JP2002190513A - ウエハカセット対およびウエハ配列方法 - Google Patents

ウエハカセット対およびウエハ配列方法

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JP2002190513A
JP2002190513A JP2000389647A JP2000389647A JP2002190513A JP 2002190513 A JP2002190513 A JP 2002190513A JP 2000389647 A JP2000389647 A JP 2000389647A JP 2000389647 A JP2000389647 A JP 2000389647A JP 2002190513 A JP2002190513 A JP 2002190513A
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wafer
wafer cassette
cassette
groove
wafers
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JP2000389647A
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Miki Shima
美希 島
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボロンナイトライド蒸着、POCl3蒸着に先立
って複数のウエハを2枚ずつ裏面同士接触させて配列す
る作業を正確かつ短時間に行えるようにする。 【解決手段】 複数のウエハ21を1枚ずつ保持するウ
エハ挿入溝2を有した第1ウエハカセット1と、この第
1ウエハカセット1とはピッチが異なるウエハ挿入溝1
2とウェハ抑止部としての仕切部13を有した第2ウエ
ハカセット11とでウエハカセット対を構成する。これ
により、第1ウエハカセット1に対して第2ウエハカセ
ット11を開口部10,20どうしが対向するように上
下方向を逆にして順次に対向配置することで、第1ウエ
ハカセット1より順次にスライドされる2枚のウエハ2
1を第2ウエハカセット11の各ウエハ挿入溝12内に
表裏面が互いに逆方向を向く方向に受け入れることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造工程に
おいて複数のウエハを2枚ずつ裏面同士接触させて配列
するためのウエハカセット対およびウエハ配列方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程におけるSiウエハの不純
物ドープの方法として、ボロンナイトライド蒸着、POCl
3蒸着が挙げられる。こうした工程においては、ウエハ
を2枚ずつ裏面同士を接触させて(以下Back to Back方
式という)それぞれの表面が露出した状態でボートに搭
載し、拡散炉に搬入して処理することが多い。これは、
例えばボロンナイトライド蒸着の場合、拡散源がウエハ
と同形状をした板状体であってボートにウエハと交互に
並べられるため、Back to Back方式にしない場合のボー
トの設計搭載枚数に比べて実際のウエハ搭載枚数が半減
するからであり、生産性を向上させるために行われるの
である。拡散する不純物がウエハの裏面に拡散するのを
できる限り避ける意図もある。
【0003】Back to Back方式でウエハを拡散炉用ボー
トに搭載するためには、従来、図7に示すような、ウエ
ハが1枚ずつセットされるウエハカセット1を用いてい
る。ウエハカセット1は、図7(a) に平面図を示したよ
うなものであり、図7(b) に示すようなウエハ挿入溝2
を仕切部3により形成した保持用側面部材4を2枚対向
配置し、これら保持用側面部材4,4間に図7(c)(d)に
示すような連結用側面部材5,6を配置して、固定ピン
7,ピン差込穴8の位置付近で互いに連結している。こ
のウエハカセット1内で、オペレーターがピンセットを
用いて1枚ずつBack to Back配列(チャージ)になるよ
うにウエハを並べ替え、1つのウエハ挿入溝2内でBack
to Back状態になった2枚ずつのウエハを拡散炉用ボー
トに移し替えるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法では、ウエハのBack to Back配列をオペレ
