JP2002188535A - エアクリーナ装置 - Google Patents
エアクリーナ装置Info
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- JP2002188535A JP2002188535A JP2000383610A JP2000383610A JP2002188535A JP 2002188535 A JP2002188535 A JP 2002188535A JP 2000383610 A JP2000383610 A JP 2000383610A JP 2000383610 A JP2000383610 A JP 2000383610A JP 2002188535 A JP2002188535 A JP 2002188535A
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- JP
- Japan
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- air
- control computer
- engine control
- flow path
- air flow
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/02—Air cleaners
- F02M35/024—Air cleaners using filters, e.g. moistened
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイヤーハーネスの省線化を図ると共に水や
熱の対策に有効なエアクリーナ装置を提供する。 【解決手段】 クリーナハウジング２に備えられた吸気
口３から吸引した空気をエア流路５途中に設けられたエ
アフィルタ６を介して排気口４に案内するエアクリーナ
１を備える。エア流路５に隣接して、クリーナハウジン
グ２にエンジン制御コンピュータ７が収容されたユニッ
ト収容室８が備えられる。エア流路５におけるエアフィ
ルタ６より下流側のエア流路５ｂとユニット収容室８と
を仕切る仕切壁９に、互いに連通させるくりぬき開口９
ａが形成されている。エンジン制御コンピュータ７の一
側面がくりぬき開口９ａに面して収容配置されている。
熱の対策に有効なエアクリーナ装置を提供する。 【解決手段】 クリーナハウジング２に備えられた吸気
口３から吸引した空気をエア流路５途中に設けられたエ
アフィルタ６を介して排気口４に案内するエアクリーナ
１を備える。エア流路５に隣接して、クリーナハウジン
グ２にエンジン制御コンピュータ７が収容されたユニッ
ト収容室８が備えられる。エア流路５におけるエアフィ
ルタ６より下流側のエア流路５ｂとユニット収容室８と
を仕切る仕切壁９に、互いに連通させるくりぬき開口９
ａが形成されている。エンジン制御コンピュータ７の一
側面がくりぬき開口９ａに面して収容配置されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のエンジン
ルーム内に配置されるエアクリーナ装置に関するもので
ある。
ルーム内に配置されるエアクリーナ装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】自動車におけるエンジン制御コンピュー
タ（いわゆるＥＣＵ）は通常、車室内に設置され、エン
ジンルーム内に配置されたエンジンに装着されたイグニ
ッションコイルやインジェクタ等の点火系部品や、水温
センサやＯ2 センサ等の排ガス制御に関連するエミッシ
ョン系部品等のエンジン制御に関連する各種部品にワイ
ヤーハーネスを介して接続されている。
タ（いわゆるＥＣＵ）は通常、車室内に設置され、エン
ジンルーム内に配置されたエンジンに装着されたイグニ
ッションコイルやインジェクタ等の点火系部品や、水温
センサやＯ2 センサ等の排ガス制御に関連するエミッシ
ョン系部品等のエンジン制御に関連する各種部品にワイ
ヤーハーネスを介して接続されている。
【０００３】また、エンジンルーム内には、エンジンに
清浄な空気を供給すべく、エアクリーナが配置されてい
る。
清浄な空気を供給すべく、エアクリーナが配置されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そして上記のように、
車室内に設置されたエンジン制御コンピュータからエン
ジンルーム内のエンジン制御関連部品にワイヤーハーネ
スを配線する構造によれば、ハーネス長が長く必要とさ
