JP3986028B2 - ガラス板搬送用カセット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数枚のガラス板を収納して搬送するのに使用するカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガス放電表示パネルは、大画面でしかもスペースを取らない所謂“壁掛けテレビ”としてその将来が期待されている。現在、この表示パネルの基板にはガラス板が使用されており、このガラス板には基板としての必要な機能を持たせるために種々の加工が施されている。製造時においてガラス板はこれらの加工を行う各工程の間を移動させる必要があるが、この場合、効率を考慮して複数枚のガラス板を一つのカセットに収納してまとめた状態で移動している。
【0003】
従来このようなガラス板搬送用カセットとして図1及び図2に示すものが使用されている。このカセットは上板1と下板2、そしてこれらを繋ぐ左右それぞれ5本のサイド棒3とでフレームを構成し、各サイド棒3にガラス板Pを載置するための溝3aを等間隔で6段形成したものである。そして、溝3aにより形成される各段部にガラス板Pの端部が載るようにして6枚のガラス板Pをそれぞれ動かない状態で収納している。具体的には、奥の2本のピン棒4,5に突き当たるようにしてガラス板Pを上から順にカセット内に収納し、6枚分を収納してから手前のピン棒6を上板1と下板2の間に通して前後方向の移動を防止するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のようなガス放電表示パネルには種々のサイズがあるので、基板の加工時にはロット毎にサイズの異なるガラス板を各工程間で搬送する必要が出てくる。このような場合、従来の技術で述べた搬送用カセットでは、収納する基板のサイズが決まっているため、種々のサイズのガラス板に対応したカセットをそれぞれ準備する必要があり、しかも多数のカセットの保管スペースが必要となる。また、カセットのサイズが変わると、その製造ライン内の物流機器の段取り替えが必要となる。
【0005】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、サイズの異なるガラス板に対応できるガラス板搬送用カセットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のガラス板搬送用カセットは、両サイドから複数本ずつ同じ高さで内側に向けて突き出した支持棒の列が複数段に渡って設けられ、その同じ段の支持棒上に一枚のガラス板を載置するようにして複数のガラス板を収納するカセットであって、支持棒の先端に向けて徐々にくなる複数のリング部分を形成して段差を設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図3は本発明に係るガラス板搬送用カセットの一例を示す正面図、図4は右側面図、図5は図3のA−A断面図である。
【0009】
本発明のカセットは、大きなサイズのガラス板を収納する場合も小さなサイズのガラス板を収納する場合にも使用するため、即ちサイズの異なるガラス板に対応させるので、水平面方向には収納する最大サイズのガラス板の面積を確保でき、しかも上下方向には所定枚数を収納できる高さのフレームを必要とするものであり、図示のカセットでは、上板11と下板12、そしてこれらを繋ぐ左右それぞれ5本のサイド板13とでフレームが形成されている。これらの上板11、下板12、サイド板13は強度、重量及び耐久性を考慮するとアルミニウム製であることが好ましい。上板11は1枚のフラットな板でよいが、下板12はガラス板Pを出し入れするための治具が出入りできるように大きく開口している必要がある。
【0010】
各サイド板13には内側に向けて突き出した同じ長さの支持棒14が上下方向に等間隔で6本ずつ取り付けられている。すなわち、支持棒14は両サイドから5本ずつが同じ高さで列を形成するように内側に向けて突き出し、その支持棒14の列が6段に渡って設けられている。そして、図示の如くその同じ段の支持棒14の上に一枚のガラス板Pを載置するようにして6枚のガラス板Pが収納できるようになっている。ガラス板Pは幅方向で言えばカセットの中央に収納されるので、支持棒14は収納する最小サイズのガラス板を受け止めるのに十分な長さであればよい。図5においてMは収納するガラス板の最大サイズを示し、mは最小サイズを示している。
【0011】
このようにサイズの異なるガラス板を収納するため、最大サイズMのガラス板を収納した場合にはカセットの移動中にガラス板がずれるようなことはないが、それより小さなサイズのガラス板を収納した場合はカセット移動中の慣性力によりガラス板は支持棒14の上で滑ってずれてしまう。そこで、支持棒14の上面に先端に向けて徐々に低くなる複数の段差を設けることで位置ずれを防止することができる。
【0013】
このような位置ずれ防止手段の例を示すもので、支持棒14に先端に向けて徐々に細くなる複数のリング部分14bを形成して段差を設けてある。ガラス板Pは図示のようにそのサイズに合ったリング部分14bの上に載り、外側のリング部分14bとの間の段差によりその左右の動きを制限されるので支持棒14の上で滑ってずれることがない。
【0014】
支持棒14は通常その断面が円形状であり、加工上の観点からするとリング部分14bも断面が円形状であるのが都合がよい。しかし、リング部分14bの断面形状は角形であっても構わない。また、ガラス板が載る部分にゴム系材料を設けてもよい。ゴム系材料としては添加剤の滲み出しの少ないものを使用するのが好ましい。具体的には、ポリエステルエラストマーが挙げられる。このゴム系材料は支持棒14の周囲全体に渡って設ける必要はなく、取付け方法さえ確実であれば、ガラス板Pが当接する部分にのみ設ければ十分である。このようにリング部分14bの断面を角形にしたり、さらにはガラス板Pとの接触部分にゴム系材料を使用すると、ガラス板Pと支持棒14との摩擦力が大きくなるので、ガラス板Pと段差の間に多少の隙間があってもガタツキが少なくなる。また、ガラス板Pの前後方向の移動を防止する作用もある。
【0015】
このように支持棒14に複数の段差を設けることで、カセット移動中におけるガラス板Pの位置ずれを防止できるが、前後方向への脱落を防止するため、上板11と下板12の間にピン棒を通すようにするとよい。例えば、図5のa,bの位置にピン棒を通した状態とし、この状態でガラス板Pを上から順に収納していき、収納作業が完了してから図5のcの位置にピン棒を通して前後方向の移動を防止すればよい。ここで挙げたカセットに最大サイズMのガラス板を収納する場合は、図5に示すようにガラス板は幅方向をサイド板13により前後方向をピン棒により位置ずれを防止される。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のガラス板搬送用カセットは、両サイドから複数本ずつ同じ高さで内側に向けて突き出した支持棒の列が複数段に渡って設けられ、その同じ段の支持棒上に一枚のガラス板を載置するようにして複数のガラス板を収納するように構成するとともに、支持棒の先端に向けて徐々にくなる複数のリング部分を形成して段差を設けたことにより、一つのカセットで異なるサイズのガラス板にも対応することができ、しかも小さなサイズのガラス板を収納した場合、カセット移動中にそのガラス板が段差により動きを制限されるので位置ずれを起こすのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のガラス板搬送用カセットの一例を示す正面図である。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 本発明に係るガラス板搬送用カセットの一例を示す正面図である。
【図4】 図3に示すカセットの右側面図である。
【図5】 図3のA−A断面図である。
【図6】 リング部分により段差を形成した支持棒の側面図である。
【符号の説明】
P ガラス板
11 上板
12 下板
13 サイド板
14 支持棒
14b リング部分

Claims (1)

  1. 両サイドから複数本ずつ同じ高さで内側に向けて突き出した支持棒の列が複数段に渡って設けられ、その同じ段の支持棒上に一枚のガラス板を載置するようにして複数のガラス板を収納するカセットであって、支持棒の先端に向けて徐々にくなる複数のリング部分を形成して段差を設けたことを特徴とするガラス板搬送用カセット。
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