JP2002189767A - インダクタ認識方法、レイアウト検査方法、レイアウト検査プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体および半導体装置の製造方法 - Google Patents

インダクタ認識方法、レイアウト検査方法、レイアウト検査プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体および半導体装置の製造方法

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JP2002189767A
JP2002189767A JP2000390258A JP2000390258A JP2002189767A JP 2002189767 A JP2002189767 A JP 2002189767A JP 2000390258 A JP2000390258 A JP 2000390258A JP 2000390258 A JP2000390258 A JP 2000390258A JP 2002189767 A JP2002189767 A JP 2002189767A
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Yoshiki Wada
佳樹 和田
Hiroshi Komurasaki
浩史 小紫
Shigenobu Maeda
茂伸 前田
Shuji Yoshida
収司 吉田
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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    • H01L23/522Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置のレイアウトにおけるインダクタ
を認識するためのインダクタ認識方法、このインダクタ
認識方法を利用して自動的にインダクタにおける設計基
準などの検証を行なうことが可能なレイアウト検査方
法、このレイアウト検査方法を用いた半導体装置の製造
方法を提供する。 【解決手段】 インダクタ認識方法は、インダクタとし
て作用し、かつ、始点と終点とを有する配線部分の設計
パターンを囲むように、インダクタ位置表示マークを配
置する工程(S320)と、設計パターンにおいて、始
点と終点とに対応する領域をそれぞれ囲むように、始点
位置表示マークと終点位置表示マークとを配置する工程
(S320)と、インダクタ位置表示マークと始点位置
表示マークと終点位置表示マークとによって、設計され
るべきインダクタに関する情報を認識する工程(S33
0)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インダクタ認識
方法、レイアウト検査方法、レイアウト検査プログラム
を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体および半導
体装置の製造方法に関し、より特定的には、半導体装置
の開発において回路のレイアウトの設計・検証工程のた
めのCAD(Computer−Aided Desi
gn)ツールにおいて用いられるインダクタ認識方法お
よびレイアウト検査方法と、そのレイアウト検査方法を
実施するレイアウト検査プログラムを記録したコンピュ
ータ読取可能な記録媒体およびレイアウト検査プログラ
ムを利用した半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LSI(Large Scale
Integrated Circuit)の開発・製
造工程では、LSIの回路の論理設計工程および回路の
論理検証工程を実施した後、設計された回路の回路図を
実際のLSIとして製造するため、半導体基板上に形成
される素子や配線などのレイアウトを決定するレイアウ
ト設計・検証工程が実施される。このレイアウト設計・
検証工程では、素子や配線などのレイアウトが回路図を
正確に反映したものになっているか、また、配線幅や配
線間の距離などが設計基準を満たしているかなどの検証
を行なう。このような検証作業は、通常LVS(Lay
out Versus Schematic)ツールや
DRC(Design Rule Check)ツール
と呼ばれるCADツール(検証用プログラム)を用いて
行なわれる。このようなCADツールは、たとえば、レ
イアウト検査用プログラムであるCADツールのプログ
ラムをインストールしたコンピュータを用いて利用され
る。
【0003】このようなCADツールを用いることによ
り、LSIのような多数の回路素子を含む半導体装置を
開発・製造する際に、回路図を正確に反映し、かつ設計
基準を満たしているかどうかを検証することが可能にな
る。そして、LSIなどの集積度が向上し、また、微細
化も進んできている現在、人の目によるレイアウトの検
証は実質不可能になってきており、上記のようなCAD
