JP2002190677A - リモートコントローラ - Google Patents

リモートコントローラ

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JP2002190677A
JP2002190677A JP2000388768A JP2000388768A JP2002190677A JP 2002190677 A JP2002190677 A JP 2002190677A JP 2000388768 A JP2000388768 A JP 2000388768A JP 2000388768 A JP2000388768 A JP 2000388768A JP 2002190677 A JP2002190677 A JP 2002190677A
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cable
holding
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controller
remote controller
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Application number
JP2000388768A
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English (en)
Inventor
Akio Nakagawa
晶夫 中川
Takayoshi Shimazu
孝義 嶋津
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 未使用時等にコントローラ本体の外周部にケ
ーブルを巻き付けるようにしてコンパクト化して携帯性
の向上を図る。 【解決手段】 多数個の操作キー7を有するとともに側
面にケーブル引出し部8が設けられたコントローラ本体
2と、ケーブル引出し部8から引き出され先端部に機器
本体と接続されるコネクタ6が設けられたケーブル5と
から構成される。コントローラ本体2の少なくとも1側
面部に、外周面を周回するようにして巻き付けられたケ
ーブル5の巻き付け状態を保持するケーブル保持部9を
一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ゲーム機や携
帯電子機器等に設けられるリモートコントローラに関
し、さらに詳しくはコントローラ本体とモニタとの間を
接続するケーブルの保持構造を備えたリモートコントロ
ーラに関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用電子ゲーム機や各種の携帯電子機
器等には、一般に機器本体に対して有線或いは無線によ
って制御信号等の入力操作を行うリモートコントローラ
が接続されている。有線のリモートコントローラは、コ
ントローラ本体と、先端部にコネクタが設けられたケー
ブルとから構成される。コントローラ本体は、上ハーフ
と下ハーフとを突き合わせて組み合わせることによって
略薄箱体形状を呈し、主面に多数個の操作キーが配され
ている。コントローラ本体には、側面にケーブル引出し
部が設けられて、ケーブルが引き出される。
【0003】リモートコントローラは、ケーブルのコネ
クタが機器本体の外部入力端子部に結合接続され、操作
キーの操作によって生成された出力信号を機器本体に供
給する。リモートコントローラは、例えば家庭用電子ゲ
ーム機等のように機器本体からの適宜の出力をモニタに
画像表示するような場合に、使用者とモニタとの距離が
適当に保持されるように比較的長尺のケーブルが用いら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リモートコ
ントローラにおいては、未使用時等においてケーブルが
邪魔になるために、例えばコントローラ本体の外周部に
巻き付けたり適宜に折り返されたりしていた。従来のリ
モートコントローラにおいては、特にケーブルの保持構
造が備えられていないために、ケーブルをコントローラ
本体に巻き付けても簡単にほどけてしまったり輪になっ
た状態のままで抜け落ちたりする。
【0005】従来のリモートコントローラにおいては、
上述したように比較的長尺のケーブルの処理が面倒であ
るために、携帯電子機器の携帯性を損なうとともに、小
型化の対応を困難としていた。従来のリモートコントロ
ーラにおいては、ケーブルが輪になった状態でコントロ
ーラ本体から抜け落ちることにより、捩れや絡みが発生
しやすく、使用時にはその都度この状態をほぐす操作が
