JP2014175183A - バッテリーケースの排気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】水の浸入を防ぐと共に、省スペースであり、かつ取付構造が簡易であるバッテリーケースを提供する。
【解決手段】複数の電池が収納されるバッテリーケースであって、バッテリーケースには、バッテリーケース内の排気が通過する排気口と、該排気口を覆うカバー部材(排気口カバー12)とが設けられ、排気口は、筒状部13により画成される複数の開口部(開口14)から構成され、カバー部材は、筒状部との間に第1の間隙(間隙32)を形成した状態で設けられていると共に、バッテリーケース1との間に第2の間隙(間隙31)を形成した状態で設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明はバッテリーケースの排気構造に関する。
従来、電気自動車などの電動車両には、複数のバッテリー(二次電池)からなるバッテリーモジュールと、バッテリーモジュールが収納されるバッテリーケースからなるバッテリーユニットが搭載されている。バッテリーユニットは、モーターに電力を供給するためのものであり、荷室内やフロア下面に設置される。
バッテリーに異常が生じるとガスが発生し、バッテリーケースが膨張してしまうことが考えられるため、バッテリーケースにはこのガスの排気を行うための排気口が形成されている必要がある。上述のようにバッテリーユニットはフロア下に設置されることも多いので、排気口は、水の浸入を防止できるような構成であることが求められる。
そこで、排気口からの水の浸入を防止すべく、排気ダクトが筐体の上面から立位の姿勢で固定されると共に、コの字状のダクト形状をなして前記筐体の上面に先端を近接対向させているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4039206号公報
特許文献1に記載された排気ダクトによれば水の浸入を防ぐことはできるかもしれないが、フロア下の狭い空間にはこのような立位した形状のダクトを設けるようなスペースがなく、また、ダクトの取付構造が複雑であるという問題がある。
そこで、本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解決することにあり、水の浸入を防ぐと共に、省スペースであり、かつ取付構造が簡易であるバッテリーケースの排気構造を提供しようとするものである。
本発明のバッテリーケースの排気構造は、複数の電池が収納されるバッテリーケースの排気構造であって、前記バッテリーケース内の排気が通過する排気口と、該排気口を覆う排気口カバー部材とを備え、前記排気口は、筒状部により画成される複数の開口部から構成され、前記排気口カバー部材は、前記筒状部との間に第1の間隙が形成された状態で設けられていると共に、前記バッテリーケースとの間に第2の間隙が形成された状態で設けられていることを特徴とする。本発明のバッテリーケースの排気構造では、前記排気口カバー部材は、前記筒状部との間に第1の間隙が形成された状態で設けられていると共に、前記バッテリーケースとの間に第2の間隙が形成された状態で設けられていることで、筒状部内部、即ちバッテリーケース内部への水の浸入を防ぐと共に、カバーを設ける構造であることで、省スペースであり、かつ取付構造が簡易である。さらに、この場合に排気口が複数の開口部から構成されることで、排気効率もよい。
前記排気口カバー部材の下端面は、前記筒状部の上端よりも下方に位置することが好ましい。このように構成することで、より防水性を高めることができる。
前記バッテリーケース上に突出して形成される取付部を更に備え、前記筒状部は、前記取付部に複数立設されて前記複数の開口部を形成し、前記取付部の壁部は、前記バッテリーケースから前記筒状部に向かって登り傾斜していることが好ましい。このように構成することで、バッテリーケース内の排気を筒状部まで効果的に誘導することができる。
本発明の好ましい実施形態としては、前記筒状部の上端と前記カバー部材との間にはフィルターが設けられていることが挙げられる。
前記開口部の総面積が、前記開口部を底面とすると共に前記第1の間隙を高さとした仮想の柱状体の側面の面積の総面積と同一であるように前記筒状体が構成されたことが好ましい。このように構成することで、最も排気効率を高くすることができる。
本発明のバッテリーケースの排気構造によれば、水の浸入を防ぐと共に、省スペースであり、かつ取付構造が簡易であるという優れた効果を奏し得る。