ツールは半導体装置の開発・製造工程において必須のツ
ールとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のCAD
ツールにおいて、レイアウトにおける配線や電界効果ト
ランジスタなどはそれぞれ認識され、設計基準の検証な
どが行なわれていたが、回路中のインダクタについては
特に認識されず、通常の配線と同様の取扱いがなされて
いた。そのため、インダクタについては、回路図通りと
なっているかどうかの検査や設計基準を満足するかどう
かといった検査を人が目視で行なっていた。これは、従
来インダクタを含むような半導体装置の集積度はそう高
いものではなく、また、1つの半導体装置の回路に含ま
れるコイルなどのインダクタの数はそれほど多くはなか
ったため、人が目視で検査を行なうことが充分可能であ
ったためである。
【0005】しかし、近年、半導体装置の微細化・高集
積化が進むにつれて、インダクタを用いたRF回路など
を含む半導体装置(たとえばシステムLSI)の高集積
化が進み、1つのシステムLSI中に形成される素子の
数は増大してきている。このようなシステムLSIにお
いては、回路中のインダクタの数も増加し、これらのイ
ンダクタについて人の目で検証するには多大な時間と労
力とを要することになっていた。このため、インダクタ
の検証工程は、システムLSIの開発工程を長期化させ
る原因の一つとなっていた。また、人の目で検証を行な
うため、CADツールで自動的に設計基準の検証などを
行なう場合より、検証もれが発生するといった危険性が
高くなるとも考えられる。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、この発明の目的は、半導体
装置のレイアウトにおけるインダクタを認識するための
インダクタ認識方法、このインダクタ認識方法を利用し
て自動的にインダクタにおける設計基準などの検証を行
なうことが可能なレイアウト検査方法、このレイアウト
検査方法を用いた半導体装置の製造方法を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の1の局面にお
けるインダクタ認識方法は、インダクタとして作用し、
かつ、始点と終点とを有する配線部分の設計パターンを
囲むように、インダクタ位置表示マークを配置する工程
と、設計パターンにおいて、始点と終点とに対応する領
域をそれぞれ囲むように、始点位置表示マークと終点位
置表示マークとを配置する工程と、インダクタ位置表示
マークと始点位置表示マークと終点位置表示マークとに
よって、設計されるべきインダクタに関する情報を認識
する工程とを備える(請求項1)。
【0008】このようにすれば、インダクタ位置表示マ
ークによりインダクタの存在する領域の座標情報を検出
できるとともに、インダクタ位置表示マークの内部にお
いて始点位置表示マークと終点位置表示マークとにより
挟まれたインダクタとして作用する配線部分の設計パタ
ーンを、他の配線部分の設計パターンと区別することが
できる。このため、始点位置表示マークと終点位置表示
マークとにより挟まれた配線部分の設計パターンをイン
ダクタの設計パターンとして検出することができる。こ
の結果、インダクタとして作用する配線部分の設計パタ
ーンについて、他の配線回路素子と同様に回路図との整
合性の検証やインダクタとしての特性値が設定値通りと
なっているかといった検査工程を自動的に行なう事が可
能になる。
【0009】この発明の別の局面におけるレイアウト検
査方法は、半導体装置のレイアウト検査方法であって、
インダクタとして作用し、かつ、始点と終点とを有する
配線部分の設計パターンを囲むように、インダクタ位置
表示マークを配置する工程と、設計パターンにおいて、
始点と終点とに対応する領域をそれぞれ囲むように、始
点位置表示マークと終点位置表示マークとを配置する工
程と、インダクタ位置表示マークと始点位置表示マーク
と終点位置表示マークとによって、設計されるべきイン
ダクタに関する情報を認識する工程と、インダクタに関
する情報に基づいて、インダクタの特性評価値を算出す
る工程と、特性評価値と特性評価値の基準値とを比較す
る工程とを備える(請求項2)。
【0010】このようにすれば、インダクタ位置表示マ
ークによりインダクタの存在する領域の座標情報を検出
できるとともに、インダクタ位置表示マークの内部にお
いて始点位置表示マークと終点位置表示マークとにより
挟まれた配線部分の設計パターンを、他の配線部分の設
計パターンと区別することができる。このため、始点位
置表示マークと終点位置表示マークとにより挟まれた配
線部分の設計パターンをインダクタの設計パターンとし
て検出することができる。さらに、インダクタ位置表示
マーク、始点位置表示マークおよび終点位置表示マーク
が配置されれば、インダクタの特性評価値の算出とこの
算出された特性評価値と基準値との比較までを行なうこ
とができるので、設計されるべきインダクタが所定の特
性を満足しているかどうかを、迅速かつ容易に判別でき
る。
【0011】上記別の局面におけるレイアウト検査方法
