JP2002187340A - 高耐久性印刷方法 - Google Patents
高耐久性印刷方法Info
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- JP2002187340A JP2002187340A JP2000384944A JP2000384944A JP2002187340A JP 2002187340 A JP2002187340 A JP 2002187340A JP 2000384944 A JP2000384944 A JP 2000384944A JP 2000384944 A JP2000384944 A JP 2000384944A JP 2002187340 A JP2002187340 A JP 2002187340A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラスチック、木材、金属、皮革、硬質ゴム
等を素材とする物体の表面に対して高耐久性を有する文
字、図形、写真、マーク等の印刷を行うことができる高
耐久性印刷方法を提供すること。 【解決手段】 被印刷体の印刷部位の表面を清浄化し、
該清浄化された部分に当該表面の素材に適合するプライ
マーを被層せしめ、該プライマー層の上にアンダーコー
ト液を吹きつけもしくは塗布し、該アンダーコート層の
乾燥を待って水性インクによる印刷を行い、該印刷面が
乾燥した後少なくとも印刷面全体の表面にトップコート
を被層せしめる。
等を素材とする物体の表面に対して高耐久性を有する文
字、図形、写真、マーク等の印刷を行うことができる高
耐久性印刷方法を提供すること。 【解決手段】 被印刷体の印刷部位の表面を清浄化し、
該清浄化された部分に当該表面の素材に適合するプライ
マーを被層せしめ、該プライマー層の上にアンダーコー
ト液を吹きつけもしくは塗布し、該アンダーコート層の
乾燥を待って水性インクによる印刷を行い、該印刷面が
乾燥した後少なくとも印刷面全体の表面にトップコート
を被層せしめる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、高耐久性印刷方法
に関し、特に厚紙、硬質ゴム、木材、プラスチック、金
属等を素材とする平面状又は立体的な物体の表面に高い
耐久性を備えた文字、図形、写真、マーク等を印刷する
高耐久性印刷方法に関する。
に関し、特に厚紙、硬質ゴム、木材、プラスチック、金
属等を素材とする平面状又は立体的な物体の表面に高い
耐久性を備えた文字、図形、写真、マーク等を印刷する
高耐久性印刷方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】プラスチック、木材、金属、皮革、硬質
ゴム等を素材とする物体、特に完全に平坦ではない部分
に対して印刷を行うことには種々の困難性が伴う。さら
に、通常のインク類はこれら素材の表面に馴染み難く、
人手や他物との接触によって汚損されたり剥離して見苦
しものとなりがちである。また、金属やプラスチック等
に直接印刷できるインクは取扱いが難しいものが多い。
ゴム等を素材とする物体、特に完全に平坦ではない部分
に対して印刷を行うことには種々の困難性が伴う。さら
に、通常のインク類はこれら素材の表面に馴染み難く、
人手や他物との接触によって汚損されたり剥離して見苦
しものとなりがちである。また、金属やプラスチック等
に直接印刷できるインクは取扱いが難しいものが多い。
【０００３】このような用途として粘着剤塗布面を剥離
紙で覆ったシールやラベル類も利用されるが、手垢や擦
れ等に対する耐性には限界がある。また、写し絵方式
で、熱圧着等により転写するようなものもあるが、さほ
ど耐性の高いものは得られていない上、凹凸のある表面
には適用できない。
紙で覆ったシールやラベル類も利用されるが、手垢や擦
れ等に対する耐性には限界がある。また、写し絵方式
で、熱圧着等により転写するようなものもあるが、さほ
ど耐性の高いものは得られていない上、凹凸のある表面
には適用できない。
【０００４】近時、携帯電話、ディジタルカメラ、ＣＤ
やＭＤをメディアとする携帯オーディオ装置、化粧用小
物等に対して、それぞれ使用者独自のアクセサリーを付
加するなどによりファッション性を高め、独自性を主張
する風潮が強まっている。しかしながら、シールや既成
のアクセサリー類を付加したことによっては真の意味で
の独自性は得られず、単に選択・組み合わせが可能であ
るに過ぎない。
やＭＤをメディアとする携帯オーディオ装置、化粧用小
物等に対して、それぞれ使用者独自のアクセサリーを付
加するなどによりファッション性を高め、独自性を主張
する風潮が強まっている。しかしながら、シールや既成
のアクセサリー類を付加したことによっては真の意味で
の独自性は得られず、単に選択・組み合わせが可能であ
るに過ぎない。
【０００５】また、室内装飾品、オフィス用品等にもワ
