JP2002190583A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法

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JP2002190583A
JP2002190583A JP2000389918A JP2000389918A JP2002190583A JP 2002190583 A JP2002190583 A JP 2002190583A JP 2000389918 A JP2000389918 A JP 2000389918A JP 2000389918 A JP2000389918 A JP 2000389918A JP 2002190583 A JP2002190583 A JP 2002190583A
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film
interlayer insulating
upper electrode
insulating film
forming
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JP2000389918A
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Keiichi Yamada
圭一 山田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャパシタの上部電極と、それより下層にあ
る導電部のそれぞれに対して形成されるコンタクトホールが、上
部電極を突き抜けるのを防止し、所望のコンタクトを得
ることができる半導体装置を得る。 【解決手段】 シリコン基板100上に形成された第1のW
プラグ126と、これ覆う第1および第2の層間絶縁膜118、
119と、これら層間絶縁膜内に形成され、上部電極124がポ
リシリコン膜にて成るキャパシタと、上部電極124上に形
成された保護膜131と、キャパシタを覆うように形成され
た第3の層間絶縁膜150と、これを貫通して上部電極124
とコンタクトをとるための第1のコンタクトホール161と、各層間
絶縁膜118、119、150を貫通して第1のWプラグ126とコン
タクトをとるための第2のコンタクトホール160とを備え、保護膜
131は各コンタクトホール161、160を形成する場合のエッチンク゛レートが
各層間絶縁膜118、119、150のエッチンク゛レートより低い材質にて
なるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャパシタの上
部電極と、それより下層にある導電部に対してそれぞれ
コンタクトをとるため、深さの異なるコンタクトホール
を1度に形成する場合、上部電極におけるコンタクトホ
ール形成領域において、コンタクトホールが上部電極を
突き抜けるのを防止し、各コンタクトホールにおいて所
望のコンタクトを得ることができる半導体装置および半
導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な半導体装置の1例として、DR
AMセル部には、そのキャパシタの容量を稼ぐために、
例えば1〜2μm程度の高さを有する円筒型の電極構造
がポリシリコン膜にて形成され、絶縁膜を挟んで、ポリ
シリコン膜にて形成された上部対向電極にて覆われてい
る。一方、LOGIC部にはそのような構造は存在しな
い。
【0003】図22は従来の半導体装置の構成を示す断
面図で、図面上左側をDRAMセル部、右側をDRAM
周辺に存在するLOGIC部にて示している。また、図
22は問題点を明確にするために問題の現象が生じてい
るものについて示している。図において、200はP型
のシリコン基板、201はボトムNウェル、202はP
ウェル、203はN-領域、204はN+高濃度のソース
/ドレイン領域、205はLOGIC部側のソース/ド
レイン領域204上に形成されたCoSi2膜、206
は素子間を分離するための分離絶縁膜である。
【0004】207はゲート絶縁膜、208、209は
ゲート電極を構成するためのリンがドープされたポリシ
リコン膜およびタングステンシリサイド膜、210はゲ
ート電極上に形成された酸化膜、212、213はゲー
ト電極210の側壁に形成された酸化膜および窒化膜、
215はゲート電極を覆うように形成されたBPSG
膜、214はDRAMセル部のゲート電極間のN-領域
203にコンタクトをとるために形成され、リンがドー
プされたポリシリコン膜にて成る導電膜である。
【0005】216、217はBPSG膜215上に順
次形成された窒化膜および酸化膜、225、226はL
OGIC部のソース/ドレイン領域204上にコンタク
トをとるために形成されTiN/Ti膜にて成るバリア
メタル膜および第1のWプラグ、218は第1のWプラ
グ226を覆うように形成された酸化膜にて成る第1の
層間絶縁膜、220、221は導電膜214にコンタク
トをとるために形成された窒化膜およびリンがドープさ
れたポリシリコン膜である。
【0006】219は酸化膜にて成る第2の層間絶縁
膜、222、223、224はポリシリコン膜221に
接続されたキャパシタを構成するもので、リンがドープ
されたポリシリコン膜にて成る下部電極、ゲート窒化
膜、リンがドープされたポリシリコン膜にて成る上部電
極、250は上部電極224を覆うように形成された酸
化膜にて成る第3の層間絶縁膜である。