では、特性評価値を算出する工程が、インダクタに関す
る情報に基づいて、インダクタの構造情報を得る工程
と、構造情報を用いて特性評価値を算出する工程とを含
むことが好ましい(請求項3)。
【0012】この場合、インダクタを構成する配線部分
の座標データなどのインダクタに関する情報を用いれ
ば、インダクタを構成する配線部分の長さや線幅といっ
た構造情報を容易に得ることができる。このような構造
情報は、インダクタのインダクタンスやQ値といった特
性評価値を算出するために必要なデータである。
【0013】上記別の局面におけるレイアウト検査方法
では、構造情報がインダクタのサイズ情報であってもよ
い(請求項4)。
【0014】この場合、インダクタのサイズ情報は、特
性評価値としてのインダクタのインダクタンスやQ値を
算出するための基礎データとして利用できる。したがっ
て、インダクタのインダクタンスやQ値を自動的に算出
することが可能になる。
【0015】上記別の局面におけるレイアウト検査方法
では、構造情報がインダクタの巻き数情報であってもよ
い(請求項5)。
【0016】この場合、インダクタの巻き数情報はイン
ダクタのインダクタンスやQ値を算出するための基礎デ
ータとして利用できるので、インダクタのインダクタン
スやQ値を自動的に算出する事が可能になる。
【0017】上記別の局面におけるレイアウト検査方法
では、構造情報がインダクタを構成する配線の配線幅情
報であってもよい(請求項6)。
【0018】この場合、上記配線幅情報は特性評価値と
してのインダクタの寄生容量や寄生抵抗、さらにはQ値
を算出するための基礎データとして利用できる。
【0019】上記別の局面におけるレイアウト検査方法
では、構造情報がインダクタを構成する配線を露出させ
るように形成されたビアホールのサイズ情報と位置情報
であってもよい(請求項7)。
【0020】この場合、上記ビアホールのサイズ情報と
位置情報とは特性評価値としてのインダクタの寄生容量
や寄生抵抗、さらにはQ値を算出するための基礎データ
として利用できる。
【0021】上記別の局面におけるレイアウト検査方法
では、構造情報がインダクタを構成する配線の材質に関
する情報であってもよい(請求項8)。
【0022】この場合、インダクタを構成する配線の材
質に関する情報はインダクタのインダクタンスやQ値を
算出するための基礎データとして利用できるので、イン
ダクタのインダクタンスやQ値を自動的に算出する事が
可能になる。
【0023】上記別の局面におけるレイアウト検査方法
では、特性評価値が、インダクタのインダクタンス、寄
生容量、寄生抵抗およびQ値からなる群から選択される
少なくとも1つを含むことが好ましい(請求項9)。
【0024】この場合、特性評価値として上記のような
データを用いる事で、インダクタの特性を正確に評価す
る事ができる。
【0025】この発明の他の局面における半導体装置の
製造方法は、上記別の局面におけるレイアウト検査方法
を用いる(請求項10)。
【0026】この場合、上記別の局面におけるレイアウ
ト検査方法を利用する事で、従来人の目で行なっていた
インダクタのレイアウト検証をCADツールなどにおい
て自動化することができる。この結果、半導体装置の開
発・製造工程の期間を短縮化すると共に、インダクタの
レイアウト検証における精度を向上させることができ
る。
【0027】この発明のもう一つの局面におけるコンピ
ュータ読取可能な記録媒体は、インダクタとして作用
し、かつ、始点と終点とを有する配線部分の設計パター
ンを囲むように、インダクタ位置表示マークを配置する
ステップと、設計パターンにおいて、始点と終点とに対
応する領域をそれぞれ囲むように、始点位置表示マーク
と終点位置表示マークとを配置するステップと、インダ
クタ位置表示マークと始点位置表示マークと終点位置表
示マークとによって、設計されるべきインダクタに関す
る情報を認識するステップとをコンピュータに実行させ
るレイアウト検査プログラムを記録する(請求項1
1)。
【0028】この場合、上記記録媒体によれば、インダ
クタ位置表示マークによりインダクタの存在する領域の
座標情報を検出できるとともに、インダクタ位置表示マ
ークの内部において始点位置表示マークと終点位置表示
マークとにより挟まれたインダクタとして作用する配線
部分の設計パターンを、他の配線部分の設計パターンと
区別することができる。このため、始点位置表示マーク
と終点位置表示マークとにより挟まれた配線部分の設計
パターンをインダクタの設計パターンとして自動的に検
出することが可能になる。
【0029】上記もう一つの局面におけるコンピュータ
読取可能な記録媒体に記録されたレイアウト検査プログ
ラムは、インダクタに関する情報に基づいて、インダク
タの特性評価値を算出するステップと、特性評価値と特
性評価値の基準値とを比較するステップとをさらに含ん
でいてもよい(請求項12)。
【0030】この場合、上記記録媒体によれば、インダ
クタ位置表示マーク、始点位置表示マークおよび終点位
