCCC CCCAATGTCG AGGAGTGGGT TAAAAATGTG TCTGCAGGCA 1080 CACAGGACGT GCCTTCACCC CCATCTGACT ATGTGGAAAG AGTTGACAGT CCCATGGCAT 1140 ACTCTTCCAA TGGCAAAGTG AATGACAAGC GGTTTTATCC AGAGTCTTCC TATAAATCCA 1200 CGCCGGTTCC TGAAGTGGTT CAGGAGCTTC CATTAACTTC GCCTGTGGAT GACTTCAGGC 1260 AGCCTCGTTA CAGCAGCGGT GGTAACTTTG AGACACCTTC AAAAAGAGCA CCTGCAAAGG 1320 GAAGAGCAGG AAGGTCAAAG AGAACAGAGC AAGATCACTA TGAGACAGAC TACACAACTG 1380 GCGGCGAGTC CTGTGATGAG CTGGAGGAGG ACTGGATCAG GGAATATCCA CCTATCACTT 1440 CAGATCAACA AAGACAACTG TACAAGAGGA ATTTTGACAC TGGCCTACAG GAATACAAGA 1500 GCTTACAATC AGAACTTGAT GAGATCAATA AAGAACTCTC CCGTTTGGAT AAAGAATTGG 1560 ATGACTATAG AGAAGAAAGT GAAGAGTACA TGGCTGCTGC TGATGAATAC AATAGACTGA 1620 AGCAAGTGAA GGGATCTGCA GATTACAAAA GTAAGAAGAA TCATTGCAAG CAGTTAAAGA 1680 GCAAATTGTC ACACATCAAG AAGATGGTTG GAGACTATGA TAGACAGAAA ACATAGAAGG 1740 CTGATGCCAA GTTGTTTGAG AAATTAAGTA TCTGACATCT CTGCAATCTT CTCAGAAGGC 1800 AAATGACTTT GGACCATAAC CCCGGAAGCC AAACCTCTGT GAGCATCACA AAGTTTTGGT 1860 TGCTTTAACA TCATCAGTAT TGAAGCATTT TATAAATCGC TTTTGATAAT CAACTGGGCT 1920 GAACACTCCA ATTAAGGATT TTATGCTTTA AACATTGGTT CTTGTATTAA GAATGAAATA 1980 CTGTTTGAGG TTTTTAAGCC TTAAAGGAAG GTTCTGGTGT GAACTAAACT TTCACACCCC 2040 AGACGATGTC TTCATACCTA CATGTATTTG TTTGCATAGG TGATCTCATT TAATCCTCTC 2100 AACCACCTTT CAGATAACTG TTATTTATAA TCACTTTTTT CCACATAAGG AAACTGGGTT 2160 CCTGCAATGA AGTCTCTGAA GTGAAACTGC TTGTTTCCTA GCACACACTT TTGGTTAAGT 2220 CTGTTTTATG ACTTCATTAA TAATAAATTC CCTGGCCTTT CATATTTTAG CTACTATATA 2280 TGTGATGATC TACCAGCCTC CCTATTTTTT TTCTGTTATA TAAATGGTTA AAAGAGGTTT 2340 TTCTTAAATA ATAAAGATCA TGTAAAAGTA AAAAAAAAA 2379 配列番号:5 配列の長さ:33 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:合成DNA 配列の記述 TATGAGACAG ACTACACAAC TGGCGGCGAG TCC 配列番号:6 配列の長さ:30 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:合成DNA 配列の記述 ATCATAGTCT CCAACCATCT TCTTGATGTG
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12N 1/21 C12P 21/02 C 4H045 5/10 C12Q 1/02 C12P 21/02 1/68 A C12Q 1/02 G01N 33/15 Z 1/68 33/50 Z G01N 33/15 33/53 D 33/50 M 33/53 33/566 33/577 B 33/566 C12P 21/08 33/577 C12N 15/00 ZNAA // C12P 21/08 5/00 A Fターム(参考) 2G045 AA35 FB02 FB03 FB05 FB12 GC15 4B024 AA01 BA80 CA04 CA09 HA03 HA15 4B063 QQ43 QR55 QR62 QS25 QS32 4B064 AG01 CA19 CC24 DA04 4B065 AB01 BA02 CA24 CA43 4H045 AA10 AA20 AA30 CA40 DA50 FA74

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列番号1に記載のアミノ酸配列を有す
    るイヌオクルディンタンパク質をコードする、配列番号
    2に記載のDNA。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のDNAを含有するベク
    ター。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のベクターを保持する形
    質転換体。
  4. 【請求項4】 配列番号1に記載のアミノ酸配列を有す
    るイヌオクルディンタンパク質。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の形質転換体を培養し、
    発現産物を回収することを含む、請求項4に記載のタン
    パク質の製造方法。
  6. 【請求項6】 配列番号2に記載の塩基配列の全部また
    は一部を含むものからなる、イヌオクルディンタンパク
    質をコードするDNAプローブ。
  7. 【請求項7】 配列番号2に記載の塩基配列の一部を含
    むものからなる、イヌオクルディンタンパク質をコード
    するDNAプライマー。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載のタンパク質と特異的に
    結合するポリクロナール抗体またはモノクロナール抗
    体。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のDNAプライマーを用
    いることを特徴とする生体試料中の請求項1に記載のD
    NA遺伝子の解析方法。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載のDNAプローブを用
    いることを特徴とする生体試料中の請求項1に記載のD
    NA遺伝子の解析方法。
  11. 【請求項11】 オクルディンを発現している細胞と被
    検物質を共存させた後、該細胞のオクルディン遺伝子の
    発現量を、請求項9又は10の方法により解析すること
    を特徴とする、オクルディンの発現に影響を与える薬物
    のスクリーニング方法
  12. 【請求項12】 請求項8に記載の抗体を含むことを特
    徴とする、生体試料中のオクルディン測定試薬。
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