JP2002191323A - 栄養補助食品 - Google Patents

栄養補助食品

Info

Publication number
JP2002191323A
JP2002191323A JP2000399844A JP2000399844A JP2002191323A JP 2002191323 A JP2002191323 A JP 2002191323A JP 2000399844 A JP2000399844 A JP 2000399844A JP 2000399844 A JP2000399844 A JP 2000399844A JP 2002191323 A JP2002191323 A JP 2002191323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food material
dietary supplement
food
powder
material containing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000399844A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3504612B2 (ja
Inventor
Kinya Takagaki
欣也 高垣
Shinjiro Maruyama
真二郎 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Shinyaku Co Ltd
Original Assignee
Toyo Shinyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Shinyaku Co Ltd filed Critical Toyo Shinyaku Co Ltd
Priority to JP2000399844A priority Critical patent/JP3504612B2/ja
Publication of JP2002191323A publication Critical patent/JP2002191323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3504612B2 publication Critical patent/JP3504612B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、抗ガン作用を有する複数の
食品素材を組み合わせることにより、これらの食品素材
単独では得ることができない相乗的な抗ガン作用を備え
た栄養補助食品を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、栄養補助食品であって、イソ
チオシアネート類と、β−グルカン類と、カルコン類と
からなる群から選択された少なくとも2種の成分を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は栄養補助食品に係
り、特にイソチオシアネート類とβ−グルカン類とカル
コン類を組み合わせた相乗的な抗ガン作用を有する栄養
補助食品に関する。
【0002】
【従来の技術】健康食品がブームとなり、生活習慣病を
改善する種々の健康食品が開発されているが、その多く
は、単一の素材に賦形剤などを添加して成型したもので
ある。最近では、複数の食品素材を組み合わせて、相乗
作用を訴求したものが開発され、市販されるようになっ
てきた。例えば、ビフィズス菌と食物繊維とオリゴ糖を
配合した健康食品は、相乗的に整腸効果を奏し、単独で
は奏しない大腸ガンの予防効果があると言われている。
【0003】しかし、このように複数の食品素材を組み
合わせた場合には、お互いの効果が逆に相殺されてしま
うこともある。したがって、食品素材を組み合わせる場
合には、各組合わせについて、効果が相殺されないかど
うか、また相乗的な効果が得られるかどうかについて、
実験による確認が必要である。一方、現代の成人病であ
るガンは、依然として患者の数が多い状況にあり、ガン
治療、予防の研究が、活発に行われている。特に、一般
国民の間でも、ガン予防の意識は高く、安価で、高い抗
ガン作用を有する栄養補助食品の開発が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
状況に鑑み、抗ガン作用を有する複数の食品素材を組み
合わせることにより、各々の食品素材の持つ抗ガン作用
が、互いに影響しあって、これらの素材単独では得るこ
とができない相乗的な抗ガン作用を備えた栄養補助食品
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