ンポイントの装飾や商標その他のマーク、文字、写真等
を付加したいとする要請も強い。特に、記念品や景品類
に利用される小物等にあっては、できるだけ目立つもの
であってかつ高耐久性を有する表示方法が必要となる。
ンポイントの装飾や商標その他のマーク、文字、写真等
を付加したいとする要請も強い。特に、記念品や景品類
に利用される小物等にあっては、できるだけ目立つもの
であってかつ高耐久性を有する表示方法が必要となる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、プラスチッ
ク、木材、金属、皮革、硬質ゴム等を素材とする物体の
表面に対して高耐久性を有する文字、図形、写真、マー
ク等の印刷を行うことができる高耐久性印刷方法を提供
することを課題とする。
ク、木材、金属、皮革、硬質ゴム等を素材とする物体の
表面に対して高耐久性を有する文字、図形、写真、マー
ク等の印刷を行うことができる高耐久性印刷方法を提供
することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、被印刷
体の印刷部位の表面を清浄化し、該清浄化された部分に
当該表面の素材に適合するプライマーを被層せしめ、該
プライマー層の上にアンダーコート液を吹きつけもしく
は塗布し、該アンダーコート層の乾燥を待って水性イン
クによる印刷を行い、該印刷面が乾燥した後少なくとも
印刷面全体の表面にトップコートを被層せしめる、高耐
久性印刷方法によって解決される。
体の印刷部位の表面を清浄化し、該清浄化された部分に
当該表面の素材に適合するプライマーを被層せしめ、該
プライマー層の上にアンダーコート液を吹きつけもしく
は塗布し、該アンダーコート層の乾燥を待って水性イン
クによる印刷を行い、該印刷面が乾燥した後少なくとも
印刷面全体の表面にトップコートを被層せしめる、高耐
久性印刷方法によって解決される。
【０００８】また、本発明の高耐久性印刷方法に係る被
印刷体は、金属、硬質ゴム、木材、プラスチック、陶磁
器等の立体的な物体であることを特徴とする。また、本
発明の課題は、前記トップコートが印刷面上に被層せし
められたウレタンコートであり、該ウレタンコート表面
に対し磨き仕上げを行うことにより、より有利に解決で
き、前記のアンダーコート層への水性インクによる印刷
は、インクジェット方式、エアーブラシ方式等によって
有利に実施することができる。
印刷体は、金属、硬質ゴム、木材、プラスチック、陶磁
器等の立体的な物体であることを特徴とする。また、本
発明の課題は、前記トップコートが印刷面上に被層せし
められたウレタンコートであり、該ウレタンコート表面
に対し磨き仕上げを行うことにより、より有利に解決で
き、前記のアンダーコート層への水性インクによる印刷
は、インクジェット方式、エアーブラシ方式等によって
有利に実施することができる。
【０００９】前述のアンダーコート液ならびに水性イン
クとしては、株式会社アイピーアイコーポレーションに
よって開発・頒布されるアンダーコート液〔商品名（商
標）：アンダーコート〕ならびに株式会社セイコーエプ
ソンによって販売されるカラーインク〔商品名（商
標）：エプソンＰＭ３０００用インク〕を利用すること
により印刷後短時間でカラーインクがアンダーコート層
中に浸透してゆき、良好な結果が得られる。また、印刷
機としては株式会社アイピーアイコーポレーションによ
って開発・販売されたプリント機〔商品名（商標）：Ｄ
ｉｐｒｉ〕を利用することにより、物体に対する印刷を
円滑に行うことができ、良好な結果が得られる。
クとしては、株式会社アイピーアイコーポレーションに
よって開発・頒布されるアンダーコート液〔商品名（商
標）：アンダーコート〕ならびに株式会社セイコーエプ
ソンによって販売されるカラーインク〔商品名（商
標）：エプソンＰＭ３０００用インク〕を利用すること
により印刷後短時間でカラーインクがアンダーコート層
中に浸透してゆき、良好な結果が得られる。また、印刷
機としては株式会社アイピーアイコーポレーションによ
って開発・販売されたプリント機〔商品名（商標）：Ｄ
ｉｐｒｉ〕を利用することにより、物体に対する印刷を
円滑に行うことができ、良好な結果が得られる。
【００１０】また、上述のプライマーは、被印刷部位の
表面にアンダーコート層を確実に密着させる接着剤の役
割を果たすものであり、両者に対して親和性の高い素材
が選ばれる。なお、ステンレス板や磨き鋼板等のように
特に平滑な表面である場合には、予備的な行程として酸
洗い、サンドペーパー処理などにより粗面化処理を施し
ておくことも考慮されるべきである。
表面にアンダーコート層を確実に密着させる接着剤の役
割を果たすものであり、両者に対して親和性の高い素材
が選ばれる。なお、ステンレス板や磨き鋼板等のように
特に平滑な表面である場合には、予備的な行程として酸
洗い、サンドペーパー処理などにより粗面化処理を施し
ておくことも考慮されるべきである。