【0007】227a、228aは第1のWプラグ22
6にコンタクトをとるために形成されたTiN/Ti膜
にて成るバリアメタル膜および第2のWプラグ、227
b、228bは上部電極224にコンタクトをとるため
に形成されたTiN/Ti膜にて成るバリアメタル膜お
よび第3のWプラグ、229、230は第2のWプラグ
228上に形成されたAlCu膜およびTiN/Ti膜
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置は上
記のように構成され、キャパシタのその複雑な構造上、
上部電極224にはポリシリコン膜が使用され形成され
ている。このため、上部電極と、その下層に存在する第
1のWプラグ226とに、同時にコンタクトホールを形
成し、コンタクトを得ようとすると、各層間の層間絶縁
膜と、上部電極とのエッチングレートの差が小さく、上
部電極上に形成されるはずのコンタクトホールが図22
のAにて示すように上部電極を突き抜けてしまう場合が
ある。
【0009】そして、コンタクトホールに形成される上
部のWプラグの底部と上部電極との底面接触がとれなく
なり、Wプラグの側壁と上部電極の突き抜け部とのコン
タクトとなるためコンタクト抵抗が上昇し、コンタクト
ホールで所望のコンタクトを得ることができないという
問題点があった。
【0010】また、コンタクトホールの深さが安定的に
形成されないため、ホールのボトムサイズや形状も安定
的に形成されず、バリアメタル膜の付着性に劣化が生
じ、延いては、Wプラグの剥がれの一因となり、コンタ
クトホールで所望のコンタクトを得ることができないと
いう問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためなされたもので、1度に深さの異なるコンタクトホ
ールを形成する場合、上部電極の突き抜け不良を防止
し、コンタクトホールにおいて所望の接続を得ることが
できる半導体装置および半導体装置の製造方法得ること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の半導体装置は、半導体基板上に形成された導電部と、
導電部を覆うように形成された下層層間絶縁膜と、下層
層間絶縁膜内に形成され、上部電極がポリシリコン膜に
て成るキャパシタと、上部電極上に形成された保護膜
と、キャパシタを覆うように形成された上層層間絶縁膜
と、上層層間絶縁膜を貫通して上部電極とコンタクトを
とるための第1のコンタクトホールと、上層層間絶縁膜
および下層層間絶縁膜を貫通して導電部とコンタクトを
とるための第2のコンタクトホールとを備え、保護膜は
各コンタクトホールを形成する場合のエッチングレート
が両層間絶縁膜のエッチングレートより低い材質にてな
るものである。
【0013】また、この発明に係る請求項2の半導体装
置は、請求項1において、両層間絶縁膜がシリコン酸化
膜にて成り、保護膜がシリコン窒化膜または金属膜にて
成るものである。
【0014】また、この発明に係る請求項3の半導体装
置は、請求項2において、保護膜が金属膜を有する場
合、金属膜は第1のコンタクトホールを形成する領域お
よびその近傍のみに形成するものである。
【0015】また、この発明に係る請求項4の半導体装
置は、請求項2において、保護膜が金属膜を有する場
合、金属膜は上部電極の全面に形成するものである。
【0016】また、この発明に係る請求項5の半導体装
置は、請求項1ないし請求項4のいずれかにおいて、上
層層間絶縁膜内にてアライメントマークを形成する場
合、アライメントマーク形成領域の下層層間絶縁膜上
に、上部電極と保護膜とを残存させ、上部電極上にまた
は保護膜上に至るアライメントマーク用の開口部を形成
するものである。
【0017】また、この発明に係る請求項6の半導体装
置の製造方法は、半導体基板上に形成された導電部を覆
うように下層層間絶縁膜を形成し、下層層間絶縁膜に上
部電極がポリシリコン膜にて成り、上部電極上に保護膜
を備えたキャパシタを形成し、キャパシタを覆うように
上層層間絶縁膜を形成し、上層層間絶縁膜上にパターニ
ングされたレジスト膜を形成し、レジスト膜をマスクと
して、上層層間絶縁膜貫通して上部電極とコンタクトを
とるための第1のコンタクトホールと、上層層間絶縁膜
および下層層間絶縁膜を貫通して導電部とコンタクトを
とるための第2のコンタクトホールとを形成し、各コン
タクトホールを形成する場合の保護膜のエッチングレー
トが両層間絶縁膜のエッチングレートより低いものであ
る。
【0018】また、この発明に係る請求項7の半導体装
置の製造方法は、請求項6において、両層間絶縁膜をシ
リコン酸化膜で形成し、保護膜をシリコン窒化膜または
金属膜にて形成するものである。
【0019】また、この発明に係る請求項8の半導体装
置の製造方法は、請求項7において、保護膜に金属膜を
有する場合の金属膜の形成工程は、上部電極を形成した
後で上層層間絶縁膜を形成する前に、上部電極上に金属
膜を形成し、上部電極と金属膜とを反応させて金属シリ
サイド膜を形成し、金属膜の内、未反応部分を除去して
残存する金属シリサイド膜にて金属膜を形成するもので
ある。
【0020】また、この発明に係る請求項9の半導体装
置の製造方法は、請求項8において、金属シリサイド膜
の形成工程は、上部電極上に第1のコンタクトホールを
形成する領域およびその近傍のみを開口するようにパタ
ーニングされた絶縁膜を形成し、絶縁膜上を覆う金属膜