の結果、イソチオシアネート類を含有するアブラナ科植
物を利用して調製された食品素材、β−グルカン類を含
有する担子菌類を利用して調製された食品素材、カルコ
ン類を含有する甘草を利用して調製された食品素材を組
み合わせることにより、抗ガン作用に優れた栄養補助食
品が得られることを見出して、本発明の完成に至った。
また、この栄養補助食品のさらなる機能性について検討
し、この栄養補助食品が、抗ストレス効果をも奏するこ
とを見出して、本発明を完成させた。
【0006】上記課題は、請求項1の栄養補助食品に係
る発明によれば、アブラナ科植物を利用して調製された
食品素材と、担子菌類を利用して調製された食品素材
と、甘草を利用して調製された食品素材とからなる群か
ら選択された少なくとも2種の食品素材を含むことによ
り解決される。このように、発ガン予防作用を有するイ
ソチオシアネート類を含有するアブラナ科植物を利用し
て調製された食品素材と、免疫賦活作用を有するβ−グ
ルカン類を含有する担子菌類を利用して調製された食品
素材と、ガン細胞の増殖抑制作用を備えたカルコン類を
含有する甘草を利用して調製された食品素材とからなる
群から選択された少なくとも2種の食品素材を含むた
め、これらの食品素材それぞれが有する発ガン性物質の
不活性化による発ガン予防作用、免疫賦活作用、ガン細
胞の増殖抑制作用を備えた栄養補助食品を得ることが可
能となる。また、本発明では、イソチオシアネート類を
含有するアブラナ科植物を利用して調製された食品素材
と、β−グルカン類を含有する担子菌類を利用して調製
された食品素材と、カルコン類を含有する甘草を利用し
て調製された食品素材とからなる群から選択された少な
くとも2種の食品素材を組み合わせているので、これら
の食品素材が有する抗ガン作用が、相互に増幅しあっ
て、これらの食品素材単独では得ることができない相乗
的な抗ガン作用を備えた栄養補助食品を得ることが可能
となる。さらに、請求項1の栄養補助食品は、抗ストレ
ス効果を有するものである。
【0007】上記課題は、請求項2の栄養補助食品に係
る発明によれば、イソチオシアネート類と、β−グルカ
ン類と、カルコン類とからなる群から選択された少なく
とも2種の成分を含むことにより解決される。このよう
に、発ガン性物質の不活性化による発ガン予防作用を有
するイソチオシアネート類と、免疫賦活作用を有するβ
−グルカン類と、ガン細胞の増殖抑制作用を備えたカル
コン類とからなる群から選択された少なくとも2種の成
分を含むため、これらの物質それぞれが有する発ガン性
物質の不活性化による発ガン予防作用、免疫賦活作用、
ガン細胞の増殖抑制作用を備えた栄養補助食品を得るこ
とが可能となる。また、本発明では、イソチオシアネー
ト類とβ−グルカン類とカルコン類とからなる群から選
択された少なくとも2種の成分を組み合わせているの
で、これらの物質が有する抗ガン作用が、相互に増幅し
あって、これらの物質単独では得ることができない相乗
的な抗ガン作用を備えた栄養補助食品を得ることが可能
となる。さらに、請求項2の栄養補助食品は、抗ストレ
ス効果を有するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
栄養補助食品について説明する。なお、以下に説明する
構成は、本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の
範囲内で種々改変することができるものである。本実施
形態に係る栄養補助食品は、イソチオシアネート類を含
む食品素材と、β−グルカン類を含む食品素材と、カル
コン類を含む食品素材とが配合されたものである。
【0009】イソチオシアネート類を含む食品素材とし
ては、例えば、キャベツ、カリフラワー、ブロッコリ
ー、ケール、紫キャベツ、大根(ラディッシュ)、カイ
ワレ、わさび、白菜、カブ、小松菜、高菜、芽キャベツ
などのアブラナ科植物を加工した食品素材を用いる。具
体的には、上記のアブラナ科植物の組織を磨砕したも
の、または上記のアブラナ科植物の種子に水を添加して
磨砕したものを用いる。上記のアブラナ科植物組織、種
子をこのように磨砕加工することにより、組織や種子に
含まれる内在性の酵素であるミロシナーゼがグルコシノ
レートに作用して、イソチオシアネートに転化するた
め、イソチオシアネート類を含む食品素材を得ることが
可能となるのである。
【0010】なお、例えば、上記アブラナ科植物の組
織、種子等をより細かく粉砕または磨砕すると、グルコ
シノレートがミロシナーゼの触媒下で活発に反応するた
め、上記アブラナ科植物を加工した食品素材中のイソチ
オシアネート含量を高めることが可能となる。また、上
記のアブラナ科植物組織、種子を磨砕加工する工程の後
に、ビタミンC(アスコルビン酸)またはその塩を0.