れていた。
車室内に設置されたエンジン制御コンピュータからエン
ジンルーム内のエンジン制御関連部品にワイヤーハーネ
スを配線する構造によれば、ハーネス長が長く必要とさ
れていた。
【０００５】これに対し、エンジン制御コンピュータを
制御対象としてのエンジン近傍に配置する構造とすれ
ば、必要とされるワイヤーハーネスのハーネス長が短く
て済むため、ワイヤーハーネスの省線化が可能となる
が、このようにしてエンジン制御コンピュータをエンジ
ンルーム内に設置した場合にあっては、エンジン制御コ
ンピュータにおける水分や熱に対する対策が別途、必要
となってくる。
制御対象としてのエンジン近傍に配置する構造とすれ
ば、必要とされるワイヤーハーネスのハーネス長が短く
て済むため、ワイヤーハーネスの省線化が可能となる
が、このようにしてエンジン制御コンピュータをエンジ
ンルーム内に設置した場合にあっては、エンジン制御コ
ンピュータにおける水分や熱に対する対策が別途、必要
となってくる。
【０００６】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、ワイ
ヤーハーネスの省線化を図ると共に水や熱の対策に有効
なエアクリーナ装置を提供することを目的とする。
ヤーハーネスの省線化を図ると共に水や熱の対策に有効
なエアクリーナ装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの技術的手段は、クリーナハウジングに備えられた吸
気口から吸引した空気をエア流路途中に設けられたエア
フィルタを介して排気口に案内するエアクリーナがエン
ジンルーム内に配置されたエアクリーナ装置において、
前記エア流路に隣接して、前記クリーナハウジングにエ
ンジン制御コンピュータが収容されたユニット収容室が
備えられると共に、エア流路における前記エアフィルタ
より下流側のエア流路とユニット収容室とを仕切る仕切
壁に、互いに連通させるくりぬき開口が形成された点に
ある。
めの技術的手段は、クリーナハウジングに備えられた吸
気口から吸引した空気をエア流路途中に設けられたエア
フィルタを介して排気口に案内するエアクリーナがエン
ジンルーム内に配置されたエアクリーナ装置において、
前記エア流路に隣接して、前記クリーナハウジングにエ
ンジン制御コンピュータが収容されたユニット収容室が
備えられると共に、エア流路における前記エアフィルタ
より下流側のエア流路とユニット収容室とを仕切る仕切
壁に、互いに連通させるくりぬき開口が形成された点に
ある。
【０００８】また、前記エンジン制御コンピュータの一
側面が前記くりぬき開口に面して収容配置された構造と
してもよい。
側面が前記くりぬき開口に面して収容配置された構造と
してもよい。
【０００９】さらに、前記くりぬき開口に面した前記エ
ンジン制御コンピュータの側面に冷却フィンが突設され
た構造としてもよい。
ンジン制御コンピュータの側面に冷却フィンが突設され
た構造としてもよい。
【００１０】また、前記エンジン制御コンピュータに備
えられた配線接続用のコネクタ部が、防水コネクタとさ
れると共に前記クリーナハウジングの外壁面より突出状
として、前記エンジン制御コンピュータが前記ユニット
収容室に収容された構造としてもよい。
えられた配線接続用のコネクタ部が、防水コネクタとさ
れると共に前記クリーナハウジングの外壁面より突出状
として、前記エンジン制御コンピュータが前記ユニット
収容室に収容された構造としてもよい。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明における第１の実施
形態を図面に基づいて説明すると、図１および図２にお
いて、１はエアクリーナで、例えば直方体のケース状に
構成された樹脂や金属等からなるクリーナハウジング２
を備えている。このクリーナハウジング２の上部一側面
には円筒状の吸気口３が備えられ、また、下部他側面に
は同様に、円筒状の排気口４が備えられており、上部の
吸気口３からクリーナハウジング２内を通って下部の排
気口４に至るエア流路５が構成されている。
形態を図面に基づいて説明すると、図１および図２にお
いて、１はエアクリーナで、例えば直方体のケース状に
構成された樹脂や金属等からなるクリーナハウジング２
を備えている。このクリーナハウジング２の上部一側面
には円筒状の吸気口３が備えられ、また、下部他側面に
は同様に、円筒状の排気口４が備えられており、上部の
吸気口３からクリーナハウジング２内を通って下部の排