【００１１】トップコートとして印刷面に被層されるウ
レタンコートは、周知のように透明で印刷面の色落ちや
擦れによる微細な傷の発生などを保護するものである。
したがって、当該印刷部分表面の美観を強調する場合に
は、入念な磨き仕上げを行うことが望ましい。
レタンコートは、周知のように透明で印刷面の色落ちや
擦れによる微細な傷の発生などを保護するものである。
したがって、当該印刷部分表面の美観を強調する場合に
は、入念な磨き仕上げを行うことが望ましい。
【００１２】本発明にかかる高耐久性印刷方法によれ
ば、平坦面はもとより、若干の凹凸面や曲面であっても
印刷することができる。したがって、携帯電話、ディジ
タルカメラ、喫煙具、名刺入れ、手鏡・コンパクト・つ
け爪等の携帯用化粧セット、レターケース、バッグ・小
物類、装身具、置物等の適宜箇所に、文字・記号・図形
・写真・マーク等を適宜の色彩及びサイズで印刷するこ
とが可能となり、高耐久性の印刷体を得ることができ
る。
ば、平坦面はもとより、若干の凹凸面や曲面であっても
印刷することができる。したがって、携帯電話、ディジ
タルカメラ、喫煙具、名刺入れ、手鏡・コンパクト・つ
け爪等の携帯用化粧セット、レターケース、バッグ・小
物類、装身具、置物等の適宜箇所に、文字・記号・図形
・写真・マーク等を適宜の色彩及びサイズで印刷するこ
とが可能となり、高耐久性の印刷体を得ることができ
る。
【００１３】
【発明の実施の形態】次に、添付図を参照しながら本発
明の実施の形態について開示する。図１は本発明にかか
る高耐久性印刷方法によって得られる印刷層の断面モデ
ル図である。
明の実施の形態について開示する。図１は本発明にかか
る高耐久性印刷方法によって得られる印刷層の断面モデ
ル図である。
【００１４】ここで、被印刷体１０の材質は、金属、プ
ラスチック、木材、皮革、石材、陶磁器等いずれであっ
てもよい。形状も、板状、箱状、棒状、管状等々であっ
てもよいが、極端な凹凸や曲率の小さな曲面などはイン
クジェット式印刷やエアブラシ法等による印刷も困難に
なるため全体にわたる明瞭な印刷は難しくなる。
ラスチック、木材、皮革、石材、陶磁器等いずれであっ
てもよい。形状も、板状、箱状、棒状、管状等々であっ
てもよいが、極端な凹凸や曲率の小さな曲面などはイン
クジェット式印刷やエアブラシ法等による印刷も困難に
なるため全体にわたる明瞭な印刷は難しくなる。
【００１５】本発明にかかる高耐久性印刷方法によれ
ば、被印刷物体１０の印刷を行うべき部位の表面には材
質に応じた下地処理が必要となる。例えば、被印刷体の
表面が極めて平滑なメッキ鋼板やステンレス板等の場合
は、強酸などを用いた酸洗いによるエッチングまたはシ
ョットブラストその他手段によって粗面化されているこ
とが望ましい。木質材、皮革、石材、陶磁器等では通常
は粗面になっているため、単に清浄化処理をすれば足り
る。
ば、被印刷物体１０の印刷を行うべき部位の表面には材
質に応じた下地処理が必要となる。例えば、被印刷体の
表面が極めて平滑なメッキ鋼板やステンレス板等の場合
は、強酸などを用いた酸洗いによるエッチングまたはシ
ョットブラストその他手段によって粗面化されているこ
とが望ましい。木質材、皮革、石材、陶磁器等では通常
は粗面になっているため、単に清浄化処理をすれば足り
る。
【００１６】適宜下地処理が施された、或いはそのまま
の被印刷表面には、プライマー層１２が形成される。こ
のプライマー層１２は後述するアンダーコート層１４を
被印刷体１０の表面に密着せしめる接着層となるもので
あり、両材質の種類・性状等を考慮して選定すべきもの
である。
の被印刷表面には、プライマー層１２が形成される。こ
のプライマー層１２は後述するアンダーコート層１４を
被印刷体１０の表面に密着せしめる接着層となるもので
あり、両材質の種類・性状等を考慮して選定すべきもの
である。
【００１７】アンダーコート層１４は、後述する印刷用
インクとの適合性が問われるものであるが、本実施例に
おいては、株式会社アイピーアイコーポレーションによ
って開発され頒布されているプラスチック用のアンダー
コート液〔商品名（商標）：アンダーコート〕を所要マ
スキングを施した被印刷体１０の表面に吹き付けること
により成層させた。刷毛やローラーによる塗布であって
も差し支えない。
インクとの適合性が問われるものであるが、本実施例に
おいては、株式会社アイピーアイコーポレーションによ
って開発され頒布されているプラスチック用のアンダー
コート液〔商品名（商標）：アンダーコート〕を所要マ
スキングを施した被印刷体１０の表面に吹き付けること
により成層させた。刷毛やローラーによる塗布であって
も差し支えない。
【００１８】印刷層１６は、株式会社セイコーエプソン
によって販売されている水性インク〔商品名（商標）：
エプソンＰＭ３０００用インク〕を使用した。既述のよ
うに、アンダーコート層１４との適合性が重要であり、
印刷時はもとより、その後に滲み、拡散、変色等が生じ