実施形態1にかかるバッテリーケースの斜視図。 実施形態1にかかるバッテリーケースにおけるバッテリーカバーの要部斜視図。 (1)図2のA−A線における断面図、(2)図2のB−B線における断面図。 仮想の柱状体について説明するための要部拡大斜視図。 実施形態1にかかるバッテリーケースにおけるバッテリーカバーの要部上面図。 他の実施形態にかかるバッテリーケースの要部上面図。 他の実施形態にかかるバッテリーケースの要部上面図。
本発明のバッテリーケースの排気構造について、図1〜図5を用いて説明する。
バッテリーケース1は、例えば車両のフロアパネル下などに設置される。バッテリーケース1は、バッテリートレイ2とバッテリーカバー3とからなり、バッテリートレイ2とバッテリーカバー3とから画成される内部空間に複数のバッテリーセルからなるバッテリーモジュール4が複数収納される。バッテリーケース1のバッテリーカバー3の上面には、バッテリーケース1内の内部空間の排気を行う排気部10が設けられている。
排気部10は、バッテリーカバー3と一体的に設けられ、バッテリーカバー3上面よりも若干上方に突出するように形成された取付部11と、取付部11の中央部上面を覆う排気口カバー(排気口カバー部材)12とからなる。
取付部11の中央部上面には、詳しくは後述するが上方に若干突出した突出部33が形成されている。
取付部11の中央部上面の突出部33には、さらに上方向に突出した筒状部13が立設されている。本実施形態では、複数(本実施形態では5個)の筒状部13が互いに離間して並設されている。バッテリーカバー3における排気口カバー12を取り外した状態を示す図5に示すように筒状部13は、上面視において並設方向とは直交する方向に長い略矩形形状である。この筒状部13により、それぞれ開口(開口部)14が画成される。そして、この複数の開口14により、バッテリーケース1内の排気が通過する排気口が構成されている。
図1に戻り、取付部11のこの筒状部13の並設方向における両端には、凸部15が形成されている。凸部15は、ネジ穴16が設けられている。
また、排気口カバー12は、取付部11の中央部上面を覆う中空箱状のカバー部17と、カバー部17の長手方向に延設されたフランジ部18とを備える。カバー部17は、上面視において矩形状であり、上方に突出した中空箱状であり、下方面が開放されている。フランジ部18にはネジ挿通口19が設けられている。なお、カバー部17の側面からフランジ部18に向かってリブ20が形成されている。
排気口カバー12のフランジ部18のネジ挿通口19とネジ穴16とをそれぞれ対応させてネジ21で固定することで、排気口カバー12をバッテリーカバー3上面に固定する(図2参照)。この状態で、排気口カバー12内部では筒状部13による開口14が取付部11の上面よりも上方に突出しつつ、排気口カバー12の下端面が開口14よりも下方に位置するように、排気口カバー12及び筒状部13が構成されている。
このように、排気口カバー12はネジ穴16が形成された凸部15の2点により支持され、その結果、凸部15により支持された領域以外は、取付部11の上面から離間した状態で支持される。即ち、図3に示すように、排気口カバー12は、その長手方向の両端では凸部15により支持され、短手方向の両端においては、排気口カバー12と取付部11の上面との間に間隙31(第2の間隙)が形成される(図3(2)参照)。また、排気口カバー12の上面内部と筒状部13の上端との間には間隙32(第1の間隙)が形成される。
筒状部13及び排気口カバー12との間に間隙32、また、取付部11及び排気口カバー12との間に間隙31が形成されることで、バッテリーケース1内の排気を行うことができる。即ち、開口14から排出された排気は、排気口カバー12の上面内部と筒状部13の上端との間の間隙32を通過した後に、排気口カバー12と取付部11の上面との間の間隙31からバッテリーケース1外へ排出される。
かかる排気部10では、間隙31から水が浸入したとしても、排気口カバー12内部では筒状部13により開口14が取付部11の上面よりも上方に突出しているので、排気口に入りにくい。特に、仮にバッテリーケースが水没するような状況であっても、筒状部13の上端が排気口カバー12の下端よりも上方に位置しているので、空気圧により水が間隙31から浸入しにくい。
また、本実施形態では複数の筒状部13により複数の開口14を形成しているので、複数の筒状部13を設けた領域に一つの筒状部を設けた場合よりも開口の総面積が小さくなるので、結果として水は一つの筒状部を設けた場合よりも浸入しにくい。