気口４に至るエア流路５が構成されている。
【００１２】クリーナハウジング２は、前記排気口４を
有する下部のハウジング本体部２ａと、該ハウジング本
体部２ａの上部に着脱自在に装着されると共に前記吸気
口３を有するハウジング蓋部２ｂとに分割構成されてお
り、その分割部分にエア流路５を横切ってエアフィルタ
６が着脱交換自在に装着されている。ここに、エア流路
５はエアフィルタ６によってその上流側の上流側エア流
路５ａと下流側の下流側エア流路５ｂとに分離される。
有する下部のハウジング本体部２ａと、該ハウジング本
体部２ａの上部に着脱自在に装着されると共に前記吸気
口３を有するハウジング蓋部２ｂとに分割構成されてお
り、その分割部分にエア流路５を横切ってエアフィルタ
６が着脱交換自在に装着されている。ここに、エア流路
５はエアフィルタ６によってその上流側の上流側エア流
路５ａと下流側の下流側エア流路５ｂとに分離される。
【００１３】また、ハウジング本体部２ａの下流側エア
流路５ｂに隣接して、エンジン制御コンピュータ７（い
わゆるＥＣＵ）が収容されるユニット収容室８が備えら
れ、下流側エア流路５ｂとユニット収容室８とを仕切る
仕切壁９の中央部には矩形のくりぬき開口９ａが形成さ
れており、このくりぬき開口９ａによって下流側エア流
路５ｂとユニット収容室８とが互いに連通されている。
流路５ｂに隣接して、エンジン制御コンピュータ７（い
わゆるＥＣＵ）が収容されるユニット収容室８が備えら
れ、下流側エア流路５ｂとユニット収容室８とを仕切る
仕切壁９の中央部には矩形のくりぬき開口９ａが形成さ
れており、このくりぬき開口９ａによって下流側エア流
路５ｂとユニット収容室８とが互いに連通されている。
【００１４】そして、ユニット収容室８に、エンジン制
御コンピュータ７が固定状態に収容され、エンジンに装
着されたイグニッションコイルやイジェクタ等から延設
されたワイヤーハーネス１１がエンジン制御コンピュー
タ７の接続部にコネクタ１２接続されている。
御コンピュータ７が固定状態に収容され、エンジンに装
着されたイグニッションコイルやイジェクタ等から延設
されたワイヤーハーネス１１がエンジン制御コンピュー
タ７の接続部にコネクタ１２接続されている。
【００１５】この際、ワイヤーハーネス１１が挿通され
るハウジング本体部２ａの壁面にはグロメット１３が装
着され、ユニット収容室８の上部開口およびくりぬき開
口９ａ周縁部とエンジン制御コンピュータ７の側面との
相互間にはそれぞれ防水シール材１４、１５が装着され
ている。
るハウジング本体部２ａの壁面にはグロメット１３が装
着され、ユニット収容室８の上部開口およびくりぬき開
口９ａ周縁部とエンジン制御コンピュータ７の側面との
相互間にはそれぞれ防水シール材１４、１５が装着され
ている。
【００１６】本実施形態は以上のように構成されてお
り、エンジンルームに配置されたエアクリーナ１に備え
られたユニット収容室８内に、エンジン制御コンピュー
タ７を収容配置しているため、車室内に配置する構造と
比較して相互間の距離が短くなり、ワイヤーハーネス１
１の省線化が図れると共に、エンジン制御コンピュータ
７自体の発熱は、エアクリーナ１におけるエア流路５を
通過する空気により冷却されるため、有効に冷却効果が
発揮できる。
り、エンジンルームに配置されたエアクリーナ１に備え
られたユニット収容室８内に、エンジン制御コンピュー
タ７を収容配置しているため、車室内に配置する構造と
比較して相互間の距離が短くなり、ワイヤーハーネス１
１の省線化が図れると共に、エンジン制御コンピュータ
７自体の発熱は、エアクリーナ１におけるエア流路５を
通過する空気により冷却されるため、有効に冷却効果が
発揮できる。
【００１７】この際、ユニット収容室８がハウジング本
体部２ａ側に設けられており、エアフィルタ６通過後の
下流側エア流路５ｂに隣接して配置され、また、下流側
エア流路５ｂとユニット収容室８とを仕切る仕切壁９に
くりぬき開口９ａが形成されて、エンジン制御コンピュ
ータ７の一側面側が下流側エア流路５ｂに面して露出さ
れた構造であり、下流側エア流路５ｂを通過する空気に
よってより効率よく冷却することができる。
体部２ａ側に設けられており、エアフィルタ６通過後の
下流側エア流路５ｂに隣接して配置され、また、下流側
エア流路５ｂとユニット収容室８とを仕切る仕切壁９に
くりぬき開口９ａが形成されて、エンジン制御コンピュ
ータ７の一側面側が下流側エア流路５ｂに面して露出さ
れた構造であり、下流側エア流路５ｂを通過する空気に
よってより効率よく冷却することができる。