001〜1mMの濃度となるように添加するビタミンC
添加工程を行うか、あるいは、上記のアブラナ科植物組
織、種子の磨砕物を、20〜50℃に所定時間保持して
反応させる工程を行うことにより、上記アブラナ科植物
を加工した食品素材中のイソチオシアネート含量を高め
ることも可能である。逆に、上記のアブラナ科植物組
織、種子の磨砕物中のアスコルビン酸が1mMより高い
濃度になると、ミロシナーゼの活性が阻害されるため、
上記のアブラナ科植物組織、種子磨砕物中のビタミンC
(アスコルビン酸)含量が1mMより高くならないよう
に調製する。
【0011】イソチオシアネート類(R−N=C=S)
とは、グルコシノレートの糖部分が酵素ミロシナーゼに
より切断されて生成する成分であり、具体的には、2−
フェニルエチル−イソチオシアネート、各種スルフォラ
ファン(1-isothiocyanato-(4R)-(methylsulfinyl)buta
ne)、ベンジルイソチオシアネートなどが挙げられる。
イソチオシアネート類は、抗ガン作用を有することが知
られている。発ガン性物質の不活性化に関与する酵素で
あるキノンレダクターゼ(QR)やグルタチオンS−ト
ランストランスフェラーゼ(GST)の発現を誘導し
て、ガンの発生を予防すると考えられている。なお、ア
ブラナ科植物は、イソチオシアネートを含むほか、ビタ
ミンU,C等のビタミン類、ミネラル類、食物繊維等を
含む栄養価値の高い植物である点からも、栄養補助食品
に配合する食品素材として適している。
【0012】イソチオシアネート類を含む食品素材は、
上記アブラナ科植物等の原料の磨砕物の搾汁粉末の形態
で、他の食品素材と配合する。また、磨砕物、粉砕物、
細片化物、粉砕物又は細片化物の搾汁、乾燥品、粉末、
抽出物、濃縮物等の形態で、他の食品素材と配合しても
よい。また、イソチオシアネート類を含有する食品素材
として、特開2000−245391に記載のようなキ
ャベツ発酵エキス末を用いても良い。キャベツ発酵エキ
ス末は、水洗いしたキャベツをカッターミキサーで粉砕
し、所定条件、例えば、キャベツ3Kgに対し水1L、乾
燥乳酸菌(ラクトバチルス・プランタム)末0.5gを
添加して、攪拌しながら所定温度・時間(例えば、30
℃、2日間)発酵させた後、得られたキャベツ発酵物を
遠心分離して上清を回収し、加熱、濃縮、加熱殺菌し、
デキストリンをキャベツ3Kg当り200g加えてスプレ
ードライすることにより調製する。また、キャベツ発酵
エキス末の代わりに、上記キャベツ発酵物の上清を加
熱、濃縮、加熱殺菌、デキストリン添加したキャベツ発
酵エキス、キャベツ発酵エキスペーストを用いてもよ
い。
【0013】β−グルカン類を含む食品素材としては、
例えば、ハラタケ科に属するヒメマツタケ(Agaricus b
lazei)、ハラタケ(Agaricus campestris)、キンシメ
ジ科に属するシイタケ(Lentinus edodes)、サルノコ
シカケ科に属する霊芝(Ganoderma Lucidum)、チョレ
イマイタケ(Polyprous umbellatus)、カワラタケ(Cori
olus versicolor)、マツホド(Poria cocos)、マイ
タケ(Glifola frondosa)シメジ科のマツタケ(Tricho
loma matsutake)、ヒラタケ(Pleurotus ostreatu
s)、エノキタケ(Flammulina velutipes)、ホンシメ
ジ(Lyophyllum aggregatum)、ハナビラタケ科に属す
るハナビラタケ(Sparassis crispa)等の担子菌類を用
いる。β−グルカンの一種であるラミナラン(laminara
n;ラミナリン)を含むコンブ科褐藻を利用して調製さ
れた食品素材、β−1,3結合・β−1,6結合をもつ
直鎖グルカンを有するパン酵母等を用いてもよい。菌
類、藻類は、天然物であっても培養物であってもよい。
【0014】また、グルコースがβ−1,3結合、また
はβ−1,6結合した多糖の精製品を用いてもよい。さ
らに、β−1,3分岐したβ−1,6グルカン,β−
1,6分岐したβ−1,3グルカン、あるいは、これら
のグルカンを主体としたヘテログリカンや蛋白質複合体
を用いてもよい。例えば、シイタケ子実体から分離され
たレンチナン(lentinan)の精製品、ブクリョウ(Pori
a cocos)の菌株から分離されたパキマン(pachyman)
の精製品、これらの精製品から、側鎖を取り除いて抗腫
瘍性を高めたもの等を用いてもよい。特に、一般的にア
ガリクスと呼ばれている、ハラタケ属に属するヒメマツ
タケを用いると、β−グルカン含量が高いため好適であ
る。アガリクスは、β−(1,3)グルカンだけでな
く、β−(1,6)グルカンも含み、これらの多糖が複
合的に作用して、マクロファージ、T細胞、NK細胞な