ーターの動作に頼っているため、作業に多大な労力と時
間を必要とし、作業ミスでウエハを損傷するなどの問題
点があった。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、半導
体製造工程において複数のウエハを2枚ずつ裏面同士接
触させて配列する作業を正確かつ短時間に行えるように
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の本発明は、複数のウエハを2枚ずつ裏
面同士接触させて配列するための第1および第2のウエ
ハカセットからなるウエハカセット対であって、前記第
1のウエハカセットは、その第1開口部を通じて挿入さ
れる複数のウエハを挿入方向に沿って1枚ずつ保持する
複数の並列な第1溝部を有し、前記第2のウエハカセッ
トは、前記第1のウエハカセットの溝ピッチの実質上2
倍のピッチで形成され、その第2開口部を通じて挿入さ
れる複数のウエハを挿入方向に沿って2枚ずつ保持する
複数の並列な第2溝部と、前記第1のウエハカセットの
第1溝部にウエハを表裏面が同一方向を向くように挿入
保持し、前記第1のウエハカセットの第1開口部に前記
第2開口部を対向接触配置した時に、前記第1のウエハ
カセットの所定の1つおきの第1溝部に保持されたウエ
ハの端面に当接しウエハのスライドを抑止するように、
前記第2溝部間であってかつ少なくとも前記第2開口部
近傍に設けられた抑止部とを有することを特徴とする。
【0007】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
ウエハカセット対において、第1のウエハカセットの溝
数が偶数2nの時にはn本の第2溝部を第2のウエハカ
セットに形成し、第1のウエハカセットの溝数が奇数2
n+1の時にはn+1本の第2溝部を第2のウエハカセ
ットに形成したことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の本発明は、請求項1または
請求項2のいずれかに記載のウエハカセット対を用いて
複数のウエハを2枚ずつ裏面同士接触させて配列するウ
エハ配列方法であって、第1のウエハカセットの各第1
溝部に複数のウエハのそれぞれを表裏面が同一方向を向
くように設置する第1ステップと、ウエハが配列された
第1のウエハカセットの所定の1つおきの第1溝部と第
2のウエハカセットの抑止部とが対向するように前記第
1のウエハカセットと第2のウエハカセットとを接触配
置する第2ステップと、接触配置された第1および第2
のウエハカセットを傾斜させ、前記第1のウエハカセッ
トの第1溝部に保持されたウエハを対向する第2のウエ
ハカセットの第2溝部にスライドさせる第3ステップ
と、ウエハがスライドされた第2のウエハカセットの抑
止部と第1のウエハカセットの残りの第1溝部とが対向
するように前記第1のウエハカセットと第2のウエハカ
セットとを接触配置する第4ステップと、接触配置され
た第1および第2のウエハカセットを傾斜させ、前記第
1のウエハカセットの前記残りの第1溝部に保持された
ウエハを対向する第2のウエハカセットの第2溝部にス
ライドさせ、前記第3ステップでスライドされたウエハ
の裏面側に配置する第5ステップとを有したことを特徴
とする。
【0009】上記したウエハカセット対およびウエハ配
列方法を使用することにより、2枚ずつ裏面同士接触さ
せるウエハ配列を容易に行なえる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施
の形態におけるBack to Back配列用のウエハカセット対
を先に説明した従来のウエハカセットとともに構成する
新規ウエハカセットの斜視図であり、図2は同新規ウエ
ハカセットの構成を示す3面図である。
【0011】図7を援用して従来のウエハカセット1
(以下、第1ウエハカセット1という)を再度説明する
と、第1ウエハカセット1は、ウエハ挿入溝2が仕切部
3を介して並列に形成された保持用側面部材4を2枚対
向配置し、これら保持用側面部材4,4間に連結用側面
部材5,6を配置し、固定ピン7,ピン差込穴8の位置
付近で互いに連結したものであり、ウエハ挿入溝2に沿
ってウエハを出し入れする開口部10を有している。9