【００１８】しかも、エアフィルタ６を通過した空気で
あり、空気中に含まれるほこりや水分等が除去された清
浄な空気であり、くりぬき開口９ａによってユニット収
容室８と下流側エア流路５ｂとが連通状とされていて
も、エンジン制御コンピュータ７に悪影響を及ぼすおそ
れもないという利点がある。
あり、空気中に含まれるほこりや水分等が除去された清
浄な空気であり、くりぬき開口９ａによってユニット収
容室８と下流側エア流路５ｂとが連通状とされていて
も、エンジン制御コンピュータ７に悪影響を及ぼすおそ
れもないという利点がある。
【００１９】さらに、エンジンルーム内に配置されたエ
アクリーナ１内に、エンジン制御コンピュータ７を収容
配置しているため、エンジンからの熱に対しては、エア
クリーナ１の壁面によって遮熱効果が得られ、水分に対
しても直接水がかかることはなく、一般的なグロメット
１３、防水シール材１４、１５により十分な防水効果が
得られる。
アクリーナ１内に、エンジン制御コンピュータ７を収容
配置しているため、エンジンからの熱に対しては、エア
クリーナ１の壁面によって遮熱効果が得られ、水分に対
しても直接水がかかることはなく、一般的なグロメット
１３、防水シール材１４、１５により十分な防水効果が
得られる。
【００２０】図３および図４は、第２の実施形態を示し
ており、上記第１の実施形態と同様構成部分は同一符号
を付し、その説明を省略する。
ており、上記第１の実施形態と同様構成部分は同一符号
を付し、その説明を省略する。
【００２１】即ち、本実施形態においては、仕切壁９の
くりぬき開口９ａに面したエンジン制御コンピュータ７
の側面に、冷却フィン７ａが所定間隔を有して複数突設
された構造とされている。
くりぬき開口９ａに面したエンジン制御コンピュータ７
の側面に、冷却フィン７ａが所定間隔を有して複数突設
された構造とされている。
【００２２】また、エンジン制御コンピュータ７の配線
接続用コネクタ部７ｂは防水コネクタ構造とされ、クリ
ーナハウジング２の外壁面、即ち下部壁面より下方に突
出状としてユニット収容室８に収容される構想とされて
いる。
接続用コネクタ部７ｂは防水コネクタ構造とされ、クリ
ーナハウジング２の外壁面、即ち下部壁面より下方に突
出状としてユニット収容室８に収容される構想とされて
いる。
【００２３】そして、本実施形態によっても、前述同
様、ワイヤーハーネス１１の省線化が図れると共に、エ
ンジン制御コンピュータ７の冷却効果や防水効果が図
れ、しかも冷却フィン７ａにより、より効率よく放熱で
き、より良好な冷却効果が発揮できる。
様、ワイヤーハーネス１１の省線化が図れると共に、エ
ンジン制御コンピュータ７の冷却効果や防水効果が図
れ、しかも冷却フィン７ａにより、より効率よく放熱で
き、より良好な冷却効果が発揮できる。
【００２４】また、エンジン制御コンピュータ７のコネ
クタ部７ｂをエンジン制御コンピュータ７の下部壁面よ
り突出状として収容する構造としているため、ワイヤー
ハーネス１１のコネクタ１２をエアクリーナ１の外部か
ら接続でき、組付け作業性の向上も図れる。従って、第
１の実施形態のようなグロメット１３も不要となり、部
品点数の削減が図れる。
クタ部７ｂをエンジン制御コンピュータ７の下部壁面よ
り突出状として収容する構造としているため、ワイヤー
ハーネス１１のコネクタ１２をエアクリーナ１の外部か
ら接続でき、組付け作業性の向上も図れる。従って、第
１の実施形態のようなグロメット１３も不要となり、部
品点数の削減が図れる。
【００２５】図５は、第３の実施形態を示しており、上
記第２の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
記第２の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
【００２６】即ち、本実施形態においては、ワイヤーハ
ーネス１１のコネクタ１２が、予め、ハウジング本体部
２ａに取り付けられたいわゆる待ち受けコネクタ構造と
されており、エンジン制御コンピュータ７を上方から押
し込んで、ユニット収容室８内にセットした際に、エン
ジン制御コンピュータ７側のコネクタ部７ｂがコネクタ
１２に接続される構造とされている。
ーネス１１のコネクタ１２が、予め、ハウジング本体部
２ａに取り付けられたいわゆる待ち受けコネクタ構造と
されており、エンジン制御コンピュータ７を上方から押
し込んで、ユニット収容室８内にセットした際に、エン
ジン制御コンピュータ７側のコネクタ部７ｂがコネクタ
１２に接続される構造とされている。