置表示マークが配置されることにより、インダクタの特
性評価値の算出からこの算出された特性評価値と基準値
との比較までを行なうことができるので、設計されるべ
きインダクタが所定の特性を満足しているかどうかを、
迅速かつ容易に判別できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。なお、以下の図面において、同一
または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説
明は繰り返さない。
【0032】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態による半導体装置の製造方法において用いられる
レイアウト検査装置を構成するコンピュータの一般的な
構成を示すブロック図である。
【0033】図1を参照して、このレイアウト検査装置
は、コンピュータを用いてインダクタを認識し、半導体
装置のレイアウトの検査を行なうためのものであって、
CRT(Cathode−Ray Tube)や液晶な
どのディスプレイ1と、中央処理装置(CPU)2と、
リードオンリメモリ(ROM)3と、ランダムアクセス
メモリ(RAM)4と、ハードディスク(HD)5と、
キーボード6と、マウス7と、CD−ROMドライブ8
と、プリンタ9とを備える。ROM3、RAM4および
ハードディスク5がメモリとして機能し、キーボード6
およびマウス7が入力装置として機能し、ディスプレイ
およびプリンタ9が出力装置として機能する。これらは
相互にバス10により接続されている。
【0034】CD−ROM11はコンピュータ読取可能
な記録媒体であって、後述するレイアウト検査プログラ
ム(CADツール)が予め記録されている。このCD−
ROM11をCD−ROMドライブ8に装着し、レイア
ウト検査プログラムをハードディスク5にインストール
すると、このコンピュータはレイアウト検査装置として
機能する。なお、ここでは記録媒体としてCD−ROM
11を用いているが、これに代えて光磁気(MO)ディ
スクやフロッピー(登録商標)ディスクなどの記録媒体
を用いることもできる。また、通常はレイアウト検査プ
ログラムを動作可能にするためのオペレーションシステ
ム(OS)がハードディスク5に予めインストールされ
ている。
【0035】図2は、図1に示したレイアウト検査装置
を用いる半導体装置の製造方法を説明するためのフロー
チャートである。図2を参照して、本発明による半導体
装置の製造方法では、まず半導体装置の仕様が決定され
た後、フロアプランなどのアーキテクチャ設計を経て半
導体装置における回路の論理設計工程(S100)が行
なわれる。次に、論理設計工程(S100)により得ら
れた回路が正しく機能するかどうかを検証する論理検証
工程(S200)を実施する。このようにして、所定の
機能を実現する半導体装置の回路図を得る。
【0036】次に、論理検証工程(S200)を経た回
路図を元に、レイアウトパターンを設計するとともに、
そのレイアウトパターンの検証を行なうレイアウト設計
・検証工程(S300)を実施する。このレイアウト設
計・検証工程(S300)において,図1に示したレイ
アウト検査装置が用いられることにより、後述するよう
に本発明によるレイアウト検査方法が実施される。な
お、このレイアウト設計・検証工程(S300)では、
配線やキャパシタおよびトランジスタなどのインダクタ
以外の素子についても同様にレイアウトパターンの検証
が行なわれる。
【0037】次に、得られたレイアウトパターンに基づ
いて、半導体基板上に回路素子を形成するための写真製
版加工に用いられるマスクのマスクデータを作成する工
程(S400)を実施する。
【0038】次に、マスクデータに基づいてマスクを作
製するマスク作製工程(S500)を実施する。
【0039】次に、半導体基板上に導電体膜や絶縁膜な
ど所定の膜を形成する成膜工程や、作製した上記マスク
を用いた写真製版加工工程を実施することにより、半導
体装置を製造する工程(S600)を実施する。このよ
うにして、本発明によるレイアウト検査方法を利用した
半導体装置の製造方法を実施する。
【0040】次に、レイアウト設計・検証工程(S30
0)において、本発明によるレイアウト検査プログラム
により実施されるレイアウト検査方法について、図3〜
6を参照して説明する。図3は、製造される半導体装置
において形成されるべきインダクタを示す平面模式図で
ある。図4は、本発明によるレイアウト検査方法のフロ
ーチャートである。図5は、レイアウト検査装置におい
て、レイアウト検査方法を実施する際にCRTなどのデ
ィスプレイ1(図1参照)に表示される画面の例を示す
模式図である。図6は、図4に示したレイアウト検査方
法の一部をより詳しく説明するためのフローチャートで
ある。
【0041】図3を参照して、形成されるべきインダク
タは、半導体基板(図示せず)の表面上に配置された層
間絶縁膜13の上部表面上に形成されたインダクタ用配
線12からなる。インダクタ用配線12は、アルミニウ