ないものである必要がある。なお、この印刷層１６の形
成は、型紙を用いたエアーブラシ法やコンピュータ制御
によるインクジェット式印刷のように非接触で印刷でき
る印刷装置が特に適している。コンピュータ制御であれ
ば、個人名や会社名等の固有名詞、電話番号、日付等の
差し込み印刷も可能であり、一品制作に近い印刷を実行
することができる。しかし、板材や表面が平坦な箱状体
などでは利用可能なそれ以外の印刷手段の選択も可能と
なる。なお、インクの色彩は白黒、カラーいずれであっ
てもよい。
によって販売されている水性インク〔商品名（商標）：
エプソンＰＭ３０００用インク〕を使用した。既述のよ
うに、アンダーコート層１４との適合性が重要であり、
印刷時はもとより、その後に滲み、拡散、変色等が生じ
ないものである必要がある。なお、この印刷層１６の形
成は、型紙を用いたエアーブラシ法やコンピュータ制御
によるインクジェット式印刷のように非接触で印刷でき
る印刷装置が特に適している。コンピュータ制御であれ
ば、個人名や会社名等の固有名詞、電話番号、日付等の
差し込み印刷も可能であり、一品制作に近い印刷を実行
することができる。しかし、板材や表面が平坦な箱状体
などでは利用可能なそれ以外の印刷手段の選択も可能と
なる。なお、インクの色彩は白黒、カラーいずれであっ
てもよい。
【００１９】トップコート層１８は印刷層１６が乾燥し
た後にウレタンコートを塗布したものである。このトッ
プコート層１８は透明層であるため外部から印刷層１６
を視認することができることはもとより、印刷層１６に
対する物理的及び化学的障害を防護し、高耐久性を得る
ことができる。
た後にウレタンコートを塗布したものである。このトッ
プコート層１８は透明層であるため外部から印刷層１６
を視認することができることはもとより、印刷層１６に
対する物理的及び化学的障害を防護し、高耐久性を得る
ことができる。
【００２０】また、特に印刷部位の外観を向上せしめ、
印刷された内容を鮮明に透過させるためには、磨きその
他適宜手段による仕上げ処理を施すことができる。印刷
層１６の印刷客体が文字等を含まず模様の組み合わせで
あるような場合は，ウレタンコートの表面の微細な凹凸
は、却って模様にバリエーションを与えることにもなり
敢えて仕上げ処理を行わないことも任意である。
印刷された内容を鮮明に透過させるためには、磨きその
他適宜手段による仕上げ処理を施すことができる。印刷
層１６の印刷客体が文字等を含まず模様の組み合わせで
あるような場合は，ウレタンコートの表面の微細な凹凸
は、却って模様にバリエーションを与えることにもなり
敢えて仕上げ処理を行わないことも任意である。
【００２１】本発明に係る高耐久性印刷方法の実施例に
おいては、携帯電話の表面にロゴマークや使用者のニッ
クネーム等を、金属製の名刺ケースの表面には当該人物
の写真を印刷してみた。インクジェット方式の印字ヘッ
ドを備えた印刷機を使用したため、携帯電話表面の凹凸
や曲面などは支障なく印刷することができた。当然、表
面にはアクリルコートを施したため、印刷部分に対する
汚れの付着や擦れ等による障害は生じない。なお、女性
のおしゃれツールの一つであるつけ爪にも印刷してみた
が、同様に良好な結果が得られた。
おいては、携帯電話の表面にロゴマークや使用者のニッ
クネーム等を、金属製の名刺ケースの表面には当該人物
の写真を印刷してみた。インクジェット方式の印字ヘッ
ドを備えた印刷機を使用したため、携帯電話表面の凹凸
や曲面などは支障なく印刷することができた。当然、表
面にはアクリルコートを施したため、印刷部分に対する
汚れの付着や擦れ等による障害は生じない。なお、女性
のおしゃれツールの一つであるつけ爪にも印刷してみた
が、同様に良好な結果が得られた。
【００２２】
【発明の効果】本発明にかかる高耐久性印刷方法によれ
ば、比較的簡単な手法により携帯用小物やファッション
関係商品に適当な高耐久性印刷を施すことができ、ファ
ッション性や独自性を付与することが可能となる。
ば、比較的簡単な手法により携帯用小物やファッション
関係商品に適当な高耐久性印刷を施すことができ、ファ
ッション性や独自性を付与することが可能となる。
【００２３】また、本発明によれば、記念品や寄贈品等
にコンピュータを援用した印刷を行うことにより、姓
名、社名、日時、生年月日、写真等々個人ないしは個々
の会社・団体等毎に最適な印刷を行うことができ、同種
多量印刷ではなく固有印刷を行うことが可能であるか
ら、より独自性に溢れた商品または意義深い記念品等を
提供することができる。
にコンピュータを援用した印刷を行うことにより、姓
名、社名、日時、生年月日、写真等々個人ないしは個々
の会社・団体等毎に最適な印刷を行うことができ、同種
多量印刷ではなく固有印刷を行うことが可能であるか
ら、より独自性に溢れた商品または意義深い記念品等を
提供することができる。
【図１】本発明にかかる高耐久性印刷方法による実施の
