JP2002191247A - 猫用ベッド - Google Patents

猫用ベッド

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JP2002191247A
JP2002191247A JP2000400655A JP2000400655A JP2002191247A JP 2002191247 A JP2002191247 A JP 2002191247A JP 2000400655 A JP2000400655 A JP 2000400655A JP 2000400655 A JP2000400655 A JP 2000400655A JP 2002191247 A JP2002191247 A JP 2002191247A
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cat
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cushion
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Yuka Kubota
由佳 久保田
Mayumi Yotsumoto
真由美 四元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 猫が特に好んで寝そべる猫用ベッドを提供す
る。 【解決手段】 猫が丸まって寝そべるクッション部2
と、クッション部2の周囲に形成され、寝そべった猫の
頭部が置かれる土手状の枕部3とからなることを特徴と
する猫用ベッド1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、猫が丸まって寝
そべる猫用のベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】家庭や店舗等の室内で飼われている猫が
座布団やソファー等の上で丸まって寝そべるのを好み、
また人の腕等を枕にすることもよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】猫が特に好む構成及び
形状を備えた猫専用のベッドや布団はあまり知られてい
ない。そこで本発明は、猫が特に好んで寝そべる猫用ベ
ッドの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
猫用のベッドであって、猫が丸まって寝そべるクッショ
ン部と、前記クッション部の周囲に形成され、寝そべっ
た猫の頭部が置かれる土手状の枕部とからなることを特
徴とする。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の猫
用ベッドにおいて、さらに前記枕部が前記クッション部
よりも硬く形成されていることを特徴とする。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の猫用ベッドにおいて、さらに前記クッショ
ン部の形状が部分的に曲率の異なる略楕円形状であるこ
とを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の猫用ベッドの斜
視図を示している。同図において猫用ベッド1は、猫が
丸まって寝そべるクッション部2と、このクッション部
2の周囲に形成された土手状の枕部3とを有している。
枕部3は、クッション部2に寝そべった猫が頭を置く部
分であり、クッション部2よりも硬く作られている。
【0008】クッション部2と枕部3との境界部の形状
は、図2に示すように略楕円形状を呈する曲線Lとなる
ように形成されており、この曲線Lは曲率の異なる2つ
の部分曲線L1,L2をそれぞれ2つずつ互いに対向す
るように配置し、それぞれの繋ぎ目を滑らかに繋ぐこと
によって形成されている。
【0009】図4に、猫が枕部3を枕にしてクッション
部2に丸まって寝そべっている状態を示す。猫がクッシ
ョン部2に丸まって寝そべるとき、背中の曲がり具合に
合った境界部の曲線部分を選んでその曲線部分に背中を
沿わせて丸まることと、人間用の比較的硬い座布団くら
いの硬さの枕を好みむことが観察によって判った。比較
的大きな猫は曲率の緩やかな部分曲線L1を、比較的小
さな猫は曲率のきつい部分曲線L2を好んで選ぶ。ま
た、猫が部分曲線L1,L2に背中を沿わせるときに、
クッション部2と枕部3との高低差が2〜4cm程度を
好むことも観察により判った。
【0010】猫用ベッド1は、図3に示すようにクッシ
ョン部2が両面使用可能に構成されていると共に表面及
び裏面のクッション部2の周囲に枕部3がそれぞれ設け
られており、その両面を適宜使用することができる。両
面のクッション部2の大きさや形状、模様等を互いに異
ならせておき、複数の猫に対応可能とすることもでき
る。また、図5に示すように、一面のみが使用可能なク
ッション部5の周囲に枕部6を有する猫用ベッド4とし
てもよい。
【0011】図6は、本発明の他の実施形態を示してい
る。図6に示した猫用ベッド7は、図5に示した猫用ベ
ッド4の使用しない他面に、市販されている猫用のヒー
トパネル9が着脱自在な袋状のカバー8を取り付けてい
る。この猫用ベッド7を用いれば、室温が低い時期にヒ
ートパネル9をカバー8内に装着してクッション部5を