は第1ウエハカセット1を運搬する時に使用するハンガ
ー取り付け治具である。
【0012】図1〜図2に示すように、新規ウエハカセ
ット11(以下、第2ウエハカセット11という)は、
第1ウエハカセット1とほぼ同様の構成を有しており、
ウエハ挿入溝12を仕切部13を介して並列に形成した
保持用側面部材14を2枚対向配置し、これら保持用側
面部材14,14間に連結用側面部材15を2枚対向配
置して、互いに連結したものであり、ウエハ挿入溝12
に沿ってウエハを出し入れする開口部20を有してい
る。各保持用側面部材14の開口部側端面には、第1ウ
エハカセット1に付属する固定ピン7を差し込み可能な
ピン差込穴18,18aが形成されている。19は第2
ウエハカセット11を運搬する時に使用するハンガー取
り付け治具である。
【0013】ただし、第2ウエハカセット11の各ウエ
ハ挿入溝12は、ウエハを2枚ずつBack to Back配列で
きるように次のように形成されている。まず、第2ウエ
ハカセット11の溝ピッチは第1ウエハカセット1の溝
ピッチの2倍とされている。第2ウエハカセット11の
ウエハ挿入溝12の幅、溝間を仕切る仕切部13の幅
も、第1ウエハカセット1のウエハ挿入溝2の幅、溝間
を仕切る仕切部3の幅の約2倍である。ウエハ挿入溝1
2の幅はウエハを移し替えることができるのであれば2
倍から若干ずれていてもよいが、通常は2倍としておく
のが設計がしやすく最良である。仕切部13の幅はウエ
ハ挿入溝12とほぼ同程度とする。
【0014】また、第1ウエハカセット1のウエハ挿入
溝2の数が偶数2nの時にはn本のウエハ挿入溝12が
第2ウエハカセット11に形成され、第1ウエハカセッ
ト1のウエハ挿入溝2の数が奇数2n+1の時にはn+
1本のウエハ挿入溝12が第2ウエハカセット11に形
成されている。たとえば、第1ウエハカセット1の溝数
が25本の場合はその1/2の整数部分に1を加えた1
3本が第2ウエハカセット11に形成されている。
【0015】上記した第1ウエハカセット1と第2ウエ
ハカセット11とからなるウエハカセット対を用いて複
数のウエハをBack to Back配列する方法を説明する。図
3に示すように、第1ウエハカセット1の各ウエハ挿入
溝2に、洗浄を終了した複数のウエハ21のそれぞれを
表裏面が同一方向を向くように、ここでは紙面上方向に
ウエハ21の表面Sが、下方向に裏面Rが位置するよう
に設置する(第1ステップ)。以下、上、下なる方向は
ウエハ21の配列方向に沿った一方向および逆方向を言
い、図示した紙面上での上、下方向と一致する。
【0016】次に、第1ウエハカセット1の上から奇数
番目のウエハ挿入溝2と第2のウエハカセット11のウ
エハ挿入溝12の上から1/2溝幅部分とが対向し、第
1ウエハカセット1の上から偶数番目のウエハ挿入溝2
と第2のウエハカセットの仕切部13とが対向するよう
に、第1ウエハカセット1と第2のウエハカセット2と
を接触配置する(第2ステップ)。
【0017】それにより、第1ウエハカセット1の固定
ピン7が第2のウエハカセット11のピン差込穴18に
差し込まれ、第1および第2のウエハカセット1,11
がドッキングされる。以下、このとき上方向にある第2
のウエハカセット11の側面をA面、対向する側面をB
面と呼ぶ。
【0018】この状態で、第1および第2のウエハカセ
ット1,11を第2ウエハカセット11側に傾斜させ、
第1ウエハカセット1のウエハ挿入溝2に保持されたウ
エハ21を第2のウエハカセット11のウエハ挿入溝1
2にスライドさせる(第3ステップ)。
【0019】この時には、上から奇数番目のウエハ挿入
溝2に保持されたウエハ21がスライドし、偶数番目の
ウエハ挿入溝2に保持されたウエハ21は仕切部13に
当接し残留する。したがって、上から奇数番目のウエハ
21のみが第2ウエハカセット11に移動し、移動した
各ウエハ21の表面Sは第2のウエハカセット11内で
A面方向を向く。
【0020】次に、図4に示すように、第2のウエハカ
セット11を上下逆転させ、第1ウエハカセット1の上
から偶数番目のウエハ挿入溝2と第2のウエハカセット
11のウエハ挿入溝12の上から1/2溝幅部分とが対
向し、第1ウエハカセット1の上から奇数番目のウエハ
挿入溝2と第2のウエハカセットの仕切部13とが対向
するように、第1ウエハカセット1と第2のウエハカセ