どのリンパ球を活性化するため免疫賦活作用を奏する。
【0015】β−グルカン類を含む食品素材は、上記担
子菌類等の原料の菌糸体末の形態で、他の食品素材と配
合する。また、担子菌類等の菌糸体エキス、子実体エキ
ス、子実体末等の形態で、他の食品素材と配合してもよ
い。また、β−グルカン類の精製品の形態で配合しても
よい。なお、担子菌類の中には、β−グルカンを含むほ
か、ビタミン類を含むものや、血圧降下作用、血糖抑制
効果、抗コレステロール血症の改善作用、抗アレルギー
作用等を奏するものもあり、これら他の機能備えている
点からも、担子菌類は、栄養補助食品に配合する食品素
材として適している。
【0016】カルコン(chalcone)類を含む食品素材と
しては、例えば、Iisoliquiritigeninを含むマメ科の甘
草、4-Hydroxyderricinを含むセリ科のアシタバ、ユリ
科のラッキョウ、キク科の紅花、タイ産ショウガ科植物
のクラチャイ(フィンガールート),カー(ガラン
ガ)、プロポリスなどを用いる。また、甘草に含まれる
Iisoliquiritigeninの配糖体であるIisoliquiritin、Li
cochalcone A、Licochalcone B、Echinatin、Echinadio
n、Xanthoangenol、Ashitabchalcone等のカルコン類を
用いてもよい。甘草とは、漢方薬の処方に古来から用い
られている薬草であり、シベリア、蒙古、中国東北部に
産するウラル甘草、ユリ科の野生植物である日本産のも
の等を含め、多くの種類がある。甘草中に含まれるグリ
チルリチンが、抗ガン性、抗胃潰瘍作用、抗炎症作用、
肝機能改善作用を有することは、広く知られている。
【0017】カルコン類は、マロニル・アセチル・Co
Aとシキミ酸由来のp−クロマイルあるいはカフェオイ
ルCoAが結合して生成する、C−C−C型の化
合物である。カルコンは、フラボノイド、イソフラボノ
イドの生合成的前駆体と考えてられている。カルコン類
は、抗菌、抗かび、ガン細胞の増殖抑制作用があること
が知られている。ガン細胞の増殖抑制作用は、カルコン
類が、ガン細胞に特異的に発現されているシクロオキシ
ゲナーゼを阻害することにより得られるものである。カ
ルコン類を含む食品素材は、甘草等の原料のエキス末の
形態で、他の食品素材と配合する。また、これらの原料
の粉砕物、粉末、抽出物、濃縮物等の形態で、他の食品
素材と配合してもよい。また、カルコン類の精製品の形
態で配合してもよい。
【0018】本実施形態に係る栄養補助食品は、上記イ
ソチオシアネート類を含む食品素材と、β−グルカン類
を含む食品素材と、カルコン類を含む食品素材とを、次
のような比率で配合したものである。イソチオシアネー
トを含有する食品素材は、栄養補助食品中に、固形分で
10〜80重量%、好ましくは20〜50重量%含まれ
るように配合する。成人が1日に、イソチオシアネート
およびイソチオシアネートに転換され得るグルコシノレ
ートを、合計1〜1000μmol摂取できる量を目安
として配合する。
【0019】β−グルカンを含有する食品素材は、栄養
補助食品中に、β−グルカンが、0.5重量%以上含ま
れるように配合する。β−グルカンを含有する食品素材
として、β−グルカン含量が25%のアガリクス菌糸体
の乾燥粉末を用いる場合、この乾燥粉末を、栄養補助食
品中に、2重量%以上、好ましくは5〜70重量%配合
する。成人が1日に、β−グルカンを、50〜1000
mg摂取できる量を目安として配合する。なお、配合量
は、栄養補助食品のターゲット層の病状によって、適宜
変更すればよい。
【0020】カルコン類を含有する食品素材は、栄養補
助食品中に、カルコン類が、0.1重量%以上含まれる
ように配合する。カルコン類を含有する食品素材として
甘草エキス末を用いる場合、この甘草エキス末は、栄養
補助食品中に1〜50重量%配合する。成人が1日に、
カルコン類を、50〜500mg摂取できる量を目安と
して配合する。上記各食品素材の1日あたりの摂取量
は、目安であり、目的により適宜変更すればよい。ま
た、1日2回又は3回に分けて摂取するようにし、合計
すると1日当たりの摂取量が摂取されるようにしても良
い。
【0021】また、上記各食品素材の配合量は、上記量
に限定されず、栄養補助食品のターゲット層の病状、年
齢層、性別等によって、適宜変更可能である。また、本
実施形態では、イソチオシアネート類を含む食品素材
と、β−グルカン類を含む食品素材と、カルコン類を含
む食品素材との3つの食品素材を配合しているが、これ
に限定されず、イソチオシアネート類を含む食品素材
と、β−グルカン類を含む食品素材と、カルコン類を含
む食品素材のうちのいずれか2つのみを配合するように
してもよい。
【0022】本実施形態に係る栄養補助食品は、上記イ