ム膜あるいはアルミニウム合金膜からなり、図3に示す
ように層間絶縁膜13の上部表面上において渦巻き状に
配置されている。また、インダクタ用配線12は始点と
終点とを有する。
【0042】図2に示したレイアウト設計・検証工程
(S300)においては、図1に示したレイアウト検査
装置を用いて、本発明によるレイアウト検査方法により
図3に示したインダクタのレイアウトパターンの検証工
程を実施する。図4を参照して、本発明によるレイアウ
ト検査方法では、まずインダクタ用配線のレイアウトパ
ターン(設計パターン)であるインダクタ用配線パター
ン14(図5参照)を、所定の位置に配置する工程(S
310)(すなわち、インダクタ用配線パターンの位置
座標を決定する工程)を実施する。
【0043】次に、インダクタ検出用レイヤを配置する
工程(S320)を実施する。このインダクタ検出用レ
イヤは、インダクタ用配線パターンの位置座標を自動的
に認識するために用いる座標データである。インダクタ
検出用レイヤとしては、たとえば図5に示すようにイン
ダクタ用配線パターン14の周囲を囲むように配置され
たインダクタ位置表示マークとしてのインダクタ領域指
示レイヤ15と、インダクタ始点指示レイヤ16aおよ
びインダクタ終点指示レイヤ16bとを用いることがで
きる。ここで、始点位置表示マークとしてのインダクタ
始点指示レイヤ16aは、インダクタ用配線12(図3
参照)の始点に対応する始点パターン部分17aを囲む
ように配置されている。また、終点位置表示マークとし
てのインダクタ終点指示レイヤ16bは、インダクタ用
配線12の終点に対応する終点パターン部分17bを囲
むように配置されている。
【0044】次に、インダクタに関する情報を認識する
工程としてのインダクタの認識工程(S330)を実施
する。図6を参照して、インダクタの認識工程(S33
0)の内容をより詳しく説明する。
【0045】図6を参照して、インダクタの認識工程
(S330)では、まずインダクタ領域指示レイヤ1
5、インダクタ始点指示レイヤ16aおよびインダクタ
終点指示レイヤ16bなどのインダクタ検出用レイヤの
座標データ(位置データ)を認識する工程(S331)
を実施する。
【0046】次に、インダクタ領域指示レイヤ15によ
り囲まれた領域内に位置する配線パターンをインダクタ
用配線パターン14として認識する工程(S332)を
実施する。ここでは、インダクタ領域指示レイヤ15の
座標データと配線パターンの座標データとを対比するこ
とにより、インダクタ用配線パターンが14位置する領
域の座標データを自動的にかつ容易に識別できる。ま
た、インダクタ始点指示レイヤ16aおよびインダクタ
終点指示レイヤ16bの座標データと配線パターンの座
標データとを対比することにより、配線パターンのうち
で、インダクタとして作用する配線部分(インダクタ用
配線12)の配線パターンであるインダクタ用配線パタ
ーン14の座標を容易に認識できる。この結果、後述す
るようにインダクタ用配線12の設計パターンとしての
インダクタ用配線パターン14について、他の回路素子
と同様に回路図との整合性の検証やインダクタとしての
特性値が設定値通りとなっているかといった検査を自動
的に行なう事が可能になる。
【0047】次に、後述する特性評価値を算出するため
に必要な、インダクタ用配線パターン14の座標データ
などの位置データおよび形状データを取得する工程(S
333)を実施する。ここでは、すでにインダクタ用配
線パターン14が認識されているので、当該インダクタ
用配線パターン14の座標データから、インダクタの形
状データ(インダクタ用配線パターンが曲がっているコ
ーナー部の位置やその配線パターンの間隔など)といっ
た、インダクタに関する情報としてのデータを自動的に
算出することができる。
【0048】次に、図4を参照して、インダクタの認識
工程(S330)を行なった後、工程(S333)にお
いて取得したデータに基づいて、インダクタの特性評価
値を算出するために必要な構造情報としてのデータを準
備する工程(S340)を実施する。この必要なデータ
を準備する工程(S340)では、たとえば、図6に示
すように、インダクタ用配線パターン14における、サ
イズ情報としてのインダクタとして作用する部分の一辺
の長さrを検出する工程(S341)や、インダクタの
巻き数nを検出する工程(S342)を実施する。
【0049】ここで、たとえば、長さrを検出する工程
(S341)では、工程(S333)において得られた
インダクタに関する情報としてのインダクタ用配線パタ
ーン14の座標データに基づいて、配線パターンの始点
パターン部分17aとコーナー部20aとの間の距離を
算出することにより、長さrを算出することができる。
また、巻き数nを検出する工程では、たとえばインダク
タ用配線パターン14のコーナー部20a〜20kにお
ける曲がり角度を積算することにより、インダクタの巻
き数nを検出する。つまり、図5に示したインダクタ用
配線パターンでは、便宜上終点パターン部分17bでの
曲がり角度を90°と定義すれば、コーナー部20a〜