適温に暖めることができ、より一層猫が快適に寝そべる
ことができる。
【0012】
【実施例】猫用ベッド1は、一辺が略40cmの略正方
形をなす。枕部3の高さは略6cm、クッション部2の
厚みは略1cmでその形状は長軸が略32cm、端軸が
略27cmの略楕円形状である。
【0013】クッション部2及び枕部3は、共に目が細
かく丈夫でありかつ抗菌処理が施された洗濯可能な布地
の内部に、抗菌処理を施された洗濯可能な綿を詰め込む
ことで作成され、クッション部2よりも枕部3には綿が
高い密度で詰め込まれている。クッション部2は、猫が
その上面に乗ったときに適度に圧縮される軟らかいスポ
ンジゴム程度の硬さに、枕部3は、猫の頭部がその上面
に乗ってもあまり圧縮されない硬めの座布団程度の硬さ
にそれぞれ構成されている。
【0014】クッション部2と枕部3との境界部は、両
者の布地を互いに縫い合わせることにより一体的に接続
されている。また、枕部3の外周には、見栄えを向上さ
せるためにステッチ10がパイピングという技法によっ
て枕部3と一体的に形成されている。
【0015】この構成により、猫がクッション部2に寝
そべって枕部3に頭部を乗せると、猫の背中の丸みが部
分曲線L1あるいは部分曲線L2に沿い、背中部分がク
ッション部2と枕部3との境界部に形成された段差部分
に密着すると共に、適度に硬い枕部3に頭部を乗せて休
むことができるので、猫が安心感を得てリラックスで
き、猫が好んで寝そべることとなる。
【0016】上記実施例の変形例として、クッション部
2及び枕部3を構成する綿に代えてクッション部2を構
成する部材としてスポンジゴムを、枕部3を構成する部
材として発泡スチロールを用いてもよい。また、クッシ
ョン部2と枕部3との接続部分をマジックテープ(登録
商標)等により着脱自在に構成してもよい。これにより
クッション部2と枕部3とを別々に洗濯することができ
洗濯の簡易化が図れると共に、傷んだ部分のみを交換す
ることができる。さらに、枕部3の適宜の箇所に小物を
収納可能なポケットを形成し、この表面をマジックテー
プ付の枕部3と同じ布で塞ぐ構成とし、ポケットの内部
に猫の好むマタタビ等を収納可能に構成してもよい。
【0017】上記実施例では枕部3の周囲にステッチ1
0を設ける構成としたが、ステッチ10は必ずしも設け
なくともよい。また、外形寸法、枕部3の高さ、クッシ
ョン部2の厚み及び形状、サイズは猫に合わせて適宜変
更可能である。また、上記実施例では猫用ベッド1につ
いてのみ説明したが、猫用ベッド4及び猫用ベッド7に
ついても同様である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、猫がクッション部に寝
そべって枕部に頭部を乗せると、猫の背中の丸みがクッ
ション部の曲線に沿い、背中部分がクッション部と枕部
との境界部に形成された段差部分に密着すると共に、適
度に硬い枕部に頭部を乗せて休むことができるので、猫
が安心感を得てリラックスでき、猫が好んで寝そべるこ
ととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す猫用ベッドの斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施例を示す猫用ベッドの平面図で
ある。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】本発明の猫用ベッドの使用状況を示す概略図で
ある。
【図5】本発明の一実施例の変形例を示す猫用ベッドの
側断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す猫用ベッドの側断面
図である。
【符号の説明】
1,4,7 猫用ベッド 2,5 クッション部 3,6 枕部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】猫用のベッドであって、猫が丸まって寝そ
    べるクッション部と、前記クッション部の周囲に形成さ
    れ、寝そべった猫の頭部が置かれる土手状の枕部とから
    なることを特徴とする猫用ベッド。
  2. 【請求項2】前記枕部が前記クッション部よりも硬く形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の猫用ベッ
    ド。
  3. 【請求項3】前記クッション部の形状が部分的に曲率の
    異なる略楕円形状であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の猫用ベッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009000058A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Yamahisa:Kk ペット用ベッド
KR101327484B1 (ko) * 2012-07-20 2013-11-11 박태선 애완동물용 매트
WO2017212658A1 (ja) 2016-06-08 2017-12-14 ユニ・チャーム株式会社 ペット用ベッド

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