ソチオシアネート類を含む食品素材と、β−グルカン類
を含む食品素材と、カルコン類を含む食品素材とを配合
し、賦形剤等を加えて、錠剤もしくは丸剤等の形状に成
形したものである。また、必要に応じてハードカプセ
ル、ソフトカプセルなどのカプセル剤、粉末状、顆粒
状、茶状、ティーバック状、飴状、液体、ペースト状な
どの形態としたものであってもよい。そしてさらに、例
えば、ローヤルゼリー、ビタミン、プロテイン、卵殻カ
ルシウム等のカルシウム、キトサン、レシチン、クロレ
ラ末、アシタバ末、モロヘイヤ末などの栄養成分を添加
することもできる。ステビア末、抹茶パウダー、レモン
パウダー、はちみつ、還元麦芽糖、乳糖、糖液や調味料
等を加えて味を整えてもよい。そして、本実施形態に係
る栄養補助食品は、その形状または好みに応じて、その
まま食しても良いし、あるいは水、お湯もしくは牛乳な
どに溶いて飲んでも良いし、または成分を浸出させたも
のを飲んでも良い。
【0023】本実施形態の栄養補助食品は、抗ガン作用
を有するイソチオシアネート類と、免疫賦活作用を有す
るβ−グルカン類と、ガン細胞の増殖抑制作用を有する
カルコン類とが含まれていることにより、相乗的な抗ガ
ン作用を有するものである。このように、相乗的な抗ガ
ン作用を有するのは、発ガン性物質の不活性化による発
ガン予防効果、免疫賦活効果、ガン細胞の増殖抑制効果
という、それぞれの成分に由来する異なる経路により相
乗的かつ総合的な抗ガン作用が働くためと考えられる。
【0024】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明がこの実施例により制限されないことはいうまで
もない。 (実施例1)次に説明するように、本発明の一実施例で
ある試験例1に係る栄養補助食品、従来例である対比例
1〜3に係る食品を調製し、試験例1、対比例1〜3に
係る食品の抗ガン効果を対比する実験を行った。 1.試験例1の調製 まず、イソチオシアネート類を含む食品素材、アブラナ
科植物を利用して調製された食品素材として、次のよう
に、キャベツ搾汁粉末を調製した。生のキャベツ500
gをカッター、スライサーで粗粉砕した後、磨砕式微粉
砕機(商品名;マスコロイダー,増幸産業製)を用い
て、キャベツを磨砕しながら微粉砕し、スラリー状にし
た。なお、この磨砕時には、磨砕後に得られる磨砕物中
の濃度が0.05mMとなるように、アスコルビン酸ナ
トリウム溶液を添加して行った。次いで、得られたキャ
ベツ磨砕物を圧搾して、キャベツ搾汁とした。その後、
このキャベツ搾汁を凍結乾燥し、キャベツ搾汁粉末を調
製した。
【0025】次いで、調製したキャベツ搾汁粉末1.0
gと、β−グルカンを含有する食品素材、担子菌類を利
用して調製された食品素材としてのアガリクス菌糸体末
(β−グルカン量:25%)1.0gと、カルコン類を
含有する食品素材、甘草を利用して調製された食品素材
としての甘草エキス末(日本薬局方準拠)1.0gとを
配合して、試験例1に係る栄養補助食品を調製した。 2.対比例1の調製 試験例1の調製の場合と同様の手順で調製したキャベツ
搾汁粉末3.0gを、対比例1に係る食品とした。 3.対比例2の調製 β−グルカンを含有する食品素材、担子菌類を利用して
調製された食品素材としてのアガリクス菌糸体末(β−
グルカン量:25%)3.0gを、対比例2に係る食品
とした。 4.対比例3の調製 カルコン類を含有する食品素材、甘草を利用して調製さ
れた食品素材としての甘草エキス末(日本薬局方準拠)
3.0gを、対比例3に係る食品とした。
【0026】このようにして調製した試験例1に係る栄
養補助食品、対比例1〜3に係る食品をラットに投与し
て、本発明の実施例である試験例1の栄養補助食品の抗
ガン効果を確認する実験を行った。各群4匹からなる7
週齢の各ラット群に、1日1回、全25週間、試験例
1、対比例1〜3からなる飼料50mg/kg・体重
を、それぞれ強制経口投与した。このとき、飼料を投与
して3週目より、試験例1、対比例1〜3からなる飼料
を投与しながら、発ガン物質であるNMBA(N-nitros
obenzylmethylamine)0.5mg/kg・体重を、週1
回、15週連続投与した。その後の8週間は、最初の2
週間と同じように、各飼料のみを与えた。なお、対照の
ラット群には、キャベツ搾汁粉末、アガリクス菌糸体
末、甘草エキス末のいずれをも含まない一般的な飼料の
みを25週間与え、NMBAを、他のラット群と同様
に、3週目より15週連続投与した。全25週間の飼育
の後、ラットを解剖し、ガンの発生率と多発性について
観察した。この観察の結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】表1に示すように、対照のラット群のガン
発生阻止率が0%、対比例1〜3のラット群のガン発生
阻止率が25〜50%であったのに対し、試験例1のラ