20kおよび終点パターン部分17bでの曲がり角度の
積算値が1080°となる。この積算値を360°で割
ると、3となる。つまり、図5に示したインダクタの巻
き数nは3であることが分かる。
【0050】また、必要なデータを準備する工程(S3
40)においては、上記のような長さrや巻き数n以外
のデータであって、インダクタの特性評価値としてのイ
ンダクタンスLやQ値を算出するために必要なデータを
準備する工程(S343)を実施する。ここで、必要な
データを準備する工程では、たとえば配線幅情報として
の配線パターン幅W、配線パターン長さ、配線を構成す
る材料の種類に関する情報などのデータを準備すること
が好ましい。
【0051】このようにすれば、上記の長さr、巻き数
n、配線パターン幅WなどのデータはインダクタンスL
やQ値などを算出するための基礎データとして利用でき
るので、後述するようにインダクタンスLやQ値を自動
的に算出することが可能になる。
【0052】次に、特性評価値を算出する工程として、
インダクタのインダクタンスLおよびQ値を自動的に算
出する工程(S350)を実施する。
【0053】ここでは、たとえば
【0054】
【数1】
【0055】という式によりインダクタンスL(単位:
H)を算出できる。上記の式において、nは巻き数、r
はインダクタとして作用する部分の一辺の長さ(単位:
m)(図5参照)である。
【0056】また、インダクタの寄生抵抗R(単位:
Ω)は、たとえばR=l×r0/Wという式により求め
ることができる。ここで、lはインダクタとして作用す
る配線部分の長さであり、r0はインダクタとして作用
する配線部分のシート抵抗であり、Wはインダクタとし
て作用する配線部分の幅(配線パターン幅)である。
【0057】また、インダクタの寄生容量C(単位:
F)は、たとえばl×W×C0という数式により求める
ことができる。ここで、C0はインダクタとして作用す
る配線部分の単位面積当たりの容量である。
【0058】また、インダクタのQ値は、インダクタの
等価回路を図7に示すような回路であると仮定して、た
とえば
【0059】
【数2】
【0060】という式により算出できる。ここで、ωは
インダクタに供給される交流電源の周波数であり、Rp
はシリコン基板の寄生抵抗である。なお、図7は、図3
に示したインダクタの等価回路図である。このようなイ
ンダクタンスLやQ値を用いて、インダクタの特性を正
確に評価することができる。
【0061】次に、図4に示すように、算出したインダ
クタンスLおよびQ値を、所定の基準値と比較して、現
状のインダクタが所定の基準値を満足するかどうかを検
証する検証工程(S360)を実施する。特性評価値と
してのインダクタンスLおよびQ値が基準値を満たす場
合、レイアウト検査方法におけるインダクタについての
検証は終了する。一方、特性評価値が基準を満たさない
場合、再度レイアウト設計をやり直し、インダクタ用配
線パターン14を変更する。この変更後のインダクタ用
配線パターンについて、図4に示したインダクタ用配線
の配置工程(S310)から検証工程(S360)まで
を、検証工程(16)において特性評価値が基準値を満
足するまでくり返し実施する。
【0062】このようにして、本発明によれば、インダ
クタについてパターン検証を自動的に行なうCADツー
ルを実現できるとともに、図2に示したレイアウト設計
・検証工程(S300)において、インダクタに関する
レイアウトの検証工程を自動的に実施することができ
る。
【0063】(実施の形態2)図8は、本発明によるレ
イアウト検査方法の実施の形態2を利用して製造される
半導体装置において形成されるべきインダクタを示す平
面模式図であり、図3に対応する。図8を参照して、本
発明によるレイアウト検査方法の実施の形態2を利用し
て製造される半導体装置において形成されるべきインダ
クタを説明する。
【0064】図8を参照して、インダクタは基本的には
図3に示したインダクタと同様の構造を備えるが、イン
ダクタ用配線12の始点が位置する領域において、イン
ダクタ用配線12上に位置する層間絶縁膜にインダクタ
用配線12の上部表面を露出させるコンタクトホール1
8aが形成されている。また、インダクタ用配線12の
終点が位置する領域においては、インダクタ用配線12
下に位置する層間絶縁膜13にインダクタ用配線12の
下部表面を露出させるコンタクトホール18bが形成さ
れている。なお、コンタクトホール18aは、インダク
タ用配線12の下部表面を露出させるように層間絶縁膜
13において形成されていてもよい。また、コンタクト
ホール18bは、インダクタ用配線12上に位置する層
間絶縁膜にインダクタ用配線12の上部表面を露出させ
るように形成されていてもよい。
【0065】このようなインダクタを備える半導体装置
を製造する場合にも、本発明の実施の形態1において示
した半導体装置の製造方法およびレイアウト検査方法を
適用することができる。ただし、図4に示したインダク
タ検出用レイヤを配置する工程(S320)において、