を形成して行うものである。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態について説明する。図1はこの発明の実施の
形態1の半導体装置の構成を示す断面図で、図面上左側
のDRAMセル部、右側をDRAM周辺に存在するLO
GIC部にて示している。図において、100はP型の
シリコン基板、101はボトムNウェル、102はPウ
ェル、103はN-型のLDD領域、104はN+高濃度
のソース/ドレイン領域、105はLOGIC部側のソ
ース/ドレイン領域104上に形成されたCoSi
2膜、106は素子間を分離するための分離絶縁膜であ
る。
【0022】107はゲート絶縁膜、108、109は
ゲート電極を構成するためのリンがドープされたポリシ
リコン膜およびタングステンシリサイド膜、110はゲ
ート電極上に形成された酸化膜、112、113はゲー
ト電極110の側壁に形成された酸化膜および窒化膜、
115はゲート電極を覆うように形成されたBPSG
膜、114はDRAM部のゲート電極間のN-領域10
3にコンタクトをとるために形成され、リンがドープさ
れたポリシリコン膜にて成る導電膜である。
【0023】116、117はBPSG膜115上に順
次形成された窒化膜および酸化膜、125、126はL
OGIC部のソース/ドレイン領域104上にコンタク
トをとるために形成されTiN/Ti膜にて成るバリア
メタル膜および導電部としての第1のWプラグ、118
は第1のWプラグ126を覆うように形成された酸化膜
にて成る下層層間絶縁膜としての第1の層間絶縁膜、1
20、121は導電膜114にコンタクトをとるために
形成された窒化膜およびリンがドープされたポリシリコ
ン膜である。
【0024】119は酸化膜にて成る下層層間絶縁膜と
しての第2の層間絶縁膜、122、123、124はポ
リシリコン膜121に接続されたキャパシタを構成する
もので、リンがドープされたポリシリコン膜にて成る下
部電極、ゲート窒化膜、リンがドープされたポリシリコ
ン膜にて成る上部電極、131は上部電極124上に形
成されたシリコン窒化膜にて成る保護膜で、下層層間絶
縁膜および後述する上層層間絶縁膜をエッチングする場
合のエッチングレートが低い材質にてなる。150は上
部電極124を覆うように形成され、酸化膜にて成る上
層層間絶縁膜としての第3の層間絶縁膜である。
【0025】160は上層層間絶縁膜としての第3の層
間絶縁膜150および下層層間絶縁膜としての第1およ
び第2の層間絶縁膜118、119を貫通して導電部と
しての第1のWプラグ126にコンタクトとるための第
2のコンタクトホール、127、128は第2のコンタ
クトホール160内にて第1のWプラグ126にコンタ
クトをとるTiN/Ti膜にて成るバリアメタル膜およ
び第2のWプラグである。
【0026】161は上層層間絶縁膜としての第3の層
間絶縁膜150および保護膜131を貫通して上部電極
124にコンタクトをとるための第1のコンタクトホー
ル、127b、128bは第1のコンタクトホール16
1内にて上部電極124にコンタクトをとるTiN/T
i膜にて成るバリアメタル膜および第3のWプラグ、1
29、130は第2のWプラグ128上に形成されたA
lCu膜およびTiN/Ti膜である。
【0027】次に上記のように構成された実施の形態1
の半導体装置の製造方法について説明する。ここでは、
キャパシタ形成前までの工程においては、従来よりの周
知の方法にて形成する場合と同様であるため、キャパシ
タの上部電極形成時からについて説明する。また各図に
おいては、半導体装置の製造方法を説明するための必要
箇所のみを示し説明する。まず、上部電極用のリンがド
ープされたポリシリコン膜124aを積層した後、その
ポリシリコン膜124a上に保護膜131aを積層する
(図2(a))。
【0028】次に、上部電極のパターニングと保護膜の
パターニングとを同時に行い、上部電極124と、この
上部電極124上に保護膜131を形成する(図2
(b))。次に、酸化膜を成膜して、CMP法により平
坦化して第3の層間絶縁膜150を形成する(図2
(c))。次に、コンタクトホールを形成するためのパ
ターニングされたレジスト膜132を写真製版処理によ
り形成する(図2(d))。
【0029】次に、レジスト膜132をマスクとして、
上層層間絶縁膜および下層層間絶縁膜をエッチングす
る。ここでは、各層間絶縁膜がシリコン酸化膜、保護膜
がシリコン窒化膜にて形成されているためエッチングレ
ート比は1:3程度となる。よって、各層間絶縁膜をエ
ッチングしている間に、保護膜は徐々にエッチングさ
れ、第2のコンタクトホール160の形成時には、第1
のコンタクトホール161もほぼ同時に形成されている
(図3(a))。尚、保護膜が残存してる場合を考慮し
て、保護膜のエッチング工程を行うことも考えられる。
【0030】次に、バリアメタル膜127を形成する
(図3(b))。次に、第2のWプラグ128a、12
8bを形成する(図3(c))。次に、AlCu膜12
9を成膜する(図3(d))。次に、TiN/Ti膜1
30を成膜し、パターニングして図1に示すように半導
体装置を形成する。
【0031】上記のように構成された実施の形態1の半
導体装置は、上部電極上に保護膜を備えているので、上
部電極と、上部電極よりも下層に存在する導電部(第1
のWプラグ)とにコンタクトをとるためのコンタクトホ
ールを同時に形成しても、第1のコンタクトホールが上
部電極を突き抜けることなく形成することができ、各コ
ンタクトホールにおいて所望のコンタクトを得ることが
できる。