ット2とを接触配置する(第4ステップ)。
【0021】それにより、第1ウエハカセット1の固定
ピン7が第2のウエハカセット11のピン差込穴18a
に差し込まれ、第1および第2のウエハカセット1,1
1がドッキングされる。
【0022】ここで、固定ピン7,ピン差込穴18,1
8aは、第2ステップ,第4ステップの配置状態で、第
1ウエハカセット1の上面と第2のウエハカセット11
のA面およびB面とがほぼ一致し、また第4ステップの
配置状態で、第1ウエハカセット1の上から2番目のウ
エハ挿入溝2と第2ウエハカセット11のB面側から1
番目のウエハ挿入溝12とが対向するような位置に設定
されている。たとえば、第1ウエハカセット1の溝ピッ
チが約4mmの場合には、第2ウエハカセット11の端
面の左右に設けられるピン差込穴18,18aはウエハ
21の配列方向に沿って互いに、前記溝ピッチとほぼ同
じ約4mm程度ずらされる。
【0023】この状態で、第1および第2のウエハカセ
ット1,11を第2ウエハカセット11側に傾斜させ、
第1ウエハカセット1のウエハ挿入溝2に残留していた
ウエハ21を第2のウエハカセット11のウエハ挿入溝
12にスライドさせる(第5ステップ)。
【0024】この時には、上から偶数番目のウエハ挿入
溝2のウエハ21が第2ウエハカセット11にスライド
し、移動した各ウエハ21の表面Sは各ウエハ挿入溝1
2内でB面方向を向く。一方、第3ステップでスライド
したウエハ21は各ウエハ挿入溝12内で裏面RがB面
方向を向いているので、各ウエハ挿入溝12内に、2枚
のウエハ21がBack to Backで配置されることになる。
第1ウエハカセット1内で上から奇数枚目に位置してい
たウエハ21は第2のウエハカセット11の最外側、す
なわちA面にもっとも近いウエハ挿入溝12に単独で保
持される。
【0025】以上のようにして、オペレータによる逐次
移し替えを要することなく、第2のウエハカセット11
内にウエハ21をBack to Back配列することができる。
以上の操作が終了したら、第2ウエハカセット11から
Back to Back状態のウエハ21をピンセットにて2枚ず
つ取り出し、ボートに移し替えればよい。
【0026】なお、上記した第2ウエハカセット11に
あっては、仕切部13は図5に示したようにウエハ挿入
溝12どうしを仕切る板状体であり、その端面が第1回
目のウエハスライド時に偶数番目のウエハ21に当接し
そのスライドを抑止している。しかし、仕切部13は、
このようなスライドを抑止できさえすればよいので、図
6に示したような、第2ウエハカセット11のウエハ挿
入溝12間で開口部20側に梁状に設ける、好ましくは
ウエハ21の先行端が当接する部分のみ広幅に形成した
ウエハ止め22も可能であり、Back to Back状態のウエ
ハ21を取り出し易くし、図5の仕切部と比較して、ス
ライド時のウエハ21との接触面積を低減し、パーティ
クル発生などを避けられるため、より望ましい。
【0027】また、第1ウエハカセット1の各ウエハ挿
入溝2に、ウエハ21の表面Sが下方向を向き裏面Rが
上方向を向くように設置し、第1ウエハカセット1を上
下逆転させるようにしても、上記と同様のウエハ配列を
実現できる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、表裏面が
同一方向を向くように挿入される複数のウエハを1枚ず
つ保持する溝部を有した第1のウエハカセットと、この
第1のウエハカセットに対して開口部どうしが対向する
ように上下方向を逆にして順次配置される、前記第1の
ウエハカセットとはピッチが異なる溝部を有した第2の
ウエハカセットとでウエハカセット対を構成して、第1
のウエハカセットより順次に、表裏面が互いに逆方向を
向くようにスライドされる2枚のウエハを第2のウエハ
カセットに受け入れるようにしたことにより、第1、第
2のウエハカセットが簡易な構造でありながら、複数の
ウエハを裏面同士接触する状態に配列できる。よって、
拡散炉用ボートなどに搭載するに先立って行なう上記配
列を、オペレータによる逐次移し替えを要することな
く、正確に、短時間で、低コストにて行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるウエハカセット対
を構成する一方のウエハカセットの斜視図