図9に示すようにコンタクトホールパターン19aを囲
むようにインダクタ始点指示レイヤ16aを配置する。
また、コンタクトホールパターン19bを囲むようにイ
ンダクタ終点指示レイヤ16bを配置する。なお、コン
タクトホールパターン19a、19bは、コンタクトホ
ール18a、18bにそれぞれ対応する。ここで、図9
は、レイアウト検査装置において、本発明によるレイア
ウト検査方法の実施の形態2を実施する際にCRTなど
の出力装置に表示される画面の例を示す模式図であり、
図5に対応する。
【0066】この場合、コンタクトホールパターン19
a、19bは、インダクタ用配線パターン14の始点と
終点とに位置しているので、本発明の実施の形態1と同
様の効果を得ることができる。
【0067】図10は、レイアウト検査装置において、
本発明によるレイアウト検査方法の実施の形態2の変形
例を実施する際にCRTなどの出力装置に表示される画
面の例を示す模式図であり、図9に対応する。
【0068】図10に示したレイアウト検査方法の対象
となるインダクタは、基本的に図8に示したインダクタ
と同様の構造を備えるが、インダクタ用配線12(図8
参照)の下部表面を露出させるコンタクトホールが層間
絶縁膜13に複数形成されている。図10においては、
これらのコンタクトホールに対応するコンタクトホール
パターン21が示されている。図10に示したインダク
タ用配線パターン14に対応するインダクタを備える半
導体装置では、インダクタ用配線12下に位置する領域
において層間絶縁膜13下に形成され、インダクタとし
て作用する他の配線部分と、コンタクトホールパターン
21に対応するコンタクトホールの内部に形成され、イ
ンダクタ用配線12と他の配線部分とを電気的に接続す
る導電体膜とを備える。
【0069】このようなインダクタに対しても、本発明
の実施の形態2に示したレイアウト検査方法を適用する
ことにより、本発明の実施の形態2と同様の効果を得る
ことができる。この場合、図6に示したインダクタ用配
線パターンの座標データなどの位置データおよび形状デ
ータを取得する工程(S333)において、インダクタ
の構造情報としてコンタクトホールパターン21につい
ての座標データなどを取得して、インダクタンスLやQ
値の算出に反映させることができる。
【0070】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、半導体装置のレイアウ
トにおけるインダクタを自動的に認識することが可能と
なるので、インダクタにおける設計基準などの検証を自
動化することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態による半導体装置の製
造方法において用いられるレイアウト検査装置を構成す
るコンピュータの一般的な構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1に示したレイアウト検査装置を用いる半
導体装置の製造方法を説明するためのフローチャートで
ある。
【図3】 製造される半導体装置において形成されるべ
きインダクタを示す平面模式図である。
【図4】 本発明によるレイアウト検査方法のフローチ
ャートである。
【図5】 レイアウト検査装置において、レイアウト検
査方法を実施する際にCRTなどのディスプレイ1(図
1参照)に表示される画面の例を示す模式図である。
【図6】 図4に示したレイアウト検査方法の一部をよ
り詳しく説明するためのフローチャートである。
【図7】 図3に示したインダクタの等価回路図であ
る。
【図8】 本発明によるレイアウト検査方法の実施の形
態2を利用して製造される半導体装置において形成され
るべきインダクタを示す平面模式図である。
【図9】 レイアウト検査装置において、本発明による
レイアウト検査方法の実施の形態2を実施する際にCR
Tなどの出力装置に表示される画面の例を示す模式図で
ある。
【図10】 レイアウト検査装置において、本発明によ
るレイアウト検査方法の実施の形態2の変形例を実施す
る際にCRTなどの出力装置に表示される画面の例を示
す模式図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ、2 CPU、3 ROM、4 RA
M 5 HD、6 キーボード、7 マウス、8 CD
‐ROMドライブ、9 プリンタ、10 バス、11
CD−ROM、12 インダクタ用配線、13 層間絶
縁膜、14 インダクタ用配線パターン、15 インダ
クタ領域指示レイヤ、16a インダクタ始点指示レイ
ヤ、16b インダクタ終点指示レイヤ、17a 始点
パターン部分、17b 終点パターン部分、18a,1
8b コンタクトホール、19a,19b,21 コン