従って、本実施形態の排気部10によれば、排気口カバー12をネジ21により二カ所で固定するという簡易な構成でバッテリーケース1内に水が浸入することを防止できる。また、筒状部13は立設されているとしてもこの筒状部13を長く形成する必要がないため、全体としてバッテリーケース1はコンパクトな形状とすることができる。
また、本実施形態の排気部10によれば、バッテリーケース1内部で発生したガスの排出面積が広いので排出性能が高い。即ち、各筒状部13の開口14から排出されるガスは、筒状部13の上端と排気口カバー12との間の間隙32を通過して間隙31を通過することから、間隙32がガスが通過する排気通路として機能する。具体的には、図3(1)(2)及び図4に示すように、各筒状部13を通過したガスは、筒状部13の上端の開口14を底面とすると共に間隙32の隙間長さHを高さとする仮想の柱状体35の側面36(図4のグレー部分)を通過する。従って、この側面36の領域がガスの排気通路として機能する。つまり、本実施形態では、各筒状部13に対して、それぞれ仮想の柱状体35が排気通路として存在している。従って、各筒状部13に対応するこの仮想の柱状体35の側面36の面積の総面積が大きいほど、間隙32におけるガスの排気通路が広くなる。例えば、この複数の筒状部13の開口14の総面積と等しい開口面積を有する筒状部を一つ設けた場合は、本実施形態と筒状部13を通過する排気量は同一であるが、ガスが通過する通路面積、即ち上述した筒状部13の上端と排気口カバー12との間隙における仮想の柱状体35の側面36の面積が小さくなるので排気が十分に行われず、排気効率が低くなる。
これに対し、本実施形態では、複数の筒状部13を複数設けていることで、筒状部13の上端と排気口カバー12との間の間隙32における仮想の柱状体35の側面36の総面積を広くすることができ、この結果、ガスが通過する排気通路の面積を広くしているのである。これにより、ガスを排出しやすいので排気をより行いやすい。
ちなみに、排気口カバー12の高さを高くして筒状部13の上端と排気口カバー12との間の間隙32を広くすることで排気効率を上げることも考えられるが、コンパクトな形状にするという要求に反するので好ましくない。従って、本実施形態で示すように筒状部13を複数設けることで排気通路の面積を広くすることが好ましい。
また、筒状部13の高さを高くするとコンパクトな形状にするという要求に反するが、水の浸入を抑制することができるという効果を得ることができる。他方で、筒状部13における抵抗が高くなるため排気効率が低下する可能性があるため、筒状部13の高さは本実施形態に示す程度の高さとすることが好ましい。
また、本実施形態では、図3に示すように、取付部11の上壁部34は筒状部13の基端部に向かって登り傾斜となっている。即ち、取付部11の上壁部34は傾斜している。このように取付部11の上壁部34が筒状部13の基端部に向かって登り傾斜となっていることで、バッテリーケース1内の排気が筒状部13まで誘導されやすい。
さらに、本実施形態では、図4に示すように、突出部33の側壁部も、筒状部13の基端部に向かって登り傾斜となっている。このように突出部33の側壁部が筒状部13の基端部に向かって登り傾斜となっていることで、バッテリーケース1内の排気が筒状部13まで誘導されやすい。
このように、本実施形態では、これらの取付部11及び突出部33によりバッテリーケース1内の筒状部13から排気が排出されやすいように構成されている。
また、本実施形態では、この5つの筒状部13の上端と排気口カバー12との間の間隙32における仮想の柱状体35の側面36の総面積より5つの開口14の開口面積の総面積の方が大きくなるように構成されているが、この5つの筒状部13の上端と排気口カバー12との間の間隙32における仮想の柱状体35の側面36の総面積と、5つの開口14の開口面積の総面積とが等しくなるように設ける方が好ましい。この状態が、筒状部13を通過する排気量を保持するとともに、排気がスムーズに排気通路(筒状部13の上端面)に流れていくことができることから最も排気効率がよいからである。仮に、5つの排気通路である側面36の総面積よりも、5つの開口14の開口面積の総面積の方が大きい場合、筒状部13の開口14を通過する排気量よりも、間隙32を通過できる排気量が小さくなるため、排気効率は低くなる。また仮に、5つの排気通路である側面36の総面積よりも、5つの開口14の開口面積の総面積の方が小さい場合、筒状部13の開口14を通過する排気はそのまま間隙32を通過することができるが、間隙32を通過する排気量が筒状部13を通過する排気量よりも大きくなるということはないので、必要以上に間隙32を広く設けていることになり、排気効率が低い。