ット群では、ガン発生阻止率は100%であった。ま
た、対照のラット群のガン発生箇所が14.5±4.
2、対比例1〜3のラット群のガン発生箇所が3〜4箇
所であったのに対し、試験例1のラット群では、ガン発
生箇所は0であった。以上の結果より、本発明の一実施
例である試験例1の栄養補助食品が、抗ガン効果に優れ
ることが分かった。すなわち、イソチオシアネートを含
有する食品素材と、β−グルカンを含有する食品素材
と、カルコンを含有する食品素材を組み合わせることに
より、対比例1〜3のように、それぞれ単独で投与した
ときには得られない相乗的な抗ガン効果を示すことが分
かった。また、アガリクス等のβ−グルカンを含有する
素材は大変高価であるが、試験例1では、高価なβ−グ
ルカン含有素材を大量に用いることなく、適量のβ−グ
ルカン含有素材に、イソチオシアネート類やカルコン類
を組み合わせることにより、抗ガン効果に優れた安価な
栄養補助食品が製造可能となるため、本発明の一実施例
である試験例1の栄養補助食品は、コスト面からも優れ
ているものである。
【0029】(実施例2)本例では、本発明の一実施例
である試験例1に係る栄養補助食品、従来例である対比
例1〜3に係る食品を調製し、試験例1、対比例1〜3
に係る食品の抗ストレス効果を対比する実験を行った。
まず、上記実施例1と同様の手順で、本発明の一実施例
である試験例1に係る栄養補助食品、従来例である対比
例1〜3に係る食品を調製した。
【0030】調製した試験例1に係る栄養補助食品、対
比例1〜3に係る食品をラットに投与して、本発明の実
施例である試験例1の栄養補助食品の抗ストレス効果を
確認する実験を行った。6週齢のWistar系(雄性)ラッ
トの各ラット群に、試験例1、対比例1〜3からなる飼
料50mg/kg・体重を、それぞれ1日1回、全10
日間、胃ゾンデを用いて強制経口投与した後、24時間
絶食した。その後、水浸拘束ストレス(23±1℃、7
時間)を負荷した。なお、対照のラット群には、キャベ
ツ搾汁粉末、アガリクス菌糸体末、甘草エキス末のいず
れをも含まない一般的な飼料のみを与える点を除いて
は、同様の手順を行った。そして、ストレス負荷したラ
ットの胃を摘出し、固定後、潰瘍の長径を測定してその
総和を算出した。この潰瘍の長径の総和を、表2に示
す。
【0031】
【表2】
【0032】表2に示すように、対照のラット群の潰瘍
の長径の総和が42.5mm、対比例1〜3のラット群
の潰瘍の長径の総和が30〜43mm程度であったのに
対し、試験例1のラット群では、潰瘍の長径の総和は
6.8mmと、極端に小さかった。以上の結果より、本
発明の一実施例である試験例1の栄養補助食品が、抗ス
トレス効果に優れることが分かった。また、各ラットの
副腎も併せて摘出し、その重量を測定したところ、副腎
の重量は、潰瘍の長径の和に比例していた。このことか
らも、本発明の一実施例である試験例1の栄養補助食品
が、抗ストレス効果が示された。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明に係る栄養補助食品
は、発ガン性物質の不活性化による発ガン予防作用を有
するイソチオシアネート類と、免疫賦活作用を有するβ
−グルカン類と、ガン細胞の増殖抑制作用を備えたカル
コン類とからなる群から選択された少なくとも2種の成
分を含むため、これらの物質が有する発ガン性物質の不
活性化による発ガン予防作用、免疫賦活作用、ガン細胞
の増殖抑制作用を備えた栄養補助食品を得ることが可能
となる。また、本発明では、イソチオシアネート類とβ
−グルカン類とカルコン類とからなる群から選択された
少なくとも2種の成分を組み合わせているので、これら
の物質それぞれが有する抗ガン作用が、相互に増幅しあ
って、これらの物質単独では得ることができない相乗的
な抗ガン作用を備えた栄養補助食品を得ることが可能と
なる。さらに、本発明に係る栄養補助食品は、抗ストレ
ス効果を有するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 45/00 A61K 45/00 A61P 25/18 A61P 25/18 35/00 35/00 37/04 37/04 Fターム(参考) 4B018 MD07 MD33 MD53 MD63 MD82 ME08 4C084 AA24 MA02 MA52 NA05 NA14 ZA181 ZB081 ZB261 4C088 AA02 AB15 AB60 AC02 AC04 AC17 BA07 MA07 MA52 NA05 NA14 ZA18 ZB09 ZB26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アブラナ科植物を利用して調製された食
    品素材と、担子菌類を利用して調製された食品素材と、