タクトホールパターン、20a〜20k コーナー部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/822 (72)発明者 小紫 浩史 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 前田 茂伸 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 吉田 収司 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5B046 AA08 BA04 JA01 5F038 AZ04 CA01 CA17 CD12 CD13 EZ09 EZ20 5F064 CC30 DD02 DD14 EE08 EE09 EE17 EE42 EE43 EE60 HH02 HH06 HH10 HH14

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インダクタとして作用し、かつ、始点と
    終点とを有する配線部分の設計パターンを囲むように、
    インダクタ位置表示マークを配置する工程と、 前記設計パターンにおいて、前記始点と前記終点とに対
    応する領域をそれぞれ囲むように、始点位置表示マーク
    と終点位置表示マークとを配置する工程と、 前記インダクタ位置表示マークと前記始点位置表示マー
    クと前記終点位置表示マークとによって、設計されるべ
    きインダクタに関する情報を認識する工程とを備える、
    インダクタ認識方法。
  2. 【請求項2】 半導体装置のレイアウト検査方法であっ
    て、 インダクタとして作用し、かつ、始点と終点とを有する
    配線部分の設計パターンを囲むように、インダクタ位置
    表示マークを配置する工程と、 前記設計パターンにおいて、前記始点と前記終点とに対
    応する領域をそれぞれ囲むように、始点位置表示マーク
    と終点位置表示マークとを配置する工程と、 前記インダクタ位置表示マークと前記始点位置表示マー
    クと前記終点位置表示マークとによって、設計されるべ
    きインダクタに関する情報を認識する工程と、 前記インダクタに関する情報に基づいて、インダクタの
    特性評価値を算出する工程と、 前記特性評価値と前記特性評価値の基準値とを比較する
    工程とを備える、レイアウト検査方法。
  3. 【請求項3】 前記特性評価値を算出する工程は、 前記インダクタに関する情報に基づいて、前記インダク
    タの構造情報を得る工程と、 前記構造情報を用いて前記特性評価値を算出する工程と
    を含む、請求項2に記載のレイアウト検査方法。
  4. 【請求項4】 前記構造情報は、前記インダクタのサイ
    ズ情報である、請求項3に記載のレイアウト検査方法。
  5. 【請求項5】 前記構造情報は、前記インダクタの巻き
    数情報である、請求項3に記載のレイアウト検査方法。
  6. 【請求項6】 前記構造情報は、前記インダクタを構成
    する配線の配線幅情報である、請求項3に記載のレイア
    ウト検査方法。
  7. 【請求項7】 前記構造情報は、前記インダクタを構成
    する配線を露出させるように形成されたビアホールのサ
    イズ情報と位置情報である、請求項3に記載のレイアウ
    ト検査方法。
  8. 【請求項8】 前記構造情報は、前記インダクタを構成
    する配線の材質に関する情報である、請求項3に記載の
    レイアウト検査方法。
  9. 【請求項9】 前記特性評価値は、前記インダクタのイ
    ンダクタンス、寄生容量、寄生抵抗およびQ値からなる
    群から選択される少なくとも1つを含む、請求項2〜8
    のいずれか1項に記載のレイアウト検査方法。
  10. 【請求項10】 請求項2〜9のいずれか1項に記載の
    レイアウト検査方法を用いた半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 インダクタとして作用し、かつ、始点
    と終点とを有する配線部分の設計パターンを囲むよう
    に、インダクタ位置表示マークを配置するステップと、
    前記設計パターンにおいて、前記始点と前記終点とに対
    応する領域をそれぞれ囲むように、始点位置表示マーク
    と終点位置表示マークとを配置するステップと、 前記インダクタ位置表示マークと前記始点位置表示マー
    クと前記終点位置表示マークとによって、設計されるべ
    きインダクタに関する情報を認識するステップとをコン
    ピュータに実行させるレイアウト検査プログラムを記録
    したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記インダクタに関する情報に基づい
    て、インダクタの特性評価値を算出するステップと、 前記特性評価値と前記特性評価値の基準値とを比較する
    ステップとを含む、請求項11に記載のレイアウト検査
    プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒
    体。
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