【００２７】従って、本実施形態によれば、上記第２の
実施形態と同様の効果を奏すると共に、ユニット収容室
８内にエンジン制御コンピュータ７をセットすることに
よって自動的にワイヤーハーネス１１との配線接続がな
され、組付け作業性がより良好となる。
実施形態と同様の効果を奏すると共に、ユニット収容室
８内にエンジン制御コンピュータ７をセットすることに
よって自動的にワイヤーハーネス１１との配線接続がな
され、組付け作業性がより良好となる。
【００２８】なお、上記第２の実施形態および第３の実
施形態において、エンジン制御コンピュータ７をユニッ
ト収容室８内にセットするに際して、エンジン制御コン
ピュータ７と冷却フィン７ａとが予め、一体的に構成さ
れている場合にあっては、仕切壁９のくりぬき開口９ａ
に防水シール材１５を介して冷却フィン７ａが嵌合され
た状態で、ハウジング本体部２ａの上方より、仕切壁９
とエンジン制御コンピュータ７とを同時に所定位置にセ
ットして、固定する構造とすればよい。
施形態において、エンジン制御コンピュータ７をユニッ
ト収容室８内にセットするに際して、エンジン制御コン
ピュータ７と冷却フィン７ａとが予め、一体的に構成さ
れている場合にあっては、仕切壁９のくりぬき開口９ａ
に防水シール材１５を介して冷却フィン７ａが嵌合され
た状態で、ハウジング本体部２ａの上方より、仕切壁９
とエンジン制御コンピュータ７とを同時に所定位置にセ
ットして、固定する構造とすればよい。
【００２９】また、冷却フィン７ａがエンジン制御コン
ピュータ７の側面に後付け可能な構造とされていれば、
ユニット収容室８内へのエンジン制御コンピュータ７の
セット後、予め取付け固定された仕切壁９のくりぬき開
口９ａを介して、冷却フィン７ａを下流側エア流路５ｂ
側よりエンジン制御コンピュータ７の側面に固定する方
式としてもよく、このような固定方式を採用することに
よって、エンジン制御コンピュータ７に対する冷却フィ
ン７ａの固定によりエンジン制御コンピュータ７を固定
できる利点もある。
ピュータ７の側面に後付け可能な構造とされていれば、
ユニット収容室８内へのエンジン制御コンピュータ７の
セット後、予め取付け固定された仕切壁９のくりぬき開
口９ａを介して、冷却フィン７ａを下流側エア流路５ｂ
側よりエンジン制御コンピュータ７の側面に固定する方
式としてもよく、このような固定方式を採用することに
よって、エンジン制御コンピュータ７に対する冷却フィ
ン７ａの固定によりエンジン制御コンピュータ７を固定
できる利点もある。
【００３０】なお、上記各実施形態において、エアクリ
ーナ１の一方の側面に吸気口３が備えられ、他方の側面
に排気口４が備えられた構造を示しているが、同じ側の
側面に吸気口３と排気口４を備える構造であってもよ
く、各実施形態の形状、構造に何ら限定されない。
ーナ１の一方の側面に吸気口３が備えられ、他方の側面
に排気口４が備えられた構造を示しているが、同じ側の
側面に吸気口３と排気口４を備える構造であってもよ
く、各実施形態の形状、構造に何ら限定されない。
【００３１】
【発明の効果】以上のように、本発明のエアクリーナ装
置によれば、エア流路に隣接して、クリーナハウジング
にエンジン制御コンピュータが収容されたユニット収容
室が備えられると共に、エア流路におけるエアフィルタ
より下流側のエア流路とユニット収容室とを仕切る仕切
壁に、互いに連通させるくりぬき開口が形成されたもの
であり、エンジンルームに配置されたエアクリーナにエ
ンジン制御コンピュータを収容配置しているため、車室
内に配置する構造と比較してワイヤーハーネスの省線化
が図れると共に、エンジン制御コンピュータ自体の発熱
は、エアクリーナにおけるエア流路を通過する空気によ
り有効に冷却効果が発揮でき、しかも仕切壁にくりぬき
開口が形成されているため、より効率よく冷却すること
ができ、さらには、エアフィルタを通過した空気であ
り、空気中に含まれるほこりや水分等が除去された空気
であり、くりぬき開口によってユニット収容室と下流側
のエア流路とが連通状とされていても、エンジン制御コ
ンピュータに悪影響を及ぼすおそれもないという利点が
ある。
置によれば、エア流路に隣接して、クリーナハウジング
にエンジン制御コンピュータが収容されたユニット収容
室が備えられると共に、エア流路におけるエアフィルタ
より下流側のエア流路とユニット収容室とを仕切る仕切
壁に、互いに連通させるくりぬき開口が形成されたもの
であり、エンジンルームに配置されたエアクリーナにエ
ンジン制御コンピュータを収容配置しているため、車室