【0032】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2における半導体装置の構成を示す断面図である。図
において、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を
付して説明を省略する。133は上部電極124上の全
面に形成された保護膜で、金属膜としての例えばTiN
膜(チタンナイトライド膜)にて形成されており、各層
間絶縁膜(シリコン酸化膜)をエッチングする際のエッ
チングレート比が1:10程度となり、各層間絶縁膜を
エッチング際に、保護膜がエッチングされることはほと
んどなくなる。
【0033】次に上記のように構成された実施の形態2
の半導体装置の製造方法について説明する。まず、上部
電極用のリンがドープされたポリシリコン膜124aを
積層した後、そのポリシリコン膜124a上に保護膜1
33aを積層する(図5(a))。次に、写真製版処理
によりパターニングされたレジスト膜180を形成する
(図5(b))。次に、レジスト膜180をマスクとし
て、保護膜133をパターニングして形成する(図5
(c))。次に、レジスト膜180をマスクとして、上
部電極124をパターニングして形成する(図5
(d))。
【0034】次に、レジスト膜180を除去する。次
に、酸化膜を成膜して、CMP法により平坦化して第3
の層間絶縁膜150を形成する(図6(a))。次に、
コンタクトホールを形成するためのパターニングされた
レジスト膜132を写真製版処理により形成する(図6
(b))。次に、レジスト膜132をマスクとして、上
層層間絶縁膜および下層層間絶縁膜をエッチングする。
【0035】ここでは、各層間絶縁膜がシリコン酸化
膜、保護膜がTiN膜にて形成されているためエッチン
グレート比は1:10程度となる。よって、各層間絶縁
膜をエッチングしている間に、保護膜はほとんどエッチ
ングされない。そして、第2のコンタクトホール160
の形成時には、第1のコンタクトホール161も同時に
形成されている(図3(a))。この場合、保護膜は金
属膜にて形成されているため、保護膜上にてコンタクト
をとることにより、上部電極とコンタクトをとることと
なる。
【0036】次に、バリアメタル膜127を形成する
(図7(a))。次に、第2のWプラグ128a、12
8bを形成する(図7(b))。次に、AlCu膜12
9を成膜する(図7(c))。次に、TiN/Ti膜1
30を成膜し、パターニングして図4に示すように半導
体装置を形成する。
【0037】上記のように構成された実施の形態2の半
導体装置は、上部電極上の保護膜を金属膜にて形成して
いるため、上部電極と、上部電極よりも下層に存在する
導電部とにコンタクトとるためのコンタクトホールを同
時に形成しても、第1のコンタクトホールが上部電極を
突き抜けることは確実に防止でき、各コンタクトホール
において所望のコンタクトを確実に得ることができる。
さらに、ポリシリコン膜にて成る上部電極上全面に金属
膜にて成る保護膜を備えたので、保護膜も上部電極の一
部として機能し、上部電極のシート抵抗を低減すること
ができる。
【0038】実施の形態3.図8はこの発明の実施の形
態3における半導体装置の構成を示す断面図である。図
において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を
付して説明を省略する。134は上部電極124上の全
面に形成された保護膜で、金属膜としての金属シリサイ
ド膜にて形成されており、各層間絶縁膜(シリコン酸化
膜)をエッチングする際のエッチングレート比が1:1
0程度となり、各層間絶縁膜をエッチング際に、保護膜
がエッチングされることはほとんどなくなる。
【0039】次に上記のように構成された実施の形態3
の半導体装置の製造方法について説明する。まず、上部
電極用のリンがドープされたポリシリコン膜を積層した
後、パターニングして上部電極124を形成する(図9
(a))。次に、上部電極124上に高融点金属膜13
5(TiN/Co膜)を積層する(図9(b))。次
に、例えば430℃で90秒のランプアニールによる熱
処理を施し、高融点金属膜135のCoの内の、上部電
極124と接触している箇所は、上部電極124のポリ
シリコン膜のシリコンと反応し、金属シリサイド膜(C
oSi膜)にて成る保護膜134となる。よって、この
保護膜134は上部電極124上のみに形成される(図
9(c))。
【0040】次に、高融点金属膜の未反応部分は例えば
硝酸/酢酸/燐酸の混合水溶液にて除去し、上部電極以
外の部分の高融点金属膜は除去させることとなる(図9
(d))。次に、例えば850℃で30秒のランプアニ
ールによる熱処理を施し保護膜134を確実なものとし
て形成する。次に、酸化膜を成膜して、CMP法により
平坦化して第3の層間絶縁膜150を形成する(図10
(a))。次に、コンタクトホールを形成するためのパ
ターニングされたレジスト膜132を写真製版処理によ
り形成する(図10(b))。次に、レジスト膜132
をマスクとして、上層層間絶縁膜および下層層間絶縁膜
をエッチングする。
【0041】ここでは、各層間絶縁膜がシリコン酸化
膜、保護膜が金属シリサイド膜にて形成されているため
エッチングレート比は1:10程度となる。よって、各
層間絶縁膜をエッチングしている間に、保護膜はほとん
どエッチングされない。そして、第2のコンタクトホー
ル161の形成時には、第1のコンタクトホール160