必要であり取り扱いが面倒であるとともに断線等の不都
合も発生する虞もあった。
【0006】したがって、本発明は、未使用時にコント
ローラ本体と機器本体との間を接続するケーブルをコン
トローラ本体の外周部に巻き付けるとともに、この巻付
け状態を保持してコンパクト化を図るようにしたリモー
トコントローラを提供することを目的としたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかるリモートコントローラは、多数個の操作
キーを有するとともに側面にケーブル引出し部が設けら
れた略薄箱体形状のコントローラ本体と、ケーブル引出
し部から引き出され先端部に機器本体と接続されるコネ
クタが設けられて操作キーの操作によって生成された制
御信号を機器本体に供給するケーブルとから構成され
る。リモートコントローラは、コントローラ本体の外周
側面にケーブルを巻き付けるとともに、コントローラ本
体の少なくとも1側面部に、ケーブルを係止することに
よって巻付け状態を保持するケーブル保持部を一体に形
成してなる。
【0008】また、リモートコントローラは、上ハーフ
と下ハーフとを組み合わせてコントローラ本体が構成さ
れ、これら上ハーフと下ハーフの少なくとも1側面部の
突合せ縁部に互いに相対向する凸縁部が一体に膨出形成
されてなる。各凸縁部には、それぞれ断面略円弧状を呈
する凹溝と、この凹溝の外側開口縁の一部に凸部が形成
される。コントローラ本体は、凸縁部を突き合わせて上
ハーフと下ハーフとを組み合わせた状態において、各凹
溝によって外側面に開口する断面が略半円形を呈するケ
ーブル保持凹部が構成されるとともに相対する凸部によ
ってケーブルの外径よりも小さい開口幅のケーブル保持
凸部とからなるケーブル保持部を少なくとも1側面部に
構成する。
【0009】以上のように構成された本発明にかかるリ
モートコントローラによれば、未使用時等において長尺
のケーブルがコントローラ本体の外周部に巻き付けられ
るとともにケーブル保持部によって巻き付けた状態を保
持されることで、ケーブルが邪魔になったり絡んだりせ
ずにコンパクトにまとめられるようになる。したがっ
て、リモートコントローラによれば、携帯性の向上が図
られるとともに取り扱いも簡便となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。第1の実施の形態
として図1及び図2に示したリモートコントローラ1
は、家庭用電子ゲーム機の入力機であり、上ハーフ3と
下ハーフ4とが組み合わされた全体略薄箱体形状を呈す
るコントローラ本体2と、このコントローラ本体2から
引き出されるとともに先端部に図示しないゲーム機本体
の外部接続端子部と結合されるコネクタ6が設けられた
ケーブル5とから構成される。
【0011】上ハーフ3と下ハーフ4とは、合成樹脂材
によってそれぞれ矩形の薄皿状に形成されており、詳細
を省略するがそれぞれの内面に相対抗して複数個の結合
スタッドが一体に形成されている。上ハーフ3と下ハー
フ4には、突き合わせ端部に後述するケーブル引出し部
9を構成する半円形の凹溝が形成されるとともに図示し
ないボリュームダイヤル等を露呈させる凹部等が形成さ
れている。上ハーフ3と下ハーフ4とは、内部に配線基
板等を組み込んだ後に互いに組み合わされ、例えば下ハ
ーフ側から結合スタッドにねじ込んだねじによって一体
化されてコントローラ本体2の筐体を構成する。
【0012】コントローラ本体2には、主面2aに、配
線基板に実装したスイッチにそれぞれ対向して各種の操
作キー7が配列されて設けられている。コントローラ本
体2には、長手方向の一方側面2bの上ハーフ3と下ハ
ーフ4との突き合わせ部位に形成され組み合わせ状態に
おいて円孔をなす上述した凹溝にブッシュ8が装着され
ることにより、ケーブル5を引き出すケーブル引出し部
9が設けられている。コントローラ本体2は、ケーブル
5を介してゲーム機本体と接続され、操作キー7を押圧
操作することにより所定の出力信号を生成して機器本体
へと供給する。
【0013】コントローラ本体2には、側面2bと直交
する幅方向の一方側面2cに、長さ方向に離間して一対
のケーブル保持部10a、10bが一体に形成されてい
る。ケーブル保持部10は、詳細を後述するように未使
用時等においてコントローラ本体2の外周部に巻き付け
られケーブル5を挟持してこのケーブル5の巻付け状態
を保持する。ケーブル保持部10は、コントローラ本体
2の側面2cに長手方向に離間して一対を形成したが、
1個であってもよい。また、ケーブル保持部10は、側
面2cとともにその他の外周側面に形成するようにして
もよい。
【0014】各ケーブル保持部10は、図1に示すよう
に、コントローラ本体2の側面2cを構成する上ハーフ
3の外側面に一体に形成された保持凸部11及びこの保
持凸部11に形成された保持溝12と、この保持凸部1
1に対応して下ハーフ4の外側面に一体に形成された保
持凸部13及びこの保持凸部13に形成された保持溝1
4とによって構成される。各ケーブル保持部10は、上
ハーフ3と下ハーフ4とが組み合わされることにより、
上述した各部が共同してケーブル5を係止する部位とし
て構成される。
【0015】保持凸部11は、図2に示すように、上ハ
ーフ3の外側面に一体に突設された高さ方向の板状凸部
からなり、下ハーフ4と対向する下端縁に保持溝12が
凹設されている。保持溝12は、保持凸部11の厚み方
向に貫通する円弧状の凹溝からなり、その内径がケーブ
ル5の外径とほぼ等しくかつ円弧の長さがケーブル5の
外周の1/4よりやや大きくされて保持凸部11に形成
されている。
【0016】保持凸部13及び保持溝14は、上述した
上ハーフ3側の保持凸部11及び保持溝12と上下対称
に形成されてなる。保持凸部13は、図2に示すよう
に、下ハーフ4の外側面に一体に突設された高さ方向の
板状凸部からなり、上ハーフ3と対向する上端縁に保持
溝14が凹設されている。保持溝14は、保持凸部13
の厚み方向に貫通する円弧状の凹溝からなり、その内径
がケーブル5の外径とほぼ等しくかつ円弧の長さがケー
ブル5の外周の1/4よりやや大きくされて保持凸部1
3に形成されている。
【0017】保持凸部11及び保持凸部13は、上ハー
フ3と下ハーフ4とが組み合わされた状態おいて、互い
に同一面を構成して側面2cから突出する。保持凸部1
1及び保持凸部13は、相対する下端縁と上端縁との間
に、保持溝12と保持溝14とが共同して側面2cと平
行に貫通する略半円形のケーブル保持孔10Aを構成す
る。ケーブル保持孔10Aは、上述した保持溝12と保
持溝14との構成により、ケーブル5の外径とほぼ等し
い内径を有するとともに外側部位において開口されてな
る。ケーブル保持孔10Aは、その内周の長さをケーブ
ル5の外周の長さの1/2よりもやや大きくされること
で、開口10Bの幅がケーブル5の外径よりも小幅とさ
れてなる。
【0018】コントローラ本体2には、側面2cに、上
述した保持凸部11、13と保持溝12、14とによっ
て外側部位に開口10Bを有するケーブル保持孔10A
が構成されてなる一対のケーブル保持部10a、10b
が長手方向に離間して形成される。コントローラ本体2
には、未使用時等の不要な場合に、図1に示すようにケ
ーブル引出し部9から引き出したケーブル5が、ケーブ
ル保持部10を形成した側面2cと対向する側面から背
面を経由して側面2cに至るルートで外周側面に巻き付
けられる。コントローラ本体2は、側面2cにおいてケ
ーブル保持部10によりケーブル5の巻付け状態を保持
する。
【0019】ケーブル5は、コントローラ本体2の外周
側面に適宜の巻き数を以って巻き付けた後(図1では1
回巻き付けた状態を示している。)、ケーブル保持部1
0の開口10Bからケーブル保持孔10A内へと押し込
まれる。ケーブル5は、外径が開口10Bの開口幅より
もやや大径とされているが、可撓性を有しているために
ケーブル保持孔10A内に押し込み可能である。したが
って、ケーブル5は、図2鎖線で示すように開口10B
の開口部位において係止されてケーブル保持孔10A内
において係止されることで、コントローラ本体2に巻き
付けた状態が保持される。
【0020】リモートコントローラ1は、上述したよう
に未使用時においてケーブル5をコントローラ本体2の
外周側面に巻き付けるとともにケーブル保持部10によ
り巻付け状態を保持する。したがって、リモートコント
ローラ1においては、ケーブル5をコンパクトにまとめ
ることが可能であり取り扱いが簡便となるとともに、大
きな引張り力が加わってケーブル引出し部9において断
線が発生するといった不都合が抑制される。リモートコ
ントローラ1においては、コントローラ本体2からのケ
ーブル5の脱落が抑制されることで、ケーブル5が捩れ
たり絡まないようになる。したがって、リモートコント
ローラ1においては、使用時にケーブル5の捩れ等を直
したりする操作が不要となる。
【0021】リモートコントローラ1においては、上ハ
ーフ3と下ハーフ4とにそれぞれ形成した保持凸部11
と保持凸部13とによりケーブル保持部10を形成した
が、このケーブル保持部10が側面2cから突出する。
第2の実施の形態として図3乃至図5に示したリモート
コントローラ20は、コントローラ本体2に形成される
ケーブル保持部21が側面2cから突出されない構成と
なっている。なお、リモートコントローラ20は、ケー
ブル保持部21を除く他の構成をリモートコントローラ
1と同様とすることから、対応する部位に同一符号を付
してその説明を省略する。
【0022】ケーブル保持部21は、図3及び図4に示
すように、コントローラ本体2の側面2cに長さ方向の
全域に亘って凹設されたケーブル保持凹部22と、この
ケーブル保持凹部22の両端近傍において形成されたケ
ーブル保持凸部23とからなる。ケーブル保持部21
は、詳細を後述するように上ハーフ3と下ハーフ4とを
組み合わせた状態においてその突き合わせ部位に構成さ
れ、ケーブル5の外径とほぼ等しい開口幅を有するケー
ブル保持凹部22の両端近傍において、その開口幅を小
さくするケーブル保持凸部23が形成されてなる。
【0023】ケーブル保持部21は、コントローラ本体
2の側面2cを構成する上ハーフ3側の部位として、下
端縁内面に長さ方向の全域に亘って一体に膨出形成され
た凸縁部24と、この凸縁部24に凹設された保持溝2
5と、凸縁部24の両端部に形成された保持凸部26と
から構成される。凸縁部24は、図5に示すように下端
側が幅広に形成されており、下ハーフ4と対向する下端
縁に開口する保持溝25が長さ方向の全域に亘って形成
されている。凸縁部24は、上ハーフ3の厚みを部分的
に大きくするために、図示しないが保持溝25の底面に
多数個のひけ抑制凹部27を形成して上ハーフ3の表面
にひけによる凹凸の発生を抑制するようにしている。
【0024】保持溝25は、内径がケーブル5の外径と
ほぼ等しくかつ円弧の長さがケーブル5の外周長の1/
4よりやや大きくされた断面形状を有している。保持溝
25は、その内側端、換言すれば凸縁部24の内側下縁
24aが下ハーフ4との突合せ端部を構成するととも
に、外側端、換言すれば凸縁部24の外側下縁24bが
内側下縁24aよりも上側に位置されるようにして形成
されてなる。外側下縁24bは、具体的には内側下縁2
4aに対して、ケーブル5の半径とほぼ等しい高さ位置
とされてなる。保持溝25は、かかる構成から後述する
ように上ハーフ3と下ハーフ4とが組み合わされた状態
において、内側下縁24aと外側下縁24bとの高さ位
置の差異によって外側部位が開口されてケーブル嵌合開
口22Aの上側部位を構成する。
【0025】保持凸部26は、図5に示すように凸縁部
24の外側下縁24bを下方に延長した部位によって構
成される。保持凸部26は、具体的には内側下縁24a
に対して、ケーブル5の半径よりもやや低い高さ位置と
されて形成されている。保持凸部26は、かかる構成か
ら後述するように上ハーフ3と下ハーフ4とが組み合わ
された状態において構成されるケーブル保持凹部22の
開口幅を狭めるケーブル保持凸部23の上側部位を構成
する。
【0026】ケーブル保持部21は、コントローラ本体
2の側面2cを構成する下ハーフ4側の部位として、上
端縁内面に長さ方向の全域に亘って一体に膨出形成され
た凸縁部28と、この凸縁部28に凹設された保持溝2
9と、凸縁部29の両端部に形成された保持凸部30と
から構成される。上述した各部位は、上ハーフ3側の各
部位と上下対称に形成されてなる。
【0027】凸縁部28は、図5に示すように下端側が
幅広に形成されており、上ハーフ3と対向する上端縁に
開口する保持溝29が長さ方向の全域に亘って形成され
ている。凸縁部28は、下ハーフ4の厚みを部分的に大
きくするために、保持溝29の底面に多数個のひけ抑制
凹部31を形成して下ハーフ4の表面にひけによる凹凸
の発生を抑制するようにしている。
【0028】保持溝29も、内径がケーブル5の外径と
ほぼ等しくかつ円弧の長さがケーブル5の外周長の1/
4よりやや大きくされた断面形状を有している。保持溝
29は、その内側端、換言すれば凸縁部28の内側上縁
28aが上ハーフ3との突合せ端部を構成するととも
に、外側端、換言すれば凸縁部28の外側上縁28bが
内側上縁28aよりも下側に位置されるようにして形成
されてなる。外側上縁28bは、具体的には内側上縁2
8aに対して、ケーブル5の半径とほぼ等しい高さ位置
とされてなる。保持溝29は、かかる構成から後述する
ように上ハーフ3と下ハーフ4とが組み合わされた状態
において、内側上縁24aと外側上縁24bとの高さ位
置の差異によって外側部位が開口されてケーブル嵌合開
口22Aの下側部位を構成する。
【0029】保持凸部30は、図5に示すように凸縁部
28の外側上縁28bを上方に延長した部位によって構
成される。保持凸部30は、具体的には内側上縁28a
に対して、ケーブル5の半径よりもやや高い位置とされ
て形成されている。保持凸部30は、かかる構成から後
述するように上ハーフ3と下ハーフ4とが組み合わされ
た状態において構成されるケーブル保持凹部22の開口
幅を狭めるケーブル保持凸部23の下側部位を構成す
る。
【0030】上ハーフ3と下ハーフ4とは、相対する凸
縁部24の内側下縁24aと、凸縁部28の内側下縁2
8aとを突き合わせて組み合わすことによりコントロー
ラ本体2を構成する。上ハーフ3と下ハーフ4とは、凸
縁部24の保持溝25と凸縁部28の保持溝29とが共
同してケーブル保持凹部22を構成する。ケーブル保持
凹部22は、上述した保持溝25、29の構成から、ケ
ーブル5の外径とほぼ等しい内径を有する断面半円形の
凹部としてコントローラ本体2の側面2cにその長さ方
向の全域に亘って形成される。ケーブル保持凹部22
は、ケーブル5の外径とほぼ等しい開口幅を以ってケー
ブル嵌合開口22Aが側面2cに開口されてなる。
【0031】上ハーフ3と下ハーフ4とは、凸縁部24
の保持凸部26と凸縁部28の保持凸部30とが共同し
てケーブル保持凸部23を構成する。ケーブル保持凸部
23は、上述した保持凸部26、30の構成から、ケー
ブル保持凹部22の両端近傍においてそのケーブル嵌合
開口22Aの開口幅を狭めた部位を構成する。ケーブル
保持凸部23は、具体的にはケーブル嵌合開口22Aの
開口幅を、ケーブル5の外径よりもやや小幅とする。
【0032】リモートコントローラ20は、未使用時等
の不要な場合に、図3に示すようにケーブル引出し部9
から引き出したケーブル5が、コントローラ本体2のケ
ーブル保持部21を形成した側面2cと対向する側面か
ら背面を経由して側面2cに至るルートで外周側面に巻
き付けられる。リモートコントローラ20は、側面2c
においてケーブル保持部ケーブル保持部21によりコン
トローラ本体2に対するケーブル5の巻付け状態を保持
する。
【0033】ケーブル5は、ケーブル嵌合開口22Aか
らケーブル保持凹部22内に収納されるようにしてコン
トローラ本体2の外周側面に巻き付けられるが、その際
に開口幅を小幅としたケーブル保持凸部23を介してケ
ーブル保持凹部22内に押し込まれる。ケーブル5は、
外径が開口10Bの開口幅よりもやや大径とされている
が、可撓性を有しているためにケーブル保持凸部23か
らケーブル保持凹部22内に押し込み可能である。した
がって、ケーブル5は、図3鎖線で示すようにケーブル
保持凸部23において係止されてコントローラ本体2に
巻き付けた状態が保持される。
【0034】リモートコントローラ20は、上述したよ
うに未使用時においてケーブル5をコントローラ本体2
の外周側面に巻き付けるとともにケーブル保持部21に
より巻付け状態を保持する。したがって、リモートコン
トローラ20は、ケーブル5をコンパクトにまとめるこ
とが可能であり取り扱いが簡便となるとともに、大きな
引張り力が加わってケーブル引出し部9において断線が
発生するといった不都合が抑制される。リモートコント
ローラ20は、コントローラ本体2からのケーブル5の
脱落が抑制されることで、ケーブル5が捩れたり絡まな
いようにする。したがって、リモートコントローラ20
においては、使用時にケーブル5の捩れ等を直したりす
る操作が不要となる。
【0035】なお、リモートコントローラ20において
は、上ハーフ3の凸縁部24と下ハーフ4の凸縁部28
とに相対する保持凸部26、30を形成して共同してケ
ーブル保持凸部23を構成するようにしたが、これら保
持凸部26、30を互いに位置を異にして凸縁部24、
28に形成するようにしてもよい。また、リモートコン
トローラ20は、上ハーフ3又は下ハーフ4のいずれか
一方に保持凸部を形成してケーブル保持凸部23を構成
するようにしてもよい。保持凸部は、この場合突出量が
やや大きく形成される。
【0036】上述した各実施の形態は、家庭用電子ゲー
ム機の入力機として用いられるリモートコントローラを
示したが、本発明はかかるかかるリモートコントローラ
に限定されるものではなく、各種の携帯型電子機器のリ
モートコントローラにも適用されることは勿論である。
各実施の形態においては、コントローラ本体の1側面に
ケーブル保持部を形成したが、その他の側面にも同様の
構成によって形成してもよいことは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かるリモートコントローラによれば、コントローラ本体
から引き出されたケーブルが未使用時等においてコント
ローラ本体の外周側面に巻き付けられるとともにケーブ
ル保持部によって巻き付け状態を保持するように構成し
たことから、長尺のケーブルが邪魔になったり絡んだり
せずにコンパクトにまとめられるようになり、携帯性の
向上が図られるとともに取り扱いも簡便となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態として示すゲーム用
リモートコントローラの斜視図である。
【図2】同リモートコントローラに設けられたケーブル
保持部の構成を説明する要部斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態として示すゲーム用
リモートコントローラの斜視図である。
【図4】同リモートコントローラの要部正面図である。
【図5】同リモートコントローラのケーブル保持部の構
成を説明する要部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 リモートコントローラ 2 コントローラ本体 3 上ハーフ 4 下ハーフ 5 ケーブル 6 コネクタ 7 操作キー 8 ブッシュ 9 ケーブル引出し部 10 ケーブル保持部 11 保持凸部 12 保持孔 13 保持凸部 14 保持孔 20 リモートコントローラ 21 ケーブル保持部 22 ケーブル保持凹部 23 ケーブル保持凸部 24 凸縁部 25 凹溝 26 凸部 28 凸縁部 29 凹溝 30 凸部 31 ひけ抑制凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数個の操作キーを有するとともに、側
    面にケーブル引出し部が設けられた略薄箱体形状のコン
    トローラ本体と、 前記ケーブル引出し部から引き出され先端部に機器本体
    と接続されるコネクタが設けられ、前記操作キーの操作
    によって生成された出力信号を前記機器本体に供給する
    ケーブルとから構成され、 前記コントローラ本体の少なくとも1側面部に、外周面
    を周回するようにして巻き付けられた前記ケーブルを係
    止することによって巻付け状態を保持する少なくとも1
    個のケーブル保持部を一体に形成したことを特徴とする
    リモートコントローラ。
  2. 【請求項2】 前記コントローラ本体を構成する上ハー
    フと下ハーフの外側面に、相対向する縁部に開口する略
    円弧状の凹溝を有する凸部が一体に突設され、前記上ハ
    ーフと下ハーフとを組み合わせた状態においてこれら凸
    部が突き合わされて前記ケーブル保持部を構成してな
    り、 前記凹溝が、共同して前記ケーブルの外径よりも小幅の
    開口幅を有して外方に開口する略半円形のケーブル保持
    孔を構成することを特徴とする請求項1に記載のリモー
    トコントローラ。
  3. 【請求項3】 前記コントローラ本体を構成する上ハー
    フと下ハーフの少なくとも1側面部の突合せ縁部にそれ
    ぞれ相対向する凸縁部が一体に膨出形成されるととも
    に、これら凸縁部にそれぞれ断面が略円弧状の凹溝と、
    この凹溝の外側開口縁の一部に凸部を形成してなり、 前記凸縁部を突き合わせて前記上ハーフと下ハーフとを
    組み合わせてなる前記コントローラ本体の少なくとも1
    側面部に、前記凹溝が共同して外方に開口するケーブル
    保持凹部を構成するとともに、前記凸部が共同して前記
    ケーブル保持凹部の開口幅を前記ケーブルの外径よりも
    小幅とするケーブル保持凸部を構成することを特徴とす
    る請求項1に記載のリモートコントローラ。
  4. 【請求項4】 前記凸縁部には、前記凹溝の底面に、前
    記コントローラ本体の表面のひけ発生を抑制する多数個
    の凹部が形成されたことを特徴とする請求項3に記載の
    リモートコントローラ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7619204B2 (en) 2007-12-27 2009-11-17 Symbol Technologies, Inc. Imaging reader with enhanced light throughput
US7824024B2 (en) 2006-12-29 2010-11-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid discharge device
US8162452B2 (en) 2006-12-29 2012-04-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid discharge device

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