    甘草を利用して調製された食品素材とからなる群から選
    択された少なくとも2種の食品素材を含むことを特徴と
    する栄養補助食品。
  2. 【請求項2】 イソチオシアネート類と、β−グルカン
    類と、カルコン類とからなる群から選択された少なくと
    も2種の成分を含むことを特徴とする栄養補助食品。
JP2000399844A 2000-12-28 2000-12-28 栄養補助食品 Expired - Fee Related JP3504612B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000399844A JP3504612B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 栄養補助食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000399844A JP3504612B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 栄養補助食品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002191323A true JP2002191323A (ja) 2002-07-09
JP3504612B2 JP3504612B2 (ja) 2004-03-08

Family

ID=18864546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000399844A Expired - Fee Related JP3504612B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 栄養補助食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3504612B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006298917A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Korea Yakult Co Ltd 肝機能の改善、血中アルコールの減少及び抗酸化に有効な組成物
JP2008539779A (ja) * 2005-05-18 2008-11-20 ラボラトワール ゴエマル 新規食品材料、およびそれを含む製品
WO2010140271A1 (ja) * 2009-06-02 2010-12-09 金印株式会社 リラックス作用、集中力増強作用および抗ストレス作用を有する物質
JP2014506597A (ja) * 2011-02-22 2014-03-17 コーディル・シード・カンパニー・インコーポレイテッド 噴霧乾燥ミロシナーゼ、及びイソチオシアネートを製造するための使用
AU2020217440B2 (en) * 2012-07-05 2022-09-08 Nutramax Laboratories, Inc. Compositions comprising sulforaphane or a sulforaphane precursor and a mushroom extract or powder

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006298917A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Korea Yakult Co Ltd 肝機能の改善、血中アルコールの減少及び抗酸化に有効な組成物
JP4594894B2 (ja) * 2005-04-19 2010-12-08 株式会社韓国ヤクルト 肝機能の改善、血中アルコールの減少及び抗酸化に有効な組成物
JP2008539779A (ja) * 2005-05-18 2008-11-20 ラボラトワール ゴエマル 新規食品材料、およびそれを含む製品
WO2010140271A1 (ja) * 2009-06-02 2010-12-09 金印株式会社 リラックス作用、集中力増強作用および抗ストレス作用を有する物質
JP2014506597A (ja) * 2011-02-22 2014-03-17 コーディル・シード・カンパニー・インコーポレイテッド 噴霧乾燥ミロシナーゼ、及びイソチオシアネートを製造するための使用
US10925934B2 (en) 2011-02-22 2021-02-23 Caudill Seed and Warehouse Co., Inc. Spray dried myrosinase and use to produce isothiocynates