も同時に形成されている(図10(c))。この場合、
保護膜は金属膜にて形成されているため、保護膜上にて
コンタクトをとることにより、上部電極とコンタクトを
とることとなる。
【0042】次に、バリアメタル膜127を形成する
(図10(a))。次に、第2のWプラグ128a、1
28bを形成する(図11(a))。次に、AlCu膜
129を成膜する(図11(b))。次に、TiN/T
i膜130を成膜し、パターニングして図8に示すよう
に半導体装置を形成する。
【0043】上記のように構成された実施の形態3の半
導体装置は、上記実施の形態2と同様の効果を奏するの
はもちろんのこと、高融点の金属膜と上部電極とを反応
させることにより保護膜を形成しているため、保護膜を
パターニングするためのエッチング工程が必要なくプロ
セスの簡素化を図ることができる。尚、ここでは高融点
金属膜を上部電極と反応させて、金属シリサイド膜を形
成する例を示したが、これと限られることはなく上部電
極と反応して金属シリサイド膜を形成することができる
金属膜であればいずれの金属膜を用いてもよいことは言
うまでもない。
【0044】実施の形態4.図12はこの発明の実施の
形態4における半導体装置の構成を示す断面図である。
図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号
を付して説明を省略する。136は上部電極124上の
第1のコンタクトホールが形成される領域およびその近
傍のみに形成された保護膜で、金属膜としての金属シリ
サイド膜にて形成されており、各層間絶縁膜(シリコン
酸化膜)をエッチングする際のエッチングレート比が
1:10程度となり、各層間絶縁膜をエッチング際に、
保護膜がエッチングされることはほとんどなくなる。
【0045】次に上記のように構成された実施の形態4
の半導体装置の製造方法について説明する。まず、上部
電極用のリンがドープされたポリシリコン膜を積層した
後、パターニングして上部電極124を形成する(図1
3(a))。次に、上部電極124上に絶縁膜150a
を積層する(図13(b))。次に、絶縁膜150a上
に写真製版処理により第1のコンタクトホールが形成さ
れる領域およびその領域およびその近傍が開口されるよ
うにパターニングされたレジスト膜181を形成する
(図13(c))。
【0046】次に、レジスト膜181をマスクとして、
絶縁膜150aをエッチングし、上部電極124の内、
第1のコンタクトホールが形成される領域およびその近
傍が露出される。次に、レジスト膜181を除去する
(図13(d))。次に、絶縁膜150a上に高融点金
属膜137(TiN/Co膜)を積層する(図14
(a))。次に、例えば430℃で90秒のランプアニ
ールによる熱処理を施し、高融点金属膜137のCoの
内の、上部電極124と接触している箇所は、上部電極
124のポリシリコン膜のシリコンと反応し、金属シリ
サイド膜(CoSi膜)にて成る保護膜136となる。
よって、この保護膜136は露出している上部電極12
4上のみに形成される。
【0047】次に、高融点金属膜の未反応部分は例えば
硝酸/酢酸/燐酸の混合水溶液にて除去し、上部電極上
以外の部分の高融点金属膜は除去し、保護膜134のみ
を残存させる(図14(b))。次に、酸化膜を成膜し
て、CMP法により平坦化して、第3の層間絶縁膜15
0を形成する(図14(c))。この際、先ほど形成し
ている絶縁膜150aは第3の層間絶縁膜150の一部
として利用されることとなる。次に、コンタクトホール
を形成するためのパターニングされたレジスト膜132
を写真製版処理により形成する(図14(d))。次
に、レジスト膜132をマスクとして、上層層間絶縁膜
および下層層間絶縁膜をエッチングする。
【0048】ここでは、各層間絶縁膜がシリコン酸化
膜、保護膜が金属シリサイド膜にて形成されているため
エッチングレート比は1:10程度となる。よって、各
層間絶縁膜をエッチングしている間に、保護膜はほとん
どエッチングされない。そして、第2のコンタクトホー
ル160の形成時には、第1のコンタクトホール161
も同時に形成されている(図15(a))。この場合、
保護膜は金属膜にて形成されているため、保護膜上にて
コンタクトをとることにより、上部電極とコンタクトを
とることとなる。
【0049】次に、バリアメタル膜127を形成する
(図15(b))。次に、第2のWプラグ128a、1
28bを形成する(図15(c))。次に、AlCu膜
129を成膜する(図15(d))。次に、TiN/T
i膜130を成膜し、パターニングして図12に示すよ
うに半導体装置を形成する。
【0050】上記のように構成された実施の形態4の半
導体装置は、上記各実施の形態と同様の効果を奏するの
はもちろんのこと、金属膜を有する保護膜を上部電極の
第1のコンタクトホールが形成される領域およびその近
傍のみに備えるようにしているため、金属による金属汚
染やシリサイド化によるストレスなどが懸念される場
合、その事項を最小限にとどめることができる。
【0051】実施の形態5.図16はこの発明の実施の
形態5における半導体装置の構成を示す断面図である。
図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号
を付して説明を省略する。138は保護膜134を覆う
ように形成されたシリコン窒化膜である。
【0052】次に上記のように構成された実施の形態5
の半導体装置の製造方法について説明する。まず、上部
電極用のリンがドープされたポリシリコン膜を積層した