内に配置する構造と比較してワイヤーハーネスの省線化
が図れると共に、エンジン制御コンピュータ自体の発熱
は、エアクリーナにおけるエア流路を通過する空気によ
り有効に冷却効果が発揮でき、しかも仕切壁にくりぬき
開口が形成されているため、より効率よく冷却すること
ができ、さらには、エアフィルタを通過した空気であ
り、空気中に含まれるほこりや水分等が除去された空気
であり、くりぬき開口によってユニット収容室と下流側
のエア流路とが連通状とされていても、エンジン制御コ
ンピュータに悪影響を及ぼすおそれもないという利点が
ある。
【００３２】また、エンジンからの熱に対しては、エア
クリーナの壁面によって遮熱効果が得られ、水分に対し
ても直接水がかかることはなく、一般的な防水構造によ
り十分な防水効果が得られるという利点がある。
クリーナの壁面によって遮熱効果が得られ、水分に対し
ても直接水がかかることはなく、一般的な防水構造によ
り十分な防水効果が得られるという利点がある。
【００３３】さらに、エンジン制御コンピュータの一側
面がくりぬき開口に面して収容配置された構造とするこ
とによって、より効率よく冷却することができるという
利点がある。
面がくりぬき開口に面して収容配置された構造とするこ
とによって、より効率よく冷却することができるという
利点がある。
【００３４】また、くりぬき開口に面したエンジン制御
コンピュータの側面に冷却フィンが突設された構造とす
れば、冷却フィンによって、より効率よく放熱でき、よ
り良好な冷却効果が発揮できるという利点がある。
コンピュータの側面に冷却フィンが突設された構造とす
れば、冷却フィンによって、より効率よく放熱でき、よ
り良好な冷却効果が発揮できるという利点がある。
【００３５】さらに、エンジン制御コンピュータに備え
られた配線接続用のコネクタ部が、防水コネクタとされ
ると共にクリーナハウジングの外壁面より突出状とし
て、エンジン制御コンピュータがユニット収容室に収容
された構造とすれば、組付け作業性の向上が図れるとい
う利点がある。
られた配線接続用のコネクタ部が、防水コネクタとされ
ると共にクリーナハウジングの外壁面より突出状とし
て、エンジン制御コンピュータがユニット収容室に収容
された構造とすれば、組付け作業性の向上が図れるとい
う利点がある。
【図１】本発明の第１の実施形態を示す側断面概略図で
ある。
ある。
【図２】図１のII−II線断面矢視図である。
【図３】第２の実施形態を示す側断面概略図である。
【図４】図３のIV−IV線断面矢視図である。
【図５】第３の実施形態を示す側断面概略図である。
１ エアクリーナ ２ クリーナハウジング ３ 吸気口 ４ 排気口 ５ エア流路 ５ａ 上流側エア流路 ５ｂ 下流側エア流路 ６ エアフィルタ ７ エンジン制御コンピュータ ７ａ 冷却フィン ７ｂ コネクタ部 ８ ユニット収容室 ９ 仕切壁 ９ａ くりぬき開口 １１ ワイヤーハーネス １２ コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮向井 孝充 愛知県名古屋市南区菊住１丁目７番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 野崎 隆男 愛知県名古屋市南区菊住１丁目７番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 河村 孝雄 愛知県名古屋市南区菊住１丁目７番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 中村 和重 愛知県名古屋市南区菊住１丁目７番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内
Claims (4)
- 【請求項１】 クリーナハウジングに備えられた吸気口
から吸引した空気をエア流路途中に設けられたエアフィ
ルタを介して排気口に案内するエアクリーナがエンジン
ルーム内に配置されたエアクリーナ装置において、 前記エア流路に隣接して、前記クリーナハウジングにエ
ンジン制御コンピュータが収容されたユニット収容室が
備えられると共に、エア流路における前記エアフィルタ
より下流側のエア流路とユニット収容室とを仕切る仕切
壁に、互いに連通させるくりぬき開口が形成されたこと
を特徴とするエアクリーナ装置。 - 【請求項２】 前記エンジン制御コンピュータの一側面
が前記くりぬき開口に面して収容配置されたことを特徴
とする請求項１記載のエアクリーナ装置。 - 【請求項３】 前記くりぬき開口に面した前記エンジン