形態の基本構成を示す断面モデル図である。
形態の基本構成を示す断面モデル図である。
１０ 被印刷体 １２ プライマー層 １４ アンダーコート層 １６ 印刷層 １８ トップコート層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ４１Ｍ 1/30 Ｂ４１Ｍ 1/30 Ｄ 1/32 1/32 1/34 1/34 1/38 1/38 1/40 1/40 Ｚ 5/00 5/00 Ａ 7/00 7/00 Ｆターム(参考） 2H086 BA02 BA05 BA15 BA18 BA19 BA20 BA23 BA53 2H113 AA01 AA03 AA04 BA00 BB07 BB09 BB10 BB18 BB22 BC01 CA46 DA62 FA06 FA10 FA48 FA50 4D075 AE03 BB02Z CA32 DA23 DB01 DB14 DB18 DB21 DB31 DB32 EA33 EA41 EB38
Claims (5)
- 【請求項１】 被印刷体の印刷部位の表面を清浄化し、
該清浄化された部分に当該表面の素材に適合するプライ
マーを被層せしめ、該プライマー層の上にアンダーコー
ト液を吹きつけもしくは塗布し、該アンダーコート層の
乾燥を待って水性インクによる印刷を行い、該印刷面が
乾燥した後少なくとも印刷面全体の表面にトップコート
を被層せしめる、ことを特徴とする高耐久性印刷方法。 - 【請求項２】 被印刷体が、金属、硬質ゴム、木材、プ
ラスチック、陶磁器等の立体的な物体であることを特徴
とする請求項１に記載の高耐久性印刷方法。 - 【請求項３】 前記トップコートが印刷面上に被層せし
められたウレタンコートであり、該ウレタンコート表面
に対し磨き仕上げを行う、ことを特徴とする請求項１又
は２のいずれかに記載の高耐久性印刷方法。 - 【請求項４】 前記アンダーコート層への水性インクに
よる印刷は、インクジェット方式、エアーブラシ方式等
によって実行する、ことを特徴とする請求項１〜３のい
ずれかに記載の高耐久性印刷方法。 - 【請求項５】 前記プライマーは、被印刷部位の表面に
アンダーコート層を確実に密着させる接着剤の役割を果
たすものであって、被印刷部位の表面並びにアンダーコ
ート層の両者に対して親和性の高い素材が選ばれる、こ
とを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の高耐久
性印刷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000384944A JP2002187340A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 高耐久性印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000384944A JP2002187340A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 高耐久性印刷方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002187340A true JP2002187340A (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=18852301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000384944A Pending JP2002187340A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 高耐久性印刷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002187340A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2012081123A1 (ja) | 2010-12-17 | 2012-06-21 | Ykk株式会社 | ファスナーストリンガー及びファスナーチェーン、並びにファスナーチェーンの製造方法 |
| GB2510486A (en) * | 2012-12-14 | 2014-08-06 | Sericol Ltd | Printing on leather or synthetic leather using a primer layer |
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-
2000
- 2000-12-19 JP JP2000384944A patent/JP2002187340A/ja active Pending
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