後、パターニングして上部電極124を形成する(図1
7(a))。次に、上部電極124上に高融点金属膜1
35(TiN/Co膜)を積層する(図17(b))。
次に、例えば430℃で90秒のランプアニールによる
熱処理を施し、高融点金属膜135のCoの内の、上部
電極124と接触している箇所は、上部電極124のポ
リシリコン膜のシリコンと反応し、金属シリサイド膜
(CoSi膜)にて成る保護膜136となる。よって、
この保護膜136は上部電極124上のみに形成される
(図17(c))。
【0053】次に、高融点金属膜の未反応部分は例えば
硝酸/酢酸/燐酸の混合水溶液にて除去し、上部電極以
外の部分の高融点金属膜が除去され、再び例えば850
℃で30秒のランプアニールによる熱処理を施し、保護
膜134を確実なものとして形成する(図17
(d))。次に、保護膜134を覆うようにシリコン窒
化膜138を形成する(図18(a))。次に、酸化膜
を成膜して、CMP法により平坦化して第3の層間絶縁
膜150を形成する。
【0054】次に、コンタクトホールを形成するための
パターニングされたレジスト膜132を写真製版処理に
より形成する(図18(b))。次に、レジスト膜13
2をマスクとして、上層層間絶縁膜および下層層間絶縁
膜をエッチングする。
【0055】まず、第3の層間絶縁膜150をエッチン
グする(図18(c))。次に、シリコン窒化膜137
をエッチングする(図19(a))。次に、下層層間絶
縁膜をエッチングする。この際、各層間絶縁膜がシリコ
ン酸化膜、保護膜が金属シリサイド膜にて形成されてい
るためエッチングレート比は1:10程度となる。よっ
て、各層間絶縁膜をエッチングしている間に、保護膜は
ほとんどエッチングされない。そして、第2のコンタク
トホール161の形成時には、第1のコンタクトホール
160も同時に形成されている(図19(b))。この
場合、保護膜は金属膜にて形成されているため、保護膜
上にてコンタクトをとることにより、上部電極とコンタ
クトをとることとなる。
【0056】次に、バリアメタル膜127を形成する
(図19(c))。次に、第2のWプラグ128a、1
28bを形成する(図20(a))。次に、AlCu膜
129を成膜する(図20(b))。次に、TiN/T
i膜130を成膜し、パターニングして図16に示すよ
うに半導体装置を形成する。
【0057】上記のように構成された実施の形態5の半
導体装置は、上記各実施の形態と同様の効果を奏するの
はもちろんのこと、金属膜にて成る保護膜上にシリコン
窒化膜が形成され、保護膜の酸化を防止することができ
る。そのことにより、保護膜による上部電極のシート抵
抗の低減効果をより一層確実に得ることができる。
【0058】実施の形態6.図21はこの発明の実施の
形態6の半導体装置の構成を示す断面図で、アライメン
トマークが形成される領域部分を示したものである。他
の領域には周知の通り、上記各実施の形態にて示したよ
うな、DRAMセル部およびLOGIC部などが存在す
る。
【0059】図において、162はアライメントマーク
を形成するための開口部で、上記各実施の形態の第1の
コンタクトホールと同様に形成されている(ただし、図
21においては、上記実施の形態2の場合を参考に示し
ている。)。そして、アライメントマーク162の下部
に、第1のコンタクトホールの下部と同様に、上部電極
124と保護膜134と(ただし、他の部分とは電気的
に接続されていない。)が残存している。
【0060】上記のように構成された実施の形態6によ
れば、アライメントマークを第1のコンタクトホールと
同様に形成することができるため、アライメントマーク
を確実に良好な形状にて形成することができる。よっ
て、上部のAlCu膜129のパターニングをレジスト
膜140にて行う場合など、このアライメントマークが
使用でき、AlCu膜129を所望のパターンにて形成
することができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、半導体基板上に形成された導電部と、導電部を覆
うように形成された下層層間絶縁膜と、下層層間絶縁膜
内に形成され、上部電極がポリシリコン膜にて成るキャ
パシタと、上部電極上に形成された保護膜と、キャパシ
タを覆うように形成された上層層間絶縁膜と、上層層間
絶縁膜貫通して上部電極にコンタクトをとるための第1
のコンタクトホールと、上層層間絶縁膜および下層層間
絶縁膜を貫通して導電部にコンタクトをとるための第2
のコンタクトホールとを備え、保護膜は各コンタクトホ
ールを形成する場合のエッチングレートが両層間絶縁膜
のエッチングレートより低い材質にてなるので、第1の
コンタクトホールにおける上部電極とのコンタクトを良
好にとることができる半導体装置を提供することが可能
となる。
【0062】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、両層間絶縁膜がシリコン酸化膜にて成
り、保護膜がシリコン窒化膜または金属膜にて成るの
で、第1のコンタクトホールにおける上部電極とのコン
タクトを確実に良好にとることができる半導体装置を提
供することが可能となる。
【0063】また、この発明の請求項3によれば、請求
項2において、保護膜が金属膜を有する場合、金属膜は
第1のコンタクトホールを形成する領域およびその近傍
のみに形成するので、金属汚染を最小限にとどめること
ができる半導体装置を提供することが可能となる。