AU2020217440B2 (en) * 2012-07-05 2022-09-08 Nutramax Laboratories, Inc. Compositions comprising sulforaphane or a sulforaphane precursor and a mushroom extract or powder
US11654186B2 (en) 2012-07-05 2023-05-23 Nutramax Laboratories, Inc. Compositions comprising sulforaphane or a sulforaphane precursor and a mushroom extract or powder

Also Published As

Publication number Publication date
JP3504612B2 (ja) 2004-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2689951C1 (ru) Способ производства грибов
US20150216918A1 (en) Fermented soy nutritional supplements including mushroom components
KR101160943B1 (ko) 상황버섯 균사체와 산삼 배양근 혼합 추출물을 유효성분으로 함유하는 암 예방 및 개선용 건강기능 식품 조성물
KR0126431B1 (ko) 혈당강하 효과가 있는 건강식품 조성물
KR101613693B1 (ko) 괭생이 모자반 추출물을 유효성분으로 포함하는 아토피성 피부질환 예방 또는 치료용 조성물 및 이의 제조방법
US20200147166A1 (en) Health supplement food for promotion of hair growth, mitigation and alleviation of hair loss, regulation of blood glucose, and alleviation and relief of gastric disorder symptoms
KR20040007720A (ko) 관절염의 예방제 또는 치료제
JP2002065206A (ja) 免疫賦活食品
KR20000037814A (ko) 생약재를 함유한 건강식품
JP2005500074A (ja) 女性/妊婦用の薬草由来の栄養補助製剤およびその調製方法
JP2008266177A (ja) 脳保護剤
JP3504612B2 (ja) 栄養補助食品
KR20180042936A (ko) 치마버섯 분리 균사체 배양액을 유효성분으로 함유하는 숙취해소 및 간질환의 예방 및 치료용 약학조성물
KR102462469B1 (ko) 버섯균사체를 이용한 복합발효 분말의 제조방법
JP3527625B2 (ja) 飲料用ホウトウクウ組成物
CN1653923A (zh) 蔷甘菌茶
JP2000166499A (ja) 山伏茸を配合した健康食品
KR20000037815A (ko) 생약재를 함유한 건강식품
KR102006551B1 (ko) 가시파래 추출물, 새싹인삼 등을 이용한 숙취해소용 조성물
CN105233274A (zh) 一种包含肉苁蓉和酵素的口服组合物
KR20160129116A (ko) 상황버섯발효 홍삼의 제조방법
Sobieralski et al. Potential utilisation of vegetables and mushrooms as components of functional food
KR20150002048A (ko) 피부 주름 개선 및 피부 노화 방지를 위한 조성물
KR101257909B1 (ko) 상황버섯 균사체와 산삼 배양근 혼합 추출물을 유효성분으로 함유하는 폐암 예방 또는 치료용 약학적 조성물
KR102365198B1 (ko) 천마, 하수오 및 산양삼을 이용한 기능성 액상 건강식품의 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3504612

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071219

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131219

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141219

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees