JP2002190641A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2002190641A JP2002190641A JP2000389081A JP2000389081A JP2002190641A JP 2002190641 A JP2002190641 A JP 2002190641A JP 2000389081 A JP2000389081 A JP 2000389081A JP 2000389081 A JP2000389081 A JP 2000389081A JP 2002190641 A JP2002190641 A JP 2002190641A
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Abstract
モニタするダイオードの温度に従いモニタ電流に補正を
かけ、LD光量を一定にすることで、的確なAPC制御
を行うことができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 LD光を走査することにより感光体に潜
像を形成する画像形成装置であって、LD光のモニタ電
流をサンプリング信号がアクティブの間にサンプリング
してホールドし、ホールド値に基づいてLD光量が一定
になるようにLDの駆動電流を制御するAPC手段と、
装置内の温度を検出する手段と、検出された装置内の温
度と、予め検出した少なくとも2以上の温度でのモニタ
電流値とを用いてLD光量が一定となるようにモニタ電
流値を補正する手段と、を有する。
Description
オード)光を走査することにより潜像を感光体に形成す
る複写機やプリンタ装置などの画像形成装置に関し、特
に、予め計測した高温時のモニタ電流値と低温時のモニ
タ電流値に基づきLD光量が一定になるようにモニタ電
流値を補正するAPC(Automatic Power Control )に
関する。
レーザ(レーザダイオード;以下、LDと表記する。)
からのレーザ光(以下、LD光と表記する。)からのレ
ーザ光をポリゴンモータによって回転される回転多面鏡
(以下、ポリゴンスキャナと表記する。)によって周期
的に偏向させ、副走査される感光体面(予め帯電された
面)を主走査方向に走査してその感光体面に画像(静電
潜像)の書込を行っている。
モニタするダイオードのモニタ電流を電圧に変換し、こ
のモニタ電圧と基準電圧を比較してLD光量が一定にな
るようにLDの駆動電流を制御するように構成されてい
る。なお、このようにLDの光量を自動的に調整する制
御のことをAPC(Automatic Power Control ;自動光
量調整)という。
た従来のLD光量をモニタするダイオードから出力され
るモニタ電流は、同一光量であっても変化してしまう。
従って、このモニタ電流をそのまま使用すると光量制御
が極めて困難になってしまう。
であり、画像形成装置内の温度、特に上記LD光量をモ
ニタするダイオードの温度に従いモニタ電流に補正をか
け、LD光量を一定にすることで、的確なAPC制御を
行うことができる画像形成装置を提供することを目的と
する。
めに、請求項1記載の画像形成装置の発明は、LD光を
走査することにより感光体に潜像を形成する画像形成装
置であって、LD光のモニタ電流をサンプリング信号が
アクティブの間にサンプリングしてホールドし、ホール
ド値に基づいてLD光量が一定になるようにLDの駆動
電流を制御するAPC手段と、装置内の温度を検出する
手段と、検出された装置内の温度と、予め検出した少な
くとも2以上の温度でのモニタ電流値とを用いてLD光
量が一定となるようにモニタ電流値を補正する手段と、
を有することを特徴とする。
成装置において、所定の2以上の温度でのモニタ電流値
の差分の絶対値が既定値よりも大きい場合に、フォトダ
イオードが不良であることをユーザに通知することを特
徴とする。
の画像形成装置において、サンプリング信号をLD光の
走査同期検知信号の周期で生成する手段をさらに有する
ことを特徴とする。
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に
よる画像形成装置におけるLD走査光学系の概略構成例
を示す図である。
のLD2により射出されるレーザ光(出射光)は、コリ
メートレンズ3で並行光となり、図示しないポリゴンモ
ータによって回転されるポリゴンスキャナ(光走査手
段)4で周期的に変更される。次いで、Fθレンズ5に
より、感光体ドラム6の図示しない帯電器で一様に帯電
された表面(感光体面)に結像されて、その結像スポッ
トがポリゴンスキャナ4の回転で感光体ドラム6の軸方
向である主走査方向に反復して移動走査されると同時
に、図示しないメインモータによって感光体ドラム6が
回転する(副走査される)。
ム6の表面には静電潜像が形成される(書き込まれ
る)。この静電潜像は、図示しない現像器からのトナー
によって現像され、トナー画像が形成される。このトナ
ー画像は、図示しない給紙部から給紙される転写紙に図
示しない転写機によって転写される。
ーザ光(LD光)は、感光体ドラム6の表面に対する主
走査書込領域外(所定主走査幅の外)に設けられたフォ
トセンサ(受光素子)を有する同期検知発生部7を通過
する。同期検知発生部7は、このレーザ光を検知して主
走査方向の書込開始位置を規定する(位置あわせを行
う)ための同期検知信号を生成して出力する。
を示す回路図である。同期検知発生部7において、フォ
トセンサ11がレーザ光を受光することによって電流I
が流れ、コンパレータ12の一方の入力端子に電圧Vが
発生する。そして、その電圧Vが基準電圧Vrefより
大きくなると、コンパレータ12からパルス信号である
同期検知信号(XDETP)が出力される。
同期検知信号(XDETP信号)の一例を示すタイミン
グチャートである。図4に示すように、同期検知発生部
7からは幅T1の同期検知信号が1ライン周期T2に1
回出力される。本発明による画像形成装置では、XDE
TP信号は、サンプル/ホールド(S/H)信号とし
て、コントロ−ル回路23に入力される。なお、XDE
TP信号がLOWのときサンプリングモ−ドで、HIG
Hのときホ−ルドモ−ドとする。
置を詳しく説明する。LD2には、その光量を受光する
モニタダイオード(PD)21が設けられる。このモニ
タ電流Imは、光量設定用の可変抵抗VR1に流れる。
これにより、コンパレータ22に一方の入力端子には、
モニタ電圧V2が印加される。このモニタ電圧V2の電
位は、Im*VR1となる。また、コンパレータ22の
他方の入力端子には、基準電圧V1が入力される。この
基準電圧V1については後述する。
コンパレータ22に入力されたモニタ電圧V2が基準電
圧V1よりも小さい場合にはハイになる。また、モニタ
電圧V2が基準電圧V1よりも大きい場合にはローにな
る。
3がハイになると容量切り替えスイッチSW4をオンに
する。そして、スイッチSW4がオンになると、充電用
定電流源24は、スイッチSW4を介して誤差増幅器2
6の一方の入力端子に接続されると共に、コンデンサC
1に接続される。このようにモニタ電流V2が基準電圧
V1よりもハイの場合には、コンデンサC1が充電され
るため、誤差増幅器26の一方の入力端子に印加される
電圧V4が上昇する。
になると、コントロール回路23は、スイッチ5をオン
にする。そして、スイッチSW5がオンになると、コン
デンサC1に充電されていた電圧が放電用定電流源25
に放電される。このように、モニタ電流V2が基準電圧
V1よりもローになると、コンデンサC1が放電される
ため、誤差増幅器26の一方の入力端子に印加される電
圧V4は下降する。
ルド(S/H)信号によりサンプリングとホールドが切
り替えられ、S/H信号がハイの時(画像区間)には前
記したようにコンパレータ22の出力信号V3がハイ、
ローに応じてそれぞれスイッチSW4、SW5のどちら
かをオンにする。これに対し、S/H信号がローの時
(同期検知区間)には、スイッチSW4、SW5の両方
をオンにする。これにより、誤差増幅器26の一方の入
力端子に印加される電圧V4は、一定値にホールドされ
る。
基準電圧Vref3が誤差増幅され、これによりトラン
ジスタTr1のコレクタ電流が増減してLD2の駆動電
流が増減し、LD2の光量が設定値に制御される。すな
わち、LD光量が設定光量よりも少ないときにはLD光
量は増加し、多いときにはLD光量は減少する。
段を有する。この温度検出手段は、少なくともこの装置
内の温度を検出する。なお、PD21の(表面または/
および内部)温度を検出するようにしてもよい。この手
段は、公知の技術を採用することができるが、例えば、
図3に示す構成によっても実現することができる。図3
に示す画像形成装置には、温度検知素子27があり、こ
の素子が装置内の温度に応じた値をA/Dコンバータ2
8に入力する。A/Dコンバ−タ28では、この値をA
/D変換し、CPU29に入力する。CPU29は、こ
の値に基づき所定の演算を行うことで、装置内の(また
はPD21の)温度を把握することが可能となる。この
演算方法としては、公知の方法を採用することができ
る。
め、LD2を所定の光量で光らせ、PD21の温度を複
数の温度条件においた場合のPD21からのモニタ電流
値が測定され、保存される。例えば、PD21の温度を
20゜Cとし、LD2を設定光量で光らせた場合のモニ
タ電流Im1と、60゜Cでこの設定光量とした場合の
モニタ電流Im2とを測定し、各値を図示しないメモリ
に格納しておく。以下、図6のフローチャートを参照し
ながら、モニタ電流の補正値Im3の算出動作について
説明する。
ログラムを実行するCPU29)は、温度検知素子27
で測定されたPD22(または画像形成装置内)の温度
T゜Cときのモニタ電流の補正値Im3を下記式1によ
り算出する(ステップS10)。 Im3=Im1+(T−20)/40*(Im2−Im1) ・・・(1)
Vref2は、下記式2により算出する(ステップS1
1)。 Vref2=Vref1*Im3/Im1 ・・・(2) CPU29は、上記式2により算出したVref2をD
/Aコンバータ30に出力する(ステップS12)。な
お、セレクタ31を切り替えることにより基準電圧Vr
ef1を取得することができる。
れ、コンパレータ22の基準電圧V1となる。このよう
に、コンパレータの基準電圧を温度で補正された値にす
ることで、LDの光量を適正なものにすることが可能と
なる。
および画像形成装置内)を所定の温度で測定したモニタ
電流Im1およびIm2の差分の絶対値が既定値よりも
大きいか判断するようにしてもよい。これは、モニタ電
流の温度変化が大きい場合には、同じ濃度であるべきコ
ピー画像に濃度ムラが生じてしまうからである。従っ
て、上記絶対値が既定値よりも大きい場合には、濃度ム
ラが生じる可能性が大きいことをユーザに通知したり、
または画像形成動作を行わないようにする。
を参照しながら説明する。ここでは、上記所定の温度I
m1を20゜Cのときのモニタ電流とし、Im2を60
゜Cのときのモニタ電流とする。画像形成装置(PDの
温度特性の判断プログラムに従い動作するCPU29)
は、Im2とImの差分をとり、この差分の絶対値と既
定値の大きさを比較する(ステップS1)。この絶対値
の方が既定値よりも大きい場合(ステップS1/YE
S)には、PD21の温度特性が異常(不良)であるこ
とをI/O32・操作部33を介してユーザに通知する
(ステップS2)。この絶対値が既定値以下の値である
場合(ステップS1/NO)、処理を終了する。
1記載の発明によれば、LD内PDのモニタ電流により
APC(自動光量調整)を行う画像形成装置であって、
高温時のモニタ電流値と低温時のモニタ電流値を計測
し、現状の温度によりモニタ電流値に補正をかけること
で、上記モニタ電流が温度により同一光量でも変化して
しまうためにAPC制御で光量変動がおきてしまうこと
を防止することが可能となる。これにより、濃度の適正
な、高品質の画像を得ることが可能となる。
ニタ電流値と低温時のモニタ電流値の差分量が既定値を
超えている場合にはPDが異常であることをユーザに通
知することで、上記モニタ電流が温度による電流変化が
大きい場合に生じるコピ−画像の濃度ムラを防止するこ
とが可能となる。
号でAPCのサンプリングを行うことで、シンプルな構
成で、精度の良いAPCを行うことが可能となる。
走査光学系を示す構成図である。
ック図である。
ブロック図である。
ミングチャートである。
するためのフローチャートである。
するためのフローチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 LD光を走査することにより感光体に潜
像を形成する画像形成装置であって、 前記LD光のモニタ電流をサンプリング信号がアクティ
ブの間にサンプリングしてホールドし、ホールド値に基
づいてLD光量が一定になるようにLDの駆動電流を制
御するAPC手段と、 装置内の温度を検出する手段と、 検出された装置内の温度と、予め検出した少なくとも2
以上の温度でのモニタ電流値とを用いてLD光量が一定
となるように前記モニタ電流値を補正する手段と、を有
することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 所定の2以上の温度でのモニタ電流値の
差分の絶対値が既定値よりも大きい場合に、フォトダイ
オードが不良であることをユーザに通知することを特徴
とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記サンプリング信号をLD光の走査同
期検知信号の周期で生成する手段をさらに有することを
特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000389081A JP2002190641A (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000389081A JP2002190641A (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002190641A true JP2002190641A (ja) | 2002-07-05 |
Family
ID=18855712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000389081A Pending JP2002190641A (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002190641A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008290355A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Ricoh Printing Systems Ltd | 印刷装置 |
JP2009090618A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-04-30 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2014002280A (ja) * | 2012-06-19 | 2014-01-09 | Konica Minolta Inc | レーザビーム走査装置 |
WO2016031068A1 (ja) * | 2014-08-29 | 2016-03-03 | ギガフォトン株式会社 | レーザ装置 |
-
2000
- 2000-12-21 JP JP2000389081A patent/JP2002190641A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008290355A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Ricoh Printing Systems Ltd | 印刷装置 |
JP2009090618A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-04-30 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2014002280A (ja) * | 2012-06-19 | 2014-01-09 | Konica Minolta Inc | レーザビーム走査装置 |
WO2016031068A1 (ja) * | 2014-08-29 | 2016-03-03 | ギガフォトン株式会社 | レーザ装置 |
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Legal Events
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050217 |
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A977 | Report on retrieval |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081216 |