制御コンピュータの側面に冷却フィンが突設されたこと
を特徴とする請求項２記載のエアクリーナ装置。 - 【請求項４】 前記エンジン制御コンピュータに備えら
れた配線接続用のコネクタ部が、防水コネクタとされる
と共に前記クリーナハウジングの外壁面より突出状とし
て、前記エンジン制御コンピュータが前記ユニット収容
室に収容されたことを特徴とする請求項１、２および３
のいずれかに記載のエアクリーナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000383610A JP2002188535A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | エアクリーナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000383610A JP2002188535A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | エアクリーナ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002188535A true JP2002188535A (ja) | 2002-07-05 |
Family
ID=18851235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000383610A Pending JP2002188535A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | エアクリーナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002188535A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040042712A (ko) * | 2002-11-15 | 2004-05-20 | 기아자동차주식회사 | 에어클리너의 브래킷 |
| EP1520975A2 (de) * | 2003-10-01 | 2005-04-06 | Mann + Hummel Gmbh | Luftfilteranlage im Ansaugtrakt einer Brennkraftmaschine |
| JP2010196624A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車に搭載される電子コントロールユニットの冷却装置 |
| JP2021080878A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 株式会社やまびこ | 動力作業機 |
-
2000
- 2000-12-18 JP JP2000383610A patent/JP2002188535A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040042712A (ko) * | 2002-11-15 | 2004-05-20 | 기아자동차주식회사 | 에어클리너의 브래킷 |
| EP1520975A2 (de) * | 2003-10-01 | 2005-04-06 | Mann + Hummel Gmbh | Luftfilteranlage im Ansaugtrakt einer Brennkraftmaschine |
| EP1520975A3 (de) * | 2003-10-01 | 2010-03-10 | Mann + Hummel Gmbh | Luftfilteranlage im Ansaugtrakt einer Brennkraftmaschine |
| JP2010196624A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車に搭載される電子コントロールユニットの冷却装置 |
| JP2021080878A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 株式会社やまびこ | 動力作業機 |
| JP7273697B2 (ja) | 2019-11-19 | 2023-05-15 | 株式会社やまびこ | 動力作業機 |
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