【0064】また、この発明の請求項4によれば、請求
項2において、保護膜が金属膜を有する場合、金属膜は
上部電極の全面に形成するので、上部電極のシート抵抗
を低減することができる半導体装置を提供することが可
能となる。
【0065】また、この発明の請求項5によれば、請求
項1ないし請求項4のいずれかにおいて、上層層間絶縁
膜内にてアライメントマークを形成する場合、アライメ
ントマーク形成領域の下層層間絶縁膜上に、上部電極と
保護膜とを残存させ、上部電極上にまたは保護膜上に至
るアライメントマーク用の開口部を形成するので、良好
なアライメントマークを得ることができる半導体装置を
提供することが可能となる。
【0066】また、この発明の請求項6によれば、半導
体基板上に形成された導電部を覆うように下層層間絶縁
膜を形成し、下層層間絶縁膜に上部電極がポリシリコン
膜にて成り、上部電極上に保護膜を備えたキャパシタを
形成し、キャパシタを覆うように上層層間絶縁膜を形成
し、上層層間絶縁膜上にパターニングされたレジスト膜
を形成し、レジスト膜をマスクとして、上層層間絶縁膜
を貫通して上部電極にコンタクトをとるための第1のコ
ンタクトホールと、上層層間絶縁膜および下層層間絶縁
膜を貫通して導電部にコンタクトをとるための第2のコ
ンタクトホールとを形成し、各コンタクトホールを形成
する場合の保護膜のエッチングレートが両層間絶縁膜の
エッチングレートより低いものであるので、第1のコン
タクトホールが上部電極の貫通するのを防止することが
できる半導体装置の製造方法を提供することが可能とな
る。
【0067】また、この発明の請求項7によれば、請求
項6において、両層間絶縁膜をシリコン酸化膜で形成
し、保護膜をシリコン窒化膜または金属膜にて形成する
ので、第1のコンタクトホールが上部電極の貫通するの
を確実に防止することができる半導体装置の製造方法を
提供することが可能となる。
【0068】また、この発明の請求項8によれば、請求
項7において、保護膜に金属膜を有する場合の金属膜の
形成工程は、上部電極を形成した後で上層層間絶縁膜を
形成する前に、上部電極上に金属膜を形成し、上部電極
と金属膜とを反応させて金属シリサイド膜を形成し、金
属膜の内、未反応部分を除去して残存する金属シリサイ
ド膜にて金属膜を形成するので、保護膜の形成を簡素化
することができる半導体装置の製造方法を提供すること
が可能となる。
【0069】また、この発明の請求項9によれば、請求
項8において、金属シリサイド膜の形成工程は、上部電
極上に第1のコンタクトホールを形成する領域およびそ
の近傍のみを開口するようにパターニングされた絶縁膜
を形成し、絶縁膜上を覆う金属膜を形成して行うので、
保護膜を第1のコンタクトホールの形成領域およびその
近傍のみに容易に形成することができる半導体装置の製
造方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
構成を示す断面図である。
【図2】 図1に示した半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図3】 図1に示した半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による半導体装置の
構成を示す断面図である。
【図5】 図4に示した半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図6】 図4に示した半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図7】 図4に示した半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による半導体装置の
構成を示す断面図である。
【図9】 図8に示した半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図10】 図8に示した半導体装置の製造方法を示す
断面図である。
【図11】 図8に示した半導体装置の製造方法を示す
断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態4による半導体装置
の構成を示す断面図である。
【図13】 図12に示した半導体装置の製造方法を示
す断面図である。
【図14】 図12に示した半導体装置の製造方法を示
す断面図である。
【図15】 図12に示した半導体装置の製造方法を示
す断面図である。
【図16】 この発明の実施の形態5による半導体装置
の構成を示す断面図である。
【図17】 図16に示した半導体装置の製造方法を示
す断面図である。
【図18】 図16に示した半導体装置の製造方法を示
す断面図である。
【図19】 図16に示した半導体装置の製造方法を示
す断面図である。
【図20】 図16に示した半導体装置の製造方法を示
す断面図である。
【図21】 この発明の実施の形態6による半導体装置
の構成を示す断面図である。
【図22】 従来の問題点を示した半導体装置の構成を
示す断面図である。
【符号の説明】
100 シリコン基板、118 第1の層間絶縁膜、1
19 第2の層間絶縁膜、124 上部電極、126
第1のWプラグ、131,133,134,136 保
護膜、135,137 高融点金属膜、150 第3の
層間絶縁膜、150a 絶縁膜、160 第2のコンタ
クトホール、161 第1のコンタクトホール、162
開口部。
フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH04 HH09 HH18 HH28 HH33 JJ04 JJ18 JJ19 JJ33 KK04 KK25 KK33 LL04 MM05 MM07 MM08 NN06 NN07 QQ08 QQ09 QQ39 QQ48 QQ59 QQ65 QQ70 QQ73 QQ82 RR04 RR06 RR15 TT08 VV10 VV16 XX00 XX10 5F083 AD31 JA35 JA36 JA39 JA40 JA53 JA56 KA19 KA20 MA03 MA04 MA05 MA06 MA16 MA17 MA19 MA20 PR06 PR34 PR40 PR42 PR47 PR52 ZA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された導電部と、上
    記導電部を覆うように形成された下層層間絶縁膜と、上
    記下層層間絶縁膜内に形成され、上部電極がポリシリコ
    ン膜にて成るキャパシタと、上記上部電極上に形成され
    た保護膜と、上記キャパシタを覆うように形成された上
    層層間絶縁膜と、上記上層層間絶縁膜を貫通して上記上
    部電極とコンタクトをとるための第1のコンタクトホー
    ルと、上記上層層間絶縁膜および上記下層層間絶縁膜を
    貫通して上記導電部とコンタクトをとるための第2のコ
    ンタクトホールとを備え、上記保護膜は上記各コンタク
    トホールを形成する場合のエッチングレートが上記両層
    間絶縁膜のエッチングレートより低い材質にてなること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 両層間絶縁膜がシリコン酸化膜にて成
    り、保護膜がシリコン窒化膜または金属膜にて成ること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 保護膜が金属膜を有する場合、上記金属
    膜は第1のコンタクトホールを形成する領域およびその
    近傍のみに形成することを特徴とする請求項2に記載の
    半導体装置。
  4. 【請求項4】 保護膜が金属膜を有する場合、上記金属
    膜は上部電極の全面に形成することを特徴とする請求項
    2に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 上層層間絶縁膜内にてアライメントマー
    クを形成する場合、上記アライメントマーク形成領域の
    下層層間絶縁膜上に、上部電極と保護膜とを残存させ、
    上記上部電極上または上記保護膜上に至る上記アライメ
    ントマーク用の開口部を形成することを特徴とする請求
    項1ないし請求項4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に形成された導電部を覆う
    ように下層層間絶縁膜を形成する工程と、上記下層層間
    絶縁膜に上部電極がポリシリコン膜にて成り、上記上部
    電極上に保護膜を備えたキャパシタを形成する工程と、
    上記キャパシタを覆うように上層層間絶縁膜を形成する
    工程と、上記上層層間絶縁膜上にパターニングされたレ
    ジスト膜を形成する工程と、上記レジスト膜をマスクと
    して、上記上層層間絶縁膜を貫通して上記上部電極にコ
    ンタクトをとるための第1のコンタクトホールと、上記
    上層層間絶縁膜および上記下層層間絶縁膜を貫通して上
    記導電部にコンタクトをとるための第2のコンタクトホ
    ールとを形成する工程とを備え、上記各コンタクトホー
    ルを形成する場合の上記保護膜のエッチングレートが上
    記両層間絶縁膜のエッチングレートより低いことを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 両層間絶縁膜をシリコン酸化膜で形成
    し、保護膜をシリコン窒化膜または金属膜にて形成する
    ことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 保護膜に金属膜を有する場合の上記金属
    膜の形成工程は、上部電極を形成した後で上層層間絶縁
    膜を形成する前に、上記上部電極上に金属膜を形成し、
    上記上部電極と上記金属膜とを反応させて金属シリサイ
    ド膜を形成し、上記金属膜の内、未反応部分を除去して
    残存する上記金属シリサイド膜にて上記金属膜を形成す
    ることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 金属シリサイド膜の形成工程は、上部電
    極上に第1のコンタクトホールを形成する領域とその近
    傍のみを開口するようにパターニングされた絶縁膜を形
    成し、上記絶縁膜上を覆う金属膜を形成して行うことを
    特徴とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007013196A (ja) * 2006-08-23 2007-01-18 Renesas Technology Corp 半導体装置
CN114122256A (zh) * 2020-09-01 2022-03-01 华邦电子股份有限公司 半导体结构及其制造方法

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