【図2】図1のウエハカセットの3面図
【図3】本発明の実施の形態におけるウエハカセット対
およびそれを用いたウエハ配列方法の前半工程を示す説
明図
【図4】同ウエハカセット対およびそれを用いたウエハ
配列方法の後半工程を示す説明図
【図5】図1のウエハカセットにあってウエハ抑止部と
して働く仕切部の構造図
【図6】図1のウエハカセットにウエハ抑止部として配
置可能なウエハ止めの構造図
【図7】従来より用いられているウエハカセットの4面
【符号の説明】
1 第1ウエハカセット 2 ウエハ挿入溝(溝部) 7 固定ピン 10 開口部 11 第2ウエハカセット 12 ウエハ挿入溝(溝部) 13 仕切部(抑止部) 18,18a ピン差込穴 20 開口部 21 ウエハ 22 ウエハ止め(抑止部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のウエハを2枚ずつ裏面同士接触さ
    せて配列するための第1および第2のウエハカセットか
    らなるウエハカセット対であって、 前記第1のウエハカセットは、その第1開口部を通じて
    挿入される複数のウエハを挿入方向に沿って1枚ずつ保
    持する複数の並列な第1溝部を有し、 前記第2のウエハカセットは、前記第1のウエハカセッ
    トの溝ピッチの実質上2倍のピッチで形成され、その第
    2開口部を通じて挿入される複数のウエハを挿入方向に
    沿って2枚ずつ保持する複数の並列な第2溝部と、前記
    第1のウエハカセットの第1溝部にウエハを表裏面が同
    一方向を向くように挿入保持し、前記第1のウエハカセ
    ットの第1開口部に前記第2開口部を対向接触配置した
    時に、前記第1のウエハカセットの所定の1つおきの第
    1溝部に保持されたウエハの端面に当接しウエハのスラ
    イドを抑止するように、前記第2溝部間であってかつ少
    なくとも前記第2開口部近傍に設けられた抑止部とを有
    することを特徴とするウエハカセット対。
  2. 【請求項2】 第1のウエハカセットの溝数が偶数2n
    の時にはn本の第2溝部を第2のウエハカセットに形成
    し、第1のウエハカセットの溝数が奇数2n+1の時に
    はn+1本の第2溝部を第2のウエハカセットに形成し
    たことを特徴とする請求項1記載のウエハカセット対。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれかに記
    載のウエハカセット対を用いて複数のウエハを2枚ずつ
    裏面同士接触させて配列するウエハ配列方法であって、 第1のウエハカセットの各第1溝部に複数のウエハのそ
    れぞれを表裏面が同一方向を向くように設置する第1ス
    テップと、 ウエハが配列された第1のウエハカセットの所定の1つ
    おきの第1溝部と第2のウエハカセットの抑止部とが対
    向するように前記第1のウエハカセットと第2のウエハ
    カセットとを接触配置する第2ステップと、 接触配置された第1および第2のウエハカセットを傾斜
    させ、前記第1のウエハカセットの第1溝部に保持され
    たウエハを対向する第2のウエハカセットの第2溝部に
    スライドさせる第3ステップと、 ウエハがスライドされた第2のウエハカセットの抑止部
    と第1のウエハカセットの残りの第1溝部とが対向する
    ように前記第1のウエハカセットと第2のウエハカセッ
    トとを接触配置する第4ステップと、 接触配置された第1および第2のウエハカセットを傾斜
    させ、前記第1のウエハカセットの前記残りの第1溝部
    に保持されたウエハを対向する第2のウエハカセットの
    第2溝部にスライドさせ、前記第3ステップでスライド
    されたウエハの裏面側に配置する第5ステップとを有し
    たことを特徴とするウエハ配列方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016213459A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 環球晶圓股▲ふん▼有限公司 ウエハ移し換え装置及びウエハ移し換え方法
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