なお、筒状部13の上端と排気口カバー12との間の間隙32に対応する仮想の柱状体35の側面36の総面積を単に増やすために開口14を小さくして筒状部13の数を増やすだけでは、筒状部13を通過する排気の総量が増えないために好ましくない。従って、筒状部13を通過する排気量を確保しつつ、各筒状部13の上端の開口14の周長の合計を長くするように、筒状部13の数と開口14の開口面積とを設定することが必要である。
このように、本実施形態では、排気部10は、水の浸入を防ぐと共に、かつ取付構造が簡易である。そして、バッテリーケース1全体としては省スペースであり、例えばフロア下などに設置するのに最適であるといえる。
本発明は上述した実施形態に限定されない。
上述した実施形態では、排気部10を構成する筒状部13は、上面視において並設方向とは直交する方向に長い略矩形形状であったが、これに限定されない。例えば、排気部10Aにおいて、図6に示すように、図1における並設方向にその長手方向が沿った二つの筒状部13Aから構成されていてもよい。また、図7に示すように、4つの筒状部13Bを設けてもよい。図7では、図1における並設方向に、長手方向が沿った二つの筒状部13Bが2列、合計で4つの筒状部13Bが設けられている。また、もちろん筒状部13は上面視において略矩形状である必要もなく、円形状などであってもよい。
また、筒状部13と排気口カバー12との間にフィルターが設けられていてもよい。このフィルターによりさらに水の浸入を防止すると共に、防虫効果を得ることも可能である。
上述した実施形態では、各筒状部13の高さは本実施形態では同一であったが、これに限定されない。例えば、並設方向の両端側の開口においては筒状部の高さが相対的に高くなるように取付部に一部溝を設けてもよい。このように構成することで、外部からの水の浸入を防ぎやすく、かつ、排気をしやすくすることができる。
排気口カバー12の取付は、上述した実施形態に示すものに限定されない。例えば、排気口カバー12を、3つのネジ21により固定できるように構成してもよい。
本実施形態では、取付部11では、上壁部34が中央に向かって登り傾斜しているが、これに限定されない。取付部11の側壁部が中央に向かって登り傾斜しても良く、さらには上壁部34及び側壁部がそれぞれ傾斜して傾斜面を構成してもよい。
本発明のバッテリーケースは水の浸入を防ぐと共に、省スペースであり、かつ取付構造が簡易であるという効果を奏する。従って、自動車製造業において利用可能である。
1 バッテリーケース
2 バッテリートレイ
3 バッテリーカバー
4 バッテリーモジュール
10 排気部
11 取付部
12 排気口カバー
13 筒状部
14 開口
15 凸部
16 ネジ穴
17 カバー部
18 フランジ部
19 ネジ挿通口
20 リブ
21 ネジ
31 間隙(第2の間隙)
32 間隙(第1の間隙)
33 突出部
34 上壁部
35 仮想の柱状体

Claims (5)

  1. 複数の電池が収納されるバッテリーケースの排気構造であって、
    前記バッテリーケース内の排気が通過する排気口と、該排気口を覆う排気口カバー部材とを備え、
    前記排気口は、筒状部により画成される複数の開口部から構成され、
    前記排気口カバー部材は、前記筒状部との間に第1の間隙が形成された状態で設けられていると共に、前記バッテリーケースとの間に第2の間隙が形成された状態で設けられていることを特徴とするバッテリーケースの排気構造。
  2. 前記排気口カバー部材の下端面は、前記筒状部の上端よりも下方に位置することを特徴とする請求項1記載のバッテリーケースの排気構造。
  3. 前記バッテリーケース上に突出して形成される取付部を更に備え、
    前記筒状部は、前記取付部に複数立設されて前記複数の開口部を形成し、
    前記取付部の壁部は、前記バッテリーケースから前記筒状部に向かって登り傾斜していることを特徴とする請求項1又は2記載のバッテリーケースの排気構造。
  4. 前記筒状部の上端と前記排気口カバー部材との間にはフィルターが設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のバッテリーケースの排気構造。
  5. 前記開口部の総面積が、前記開口部を底面とすると共に前記第1の間隙を高さとした仮想の柱状体の側面の面積の総面積と同一であるように前記筒状体が構成されたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のバッテリーケースの排気構造。
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